三月 2020-03-26 19:41:13 |
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─────誰。
( 眠れぬ夜の月見酒をしようと、ランプ片手に湖畔をふらり / ぐるりと見回してある一点に目を止め / ポツリと落とされた呟きは驚愕によるもの / 葦原には見知らぬ、否見慣れぬヒトの姿 ) 迷子なの? ( はた、と可能性に思い至れば独り言 / しかし即座にふるふると頭を振って )ここには来れないはずなのに、いったいどうして ……( 長考 / 後、頭をぐしゃぐしゃ掻き回し / ああ、もう! ) ……とりあえず、こっち来なよ。寒いだろ? ( す、と手を差しのべ )
(/静かな絆で結ばれたい…ブロマンスがやりたい…!ひっそりと水を湛える夜の湖面の畔で秘密の逢瀬、奇妙な縁で結ばれた二人が星を見上げるだけの冒険とか最高の極みじゃないですか?例え直接の恋愛表現無しでも心はそれ以上に深く確かに通い合っているとか尊さで蒸発しませんか?そんな物語を一から紡いでくださる同志様を探しております。望み薄ですが……。もしも希望して下さる方がいらっしゃいましたら、ロルへの返事+背後様でお声掛け下さると嬉しいです…!)
────なぁ、おまえ!俺のこと泊めてくんねえか。
( 迷い込んだ森で途方に暮れていたところ、人影に出会すなり安堵の溜息ひとつ / 後先など考えず大声で呼び止めては即座に宿泊の交渉を / 足下に茂る草木を踏み締め一歩一歩着実に影へと近付き / しかし驚愕の色に染まる相手からは迷子である可能性を肯定する間も与えられず )
んは、おまえやっさしいのなぁ。( 一瞬の躊躇も見せず差し出された手を取り / 既に警戒心など皆無に等しいことは素直につり上がった口角が充分に物語っており )
( / 洗練された神秘的な世界観に吸い寄せられて参りました、「極度の寂しがり屋でありながら肝っ玉だけは一人前に据わっている好奇心旺盛で世間知らずの若者」で参加希望です…!ひとまず相性を見ていただきたいのでロルのお返事だけで失礼しますが、プロフィールは三月くん背後様の趣向に合わせて参加承諾後きちんと練らせていただきます。一点だけ確認なのですが、時代設定は大体どの辺りと捉えられていますでしょうか…?
当方久々の執筆になってしまうため如何せん稚拙な文章が目立つかと思われますが、ご検討賜れますと幸いです…! )
なんだ君、……遠慮ないな。( 会うなり掛けられた声に瞬きパチリ / しばらく言葉を探してようやく絞り出し )別に泊まるのは良いけど、本当に何でこんな所に居るんだ?( 呆れのようなものを滲ませながら )
……俺は優しくないよ。こんなところで野垂れ死にでもされたら寝覚めが悪いだけだ( 取られた手をぐ、と引き寄せて / 相手の表情をまじまじ見つめ )……君、警戒心とかないの?普通もっと躊躇わない?( はあ、と嘆息して / やれやれ )とにかく、ここにいたら凍死しかねないな。そこの家においで、ココアくらいなら出してあげる( ぶっきらぼうに言い放ち / 木々に隠れて見えづらいが、湖畔の側の洋館を指差して / 繋いだ手はそのままに、玄関扉まで導いて / 木製らしき玄関の扉を開ければ、見えるのはモノトーンで統一された内装の空間 / 靴を履いたままで三つ四つ部屋を通れば二人には大きすぎるテーブルと多すぎる椅子の部屋 )……どこでも良いから座って。
(/返事が遅くなりまして、大変申し訳ありません!まずはお声掛け誠にありがとうございます。こんな主得に吸い寄せられて下さって幸甚の至りです…!極度のさみしがり…肝の座った…好奇心旺盛…アッ好き…是非夜の森を一緒に散歩したいです…。承認と言うのも烏滸がましいですが、お相手願えると幸いです!
プロフに関しまして。>0に記した通りdislikeの特徴は戸惑ってしまいますが、それ以外はお好きになさってください。素敵な息子様をお待ちしています…!
