引きこもりがちな吸血鬼 2020-03-25 19:31:32 |
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カーディス「……こんなところか」
(口角を舐められると小さく笑って相手の頬に口付けを返し)
クリストフ「首輪とかリードも用意したけど使わねぇわな。……甘やかしすぎだろ。話してる時くらい大人しくするように窘めねぇと」
(当初はペットを飼うと言っていたため動物用の首輪やリードも用意していたのだと肩を竦めて。口角を舐めるジェイスとそれを甘やかすカーディスに頭痛を覚え軽く頭を押さえて)
…この人間に、あの子を託すのですか?(相手との二人きりの時間を過ごすにはあの元奴隷の男児を追い出すべきなのは頭の中では理解しているが、自分と相手の愛し合いにイチイチ言葉を挟んでくる事にやや苛立ちを覚え、あくまでもクリストフの名を呼ぶつもりはないようでクリストフへ指さしをしながら問いかけて)
カーディス「クリスが了承してくれるのであればそのつもりだ。何か気になることがあるのか? ジェイス、あまり人を指差すのは良くない」
(ふむと少し考え相手を見つめつつ、クリストフを指差すのを見れば良くないことだと言って)
カーディス「それはすまなかったな。時と場合には気を付けるよう言い聞かせておこう」
っ…すみま、せん…カーディス、様…(相手から人を指差すな、と言われればついそんな事はないと分かってるのに捨てられてしまうかも、と思ってしまえば即座に指差していた手を下ろし狼耳を悄気させもう片方の手で相手の袖をつまみ心からの反省の色を乗せた謝罪の言葉を述べて)
その…この人、俺の事、良いように思ってないです…だから、俺と同じ、あの子辛くなって、逃げない、ですか…?(勿論クリストフが諦めたように言ってたのは理解しているが、それでも自分を大人しくさせるよう相手に言うなど何だか自分と同じく元奴隷であるあの男児にも相当キツく当たって彼が逃げてしまうのでは、なんて思ってしまうもそれをどう言葉にすれば良いか迷い結局単語での言葉多めになってしまい)
カーディス「いや、ゆっくり覚えていけばいい」
(相手を安心させるように微笑み頭を撫でて)
クリストフ(別にジェイスが元奴隷だから良いように思っていないわけではなく、その行動やカーディスへの影響から良く思ってねぇんだけどな。と思いつつ、今言ったところでいい方向には転がらない、ついでに毒の一つや二つ吐きそうだと判断し黙ったまま肩を竦めて)
カーディス「ふむ、どうだろうな……。このまま話しているよりも実際に二人を会わせて話をさせたいと思っている。その時点で合わなければまた別の方法を考えよう」
(相手に頭を撫でられれば悄気ていた様子はどこへやら、嬉しげな笑顔と共に尻尾を嬉しげにパタパタし。そして相手からの言葉に「ではあの子、連れてきましょうか…?」と小首を傾げて)
畏まりました、カーディス様(相手に撫でられながら連れてくるよう頼まれれば嬉しげに目を細め、そう返しては立ち上がり相手に会釈をしてはそのまま男児を呼びに向かい)
カーディス「よろしく」
(相手を見送って)
クリストフ「懐かれてるのが嬉しいのはわかるが、甘やかしすぎじゃねぇか?」
(ジェイスが出て行った後、ため息をついてそんなことを言って)
「僕の、新しいご主人様…?」
になる、と思うってさ(少しして男児の手を優しく引きながら男児と簡単に話をしつつ相手とクリストフの居る部屋へ向かい、軽くノックをしてからドアを開け)
カーディス様、連れてきました(男児の手を引きながら、部屋の中へ入ればその手を離せばまるでそれが当然のように相手の側に駆け寄り再び抱き付きながら報告して。そして連れてこられた男児は少しオズオズと歩み寄るも相手から少し離れた場所で立ち止まっては相手に問いかけてはクリストフの方を見て)
「あの、此方の方が僕の、新しいご主人様、ですか…?」
カーディス「あぁ、ありがとう。私はそのつもりで紹介しているが、確定しているわけではない」
(抱きついてきた相手を抱き留め頭を撫でて。その後男児を見て新しい主として紹介しているが、クリストフが主になることを引き受けるかまでは分からないと伝えて)
クリストフ「初めまして、俺はクリストフ。商人だ」
(ジェイスの行動など目に入っていないかのように無視し、男児に近づくと微笑み自己紹介をして)
「よ、宜しくお願いします…!」(男児はクリストフから自己紹介をされると慌てたようにペコリとお辞儀をして。そしてふと顔を上げたとき、クリストフの服が目に入れば「その服…○○ってお店で買われました…?」と視界に映る朧気な情報を問い掛けるのを皮切りに正確な服の材質や染料についても的確に問い掛けて)
クリストフ「よろしく。……あぁ、君の言う通りの店で購入した。……驚いたな。もしかして鑑定魔法が使えるのか?」
(慌てたようにお辞儀をする男児に対して好感を覚えていたところで自身の服についての詳細を聞かれ、どんどん真面目な表情になっていき)
