左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(何時も通りな彼らしい嫌みには肩を竦めつつも小さく微笑み「そうだな、お互いが居ないと"お前も"俺も半人前だからな」と"お前も"を敢えて強調するように言うことでだからこそ自分達は二人で一人なのだと思いつつそう口にし此方が渡したメモリを握り締め言われた言葉には思わずキョトンとなるが小さく微笑んで1つ頷き「ああ、わかってる。…まだ、消えるわけには、いかねえからな」と微笑んでわかっていると伝えつつまだ消えるわけにはいかないと何処か遠くを見るような目で独り言のように呟いていて)
(敢えて強調された言葉にクスっと小さく笑い「そういう事だね、相棒」ちょっぴり嫌味を混ぜる当たり前の会話も日々大切にすべきと細めた目で相棒の姿を捉え「消させないよ。さっきも言った通り僕らはどちらが欠けても困るんだ」独り言を否定し預かったメモリは肌身離さず保管する為にズボンのポケットに入れておき「さて、翔太郎。僕の仕事は敵の正体や居場所を突き止める事。此処から先は君に任せる」しんみりした話題を終わらせようと無理に作った淡々とした口調で調査再開だと手を軽く叩いて鳴らしいつもの流れなら依頼を達成させるべく相棒が出掛ける頃合いだと首を傾げ)
(此方の独り言のような言葉を否定するような発言にハッとなっては僅かに微笑み「…大丈夫だフィリップ。簡単に消えたりはしねえからさ」と簡単に消えたりはしないと安心させるようにそう声をかけこのしんみりとしてしまった空気の流れを戻すような相棒の聞き慣れた淡々とした声と言葉に内心で感謝しつつその言葉にはコクリと頷きふと何かを考え込むように顎に手を当てて横目で窓を見ては1つ溜め息を吐くという一連の動作をしては「…無理はしないでな。…ありがとう」と此処ではない誰かに礼を告げるように呟けば「…じゃあ、行ってくるな」と相棒に声をかけて玄関へと向かい)
(相棒は守れない約束はしないタイプだと分かっているから言葉は発せず小さく頷いて無理矢理ではあるがいつものペースに戻し「行ってらっしゃい。気をつけて」ガレージから出る事なく剣児のアジトへ向かう相棒の背中に言葉を掛け自分はいつでも変身できるようにとサイクロンメモリを手元に置いて先程預かったメモリーメモリを取り出しじいと見つめ、一方冴子と契約を結んだ剣児がアジトに向かいつつ二重のトラップを仕掛けようと企む所へNEVERの一人であるレイカが現れ『運命の子が狙いなんでしょ?だったら私と手組まない?』と克己と泉には隠れた単独行動にて剣児に近付き)
この前相談した時に思い付けば良かったんだけど、僕を狙うならと思ってNEVERも出してみようかと。羽原レイカなら新入りだし単独行動しても不自然じゃないから動かしやすいかなって。
(相棒の言葉を背に受けつつ玄関を潜って外へと出ては剣児が居るであろうアジトのビルに向かいつつ嫌な予感は消えてくれずスタッグフォンを取り出しては 『お前は今回の依頼、絶対に倉田とビギンズナイトの幹部…それと、多分…もう一人、誰かに狙われる。…くれぐれも、気を付けてな』と相棒に絶対に気を付けてという文を打ち込んでは送信しておき、その頃剣児はNEVERの一人であるレイカからの提案を飲み彼女と共に二重の罠を仕掛け始め、相棒の手に握られているメモリーメモリは透明に近い淡い紫だがもの悲しげ、あるいは儚げに窓からの光の加減で反射して光っていて)
なるほどなあ、確かに彼女はまだ新人だから動かしやすそうだよな。その提案にのって早速倉田に彼女の提案に乗らせてみたぜ(ふむふむと話を聞きつつ提案に乗ったと微笑んで伝えて)
