左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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……ありがとうな。詳しくは後でちゃんと話すから今は手短に作戦を言う(乗ってくれると言う相棒に心の底から感謝してお礼を良い手短に作戦を言うと伝えては急に走りだし背後をつけていた何者かもそれに続くように走りだし「まずお前にはファングと一緒に事務所の直ぐ近くにある誰も居ない開けた場所で待機していてほしい、俺がそこまでつけている奴を誘導する」と告げて「さっきも言った通り理由は後で話すから、兎に角お前から俺の姿が見えたら直ぐにファングジョーカーになる。ただ…」と話した後一瞬沈黙するが走りつつ1つ頷けば「…ファングの暴走の危険性がある力は、ジョーカーメモリを通して俺が一手に引き受ける。つまりお前への負担は一切ねえ。今の俺が持つジョーカーメモリならそれがほんの数秒程度だが可能だ」と何事もないようにだだ真剣に作戦を話した後「ただその間お前の体は何時もより軽くなり力も増すはずだ、その間に一気に俺が誘導したドーパントを片付ける」と横目で同じように走ってきている何者かが既にドーパントになっているのを見つつそう口にして)
ファングと一緒に…分かった(雑音が増し息が上がった気がする声に恐らく相手は走っているのだろうと耳を澄ませば相棒のものとは違う足音が聞こえ時間がない今は短く返事して相棒の指示に従うのみだが「待って、ファングの暴走を引き受けるってそれじゃ君に負担が…いや、今は翔太郎を信じるよ」こちらに負担がないというのは全負担が相棒へ向かってしまうのだが"切り札"を持つ彼が言うなら秘策があるに違いないと信じるとして電話を切り、こちらのやり取りを心配して首を傾げて見上げるファングに向かって手を差し出し「…来い、ファング。僕達に力を貸してくれ」そのままファングをメモリへと組み立てドライバーを装着しいつでも変身できる準備を整え事務所を飛び出し指示に従い開けた地で相棒の到着を待ち)
(今は此方を信じてくれると言う相棒に再度ありがとうと呟いては同じようにスタッグフォンを閉じて電話を切りポケットへと押し込んでは相棒に伝えた待機地点へと後ろの何者か、いやドーパントを誘導するように走っていき此方の思惑通りドーパントは同じように走って此方の後をつけてきていて走り続けて流石に体力がつきそうになるが何とか走り相棒に指定した開けた場所へと着いてはそこに向かって走っていきつけてきていたドーパントが開けた場所内へと入ってきたのを横目で確認した所で少し先に居る相手に向かって「フィリップ!」と名前を呼んでは立ち止まってジョーカーメモリを出し音を鳴らして、変身!と口にしては腰に現れていたドライバーの左枠にセットしてそのままその場に昏倒してはその意識は相棒の方へと向かい相棒がしているドライバーの左枠にはジョーカーメモリが現れ)
(秘策の説明を聞ける暇はなく今はただ相棒を信じて作戦に乗るしかなく正確にはほんの数分であろうが到着を待つ時間は数時間にも感じられ、緊張で握った拳に汗がにじみ大丈夫だと自分に言い聞かせていれば2人分の走る音が耳に届き相棒の姿が見えたと思った次の瞬間に名前を呼ばれ現れたジョーカーメモリを差し込み叫びながらファングジョーカーへと変身し「…翔太郎!!」暴走を食い止めるとの言葉を信じ辛うじて理性を保っている間に相棒の意識に呼び掛け)
(意識だけの状態でドライバーにセットされたファングメモリから溢れる暴走の力を普通なら半々に分断されそれぞれの負担となるのだがそれをジョーカーメモリを通じて全て自身へと向けさせては流れ込んでくる野獣のような凶暴な力に体を蝕まれるような感覚が襲い意識だけとはいえその場に膝を着くが自分でも何処から出てくるのかわからない精神力で自分の意識の中で押さえきって結果的に相棒への全負担を減らすこと、そして何時もよ身軽にし本来の力を出させることに成功しては呼び掛けてくる相棒に対し大きく呼吸を乱しながらも「フィリッ、プ…悪いが、長くは持たねえ…けど、今なら、普通なら出来ない、ショルダーセイバーを、二刀流で使えるはずだ…それと必殺技を組み合わせて、一気に倒す…。俺を、信じてくれ…!」と相棒に秘策を教えつつ自分を信じてほしいと途切れ途切れながらも訴えて)