クリストフ「凄いな。カーディスは知ってたのか?」
カーディス「いや、知らなかった」
クリストフ「引き取りを考え直すか?」
「へ…?か、鑑定、魔法…?分からない、ですけど…小さい時から誰のか、とか…何で出来てるか、とか…分かるんです。ただ、いつもそれ言うと、皆に気味悪がられて…」(鑑定魔法について問われるも男児は困ったような表情を浮かべ本当に知らなそうに復唱しては昔あったことを話しては、少し不安げにクリストフの方を見上げながら問い掛けて)
「やっぱり、僕のこと…気味悪い、ですか…?」
カーディス「進めてくれていい」
クリストフ「ん、わかった。なるほど、無自覚なのか」
(カーディスの返答を聞き男児に向き直って)
クリストフ「いや、気味悪くなんてねぇよ。そういう能力みたいなもんだ。使い方を覚えればお前自身の役に立つ能力だ。お前が嫌じゃなけりゃ俺とくるか? 俺としては引き取りたいと思ってる」
(弟子として育てるのも面白そうだなと思いながら、にっと笑うと不安そうな男児の頭を撫でて)
「ほんと、ですか…!僕、クリストフさんに、ついていきたいです…けど、僕、奴隷、だったのに良い、んですか…?」(気味悪くない、その言葉に思わず目を丸くすれば頭を撫でられ嬉しげに笑って返すも少し遠慮気味にクリストフのことを見上げながら問い掛けて)
クリストフ「それも聞いた。元奴隷だったからって関係ない。だから俺と来てくれ」
(遠慮気味に言う男児に微笑むと問題ないと言って、右手を差し出して)
「っ…!お、お願いしますっ…!」(クリストフから笑顔で言われた問題ないという言葉にパアッと表情を明るくしてはコクリと頷きながら右手でクリストフの手を握り言葉を返して)
…無事に相性良さそうで良かった、ですね(ずっと相手にくっ付けながら静かにしていたが、男児はクリストフの元に無事に行くことが決まったようで相手の方を見上げながらスリ、と自分の頬を擦り寄せながら一人言のように問い掛けて)
クリストフ「あぁ、よろしくな」
(男児の手を握り返し、笑顔で言って)
カーディス「そうだな。私も一安心だ」
(頬を摺り寄せてきた相手の頭を撫でて)
クリストフ「さて、他に何かないなら精算するが、まだ何かあったりするか?」
「あの、もし、僕がまた来れる時あったら…ここに、来ても、良い、ですか…?」(男児はクリストフの側から相手の方を見上げ、首をかしげつつ問い掛けて)
(相手に頭を撫でられれば嬉しげに目を細め、相手に抱き付いたままでいて、しかし男児の言葉にチラと邪魔をするなと言いたげな目線を一瞬向けるも、相手が困るようなら困らせるなと言えば良いかと思い至り相手の言葉を待ち)
カーディス「私に問題はない。クリストフが許可をするなら」
(男児の視線に気づき、フッと笑って)
クリストフ「そうだな。俺はこれからもここに来るつもりだ。カーディスの前に商人の一人として恥ずかしくないって思えるくらいに成長したら連れて来よう」
「はい!ありがとうございますっ!僕、頑張りますっ!」(相手とクリストフの言葉に男児は笑顔を浮かべお辞儀と共に頑張ることを告げ)
カーディス「楽しみにしていよう」
クリストフ「さてと、話はだいたいこんなもんか? 購入の品とこちらの買い取りの支払いの処理を始めても大丈夫か?」
カーディス「何か欲しいものはもうないか?」
(クリストフが確認にジェイスを見て尋ねて)
カーディス「そうか。では言った内容で処理をしてくれ」
クリストフ「わかった。品を持ってくるから待っててくれ。君も一緒に来て欲しい」
(頼まれた品を持って来ようと立ち上がり、男児にも声をかけて)
「はいっ!」(クリストフに声をかけられた男児は早速のお手伝いにどこか嬉しげな笑顔をみせつつクリストフの方を見ながら頷き、そちらへついていき)
カーディス様のこと、俺が生涯を賭けてお守り致します…だから、ずっとお側に置いて下さいね…?(クリストフと男児が搬入に向かった後に相手の方をトロリと蕩けた瞳で見上げながら、身命を賭けて相手の事を守ることを誓いつつ何度となく願い出た言葉を完全に相手に身を委ねながらそう投げ掛けて)
カーディス「あぁ、ジェイスを放り出したりはしない。だが、あまり無茶はしないようにな」
(身をゆだねてくる相手を抱き留めながら優しく言って)
はい、仰せのままに…(相手に抱き締められれば幸せそうに目を細めすり寄りつつトロンとした瞳で相手を見上げながら相手の命を素直に聞き入れて)
カーディス「困ったことがあれば相談するようにな」
(抱きしめた相手の頭を撫でながら)
(/失礼します。男児の方の描写はどうしましょうか? このまま省略するタイプか、クリストフとのやり取りも描写するか)
はい…ありがとうございます、カーディス様(頭を撫でられれば至極幸せそうな表情と声色で答え)
(/そうですね……折角ですし、男児がジェイスの魔法剣を見て持ち主に関する話題になるでしょうから、是非描写もしましょう!)
