左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(再度来た相棒からのメールを読めば問題ないと言うが果たして本当に大丈夫だろうかと考えるがそれは後で考えようと一旦頭の片隅に置いては相棒から知らされた彼女の勤めている病院から500m離れた公園へと向かいその公園へとついては工事の音に紛れて僅かにだが誰かが言い争っている声が聞こえ隠れてそっと見ては依頼人である女性とその夫である男性が何かを言い争っており女性が何かを叫んだかと思えば1つガイアメモリを取り出してコピードーパントと酷使したドーパントになったかと思えば男性に襲いかかろうとし咄嗟に「フィリップ…!」と事務所にいる相棒の名前を呼べばダブルドライバーを装着して)
(相棒は街の人は誰であっても助けると言うだろうが果たして本当にドーパントと協力し金儲けをしていた会社の人間を助ける必要はあるのだろうかと考え込んでいればダブルドライバーが浮かび男性が頻繁に行く場所にいるかもとの予想は当たったようで既に手元に置いていたサイクロンメモリを手に音を鳴らして"変身"と一言呟きドライバーへ差して身体はいつものように昏睡状態となりそのままソファに倒れ込み)
(同じようにジョーカーメモリを取り出して音を鳴らし「変身」と口にしてはドライバーのsoul側に現れたサイクロンメモリを挿し込み反対のbody側にジョーカーメモリを挿し込んではWの形にドライバーを開いて変身してはそのまま走っていき今にも襲いかかろうとするドーパントを男性の上を飛び越えて蹴り飛ばしてはそのまま男性の数歩前に着地し飛ばされた敵を見るが中々固まって逃げる気配の無い男性に気付けばチラッと横目で男性を見て「…早く行け」と無意識に何時もより低い小さな声で口にしては我に帰ったのか逃げ出し再度襲ってきたドーパントに気付けば流れるように回し蹴りを入れて再度蹴り飛ばしては「…フィリップ、お前は個人的にあの男性を助ける必要あったと思うか?」と敵が起き上がるのを見て構えつつポツリとそう呟いて)
(変身したあとは相棒の動きに合わせて戦うのみでドーパントを蹴り男性を助けた時相棒から問い掛けに驚き少し考え込み「………さぁね、ただ君なら放っておかないだろうなって」自分がどう思うか答えは出ずにただ街の人を助けドーパントを許さない相棒なら例え悪人だとしても守り抜き警察へ引き渡して罪を償わせるべきと考えるのだろうなと思えば「僕は彼を助けるんじゃない。君に力を貸すだけだよ」あくまで相棒に協力するのだと主張し敵の攻撃をかわしつつサイクロン側の腕で殴り)
………そう、か…ありがとう…と一応伝えとくけど、お前の気が向いたらでいいから今夜の8時頃に屋上に来てほしい(あくまで此方に力を貸してくれるだけだと言う相棒の言葉に時に自分で動き時に相棒の動きに合わせてサイクロンの腕で殴りダメージを負ったらしいドーパントを見つつ小さな声でお礼を言っては普段の声で一応として伝言を伝えておき、ちょっと放したいことがある。と付け足しては今がチャンスかとジョーカーのメモリを抜いて横の部分にセットしつつ「あくまでお前の気が向いたらでいいからな」と小さな声で付け足しては叩くようにメモリを押してマキシマムドライブを発動し翼のような風を纏っては「ジョーカーエクストリーム!」と声を合わせて必殺技を当てて彼女から出たメモリが壊れたのを見れば変身を解除しようとするが何を思ってかWのまま器用に登って近くのマンションの屋上に立てば心地よい風にマフラーが靡かれつつ青空と風都の街を眺めて)
え、それ今言うこと?(戦闘中に話し掛けれたと思えば事件に関することでなく予想外の誘いに声が裏返り頭上にハテナが飛びまくるのだが余計な話をするなとドーパントに突っ込みを入れられ相棒の考えることに疑問を抱きながらも力を合わせてメモリブレイクに成功し、依頼人である女性の身体からメモリが排出されたのを黙認すれば変身が解かれると思ったのだがそのまま何処かの屋上へ移動したらしく「変身解かないのかい?それとさっきの返事だけど勿論行くよ、一緒に過ごしてる訳だしね」風都タワーやそれぞれの家に設置された風車が風に当たり気持ち良さそうに回りやはりこの街が好きだしガイアメモリで人生を狂わされた人がいるなら救うべきだと感じ相棒と一緒になって街を眺め、何故わざわざ夜の屋上なのかと疑問はあるものの何か話があるならどんなことでも聞くからと控えめに言われた誘いの返事もしておき)