…翔太郎が支えてくれるから冷静でいられる(獣と化し暴走する危険があるメモリのため滅多に使いたくないが今は不思議なくらい落ち着き尚且つ相棒の言った通り身体が軽く襲い掛かるドーパントの攻撃をいつも以上に素早く回避し回し蹴りをお見舞いするが、全負担が相棒へいってしまってる状況で直ぐに倒す必要があり「ショルダーセイバーをどうやって?いや、翔太郎を信じるよ」相棒の作戦にどういうことか戸惑いショルダーファングとなるためのレバーを押す指が迷うがその間にも敵は襲い掛かり考える時間を与えられず昏睡状態で倒れる相棒の姿が目に入り"俺を信じてくれ"との言葉が響き考えるよりやってみればいいとレバーを押しショルダーセイバーを出し)
(相手の操作に応じて普通なら1つなのだが2つのショルダーセイバーが出てきては相手の両手に片方ずつ収まり「ファングは、お前を守る役目を持ってるが、当時に、Wのガイアメモリでもある…だからWになる者同士の絆が深まれば、ファング自体も強くなると、ファング本人から、今朝教えられた…ただあの凶暴性が邪魔して生かしきれないって事、みてえだ…」とファングの力を全て押さえ込んで呼吸を乱しつつそう口にしては「それと、さっき言った必殺技は…ファングストライザーを出す時と…同じだ…その必殺技と二刀流のショルダーセイバーを組み合わせて、一気に片をつける…」と相棒に説明をして一気に片をつけようと途切れ途切れつつ提案して)
ファングに教えられた…?(それはつまりメモリと会話したという意味なのだろうか知らない内にファングと相棒がやり取りをしていたとは驚いたし実際ジョーカー側の肩にもショルダーセイバーが出現し普段より冷静さに欠ける今は状況を整理できず理解が追い付かないか、途切れ途切れに話す相棒の声が苦しそうで考え込む場合でないのは分かり「…行くよ、翔太郎。もうひと踏ん張り頑張ってくれ」レバーを3回押しマキシマムドライブにしては両手に握ったセイバーを大きく振りかざし今にも飛び掛かろうとする敵めがけて風の勢いで一気に投げ体内から排出されたメモリが割れ破壊することに成功し急ぎ変身を解き)
(驚いた様子の相棒にほんの僅かに苦笑いして「話した、と言うより…何となく伝わった…って言った方が…正しいな…」と小さな声で答えてははっきり言って押さえ込んでいるファングの凶暴性の力はどんどん意識を蝕んでいき限界に近くなっていたが相棒の為にと何処から出てくるのかわからない精神力で押さえ込んでは相手の言葉を聞き息を合わせてショルダーセイバーと必殺技の組み合わせ技を放ちメモリブレイクに成功しては直ぐに変身が解かれた事で意識は自身の体へと戻りゆっくりと体を起こして立ち上がるが意識を蝕まれていた影響かその場に膝をついてしまい軽く深呼吸を繰り返して息を整えつつ場違いかもしれないが僅かに微笑んでは「上手くいくかわからない賭けだったけど、上手くいって良かった…」と疲れたような、だが安堵したような小さな声でそう呟き)
翔太郎、大丈夫かい!?(メモリブレイクした後は警察の管轄だと犯人には目もくれず放っておき相棒の元へと駆け寄り落ち着かせようと深呼吸を繰り返す背中を擦り「ファングと心を通わせるなんて凄い度胸だ。大変…だったよね、ありがとう」確かに危ない賭けで失敗し暴走する恐れもあったのだと苦笑いでやれやれと小さく溜め息つき、全力疾走してファングに変身したため前髪が張り付いてしまっている額の汗を洋服の袖で拭ってやり「立てるかい?君は少し休んだ方がいい」事務所へ戻ろうと相棒の片腕を自分の肩に回して支え一緒に立ち上がり)
……ああ、大丈夫だ、まあ、確かに大変だったけど……お前を支える為だと思えば、苦じゃなかったぜ(駆け寄ってくる相手に僅かに苦笑いしつつ大丈夫だと答えては背中を擦ってくれるリズムで呼吸を整え確かに大変だったが相棒を支える為だと思えば苦じゃなかったと僅かに微笑んで答え肩を貸してくれる相手にありがとうと一言疲れたように僅かに笑ってお礼を言ってはゆっくりと立ち上がるがチラッと倒れている犯人を見てはそこにメモリからライドモードへと変わったファングが走っていき此方を見たのでキョトンとなりつつ微笑んで「ありがとうな、ファング」と呟くようにお礼を言えば一鳴きして去っていくのを見送り相棒と共に事務所へと戻って)
翔太郎は本当に僕のことが大好きだね(心の底から心配すると同時に相棒なら大丈夫だと信じていたから作戦に力を貸すことができて相変わらず根拠はないが凄い力がある相棒はやはり"切り札"なのだと感謝したが空気がしんみりするのは勘弁と背中を軽く叩いてちゃかし、またどこかへ消えピンチのとき現れる不思議なメモリを目で追い「待ってファング…僕からもありがとう」一度はもう決して使わないと決めたメモリだったが相棒がいれば怖くないと礼を述べ、事務所へ帰ってくれば今日中にまた依頼が来ないとも限らないため相棒をベッドへ寝かせ)
