左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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んー?…あ、言われてみればそうなのか…まあお前の世話は何時もやってるからそれは勿論任せとけ(相棒の言葉に首を傾げつつそれもそうかも納得しては小さく微笑んで任せとけと告げておき相棒の言葉を聞けば「わかった」と1つ頷き「じゃあ俺は取り合えず依頼者の娘である和泉優子を尾行するから、彼女について何かわかったら連絡してほしい」と相棒に伝えた後ガレージを出て事務所を出て外へと向かいあの時と同じ彼女が居るであろう場所へと向かいライドモードに戻ったらしいファングがケープからこっそりと顔を出して『人が凄いですね…』と物珍しそうにしているので「此所には来ないのか?」と問い掛ければ『はい!』と楽しそうな返事が返ってきたのでふっと微笑んで指で頭を撫でつつ気持ちを依頼に集中してその場所へと急いで歩いていき)
頼りにしているよ(いつもの事だから任せておけとの頼もしい発言ににんまり満足げな笑みを浮かべて肩をぽんと叩き、それぞれの行動を確認して検索にの本を掲げて「わかった」了承の返事して早速本棚へと入り依頼人の娘について検索し閲覧して暫くした後にスタッグフォンを取り出し相棒に電話して「和泉優子について閲覧した。彼女は和泉和菓子店の看板娘で元々は両親を手伝う温厚な娘だったようだよ…両親…家族…」彼女について話すうち引っ掛かるキーワードがあって家族とは何なのか考え電話の向こうでフリーズしてしまって)
(街中を歩いている途中でその尾行の対象である和泉優子の姿を見付けたので早速尾行を開始すればあの時と同じように入った店内で品揃えが悪いなどと言っていて僅かに眉を下げた所でマナーにしているスタッグフォンが鳴ったので懐から取り出して確認すれば相棒からだったので通話に出て話を聞けば優子の閲覧結果も同じかと確認し納得しては1つ頷き「わかった、ありがと…、…」と相棒にお礼を言いかけた所で様子が可笑しいことに気付き"家族"と言う単語にフリーズしてしまっていると気付いては僅かに眉を下げるが数秒後ゆっくりと口を開いては「…俺はもう何年も昔に両親を事故で亡くした。その後親戚の祖母とも言える人のところに預けられけど…迷惑かけたくなくて心配かけないようにしようとしたんだ。でも祖母はこんな俺に血は繋がっていなくても大切な家族だって言ってとても優しくしてくれた。…実の家族でなくてもお前は俺にとって大切な家族だぜフィリップ。…情報、ありがとうな」と聞いているのかは不明だがポツリポツリと自然に言葉が出てくるままにゆっくりとした口調で話し最後は穏やかな声色で大切な家族だと伝えた後改めてお礼を言ってはスタッグフォンを閉じて通話を終わらせ心の中で(それ以上でも、あるけどな)と付け足した後今店舗を出た優子の尾行を再開して)
(検索結果を伝え気になる項目で無自覚のうちにフリーズしてしまい届いているようなどうかぼうっとしたまま流れてくる相棒の声を聞き流して悲しい過去だとかお婆ちゃんの優しさとかの話のあとに相棒である自分を家族と言ってくれた辺りで意識が戻ってきて「…翔太郎が僕の家族、そうなのか。うん、そうだね…ありがとう」血が繋がってなくて本当の家族を知らなくても自分には家族と呼んでくれる人がいると分かればフリーズした心が温かくなりお礼を言って電話を切れば幸せな気持ちで少しだけソファでくつろぎ)
