風都鳴海探偵事務所（相棒のフィリップ募集だ）

…うん、ありがとうな。気にするな、此方こそ何時もありがとうな（相棒の出した結論らしき言葉に何だか嬉しいという気持ちが込み上げ微笑んで一言お礼を言ってはお礼の言葉にクスッと何処かはにかむように微笑み此方こそありがとうと伝えては急に頬をグリグリとされたので「むぅっ…！？……あー……いや、ほんとに少し前の話なんだけど…な、仮に本当にお前と照井がコンビを組んだとしてな、お前と照井は新しいＷとしてちゃんと仲良くしていけるのかなとか…フィリップはちゃんと照井とコンビやっていけるのかなとか…当時は、想像してみて、逆ににそんな心配してたなあ…って、思ってさ……あはは…」と変な声が出るが相棒の言葉に数秒言うか迷うが隠しても仕方ないと感じては苦笑いしつつ思い返していた事を正直に呟いては最後は苦笑いしたまま誤魔化すように空笑いするが「…えっと、今は全然思ってねえからな？」と念の為にと伝えておき）

（お礼を行ったはずがお礼を返されるという流れに照れ臭そうに頬を掻きいくら感謝してもし足りないと心の中でもう一度"ありがとう"を呟き「過去の話だって言うから正直に答えるけど、戦闘力は上がるだろうね。つまり戦闘マシーンとしては最強のＷとして活躍できると思う。でも僕は亜樹ちゃんみたいに自分からがっつくタイプじゃないからコンビとして上手くいかないかも」今は思ってないとの念を押した過去形に小さく吹き出し今はもう悩んでないなら素直に答えてもいいだろうと街のヒーローとしてでなく戦闘マシーンとして戦う図だったり変身していない時間おそらくお互い無言で過ごす図だったりを想像してみては急に笑い出して「…でももし、翔太郎と照井竜の立場が逆転してたら翔太郎にお嫁さんが出来たのかなとかって、ごめん妄想したらおかしくて」口元を抑えてみても笑いが止まらず一人でしばらく笑い続け）

…うーん……お互いあんまり自分から話すことは無いとはいえちょっとぐらいコミュニケーションとってもいいんじゃ……（相棒の言葉にふむふむと思いつつコンビとしてはうまくいかないかもという言葉を聞けば何となくお互い無言の二人を想像してみては思わず苦笑いしてそう小さな声で口にし自分で妄想して笑い続ける相棒に思わず少しムッとなっては片手で相手の眉間辺りを押して押さえるがお嫁さんと言う言葉を聞いてはふと相手の眉間を押さえていた手を止めてはふと虚空へと目をやり「今は正直結婚とか考えてねえんだけどな…」と昔小さい頃母親に言われたことを思い出しつつ苦笑いしてそう教えて）

照井竜に話し掛けてごらんよ。きっとすぐ俺に質問するなって言われるに違いない（コンビ組んで息を合わせて戦うには日頃からのコミュニケーションは必要不可欠だと思うが疑問符をつけた瞬間に話題終了だと苦笑しては照井の口癖を真似して両手の人差し指でバツを作り「あいてっ…ふぅん、そっか」笑いすぎを注意されニヤつく口元をやめて自分から振った話題のわりに興味がなさそうに聞き流し家族とは何だろうかとふと考えてしまうが今は相棒がいるからいいかと結論付けその相棒に目をやればどこを見ているのかと視線を追い掛け）

あー……想像できるから何とも言えねえな（相棒の言葉に照井の性格を改めて思い返しては相棒の言う通り疑問符をつけた途端に会話終了の場面が容易に想像出来てしまい思わず苦笑いしてそう呟きふと"照井竜"と言う話題で何かを思い出したように虚空から相棒へと視線を戻してはポンポンと頭を撫でつつ「あの時は仇を前にして何時もは見ない悔しそうな照井の為に何とかしてやりたいって思ってツインマキシマムをお前の制止を振り切って使ったけど……お前にも心配かけちまったんだよな…何か今更だけど…ごめんな」と僅かに苦笑いしつつ呟き最後は今更だがと謝って）

