左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(美優からの返答にふっと小さな微笑みを浮かべ「わかりました。カフェですか、良いですよ、行きましょうか」と依頼主からの視線に気付いてはたまに照井や亜樹子に対して見せることがある優しげな微笑みを浮かべてはカフェに行ってみたいと言う提案に1つ頷いて一旦待っててほしいと伝えてはベッドで本を読んでいる相棒の元へと向かいその側に1つの小さいノートのような物を置いては相棒がどう思っているのか不明だが彼女には聞こえない小さな声で「ごめんな…行ってくる」と呟いては待っている依頼主の美優と共に外へと出ては「何処のカフェがいいとかありますか?」と歩きつつ依頼主の為敬語のまま何処のカフェが良いとかあるのだろうかと思いつつ聞いてみて、相棒の傍らには何故かファングがおりどうしたのかと言うような視線を向けていて)
(微笑む相棒を見て更に顔を赤くする美優は少し考える動作をしては『ふふ、じゃあ大学の近くにあるカフェでもいいですか?それとその…敬語じゃなくして貰えたら嬉しいかなって…駄目でしょうか』行き場所を問われ彼女行きつけの店を提案しては初対面で仕方ないが距離を感じる敬語を止めてもらうようお願いして、此方へ近寄ってきたかと思えば置かれたノートに何だろうかと首を傾け「構わない。でも、夕方が終わったら可愛がってよね」依頼だから仕方ないと自分に言い聞かせても複雑な心境は抑えられず小声でそう述べた所で待ちかねたのか美優は可愛らしく近寄っては勝手に相棒の腕を組み『ね、早く行きましょう?』じっと上目遣いにて見つめては半ば強引に腕を引っ張っていき)
(大学の近くのカフェで言いかと言う問いかけには勿論いいのだが敬語を無くして欲しいと言われれば相手は依頼主の為どうしようかと迷うのだがまあいいかと思っては「…わかりま……、わかった。じゃあそのカフェに行くか」と僅かに苦笑いしているが最後は小さく微笑んで敬語を無くし普段の喋り方でそう言っては相棒の小声の言葉には勿論だと言うように普段相棒にしか見せないとても優しげな微笑みで頷き早く行きましょうと言われて腕を組まれては一瞬驚くが僅かに苦笑いしては「わかった、わかった」と変わらぬ声色で口にしつつ美優に引っ張られるままに着いていき)
…いってらっしゃい(他人には美男美女のお会いカップルに見えるだろうと考えれば複雑な心境は増し何故だか足元にいるファングの頭を撫で腕を組まれ出掛けて行く様をその場から見送り『依頼って言う点が悲しいけど、でも本当のデートみたいにしたいなって。楽しんで貰えるようがんばる』頼んで止めて貰った敬語に自分もとタメ語で話しカフェへ移動する間もデートは始まってるとばかりに組んだ腕はそのままに『翔太郎さんのこと沢山知りたいので移動中質問してもいいで…あ、いい?』こてんと首を傾け下から見上げ)
(頑張ると言う彼女に内心少し苦笑いするが一日だけのデートなので此方も美優が満足するまで頑張って付き合うことにしようと小さな微笑みを浮かべて「ありがとう」と呟き移動する間幾つか質問していいかと首を傾げて問いかけられては一瞬キョトンとなるが少し考えた後まあ答えられる範囲でなら構わないかと決めてはふっと微笑んで1つ頷き「俺に答えられる範囲でなら構わないぜ」と普段の何処か穏やかな声色で美優にそう答えて)
(軽い足取りで心底嬉しそうに歩いて『あ、言ってたカフェはあれ!安くて美味しの』事務所から大学へ向かう途中すぐにあるかなり小さな店を指差し『お仕事の話とか座りながらゆっくり聞けたら嬉しいなって』答えられる範囲でとの回答に顎に手を当て何を聞こうか考えている様子を見せぐいぐいと腕を引っ張る勢いで店の扉を開けスタッフに指で二人と示し好きな席に座っていいと聞けば一番奥の外からも店内でも他の席から見えにくい場所を選び)
(手を引っ張られつつ指を指されたカフェを見ればこんなところにカフェがあったのかと前に仕事で風都大学に来たときには見なかったカフェに内心、へぇー…。とマジマジと外装を見ながら思いつつその中へと手を引かれつつ入ってはその美優が指した席へと向い合わせで座りこう言う場所にはあんまり来ないためゆっくりと店内を見回した後「お洒落なカフェだなあ」と思ったことをそのまま呟き、頭を撫でられつつファングはじっと何処か複雑そうな顔をしている相棒に小首を傾げていて)
…ファングに同情されるなんてね(人や動物と違い意識なんてない物のはずが慰められる日が来るとは驚いたと自嘲しては「検索を始めよう。知りたい項目は…」嫉妬とは違う何か引っ掛かりを感じる彼女について地球の本棚へと助けを求め、小さいながらもメニューも豊富な店のお気に入りの座席に腰掛けて『いい雰囲気でしょ。あ、何飲む?はい、これメニューね』自分はいつものドリンクを頼むからとメニューを相棒の方へと向けてテーブルに両肘ついた上に顎を乗せ可愛らしさを最大限に出そうと小首傾げ相棒へ熱い視線を送り)
