左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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いてっ!……んー………ありがとう?(肩を思いきり叩かれてはその痛さに思わず表情を歪めるがその後に言われた言葉目をぱちくりとさせてキョトンとなってはは少し考えた後僅かに頸を傾げつつありがとうと疑問系で呟き相棒の声を聞きつつジーっと新聞を見ていたがふとあることに気付いては「…フィリップ、これEじゃなくてAだ。写真だから見にくくてEに見えちまったんだな…」とよく見ればAのロゴであると気付いてはそう伝えてAから始まる文字を考え「……A…A…羽の形のロゴ…Angel……天使…?」とロゴの形と頭文字から推測をたててみて)
叩かれたくなかったら発言に気を付けたまえ(強く叩いたせいでこちらの手まで痛かったと叩いた方の手をぶらぶらさせ謝るでもなく更に文句を言っておき。相棒の呟きに写真に注目すれば確かに羽の絵がありAとも見え「色も白だ。エンジェル、天使で間違いなさそうだね」成る程と納得し問題は能力も分からない展示品をどうやって壊すかだが本物のメモリとも限らないしで時計を確認すれば移動時間を考えてちょうど博物館が開く時間に行けそうだと相棒に視線で訴え)
へいへい…。…そりゃ叩けばその痛みが叩いた方の手に残るからな(相手のまるで上から目線にも見える言い方に僅かに肩を竦めつつ痛いのか手をブラブラとさせる相手を見ては僅かに苦笑いしてそう呟き「自分の体はちゃんと大事にしろよ」とまだ痛む叩かれた肩を片手で軽く擦りつつ自分の体はちゃんと労るようにと呟くように口にして、しかしてる相棒の自分よ推測通りだとしても肝心の能力などはわからないのでやはり博物館に行くべきかと相棒の訴えるような視線に目線を向けて1つ頷けばソファから立ち上がり「博物館に調査に行くか」と相棒に声をかけつつ黒い帽子被りコート羽織って事務所の玄関へと歩き出して)
まるで道徳の先生みたいだね(手をぶらつかせるを指摘され更にムッとして動かすのを止めたが相棒の肩もまだ痛むようなのにこちらの身体を気にする発言を聞いて「…ごめんなさい」ぼそっと一言謝り、なぜメモリを使用せず飾るのかとか主催者はどんな人物なのか疑問が浮かぶばかりで「もしこれが僕らを誘き出すための罠だとしたら…慎重にいこう」謎が多く気を付けた方がいいと忠告しては"調査に行く"との言葉に頷き答えて立ち上がって相棒に続き)
(相手の口から出たごめんなさいと言う言葉にキョトンとなるが別に気にするなと言うように軽く首を左右に振れば手を伸ばしてポンポンと優しく数回頭を撫でた後ふっと小さく微笑み相棒から忠告に勿論と言うように1つ頷いては「わかってるぜ。お前の言う通りもしかしたら罠かもしれねえから、気を付けねえとな」と口にしては相棒と一緒にその例の博物館へと向かっては歩いて約数分の所に博物館らしい大きな建物と、何人かの開店を待っている人が居て)
客の中にもドーパントが混ざっ考えられるね(新聞の一面を飾りガイアメモリと書けば仮面ライダーは必ず食い付くとの作戦かもしれないし既に周りを敵で固められている可能性もあり単に遊びに来た客を装いつつも油断大敵だと周囲の客に目を配り相棒の側にじっと立って待つこと数分間、スーツを着たインテリ系の男が出てきて『皆さんお待たせしました。私が当博物館の館長です。ごゆっくりとお楽しみください』正面扉が開き外で待つ客へと挨拶した男はそのまま館内へ消えて行き)
だな、油断出来ねえな…(隣の相棒の言葉に同意するようにコクリと頷きそう呟いては館長である男の挨拶が終われば係員の案内の元ぞろぞろと中へ入っていき自分達も続いて中へと入って受付を済ませて博物館のチケットを2枚買い館内へと入れば本当に無意識にだが相棒の片手を握り、その横顔は何処か真剣な表情そのもので、その状態のままゆっくりとした足取りで他の展示物を見つつ目的でもある白いガイアメモリらしき物が展示されている場所を探して)
