左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(不意打ちを狙われるあたりは年上の余裕だろうかと長めに息吐いて未だ熱を放つ頬に手で風送り何だが恥ずかしさに襲われ話題を変えようと「僕も実物を見た訳じゃないから、どんなものかイマイチ分からないけどね。買い出し、そうしよう」買い出しに賛同し、ついでたから手袋なんかの防寒具も新調した方が良いだろうかと考えれば明日が楽しみで仕方がなく「早く行こう」とベストの端を摘まんで引っ張ってゆったり伸びる相棒を急かして)
(どうやら恥ずかしいらしい相棒にこれも自分が年上故なのだろうかと心の中で首を傾げつつクスクスと笑って相棒のこう言う所も可愛いと思いながらポンポンと優しく相棒の頭を撫でた後買い出しに賛同して此方のベストの端を引っ張って急かしてくる相棒に何だか可笑しくなり、わかったわかった。と笑って頷いては自分の防寒着の灰色のコートを羽織っては相棒用のコートを差し出しながら「買い出しついでに手袋とかも新しいの買っとくかな…」と相棒にも聞いてみる意味でそう呟くように口にして)
(自分だって頬を赤くするくせに急に年上っぽい余裕な雰囲気を出すのも反則だが頭を撫でて貰うのが好きで文句は言えず黙ってされるがままに、急かして自分もコートを羽織って準備万端にして一緒に笑って「そうだね、これあんまり暖かくないし雪遊び用に防寒具を新調した方が良さそうだ」といつから突っ込んであったか分からない薄手の手袋をコートのポケットから取り出しはめて)
……年上だけどその余裕が変な所で崩れて恥ずかしくなるのは意外とお前だけなんだよなあ…(果たして相棒がそれに気付いているかはわからないが確かに自分相棒より年上なのだが変な所で余裕がなくなり恥ずかしくなったりするのも相棒だけなのだとよく聞けば聞こえる声でボソッとそう呟きその相棒からの返答を聞けば微笑んで賛同の意味で頷き「だな。じゃあスーパーの2階の衣料コーナーで買うことにするか」と予定を確認するように口にした後自身も手袋をした後相棒も手袋をするのを見守ってはニコッと優しく微笑んで手を差し出してみて)
え?それはつまりどういう…(つまり自分だけ特別で他の人とは違う存在と取れる呟きに胸が高鳴るのを感じ心臓辺りのシャツをぎゅっと掴んで聞き返すでもなく地面に向かって小声で一人言こぼして、差し出された手に驚いたのも一瞬の事で直ぐに手を伸ばし繋いで「食材に手袋に今日は買い物が沢山だね。こうやって買い物に行くのも久し振りで嬉しい」買う物が色々あって忙しくなりそうだとにんまり笑って目的が決まれば早速出発だと歩きだし)
んー…つまり皆大切で好きだけどお前が特別、一番大好きで大切だって事だぜ(少し考えるように目線を上に向けるがとても優しいが照れ臭そうな明るい笑顔で相棒が一番特別なのだとはっきりと伝えて重なった相棒の手をしっかりと握って事務所外に出て晴れた寒空の下を歩きながらにんまりと笑った相棒の言葉にクスッと笑って「そうだな、今日は買う物が一杯になるぜ。俺も、久し振りにお前と買い物できて嬉しいぜ」ととても優しい声と表情で嘘偽りない本心を伝えて)
…そんなの知ってるよ(何かを躊躇する表情が見えたと思ったら自分にとってもまた特別な存在に特別な言葉を送って貰い繋いだ手を僅かに離し所謂恋人繋ぎにして「でも…ありがとう」絡めた指に少しの力を込めたら照れ臭そうに礼を述べ、空気は冷たいが風は穏やかで心地よく「何でもない事が君となら凄く楽しいって不思議だね。君は魔法使いなのかもしれない」目的地に向け足を運びながら風向きで目に掛かった前髪を指で払い除け冗談混じりにくすっと笑い)
