左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(もう手遅れと言いガイアメモリをコネクタに突き刺そうとする真理奈を止めようとするが間に合わず彼女はT-rexのドーパントとなりその咆哮に待機していた警察官やパトカーの車も巻き込まれる中出来るだけ自分を囮にしたドーパントを人気の無いところへと崩れてくる石や何やらを何とか避けながら誘導していき1つの大きな柱へと身を潜めてはまた止められなかったと小さな後悔が渦巻くがそれは後だと思い直しては立ちか上がって「フィリップ。…?」と相棒の名前を静かに呼んでは再びWドライバーを装着するがふと何となくだがブレスレットが戦いの為にメモリへと変わろうとしていることに気付いてはそのメモリを右手で覆い、まだお前は誕生してもないのだからダメだ。心の中で口にすれば治まる気配がしたのでホッとしてはジョーカーメモリを出して構えて)
(もう1つ溜め息ついてサイクロンを取り出しいつもの流れで変身しては対峙するT-rexドーパントがメモリに毒され暴走する人々とは違う怒りとも哀しみとも捉えられる感情を抱いてるように感じられ「…翔太郎、彼女にはまだ人間の心が残ってる気がする。大丈夫、君なら彼女を助けられる」人の感情に疎いはずがWになった影響なのか今は人間らしく感じる事ができて相棒が彼女を止められなかったと自分を責めるのも伝わってきてドーパントを攻撃するより先に相棒を励ます言葉を送って)
……お前がそう言うなら、そうなんだろうな。…ありがとうな(再び同じ要領で変身を完了させては周りの瓦礫などを取り込んで完全に恐竜の姿になったドーパントを見るがふと相棒からかけられた励ましのような言葉に一瞬キョトンとなるが何だか心が軽くなる気がして小さく微笑んでお礼を口にしては此方に向かってくるドーパントに向き直ってその巨体での攻撃を何とか避けるが正面からの攻撃は受け止めきれずかなり離れた場所で叩きつけられてはダメージを負うものの起き上がってはヒートメモリを取り出してサイクロンをヒートへと変えては再びドーパントへと向かっていき)
…彼女は君に止めて欲しいのかもしれない(事務所へ依頼しに来たのは暴走した戸川を始末すべく探し出す為だけでなく心のどこかで相棒に救いを求めていたのかもと自分らしくない考えが次々に浮かぶが俊敏さには欠けるものの衝突する威力はなかなのもので炎を灯したパンチを数回繰り出し応戦して「翔太郎、身体が固くて駄目だ。メタルでいこう」瓦礫を巻き込んだ身体は厄介だがメタルなら固さで負けるものはなく巨大な恐竜相手にも勝てるだろうとメモリチェンジを促し)
どうなんだろうな…。でも、どっちにしろ…止めるのが俺の役目だからな(相棒の言葉にどうなのだろうと小首を傾げるがどちらにしても止めるのが自分の役目だとまるで決意するように呟き「ああ、その方が良さそうだ」と相棒の助言を聞いて頷いてはbody側をジョーカーからメタルへと変えて背にあるメタル専用武器のメタルシャフトを手に取り炎を纏わせた攻撃を何回か繰り返してはその巨体のせいか遂にバランスを崩してしまったのを見過ごさず「一気に決めるぜ、フィリップ」と相棒に声をかけてはメタルシャフトにメタルメモリを入れてマキシマムドライブにしては「メタルブランディング!」と息を合わせて必殺技を食らわせては彼女からメモリが排出され壊れたのを黙認してはパトカーの音が聞こえWのままそっとその場を離れて街の人気の無い方へと来ては「お疲れさん。…と、ありがとうな」とそっと労りとお礼を穏やかな声で口にした後変身を解いて一息付くかがふと誰かに見られていた感じがして辺りを見渡すが誰もおらず、気のせいかと思うことにしてはそのまま事務所へと帰ろうと歩いていき)
(暴れる恐竜をヒートメタルで抑え込み息を合わせて必殺技を繰り出しメモリブレイクして真理奈の身体からメモリが排出された時Wに向かってありがとうと言ってくれたように見え煮え切らない半熟玉子の優しさは街の人々を救うとしみじみ考え事して「…あぁ、君こそお疲れ様」変身が解かれる間際に誰かに見られた気がしたが次の瞬間には見慣れた景色に戻ってきてガレージで1人さっきの視線を思い返すと何故か寒気がして一体誰が居たのか追求できないが身体を小さく震わせ両腕を擦り)