クリストフ「さて、ここが俺の部屋だ。で、商品と売買のリストはこれ。君は文字と数字は読めるか?」
(部屋まで戻ると商品と売買のリストを男児に見せてみて)
(/了解です。お答え頂きありがとうございます。それから男児の名前についてはどうしましょうか。このままサブキャラとして今後も出る機会もあると思うので付けた方がいいのではないかと思うのですが)
「文字と数字だけ、なら…難しい言葉は読めない、ですけど…」(クリストフからの問いに少し遠慮気味にそう話してはクリストフから手渡されたリストを見ながらポツリと呟き)
(/そうですね……一応元奴隷ですし戸籍は既に無くなってはいるでしょうが、奴隷商に売られてからカーディスさんに買われるまで僅か1日程でした筈ですし、名前を破棄されるのを拒んでた、とも考えれますから自分の名前をまだ持ってると考えても不思議ではないので男児に名前を聞いて頂ければ答えさせるつもりです!)
クリストフ「そうか。種類ごとに袋に分けているからまずはそれを覚えてもらおうと思ってな。読めるものでいいから読み上げてくれないか? まだ聞いていなかったが君の名前は?」
(読めない文字があれば都度教えようと思い、読み上げてもらうのがいいかと思って)
(/了解しました。ありがとうございます!)
「はいっ…僕、カノス…です!」(クリストフから名前を問われれば奴隷商に売られた時に己の戸籍を破り捨てられ、名前を捨てろと言われ続けそれを拒否し続けた時の記憶が一瞬過り。しかし、自分の名前を呼んでくれるのなら、そんな思いが頭の中を過れば自分の今までの、それでいてこれからもこの名を使いたい、そんな思いで名を伝えて)
クリストフ「カノスか。これからよろしくな」
(相手の名前を聞くと微笑み頭を撫でて)
クリストフ「文字は書けるか?」
(袋の中から手帳とペンを取り出すと相手に差し出して)
「はいっ!」(クリストフに頭を撫でられつつ名を呼ばれれば嬉しげに笑みを浮かべ返事をし。そしてクリストフに文字を書けるか問われれば「分かる文字、なら書け、ますけど…へたっぴ、ですよ…?」と少し不安げに問い返して)
クリストフ「そうか。だったらこの手帳とペンをあげよう。メモなどに使うといい」
(自分で読めるのであれば大丈夫だろうと手帳とペンをプレゼントすると言って)
「良い、のですか…?!あ…でも、僕、お金とか無いですし…」(手帳とペンをプレゼントする、と言われれば目を丸くしながらも受け取ろうと手を伸ばしかけるも、プレゼントをされるという経験もなかったのか受け取って良いのかやや躊躇う様子を見せ)
クリストフ「いいのいいの。メモ出来るもんがないと勉強には不便だろ? 気にすんな」
(お金がないという相手に微笑むと相手の頭をわしゃわしゃと撫でて)
クリストフ「おう。大切に使ってくれ。さてと、じゃあ商品の準備をするからリストを読み上げてくれ。分からない文字があったら聞いてくれていい。あと、商品を見て気になることがあったら教えて」
(微笑むと荷物に向き直って)
「はいっ!」(クリストフの言葉にカノスは元気良く答え、ゆっくりながらも確実に読み上げていきつつも分からない所はしっかりクリストフに聞いて読み進め。そして魔法剣の前に辿り着けばそれを読み上げようと実物へと視線を向ける、がそこで目を丸くし。魔法剣の持ち主の欄がジェイクとジェイスの2つの名前で揺れ動いており「あの、この剣…持ち主のお名前のところがジェイス、とジェイク…でごちゃごちゃ、してるんですけど…狼系の獣人の…」と不思議そうに剣を見詰めつつ呟いては元の持ち主の情報を説明しようと口にし始め)
(/背後てございます!魔法剣に関してですが……魔法剣を持ち込んだのはカルヴィノという名前の狐系の獣人ハンターであり、持ち込みでの売却の理由が「もう自分は新しい剣を使うから売りに来た」という理由という設定です!それとこれは余談にはなりますが、ジェイスの名前をカノスが知るチャンスが無かったように記憶してたので、カノスはジェイスの名前を知らないという感じで描写しております!
また名前が揺れ動いてるのはジェイスの元の名前がジェイクであり、それらが同一人物だから起こってる現象、なイメージです!
分からない部分あったら遠慮無く仰ってくださいませ!)
クリストフ「ジェイスとジェイクでごちゃごちゃ? うーん、さっきの部屋にいた獣人の名前がジェイスだったはずだ。でもまだ渡してないから名前が表示されるのは不思議だな」(前の持ち主が偶然ジェイスだったのかと考えるにしてもジェイクという名前も表示されていることを不思議に思って)
クリストフ「あの獣人に聞いてみるか。魔法剣については今はいい。直接聞いてみる。他は問題なさそうだな。俺はこっちの商品を持っていくから、カノスはそっちの商品を持ってきてくれるか?」(商品のチェックが終わるとそれを先ほどの部屋へ持って行こうとし)
(/ご丁寧にありがとうございます!描写に関しては今のところ特に問題ありません)
「分かりました!」(カノスはクリストフの言葉に頷き元気の良い声色で返しては指定された商品を持ち、クリストフに付いていくように持っていき)
(/お返事ありがとうございます。あと各ハンターは身分証のような感じで何のギルドに入ってるハンターなのかとかが書かれた身分証明カードを持っていて、武器売却や武器購入の際にギルド所属しているハンターは必ず提示しなくてはならず、クリストフの元に売りに来たカルヴィノもそれをクリストフに見せているからこそ、クリストフはカルヴィノが吸血鬼ハンターのギルド所属であることを知ってる、という感じで問題ないでしょうか?)
