左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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フィリップ、依頼がきてるぜ……って、今は居ねえんだった…(自身の相棒の名を呼びつつ声をかけるが今は居ないということに気付けば軽く溜め息を吐いてソファに腰かけて)
翔太郎、君はそんなところで何をくつろいでいるんだい?依頼は?まさか僕が居なきゃ何も出来ないからって拗ねてたんじゃないだろうね。(ソファの背後からひょっこり現れ悪戯っ子な微笑み浮かべ己の名前を呼ぶ相棒を見下ろし)
参加希望ってやつだよ。続編の漫画は読めてないけどドラマ映画は全て鑑賞済みの大ファンさ…と言い張りたいところだけど、残念ながら細かい部分は覚えてない。さすがに申し訳ないから何とかしてドラマだけでも見返しておくね。そんな訳だから口調も変かもしれないし、それでも良いならお願いするよ。
………。ん?ああ、フィリップ戻ってきたのか。…あのな、それはないな。けどお前に色々助けられてるのは事実だな(1枚の依頼内容が書かれた紙を見つつ悶々と思考を巡らせていた所に聞こえてきた相棒の悪戯っ子のような笑顔と言葉にキョトンとしつつ戻ってきたのかと理解し肩を竦めて答え僅かに微笑んで助けられているのは事実だと告げた後紙に視線を戻し、妻の浮気調査、なあ……相手は……、と小さな声で呟きつつ思考を再び巡らせて)
参加希望ありがとな。全然構わねえぜ。と言うか背後もドラマを見たのは大分前の事だし、正直細かいところまでは覚えてないから、こっちも同じように見返すことにする、だとよ。口調が変になるのはお互い様だから気にするな。此方からも宜しく頼むな(微笑んで)
素直じゃないね、でも君のそういう所は嫌いじゃない。それに当たり前だよ、僕達は二人で一人なんだから(助けられているというフレーズが気に入りこくこく頷き言葉に耳を傾けピンと立てた左右の人差し指をぴったりくっつけ正面に回って示すが直ぐに紙へと戻された視線に興味が移り「それが今回の依頼かい?浮気調査だなんていかにも探偵らしい仕事だね」依頼人である旦那が渡したであろう妻とおぼしき女性の写真をじいと眺め大人しい外見から浮気とは意外だと不思議そうに首を傾け)
こちらこそ許可をありがとう。お互い同じ状況だと分かって安心したよ。それとこれは余談だけど背後が君のファンでね、僕を通じて翔太郎と話せるなんて幸せすぎるとニヤニヤしてるんだ。この街にはまだまだ興味深いことがありそうだかね、宜しく頼むよ。(にっこり)
……、そうだな、俺達は二人で一人、だもんな(相手の言葉に僅かに肩を竦めつつも微笑みその後に言われた言葉と行動ににキョトンとなるがふっと柔らかな笑みを浮かべては同意するようにそう口にした後依頼の事を聞かれては1つ頷き「最近妻の様子がどうも変で、1回調べてほしいっていうのが今回の依頼だ」と告げては「妻の様子、か…」と少し考えた後まずは情報が欲しいと思い、……フィリップ。と先程の表情とは変わり頼りになる相棒を見る表情で相手の顔を見ては調査の頼み事をする時の真剣な声色で名前を呼んで)
君と僕、どちらが欠けても変身できないからね(過去がどうであれ目の前にいる頼りないが家族同然の相棒さえ居れば問題なしだと大満足で大きく頷き、表情や声色の変化からお喋りの時間は終わりであると察し両腕を広げ目を閉じて星の本棚へ「検索を始めよう…キーワードは妻の様子…浮気…駄目だ翔太郎、こじゃ絞りきれない」現段階で分かるワードで検索したが十数冊ほどの本から減ることなく一度現実世界へ戻り、相棒の手にする資料をホワイトボードへ貼り付けマーカーをきゅっきゅと鳴らし先程調べたワードを書きつらね)