(それから優子の尾行を続けていれば彼女の実家である和泉和菓子店へと入っていったのが見えそっと覗けば通帳を奪って両親を軽蔑し家から出る寸前の優子の姿があり思わず悲しげに眉を潜めるが出てくるのを見ては隠れてやり過ごし距離が空いたのを確認すれば再び尾行を開始し暫くして風都のラジオ局であるWINDWAVEが目に入ればそこで足を止め知り合いの刑事を見付ければ念のため話を聞こうと思いその刑事へと話しかけて情報を交換するのだがそこで出てきた若菜に気付けば目を丸くして見てしまうのだがその時彼女のファンである刑事が飛び上がって彼女に挨拶をしたため思わずビクッと肩を揺らすが再び彼女を見詰めるものの若菜と目が合えば反射的に目を逸らすのだが数秒して視線を戻せばペコリと一度彼女に頭を下げてその場を離れ、ふとこの辺りには証人である村雨の家があったかと思い出してはまずそちらに向かっていき)
(過去にコロッセオから帰って来た人物を調べるとして検索してみれば"村雨吾郎"という人物が浮かび上がり彼について調べ過去にコロッセオに行き勝ち続けたもののオーナーに負け一夜にして全て失ったと端的にまとめ相棒にメールしておき、それでもやはり家族というキーワードが引っ掛かり本棚に入るのだが検索する勇気はなくすぐに意識を戻してホワイトボードに相棒であり自分を家族と言ってくれた"左翔太郎"の名前を書いては消して調査は上手くいってるかきにして)
(村雨の家に向かっている間に相棒からのメールに気付けば内容を見てその内容を確認すれば同じように失ってしまったのかと僅かに目を細めるが『わかった、調べてくれてありがとうな』と調べてくれた感謝の気持ちを打ち込んでは送信してはスタッグフォンを懐へと仕舞い村雨の家へと向かうのだがその証人の家は今正に家具などが差し押さえられていて驚くがその村雨と言う男性本人を見つけては話し掛けるが矢張あの時と同じように話せる状態ではなく、少し考えた後相棒にした時と同じだがそれよりもほんの少し強めの生命力を強い癒しの力へと変えて村雨の肩に左手を置きブレスレットを通して癒しの力を与えれば矢張少し疲れて1つ小さく息を吐き出すがどうやら落ち着いたらしい彼から話が聞けそうだと話を聞いて)
フィリップ、背後から伝言がある。俺の背後が近内にまだ正確には決まってねえけど引っ越しするかもしれねえから、もしかしたら7月の中旬から返信がない日があるかもしれねえ…ごめんな(ホワイトボードに伝言を書いては申し訳なさそうに謝り)
(相棒が未来から来た理由を考えるうちに力が釣り合わずWとして変身できなくなり相棒関係を解消しそうになったらしい出来事を想像し何者か相棒を守りたいと思う立場がその事件をなかった事にすべく未来から送ってきたと考えるなら二度と同じ過ちは繰り返せずこの先何があっても翔太郎を信じようと誓っては今回の依頼で他に何かできないかオーナーやミリオンコロッセオについて検索を重ねていき)
遅くなってすまない。伝言ありがとう。大丈夫、リアル優先は当たり前の事だから気にしないでくれたまえ(寂しくないと言えば嘘になるが忙しい時は自分の事を気にせずリアル優先して欲しいと願って首を横に振り)
(彼から話を聞けば過去と同じようにミリオンコロッセオ行きのバスから行けるらしいと言うことがわかりお礼を言っては取り合えず尾行対象の優子も居るはずなのでそこに向かおうかと決めるがふと其処にミリオンコロッセオのオーナーである加賀がマネドーパントへとなりながら此方に来たのを見れば一瞬驚くがコインによって彼から生命力が吸われる前に生身でドーパントに蹴りを入れればよろけたマネードーパントは面倒になると思ったのかそのまま逃げていったので「待て!」と自分もそのドーパントを追って走っていく中、再び若菜と擦れ違うのだが気付かず走り擦れ違う瞬間に若菜から左手を捕まれ『待ちなさい』と園咲家らしい威圧感あるの声で言われたの「え…?」と驚いた表情で左手を捕まれたまま若菜の方へと振り返り)
全然気にするなって。…ありがとうなフィリップ。まだ正確には決まってねえけど、引っ越しする可能性は大だから早めに一応伝えおこうと思ったんだ(気にするなと微笑み僅かに苦笑いしつつお礼を言い最後は小さく微笑んでそう呟くように伝えて)