クリストフ「いい返事だ。重くて無理そうだったら言えよ」
(先導して荷物を運びながら)
(/承知しました。そのような状況で問題ないです)
「はいっ…!」(カノスは元気良く返してはまだ10の子どもの身体ながらギリギリの量を必死に落とさぬようそれでいてクリストフについていくように歩いてついていき)
クリストフ「商品を持ってきた。開けるぞ?」
(元の部屋に戻ってくると扉をノックして声をかけて)
カーディス「あぁ、構わない」
(ジェイスを撫でて愛でていたが、クリストフの声が聞こえると手を止めて返事をして)
(クリストフの後ろをついていきながら元の部屋に入ればペコリと相手に向けて頭を下げてからクリストフの指示で持っていた荷物を置きに行き)
(相手の自分を撫でる手が止まり、自分と相手の2人だけの時間の邪魔をされたと感じればやや不機嫌そうにドアの方へ視線を向けるも、それが自分や相手にとって必要なものが運ばれてくると分かっているからこそ相手に身を委ねたままその邪魔はせず)
クリストフ「リストの品だ。確認してくれ。カノス、同じように並べてくれ」
(持ってきた袋を一旦床に置き、中身を出しテーブルの上に並べていってリストもカーディスに渡し)
「はいっ」(カノスはクリストフの指示通りに持ってきた商品を並べていき)
(相手の腕の中で並べられる商品を何気なく見回しては、クリストフが並べた魔法剣に無意識に目が行き)
クリストフ「あぁ、この魔法剣なんだが、少し気になることがあった。カノスに見える名前がジェイスとジェイクの二つ表示されているらしいんだ。心当たりはあるか?」
(魔法剣を見ているジェイスを見ると何か知っていそうだなと思いながら尋ねて)
っ…!それは、その…ジェイク、は俺が奴隷商に売られる、前の俺の、名前…(クリストフからの問いにビクッと肩を揺らし、一瞬迷いを見せるも相手に手放されたくない不安から相手の服を無意識に掴みながらポツポツと話し始め)
カーディス「大丈夫だ。私はジェイスを捨てたりしない」
(不安そうに自分の服を掴む相手の手を握って)
クリストフ「そうか。なるほどな。気になったのはそれくらいだ。商品の確認をしてくれ」
(そういうことかと納得し)
(相手に手を握って貰いつつ捨てないと言って貰えれば安堵した表情を浮かべ、嬉しげに相手にすり寄りながら「…なので、その剣は間違いなく、俺の使ってたやつ、で合ってます…」とクリストフに伝え)
クリストフ「わかった。だったら問題ない。他と違う見え方をしてるらしいから確認したかったんだ」
カーディス「言いにくいことを言ってくれてありがとう」
(擦り寄ってくる相手の頭を撫でて)
いえ、とんでもないです…(相手に頭を撫でられれば幸せそうに目を細め相手に身を委ね)
(体力も力もそこまてあるわけではないためゆっくり並べながらクリストフとジェイスの会話を聞いてれば、持ち主の名前が変わるとあんな感じになるのか、なんて納得したような表情を浮かべつつ無事に並べ終えれば「並べ終わりました!」とクリストフに報告し)
クリストフ「お、上出来だ」
(並べられた商品を眺め、満足げにカノスの頭を撫でて)
クリストフ「さ、商品は並べたぜ。問題ないか確認してくれ」
(カノスが並べた商品をリストで確認し、問題がなかったため商談相手のカーディスに確認を取ろうとし)
カーディス「ふむ。あぁ、問題ない。いつもありがとう」
(注文したリストと照らし合わせ問題が無いことを確認し)
クリストフ「そりゃ良かった。これで商人としてのやり取りは終わりだ。今日はのんびりして明日には帰るな。欲しいものがあったらそれまでにまとめといてくれ。行くぞ、カノス」
(商品のやり取りを終え、客室に戻ろうとし)
カーディス「あぁ、ありがとう。また頼む」
(クリストフとカノスを見送ろうとして)
「はい!」(クリストフの促しに頷きまだボロ布のワンピース風の身体を隠すだけの服のままついていき)
俺の使ってた武器、買っていただきありがとうございます(相手に抱き抱えられたまま相手の方を見上げ相手に感謝の言葉を伝え)
カーディス「いや、偶然ではあるが、使っていた武器を買い戻せて良かった。馴染む武器というのは何物にも代えがたいものがあるからな」
(偶然とはいえジェイスが使っていた武器を購入出来て良かったと微笑んで)
クリストフ「悪いなカノス。持ってきてる服でカノスのサイズに合う物がない。帰りに買うから気に入ったのがあれば言ってくれ」
(カーディス用に持ってきた服はあるが、それ以外の服を持ってきていないと申し訳なさそうに)
昔は、そこまでうまく使えなかったんですけど…これからは一杯使えるように頑張りますね…!(相手の微笑みに嬉しげに目を細め再び相手に抱き抱えられてるまま身を委ね)
「いえ、そのお心遣いだけで凄く嬉しいです…!今日頂いたこのメモやペン、あと買っていただく服とかの代金以上に働きます…!」(申し訳なさそうなクリストフに首を横に振りながら嬉しげに笑いつつ、頑張ってクリストフの元で働くことを伝え)
