左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(そうなんですよね…!翔太郎君はああ見えて優しいですから人の為になら何でもする感があります…!なるほど、わかりました!では此方が一段落したらまた本編の方を再開しましょう!)
(ガレージに無機質な本が落ちた音が響きその後に問い掛けられた言葉にファングは項垂れたまま1つコクリと頷き『はい、フィリップ様…本当です…。翔太郎様が意思を見せなければただのブレスレットなのですが……使うとなれば、翔太郎様自身の生命力をエネルギーに変えて、相手を癒します…」と小さな声で口にし本棚へと入った彼を見ればその肩へと乗り『フィリップ様、貴方には翔太郎様の力になるための力があります。ですが…今、今翔太郎様を一人で考え込ませては…あの方は…恐らく自分の命で相手が助かるなら…と一人で決めてしまいかねません。フィリップ様、貴方もよくわかっているはずです』と勿論本棚の力で力になることも出来るが今一人で考え込ませてはいけないとファングはフィリップに訴えるように伝えて)
(照井さんにお説教したくせに自分の事は犠牲にしていいんかいってなりますが、優しすぎて人のためならってなっちゃいそうで…。暫くはもしもストーリーを楽しむという事で、これも適当に蹴ってくださって大丈夫です!)
命を削って誰かを助けるなんて間違ってる(落とした本を拾い上げフェザーメモリに限らずメモリが人体に及ぼす影響を軽減する方法があるはずだと本棚に入ったがファングに呼び止められ相棒を一人にしてはいけないと聞けば正直どんな言葉をかけたらいいか分からないが側に居るべきだと相棒の部屋へ向かい「…翔太郎」いきなり本題を切り出していいものか悩み部屋の外から名前を呼び掛けドアをノックしてから相棒の反応を待ち)
(何か自分の事は省みない感じですよね…。はい!了解しました!では背後はこれで失礼させていただきます!(ペコリ)
(部屋へと入ってはベッド下に座り込んで左手手首にあるフェザーメモリのブレスレットを見ながら先程ファングに告げられた言葉を扉のノックの音と相棒の声が耳に入らない程にグルグルと考えていて「……フェザーメモリの能力の源は、俺の生命力…。…けど、俺のほんの少しの命でもそれで助かる人が居るなら……」と言うグルグルとしたそれで助かる人が居るならと言う思考の呟きは扉を挟んだ相棒にも驚くほど鮮明に聞こえており「…いや、でも、それじゃ俺は何時かフィリップを一人にしちまうのか…」と相棒の存在を思い出しまた悩みだして)
(扉の外からでも鮮明に聞き取れる内容に耳を傾けメモリの使用を猛反対すれば助かる人が居たのにと落ち込み悩むだろうしかといって見知らぬ誰かの為に相棒の命をくれてやるなんて考えたくもないしと考えがまとまらないがお互いに一人で考え込むのは良くないと扉を開け「…翔太郎、ファングから聞いたよ」何をと言わなくても分かるだろう情報をぽつりと呟き隣に同じように座り込んで身体を斜めに傾け相棒にぴったりと寄り添い)
(グルグルと悩んでいた所に扉が開いて相棒の声が聞こえたかと思えばファングが聞いたと言う言葉に目を瞬かせるが僅かに苦笑いして「ファングに、…そうか…」と呟き相棒は隣に同じように座ったかと思えばまるで此方に寄り添ってくれるようにぴったりとくっついてきた為「ありがとう…」と寄り添ってくれることへの感謝の気持ちを伝え数秒沈黙した後ゆっくりと口を開き「…あのな、俺さ…ほんの少しでも俺の命で助かる人が居るなら…助けたいって思うんだ」と最初に考えていた事を口にした後僅かに俯き「…でも、でもな…同時に…怖いって思うのも、事実なんだ…。一度自分から失われた命は…戻らねえから…」と同時に怖いと言う気持ちもあるのだと正直に胸の内を相棒に呟くように小さな声で話して)
話してくれてありがとう(時折頷きゆっくりと相棒の言葉を理解して心の内を話してくれる相棒にまずはお礼を伝えて「…僕は次に変身すれば自分は消えると分かっていても若菜姉さんを助けたかった。結果的に君を一人にして、助けたはずの姉さんに助けてもらったから結局のところ良かったのかは分からない。でも後悔はしてないし、力を貸してくれた君に感謝している」自分に身体を与え消えてしまった姉の笑顔を思い出し右手の指先を動かし見つめ「怖くて当然だよ。そんな簡単に命をあげる人がいたら困る」二度命を失ったとも言える自分だから分かる事で相棒の横顔を見つめ)