あー……悪い。今言うべきことではねえのはわかってるんだが、つい……(相棒の疑問はもっともなので自分でも何故今言ったのだろうと思うが苦笑いしつつ控え目に謝り勿論行くと言ってくれた事に小さく微笑んで「ありがとう」と言い相棒の変身を解かないのかと言う問い掛けには「たまにはWの姿で数秒でもここで風に当たるのも良いかと思ってな。お前のサイクロンの影響かはわからねえけどこういう場所に立つと風がより気持ち良く感じるんだ」と小さく微笑んで口にしてはもう時間の為サイクロンの力をほんの少し借りては風を纏って誰も居ない場所へと降り立ち変身を解いては軽く伸びをして事務所へと帰っていき)
僕のメモリが風を巻き起こしてるのかな(そのままの姿で風に当たるときと変身した姿で当たるのと確かに相棒がいうように感じ方が違ってたまには悪くないかもと少し目を閉じ風を感じて、やがてソファで目を覚まし今日は朝から2件も片付けて随分と疲れた気がすると伸びをしてもう一度ソファに寝転がり相棒が戻るまでの間ずっとホワイトボード前のソファで脱力して「話したいことって何だろう…ちょっと気になる」まだ夜まで時間があると腕時計を見てはうつ伏せになって手足を床に向かってだらんと下げ)
(それから数分して事務所へと着き「ただいま」と口にしつつ中へと入ってはホワイトボードが置いてある部屋の扉が少し開いていたので小首を傾げつつ中へと入れば置いてあるソファで俯せで脱力している相棒の姿を見付けては僅かに苦笑いしつつ近くへと来ては優しく頭撫でながら「朝から2件も依頼を片付けてファングになったりしたからな…お前も疲れたよな」と小さな優しげな声で口にしては一旦相棒の体を抱え上げそのままソファへと腰かけては相棒の体を仰向けで再度横にしていつぞやのように頭を自分の膝へと乗せて膝枕をしては「お疲れさんフィリップ」と恐らく周りから見ればオカンかと言われるであろうほどふっと優しく微笑んではとても優しい手つきで相手の頭を撫でて)
(うつ伏せで顔まで完全にソファに埋めて脱力しているとドアの開いた音がした気がして「おかえり」起き上がりもせず寝転んだままで声を掛け近づいてくる足音に相棒が帰って来たと確信しては身体が浮いてされるがままに気付けば仰向けに膝枕状態となっており「君の方こそ大変だったんじゃない?お疲れ様」手を伸ばしそっと一瞬だけ頬を撫で微笑んでファングになったと言えど暴走する負担は相棒が一手に引き受けてくれたため正直そこまでダメージはないのたが気分的に相棒の優しさに甘えさせて貰おうとダラダラして)
んー…まあ疲れてないって言ったら嘘にはなるな(頬を一瞬撫でられたかと思えば微笑んでお疲れ様と言われた為僅かに赤くなるが小さく苦笑いしては疲れていないと言えば嘘になると素直に答えどうやらダラダラすると決めたらしい相棒の様子に小さく微笑んでは優しく髪をとくように撫でていたが僅かに苦笑し「俺が疲れたよなって言ったのは勿論お前の体の事もあるけどもう1つはお前の"心"の方だ」と片方の手で頭を撫でつつもう片方の手で相手に心臓の辺りにトンと人差し指を置いてそう呟いては続けて「別に深くは聞かねえけど俺だってお前の変化はちょっとでもわかるつもりだし、もしお前が聞いてほしいって言うなら最後までちゃんと聞くし、心配するのは許してな」と苦笑いしたまま呟きつつ頭を撫でていた手をポンと相棒の肩に置いて)
強がらずに素直に言ってくれたね(歳の差もあるし抜けている部分も大きいが何だかんだ頼れる兄貴的な存在であり強がりたいのは分かるがこうして素直に言われるのは気を許す証拠となり嬉しいものでゆっくり撫でるリズムの心地よさに頬を緩めていたが心臓を指差し言われた言葉に驚き目を見開いて「…え、僕の心?分からないんだ…何が嫌で何がいいのか…よく、分からない。だからさっきも、ドーパントとか誰かを守るとかそういうのは関係なしに単純に君に力を貸すって…そう考えたんだ」話を聞いてくれるとの呟きに口を開いたはいいものの上手くまとまらず歯切れ悪くぽつりと喋っては目を伏せ)
…まあ、これでもお前の事信頼してるし……(相棒の言葉に照れ臭いのか僅かに顔を逸らすが相棒のことを信頼しているのだと口にしてはわからないのだと歯切れ悪そうに目を伏せる相棒を見ては彼は頭が良いがゆえに難しく考えすぎる事が多いと感じては少し考えを巡らせた後小さく1つ頷いてはポンと肩に置いていた手を相手の額辺りに置き「お前はこの風都の街は好きか?はいかいいえで答えること」と普段と変わらない声色で相手に質問を始めて)
ありがとう(お互いに信頼するからこそWに変身できるのであり改めて言われると照れ臭いのだが歯を見せ笑って礼を述べ、幾度となく似たような悩みに頭を抱えその度に相棒に心配を掛ける癖は直すべきと自覚しているものの煮え切らない部分がある限り悶々とし続けるのかもしれないと悩み溜め息ついては「…急に何?えっと、答えは勿論"はい"」急な質問に瞬きを数回してこの質問の答えは考えるまでもなく唐突に聞かれ驚きはしたものの頭を僅かに上下に動かして即答して)