カーディス「あぁ、上手く扱えるよう私も手伝えることがあれば協力しよう」
(身をゆだねてくる相手を優しく抱きしめて)
クリストフ「OK、やる気は十分だな。だが、無理はするなよ。無理をして体を壊したら元も子もない」
(部屋に戻るとカノスの頭を撫でてやり)
クリストフ「あの部屋にジェイスっていう獣人がいただろ? カノスはどう感じた?」
(ベッドに座るとそんなことを尋ねて)
カーディス様…ありがとうございます…(相手により優しく抱き締められればその感覚にすっかり表情をトロリとさせながら感謝の言葉を述べ)
「はい、そうします」(無理はするな、とクリストフに言われればそれに素直に頷き返してはジェイスについて問われれば、少し悩みながらも「そう、ですね…初めは怖かった、ですけど…今は優しくしてくれますし…悪い獣人ではなさそーです」と素直な感想を述べ)
カーディス「これくらいた大したことではない。他にもやりたいこと、手伝って欲しいことなどがあれば言うといい」
(相手を安心させるように、甘えられるように抱きしめながら言って)
クリストフ「そうか。まぁ良くも悪くも純粋ではありそうだったな。だ、が、俺としちゃ気にくわねぇ。俺のいる前、真面目な話をしてる時にカーディスに甘えてるところなんかそれだ。『カーディスの不利になることと判断すれば、どんなことでもしない』とか言ってたが、最低限の礼儀も出来ねえのかって俺の印象を悪くしてる。俺とカーディスがどういう関係でメリットデメリットを計算してそれが答えられるならまだいい。『自分がそうしたいからしている』だと獣と一緒じゃねーか」
(ちっ、とジェイスの態度を思い出し不機嫌そうに言って)
クリストフ「カノスはあいつ(ジェイス)みたくなってくれるなよ? 甘えたいってなら甘えればいい。だが、時と場合はわきまえるようにしてくれ」
(はぁ、とため息をつくとカノスの頭をポンポンとして)
はい、ありがとうございます…カーディス様も、俺の事、好きにしてくださいね…俺の身体は、いつでもカーディス様のものですから…(相手の抱き締めにトロリと表情を蕩けさせながら相手の胸元にすり寄り緩く相手の身体にしがみつきつつ相手の顔を見上げ甘える声色で自分は相手のものなのだといつものように伝え)
「アハハ…はい、ありがとうございます!」(不機嫌そうなクリストフの言葉は自然と納得してしまい思わず苦笑いをするも、優しく頭を撫でられれば嬉しげに笑い返して。そんな時、無意識に自分の能力をしる前の優しかった父親とクリストフを重ね合わせては少しモジリと立ったまま自分の両膝を擦り合わせ、少し申し訳なさげな表情をしながら不安げな声色でクリストフに「その…クリストフさんの服を、僕のこの服で汚しちゃうかも、ですけど…ギュッと、してくれませんか…?」とおねだりをして)
カーディス「あぁ、今も好きにしているとも。ジェイスは可愛いな」
(相手を抱きしめながら頭を撫でて)
クリストフ「ん? 分かった。大丈夫だ。こうか?」
(カノスの不安げな声に何だろうと思いつつ相手を見ながら話を聞き、内容を聞くとカノスを優しく抱きしめて)
ありがとう、ございます…!(相手から可愛いと言って貰えれば無意識に相手との濃密な絡みを思い出してしまい、身体の奥がズクンと重くなり吐息に熱を帯びながら感謝の言葉をトロンと蕩けた表情で伝えて)
「ありがとうございます…おと、うさん…」(クリストフに優しくも力強く抱き締められ、その心地よさに思わずポツリとクリストフのことを父呼びしてしまい。しかし数拍の後、間違えてしまったと気付いてはカアッと顔を赤らめ「す、すみません…クリストフ、さん…」恥ずかしげに謝罪の言葉を口にして)
カーディス「ふむ、何を思い出している?」
(相手の蕩けた表情を見ると小さく微笑み相手を見つめ、相手の頬に触れて)
クリストフ「構わねぇよ。……お父さんに会いたいか?」
(相手の父呼びに微笑んだ後、少し考えて尋ねて)
っ…その、カーディス様に、ベッドで、可愛がって貰ってた時の…(相手に指摘されハッとすれば恥ずかしげに顔を真っ赤に染めながらポツポツと呟くように白状すれば「こんな、はしたない俺でも…可愛い、ですか…?」とモジモジとしながら相手の方を見上げつつ問い掛けて)
「…昔、のお父さん、なら…でも今の…お父さん、は…嫌です…今のお父さん、は…僕のこと、気持ち悪いって…いらないって…」(父親に会いたいか、クリストフにそう問われピクリと反応するも首を横に振り、やや言葉に詰まりながら言葉を紡げば泣いてしまいそうになり、声色は涙声になりつつしゃくりあげるようになり)
カーディス「いや、そんなことはない。ジェイスは可愛いとも」
(見上げてくる相手の唇に口付けしようとして)
クリストフ「そうか。悪かったな、辛いことを聞いて。カノスは気持ち悪くなんかない。その能力も立派な才能だ」