またご質問もありがとうございます。時代設定等はお声掛けくださった方に合わせようと思っていましたが、背後様はどの辺りがお好みでしょうか?
稚拙だなんてとんでも御座いません、こちらこそ迷惑等多々お掛けするかと思いますが、何卒よろしくお願いします…!)
名前:遊佐 泉水 ( ユサ イヅミ )
年齢:19歳
性別:男
容姿:身長174cm、現在進行形で成長中。細身でありながら程よく筋肉質。二重瞼の薄暗いバーガンディの瞳は光が当たると透けた臙脂色に見える。淡い栗色の髪は柔らかく、特に手入れは施されぬまま襟足が僅かに肩につく程度の長さに切られている。体格にそぐわない大きな黄色のパーカーを羽織り、余った袖は男らしく捲り上げられ、菖蒲色のインナーシャツ、色落ちした鼠色のジーンズに浅葱色のブーツと、奇抜な色彩に身を包んだ風変わりで若々しい出で立ち。代わりに煌びやかな装飾品は一切身につけていない。
性格:極度の寂しがり屋で、甘え出すと中々面倒。しかし気に入った相手には同様に愛情をたらふく注ぎ甘やかしたがる。肝っ玉だけは一人前に据わっている好奇心旺盛で世間知らずの若者、否、脳筋。生活能力など皆無に等しい適当人間だが人並みに生存本能は備わっている様子。面倒臭がりの楽観主義者。
備考:風貌が派手なのは、何らかの事情で一人になってもすぐに見つけて声を掛けてもらえるようにするため。無論、名も知らぬ森に迷い込む事態などは想定してはいなかった。
( / あああ、参加承諾ありがとうございます……!お褒めの言葉までいただけて光栄です。やや簡易的にはなりますが早速プロフィールの方を練って参りましたので、お手隙の際に不備等ご確認いただければと思います。時代設定に関しまして、なんの捻りもなく申し訳ないのですが現代 ( 若しくは少し前 ) 日本と解釈させていただきました…!勝手ながら三月くんの姿や洋館の存在など、森の中の浮世離れした雰囲気が、現実世界とのギャップを上手く引き立てるように演出してくれるかと思いまして…!そして三月くんの「赤色が嫌い」との描写が気になってしまい、勝手にそこに関連した絡みが出来ないものかと考えた結果好奇心から「光に当てると赤色に見える瞳」の設定をプロフィールに盛り込んでしまったのですが、変更が必要な場合は遠慮なくお申し付けください!プロフィールの受理が完了後改めてロルにお返事をさせていただきます。 )
(/え……好きです……。むしろこんな素敵な泉水くんと無料でお話紡げて良いんですか?魅力的な色彩、芯がありながらも可愛らしい性格、個性的でありながら背後様のセンスの窺える格好など全てが胸を突いてきますね…!天才ですか、天才ですね。また設定を盛り込んでくださってありがとうございます、瞳を覗きこんだ時の一幕、今から心踊る予感です…!備考の欄も大変気になってしまいます、なぜこのような格好をしているのか探っていくのも楽しそうです!