(地球の本棚は相棒の意思に答えるようにズラズラと並び相棒の言葉に従って不要な本棚はどんどん消えて選別されていき、お店の雰囲気に僅かに頬を緩めていては向けられたメニューを受け取りその中身を見ては若い女子に人気そうなドリンクメニューに内心凄いなと思い何を飲むかと聞かれれば悩む所なのだがちょっとトロピカルなオレンジジュースを見ては少し前に相棒に缶のオレンジジュースを渡したときの事を思い出し「トロピカルオレンジジュース…かな?」と呟くが視線に気付いてメニューから相手へと目を向けてはその何処か熱っぽい視線に気付き相棒の時と異なりただ単に恥ずかしいと感じ僅かに頬が赤くなりつつそっと視線を彼女から俯かせて)
え、たしか雪村姫香の友人だって…(美優について調べても彼女へ相棒の名前を教えたという雪村姫香との関係性はなく嘘を付くにしても何故かと首を傾げ、メニューに注目し甘いものは飲まない大人の人かと思いきや予想外のチョイスに目を丸くするも以前自分も飲んだことがあり美味しいのだと力説し『へぇ、ジュースは飲まないかと思った。でもこれすっごい美味しいから正解かも!あ、キャラメルラテとこれお願いします』通り掛かった店員にメニューを指差し二人分の注文を済ませ『ごめんなさい、ちょっと失礼します』一言断り席を立ちちょうど厨房の横にあるレストルームの方角へ向かい)
(そしてその美優と言う女性に関する全ての項目の中で"Amour"、翻訳すれば"愛"と言う今は行方不明になっているらしいメモリの存在が発覚し、彼女の言葉に小さく笑っては「たまにはいいかと思ってな」と口にしどうやらトイレに行くらしい美優に「ああ、いってらっしゃい」と見送ってはふと表情を戻し机の下で誰にも見えないように両手で隠すよう持っているジョーカーメモリを見れば何故こんなにも胸騒ぎがするのだろうと感じ、メモリにそんな力はないはずなのだが何故かこのジョーカーメモリから身の危険というより心の方の危険を警告されているような気がしてならず1つ息を吐き出しては再び店内をゆっくりと見回して)
…強すぎる愛は毒ともなる(風都大学に所属することは事実であるようだがメモリが絡むとなればいち早く相棒に知らせる必要があり察したらしいファングと共に事務所を飛び出し、席へ戻るタイミングで後ろから抱き付くようにして腕を回し耳元に口を寄せ『…ねぇ、翔太郎さん。今、好きな人いるでしょ?同じ事務所に居た子とか』息が吹き掛かる近さで声を低く囁き向かいの席へ腰を下ろせばタイミングよく飲み物が到着しころっと雰囲気変えてトーンの明るい調子で『来た来た!ここほんと美味しいから、ゆっくり飲んでゆっくり喋ろ?』相変わらずの語尾にハートを付け恋する乙女を演じて)
(胸騒ぎを抱え改めて店内を見回していた所に後ろから抱き付くようにして腕を回されたかと思えば耳元近くで囁かれた言葉に内心でビクッとするだけですんだのはこの胸騒ぎのお陰なのかと頭の片隅で考えつつ彼女が向かいの席へと座ったタイミングで置かれた飲み物を見ればまた先程の雰囲気へと戻った彼女の言葉にはただ小さな笑みを返すだけに留めておき目の前のジュースを見てはジュースに罪は無いため手にとってゆっくりと飲んでは前に飲んだ缶ジュースとはまた違う美味しさにそっと頬を緩めるがふと自分の膝の上に何処から入ってきたのかファングの姿があり此方をじっと見てくるので飲み物から僅かに口を離しもしかして相棒に何かあったのか?と心配になりつつ何となく心の中で(どうした?)と問い掛ければグイグイと小さな口で強く引っ張られたのでそっとベストの中へと隠しては彼女には一言謝り店員に先にお金を払えば彼女の意味深な笑みの視線を感じつつファングに引っ張られるままに外へと出ては相棒とファングが来た道を少しだけ戻ることになり)
…翔太郎!(店の名前を聞いておくべきだったと後悔するが案外すぐに見つけることができ見慣れたハット姿が目に入るなり相棒の名前を叫び駆け寄ろうとしたものの、思わぬ邪魔が入ったと美優も慌てて店を出て『もう、夕方までは私の時間って言ってくれたのに!まぁいいや、相方さんも来てくれたし…ジュース、飲んだよね?あのタイミングで席を立った理由考えなきゃ探偵失格よ』演技はここまでだと態度を一変させ馴染みの店が提供する飲み物に薬を混ぜるのは簡単だったとか暴露を始め『薬って言っても動きが鈍くなる程度の物だし安心して。お楽しみはこっち、あなたって精神攻撃に弱いんでしょ?』くすと笑ってはカバンからメモリを取り出し翔太郎の腕を引っ張り寄せ此方に見せ付けるように無理やりにキスして)
