風都鳴海探偵事務所（相棒のフィリップ募集だ）

待って翔太郎、それ…本当？（気持ちを聞かせてと頼めば相棒の口から両想いであると分かっては嬉しさに目が潤みてっきり一方通行と勘違いした恋心は双方とも同じと分かれば安心するし何より嬉しく口元に手を当て微笑むのだが続く言葉には眉を下げ「相棒として息ぴったりなのに、どうしてそんな君以上の人がいるかもって発想になるんだい？僕は君がいい」先程からの微妙な態度はそうだったのかと分かれば距離をつめて話がしたくなりベッドに座り寝転がる相棒の隣に同じように仰向けに転がり両手でそっと僅かに赤くなる頬を包み目を合わせて翔太郎がいいのだと伝え）

……嘘言ってどうするんだよ…勿論、本当だぜ…（本当かと問い掛けてくる相棒に僅かに微笑んで何故嘘を吐く必要があるのかと口にすれば本当だと改めて伝えて同じようにベッドへと寝転がってきたかと思えばまだ熱い自覚がある頬を両手で包み込まれては自然と相棒の方へと視線がいき自分がいいのだと言われてはまた更に普段ではならないであろう程少し頬が赤くなるが相棒の視線に恥ずかしさがまし僅かに俯くが「……本当に、相手が俺で、いいのか……？」と再度の確認のように本当に相手が自分でいいのかと問いかけて）

だって、あまりに嬉しくて信じられないじゃないか（勇気を振り絞って好きだと言えば好きだと返してもらえて嬉しすぎて嘘だと疑うのもむりはないと主張しておき顔が赤くなる相棒が可愛いと感じるが距離が近付くのに比例して自分も同じくらい赤くなっているだろうと頬の温度が上がるのを感じ「ねぇ、それを言うなら僕でいいの？明日来る依頼人がとても可愛い女の子で君に告白してくれるかもしれないよ？」自分でいいのか問う相棒に対して逆に自分でいいのかと例え話をして尋ね頬をそっと撫で）

まあ、言いたいことは分かるけどさ…（相棒からの主張にまあ言いたいことはわかる為思わず苦笑いしてそう呟き逆に自分でいいのかと聞かれては思わず相棒へと視線を戻しつつ頬は赤いままだがコクリと１つ頷き小さな声で「…あぁ…お前がいいから、お前への返事…受けたんだし…」と自然とポツリポツリと自分も目の前の相棒が好きだし、いいから返事を受けたのだと心の底からの本心を伝えて）

僕だってそういうことさ、君じゃなきゃいけないんだ（頬を赤くして自分がいいからと言われてしまうと此方も赤くなりとにかく嬉しいの一言に尽きて今なら恋が幸せというのが理解できて照れ臭く視線を外してからふと思い付いてはちょっぴり悪っぽく笑い「ねぇ両想いになった訳でしょ？それならやってみたいことがあって…」仰向けに寝転がる相棒の腰辺りを跨いで上に覆い被さるようにして座っては顔の横に両手をついて顔を近付ければ有無を言わさずほんの２秒程僅かに触れたかどうか唇を重ね）

…………ありがとう、な（相棒の言葉を聞けば嬉しいという気持ちが沸き上がりあまり浮かべないであろうとても自然な嬉しそうな笑顔で微笑んでお礼を言ってはやってみたいことがあると言われ何なのだろうかと思わず小首を傾げるが何処か悪っぽい笑みを浮かべて上に覆い被さられるようになっかと思えば両手を自身の顔の横に疲れれば思わず僅かに赤いまま「…フィリップ…ーー」と名前を呼ぶのだがそれは自身の唇に来た暖かい感触で遮られ思わず目を瞬かせるが唇に口付けをされているのだと気付けば更にほんのりと頬が赤く染まって）