………何なんだ、この感覚…(事務所への帰路を歩いていたが変な胸騒ぎは治まらず街中の一角で一旦足を止めて羽織っている黒いケープの上から胸元の服を握り独り言のようにそう呟きあの視線を思い出しては、もしかして確証はないが相棒であるフィリップに何か危険が迫っているのかと凄く心配になり早く帰ろうと思い再び足を進めた所で『ーー随分変わった戦い方をするのね』と言う声が聞こえ数秒固まるがゆっくりと後ろを振り返ってはそこには先程遭遇した腕を組んでいる園咲冴子の姿がありその言葉から先程からの視線は彼女だったのかと理解し今は相棒の為にも彼女に関わる訳にはいかないのにと焦りつつ「…何の事、ですか?」と知らない振りをして問いかけて)
…寒気が止まらない。翔太郎の身に何かあったんだろうか(止まらない寒気の原因は体験した事はないが話には聞く風邪というものを引いてしまったのか相棒の身に危険が迫っていて先程まで変身していた影響でそれを察しているのか何にせよ普通の状況でなく本来なら相棒を探しに行くべきなのだろうが自分の身の上を考えると外に出るのは得策でなく今は相棒が帰ってくるのを待つのみとソファの上で縮こまり、焦りながら話をぼかす相棒に対し『惚けても無駄よ。私見てたから』何をとは言わず冴子は高いヒールの音を響かせじりじりと一歩ずつ相棒との距離を縮め冷たい笑顔を浮かべながら詰め寄り)
(じりじりと確実に此方を距離を詰めてくる冴子に此方も1歩ずつ下がるが途端に後ろの壁へとぶつかりハッとなるが冴子から距離を取るように横にズレつつ思考をぐるぐる巡らせては言葉を選んで口を開き「…貴女が見ていたのがWの変身の姿なら、確かにそれは俺ですけど……その言い方からして貴女はWの事を詳しく知っているんですか?…もしそうなら、俺は何も答えられません」とあくまで敬語で話していき普通に見ればこのブレスレットはただの飾りに見えるのだが彼女はビギンズナイトの幹部の為さりげなく体の後ろへと左手を隠して)
(園崎の人間らしい威圧感を与えつつ何も答えられないと聞いて小さく笑い『…まぁいいわ。用があるのは貴方じゃないから』Wについて問い詰めたとて口を割らないだろうと早々に諦めたというより翔太郎に興味がないといった様子で踵を返し立ち去る途中また振り返り『来人は元気にしているかしら』ゆっくりとした口調で問い掛けてはまた会いましょうと言い残しタイミング良く到着したいかにもな高級車に乗り直ぐに発進して車は見えなくなり)
(確かに彼女が用があるのは自分ではなく相棒のフィリップであろう事はわかっていたのだがでは何故自分にまた会いましょうなんて言うのだろうかと心の中で疑問に思いつつ車で去っていく冴子を歩道側へと出て見送りつつそっとケープの下から出した左手にえるフェザーブレスレットを見ればまるで彼女が持つタブーメモリのように白い宝石の部分が少し茶色が混じったような黄色に輝いていたので彼女に何かあったのかと思いつつそっとブレスレットに触れては「…元気にしてますよ、来人…いや、フィリップは」ともし聞こえているならばフィリップが居るとばらすようなものなのだが彼女の変化にポツリと穏やかな声色で呟き何があっても相棒は守らなければと決意してはそのまま事務所へと帰り中へと入っては扉を閉めて「…ただいま」と帰宅の挨拶を口にして)
(迎えの車には婚約者の霧彦も同乗しており『彼、面白そうだね』早速興味を持ち眺めていれば唇の動きを見て内容までは分からないものの此方に何か言ってきた事は察しがついていつか対面する日が来るかもと内心期待して車は邸へと戻っていき、ガレージのソファで膝を抱えて小さくなって座っていれば扉が開いた音が聞こえて反射的に顔をあげ相棒が帰って来たと分かれば事務所へ移動して「…おかえり、翔太郎」何故だか無性に甘えたい気分になり自分が変だと感じながらも気付いた時には手を伸ばし相棒の左腕を握っていて)
(園咲家の屋敷へと戻ったその車から二人が出て中へと入れば大きな広間には食事会の如く園咲家の家族全員が揃っていて、事務所へと戻れば相棒にただいまと言われたので微笑んで「ああ、ただいまフィリップ」と声をかけるのだがそのまま左腕を握られたのでキョトンとなりつつもふっと微笑んで片手を伸ばして優しく頭を撫で、左手首に揺れるフェザーメモリのブレスレットは白い宝石へと戻りただぼんやりと耀いていて)
