左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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んー……まあ、確かにほっとけないって言う気持ちはあるけど(相手の言葉に少し考えては確かに困っている人を放っておけないという気持ちはあるためそう呟き「その他にも野沢菜とかゴボウ茶の葉を入れた玉子焼きもあるから、料理って奥が深深いもんだよな」とふっと微笑んで口にしつつふと依頼の事を思い出しては「今日入ってる依頼で猫探しの依頼が入ってからちょっと出掛けてくるな」と一応として相手に伝えておき箸を置いてご馳走さまと呟いて、ゆっくり食べとけよ。と呟いては自分の皿を持っていき洗い始めて)
まあそういうことだよ(どういうことだと聞き返されてもおかしくない無理矢理なまとめ方にて話を終了させ「それは興味深いね、検索しないと…」最後の一口を大きめにぱくりと玉子焼きの世界の広さに興味津々となり「猫探しか、そういうの久し振りだね。若菜さんのラジオが始まる前に帰って来れそう?」動物探しとなると自分の出番はまあないだろうし時計を確認しいつも一緒に聞く番組開始までには帰って来て欲しいと伝えご馳走さまの言葉と共に食器を下げ)
ああ、何時も一緒に聞いてるあのラジオの時間帯までにだろ?大丈夫、帰ってこれるぜ(相手が下げてきた食器も一緒に洗い終わっては相手から大人気アイドルである園咲若菜のラジオが始まる時間帯までに帰ってこれるかと聞かれれば大丈夫だと頷き手を拭いて皿を拭き終わっては帽子を被りコートを羽織って「じゃあ行ってくるな」と声をかけは依頼の猫探しの為に事務所を後にして)
そう、園咲若菜のヒーリングプリンセス(いつだか自身もファンであったはずの相棒がお土産に持って帰ってきた姫のサイン入り写真を手に目をハートにさせて念を押しておき、玄関先まで見送りに行き相手が持っていた迷い猫の写真を確認しては敬礼のポーズを取っていってらっしゃいの言葉で送り出してから地球の本棚へ入り"白い迷い猫""赤い首輪""名前はみー"資料にあったキーワードですぐに場所を特定することができ翔太郎へ電話を「もしもし、猫なら風麺の屋台がある付近にいるはずだよ」手当たり次第アナログに駆け回るのを未然に防いでアドバイスを伝え)
風麺の辺りか、わかった。ありがとうなフィリップ(事務所から出てまず近く辺りを探し軽く聞き込みをしていたがフィリップから来た連絡にありがとうとお礼を言っては携帯を閉じてその風麺へと向かいフィリップの言った通り写真と同じ白猫を見つけては慣れたように猫の泣き真似をして自分の意思を伝え、此方の意思が伝わったのか此方に近付いてきた白猫のミィの頭を撫でてはそっと抱き上げ、書いてあった住所の家へと向かっては依頼主へと白猫のミィを届けては事務所への帰路を辿るがふと突如きた軽い目眩に立ち止まって目元を押さえて)
ここから先は君の得意分野だよね?(猫探しの依頼を数多くこなし猫と会話ができるんだとか居場所の特定をした後は現場担当の相棒へとバトンタッチで電話を切り、風麺と飼い主の住所からさほど時間はかからないはずなのに「…翔太郎、遅いな。何か問題でもあったんだろうか」がらりと静まりかえった事務所で一人ラジオの良く聞こえる特等席に腰掛け兼ねてから検索しようとわくわくしていた和食についての知識を読みながら帰りを待ち)
……あー…何か最近徹夜が多かったからな…そのせい、か…(結果的にすぐ治まった目眩に安心し苦笑いしてそう呟きつつ再び帰路を先程よりゆっくりとした足取りで歩いていき帰る時間は遅くなったがヒーリングプリンセスが始まる30分前に何とか事務所へと着いては中へと入り特等席に座っている相棒を見ては「ただいま、遅くなって悪かったな」と僅かに苦笑いして謝りつつ横の椅子へと座り一々余計な心配はかけられないなと思いつつ相手に見えない角度で再び目元を覆うようにして)
おかえり、間に合わないかと思ってはらはらしてた(相手が帰ってくるまでソファで足を下ろさず三角座りして時計とラジオと玄関の三ヶ所を何度も繰り返し眺め依頼人の元でお茶でもしているのか早くしないと始まってしまうとラジオの事で頭がいっぱいになっていたため、相棒の様子の変化を気にも止めず読み終わった和食についての検索結果を閉じまだかまだかと大好きな姫の声を早く聞きたいとひたすらにラジオを見つめ椅子に上がっている爪先を上下に動かしたり時間を持て余し)
………(横でラジオの時間が待ちきれないらしい相棒の様子をちらっと横目で見ては僅かに苦笑いしつつぼーっとしていたが30分が経って突如ラジオから流れた『園咲若菜の、ヒーリングプリンセス!』の女性特有の美しい声の掛け声と共にラジオでヒーリングプリンセスが始まり普段ならば少しノるのだが今は生憎少し頭がぼんやりとする為ゆったりと聞くことにし、そう考えている内に若菜のフリートークが始まりコーナーは進んでいって)
翔太郎、始まったよ!(何かに没頭すると周りが見えなくなるタイプ故に反応が薄いことにもお構い無しで耳を澄ませば視聴者投稿コーナーにて『姫聞いてください!最近夢の中で怖い怪物に質問をされ答えられなければ命を削られるという噂が流行っています…だって怖いですね。若菜の夢にも現れたらどうしよう!』という話があり「…これもしかして新手のドーパント?」その怪物というのはガイアメモリの仕業でないかとここで初めて相棒の方へと向き直り浮かんだ嫌な予感を口にするが調子の悪そうな様子を察し「…どうしたの、元気ないよね」ラジオは終盤となり園咲若菜の歌が流れるが相棒を気遣い音量を下げ)