（お礼を言いたいのは此方も同じであって一瞬だけ唇を合わせ身体を起こし「…ファーストキスはレモンの味とかいうが、正直良く分からないな」少女漫画だとかデートスポットだとかそういった類いの検索をした時に得た知識なのだが何のことだか分からないといった具合にいつもの口元に手を当てる癖と首を傾げ検索結果にも色々あるのだとかムードをぶち壊す考えばかりしては未だ相棒の上に座ったままで恋愛そっちのけに検索モードに入りそうな勢いでぶつくさ述べ）

（どうやらやってみたかったと言うのはファーストキスの味と言うことらしいとわかればいかにも相手らしいと内心苦笑いし未だに上に乗ったままの相棒をそっと気付かれないように器用に自分の上から下ろして隣のスペースへと座らせ再度壁の方へと体を横にしてはそっと自身の唇に手を当て、しかしファーストキスと言うのはこんなにドキドキするのものなのかと初めて感じた思いに自然と少し浸っていき）

…ねぇ、翔太郎。君はきっとキスくらい経験あるだろう？こういうものなのかい？（いつの間にか相棒の上からベッドの上に移動しているのは気にせずにいて次はキスの仕方も検索しておくべきかと自分の唇を人差し指で突っつき今は初恋のドキドキは何処へやら、壁を向いた相棒の背中に向かって問い掛けてはモテないと言えど自分より歳上で容姿も整った相棒ならそれなりの経験があるのでないかと期待を込めて「ねぇねぇ」と余韻に浸るのなんて無視して背中を揺すり）

……さあなぁ…誰かを好きになった事はあるけどそういうことはこれまでしたことねえし…。あ、でも（自分が経験があるらしいと思い背中を揺すって聞いてくる相棒にちらっと顔を向けて困ったような表情で微笑んでそう口にしてはふと何を思ったのかゆっくりと体を起こしては先程相棒からしてもらったのと同じように相棒の唇に触れるだけの口付けをした後僅かに赤いままだがそっと微笑んでは「……少なくともされる方は好きな相手からされると凄くドキドキするもんだぜ」と呟くように話しては再度壁の方へと体を向ける形で横になって）

ふーん、そっか。ん、何だい…？（何でも知ってる気がする相棒でも経験したことのない事柄もあるのかと退屈そうに聞いては何かを言いかけ起き上がった相手に首を傾けキョトンとした時自分の唇に何か柔らかいものが触れたと思ったら相棒からの口付けだったようで数秒固まりぽかんとして「…凄い、これはいつもと違うゾクゾクする感じがする。癖になりそうだよ、翔太郎」口元を指でなぞって心拍数の上昇を感じては相棒の言う通りだとドキドキして顔が熱くなる感覚に新発見だと目を輝かせそのまま前のめりに倒れて相棒の肩辺りに額をくっつけ）

…ふっ…ならよかった…のか？まあ、良かったな（肩に顔を埋めてきた相棒の言葉に僅かに微笑んでまあ良かったのかはわからないが気にしないことにして優しく頭を撫でていたがふと手を止めては何となくほんの少しだが何かを思い付いてふっと１つ微笑んで「…なら、もう少し、キス…してみるか？」と何時ものなら相棒がからかってくることが多いのだがほんのちょっぴり逆にからかうように少しの冗談を混ぜてそう言っては再度頭を撫でるが数）

（顔を埋めたまま微動だにせず頭を撫でてくれる心地よさを感じていたら動きが止まり続く言葉に驚き顔を上げ「…え？いや、その……」好奇心の塊で検索したことは即実行の身としては何だか形勢逆転とも言える相棒の発言に顔の温度が更に上がっていくのが分かり目をぱちくりさせ「……して…みたい」ごく僅かに発せられた小声にて物は試しと相棒の誘いに乗ってみようかと強請ってみるがドキドキする気持ちが抑えられず状態を起こしたものの下を向いたままで）

………そんなに緊張することねえよフィリップ（相棒の様子に僅かに苦笑いしてはポンポンとそんなに緊張することはないと伝えてはその片手をそっと相棒の手に置いた後ゆっくりと上体を起こしてはそっと顔を近付け先程よりはほんの数秒長いがとても優しい口付けをしては顔を離してやはりする側も恥ずかしいのか少し赤いまま何も言わないでいたがただ相棒に頬が赤いままふっと優しく微笑んで）