なるほどな、じゃあ次。お前はこの風都の街に住む人々をたとえ"どんな人であっても"守りたいか、勿論これもはいかいいえで答えること(突然の質問に驚いているらしい相棒の言葉には敢えて答えず次の質問をした後予め釘を刺すように「無理に難しく考えるなよ。単純に"守りたい"のか守りたくない"のかで答えればいいさ。…お前の事だから大方さっきWになる前"ドーパントと協力して金儲けした人を助ける必要があるのか"って事で多分悩んでたんだろ」と最後はふっと苦笑いして相棒が恐らく悩んでいたことでたろうを告げて)
それは…(釘を刺され単純に考えることを意識してもむずかしく答えようと開いた口が止まってしまい、例えば復讐のためドーパントになった人間が現れれば倒さずむしろ手助けしたくなるかもしれないし極悪人がドーパントに追われていれば見殺しにするかもしれないしと眉間に皺がよってしまい「…ドーパントを倒すことで大好きな街を守りたい気持ちはあるから、はい…になるのかな」相棒は外で調査をしていたから知らないはずなのにお見通しだったようで恥ずかしいのか何なのか今の自分の感情もよく分からないのだが両手で顔を覆い相棒から見えないようにして)
……。フィリップ、世の中はある視点から見れば凄く悪いことでもまたある視点から見ればとても良いことに見える…俺はそれをおやっさんの弟子になってから改めて痛感した(相棒の様子に僅かに苦笑いしては顔を隠す相手の頭を優しく撫でつつ天井を見ながらそう呟くように告げては「だから俺は難しく考えず風都の街の人々は全員助けるって決めたんだ」と僅かに微笑んでそう告げては頭を撫で続けて「お前は頭がとても良いがゆえに悩むことが多い。そしてその癖は多分中々治らねえと俺は思ってる」と僅かに苦笑いして相棒の悩み癖は恐らく中々治らないだろうと呟きその後に微笑んでは「でもお前はそれを自分でわかっていたからこそ無意識に難しく考えず"悩まず俺に力を貸してくれる"って決めたんだろ?」と優しげな声で告げては「まあ、お前が本当にそれでいいのかはちょっとわかんねえけどな」と苦笑いして付け足して)
色んな視点から物事を見ろってこと…?(この街を生きる人にはそれぞれ事情がありそれは見方によって良くも悪くも見えるとすれば難しく考えず全員を助けるという考えはいいのかもしれないし優しさを持ったハーフボイルドらしいと納得しては手を下ろし天井を見つめる相棒を見て「何度悩んでも答えの出ない問いは解決しない。だからそう、直感で君に"半分だけ"力を貸そうって思ったんだ」悩み癖は直らないと言われ苦笑するが直らないなら気にしなければ良くて誰を助けるとか誰はどうとか難しいことは考えず自分を必要とする人の存在に感謝しその人のために頑張るのもいいかもと「街がどうだの言ったら規模が大きすぎて正直ピンと来なくても、大好きな翔太郎が戦うから僕も戦うだけなんだなってね」優しく諭してくれて少し楽になったかもと頭を撫でるのと反対の手をぎゅっと握り)
……うん。お前がそう決めたならその意思を貫けばいいさ。俺も何だかんだで力を貸してくれるお前には本当に感謝してるしな(手をぎゅっと握られてはキョトンとなるがどうやら大分楽になったらしい相手の表情を見ては微笑んで優しく握り返しつつそう言い「ちょっとは元気出たみたいでよかった」と安心したように微笑んでそう言っては優しく頭を撫で続ければふと、自分は相棒への感謝と元気になって欲しいと思ってこうやって甘やかしているのだが果たしてこれがもしパートナーが照井だったらどうなるのだろうか…。そもそもフィリップは照井に素直に甘えるのか。と声には出さないものの表情によく見なければわからないが出ているまま何となく想像してみて)
じゃあそうする。これからも翔太郎のためにWになるよ(街を愛し街の人のために戦う相棒のために戦うことを貫けばいいと背中を押されたと言うのか相棒にそれでいいと言ってもらえ肩の力が抜けふうと息を吐き出し「こうして話を聞いて貰うのは初めてじゃないよね、いつもありがとう」感謝の気持ちを素直に言葉に乗せるのだが相棒の心がここにあらずな気がして「何考えてるの?ちょっと複雑な顔してる」そう言っては握った手を離し両手を伸ばし表情を和らげさせようと相棒の頬をぐりぐりして)
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