大丈夫だったかい?(距離的にそこまで時間が掛からないはずが変身解除されてから事務所に戻るまで長く感じ何故か此方まで寒気が止まらなくなった事もあり何かあったのでないか心配になり相棒の左手を持ったまま問い掛けてはブレスレットの白い宝石部分を指で撫で「…これ、綺麗だね」両手で左腕を持って角度を変えて宝石に光を当てて輝かせたりして暫く眺めた後に堪能したと手を離しそのまま距離を取ろうとベッドまで歩き腰掛けて)
ん?ああ、何ともねえし大丈夫だぜ(相棒の問いかけに目を瞬かせるがふっと微笑んで何ともないし大丈夫だと伝えてはブレスレットを綺麗だと言われては僅かに微笑んでされるがままになりながらも「…ああ。綺麗だな」と実際に綺麗は綺麗な為そう呟き実際はメモリなんだけどな。と内心苦笑いしてそう心の中で呟き満足したらしい相棒がベッドに腰掛けたのを見れば自分は事務机に腰掛けて残りのデスクワークを終わらせていくが脳裏に冴子の様子の違いや"また会いましょう"なんて言われた意味がわからない為僅かに眉を下げるが集中してデスクワークを終わらせていき)
(ローマ字書きの報告書を作成する音が響くなかベッドでぼんやり座っているが先程ブレスレットに触れた時一瞬見えたビジョンは何だったのか「亜樹ちゃんに照井竜…」聞き慣れないのに言い慣れた妙な響きの名前を呟きブレスレットを触った時未来というのか相棒が知っている照井夫妻がいる事務所で雑談する光景が脳裏に広がりあれは何だったのかと悩みながらベッドで膝を抱え座ったままでいて)
(デスクワークをする中で恐らく無意識に呟かれたであろう相棒から出た名前に一瞬ピタリとデスクワークをする手が止まるが少し何かを考えた後一旦席から立ち相棒が膝を抱えて座っているベッドへと近づいては頭から前が見えるようにして毛布をかけては2回ほどポンポンと優しく頭を撫でた後そのまま横を通りすぎて階段を上って屋上への扉を開けばちゃんと閉めて柵へと手を置き先程の事を思い出し「……今此所でフィリップに未来の記憶が戻れば……確実に未来は大きく変わる」と相棒がもし未来の記憶を思い出した時に起こるであろう事を晴れているのに何処か寂しげな青空を見ながら呟きブレスレットをしている左手を昼前の太陽に翳しては輝く白い宝石を見ながら「……俺には、お前が何をさせたいのか、わからねえ」と呟いた瞬間ブレスレットの白い宝石が一瞬強く輝いたかと思えば意識が途絶えて柵に体を預ける形でその場に倒れて)
(会った事はないのに知ってる顔に呼んだ事もないのな言った事のある名前を検索すれば答えは出るだろうが本棚に入り調べるのが酷く恐ろしく感じ首を振って頭を無にしようとしていれば相棒が此方に近付いてきて頭から掛けられた毛布の端を摘まんで「…翔太郎はきっと知ってるに違いない」数時間にあった違和感を思えば相棒は昨日までの相棒でない気がしてくるのが有り得ないと鼻で笑い立て続けにドーパントと戦ったせいで疲れているのだろうと抱えた膝に頭を乗せ目を閉じて思考を強制的にシャットダウンして)
(気付けばこのまま過去通りに進めば次に起こるであろう事件で出てくるマネードーパントの事件の記憶をまるでビデオのように見返すように見ていたがそこでパキリと何か鏡にヒビが入ったような感覚を感じそこでハッと30分経って目が覚めればそこには先程まで見ていた屋上の光景が広がっていて数秒そのままでいた後ゆっくりと柵から身体を起こして立ち上がり「…未来が、変わり始めてるのか…」とポツリと口にした後軽く頭を振って屋上へ扉を開けて階段を降り事務所へと戻れば恐らく考えることを強制的に止めたのであろう膝を抱えて眠っている相棒の姿が目に入り自然と申し訳なさで悲しげな表情になるがちゃんとベッドに横にならせて毛布をかけた後再度優しく頭を撫でれば普段はあまり使わないのだがガレージへと入っては調べ物をすることにして)
(眠りについたはずが目の前に広がる景色は事務所そのもので赤いライダースーツの男性がいい香りの珈琲を入れる隣に何故か手に緑のスリッパを持った女性がいてそこに分け入るようにして冗談を言ったりして盛り上げる相棒がいて自分も自然と輪に入り楽しい時間を過ごしながら"これは夢だけど夢じゃない…前こんな風な時間を過ごしていた気がするんだ" 夢の中の自分は至って冷静だが楽しくてこのまま覚めなくてもいいなんて考えてはもう少しだけ寝ていようと寝返りをうち)
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