(ガレージに篭って検索するのも限界を迎え出来る事がなくなり相棒一人に任せるのも申し訳なく金網の床をガシャガシャ音を立てて歩き回り悩んだ末に検索用の本やガジェットを引っ付かんで鞄に詰め込み事務所を飛び出して、相棒が何処に居るかも分からないがミリオンコロッセオ行きのバスが通る場所を目指しその間も組織の人間に見つからないよう周囲を警戒して出来るだけ人通りの多い道を選んで人々の中に身を隠すようにして恐らく相棒が居るであろう場所を目指して歩き)
こちらこそ、事前に教えてくれてありがとう。引っ越しの大変さはよく分かるし本当に無理はしないでくれ(肩をぽんぽん撫でて大変な作業になると思うがゆっくりで大丈夫だと伝え)
(若菜はじっと数秒此方も見た後何も言わずに此方の左手を離し『…いえ、悪かったわね。何でもないわ』と小さな声で告げた後そのまま彼女は何処かの建物へと入っていきそんな様子にキョトンとなるがハッと気付いてはマネードーパントが去っていった道を再び走りだしそして何となく此方に行ったと言う感じがする方向に走っていき気付けばミリオンコロッセオ行きのバスに乗れる場所へと来ていてその近くで足を止めてふと周りを見た時、個此処からほんの数歩歩いた場所に辺りを警戒している様子の相棒の姿が見えて思わず驚くが近くへと寄っては「フィリップ…!?」とその驚いた様子のまま相棒に声をかけて)
ああ、…本当にありがとうな、フィリップ(肩を撫でられる感覚が何だか気持ちよく小さく微笑みつつ本当にありがとうと感謝の気持ちを伝えて)
(ちょうどミリオンコロッセオ行のバスが来る時間帯となり周囲に気を付けつつ相棒の姿を探していれば名前を呼ばれ肩を上げて驚き「…翔太郎か、驚かせないでくれ」声の主が探していた人物だと分かり肩の力を抜いて安心して息を吐き「ガレージで検索するにはもうネタが尽きたから、時間帯もちょうどいいし僕も一緒にカジノに行こうと思ってね」此方の存在に驚く相棒に外出した理由を述べ腕時計で時間を確認しそろそろバスが来そうだと車道を注視して)
気にすることない。お互いゆっくり自分のペースでいこう(そんなに礼を言わなくて大丈夫と緩く首を振って肩を撫でる手をそのままずらして軽く抱き締めて)
(驚いたらしい相棒の言葉にハッとしては「ああ、ごめんな…」と少し苦笑いして謝り此所に居た理由を聞けば成る程と納得して頷くがしかし大丈夫なのだろうか…。とあることが心配になるがほんの少し強めの頭を振りポツリと「…守れるなら絶対に守らないとな…」と呟いた後ミリオンコロッセオ行きのバスが来た為それに相棒と乗ってはそのバスの中に優子の姿を確認しつつ暫くしてミリオンコロッセオへと着けば他の客と一緒に相棒と中へと潜入しその時一人の男の客に羽織っているケープのせいか女性と間違われたらしく声をかけられるのだがにっこり笑って「男です」と告げては相棒と中を暫く見渡しつつ優子の様子を見ていて)
…うん、そうだな(軽く抱き締められては一瞬目を瞬かせるが自分からもそっと抱き締め返して)
いや、大丈夫(組織の人間に見つかれば面倒な身で外に来てしまっては相棒に迷惑かもしれないがオーナーと勝負にでもなった場合を想定すれば運任せの翔太郎1人では負ける可能性大で自分もいた方がいいだろうとの考えで依頼人を見つつ窓の外を眺めたりするうちにバスが停まり金持ちの遊び場といった雰囲気の場所へ到着し相棒とはぐれないようケープの端を掴み優子が大金賭けて遊ぶ様子を見て「彼女、負けるね…今のは外れだ」ルーレットの玉の回転数から弾き出した結果優子の賭けはハズレだと相棒に耳打ちして)
まったりゆっくり宜しく(ひっついた時の温かさが心地よくゆったりしたリズムで背中を撫で)