…翔太郎、何故だか凄く嫌な予感がするんだ(ガレージでポツリと呟き普段の依頼とは一味違うような不安や怖さがあり無事に帰って来て欲しいと願っていればスタッグフォンが鳴り内容を確認し『分かった。君も十分に気を付けてくれ』返信内容はいつも通り至ってシンプルだが心配で落ち着かずメモリーメモリを握り締めガレージ内を歩き回り、提案に乗った剣児に対しレイカは満足げに冷たく微笑み『アイツはきっと此処に来るはず。とりあえずWに変身させて。私の作戦はそこからよ』翔太郎が到着する前にと耳打ちにて最初の打ち合わせを済ませておき)
乗っかってくれてありがとう。最終的には原作通り君に変身解除を要求するんだが、先に詳細を知らせておいた方がいいかい?(先ずは礼を述べてから流れをどこまで確認するか首を傾げ)
(少し歩いてスタッグフォンに来た相棒からの返信を見ればそっと目を伏せ『ああ、わかってる。お前もくれぐれも気を付けてな』と返信してそっとスタッグフォンを閉じ懐へと仕舞えば目的地へと向かい、メモリーメモリはよく見ればだが此方の状態と繋がっているのかその淡い紫の色は徐々に薄くなっていて、少しして目的地であるビルへと到着して中へと入ればレイカの指示に従って出てきたアームズドーパントになった剣児が此方をW変身させるべく襲い掛かってきて、いきなりで驚くが何とか重い攻撃をかわして影へと隠れては悶々と変身するべきか悩むが仕方ないと腹を括っては「…フィリップ」と相棒の名を小さく、だがしっかりと呼んでWドライバーを装着し)
此方こそ、提案ありがとうな。そうだなあ、大まかな事を先に決めておいて、後は流れに任せるってのもあるけど……お前はどう思う?(此方こそと礼を伝えては此方も1つの提案をした後相手はどうかと小首を傾げて問い掛けて)
(メモリーメモリの淡い光を両手で包み込み相棒が怪我をしませんようにと心の中で願いを唱えていればドライバーと共に呼び掛ける声が聞こえ「…分かった、翔太郎」予め側に置いておいたサイクロンメモリを手に変身と一言スロットに差し込み、剣児の背後に園咲がいるのは気に食わないが此方の作戦通り襲い掛かりWへと変身する一部始終をレイカは物陰に隠れて見物するとして『次の作戦は…まだいいか。アームズドーパント強そうだし』やり方は滅茶苦茶だがかなりのパワーを持つドーパントの動きを腕を組んで眺め暫くは息を潜めておくとして)
そうだな、とりあえず僕が考えた流れを伝えておくよ。変身し暫く戦った後に倉田剣児が優背になったタイミングで羽原レイカの登場→今他のNEVERが事務所を襲いにいっており、意識を失っている僕の身体がピンチだと嘘の情報で脅す→変身を解くか此処へ僕を連れて来るしかないと君を追い詰めるって算段さ。どうだろうか(ホワイトボートに流れを書き出しちらりと視線を送り)
(此方もジョーカーを手に同じタイミングで変身と小声で呟きsoul側に来たサイクロンを差し込んでもう片方にジョーカーを差し込み真ん中をWの形に開き変身しては直ぐに襲い掛かってきたアームズドーパントの攻撃を息を合わせて何とか避けるが過去と同じように変わらな重い攻撃にやはり苦戦してしまい武器とも言える体で突進されては壁にぶつかりつつ何とか壁に手を付いて立ち「…こいつの馬鹿力…やっぱり……半端ねえ…」と相棒にだけ聞こえる声で突進された腹部の痛みに堪えつつ思わずそう呟き、その時を好機と見たのか息を潜めていたNEVREの一人であるレイカが姿を現し)
なるほどなあ、俺はいいと思うぜ、お前が考えてくれたその流れ。俺の背後もお前の提案に乗る気満々みてえだし、流れを考えてくれてありがとうな(ホワイトボードの文字をゆっくりと見つつ微笑んでその流れに乗らせてもらうと伝えて)