ダメか…もう少し情報がいる、……そう言えば、明確にその妻から異変を感じたのは今から1週間ほど前だって言ってたな(相棒を言葉に顎の辺りに手をやり考える仕草をするがふと相手がホワイトボードに貼った書類と書いた文字を見ては思い出したように呟きながらもう1つのマーカーでその文字の下に"1週間前からの異変"と書きそして思い出すように目を閉じては会話の内容からもう1つのキーワード、"虚ろな目"を思い出しては再び書き込み「フィリップ、これでどうだ?」と相手の方を見てこのキーワードでどうかと問いかけて)
あ、悪いフィリップ…大分前に別のなりきり場でやってたキャラの名前を間違えて入れてしまったや…(あ、と気付いてはどこか申し訳なさそうに謝り)
その異変が起きた日に何者かに接触したんだろうね。虚ろな目…よし、やってみよう(もう一度目を閉じ更なるキーワードを追加すれば見事1冊に絞られ表紙にvampireと書かれた本を手に取りパラパラとめくり「正解だ、敵の正体が分かったよ。どうやら吸血鬼のように人の生気を吸い取るらしい…それに厄介なのが一度狙われた人間は生気を取られる感覚を快楽と錯覚し自ら身を捧げるようだよ」様子の変わった妻が何度も外出する姿を目撃し浮気だと感じたのだろうか、検索結果をホワイトボードに書き足し調査対象である妻を救うべく早口にまくしたて)
人間誰しも間違えなんてあることだし名前ミスなら僕も経験済み、気にすることないよ。律儀にありがとう(気にすることなかれと片手を左右に振り)
あぁそれと、勝手に依頼人の妻を被害者にしてしまったけど彼女をドーパントとして話を考えていたなら申し訳ない(居心地悪そうに頭をわしゃわしゃ乱し)
吸血鬼か……このままだと依頼主の奥さんがヤバイな…。フィリップ、俺は今からその奥さんを探してくる、お前はここで待機していてくれ(相棒の検索結果を聞きこのままでは危険だと眉を寄せつつそう呟いては何時もの帽子と灰色のコートを羽織り相手の方を向いて信頼している目でそう頼んでは事務所を出てその女性を探しに行き、そしてとある工場地帯でその写真で見た何処かフラフラとしている女性を見付けてはその後をこっそりと追い、その女性が行った行き止まり場所で吸血鬼のドーパンを見付けては柱に身を潜め、フィリップ…。と小さな声で、しかし真の隠った声で相棒の名を口にしてはWの変身ベルトを装着して)
全然大丈夫だぜ。話の中で奥さんは被害者側にするつもりだったからな、気にしなくて良いぜ。わざわざ気づかったくれてありがとうな(大丈夫だと柔らかな微笑みを浮かべては安心させるように肩をポンと優しく叩いて)
分かった、僕は引き続き情報を探ってみる(妻が出掛ける日は一定の間隔があり規則的に考えるなら次に接触するのは今日であると判明、早速探しに行く相棒の背中を見送り手元に残った白紙の本を更にめくり未知の敵と対峙するため弱点はないか読み進めるうちに相棒からの合図が「ドーパントがいたんだね、気を付けて」人間のエネルギーを用いること以外不明の相手にどう戦うべきかなど迷う暇もなく緑色のガイヤメモリを取りサイクロンの音を鳴らし変身の一言と共にベルトへ挿し込み)
それは良かった。君が考えてくれた大筋に乗っからせてもらったから心配だったんだ。(相棒の優しい対応が何だか照れ臭く手の触れた肩を竦め)あぁ、ここは適当に切って構わないよ。
…ああ、勿論わかってる。…変身(ジャケットの中から取り出した黒いガイヤメモリ"ジョーカー"の音を鳴らした後に何となく伝わった相棒の言葉に僅かに微笑んでそう呟いては同じタイミングで変身と呟きベルトに現れた相棒の意識が移ったサイクロンのメモリを挿し込み同じようにジョーカーのメモリを挿し込んでその部分をVの字のように開けばそのままWへと変身し、今まさに作り出した透明な牙で女性から生気を取ろうとしているドーパントの方へと走ってはそのまま飛び蹴りをくらわしてその隙に女性を助けだし、気を失っているらしいと理解しては安全な場所へと寝かせた後にドーパントの方へと向かい、フィリップ…悪いな、あんまり時間与えられなくて…。と敵に注意を払いつつ相棒に小さな声で謝り)