ん?そうか?俺は別に何ともねえけど…(元気が無いと問いかけてくる相棒に普段の表情で小首を傾げてそう呟けば「俺は大丈夫だぜ」と出来るだけ自然に微笑んで大丈夫だと告げてはその前に呟かれた言葉をぼんやりとする頭で何とか思い返すようにし「今は何とも言えねえけど…もしかしたら新手のドーパントの仕業の可能性もあるかもな…」と呟くその横顔はじっくりと見なければわからないが僅かに顔色が悪くなっており)
君とは長年の付き合いなんだから普段と違うことくらい分かるよ(表情や顔色から無理をして強がっていることは明白だが認めないとなると無理にでも休ませるしかなく「ドーパントかどうかは僕が調べておくから翔太郎は少しでも休んだ方がいい」ラジオへの投稿が自分達の分野かどうかの真相解明は任せるよう言い聞かせるよう相手の側へと移動しては顔を覗き込み「僕に対して強がってどうするんだい?」こちらを向くよう両手でそっと頬に手を当て)
…んー…お前には、あんまり余計な心配かけたくなかったからなあ…(傍に来た相手に頬に手を当てられては自然と相手の方を向きその表情を見ては僅かに苦笑いして相手にあんまり余計な心配をかけたくなかったと呟き変わりに調べておくと言われては僅かに目を瞬かせるがふっと小さく微笑んで「ありがとう…」と呟くが「でも何かごめんな…」と何処か申し訳なさそうに呟き)
…お礼もお詫びもいらないよ(ようやく目を合わせてくれた相手に対して不調にすぐ気付かず申し訳ない気持ちがあり申し訳なさそうに眉を下げ「僕だって探偵なんだ、たまには頼ってもらわなきゃ」頬をさわった手を肩に滑らせ辛い時は素直に休んでほしいのだと訴え未知なるドーパントの攻撃なのか単なる体調不良なのか体調不良の原因が分かるまでは養生してほしいのだと「横になったら楽になるかもしれない」いつも自分が使う事務所横にあるベッドを指差し )
…うん、じゃあ、今はお前を頼ることにする(頬に触れていた手を肩に置かれてたまには頼ってほしいのだと言われては思わずキョトンとなるが小さく微笑んでは今は目の前の相棒に頼ることにすると呟き申し訳なさそうに眉を下げていることに気づけば小さく微笑んで同じようにそっと肩に手を置き「俺は大丈夫だから、気にするな。多分休めば治ると思うからさ」と何処か優しげな声で口にしてはそのまま相手が指差したベッドを見るが「…え、でもあのベッド普段はお前が使ってるのに、良いのか?」と僅かに眉を下げて問いかけて)
弱々しい翔太郎なんてレアすぎて変な感じだな(素直になった相手は普段あまり見ない感じがして余計に心配になるが休めば治るという言い分を信じるとして優しく話し掛けてくれる"大丈夫"の言葉に頷き表情を和らげ、自分のベッドはちょうど視界に入る距離のため指を差したのだが人が使ってるものは嫌だったろうかとか「仮眠を取るだけだし僕は構わないけど」そんなに気を使わせることだったかキョトンとして首を傾け)
…いや、お前が構わないならありがたく使わせてもらうな…(相手のキョトンした呟きに相手が別に気にしないならありがたく使わせてもらおうかと思いつつ僅かに苦笑いしてそう口にしてはゆっくりと座っていた椅子から立ち上がり置いていた帽子とジャケットを何時ものかけてはその指差されたベッドへと向かいぼんやりとした頭はかなり限界だったのか壁に体を向ける形で横になっては早々に脱力し自然と眠りにつき)
(そっと布団を掛け少しの間側で見守り眠りについた頃合いでその場を離れ事務所横のホワイトボードがある部屋へと移動しては先程のラジオで聞いた話を整理しようと"夢に現れる謎の怪物""質問""答えられなければ命を削られる"ホワイトボードに書きだし実際に被害にあった人間がいるか不明な段階では単なる都市伝説的な噂に過ぎない可能性もあるが今まで何度かドーパントに関する情報が寄せられたことがあるため気掛かりで、相棒の目が覚めたらもう一度相談してみようと書き出したキーワードをぶつぶつ呟き)
……(それから約一時間ぐらい覚えてはいないがよくわからない夢を見つつ眠っていたが目を覚ましては頭のぼんやり感が寝る前より取れていると感じホッとしてはゆっくりと上半身を起こして約数秒ぼんやりとしていたがふと立ち上がっては何となく事務所横にあるホワイトボードが置いてある部屋へと向かいそこで何かぶつぶつと呟いている相棒の姿を見つけては「…フィリップ」とまだ僅かに寝起きの声で声をかけて)
夢に怪物が現れるための方法でもあるんだろうか…ん、翔太郎?調子はどうだい(もしかりに夢の怪物がドーパントとして出現するのに何か方法があるなら自分自身で試してみたいところだが考え事に耽ていると相棒の声が聞こえたため考え事を中断しそちらの方向へと顔を上げて少しばかり顔色がましになった様子にほっとし「まだ無理は禁物だよ、座っておきなよ」いつも現場で駆け回る相手を気遣い穏やかな声色にて調子を伺い)
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