左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(相棒の言葉と恐らくファングと言いかけてやめたのを見れば僅かに苦笑いし「…このメモリはな、はっきり言って謎が多いんだよな。どういう条件でメモリに変わるかもわかんねえし。まあたまに此方の意思で変わるけどな。それに…やっぱり何でもねえ」と話していくが最後は苦笑いして話さないでおきその後の言葉を聞けば僅かに微笑んで「…まあ、俺は………約1年後の未来から来たしな」と一瞬迷うがはっきりと未来から来たと告げてるのだがふとケープの中に違和感を感じて首を傾げつつそっとケープの内側を見れば何とファングの姿があり思わず目を丸くするが『…翔太郎様、私です』とあの声で声をかけられてはまたキョトンとなり「…え、お前……」と更に驚いたようにケープの内側に隠れるように居るファングを見詰めて)
謎多きメモリに1年後の翔太郎…(未来でも自分は相棒で一緒にいるんだろうとか気になる点はあれど深く聞くのは自然の摂理に反するような聞いていけないと頭のどこかで反対する自分がいて「とりあえず今は依頼の事を考えよう」自分から質問しておいて事務所に相棒を残してガレージへ行ったためファングとのやり取りは全く気付かずにミリオンコロッセオについて検索を始め)
(ガレージへと行った相棒の言葉に小さく苦笑いして「…そうだな」と返しては一息着いてモゾモゾとケープから出てきたファングを掌に乗せてソファから立ち上がり眉を僅かに潜め「…お前、何で喋れるんだ…?」とこの時代では意思もなく喋ることは出来なかったはずだと思い返してはそう聞くがファングは此方に恐竜の小さな顔を向け『恐らくは貴方のそのフェザーメモリの影響かと…同じメモリのせいなのかはわかりませんが、未来の記憶も流れてきました』と伝え、それを聞いては僅かに苦笑いして「…そうか」と呟きファングを肩へと乗せてそのままガレージへと入るのだが相棒が今は此方を見ないことを願いつつファングに頼まれたので相棒がやってた見よう見まねでメモリへと折り畳んでは再度ケープの奥に隠して検索をする相棒の側へと行き)
(検索しミリオンコロッセオへの行き方を調べるのだがふと思えば相棒は未来から来たならば本棚に頼らなくとも依頼を解決出来るのとはと思えば自分の存在意義があるのか不安になり払拭しようと首を振って考え事を消してホワイトボードに書いていき、気付けばガレージにいた相棒に「僕の検索ではミリオンコロッセオ行きの市バスがあるんだが、それであってるかい?」ホワイトボードを軽く叩いて問い掛け「結末を知ってる君がいるのに僕が検索する必要あるんだろうか」小声で続けてソファに座って)
…あのな、フィリップ。どんなに未来を知っていっても1回ちゃんと調べることも大切なんだぜ(指で軽く叩かれた検索してくれた結果が書かれたホワイトボードに目をやりじっと見詰めるが相棒の小声の呟きが耳に入れば僅かに苦笑いして相棒の方に顔を向けつつそうゆっくりとした口調で伝え「検索結果、あってるぜ。調べてくれてありがとうな、フィリップ」と相棒の方へと歩み寄っては目線を合わせるようにしゃがんでは小さく微笑んでポンポンと優しく頭を撫でながら調べてくれたお礼を本心のまま伝えて)
…そう、なんだ。じゃあ僕の検索は無意味じゃないんだ(次にコロッセオに向かうバスのルートや時刻を調べても相棒は既に知っていて新発見でも何でもないのだが意味があると言いお礼の言葉をくれて安心して顔を上げて「…子供扱いしないでくれ」頭を撫でる手に照れ臭い反応をしてからこの後はどうするか「カジノに直接乗り込むのがてっとり早いだろうか」過去に亜樹子が担った役目をどうしようかと相棒をちらりと見て単身乗り込んで貰うのも心配だが自分が行くわけにもいかず困ったように頭をかき)
ああ、無意味じゃねえよ。寧ろ何時も助かってる、ありがとうな(相棒の言葉に小さく微笑んでは何時もありがとうと感謝の気持ちを伝え何だか久しぶりに言われた気がする言葉にはクスッと微笑みつつ僅かに肩を竦めカジノに直接乗り込むのは賛成なのだが前はその代役を亜樹子が担っていたのだが困ったように頭を掻く相棒を見ては僅かに苦笑いしつつ表情を戻しては「なら俺が乗り込むことにするか」と普段の変わらない穏やかな声色で呟き)