(相棒の話を最後まで聞けばゆっくりと口を開き「…前も言ったけどな、自分の家族を助けたいと願うのは悪くない。お前は実の姉、そして自分の家族を助けたいって願っただけなんだ。そりゃ、最初は渋ったけど…お前に力を貸さない意味はねねえよ。」とゆっくりとした口調で話した後最後は僅かに苦笑いして呟き相棒の視線から逃れるように膝に顔を埋めては「……あの時…俺にそんなあり得ない力がったなら…助けれるなら助けたかった……多分、後で絶対に怒られるだろうって、わかってても……」と昔交通事故で亡くなった自分の両親の事を思い出し恐らく後で怒られるだろうとわかっていても助けれるなら助けたかったと優しかった両親に思いを馳せてギリギリ聞こえる小さな声で独り言のようにそう呟き)
…その理屈なら、君が助けたいと思った人を助けても僕は君に力を貸さなきゃいけない(僕は消えるけど手を貸してなんてよく言えたものだと逆の立場になって初めて無責任さに驚き首を振って「…鳴海荘吉のことも助けたかったかい?」ビギンズナイトの日自分達を庇って無くなった鳴海荘吉の姿を思い返し今の力に目覚めていれば半ズボンの相棒は彼を助けたのかと口にするが「やめやう。こんな無意味な質問しても君が気に病むだけだ」掌を相棒に向け答えなくていいと言っては昔を振り返っても何もならず後悔で自分を責めないでほしいと膝に埋められたままの頭を撫で)
…それも、そうだな…。…ごめんな、フィリップ(相棒の言葉にそれもそうだと気付き僅かに苦笑いしてごめんなと謝り師匠の事も助けたかったかと聞かれれば答えなくて言いとその後に言われたがゆっくりと顔を上げて天井を見つつ「…おやっさんも…助けれるなら、助けたかった…父さんや…母さんだって…」と小さな声で答えてはブレスレットが嵌められている左手へと視線を落とし「…だから、別世界の人とはいえ、おやっさんにもう一度会えたのは…嬉しかったな…」と左手の掌を見詰めながら別世界の人とはいえもう一度師匠に会えたのは嬉しかったと呟き「…まあ、仮に昔の俺がこう言うことを出来たとしても…おやっさんも、父さんも母さんもそんなこと望まないとは思うけどな…」と羽の真ん中にある白く輝く宝石の部分を優しく指で撫でつつ出来たとしても恐らく望まれないだろうと僅かに苦笑いして呟き)
自分の身勝手さを改めて知ったよ(消える事は確実でも戻れる事は不確定だったのに相棒を一人にしてしまったのだと思い知らされて「…もし今後、鳴海荘吉や家族と同じくらい大切で命を懸けても助けたいと思える人が現れたら…僕は君を止めない」若菜姉さんと街を出ようとした時フィリップの問題だと言って相棒は自分の好きにさせてくれたのだから今度は自分が空きにさせてあげる番だと感情を圧し殺した声で静かに述べ「君は鳴海荘吉に帽子が似合う男として認められてたね」昔を懐かしむようディケイドによって引き起こされた不思議な廻り合いを思い返してはフェザーの能力を使う場面に出会わない事を願うばかりで「何も知らなければただの綺麗なアクセサリーなのに」此方の気持ちなど関係なしに輝く宝石が憎いとさえ感じるが相棒の気持ちを尊重しようと決めては左手を取り両手で包み込んで)
…俺は別に身勝手ではないと思うけどな。自分の家族を、ましてやお前は姉の若菜さんを特に慕ってた、助けたいと願うのは当然の事だと思うぜ(相棒の呟きにポツリと変わらない穏やかな声色で家族を助けたいと思うのは当然だと嘘偽りない本心を呟き、例えそれで独りになったとしても…相棒がそう願うならとその後の遺言のような頼みも無理にでも受け入れられた。と当時の事を思い返しそっと目を伏せつつ内心でそう付けたし相棒から言われたこと言葉にキョトンとなるが僅かに苦笑いしてただ一言「…ありがとう」とお礼を言い優しく頭を撫で相棒から付け足された言葉に何処か嬉しそうに「ああ」と頷き僅かに苦笑いしては「そうだなあ、なにも知らなければ純粋に綺麗なのにな」と口にし宝石の部分を指で優しく撫でていたがその左手を相棒に両手で握られては目を瞬かせどうしたのかと小首を傾げて)
