左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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……?んー…けど…お前に可愛いって言われるのは、何か、嫌じゃねえな(相棒の言葉は聞こえなかったのか小首を傾げるが少し考えた後以前浮かべたような何処か子供のような微笑みで少し照れ臭そうにしつつそう呟くように口にしブレスレットをいろんな角度から見たりしている相棒にふっと微笑んでは「俺もお前に受けとってもらえて嬉しいぜ」と本心を口にして相棒を見守っていたが皿を片付けようかと二人の皿を持って台所へと向かい洗い始めて)
じゃあ何ら問題ないね(普段は歳上で頼れる兄貴であり口煩いオカンだが此方からのアクションで赤くなるのは本当に可愛すぎるとニヤけては肘でつんと突っついてからかい「色もサイクロンみたいで気に入ったし、とにかく嬉しいんだ」自分が喜んだら相棒も喜んでくれて幸せな気分に包まれたまま乾いたタオルを手に台所へ向かい隣に立って相棒が洗ってくれた皿を拭きつつ「そう言えば…フェザーメモリについてさっき検索したんだ。閲覧しようと思ったけど何も載っていなかった。まだ進化の途中なのかもしれない」相棒が席を外した隙に検索した結果を述べては翔太郎と共にメモリが成長するのかと首を傾げ情報は得られなかったと伝えては不思議そうにブレスレットになったメモリに視線を送り)
………、……ん、(肘でつつかれてニヤリとした笑みを浮かべた相棒にからかわれては真っ赤になった顔を俯かせるが数秒して顔を上げてはただ小さく相手に微笑みかけてまあたまにならいいかと言う思いで肯定とも取れる極僅かな頷きを返し相棒の様子に良かったと微笑みつつ言われた言葉にキョトンなるが「そうなのか…。どうなんだろうな、俺にもまだよくわからねえけど…」と洗った皿を置いて口にしつつ相棒と同じように自分の左手首にあるフェザーメモリのブレスレットへと目を向けて)
翔太郎と一緒に成長するメモリ、か…(大まかな能力は分かったが生み出した本人にすら分かってないのだから詳細が不明でも仕方ないかと「ファングとの関係も変わったし、やっぱり似てるってことなのかな」使用者の影響でメモリが変化すると考えればファングと意志疎通出来たり相談に乗って貰えるのも納得いくが詳細が分からずモヤモヤする気持ちは収まらず洗って貰った皿を拭いて収納ひしては「本棚で分からないことは無いはずなのに」椅子に座って机に突っ伏し足をジタバタさせて)
ああ。全部ではねえけどある意味ファングとフェザーメモリはちょっと似てるのかも、な(相棒の言葉にコクリと頷き今はまだ推測でしかないがファングとこのフェザーメモリは似てるのかもそれないと口にし手伝ってもらい早く片付けが終わり椅子に座り机に突っ放して足をジタバタさせている相棒を見れば苦笑いし隣に座ってはまあまあと宥めるように背を撫で「多分俺から生まれたばかりだから地球の本棚もちゃんとした詳細がわからないだけなのかもしれねえぜ」と僅かに微笑んでそうフォローするように声をかけるがふと一瞬掌から感じた不思議な感覚に軽く目を見開いては相棒の背を撫でていたブレスレットが付いている自身の左手を不思議そうな表情で見詰めて)
あ、そうだ。ファングが君のこと好きだって(唐突に何をと思われるかもしれないが明け方話していたことを思い出しては意思がある点は大きく異なると感じては今は何処にいるのだろうかと窓の外を眺めては背を撫で宥められ少しばかり機嫌を直し「使ううちに記載されるのかな」気長に待つかと足を動かすのを止めゆっくり上半身を起こして「どうかしたの?」自分の左手を見て不思議そうにする表情が目に入り何事かと首を傾げブレスレットを付けて貰った右手をテーブルについてそこに頬を乗せ)
え、ファングが?…そうか(唐突に相棒からファングが自分の事を好きだと言われては思わず驚いた表情をするがあのカフェで偶々聞いたあの機械的だが子供のような声で"出ましょう"と言われた時の事を思いだし、というよりファングが自分を好きになる要素があるのだろうかと疑問に思い小首ん傾げるがまあ好かれるのは素直に嬉しいため僅かに微笑んで一言そう言い相棒の問いかけに「いや、うーん……」と困ったように首を傾げた後何かを探すように周りを見渡した後窓の外に偶々何処かへ駆けて行く寸前のファングの姿を見付け「ファング」と少し声を上げて呼べばファングはスタッと綺麗に窓の策で足を止めて此方を向き小首を傾げ『はい、どうかされましたか?』とあの時の鮮明に聞こえる声で此方に問い掛け「えっと、ちょっといいか?」と困ったような表情のままおずおずと手を差し出せばファングは小首を傾げたままだったが直ぐに『はい、勿論構いませんよ』と1つ頷いてはスタッと綺麗に策から降りて此方の手に乗り改めてどうしたのかと言うように小首を傾げて)