…す、好きって……まあ、好きか嫌いかで言われたら、好きだけど、よ…(相手の言葉に目をぱちくりとさせては少し頬が赤くなりつつ僅かに俯き好きか嫌いかで言われたら好きな方だと小さな声で呟き再び何処かへ去っていこうとしたファングは相棒からのお礼に首を傾げるが気にするなと言うように1つ頷いては今度こそ何処かへと去っていき事務所へと着くなりベッドへと寝かせられては目を瞬かせ僅かに苦笑いし「座ってるだけでも良いんだけどなあ」とまるで軽口のように呟いて)
もしかして、真に受けた?(僅かだが頬が赤くなるのを見てクスクス笑ってからかい「なんてね、僕も君のこと好きだよ」にっこり笑顔でそう返して肩をぽんと叩きあれだけ嫌な存在だと想っていたファングに礼を言う日が来るとは思いもよらず此方の言葉に頷き去って行った恐竜を少しは好きになってもいいかもと考えられるようになっていて、帽子を回収し半ば無理やりベッドに寝かせ「いいかい、依頼は1日1件とは限らない。今もこうしている間に誰かがドアを叩いてもおかしくない」休める内に休んでおけとドアを指差し分かったら大人しくしておけとベッドの側に椅子を引っ張り腰掛け)
……そりゃありがとう(クスクス笑う相手の言葉に急激に恥ずかしくなり思いっきり相手から顔を逸らすがその後に言われた言葉には何だが嬉しいと感じたので一言ありがとうとお礼を言い帽子を回収され寝かされた後に相棒から指摘するように言われた言葉に思わずキョトンとなるが確かに相棒の言う通り依頼は1日1件とは限らないので相手の言う通り少しでも休んでおくべきかと感じ「…わかったよ」とわざわざ椅子まで持ってきた相棒に観念したように苦笑いしてそう言えば大人しくベッドで休むことにして)
……え、お礼を言われることかな(深く考えず"好き"と明言したが好きとは一体どこまで含むのかと考えてしまえば急に照れ臭くなり相棒に対する好きは若菜さんに対する好きと同じ意味だと自問自答していたため反応が遅れ、観念して大人しく休むことにした様子に満足してそれでいいと数回頷き「君の目眩だって気になるし。今日は起きてないのかい?」日中で寒くはないが丁寧に布団を掛けてやりベッドの空いてるスペースに腕を組むように置いた上に顎を乗せて相棒の顔色を伺い)
………まあ友情とかでも好きって思われるのは人にもよるけど嬉しいもんだぜ(相棒の呟きのような言葉に僅かに微笑んでそう言っては此方が大人しく休むことに対して満足したらしく数回頷く相棒を布団をかけられつつぼんやりと見ていたが「ああ、今日は目眩も何も起きてねえんだよな」と相棒の質問に対して今日は何も起きていないと答えては不思議そうに小首を傾げ「目眩のこと、気になるのか?」と相棒に視線を向けて問いかけてみて)
へぇ、そっか(友達や相棒として大好きならそれでいいかと納得し嬉しいと言われ口元がにやけるのを手で覆って隠して「そりゃ気になるさ。ドーパントに関係なく純粋に病気でも困るし、ドーパントに関連していてもやはり困る。相棒の不調が気にならない人間はいない」原因が何かはっきり分かれば検索し対処法も見つかるであろうが検索できるまでの材料がなく悶々とするばかりなのだと「君が強がってみせても心配になるんだ」上体を起こしいつも相棒がしてくれるようにそっと相棒の頭を撫で)
…んー……まあ、確かにそうか…(確かに相棒の言う通りこの目眩が純粋な病気であっても困るしかといって仮にドーパントに関連していても困るので確かにと思いつつ納得したようにそう呟き1つ頷いてくが此方が強がってみても心配になるのだと言う言葉と共に頭を撫でられては思わずキョトンとなり目をぱちくりとさせるが祖母など自分の身内以外で誰かに頭を撫でられたのは初めてだったのだがその相棒のちょっと不器用ながらも優しい手付きに安心しては少し頬を緩め「…お前にはあんまり心配かけないようにしねえとな…」と呟くように口にして)
…君がいなきゃ僕は何も出来ないから(自分1人ではWに変身することは勿論外で走り回って捜査することも不可能でもし相棒の身に何かあればと最悪の場合ばかり想像してしまい過剰な心配をしてしまうのだと呟き「君の気持ちも分かるけど、何かあったり辛いときは素直に言ってほしい」心配をかけないよう気を使ってくれる優しさは伝わるが何かあれば力になれるかもしれないし何でも言って欲しいとお願いして微笑みを浮かべる頬にそっと手を置き)
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