(直ぐに変身して戦うのだが滅茶苦茶な動きに加えて変幻自在に武器を繰り出すドーパントに苦戦し変身中のダメージはbody側である相棒に全ていってしまうため腹部に受けた攻撃に耐えられるか「翔太郎!今の大丈夫だったかい?」咄嗟に心配する言葉を投げ掛け更なる攻撃に備えようと思った時に物陰から現れたレイカが『ねぇ、アンタにいい事教えてあげる。今私の仲間がアンタの事務所に向かってるんだけど、どういう状況か分かる?』この時はまだメモリを手にしておらず変身は出来ないがNEVERである為臆する事なくWの前に立ちはだかり相棒に向かって余裕たっぷりな口調で緩く首を傾け)
ありがとう。じゃあこんな感じで宜しく(流れは決まったと赤いペンに持ち替え大雑把に丸印を付け)
(壁に手を付き腹部の痛みに耐えていれば相棒からの此方を心配する声がかかり僅かに苦笑いしつつ「…大丈夫だ。あの時もこんな重い攻撃を食らったし、覚悟は出来てたからな」とこれまた相棒にだけ聞こえる声で大丈夫だと安心させるように呟き更なる攻撃に身構えるがふと現れた此処に居るはずのないレイカの登場に一瞬驚くがその後に言われた言葉にまた驚きつつ何故かはわからないが彼女の言葉は嘘だと分かるも本当だとしたらと今は身動きがとれない相棒への心配が瞬募り唇を噛むも「………狙いは、今意識がなく身動きがとれないフィリップの体……か…」とあくまで静かに恐らくであろう彼女の狙いを口にして)
そうか…かなり手強いね(意のままに変化する腕は厄介で動きを予測しようにも立て続け様に不規則な攻撃が来る為慎重に出るしかないようで相棒の"大丈夫"を信じて戦うのだが見知らぬ女性の登場に驚くが続く相棒の言葉に此方が狙いとはどういう事かと動揺し、ドーパントとの間に入りWとの距離を縮め歩み進めながら『分かってんなら話が早いじゃん。で、どうすんの?意識のない身体を放っておいて此処で倉田とやり続ける気?』このまま戦い続ければ危険だと相棒の判断を鈍らす為に立て付けに言葉を続け手を伸ばせば触れられる程の距離にまで近寄り)
ああ……まあ、な…(手強いと言う相棒に苦笑いしつつも同意の言葉を返しレイカの立て続けの言葉を聞けば僅かに俯きほんの数秒悶々と考えを巡らせては内心で1つ頷きドライバーを通して相棒に話し掛け『……フィリップ、よく聞いてくれ。恐らく彼女が言ってる事は、嘘だ。多分倉田の背後にビギンズナイトの幹部を居るのを知りつつ、協力してるんだ。……でも、もし彼女が言ってることが本当だったら……お前の身が危険だ…だから、Wを解く……お前は自分の身を守ることを考えろよ』と相棒に一通りの説明をした後最後はとても優しい声で語りかけてはレイカが近くに居るのを感じつつドライバーをそっと閉じて変身を解き、ドーパント状態の倉田はレイカからの作戦通り此方の左腕を掴み、掴まれた左手首に走った痛みに僅かに表情を歪ませて)
(目の前に現れた謎の女性を相棒は知っているらしいが二人のやり取りを聞いていれば相棒が作戦を述べ『そんな事したら君が…いや、分かった……君こそ、気をつけて』ドーパントを目の前に変身を解けば嫌な予感しかしないが確かに相棒の言う通り変身中の此方の身を襲われては回避不可能で危険なため了承の意を示し気付けば見慣れたガレージの景色が戻っており、要求を飲み変身を解いた相棒の行動にレイカは『いいね、じゃあ後は悪趣味な倉田に任せる』として距離を取り言われた倉田はドーパントの姿のまま『本物さんよ、ショーはまだまだこれからだぜ?』とニヤつき腕を掴んだまま思い切り腹部を殴り)
(そっとドライバーを閉じた瞬間に来たドーパント状態での腹部への攻撃に苦痛の声が漏れそうになるが喉の奥で止めこれでも一度言い方が悪いが相棒とは違う形で過去に死にかけた事がある為少し表情が歪むだけで済みにやつく剣児に対して何も言わずにただドーパントとしての彼の顔を横目で見返し、本当に無意識だがその見返す自身の目付きは彼の相棒である冬美のあの決意の籠った眼差しと酷使していたらしくそれが気に入らなかったらしい剣児にレイカと共にあの過去に再度ファングになった場所へと連れていかれ、一方で事務所のガレージではファングがガレージの天井近くで意識を取り戻し体を起こした相棒の行動をじっと見守っていて)