…はは、そっかそっか。…俺の方こそ、ありがとうな…(照れ隠しだと長年の付き合いからわかる相棒の言葉に思わずクスッと笑うが一回手が離れたかと思えば恋人繋ぎにされた手を見れば何処か嬉しげに笑いありがとうとお礼を言い冷たくも穏やかな風都の風を感じながら相棒と歩いていれば彼の口から出てきた言葉に一瞬キョトンとなるが此方も釣られるように笑って「そう言ってもらえるのはとても嬉しいな。でも魔法使いってのはちょっと大袈裟だと思うぜ」と最後は何処か可笑しそうに笑ってそう言い)
僕にとっても君が特別だなんて事、わざわざ言わなくても分かるよね?(せっかく手を繋ぐなら手袋なんてしなきゃ良かったと僅かに残念な感情を抱きつつ手元に視線落とし有無を言わせぬ疑問形で問い掛け「適切な例えだと思ったんだけど、大袈裟だったろうか」目的地のスーパーを目前に進行方向から相棒の横顔へ目を移し色々な事を教えてくれて傍に居るだけで幸せにしてくれる存在を例えるには適していると反対の手で顎を擦って首を傾け)
…!…ああ、勿論。ちゃんとわかってるぜ(手袋越しでもわかるお互いの体温にそっと頬を緩めていたが繋がれた手に視線を落としていた相棒の言葉に一瞬だけ驚いた表情をするが直ぐに優しい微笑みを浮かべて勿論ちゃんと相棒の気持ちはわかっていると頷き首を傾げてストレートと言えるであろう言葉で言われた事には頬が赤くなるのを押さえられず恥ずかしさから片手でコートの襟で顔を隠すようにしては「……ま、魔法使いではないし、俺…」と照れ臭さを隠したような声で呟き、目的地のスーパーの目前まで着いていて)
そう、良かった(普段からハッキリと自分の気持ちを言葉にする方でないが相棒はちゃんと汲み取ってくれていると安心して頭をちょっぴり傾け触れ、此方の物の例えで恥ずかしくさせたとは思いもよらずコートの襟に隠れる動作に寒かったろうかとキョトンとして「例え話だからね。ほら、さっさと買い出ししよう」スーパーへ到着し入り口でカートに買い物カゴをセットすれば親の手伝いがしたい年頃の子供みたく「僕が押す」と宣言し押し出して)
(頭をちょっぴり此方に触れさせてきた相棒の動作にクスッと優しく微笑んでは空いている片手でそっとその頭を優しく撫でて「けど、時々言ってくれたりしたら俺としては嬉しいな」なんて穏やかな声で自分のちょっぴりとした我が儘をまるで独り言のように口にしてみてキョトンとなる相棒は此方の赤くなっている理由には気付いていない様子なので内心でホッと安堵の息を吐きつつまるで親を手伝う子のような相棒の言葉に見守るように微笑んでは「わかった。じゃあ頼むな」とカートを押していく相棒の横を歩きながら微笑んで頼み、最初は青果のコーナへと通り掛かって「鍋っちゃ鍋だからちゃんと野菜いるよなあ…」と呟きながら目の前の野菜を見詰めて)
(興味を示した事柄についてなら聞かれなくとも喋って止まらないのに自分の気持ちとなると尻込みしてしまうが相棒の頼みとあらば努力すべきと「善処する」なんて短く返答し"好き"の気持ちを素直に伝えられるよう亜樹子にでも相談しようかと手持ち無沙汰に無意味に髪を引っ張り、カート係を頼まれ得意気に任せてくれと胸元ドンと叩いて「人参やごぼう、茸類を入れるらしい」レシピの検索も終えており野菜を見つめる相棒に助言し挙げた品はどこにあるのか見渡し)
("善良する"と言う言葉を相棒の口から聞けば思わず何回か目を瞬かせるが小さく微笑んではポンポンと優しく頭を撫でて「でも無理はするなよフィリップ」とあくまで無理はしないでほしいととても優しい声で伝えて野菜を見ていた所相棒からの助言を聞けば、なるほどなあ。と1つコクリと頷き「さっきお前が言ってくれた野菜は全部あそこに揃ってるから、そこに行くか」と相棒にとても穏やかな声で伝えれば相棒にも着いてくるように促して一緒にその人参や椎茸などが並ぶコーナへと向かい人参やゴボウなどを、んー…。と選ぶように眺めて)