僕の好きの方が大きいって言っておいた(気付けば仲良しの話し相手になったファングがいつか人の姿になったりすれば面白いのにとか妄想広げ此方の問い掛けに困ったのか何かを探す様子を目で追い掛ければファングと話し始めたため自分の方がファングよりも翔太郎のことが大好きなのに自分との会話を終わらせファングに話し掛けるのが面白くなく此方に注目してとの意味も兼ねて後ろから近寄りぎゅっと抱き付くが口は挟まず対話に耳を傾けることにして)
…張り合う必要はねえと思うけど…でも、何か嬉しいな(相棒の言葉にキョトンとなるが何だか嬉しいと感じ照れ臭そうに微笑みつつそう思ったことをそのまま素直に口にしファングが掌に乗った数秒後後ろから相棒に抱き付かれ思わず目を瞬かせるが必然的に真上にある相棒の顔を見上げてはそっと優しく微笑みポンポンと優しく回っている腕を撫で「ごめんなフィリップ、ちょっとだけ待っててな」と相棒の表情から意図を汲み取った上でそう声をかけては改めてファングと向き合い先程感じた事を簡単には話せばファングは少し考えた後小さな顔を上げ『…もしかしたら、フェザーメモリの本当の力は誰かに"活力を与える"なのかもしれませんね…まだ何とも言えませんが…、羽ばたきとは空へと羽ばたく力と言う事なので、強ち間違ってはいないかもしれません』とメモリならではの推測を伝えた後二人の顔を交互に見た後此方に目を向け『ですが、お気を付けてくださいね。もしそうなら活力を与えると言うことは自分の動くエネルギーをそのまた与えていると言う事ですから、使いすぎれば貴方の方がバテたり終いには倒れたりしてしまうんですから』と元は機械でメモリならではの忠告を伝えて)
僕が張り合いたかったんだ(メモリに負けていられないと一方的に言ったまでだと何故か鼻を鳴らして得意気になってはファングに本題を言う前に此方の主張を察してくれた発言に「うん、分かった」とだけ短く返事して優しく触れられそっと離れて近くの椅子に腰かけいつもの癖で口元に手を当てながらファングとの対話に耳を傾け"活力を与える"との発想に成る程確かに羽ばたくと聞けばプラスのイメージが思い浮かぶし優しい相棒が作り上げたメモリならではと納得したのだが続く忠告に手が勢いよく膝に落ち「そんな自分の身を削って誰かを助けるなんて能力だめだ。もうフェザーメモリは使わないでおこう」例え憶測だとしても大好きな翔太郎が倒れるなんて一大事だと早口に捲し立て)
(早口で捲し立てるように言われた相棒の言葉にファングは此方の掌で小さな体を相棒の方へと向け『フィリップ様は、翔太郎様が心配なんですよね。はい、だからこそ私もこうやって貴方と翔太郎様にもしもの事を考えてメモリながら忠告をさせてもらいました』と1回頭を垂れてそう機械的だが真の隠った声でそう言っては再度頭を上げ『ただ、私の見た限りですと、その活力を与える力が一番発揮出来るのは恐らくお二人がWに変身している時です。そのブレスレット状態で使われても恐らくそのメモリ自身の制限で与えられるのは極一部でしょう。Wでの戦闘では翔太郎様に使おうと言う明確な意思がない限りは、防御や飛行、遠距離攻撃に適しているメモリだと私は見ています』とフィリップを移動させた後で見ていた戦いから分析したことを此方と相棒に丁寧に伝え「…俺に使う意思がなければ、か…』と口にした後そっと相棒の方を見て)
(翔太郎の身が心配だと考えた時余裕がなくなるのを見透かされてしまっては少しばかり恥ずかしくて「あぁ、うん…忠告ありがとう」歯切れ悪く相槌打ってファングの話に耳を傾け相棒の意思で使うなら変身すること自体はそこまで害はなくWになった状態なら意思疎通が可能だし左側の動きを無理矢理に止めることも出来るかと考えていれば相棒からの視線を感じ「…まぁ、フェザーメモリもそこまで悪くないのかもね。変身したければしたらいいさ」遠距離の攻撃に長けるならトリガーと同じようなものかと理解しては使ってもいいかもと前言撤回するが乗り気ではなく相棒から逃げるように視線を外し窓の外を眺め)
(歯切れ悪く呟く相棒にファングは何処かへクスッと微笑んだような雰囲気を纏い『いえ、お二人をお守りするのが私の役目ですから』と機械的な穏やかな声色で伝えては窓の外を眺める相棒に苦笑いするがポンと頭を優しく撫でては「普段は使う事ねえから、心配しないでくれな。…と言うより普段からこの状態だから、どんな時に使えるのかはわかんねえんだよな…」と心配してくれている気持ちは伝わる為そう心配しないでと伝えては左手首のフェザーメモリに目を移しつつそう呟くように口にし、実際にこのメモリにはまだ謎が多いので自分でもよくわかっておらず小首を傾げて)