…ありがとう(家族を助けたいと願う気持ちを汲んで貰って感謝してふと相棒にとって若菜姉さんと同じくらい助けたいと思う人は居るのだろうかと気になるが照井夫妻は家族同然の仲間だし人に優しく街を愛する相棒なら身を呈して助けたい人は沢山いるのだろうと複雑な気持ちは止まらなくて、小首を傾げる動作に対して握る手に力が入り「…この手をいつまで握っていられるかなって。何があっても離さないけどね」相棒を止めないとは言ったものの失いたくなくて手から伝わる温もりに目を細めいつかブレスレットを純粋に綺麗と思える日は来るだろうかと静かに手を引っ込め右腕のブレスレットに触れて)
(再び背後からひょっこりです!せっかくのもしもストーリーなので、よかったら死なない程度にメモリを使ってみるのもありかなとか考えてます!)
(ありがとうと言われては気にすることはないと小さく微笑みかけ握られている手に力が入ったと思えば言われた言葉に思わずキョトンなるがふっと小さく微笑み「ありがとうな、フィリップ」と今度は此方がお礼を言い自身が譲り与えた右手首に嵌められているブレスレットに触れる様子を見れば何も言わずにただ優しく頭を撫で続けていたが突然自身のスタッグフォンが鳴っては一瞬驚くが開いて見てみればそれはここの所長である亜樹子からの電話で首を傾げつつも出ては「亜樹子?どうした…、」と通話に出て問いかけるのを遮る勢いで『翔太郎くん!?お願い、風都の街の方に早く来て!街で何故かやたら強いドーパントが暴れてるの!竜君が応戦してるけど、凄く押されててて…!』と切羽詰まった声で言われ一瞬驚くが直ぐに「わかった、すぐ行く」と返しては通話を終わらせて懐にしまいつつスッと立ち上がり「フィリップ、街の方でドーパントが暴れてるらしい。行くぜ」と横にいる相棒に早口でそう声をかけ何故か此方に飛んできたエクストリームメモリに目をやりつつ急ごうと促して)
(確かに、これらもしもストーリーなのでやってみるのもありかもしれませんね!やってみましょう!フィリップ君はそうなっても冷静で居るのでしょうか…?(苦笑))
(相棒に寄り添ってちょっぴり体重掛けてくっついて頭を撫でて貰って問題解決の兆しはなくとも二人で過ごす時間はいつでも幸せなのだが突如鳴り響いた着信音によって静かな時間は断たれスタッグフォンに耳を寄せなくても聞き取れる程の音量で亜樹子が照井のピンチを知らせ通話終了と共に此方に寄越された視線と言葉に頷き「…分かった。照井竜が圧されてるならエクストリームでいこう」今は相棒を一人にしたくないしアクセルがピンチとなれば相当に強いだろうし自分も一緒に行くと立ち上がり相棒と自分に力を下さいと一瞬だけ目を瞑りブレスレットに触れ)
(わー、ありがとうございます!冷静ではいられないでしょうね…大人になれるか暴れるかですね)
(同じように立ち上がった相棒の言葉に「ああ、行くぜフィリップ」と強く1つコクリと頷き自身が譲り渡したブレスレットに触れる相棒に気付けばゆっくりと一瞬だけその頭を優しく撫でベストの懐からジョーカーメモリを取り出して構えを取り此方に飛んで来ていたエクストリームメモリがあの相棒との最後の変身の時のように相棒と自分の周りをグルグルと回っているのを感じつつ相棒の準備を待っていて)
(なるほど…、私の中では背後様のフィリップ君は今は"相棒大好き!"と言うイメージがあるので、やはり暴れてしまうでしょうか…?家の翔太郎君もフィリップ君大好きなんですが…(笑))
(腕にはめたブレスレットが応援してくれる気がするのは流石におこがましいかと苦笑するがきっと相棒を守ってくれると感じては同じようにサイクロンメモリを取り出し音を鳴らして手をV字にして変身の一言を添え腰に現れたドライバーに差し込めば翔太郎側に意識が飛び部屋に倒れ込み直ぐにエクストリームメモリによって身体が回収されエクストリームに変身する準備が整い)
(そうなのです、相棒大好きすぎなフィリップ君です笑 いざとなれば本棚で何とか出来るとか相棒の意思を尊重しようとか頑張ってみます!)