でしょ、これは間違いないよ（事件の捜査をするにも一方的にこれを調べておけと指示が飛んで来るだけで疑問を口にした途端に質問するなと言われるに呟き苦笑いしては謝る相棒の口元に人差し指を押し当て喋るのを制止して「もういいよ。あれは照井竜を思っての行動な訳だし、そのおかげで彼は変わり僕も協力して戦えた。でももし、またツインマキシマムをやるって言ったら殴るけどね」あの時ほど心配したことはなく照井竜のため大怪我した相棒の姿を思い出しては悲しそうな表情になるが誰かのため身を張って戦えるなんてと「ハーフボイルドで甘過ぎて人に心配掛けたけど格好良かったよ」改めて相棒の凄さを感じては静かに付け足し）

………。あ、ああ……もう使うことはないと思う……多分……（喋るのを制止されたかと思えば相棒から告げられた最後の言葉を聞けば一瞬固まるがコクリ頷いてそう言うが最後はポツリと苦笑いして呟きその後に言われた言葉に小首を傾げては「…格好いいか…？まあでも、ありがとうな。…と言うか俺はお前も普通にかっこいいと思うけどな」と不思議そうに呟くが言われるのは嬉しいため微笑んでは相棒の頭を撫でながらさらりと相手も格好いいと思うと呟いて）

歯切れ悪いね…亜樹ちゃんみたいに丁寧な看病はしてあげないよ（相棒の性格的に誰かを助けるためとか人のための理由なら迷わずまたやってしまうだろうと苦笑して頬をぺちんと軽く叩いて念押しの忠告をしては「僕が…？そう、かな、ありがとう。初めて言われた」相棒を格好いいと言ったはずが自分も誉められ目を丸くして面と向かってさらりと言われ照れ臭さに動きが固まりロボットみたく変な喋り方で初めての言葉に驚いて）

………はい、肝に命じときます……（苦笑して頬にぺちんと手を当てられたかと思えば念押しのように忠告され再度数秒固まるがコクリと１つ頷いては肝に命じとくと口にし驚いている様子の相手の頭をポンポンと撫でそういえば相棒は言われたことをなかったっけ…とぼんやりと思い出しては相棒の呟きにコクリと頷き「同じ男の俺から見ても普通に格好いいと思うぜ」とぼんやりとした頭でしかし思ったことを再度さらりと口にしては何時もより穏やかな表情で微笑んで）

素直だね（怒られた子供みたく固まる様が面白く小さく吹き出しあれから更に強くなった今の相棒ならツインマキシマムも耐えられるかもと思ったが口にすれば実行しかねないため心の内に秘めておくことにして、誉められ慣れないというのか時折人と接し慣れない感じが出てしまいもう一度言われ目をパチクリさせどう返そうかと一先ずお礼を述べてから「あ、ありがとう…あぁ、それは告白かい？」真っ正面から受け止めると恥ずかしいため後半はふざけて冗談でそう言ってはにんまり悪戯っぽく笑い）

……お前普段そんなに怒ることねえから怒ったら怖いっていうイメージがあるし……（そっと相棒から顔を背けては小さな声で普段怒ることが少ない分怒ったら怖いというイメージがあるのだと口にし悪戯っぽい笑顔で言われた言葉にキョトンとなるが何だかふわふわとしている気持ちの中で少し思考を巡らせては何も言わずにただ苦笑いを浮かべては再度優しく頭を撫で「まあお前が感じたままに解釈してくれてたらいいさ」と苦笑いしたままそう呟き）

どうだろうね？だが、そう思うなら怒らせないように気を付けたまえ（長いこと相棒と過ごし影響を受けたのかたまに感情的になることもあって怒ったらどうなるか自分自身に興味が出るが相棒が無茶しなければ激怒はしないだろうとクスっと笑い背けた頬を痛くない程度につねり、照れ臭さから逃げるための冗談であったが否定する訳でもなく解釈はこちらの自由と返され「冗談だよ。あんまりに持上げられて照れただけさ」とまた笑い声を上げては起き上がり相棒の長い前髪を手でよけ額に唇を寄せ「おでこへのキスは友情を意味するらしいよ、翔太郎」いつの間にやら検索した余計な知識を実践し人差し指で自分の唇をとんとん叩き）

………わかったよ、フィリップ（頬を痛くない程度でつねられては数秒そのままでいたが相手の方に顔を向けてはふっと苦笑いしつつわかったと１つ頷き起き上がり何故か前髪を避けられているとぼんやりと感じていたがまさかそのまま額に口付けをされるとは思わなかった為一瞬キョトンとなるが理解しては頬が赤くなり僅かに顔を俯かせては「……お前そういう知識何処から拾ってくるんだよ……」と照れ臭いのか僅かに恥ずかしいのかそう小さな声で呟くように口にしては赤い顔を背け「……額へのキスの意味は後もう１つ……貴方の幸福を祈っています…だぜ」と昔母親から教えられた事を口にして）