役に立てるなら良かった(普段はそうかもしれないが今は相棒の方が知識豊富ともいえる状況下でも助かってるとの言葉を聞けて緩く微笑み返して「あぁ、分かった…でも君賭け事はできるのかい?ルーレットの類いは運でなく玉の回転数を元に計算すれば確実に当てられる」ミリオンコロッセオについて調べたついでにルーレットやポーカーといったカジノのゲームについても閲覧済みで自ら乗り込む行動力は有り難いが万が一にもオーナーと勝負となったら勝ち目はあるか気掛かりだと眉間に皺を寄せた難しい顔して)
んー?そりゃあれからお前から色々内緒で教えてもらったからな(相棒の難しい顔をとは対照的に何時かのフィリップのように何処かマイペースな口調でそう答え「まあ普段は賭け事なんてしねえけど覚えてたら案外便利だってことは知ったぜ」と当時の事を思い出しつつ僅かに苦笑いしてそう付け足すように呟きふと思い出したように「…お前さ"明日は明日の風が吹く"ってことわざ知ってるか?」とホワイトボードを見ながら相棒に知ってるか問い掛けて)
色々内緒でって…?("お前から"という事はこの先自分が相棒に何か教えたらしいのだが一体何を内緒で教えたと言うのか首を傾け頭上にハテナを浮かべ「こういう事態に備えるにはいいかもだね」確かに賭け事の勝利方法を知っていても普段は役立たないとクスクス笑って今回も必要なら力を貸そうと考えており「なんだいそれ、初めて聞いた」此方に問い掛ける視線の先を追ってホワイトボードが目に入り立ち上がって相棒の言葉を書き出しどういう意味なのか考察して)
ふふ、アイツから絶対に内緒にしろって言われてるから内緒だぜ(ハテナマークを浮かべる相棒にクスッと微笑んでは未来の相棒には絶対に内緒にしろと言われているので内緒だと唇に人差し指を置いて内緒の意思を伝えソファから立った相棒により書かれた先程自分が告げたことわざを見てはその下に矢印を引いて"今日や昨日は吹かなかった風も明日に吹くだろう"とその意味を書き出し「まあ要するに過去や未来に対してくよくよしても物事はなるようになるのだから深く悩むなって意味らしいぜ」と意味を簡単に教えつつ昔の事を思い出してはそっと目を伏せて)
いつか僕が言うことなんだろう?なら今教えてくれたっていいじゃないか(モヤモヤした状態で放置されるのが一番我慢ならないのに内緒だとポーズまで取ってくる相棒にムッとして肩をペチベチ叩いてやりホワイトボードに書き足された文字を音読し「なるようになる…か。何とも君らしい楽観的な考えだが嫌いじゃない」過去と未来の人間が出会った事で今まで吹かなかった風が吹くだろうと「改めて宜しく、翔太郎。君が未来の人であっても僕の相棒にはかわりない」二人で明日の風を吹かせようと片手を差し出し握手を求め)
はは、ごめんな。過去のお前でも約束は約束だから教えることはできねえんだ(ムッとしてペチペチと肩を叩いてくる相棒に苦笑いしつつ約束は約束なのでごめんなと謝りつつ宥めるように優しく頭を撫でて未来の自分であっても相棒に変わりないと宜しくと言うように差し出された手を見てはキョトンとその手を見詰めるがふとあることを思い出してはふっと笑い「いや、実は俺な、一度お前から相棒の解雇宣言されたことあるんだよ。お前の力に俺が付いていけなくなってWを維持できなくなったからさ」と小さく笑いながら未来の相棒と話したことで傷がちょっとずつ癒えてきている過去を今となっては懐かしむように話した後ふっと微笑み「まあ俺も何時までここに居れるかはわかんねえけど、そんな俺でもいいなら宜しくな」と控え目に相棒の手をそっと握り返して)
最初から教える気がないなら仄めかさないでくれ(気になって気になって仕方がないのに今の自分では知りようがなく勿論検索だって出来ず諦めるしかなく腹いせに肩に軽く頭突きして「え……僕が君を?何でそんな事になったか今の僕には分からないし否定もできない。でも、こんな僕だけどWとして探偵として力を貸して欲しいんだ」相棒から告げられた衝撃的な未来の事件に驚き言葉につまって握り返す控え目な感じから温度差を感じるが本来なら会わない時系列のせいもあるかと深くは考えずそっと手を離して)