(ケープの端を掴んでくる相棒の側に寄り添いつつ大金を賭ける優子の様子を見ていたが相棒の耳打ちを聞けばコクりと1つ頷き「…ああ。お前の言う通りみてえだな」と小声で返した途端相棒の言う通り優子の賭けは外れて動揺している様子の優子の前にオーナーである加賀が姿を現し優子にファイナルゲームを持ち掛け優子はそれを受けようとするのたがそこに相棒とはぐれないように待ったをかけては「その勝負、俺が受けるぜ」と言えば加賀は驚いた様子だが面白そうに何を賭けるのかと聞かれれば数秒考えた後懐から3本のガイアメモリを出し更にブレスレットからいつの間にかメモリを変わっていたフェザーメモリをもう片手で持っては「この四本を賭ける」と静かな声で加賀に宣言して)
うん、此方こそ宜しくな(心地よさように目を細めつつそっと頭を撫でながら宜しくと返して)
残念だが彼女がここまで勝ち進んでいたのは単なる偶然だね(予想通りの結末に首を横に振り次は勝てると根拠のない勝ちを宣言する優子を細めた目で捉えどうするのか見守っていたところファイナルゲームを受けると言い出した相棒に驚くが直ぐにクスクス笑って「翔太郎、そこは俺"達"とか複数形でないと。君一人じゃ負けて彼女の二の舞になる」いくら未来から来たとは言えど勝つための法則なんかは分からないはずで同じようにメモリを3本取り出して「これも合わせて7本賭けよう。悪くない話だろう?」楽しげに微笑み浮かべ相棒の側で勝負を挑み)
(相棒の言葉に一瞬キョトンとなるが1つ頷き「…二の舞になるかはわかんねえけど、そうだな。1つ訂正だ。"俺達"が勝負を受ける」と改めて宣言すれば加賀は此方が持っているbodyメモリ4本、そしてsoulメモリ3本の計7本を賭けると知ればにんまりとしたえみを浮かべて自身はライフコイン7枚を賭けての勝負を承諾し、その後勝負はルーレットだと決まった後に何故か加賀自身から自身が勝負相手になれと言われたため一瞬驚くが「ああ、わかった」とその勝負を受けることを承諾しては直ぐ側にあったルーレットに加賀と向かい合うように立ちじっと台を見詰めて)
(複数形に言い直したのを満足げに頷きながら聞くが加賀の示した条件がどう考えても不利で「翔太郎、君は正気なのか?」コインが賭けられる以上此方が何か言って勝負を無しにされても困るのだが相棒に何か策はあるか気掛かりで駆け寄ろうとすれば加賀の部下達によって相棒に近寄るのを阻止され手が出せない距離から見るしかなく苛立ちから溜め息ついて「…非常に心配だが君を信じる事にするよ」信じて待つのみとなり相棒の背中に向かって勝てるよう祈って)
(背後からの相棒の言葉を背中に受けつつそれぞれ現金やチップの変わりに賭けるものである加賀はライフコインを7つ、此方はガイアメモリを7本を同等と価値として勝負に掛けディーラーがウィールの中で球を弾いて回るのをジーっとただ集中して見ていて脳裏の中にかつて未来の相棒が教えてくれた事がまるでビデオを再生するよう自分の意思と関係なく流れていき自然と賭けた場所が当たり最初は自分の勝ちとなり一瞬だけホッとし気付けば驚くほど勝ちを決め続けていていよいよラストゲームとなるのだが何だか急に頭が痛いと感じ台の上に置いていた手を一瞬ギュッと握り締めるがその後台の下に置いていた手でこっそりと相棒にある合図を送りケープの下の腰にドライバーを装着した後『…フィリップ、お前が立ってる場所からルーレットの中は見えるか…?』と頭痛を堪えるようなほんの少しか細い声で相棒にドライバーを通して問い掛けて)
(心配して見続ける中こちらが小細工しないかとの監視体制が厳しく助言もできないが運良く勝ち進む事が出来るのだがラストゲームはレートが高く負ければ一気に失うのは世の常でありそれを狙うのか加賀が不敵に笑い身動きのとれない此方に視線を送ってきたが、腰に浮かんだドライバーに流石は相棒だと『ナイス、翔太郎。大丈夫、此処からでも良く見えるさ』玉の回転する音も聞こえ問題なく自信満々の加賀が最後の勝負を仕掛けディーラーがルーレットを回して『…赤の18』すかさず計算し玉が止まる場所を言い当てドライバー越しに相棒へ伝えて)
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