…しょうた…ろ…（緊張することないと声を掛けられても相棒の顔が近付くにつれ心臓はどんどん煩くなり目を閉じ名前を呼ぼうと開いた口は途中で塞がれてしまい少しだけ長くなった口付けに離れた顔は同じく頬を赤く染めて「…検索しておかなくちゃ」照れ隠しに次は負けてられないと謎の勝負心が萌えて宣言をしておき触れ合った自分の唇に手を当て亜樹ちゃんのしたがっていた行為はこんなに凄かったのかと心を落ち着かせるべく溜め息にも似た息を吐いて）

（どうやら謎の勝負心が燃えてしまったらしい相棒に目をぱちくりとさせるがまあいいかと思いつつ僅かに微笑んでポンポンと頭を優しく撫でればそっと壁へと体を凭れかからせ恥ずかしさと照れ臭さから煩く鳴っている心臓へと手を当てては成り行きで此方から再度口付けをしたが、やはり照れ臭いというかこんなにもドキドキするのかと改めて感じては僅かに目を細めて「………ドキドキ、するもんだな……」と本当にポツリと小さな声でそう無意識に言葉にして）

（壁に凭れる相棒の隣へ腰下ろしぴったりと寄り添いここ最近感じていた心のモヤモヤがすっかり消えてしまって今は幸福感しかなく相棒兼恋人の翔太郎はやはり唯一無二の存在なのだと実感して甘えるように肩に頭を乗せ「ねぇ、もう少しダラダラしたら何処かへ出かないかい？行き先は思い付いてないんだけど休日を満喫したい」何処へ行っても相棒が一緒なら幸せで楽しいに決まっていて今までになく幸せに満ちた笑みを浮かべては横顔見つめ頬に口付けして）

ん？ああ、構わねえぜ。折角の休日だしな（壁に凭れかかって入れば相棒が隣に腰を下ろして乗せられた頭を優しく撫でていればもう少ししたら何処かに出掛けたいと言われたので微笑んで勿論構わないと伝えては休みの日に一緒に出掛けたらとても楽しいだろうなと小さく微笑んで思いを巡らしていた所に頬に口付けをされた為一瞬キョトンとなるが例えるならまるで林檎のように再び頬が赤く染まっては口付けをされた頬に手をそっと当てて僅かに俯くが数秒して顔を上げればその赤い状態のまま小さく微笑んで「……ありがとう」と小さな声でお礼を口にして）

何処へ行こうかな。あぁ、デートっぽいことしようか（相棒に頭を撫でて貰うのが好きでぎゅっと腕を回して抱き付いて誘いに乗ってくれたのは嬉しくて大好きな翔太郎と両想いになれたことを風都イレギュラーズの面々に自慢したい気もあったり色々と企んでは普段格好付けるくせして余裕なさそうに頬を真っ赤にするのが可愛くて顔を覗き込んでは唇を重ね「…今のは何のお礼だい？」顔を離せばくすくす笑って口付けした自分の唇をぺろっと一舐めして）

ふふ、そうだな（楽しげな表情でデートっぽい事をしようという相棒にちょっぴり照れ臭いと思いつつ微笑んで同意するように１つ頷いては抱き付いてきた相棒の頭を優しく撫でつつ時折背中もポンポンと優しく撫でるがありがとうと言った後に顔が近くなったかと思えば唇を塞がれたので口付けをされたのだと理解しては少し落ちつていた頬の赤みが戻ってしまい顔を離した相棒の何気無い仕草を見ては不覚のドキッとしてしまい少しかっこいいと思った事は自分でもわかるほど一瞬表情に出てしまっていたが気付かれていないことを祈っては赤い顔を両手で隠して問われたことには小さな声で「………何か、キスされたの………嬉しかったから……」と最後はポツリと呟くようにお礼の意味を白状して）