(周囲の客は変な動きをしないか怪しまれない程度に見張りつつ悪趣味な館長の顔を頭に焼き付けチケットを提示しいざ中へ入った時手に感じた温もりに驚き横を見るが相棒の真剣な表情を見て一度だけぎゅっと力を込め、相棒の歩く速度に合わせて化石や剥製が飾られる室内を見て周りここまでは普通の博物館と変わらないのだが「…あった。あそこだ、行こう」一際賑わう場所を見つけると遠目にも分かる大きな文字で"幻のメモリ"と書かれた看板を指差し)
ん?ああ、あれか。よし、行くか(相棒の声にそちらも見れば確かに遠目でもわかるほどの大きなその文字にあれかと納得しては手を握ったまま相手と一緒にそこへと向かいその展示しつへと入ればその真ん中には大きな透明のガラス張りケースがあり中にはその新聞の写真でも見た羽のような形で描かれたAのロゴがある白いガイアメモリを見つけ改めて見ては「…これ本物のガイアメモリなのか……何で展示するんだ…?」と改めて浮かんだ疑問を小さ声で口にしつつ小首を傾げ、周りの客は興味深そうにそのメモリを見ていて)
どう、だろうね…(使うことを推奨するつもりは全くないが何故大勢の人に向けて飾るのか検討つかず相棒の呟きに同じく首を傾げ順にメモリを見た客が捌けていきやっとこさガラスケースの前に移動することができケースに手を付いて可能な限り色んな方向から眺め「…館長に話を聞くしかないかな」どういった経路で入手して展示する意味は自分達で考えていても埒が明かず隣でメモリを眺める相棒に小声で問い掛け)
んー………やっぱりそうするしかねえ……、ん…?(相棒の小声での問い掛けにやはりそうするしかないかと思いつつ見ていたメモリから視線を外したところでこの場所から少し先にある小さな演説台のような場所にあの館長の男が現れ『改めて皆様。これが今回の当博物館の最大の目玉である幻のガイアメモリでございます』と演説を始め、周りの客が聞き入るなか簡単に纏めるとあのメモリは偶然とある場所から発見し、調べた所このメモリには普通のメモリとは違う特殊な能力があることがわかり、その能力とは"癒し"だと館長の男が話した所で眉を潜めつつ聞いていたが男の襟で隠れてるあるものを見つけては「……フィリップ…あいつの襟元近く、よく見てみろ…」と隣の相棒に小声で声をかけその場所には意識しなければとても見えにくいがメモリを挿す為の痕があり)
現時点で彼が最も怪しいと思うんだ…あぁ、彼だ(噂をすれば何とやらで現れた男に近付こうと思ったが既に演説台の周りには人が集まり遠巻きに見るしかなく、耳を澄ませるとやはりメモリ使用者がいるらしくメモリの名前の通り天使の能力に珍しい力もあったものだと驚きゾクゾクする気持ちが再熱したところで相棒に言われた場所を凝視し「あれは…生体コネクタ…?」服に隠れてほぼ見えないが知ってる人間が見れば分かるそれに「彼がメモリ使用者。癒しの力…分かった、彼を変身させるきっかけを与えてみようか。階段から大袈裟に落ちてみよう」癒す能力なら癒しが必要な人間が現れれば変身するはずとの考えで精神的には難しいが物理的に癒しが必要な状況を作ろうと相棒の手を振りほどきちょうど演説台の背後にある階段へ向かい)
(相棒があの男にメモリを使わせるように仕向ける為に演説台の背後の階段に向かうのをじっと見守っていたがふとその相手の背後から本当に誰かが彼を突き落とそうとしているのが見えてほぼ反射的にその手が彼の背に触れる前に手を伸ばしてぐいっとけして落ちないように相棒を横に押しやった所で勢いのまま出てきていた手に此方が高くはないがけして低くもない階段から落とされることになりとっさに受け身をとり致命傷は避けるがやはり身体への衝撃は強く意識を失ってしまい客が悲鳴を上げるなかその突き落としたであろう客は顔色が蒼白になっていて)
