左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(ボソボソとぼやく相棒の言葉を聞いたジョーカーは僅かに目を細め「あくまでオレはジョーカーと言うメモリから生まれたバグのような意思が今は弟のようなコイツに宿っているだけにすぎないからな。…まあコイツは仮にお前が"ジョーカーの意識"に惹かれたとしても怒りはしねえと思うぜ…寂しくは思うんだろうがただ優しく見守って相棒としてずっと近くに居ると思うな」と自分の中で推測できる事を暗にちゃんとコイツ自身を見てやれと言う意味も込めて口にしちゃんと面と向かって伝えてみると言う相棒に1つ頷いては他のメモリはどうなのかと身を乗り出して聞かれれば「トリガーとメタル、ヒートとルナは普通のただのWのガイアメモリだな」と他のメモリ普通のただのガイアメモリだと伝えた後そっと胸元に手を当て「寝てしまったみてえだな…翔太郎。…そろそろオレはもう消えるとするか…」と呟いた後スッと目を閉じて)
ち、違うよ…僕が好きなのは翔太郎だ。君の事は手に入らないから惹かれるんだと思う(ぼやいたせいで話がややこしくなりそうだと慌て普段の優しい翔太郎が好きでジョーカーの事は身近で遠いから憧れるだけと首を振って、他のメモリは何もないと聞いてはつまらないと感じ「そうなんだ。サイクロンとジョーカーだけか」ガッカリするが明るい自分がきになりサイクロンメモリを取り出し少し眺めてはまたしまって「あぁ、待って…無理矢理に呼び出して悪かった。話を聞いてくれてありがとう」もう消えると聞こえ慌てて立ち上がって礼を述べては自分でも無意識の内に近付き目を閉じる相棒なのかジョーカーなのか分からない相手にそっと口付けして)
(慌てたように言われた相棒の言葉にジョーカーは何回か目を瞬かせるが再度穏やか無表情に戻っては「そうか……ならいいがな。覚えておけ、本当に身近で側にあるものほど、大切だと気付けなければ失う確率が高い」とアドバイスに近い事を口にし何処かつまらなそうな顔でサイクロンとジョーカーだけかと言う相棒に僅かに苦笑いしつつ「ああ、サイクロンとジョーカーだけだな」と肯定するように口にした後目を閉じたままだが相棒のに僅かに微笑んで首を緩く左右に降り別に気にするなと伝えるようにしたその瞬間此方の意識に戻った所で目を覚まし何故か目の前に相棒が居て口付けをされていると気付けば僅かに赤くなりつつそっと僅かに口を開き「…フィリップ…どうした…?何かあったか…?」とどうしたのかと相棒に問いかけて)
(口付けののち目を開ければいつも通りの相棒が顔を赤くして此方に問い掛けていて「…やっぱりジョーカーより君がいいや。何でもない、翔太郎の事が好きで好きで常に何処かしら触れていないと落ち着かないだけさ」冷静でハードボイルドらしいジョーカーからのアドバイスを頭の中で繰り返し再生して自分にとって一番大切なのは家族であり恋仲である相棒だから失っては困ると額に軽く口付けてそのまま向き合う形で椅子に腰掛ける相棒の上に座っては「さっきはいきなり殴ってすまなかった。問いに答えると、君は優しいままがいい。ハーフボイルドじゃない翔太郎は何だか違う」仲違いし和解した後だからなのか妙にくっついて居たくて首に腕を回して密着し)
(相棒の言葉に小首を傾げるがそう言ってもらえるのは恥ずかしいが何だか嬉しい為「…?何か上手く言えねえけど…ありがとうな」と小さく微笑んで上手くは言えないがと前置きした後お礼を口にし額に口付けられては更に頬がほんのり赤くなるがその後に自分は優しいままで構わないのだと言われてはキョトンとなるが何だかとても安心する自分が居て「そう、か…俺は俺のままで居ていいんだな…」と安堵したように微笑んで呟き上に座ったかと思えば首に腕を回された為目を瞬かせるが頬が赤いままだがそっと片手で頭を優しく撫でて安心させるようにして)
君にお礼を言われてばかりな気がする(そういう自分は好きを連呼している気がするが好きなのは事実だからいいかと考え体温の上がった頬を撫でジョーカーみたいな大人の余裕がありそうなタイプも気になったが此方のアクションに毎回赤くなる方が可愛くてちょぴり面白いとかにっこりしては「あぁ、君は君のままで。足りない部分があるなら僕が補えばいいんだから」首の辺りに顔を埋め込み相棒の香りを堪能してこうして撫でて貰うのが心地よく頭の中が翔太郎に対する好きでいっぱいになりもっと色んな所に触れてみたいと顔を少し傾け耳を甘噛みして)