(気絶させようと変身を解いた人間に対し力を込めて殴ったというに表情が少し歪むだけで済むとは想定外だと面白おかしく驚きレイカと共に動き場所を変えてから一旦変身を解き、ガレージで目を覚ませば先ずは侵入者が居ないかを確認するが事務所内は荒らされた形跡もなく人が押し入ったとは考えられず彼女が嘘を付いた事は明確となり身の安全が確保されれば相棒の身が気掛かりで「…僕はどうすれば…翔太郎…大丈夫だろうか」天井のファングには気付かずスタッグフォンを手に取り相棒が無事かを確かめるべく電話を掛け)
(場所を変えるためにレイカと共にある場所へと連れていかれそこがかつてファングとなった場所だと気付けばドーパント状態を解き元の人間の姿へと戻った剣児を見てはそっと変身した状態と変身していない状態、両方で攻撃を受けた痛む腹部をそっと片手で押さえつつ次の剣児の行動にそっと身構え、スタッグフォンで電話をかける相棒を見てはスタッと天井から彼の目の前に降り立ち『…電話をしても意味はありませんよ。翔太郎様が念の為にと途中で私にスタッグフォンを預けてきましたから』と静かな声でそう言ってはひょいっと軽く此方のスタッグフォンを投げて相棒に渡し『フィリップ様、はっきり言わせてもらいます。あのアームズドーパント……倉田剣児の行動によっては……翔太郎様は最悪の場合…命を落としてしまわれますよ』と敢えてはっきりとした声でファングは今の剣児の行動によっては最悪の場合此方が命を落としてしまうと告げて)
(相棒の声が聞ければと掛けた電話はコール音が響くだけで焦りが募ったが急に現れたファングに相棒のスタッグフォンを投げて寄越され「僕は…翔太郎を助けないと…!」此方の身が危険だからと揺さぶり変身を解かせた程の相手が次にどう出るかは分からず一刻も早く助けなければと事務所を飛び出し一先ず剣児のアジトであるシャーウッドビルへ向かい、翔太郎を人質に取ったまでは計画通りとして剣児が冴子へ連絡する間暇だとレイカは腕を伸ばしたり首を回したり『私達は運命の子が狙いなんだけどさ、ちょっと暇だしアンタで遊ぼうかな』ふっと小さく笑い『やっぱ人質は柱にでも縛り付けなきゃ駄目よね』とか何とか独り言を呟き廃工場内をウロつき見付けたロープを手に相棒の元へ近寄り)
(此方を助けなければと事務所を飛び出したフィリップを見送ったファングは彼に気付かれないように自身も事務所の窓から外へと出て彼より先回りでシャーウッドビルへと小さな建物を華麗にジャンプして跨ぎながら向かっていき、どうやら契約相手である冴子に電話をしているらしい剣児を横目で見ていたがレイカの独り言らしい言葉を聞けばレイカに目を移しロープを手に近寄ってきたのを見ればただじっとレイカの顔を見返し「……俺は、貴女の玩具ではありませんよ」ととても静かな声で自然と自身でも無意識に敬語でそう呟くように言葉にしていて)
(相棒は既に剣児とレイカに連れられシャーウッドビルには居ないのだが先回りした相棒の気転により連絡手段がない為に手がかりを見付けようとビルへと向かう途中誰かに後を追われている気配を察し周囲に視線を巡らせ警戒し、一方で連絡を受けた冴子から此方を探すべくシャーウッドビルへ行くと告げられた剣児は『俺のクライアントがさ、さっきのビルに向かってるって。相棒の事、見付けちゃうかもな』翔太郎へ向かって話し掛ければいつもの癖で首を回して骨を鳴らし『つまんないの。とりあえずさ、少し大人しくしててよ』レイカはと言えばNEVERの為女性としては強い力で相棒の腕を掴み近くの柱へと押し付けロープを巻き付け固定していき)
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