守ることが役目、危険が迫った時現れるメモリ…(翔太郎に何らかの事情があり変身できないとか自分の身が危険に晒された時現れるファングメモリと似ているとすれば普段はブレスレットの形をしているが何かしらの発動条件となった場合にメモリと使えるのだろうかと「つまり、フェザーメモリを使わなきゃいけない場面に合えば使えるんだろうか」活力を与える場面は想像したくないがファングと同じと考えれば整理がつき不思議なメモリに出会ったものだと相棒の腕にはまるブレスレットに触れて)
どうなんだろうな……でももしかしたらそうかも知れねえな。これ、何しても外れねえから(相棒の言葉に小首を傾げるがもしかしたらそうかもしれないと考え少し色々と試してみたがこのブレスレットは外れないと伝えそれに触れる相棒の自由にさせており、ふと何かを思い出したように机に居るファングの方を向けば「ありがとうなファング、相談にのってくれてよ」とお礼を言えばファングは僅かに首を横に振り機械的だが穏やかな声色で『お礼には及びません。私が知っていることなら何時でも相談に乗りますよ』と伝えてはヒョイッと窓の策に乗り、では。と一度頭を下げてはそのまま何時ものように何処かへと去っていき、それを見送っては再度優しく相棒の頭を撫でて)
強制的に肌身離さずってことか(メモリだと知らなければただのアクセサリーに見えるのだがたしかに引っ張ってみても何しても外れないと色々試してみて礼儀正しいファングに会釈を返し普段は何処に居るのやら気になり目で追ってみても直ぐに見失ってしまい再び静かな空間が戻れば頭を撫でてもらい「翔太郎、すまないが少し寝てもいいかな。依頼が来たら起きるよ」満腹感が更に眠気を誘い欠伸をして目尻に浮かんだ涙を指先で拭ってはよたよたベッドまで歩いてそのまま勢いよく寝転がり)
ん?ああ、いいぜ。さっき仮眠でもするかって言ったし、少し眠ってろ(ブレスレットをひっぱったりしてみている相棒の言葉に「ああ」と1つコクリと頷き去っていったファングを見送った後頭を撫でていたのだが眠そうにす少し寝ていいかと聞かれては微笑んでコクリと1つ構わないと頷きベッドに勢いよく寝転がった相棒に少し薄めの毛布を丁度お腹辺りへとかけてはベッドの縁へと座りとても優しげな表情で頭を再び優しく撫でて「おやすみ、フィリップ」ととても優しげな声で頭を撫でながらそっとそう声をかけて)
…ん、ありがとう(ベッドの枕元には大切にしている貰った小説を置いて優しい動きに心地よい気分で目を細めて礼を述べ依頼が来なければ商売上がったりではあるがメモリ云々で疲れただろう相棒にゆっくりして貰う為にも何も来なければいいのにと願っては段々と重たくなる瞼にゆっくり瞬きして「おやすみ、翔太郎…」ベストの端を緩く握っては言い切るか否かの内に目を閉じ直ぐに規則的な寝息を立て)
(優しく頭を撫でつつ規則正しい寝息が聞こえもう一度おやすみと声をかければ彼がいい夢を見れますようにとの願いを込めてそっと優しく額に口付けを落とせばまた数秒優しく頭を撫でてふとベストの端を緩く握られている事に気付けばそっと頬を緩めちょっと可哀想だがと思いつつゆっくりと起こさないように手を離さしては毛布の中にキチンといれてやり数分相棒が寝る様子を見守ってはそっとベッドから立ち上がって事務机へと向かい椅子に腰かけてはデスクワークを終わらせていきそれから一時間ほど経った頃に玄関からノックが鳴ったかと思えば一人小さな男の子が扉から顔を覗かせており『あの、猫探し、してほしいんですけど…』と小さな声で話しかけてきたので子供は苦手だなと内心苦笑しつつ「猫探しの依頼か?勿論構わないけど、両親は一緒じゃないのか?」と普段の穏やかな声色で問い掛けつつ取り合えず話を聞こうと男の子を事務所へと通して自分もソファへと座り男の子と向かい合い)
(夢の中では園崎の面々が集まり皆で食事をしていて何故かその中に相棒の姿もあるが夢特有の納得感と言うのか夢の中の自分はそれが当たり前と認識しており家族に囲まれ大好きな若菜姉さんと話したり食後にミックを抱っこして居眠りしたり翔太郎は霧彦と風都くんについて語っていたりと楽しい時間を過ごしていて、ドアがノックされ誰かが会話する声が薄らと聞こえてきた気もするが眠気の方が勝りもう少しだけと寝返り打ち不思議だが幸せな夢の続きを見て)
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