風都鳴海探偵事務所（相棒のフィリップ募集だ）

んー……まあたまにはいいか、お前と出掛けるのって前の買い出しを除いたら久々な気がするしな（指を鳴らしてワクワクするように言われた言葉に少し考えては相棒と出掛けるのは久々な気がするのでまあいいかと微笑んでそう呟き何時の間に作ったのかと聞かれればクスッと笑い「それは内緒だな」と穏やかな声色で口にしては渡されたスプーンとフォークを受け取ってはありがとうとお礼を一言微笑んで告げて）

あんまり出掛けられない身だからね…ありがとう（敵の幹部に見つからないよう最低限の外出に収めるべきで本当なら買い物だって行かない方がいいのだが快くいいと言ってくれる相棒に礼を述べ軽く頭を下げ、何故かパスタについては答えてもらえず「内緒？まあいいや、いただきます」別にそこまで気になることでないが内緒と言われると逆に気になるが問い詰める内容でもないかと止めておき両手を合わせて大きめの一口を頬張り）

別に礼を言われることじゃないぜ（相手が外出をしたいと言うのならその時は出来るだけ自分も付き添おうと思っているので別にお礼を言われることではないと小さく微笑んで穏やかな声色のまま口にしいただきますと手を合わせてパスタを頬張る相手を見ては自然と微笑み此方も手を合わせてパスタを食べ始めそれにしてもエンジェルドーパントの戦いで意図せずヒートトリガーとなったがやはり疲れるなと思いつつ早めにちょっとずつ慣れなければと改めて思い）

美味しい（出掛けることで迷惑を掛ける恐れもあるのに流石だと相棒の懐の広さを感じこういう面倒見のいい優しさが翔太郎の良さなんだとか染々考えながら更に一口と食べ進め、ふと視線を下げると今朝ゴミ箱に投げ捨てたサイクロンアクセルの絵と何故か目が合ってしまい「…シュラウド」おそらく相棒が遭遇したであろう人物の名前を無意識に口にしてはパスタを食べる手が止まってしまい相棒に心配を掛けてないか慌てて食べる手を動かし誤魔化して）

……どれだけ悩んでも、最終的に自分がこれが正しいと思ったことを貫けばいいさ（美味しいと言う呟きに良かったと小さく微笑むが相手の無意識から出たであろうシュラウドと言う名前に何回かだけ見たことあるあの女性かと合点がいき何となくだがこらからも悩むことがあるであろう相手に対しパスタを飲み込んでお茶を飲みつつそう普段と変わらない声色で助言を与えるようにポツリと呟き「…まあでも、自分の気持ちにはなるべく嘘は付かないようにな」と付け足すように呟いては、まあそれがいざという時に皆出来れば人間は苦労しないのだが。と内心で思いつつ自嘲するように僅かに苦笑いし再びパスタを食べ進めて）

…自分の気持ちに嘘を付かず、僕が正しいと思ったことを貫く（よく相棒が口にする"男の仕事の８割は決断、あとはおまけ"という鳴海壮吉の言葉が浮かびこれから先も決断を迫られる出来事はきっと多いだろうし相棒の助言を頼りに乗り越えなければいけないと相手の言葉を呟き、やはりどう考えても自分や照井竜のように淡々と戦うのでなく特別な力がなくても人一倍の優しさを持つ翔太郎が一番の相棒だと貰ったヘアピンをそっと触り「…あぁ、ごめん。お昼なのに空気暗くしちゃったね」重くなった空気に肩を竦めて苦笑いしてあと少しだけ残っているパスタを完食して）

お前だって悩むことはあるだろうし、気にすることはねえよ（苦笑いしてごめんと言う相手に首を軽く左右に振り僅かに微笑んで相手も悩むことは多々あるだろうしそんな相手を自分は支えたいと思っている為気にするなと伝えては此方も丁度パスタを食べ終わり相手も食べ終わったのを見れば「お粗末様」と微笑んで口にし相手の皿と自分の皿を持ちシンクに置いてはその皿を洗いつつ「…俺だってお前を支えたいって思ってるからな」と聞こえるか聞こえないかの声でそう付け足すように

…翔太郎と一緒ならどんな悩みも解決できる気がする（洗い物をしてくれる姿をぼんやり眺め相棒と共に探偵でありＷでいたいと願えばどんな試練があってもきっと相棒は手を取ってくれると信じ今は難しく考えるのは止めにして「…やっぱり君はすごいや、相棒」水道の音で相手には聞こえないであろうほんの小さな声で囁き穏やかな表情にもどれば台所へ向かって洗い上がった皿を受け取り水気を拭き取って収納し）

（相手から呟かれた言葉を聞いては実は自分もそう思っているのだと小さな声で呟き微笑んでは洗った皿を相手が隣にたって拭いてくれたので自分でするより早く終わっては「ありがとう」と微笑んでお礼を口にし作業が終わって水道を止めては手を拭きつつ「そういや出掛けるんだよな？」と雰囲気を明るくするようにさっきの相棒との会話を思い出してそう問い掛けてみて）

（食器を全てしまって後片付けは完了し雰囲気を変えてくれる発言にそうだったと表情を明るくし「そう、ウィンドウショッピングでもしよう」相棒がこよなく愛するWIND SCALEに行くのも良しだし一緒に出掛けて気分を明るくしとにかくピンのお礼がしたくて小さめの財布をズボンのポケットに突っ込み準備万端だと扉のに立ち出掛ける支度する相棒を待ち）