(涙声になるカノスに対し、抱きしめながら優しく言い聞かせて)
んふ、ぁ…ありがとう、ござ、いますぅ…(相手からの触れただけの口付け。それだけの筈なのに可愛いと言って貰えた事も相まってるからなのか、蕩けた視線で見上げながら熱の帯びた声で感謝を伝えるもまだまだ物足りないのかその口はだらしなく開いており)
「っ…あり、がとっ…ご、ざいま…っ…」(再び抱き締められながらの優しく温かみのある立派な才能だという言葉にしゃくり上げた声のまま言葉に詰まりつつもギュッとクリストフの服を掴みながら感謝の言葉を述べ)
カーディス「ふむ、続きはまた夜、部屋にな。荷物を部屋へ運ぼう、手伝ってくれるか?」
(相手の表情に続きを行いたくなるが、困ったように笑うとそう言って)
クリストフ「よしよし。能力が分からなくて怖かっただろ。大丈夫だ、これから使いこなせるようになればいい」
(カノスを抱きしめ、頭を撫でながら)
っ…は、ぁい!(相手から続きは夜に、と言われればややその気になっていた身体は切なくも感じたが、それよりも相手の役に少しでも立ちたい、そんな思いからまだどこか発情を押さえきれない様子ながらも何とか相手からの手伝いの願いに手伝う旨を伝え)
「っう…うん…分かり、ました…」(頭を撫でられながら優しい言葉を掛けられればつい気が緩んだのか涙ながらに口調が緩みながら頷き、それに気付いたのか気付かなかったのかは定かではないがまた敬語に戻りそう返して)
カーディス「そうだな、ではこの辺りのものを運んで欲しい」
(買い取った品を両手に持って)
クリストフ「人前だと使い分けてもらう必要はあるが、俺と二人の時とかなら別に敬語じゃなくてもいいぜ」
(敬語が外れたカノスに小さく微笑みながら、無理に敬語でなくてもいいと言って)
はいっ…!(相手からの指示に頷き現在の自分で持てる量よりやや多めの量を両手いっぱいに抱え必死に相手の後をついていき)
「っえ…でも…」(クリストフからの優しい声かけに少し戸惑いを見せたものの今は二人きりであり、使ってみても良いのかな、と感じながら「わか、った…」初めは少しだけ勇気はいるがクリストフの事を見上げながら敬語をはずしてみて)
カーディス「大丈夫か? 無理する必要はないからな」
(扉を開け荷物を運びながら)
クリストフ「おぅ、それでいい。落ち着いてきたか?」
(よしよしと相手の頭を撫でながら)
だい、じょーぶ、です…っ(ギリギリやや荷物の上を見上げれば相手の背が辛うじて見えるからこそ何とか返事を返しながらついていくものの、たまにややフラリとしそうになると完全に元々の力の強さまで戻ってないことを内心で痛感し)
うん…へぇき(クリストフに頭を撫でられながら穏やかな笑みを浮かべ頷いては少しクリストフから身を離しては「クリストフさん、改めて…これから宜しくお願いします」自分が立場は下であると言う意思の元、自ら膝を床につけ頭を垂れさせながらしっかりと挨拶をして)
カーディス「もう少しだ」
(倉庫の扉を開け、荷物を置くと相手の持っている荷物を手伝おうとし)
クリストフ「あぁ、これからよろしくな、カノス」
(カノスの挨拶に頷き、微笑むと力強く相手の言葉に答えて)
あ、ありがとうございます!(持っている荷物が軽くなり、そちらを見やれば自分の持ってた荷物を相手が手伝って持ってくれた事に気付き、感謝の言葉を述べてから荷物を倉庫へ置き。そして相手の方を見上げながら「その…あまりお手伝い出来てなくて、すみません…」と申し訳なさそうに呟いて)
「っ!はいっ!」(クリストフから力強く言葉を貰えれば嬉しげに笑いながら返して)
カーディス「そんなことはない。私は助かったぞ」
(荷物を倉庫に置くと励ますように申し訳なさそうな相手の頭を撫でて)
クリストフ「立派に成長してカーディスとジェイスに見せつけてやれ。特にジェイス。もちろん俺も全面的に手伝う」
(まずは目標が必要だなと考え、よし、と言うとじっとカノスを見詰めて言って)
あ、ありがとうございますっ……!(相手から頭を撫でて貰えればその表情はガラリと代わり嬉しそうに目を細め、幸せそうに撫で受けて)
「はい!精一杯頑張ります!」(クリストフの言葉に子どもらしい小さな手でギュッと握り拳を胸元で作って頑張ると返して)
カーディス「荷物運びを手伝ってくれてありがとう。さて、戻ろうか。昼食を作ろう」
(相手の頭を撫でた後、倉庫を出ようとして)
クリストフ「あぁ。だが、無理はするなよ。無理して身体を壊したら元も子もないからな」
(カノスの言葉に頷き、微笑んで)
はいっ、カーディス様!(相手に頭を撫でられれば嬉しげに笑みを浮かべながら頷き返して相手についていき)
「ありがとうございます、クリストフさん!」(自分のこともしっかり考えてくれている、それだけでも十分に嬉しくて自然と笑みを溢しながら感謝の言葉を述べ)
カーディス「クリスたちに何が食べたいか聞こうと思うが、ジェイスはどうする? 一緒に来るか?」
