両手いっぱいの薔薇を君に(〆 )

結衣がそうやって可愛く煽ってくるからなー。今だって、そういう顔にだって俺はやられてるとこなんだけどー。（頬をそっと撫でて軽く唇へ口付け）あ、同じ。俺もそこ候補にしてたよ。あとこっちは駅から近いし、なかなかオシャレな内装じゃない？ここはどう？（画面をスクロールし、もう1つの候補を挙げて）

た、確かに…？付け入る隙ない感じだよね。私もまさかこんなバカップルな2人になるとは思わなかったなあ。…でも、大好きな結衣ちゃんが、美里兄を好きになってくれてよかった。素敵な縁に恵まれちゃったな、私も。（嬉しげに微笑み）そうなんだ。結衣ちゃんの友達と仲良くなれたらいいなあ。…好きな人できたら、結衣ちゃんと恋バナできるし…聞いてくれる？（首を軽く傾け）

別に煽ってるつもりはないんだけどなあ。そういう顔ってどういう──…っ、もう…美里さんてば…。（キョトンとした表情で首を傾げながらも更に問いただそうとした矢先、唇を重ねられ素直に受け入れ恥ずかしそうに彼の胸元を叩き）本当？以心伝心ってやつなのかな？…わあっ、ほんとだ！ここもいい感じの内装だね！実際に見に行きたいな。（画面を覗き込みながら興味津々に頷き）?

私達の愛は誰にも壊されない自信あるからねーっ。（ふふん）あ、私もね大好きな華ちゃんが美里さんの幼馴染で良かったって思ってるよ！（ぎゅっ）華ちゃんならきっと私の友達と打ち解けれるだろうしすぐ仲良くなれると思うよ。当たり前でしょ！もちろん恋バナも悩みも聞くからね！恋愛の先輩になんでも聞いてよ（にこっ）

…今更なのに恥ずかしがる結衣、好き。可愛すぎない？こんなんで俺塩対応できるかなあ。（きゅんとする胸抑えると、苦悶の表情で深い溜息をつき）かもね。結衣とはそれなりに付き合い長いから好きな傾向も似るはずだよ。今から行ってみようか。せっかくだしデートしよう。（上着を着ると鍵を持って戸締まりをし）

はいはい、ごちそうさまです。でも美里兄って凄く優しいから、それで女の子が好きになっちゃうとこよく見るから…気を付けてね。自分では気付いてないけど…。（両手合わせてスルーしようとして←）ありがとう。私真面目だから…友達できるか不安だったの。結衣ちゃんに出会えてよかった。（はにかみながらも抱き締め返し）じゃあ、先輩って呼ぼう。──あ、そろそろ私帰るね。（コート羽織り、荷物を持って玄関へ）