不備等あるはずもございません、練りに練られたプロフィールをありがとうございます。
現代日本、把握致しました!そのつもりでお話を進めて参りますね。それでは、よろしくお願いいたします。)
え、待て待て、本当に泊めてくれんの?───あ゛ァよーかった、これで今夜は孤独死しなくて済む。ありがとうなぁ。( 二つ返事で承諾した彼にぱぁっと表情を一層明るくし / 触れた手は離さず無理矢理握手 / 警戒心どころか、見ず知らずの男の滞在をすんなり受け入れてくれた彼には安心感すら抱き始めており / 相手の呆れ顔や溜息にも何のことやらと一貫して間抜けな態度で「俺さ、一目見ただけで良い奴か悪い奴か大体分かるんだよ」と呑気な一言を )
でっ──けえ屋敷……。嘘だろ、これ全部おまえの?( ココアに反応するより先に、彼の指示する方角へ目を向けて初めてその建物の存在にようやく気がつき / 眼前の洋館の迫力に空いた口が塞がらない様子で、手を引かれるまま大人しく彼へついて行き / 中へ足を踏み入れても、外観を裏切らない立派な造りに圧巻され、初めての冒険に心躍らせる少年のような眼差しで屋敷内を忙しなく見回して / 促されるまま手前の椅子にどさりと腰掛け「……やっぱ屋敷がでかいと家具も普通とは違うんだな、高級感っていうかさ」と率直な感想をぽつり )
──え、おまえさっきココアって言った?ココア出してくれンの?( 突然。つい先程さらりと流してしまった彼の一言が脳裏を過ぎり慌てて姿勢を正せば、好物の名に興奮冷めやらぬ様子で嬉々として問いかけて )
( / まずはプロフィールの受理、そして身に余るお言葉をたくさんありがとうございます…!!お気に召していただけたようで何よりです、喜びのあまり申し訳程度に所持していた語彙を全て失ってしまいそうです…!瞳の色に関しましても問題なかったようで安心いたしました。今回も参加希望の際と同じ形で返させていただきましたが、ロルや展開の進め方に関して何か不都合や変更点などございましたら何なりとお申し付けくださいませ!改めましてこれからよろしくお願いいたします。 )
君、本当に変わってるね。……その調子ならほっといても野垂れ死にってことはなさそうだ( 力強く握られた手に若干体を引きつつ、元気の良い相手の様子にひとまず安堵して )……一見でわかるなんて無理だと思うけどね。詐欺師は大体優しげな顔をしてるんだよ、騙されないように( 純真と言えば良いのだろうか、初対面の自分に全幅の信頼を寄せる相手に心配ゆえの視線を向け )……俺のだけど。大きいかな?ここ以外の家をあまり見たことが無いから分からない。ほら、呆けてないで行くよ。( ぽかんと呆気に取られている様子の彼の肩を揺さぶり / 半ば強引に引っ張っていき / あちこちを見回して驚愕と感嘆を表す彼を何だか少し愉快に思いつつ / 案内を終え、白いマグカップを両手に携え再び現れれば、呟きが聞こえたようで「高級感?…ああ。……こんな森の中で、そんなものあったって意味がないのにな」と無味乾燥な口調で淡々と告げ )
……と言うか君、俺の話を聞いているんだか聞いていないんだか分からないな。うん、はい、ココアだよ。そんなに好きなの?( 突如の興奮を示す相手に目を細め / ゆらゆらと湯気の立つカップを一つ目の前に置き、自身も向かい側に座って / カップの端に口を付け )
─────あ、落ち着いたら、何でこんなとこで遭難者になってたのか教えてくれよ。君の素性もね……原因がわからないと帰しようがないからね( 嫌でも目に入る鮮やかな格好に白い指を差し向けて / 事情を聞こうかとばかりに行儀悪く肘をつき )……ああ、自殺志願者とかだったらごめんね。まあそんなに元気な自殺志願者なんていないだろうけど、万が一そんなことしようとするなら気絶させてでも止めるから( 嫌な想像 / トン、と手刀を落とす仕草を見せ )
(/身に余るだなんてそんな、こちらこそ語彙が貧弱で申し訳ないです…。瞳の色も深く考えて下さって感動が言い表せません…。もう本当に本当に素敵な子と素敵な文章をありがとうございます。泉水くんココア好きなんですか、可愛い…。あ、そしてご返答は下のロルにのみで構いませんので…!※蹴り可)
──ココア!うっわぁ俺ってば最高にツイてる。一時はどうなる事かと思ったけどさ、こんな上等な屋敷でココアにありつけるとは。( 鼻を掠めた甘い香りを嗅ぎつけて顔を上げ / 一点の曇りもなかった表情が更に輝きを増し / 意気揚々とカップを手に取り「アチ、アチ、」と暫く格闘して / 息を吹き掛け懸命に冷ましたのち漸くカップに口をつけて / ゴクリと喉を鳴らして「──っあ゛ァ、沁みる。最っ高だよな本当」と誰に語り掛けるでもなく小さな幸せを一人で噛み締め )