(クリスたちのいる客室へ向かいながら)
クリストフ「おう。帰りは町に寄るぞ。楽しみにしておけ」
(嬉しそうなカノスに微笑みかけ、頭を撫でて)
はい!カーディス様のお側にいさせてください!(相手の問い掛けに尻尾をブンブンと振りながら即答するように頷き相手についていき)
「はいっ!」(クリストフの言葉に今よりも昔、まだ前の家族と仲のよかった頃以来の久しぶりの町の散策ができる、それが嬉しくて尻尾を持たない人間ではあるが、持たぬ尻尾を振ってるようにも見え)
カーディス「一緒に行こう」
(クリストフの部屋に着くと扉をノックして)
クリストフ「はい」
(ノックの音に返事をして)
カーディス「これから昼食を作ろうと思うが、食べたい料理はあるか?」
(クリストフの返事の後扉を開けて部屋へ入り)
クリストフ「そうだなぁ……卵料理がいいな。カノスは何か食べたいのはあるか?」
「ぼ…自分は何でも大丈夫ですので…!」(カノスはクリストフからそう問われれば一瞬僕、と言いかけたがすぐに一人称を言い直して何でも大丈夫だと伝え)
カーディス「そうか。わかった。昼食が出来たらまた呼びにくる」
(そう言うと客室を出て)
クリストフ「口調を言い直したな。いい心がけだ」
(カーディスが出て行った後、一人称を言い直したカノスの頭を撫でて)
何作るんですか?(相手が部屋を出れば軽くクリストフとカノスの方をチラと見るもすぐに相手の方へついていき。そして相手の隣へ駆け寄ればそう問いかけて)
「えへへ…ありがとう、ございます」(クリストフに褒められ頭を撫でられれば嬉しげにしており。どうやら咄嗟に敬語に直すのは得意なようだが敬語から戻すのは苦手なようで)
カーディス「そうだな、クリスの希望は卵料理だったから、だし巻き卵とハンバーグにでもしようかと思っている」
(厨房へ向かいながら)
クリストフ「カーディスの料理は美味いからな。楽しみにしておくといい」
(敬語のままであることは特に指摘せず、せっかくならとカーディスの料理が美味しいことを告げて)
俺もっ、出来ることお手伝いしたいです!何でも命令してください!(相手の話に楽しみだと言わんばかりに相手の事を見上げながらそう告げて)
「はいっ!」(クリストフの言葉に嬉しげに目を細めながら返して)
カーディス「そうだな……卵を3つ割って中身をお椀に入れた後、かき混ぜておいてくれるか?」
(厨房に着くと料理の準備をしながら)
カーディス「さて、こんなところか。食堂で準備をしておくから二人を呼びに行ってくれないか?」
(適宜ジェイスに指示を出しながらご飯を炊いたり、ハンバーグをこねたり、だし巻き卵を作り)
はいっ!(調理中も相手のお手伝いをし、盛り付けもほぼ終わりかけの頃に相手からそう指示を貰えればそれに頷いては手を拭き、タタッとクリストフとカノスのいる部屋へ向かい。そして部屋の前に辿り着けば部屋のドアをノックして)
ご飯出来たので食堂へどうぞ!(返答があればドアを開けクリストフにそう声をかけ、カノスの方へ駆け寄れば「行こ?」と優しく手を取り)
(カノスはクリストフの方を見上げジェイスに連れられて行っても良いのか迷ってる様子で)
(クリストフから許可を貰えればパッと表情を明るくし、カノスは一度お辞儀をしてからジェイスと共にクリストフより一足先に食堂へ向かい)
クリストフ(二人の後からのんびりとした足取りで食堂へ向かって)
カーディス(食堂に食事を並べ終わり、それぞれが到着するのを席について待っていて)
2人呼んできましたっ!(食堂に到着すればカノスの手をパッと離してタタッと相手の方へ駆け寄って)
「えと、ご飯の準備ありがとうございます!」(テーブルの近くまで歩み寄り相手に感謝の言葉を伝えて)
カーディス「ありがとうジェイス。いや、君とクリスは客人だからな。ゆっくりくつろいでくれ」
(近づいてきた相手の頭を撫で。カノスを見ると気にするなという様子で)
クリストフ「おー、美味そうだ。ありがとうカーディス」
(二人に少し遅れて食堂へ来ると適当に座って料理を眺めて)
へへ…(撫でられ嬉しそうにして相手の隣の席に座り)
「あ、ありがとうございます……!」(改めてペコリとお辞儀をし空いていたクリストフの隣の席に座り)
カーディス「色々用意してもらっていたみたいで悪いな」
(お箸やカトラリーを見事に使い分け食事を行いながら、ペット(一般的な動物)用に準備してくれたであろうクリストフに謝罪をして)
クリストフ「いや、まぁ予定が変わることもあるからな」
(カーディスには劣るもそれなりのテーブルマナーで食事を行いつつ、気にしていないという風に答えて)
(ジェイスは美味しさを尻尾をいっぱいフリフリしながら表現しつつモグモグしながら食べており、カノスはテーブルマナーを知らなかったのかクリストフの方をチラチラと盗み見ながら故にややぎこちないながらも美味しそうに食事をしており)
カーディス「そう言ってもらえると助かる」