ん……、いや、だって言いたかったしよ(自分でも赤くなっているのがわかる頬を撫でられては何処か心地よさげに目を細めつつ相棒の言葉を聞けば小さく微笑んで感謝の気持ちはちゃんと伝えたかったのだと告げ首辺りに顔を埋められては少し擽ったいと感じたがそのままでいいのだと言われては何だか嬉しくなり「ありがとう、フィリップ」と再度改めてお礼を口にし優しく頭を撫でていたがふと自分の耳を甘噛みされては今まで勿論こんなことはされたことなかった為変な声が出てしまい「ん…っ……、ふぃ、フィリップ?どうした…?」と自分ではないような変な声が出たことに恥ずかしくなるが相棒の頭に手を置きつつどうしたのかと問いかけて)
そっか、いつもありがとう(ありがとうとごめんなさいはちゃんと言わなきゃ駄目と亜樹子に言い聞かされた事があり自分もきちんと言えてるか心配するより先に口に出せばいいと言葉にして「二人で一人だって事、忘れないで」お互いに支え合える関係に感謝しては聞いた事のない声にもっとやってみたいと好き故の意地悪さに火が点いて「別に、どうもこうもないけど?」キョトンとして返答しつつ噛んだ所をぺろっと舐めて「…これ以上は大変な事になりそうだから止めておこう」ゾクゾクとかムラムラする気持ちを抑え首元にあった顔を上げほんの少し距離をおき)
…ああ、勿論わかってるぜ。え、いや、けど…、んっ…っ……(お礼を言われては笑って1つ頷き二人で一人だと言うことを忘れないでと言われては勿論だと微笑んで頷きどうしたのかと聞けばキョトンとした顔でどうもしないと言われ更に先程噛まれたと言うより甘噛みされた場所を舐められた事で先に甘噛みされていた事もあり先程よりも何処かほんの少し甘みを含んだ声が出てしまったことに気付き更に恥ずかしくなり相棒が何かを言って顔を上げたのはわかるが顔を真っ赤と言うよりほんのり赤く染まり口許を片手で隠すようにして僅かに俯き)
…そんな声を出されたら僕の理性が持たない(耳は敏感と知識では知っていたが実践したところ本当だったようで口元を隠し甘ったるい声を抑えようとするのが色っぽくて頭がおかしくなる前に相棒から離れるべきと本能に訴えられては相棒の上から降りてゾクゾクする気持ちを落ち着かせようとふらっと台所まで行って冷たいお茶を飲み幾分か頭を落ち着かせては「翔太郎にここまでの破壊力があったとは聞いてない」所長の言葉を借りてぶつぶつ述べてはぼんやりと相棒の姿を視界に捉えて)
(ほぼ半分しか相棒の言葉は頭に入っていないが内心そんなこと言われてもと混乱しつつ困っていたが相棒が自分の上から離れたのを理解してはゆっくりと立ち上がってこれまたゆっくりと仮眠で使うベッドへと向かってはそのまま倒れ込むようにうつ伏せに寝転がり枕を両手で抱き締めるようにして顔を埋めては先程まるで自分ではないような変な声が出てしまったことがとても恥ずかしく暫くまだ赤い頬を隠すように顔を枕に埋めたままでいて)
(好奇心に負けてつい調子に乗ってしまう事は多々あれどやり過ぎたかと反省してはベッドに転がるのをチラリと見たが暫く一人にしておくべきと判断し自分はガレージのソファに腰掛け普段の翔太郎とは違う聞いた事のない声が頭から離れず思春期の男子じゃないんだからと別の事に集中しようと本棚に入ってはごく適当に目についた本を取り出して別段興味は沸かないが検索結果をペラペラ巡り気付けば案外面白く興味津々に読み出して)
(暫く枕に顔を埋めまた状態でいたがふと何かをおもいだしたように顔を上げて時計を見てはもうお昼過ぎを指している時計に気付きそういえば自分も相棒も気付けばまだお昼を食べなかったと言うことに気付きゆっくりとベッドから起き上がっては台所に向かい冷蔵庫から思い付いた軽食を考えつつ材料を取り出しては昔母が自分がお腹が空いたと訴えた時に作ってくれた料理を作ってみようかと心の中で思いつつ早速手早く調理を始めていき)
…お腹すいた(検索に夢中になるにつれて時間の感覚はなくなったが腹の虫は素直なもので小さく音を立て始めた為本を捲る手を止めガレージからのそのそ出ては台所に相棒の姿を確認し何か作ってくれてるのだと認識しては今日は何だろうかと遠目に覗いてみて出来上がってのお楽しみにしようと台所近くまでは行かず、特にこれといった意味はないが先程まで相棒が使っていたベッドに腰掛けては怒られはしないだろうがやり過ぎたと謝っておくべきか悩みつつ唇を人差し指で突っついて遊び)