(同じタイミングでジョーカーメモリの音を鳴らし変身と一言口にすればドライバーのsoul側に来たサイクロンメモリを差し込み同じようにbody側にジョーカーメモリを差し込めば相棒の身体を回収したエクストリームメモリが目の前に来たのを見ればそれを片手で持ち部屋を飛び出して玄関から走って外へと出ては走りながら手に持ったエクストリームメモリをそのままドライバーへと装着して片手で開けば"エクストリーム"と言う音声と共にエクストリーム形態へと変身し、そのまま街の方へと急げばアクセルとその亜樹子が知らせてきたドーパントの姿が見え、アクセルに襲いかかろうとしているドーパントに気づいてはジャンプして飛び蹴りを食らわせ大きく距離を取らせればその場に着地し「大丈夫か?」と心配の色を隠せない声色で照井事アクセルに大丈夫かと声をかけ)
(エクストリームに変身する事で身も心も相棒と一つになりアクセルの元へと駆けつければ確かに一見して手強そうなドーパントと逃げ惑う人々に相変わらず仲良く気絶している刑事二人組もいて『…俺に質問するな』此方も相変わらずな返答するアクセルに「君がここまで苦戦するとはかなり手強そうだね」嫌味ともとれる一言をお見舞いしては新たなライダー登場に敵が怯んだ隙を付いて相棒と息を合わせ殴る蹴るの物理的攻撃を加え更にプリズムビッカーを取り出しプリズムソードでドーパントを切りつけ攻撃を重ね)
(アクセルの相変わらずな返答と相棒の嫌みのような彼に対して向けられた言葉にちょっぴり肩を竦めつつ「まだ大丈夫そうだな」とアクセルに対して口にすれば相棒と共に息を合わせて確実に攻撃を加えていき取り出したプリズムビッカーに備えられているプリズムソードで追撃を加えるように切りつけていけば攻撃を何回も食らったせいかそのドーパントはかなり弱っており「一気に決めるぜ、フィリップ」と相棒に声をかければプリズムビッカーを無へと返し一度エクストリームメモリを閉じて再度開けばマキシマムドライブを発動しエクスタイフーンから発現した緑と黒の竜巻の纏いつつ上昇しては力を取り込み「ダブルエクストリーム!」と相棒と息を合わせて必殺技を叩き込めばドーパントは爆発して消滅しメモリが砕ける音が聞こえれば一安心するがふと何か焦っているような声が聞こえてると感じ後ろを振り向けば腹部から血を流している幼い少年とその少年を抱えて泣いている母親らしき女性とその二人を囲んでいる数人の住民の姿が見え、フェザーメモリの力かはわからないがあの少年は今にでもあの腹部の傷を塞いで輸血をしなければ救急車が来るまでには間に合わないと判ってしまい変身してもジョーカーの上から付けられているブレスレットを見詰めた後その母親に抱えられている少年へと目をやり、その変化は身も心も1つになっている相棒にも伝わっていて)
(照井の相変わらずな反応に軽口を返すやり取りを一緒に眺め気付けばすっかり意思疏通の出来る仲間になったと感心しては左側からの掛け声に「あぁ、一気に決めよう…ダブルエクストリーム!」心を合わせ息ぴったりな攻撃に案外あっさりとドーパントは倒れ一件落着のはずだが周囲のざわつきの原因を相棒と共に突き止め変身した状態では相棒の思考の全てが流れ込んでくるため少年の様態や恐らく次に相棒が取るであろう行動までもが言葉にせずとも伝わってきて「…翔太郎、医学的には彼は助からないんだろう?でも君は…彼を助けようとしている」紫色の腕に収まるフェザーメモリを一瞥し彼の意思を尊重すべしと決めたからには「…僕は…僕は、君を止めない」消え入りそうな声で少年を助けたければ賛同すると伝えて)
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