(もう少しで落ちると思った瞬間もの凄い勢いでこちらに向かってきた相棒によって突き飛ばされ何が起こったのか理解するのに数秒要したが気付けば相棒が階段の下で意識を失っていて「翔太郎、翔太郎…!」慌てて掛け寄り名前を呼ぶも完全に意識がなくふとこちらの様子を伺う視線を感じ階段の上を見れば人影が見え相棒の腕を動かしスパイダーショックを使って人影に発信器を取り付けておき、今は相棒の看病が先きだと再び名前を呼んでみるが反応はなく気付けば演説台に立っていた館長の姿はなくAのメモリを展示するガラスケースの付近に人が集まっていて)
(その先程までガラスケースの中にあったメモリはまるで羽のようにふわりと消えその人影を除いた客がざわめくなかでエンジェルの名に相応しい姿をしたドーパントが何処からか姿を現したかと思えば客達は容姿のせいか騒ぎはしないものの一斉に壁の方に後退りそのドーパントは此方の方に来たかと思えば1枚のふわりとした白い羽を掌に乗せエコーがかかった声で『治癒の力は傷をも癒す……しかし余計に使いすぎては、逆に傷付ける』と意味深な事を楽しげに口にしてはその羽を意識が無い自身に落とし、落とされた羽は体に落ちて消えたかと思えば、はっと気付き「………?あれ?」と首を傾げつつ体を起こして)
メモリが消えた…?(注視していたはずのメモリが消えたと思ったと思った瞬間目の前に現れたドーパントに対し服の下で見えないようにドライバーに手を掛け身構え「…逆に傷付けるってどういう意味なんだ」舞い降りた羽の美しさに口を閉ざし目で追い相棒の身体に落ちたかと慌てたとき起き上がった相棒の手を取り「翔太郎、大丈夫かい?」顔色を伺い何事なかった様子にほっとしてはドーパントの姿を探すが既に消えており館長の姿もなくガラスケースの元へ掛け寄るがいつの間に戻したやらメモリが飾られていて)
え?あ、フィリップ…あ、ああ、大丈夫だぜ。お前は大丈夫だっか?(状況を理解できて居なかったが手を握られたかと思えば大丈夫かと相棒に聞かれたので体は何とも無いため大丈夫と頷いて答えては眉をを下げ逆に相手は大丈夫だったのかと首を傾げて問い掛け、それから客達はザワザワと何かを離しつつまだ見る人も居れば他の展示物を見に行く客に別れていき))
僕は何ともない。エンジェルドーパントが気を失った君を助けた(大丈夫だと答えてこちらの身を案ずる相棒に無事を伝え状況を理解できてない様子の相棒にドーパントが現れ助けたと説明しては立ち上がり「翔太郎、こうなったら潜り込もう。君はまだ具合が悪そうにしていてくれ」次なる作戦を思い付いては早口に述べ近くにあったベンチに相棒を座らせ自分はスタッフ証を下げた係員の元へ「僕の相棒がさっき階段から足を滑らせてしまって、まだ気分が優れないと言うから医務室を貸して貰えませんか?」眉を下げ困り果てたよう装ってはベンチを指差しお願いして)
エンジェルドーパントが?……癒しの力、か。へ?あ、ああ…(ドーパントが助けたと言う説明に目を丸くするが先程の館長の言葉を思い出し癒しの力なのかと思いつつそう呟くが相棒から早口に述べられた作戦にキョトンとなりつつ頷きベンチへと座らされては係員の方に行った相棒を見つつ考え事をするように俯き結果それが具合が悪そうに見えたのかその係員は快く頷き自分と相棒を館内のに奥へとある関係者範囲の医務室へと案内し、お辞儀と共に医務室を後にした係員を見れば「…すんなり入れたな」と小さな声で驚いたように呟き)
さあここからが探偵の本領発揮だ。まずは君を突き落とした人物を特定しないと(係員の背中を見送りドーパントの力によってという点は腑に落ちないが相棒がすっかり顔色の良くなったことを確認しては咄嗟に使ったスパイダーショックを思い出しては相棒の腕時計を指差し「もう1つ、医務室の隣に立ち入り禁止と書かれた部屋がある。そもそもここはバックヤードだというのに興味深い」相棒を気遣うふりして医務室までの道のりはバッチリ見ておいたと声を抑え扉を半開きにして廊下の様子を伺い)
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