……自殺ゥ?んなまさか、俺はただ道に迷って───ありゃ、そう言やなんでここに来たのか、さっぱり覚えてねぇんだよな。( まだほのかに湯気を纏う手元のカップを握り締めて暖を取りながら / 物騒な推測に眉間に皺を寄せるも即座にその可能性は否定 / 記憶を辿ろうとして初めて自分の置かれた状況に気がつき / しかし依然として緊張感のない声色で「気づいたら森の中って感じでさ。未だに夢じゃねぇかって疑ってんだけど、俺の舌がこのココアは本物だって言ってる」べえ、と舌を出して見せけらりと笑い / ふと思い出したように名乗って ) あー、……いづみ。遊佐泉水。俺の名前。
……君って能天気なんだ( また警戒するでもなく、素直すぎるくらいに素直にココアを飲む様子を眺め / 微笑ましさと心配が半分 / 「猫舌。……毒が入ってたらどうするつもりなんだか」と肩を竦めて見せ / 「こんな得体の知れない場所と人じゃなかったらもっと最高だっただろうね」なんて皮肉げな言葉 )
なら良かった。家の周りで死なれたんじゃ、俺としても立つ瀬がないんだ。迷子ね……って、覚えてないの?ひょっとして健忘症か若年性アルツハイマーあたりを患っているのか?( ひとまずは生命の冒涜が目的ではなかったようで一安心/ かと思えば、繋げられた何やら不穏な単語にぴくりと片眉を上げ / 「ご明察だね、夢ではないよ。……けど、君は夢遊病の類いなのかもしれないな」と、残り三分の一になったココアをぐっと飲み干して )
はいはい、遊佐くん。…俺は秋野原三月。秋の野原に、弥生の三月と書くんだ。まあどうとでも呼んでくれ( 名乗りを受ければ自身の名前も名乗らねば無礼に当たると字面を空になぞってみせて / 「俺はここに一人で住んでいる。……何か質問や要求があればどうぞ。お腹が空いてるなら軽食くらいは用意しよう、眠いならベッドくらいは整えよう。目が冴えているならお喋りに付き合おう」と、指折り選択肢を提示して / 何せ退屈してたんだ、と目を眇め )
( 皮肉めいた言葉の数々は一切気に留めず、冷え切っていた身体が暖まるまではただ手にしたココアに夢中になっていて / 「けん……?あ゛ーっと、そういう小難しい話はナシ」と並べ立てられた病名を復唱しようと試みるも言い慣れない単語にすぐに嫌気がさして横に首を振り / それとは対照的に、耳障りの良い名前の響きに表情を和らげ「三月───三月!綺麗な名前だな、おまえにぴったりでさ」と大人気なくはしゃいでみせ )
じゃあ!じゃあ俺、泊めてもらう代わりに、今夜はおまえを退屈させないって約束するわ。この広い屋敷に一人じゃ寂しいだろ。話し相手になりてぇんだ。( 至れり尽くせりの提案に若干の申し訳なさが滲み出るが、それも最後の選択肢が己の好奇心に火をつけたために一瞬で掻き消され / 新しい玩具を与えられた小さい子供のように心を躍らせる姿はもはや滑稽でもあり / 「でもさ、よく今まで孤独死しなかったなぁ」自分と同じように彼にとっても、 " 退屈 "よりも " 孤独 " が最大の懸念であるだろうと勝手な推測のもとしみじみと感嘆し )
……あれこれ思い悩まなくて済むのは良いことかもね( やはり小さな子供のように見える、と分かりにくく目尻を緩め / 「そ、れはどうも……。俺にぴったりかどうかはさておいて、君ずいぶんと愛嬌があるな」てらいのない称賛に不意打ちを食らい、ふいっとそっぽを向いて )
ま、寂しいと言えば寂しいか。面白い話をしてくれるなら願ったり叶ったりだ。( 優しい相手の言動にぱちぱちと瞬き / ふ、と頬を緩め / 「俺を満足させられるような冒険譚を、果たして持っているのかな」と悪戯げに目を細め / 疑問には「……あー。まあ、俺は食べなくても平気と言えば平気だから……」と言葉を濁して答え / 感嘆には居心地悪そうに身を捩り /飲み終わったカップを掲げて、「全部飲んだなら二杯目を入れてこようか、夜は長いからね」と一晩中付き合わせるような言動 )
(/一度上げておきますね!お別れするのがとても残念なので、もう一週間お待ちしています。やり取りが難しいようでしたら、ご無理はなさらないで結構ですので…!それでは、背後より失礼しました)
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