まぁ君がよっぽどのことをしない限り怒らないよ（怒るとすれば心配する意味でだと静かに告げ分かったとの返事にこちらも頷き額へのキスをしては相棒が俯いてしまい表情が読めず嫌だったらどうしようかと不安にもなるが「何処からって地球の本棚だけど。前に亜樹ちゃんに頼まれたんだ。照井竜が髪や頬にしかキスをしてくれないと拗ねていてね、それで場所別の意味を調べて欲しいって」淡々と質問というのか呟きに答え小声で教えてくれた知識を聞き「いいメッセージだね。僕から君に贈るにはピッタリだ」隣に座ったまま身体を横向きにして背けられた顔は見ないように相棒の肩に背中をくっつけるような体勢を取り）

へぇ、亜樹子がそんな相談を…（まあ地球の本棚から仕入れているのはわかっていたが亜樹子に頼まれてというのはちょっと意外だった為考えるような仕草をしこれはどちらにしろ二人の問題な為何となくだが二人はこの先上手く行くといいなと心の中で思っては何となくだが上から相手を覗き込むようにしては額に触れるだけの優しい口付けを落として直ぐに座り直し天井をぼんやりと見詰めつつ「…俺もお前に幸福があらんことを祈っています」と優しげだが小さな声でゆっくりと言葉を紡いで）

いつか唇にして貰うんだって、頑張ってる姿が可愛くて応援したくなるね（依頼にも恋愛にも真っ直ぐで一生懸命な姿を見ては応援したいと感じ他にもオススメのデートスポットだとか色々な検索をしており二人で仲良く寄り添う姿を想像しこちらまで幸せになるような気持ちで呟き、背中越しに相棒が動いた気がして振り返ろうとしたところに優しい口付けを受けては全身の力が抜けるような「わっ……これ、やるより受け取る方がドキドキするね…あ、ありがとう…」幸福を祈ってくれるとの言葉に小声でお礼を言ってはいつもより騒がしい心臓の音を感じながら相棒の触れた額をそっと触り）

（フィリップが協力しているのなら恐らく良いデートスポットは見つけられるだろうし、亜樹子と照井、この二人が末永く幸せで居られますようにと心の中で祈り僅かに微笑んでは相棒からの小さな声で言われたお礼にはポンポンと２回ほど優しく頭を撫でることで返し天井を見たまま変身する前に僅かにだが聞こえた女性と男性の会話を思い出しては音もなくジョーカーメモリを取り出し掌に乗せて数秒じっと見詰めては何かを改めて決意するようにそのまま黒いメモリを手の中で握りしめて）

あぁやってさ、誰かを一途に好きになれるって幸せなことだろうね（友情や家族への愛情は感じたことがあっても恋愛における愛情はまだ経験したことがなく亜樹子を応援する中でちょっとだけ羨ましく思う気持ちがあったりでソファの上で膝を抱えて照井について話す時の幸せそうな顔を浮かべては羨ましく感じ、相棒へ背中を向けて座っているため相手がメモリを手にしているとは知らず少しだけ体重を預けぼんやり天井を眺め）

そうだな、誰かを一途に好きでいるのは簡単なように見えて実は結構難しいからな（持っていたメモリを流れよるうにベストの中へと仕舞っては優しく相棒の頭を撫でつつそう落ち着いた声で口にし今日事件に関係した夫婦のことを思い出してはあの二人は一体どこでお互い冷めてしまったのだろうと何となく考えるが答えがでるはずもなく「お前にも何時か、ちゃんと心から好きな人が出来るさ」とポツリと相手なら何時か心から好きな人が出来るだろうと思ったことをそのまま言葉にして呟き）

あの照井竜も亜樹ちゃんを見るときは優しそうな目をするからね（相棒の不破夕子こと須藤雪絵に対する一方通行の想いを発展させてあげようと色々調べたことを思い出しては双方好きあって結ばれるのは難しいのだろうとか考え込んでは１つだけハッキリしていることがあり「翔太郎、僕は心の底から君のことが好きだよ」その"好き"が友情なのかそれ以上なのかは言及せずにこの際どっちでも良いかとそのまま後ろ向きに寝転がっては再び膝枕になり手を伸ばして両手で相棒の顔を挟み自分の方を向かせ）