謝ることはないさ。検索結果を述べるなら噛まれたら終わりってことかな(まずは写真で見た女性を救えたことにほっと旨を撫で下ろし、相手は正体不明の謎の敵だが人からエネルギーを吸収せねば動けずドーパント自体の攻撃性は低い方だろうと仮定するなら人に襲い掛かる前の敵に対しこちらが有利であろうと余裕な様子で殴る蹴るなどの攻撃を避け「吸血鬼は今空腹でヘロヘロのようだよ。時間を掛けずにささっとやっちゃおう」人を襲う前に一気に片付けるべきだと呼び掛け)
なるほどな、わかった。……だな。ここはお前の言う通り一気に片付けるとするか(響いてくる相手の言葉を理解してはわかったと頷き、繰り出されるドーパントの攻撃を相手と息を合わせながら避けていきその中で言われた助言の言葉に確かにそうした方が良さそうだと同意してはドーパントに蹴りを入れそのまま宙返りをしては距離をとって着地しジョーカーのメモリをドライバーから抜いてベルトの横の部分に入れれば"ジョーカーマシキマムドライブ"との音声と共に緑の風を纏いそのま息を合わせてドーパントに蹴りを入れればそのまま爆発してメモリブレイクに成功し「ふぅ…」と一息着いてはどうやら目覚めたらしい女性の元へとよっては、最初は一瞬驚いていたが風都で話題になっているライダーらしいと理解した事に気付きつつ先程まであった事を話してはお礼と共に家へと帰っていった女性を見送り「…帰るか、フィリップ。依頼主への調査報告書を書かないとダメだしな」と相棒に声をかけつつ間を置いて変身を解けば事務所へと戻っていき)
メモリブレイクするしかないね、翔太郎(検索はこちら仕事だが戦闘となれば相棒の得意分野といったところで主導権を握るジョーカーの動きに合わせ突然のライダーの登場に困惑しつつ滅茶苦茶な動きで反撃するドーパントに必殺技を食らわせメモリの破壊に成功し残すは警察に任せるとして、幾分か顔色の良くなった女性の姿に安心し変身が解け見慣れた部屋の床で目を覚ませば少しの間寝転んだままでぼうっとし相棒が帰って来るのを待つのみだとホワイトボードの文字を消してソファにちょんと座り)
ただいま…、お疲れさん、フィリップ(それから数分後事務所へと戻り既に目を覚ましてちょんとソファに座っている相棒を見付けてはふっと微笑んでそう労りの言葉をかけつつそのまま何気無しに隣へと座り「これやるよ」と帰る前に買ってきた缶のオレンジジュースを差し出して)
おかえり。何だいこれは、オレンジジュース?(親の帰りを待つ子供みたいに退屈そうに足をぶらぶらさせ少し疲れた様子で隣へ腰下ろす相棒に短く挨拶を返し、受け取った缶をくるくる回し成分表やらの印刷された文字を全て読むまで隅々まで観察してからプルタブを開け一口飲み味わい「これは…オレンジの爽やかな酸味の中に甘味を感じる…興味深い、もっと調べなくては」次の検索対象はオレンジジュースに決まりとばかりに目を輝かせ更に一口二口と興奮気味に缶を傾け)
オレンジジュースの元になる蜜柑は色々あるからな。その缶のオレンジジュースだけじゃなくてその町とかのブランドのオレンジジュースもあったりするんだぜ(興味を持ったのか何処か興奮気味な相手に一瞬キョトンとなるがふっと微笑んではタイプライターで報告書を打っていきながら何処か優しげな声でそう口にし、まだ世の中には面白いもんが一杯あるもんだろ。とその声の調子のまま無意識にだがそう呟き)
面白い、是非とも色んな町のブランドを制覇したいね(相棒の言葉で更に興味が深まり早速星の本棚からオレンジジュースの歴史に関する本を一冊手に取りぶつぶつ音読しながら読み更け、ふと気付いて缶を左右に振り「こんなに奥深いものを一人占めは良くない。半分くらい残ってるから君にもあげるよ」コーヒーを好む相棒が甘いジュースを好むか不明だがパチパチ音を立て仕事をする様子を眺めてから机の端に辛うじてまだ冷たい缶を置き)
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