(少し歩いた所で相棒を見つけるがぐいっと引っ張られたかと思えば態度を一変させての暴露に冷静な頭の片隅で自分達の事を知ってて近づいてきたのかと思うのと同時にジュースに罪は無いとはいえ感じた胸騒ぎに従って矢張り飲まないべきだったかと内心自分の変なところでの甘さを少し恨むが彼女の言う通り確かに少し力が入りにくいと感じていた所で更にグイッと腕を引っ張られたかと思えば彼女の顔が物凄く近くにあり一瞬固まるが幸いなのはとても堅く唇を閉じていた事かと思いつつ感じるよくわからない温もりに表情は驚くほど変わらないが相棒を傷付けてしまったと言う強い罪悪感が心を染め一筋の涙を流してしまいその一連の流れ約5秒の後にベストの中に隠していたファングが彼女の手を思いきり尻尾で叩いてくれたお陰で僅かによろけつつもちゃんと距離を取ることができ肩に乗ってきたファングに悲しげな表情で笑いつつも「……ありがとう」ととても小さな声で呟き「俺より、フィリップの側に居てやってくれ…」と自分より相棒だとよろけた事で丁度横に来ることになった相棒の肩にファングを乗せて)
(美優が友人なのは被害者の姫香でなくナイトメアメモリを使用した福島の方で密かに想いを寄せていた福島が逮捕された恨みを晴らすべく翔太郎に近付いたという筋書きで、ファングに叩かれた手を擦りながりも口角を片側だけ吊り上げた笑い方をしては動きが鈍い様子に満足げで『ねぇ知ってた?愛って時に心の毒になる。このメモリはね、罪悪感を身体へ傷として現すものなの。つまり貴方は私がメモリを使った時怪我をするってこと』一通り話し"Amour"のメモリをコネクタへと突き刺しドーパントへと変身する様を横目に捉え「……翔太郎、僕なら平気さ。それよりも君の身体が心配で」肩へと乗ったファングを掌へ乗せよろける相棒を支えて彼女の言葉が本当ならば怪我をするのだと気が気でなく努めて冷静を装っては拳を強く握りしめ)
(支えてくれる相棒の様子に気付いてはポンと肩に手を置き大丈夫だと言うように僅かに微笑んで相棒から少し体を離して自分でしっかりと立つが彼女が"Amour"のメモリを使った瞬間、彼女の言った通りに幸いなことに服で見えないが丁度心臓の皮膚の部分に鋭い何かで思いっきり傷つけられたような痛みが走り思わず表情をほんの少し歪めて胸元の服を握るが数秒後手を降ろし痛みを無視してただ真っ直ぐな瞳で彼女を見据えれば大丈夫と言う意味も込めて再度隣の相棒の肩に数秒手を置けばダブルドライバーを装着しその意思疏通できるのを利用して相棒に「サイクロンジョーカーでいくぜ」と言葉にはせず伝えては懐からジョーカーメモリを取り出して)
(一瞬歪んだ表情にドーパントは甲高い笑いを上げ『その身体で戦える?傷は深いし身体はふらつくのよ?もしかして私嘗められてるのかな』作戦成功の余裕から饒舌になり次は何をしてやろうかと腕を組んで企み、色の濃いシャツからは外傷を確認することができず彼女の言葉が頭を巡るのだが「え、でも身体は!?ファングの方が…いや、お互いの得意分野でいこうか」強がりの相棒から発せられる"大丈夫"をどこまで信用して良いものか悩む暇もなくドライバーを通して返事をしてはサイクロンを取り出し音を鳴らせぱ変身ポーズを取りメモリを装着し)
(余裕が出来たせいか笑い声を上げて妙に饒舌になっている彼女の言葉には何も答えることはせずただ此方の提案に乗ってくれる相棒には心配をかけてしまうことは明白であり僅かに苦笑いしてただ一言ドライバーを通して「……ごめんな」と謝ってはジョーカーの音を鳴らして同じようにポーズをとっては「変身」と一言口にしてsoul側に来たサイクロンを差し込み同じようにbody側にジョーカーを差し込んではWの形に開いて変身し相棒はファングに任せて生まれている余裕のせいで隙が生まれているの見逃さず怪我人とは思えない速さで接近してはこれもまた怪我人とは思えない重い回し蹴りをドーパントの腹部にヒットさせて)
(相手は怪我人と油断し隙が出来たところへ攻撃をくらい元より精神への攻撃に長けたドーパントであり肉弾戦はかなりと言っていい程弱く「翔太郎、早く手当てをしないと君が心配だ。さっさと終わらせよう」大切な相棒を傷つけられた怒りから普段よりも右半身が繰り出す動きが多く敵が怯んだ瞬間に蹴りやパンチをお見舞いして「早く、メモリブレイクだ」一刻も早く相棒の怪我の様子を確認したいし何より目の前でキスを見せ付けられたことのむしゃくしゃする気持ちが大きく幾分な大人しくなったドーパントを指差し相棒へ必殺技を促して)
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