ウインドショッピングか、何か久しぶりだから楽しみだな（相棒の提案に久し振りだし相棒と一緒なので楽しそうだと明るく微笑んでそう口にしつつ相棒がもう支度を終わらせているのを見れば内心で、はやっ！と驚きつつ自分もコートを羽織り黒の帽子を被っては扉の前で待っている相手の所へと向かい「歩きで行くか、それともバイクで行くか…フィリップ、お前はどっちで行きたい？」とこのまま歩きかバイクで行くかどちらがいいかと小首を傾げつつ問いかけて）

目的もなくブラブラするのもたまには悪くないかなって（普段外出する時は決まって依頼の調査であり何処に行くでもなく気ままに出掛けてみたいと子供みたくはしゃいで帽子を選ぶ相棒の真似して被って遊んでみたり移動手段を問われどちらか悩み「そうだね、じゃあせっかくだからバイクで遠出してみないかい？」どんな店があるかは風都の街を庭と言う相棒に任せるとし外に出れば天気も良く穏やかな風に髪をなびかせ大きく伸びして爽やかな空気を吸い込み）

確かにただブラブラするだけって言うのもたまには良いかもな（まるで子供のようにはしゃぐ相手の言葉にふふっと微笑みつつバイクで遠出してみたいという答えに小さく微笑んで頷いては「わかった。じゃあバイクで行くか」と言いつつ一緒に外に出れば穏やかな気持ちい風に口元を緩めては止めてあるハードボイルダーから予備のヘルメットを出してそれを相手に差し出しつつ「じゃあ行くかフィリップ」と声をかけて）

今日はもう探偵もＷもお休みだ（何かと事件の多い街で休暇を与えられるかは不明でも何だか今日ははしゃいだり悩んだり感情の浮き沈みが激しくこういう日は考え込まないよう気分転換に出掛けてみるのも良いかもと相棒の微笑む顔を見てそう感じ、受け取ったヘルメットを被って相棒がハードボイルダーに乗り込むのを待ち「安全運転で頼むよ、翔太郎」なんて小言を言って自分はバイクの後ろに座り）

わかってるさ。しっかり捕まっとけよフィリップ（今日はもう探偵とＷとしての活動はお休みと言う相手にこんな日もあっていいのかもなと思いつつクスッと微笑みハードボイルダーの後ろに座った相棒から小言みたいに安全運転でと言われては苦笑いしつつ勿論わかっていると返しては自分もハードボイルダーに乗り込んではエンジンをかけ後ろの相手にしっかりと捕まるように伝えてそのまま発進させて穏やかな風に靡かれつつ風都の街中の方へと向かって）

あぁ、出発しよう（バイクの発進に合わせて掛けられた言葉に応えようと後ろから相棒の腹部に腕を回そうと伸ばしかけたところで動きが止まり「待った、この体勢はドライブデートのテッパン」以前ふざけて検索したデートのシチュエーションで"２人でバイクに乗る時は腕を回して彼に密着"と読んだことを思い出し１人で笑ってしまい「…まぁ、細かいことは気にしなくていいか」どうでもいいかと止めた腕を伸ばし相棒に抱き付く形で自分の左右の手をギュッと握りしっかりと掴まって）

（発進する前の相手の様子に首を傾げるがその後に例えるなら吹っ切れたような笑顔の表情で此方に腕を回して捕まってきたのでまあいいかと僅かに微笑んで思いつつ発進させては暫くして風都のとても賑やかな街中へと入っていき「そういやお前はこう言う街中までは来たことなかった、よな？」とふと思ったことを後ろの相棒に問い掛けてみて）

（単なるお出掛けも珍しく初めて見る景色に気分が上がりキョロキョロあちこち見回して「うん、初めて来た。いろんなお店があるんだね」ずっと前に依頼を受けた親子の営むケーキ屋とかちらほら縁のある店を横目に信号で停止した時に気になる人物が目に止まり「ねぇ翔太郎、あの人見える？今クリスマスじゃないのに面白いね」情報屋の１人サンタちゃんを発見しそっちを見てほしいと相棒に呼び掛け）

ん？ああ、サンタちゃんだな。ああいう格好してるけどあれでも情報屋の一人で子供達に人気はあるんだぜ（街中へと入っては信号で止まった所で相棒の呼び掛けられればそちらの方を向きそこにいた情報屋の一人でもあるサンタちゃんの姿を見れば小さく微笑んで後ろの相棒にそう教え、そのタイミングで信号が青になった為発進させてはそこから少し走った所で最近はあまり行く機会がなかったがあるとても懐かしい服屋を発見し歩道近くでバイクを止めては「フィリップ、此処、入ってみるか」と懐かしむような表情でその服屋を見つつ相手にそう声をかけて）

服装の通りって感じ、いつか彼とも話してみたい（サンタの格好でサンタちゃんとは顔の広い相棒には面白い知り合いがまだまだいるのだと遠くなっていくサンタちゃんに手を振り見送って、少し走ったところでバイクが止まり「お洒落な雰囲気だね。ここ、お気に入りなのかい？」落ち着いた店構えにシンプルな色合いのマネキンが道に向いて並んでおりよく利用するのかと問い掛けヘルメットを座席に置いてさっそく入店し）