いたたっ!悪かったってフィリップ、けど賭け事出来るのかって聞かれたら思い出しちまってさ(腹いせのように肩に頭突きをされてはその結構な痛さに慌てつつもごめんと素直に謝りつつ最後は苦笑いして呟き驚いた様子の相棒にふっと微笑んで「ああ、大丈夫。ちゃんとWとしても探偵としてもやっていけてるからな。勿論、過去のお前であっても俺の相棒なのには変わりないしな、お前が望むなら何時でもWとしても探偵としても力を貸すぜ」と穏やかな声色で何時でも力を貸すと伝えた後数秒考えを巡らせればそっと自分よりほんの少し背が高い相棒をそっと包み込むように抱擁しては「さっきも言った通り俺は何時までここに居れるかはわかんねえけど…此所に居る間は宜しくな、…相棒」と優しい声そう伝えては最後はワンテンポ置いた後"相棒"と呼んで)
…まぁいいさ、その内分かるんだし(納得できないし気になるが渋々それでいいとして力を貸してくれるという相棒が頼もしくて自分の知らないこの先に色々あったのだろうと悟り「ありがとう。僕達は二人で一人だからね」何か考え込んでるような素振りをする相棒をキョトンとして見ていれば抱擁され「わっ…どうしたんだい?いつまでかは分からなくてもいいよ。未来の僕には悪いけど、今ここにいる間は未来の翔太郎は僕のものさ」背かに腕を回しポンポンと撫でては身体を離してちょっぴり照れ臭そうに頬を赤くして)
(力を貸すことに対してありがとうとお礼を言われては微笑んで「ああ、そうだな」と"二人で一人"と言うフレーズに同意するように頷きどうやら突然抱擁されたことに驚かせてしまったらしいが背中を撫でられて言われた言葉に「んー…いや、何て話もねえぜ。……お前、昔からそう言うこと言うタイプだったか…?」とどうしたのかと聞かれれば数秒考えるが小さく微笑んで何でもないと伝えた後言われた言葉に目を瞬かせるがそっと身体を話してどうやら照れているらしい相棒を見れば此方もほんのり顔を赤くしたまま僅かに俯いてそう呟くように口にして)
(もやもやしたままでは最悪の場合変身できないなんて事にもなりかねなかったが無事にお互い近付けて良かったと頷き微笑んで「…え、そういう事って?」指摘されてはおかしな発言だったかと目を泳がせて「な、何となく今はそういう気分だっただけさ」少し考えたのちに言い訳にもならない言葉を付け加えて振り替えれば恥ずかしい発言をしてしまったと顔の温度が更に上がって相棒から顔を背け咳払いをひとつ本題である依頼の話に戻そうと気持ちを切り替えて)
……過去のお前から言われるのも…何かドキッてするもんだな(顔が赤いままポツリと初めて未来の相棒から言われたことを思い返して呟くように口にしどうやら自分の発言に恥ずかしくなったらしい相棒を見ては思わずクスッと微笑み「…でも、俺は暫く此所でお前に世話になる訳だし、過去のフィリップだとしても相棒なのは変わりねえからな。お前が望むなら此所に居る間はお前のものになるぜ」と過去とはいえここの相棒に世話になるのは変わりないため出来るだけ望みは叶えてやりたいと微笑んでそう呟き此方も依頼に気持ちを切り換えては「先に結論から言うとな、このコロッセオのオーナー…加賀泰造はマネードーパントだ。ただ、此所でも同じなのかはわからねえから、まずそれを先に和泉優子の素行も予て確認したいんだ」とホワイトボードにコロッセオのオートの名前を書き下に同じかは不明なため確認必須と書いて相棒にそう伝えて)
翔太郎、それは違う。衣食住において君が僕の世話をするんだ(単なる相棒相手におかしな発現をしてしまったが不快に思われてないから良しとして世話になるのは此方だと人差し指を振って否定だけしておいて話が切り替わり結論を聞けばやはりオーナーが怪しいと確定して「それなら君は和泉優子を尾行してくれないかい?僕は僕で本棚に入って彼女について調べてみる」オーナーの名前の隣に優子の名前も書き連ね探偵のプロの尾行がどうたら得意らしい相棒に任せるとし一先ずの作戦を確認して)
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