(フライパンに油を敷いてボールに溶いた卵を流しいてれては厚焼き卵を作りその卵をまな板へと移しては少し冷めるまで置いておきその間に市販の生クリームのようのクリームを小さなボールへと入れて滑らかな生クリームを作りその生クリームを食パンに塗ってはその上にあらかじめ切っておいたイチゴなどのフルーツを乗せその上にまた生クリームを塗った食パンを置いてはそれを半分に切ってそれぞれを用意した2つの皿に入れ冷蔵庫で冷やしておき次に冷めている厚焼き卵を切り分けてはそれをハムやレタスなどが乗ったパンの上にちょっと辛子を混ぜたマヨネーズを塗り半分に切って取り出したフルーツサンドがある皿に乗せては小さく微笑んで「よし、出来た」と口にしてふと視線を移したベッドの方に相棒の姿を見付けては目を瞬かせるがふふっと微笑んで「…フィリップ、お腹空いたのか?」と穏やかな声色で問いかけるように呟き)
そう問い掛けるってことは食べるものを用意してくれたって捉えていいんだよね?(ベッドでだらだらしていたら此方の存在を見つけた相棒に話し掛けられお腹を数回叩いて空いたアピールをして台所まで足を運び相棒の手元を見れば美味しそうなサンドイッチが二種類あり「玉子サンドと…これはフルーツが挟まってる」初めて見る酒類のサンドをまじまじ観察しては皿を取りテーブルへ運んで席に着き小さく主張してくるお腹を再度叩いては早く食べようと視線を送り)
ああ、食べるものを用意したからベッドに居たお前に声をかけたんだしな(相棒の言葉に微笑んで頷きそう言いどうやら厚焼き卵のサンドとフルーツサンドに興味を示したらしいその様子に微笑んで見守りその皿の1つを持ち椅子へと座って早く食べようと言うように此方を見てくる相棒に気付けば小さく笑って「わかったわかった」と口にしつつお茶が入ったコップをそれぞれに置いては此方も席に着き頂きますと手を会わせては卵サンドの方を手に取ったところで「そういやさ、お前少し前にサンドイッチを作ってくれた時、サンドイッチの歴史を話してくれただろ?…あれ、良ければ続き聞きたいなって思ってるんだけど…いい、か?」と少し前に相棒がサンドイッチを作ってくれた時に話してくれたサンドイッチの歴史の事を思い出し良ければ続きを聞いてみたいのだと恐る恐る相棒に聞いてみて)
流石だね、翔太郎(腹時計が仕事するようになったのは相棒と暮らし始めてからで両手を合わせて頂きますしてから一口かじり以前自分で作ったものとはまた違う味に「美味しい」一言感想を述べては食べるのに夢中になったがサンドイッチの歴史について聞きたいと言われては突然の申し出に目をぱちくりさせるが頷きお茶で喉を潤してから口を開き「前はどこまで話したかな…とりあえず、今のように簡単に食べられるものとして認識されだしたのは19世紀のスペインやイングランド。労働者階級の間で早くて安いと爆発的な人気が出たそうだよ」調査に関係ない調べ物を聞きたがるとは珍しいが本棚で得た知識を述べつつ玉子サンドを頬張り)
(美味しいと言ってくれる相棒に微笑んで「ありがとうな」と言い話を聞く前に玉子サンドを一口食べたところで昔母が昼御飯を食べた後にも関わらず自分がお腹が空いたと訴えた時に作ってくれたサンドイッチを初めて自分で作ってみたのだが何故か母が作ってくれた味とかなり同じ味に出来ていたので昔の事を思い出してしまい少ししんみりとした気持ちになり玉子サンドをゆっくりと食べつつ僅かに苦笑いするが相棒の話を聞けば「へぇ……19世紀ってかなり昔からあったんだな…それもスペインやイングランドか…」と相槌を打ちつつかなり昔からあったのかと興味深そうに話を聞いて)
それをいうなら作ってくれてありがとう(ほんのり入った辛子が卵の甘さを引き立たせながらピリッと味を締めこれが隠し味という物かなんて分析しながらあっという間になくなり「こうして何気なく食べる料理の歴史を遡ると思ったより長くて驚くよね」それだけ長く親しまれていると思えば感慨深く玉子サンドに続いてフルーツサンドを一口頬張れば「…何だい、これは!パンなのにおやつ感覚でフルーツの酸味とクリームの甘味が最高だよ、翔太郎!」今まで食べた事がないと興奮気味に感想を伝え一気に食べるのは勿体なく少しでも長く味わおうと両手で持ってちびちび食べ)
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