(いつだったか思ってる事は言わなきゃ伝わらないと亜樹子に言われたような記憶が過り「無理しない程度に、たまに…にするよ」言ってくれたら嬉しいと言ったクセに遠慮する相棒に緩く首振って、流石スーパーを知り尽くしてるとカート押して付いていき「野菜の選び方までは検索してなかった。あ、これ大きい」美味しい野菜の見分け方を調べるべきだったと後悔しつつパッと目に止まった他に比べてやや大きな人参を手に取り)
…そっか。ああ、無理しない程度でな?(無理しないでと言うのは本心だが緩く首を横に振った相棒にキョトンとなるが小さく微笑み1つ頷きそう言い野菜の選び方までは調べてなかったらしい相棒の言葉にはクスッと笑って「忘れてしまったもんはしょうがねえな。次は忘れないようにしたらいいさ」と次は気を付けたら言いと優しく声をかけて2回ほど優しく頭を撫でて相棒が選んだ人参に目を向けては「あ、確かに大きな。じゃあそれにするか」と穏やかな声で微笑んでそういえば数秒ゴボウと茸を見た後それぞれ綺麗そうな2つを手に取り「これがいいかもなあ」と呟きながらそれをカートに入れて)
(気を遣ってくれる発言に分かったとこくりと頷いて買い物に来るのに検索不足だったとは不覚と肩をがっくり落とし「すまない、僕とした事が情けない」大袈裟なため息ついてやれやれ、選んだ人参をカゴに放り込んでゴボウと椎茸をまじまじ観察し「あとは鶏肉がいる。大根や蒟蒻なんかはレシピよって入ってたり入ってなかったりだね」他の具材は何が必要だったかカートの中身を確認し残りの材料を指折り説明して)
(不覚だとガックリと肩を落とした相棒に慰めるように優しく微笑んで「大丈夫だフィリップ、気にすんな。次に気を付ければいいからな」とアドバイスを与えるようにそう優しい声色で伝えて相棒から他に鍋にいる材料を聞けば、なるほどな。とふむふむと頷き「じゃあ鶏肉は入れるとするか。大根は…よし、今回は入れるか」と少し考えた後鶏肉は入れるとしてせんべい汁の為大根も入れようかと微笑んで頷いては近くにあった綺麗な大根を手に取り「じゃあフィリップ、肉のコーナーまで行くか」と何処か楽しげに笑って相棒にそう声をかけては一緒に肉のコーナーへと向かい)
そうだね、ありがとう(些細な事でがっくり落ち込んで慰めて貰うのが面白おかしくて落とした肩を震わせ笑って「家庭によって様々なんだろうね。追加の具材は君に任せるよ」普段から料理をしてくれる人の方が上手い組み合わせを考えてくれるだろうと肩をポンポン叩いて宜しく頼み、カゴの中の野菜を綺麗に並べスペース作ったら一緒に肉コーナーへ移動し二人で食べるにはどれくらい量があれば良いのか端から順に重さによって値段の変わる鶏肉パックを眺め)
ああ、どういたしましてだ(ガックリから一転肩を震わせて笑う相棒に安心して此方も笑いつつどういたしましてと伝えてふと色んな具材を見ながら自然も組み合わせを考えていた所で相棒から肩をポンポンとされては頼まれてはふっと微笑んで「勿論、幾つかの組み合わせは浮かんでるから、任せとけ」と任せておけと相棒に明るい声色で伝えては一緒に肉のコーナーへと移動して量によって値段が変わる肉を見ては自然と主夫のように量と値段を見ていて「…値段と量で考えたらこれか…」と主婦まがいな事を口にしては二人分で丁度良い量で尚且つお手頃な鶏肉パックを手にとって)
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