(食事をしながらそう言って微笑み)
クリストフ「お互い様だ。あぁそれから、俺は明日の朝には出発する。世話になったな」
(苦笑すると明日出発する旨を伝えて)
(ジェイスは特に気にしてなさげにモグモグと食べ進めており)
「明日の朝ですか?」(カノスはクリストフからの出発のタイミングの発言が聞こえてくれば口の中に食べ物が残ってない状態で口を開き問い掛けて)
カーディス「明日か? クリスさえ良ければもっと泊ってくれてもいいのだが」
(クリストフから明日出発すると言われれば少し残念そうにしてそんな提案をして)
クリストフ「ん? もっとのんびりしときたいか?」
(カノスに尋ねられれば、微笑みながら相手に尋ねて)
クリストフ「とは言われてもなぁ……」
(もっと泊っても大丈夫だと言われればジェイスをちらりと見て)
…俺はカーディス様の決定に従うつもりですから(モグモグとしながらふとクリストフから視線を受けてることに気付けばゴクンと食べてたものを飲み込んではそう返しては横にいる相手の方へどういたしますか、と問いたげに視線を向けて)
「うぅん…その、でも…」(カノスはノンビリしたいか問われれば少し悩んでおり。勿論奴隷商の元から助けて貰ったからこそ、ここが安全であることは理解しておりここでもう少しノンビリしたいのもあるが、クリストフの店でキチンと仕事を学びたい気持ちもありどうしようかと悩んでて)
カーディス「ふむ……そうだな。すぐにとは言わない。今決めなくてもいいから、二人で話してからどうするか決まったら教えてもらえるか?」
(クリストフとカノスの返答がはっきりしないのを見ると後の返答でもいいと答えて)
クリストフ「分かった。食べ終わったらカノスと話してみようと思う」
(カノスも返答に迷っているのをみると後で話し合うと言って)
(今は結論を出さない、そんな相手の選択に自分が口を出すつもりは毛頭なく、そのまままた美味しそうにモグモグしだして)
「す、すみません…」(結局相手やクリストフら2人を困らせてしまっただけだと感じ取ったのか申し訳なさげに呟いて)
カーディス「構わないとも。せっかくの機会だからもっと色々と話したいと思った私のワガママなのだから」
(申し訳なさそうなカノスに微笑んで)
クリストフ「気にするな。意見を口にするのは大切だからな」
(肩を竦めて)
(モグモグとしながらも相手との二人きりの時間が短くなるのは理解してるのか特に口を挟む事はしないが表情が明るくなってる訳ではなく)
「は、はい」(相手とクリストフからそう言われれば少し安堵したように笑い)
クリストフ「カノスと一緒に屋敷を探検するのも面白いかもな」
(カノスの鑑定があれば、面白い発見があるかもしれないと考えて。図書室もあるから本を借りるという選択肢もあるかと思いつつ)
カーディス「何か面白いものが見つかったら聞かせてくれると嬉しい」
(食事を進めながらクリストフとカノスを客人として扱いながら)
クリストフ「入ったらダメな場所はあるか?」
(楽しそうなカノスを見れば微笑んで)
カーディス「そうだな、私とジェイスの部屋は勘弁してもらいたいが、他は特にないな」
(考えてみるも、特に見られて困るような場所はないなと思って)
(相手の言葉に一応自分に宛がわれた部屋の中を見られても別に困りはしないが、相手との時間を過ごしているかもしれないからこそ同意するようコクコクと頷きながらも食べ終わり)
「分かりました!」(探険の許可が屋敷の主である相手から取れれば嬉しげにそう返し、ジェイスの後に続くよう食べ終えては「御馳走様でした!」と手を合わせて礼儀良く挨拶をし)
カーディス「ごちそうさまでした」
(二人の後に食べ終えると両手を合わせて)
クリストフ「ご馳走様。おいしかった。じゃあ部屋へ行くかカノス」
(両手を合わせた後、とりあえず部屋で話すかとカノスに声をかけて)
「はいっ!あの、凄く美味しかったです!ありがとうございました!」(クリストフに声をかけられ立ち上がり、カーディスの方へペコリと頭を軽く下げながら感謝の言葉を述べてからクリストフの方へついていき)
俺、片付け手伝いますっ!(カノスがクリストフの方へ向かえばお皿を自分の方へ集めつつそう言って)
クリストフ(カノスを伴って部屋へ戻り)
カーディス「あぁ、ありがとう。一緒に運ぼう」
(空の器を重ねてキッチンへ向かって)
(両手でしっかりと空になり重ねた皿や使用済みのカトラリーを皿の上に置いては持って落とさぬよう慎重に流しへと持っていき)
(カノスはクリストフについていきながら、ふと相手に買われて家に持ち帰られ、首輪を外してもらえた昨日は奴隷という身分から多少解放された嬉しさから部屋にいたままだった、なんて思いながらここはどんな屋敷なのだろう、なんて思いを馳せており)
カーディス「洗い物も済ませてしまおう」
(指を鳴らすと水が出てきて、そこへ洗剤を垂らすと食器を丸洗いにしていき)
クリストフ「とりあえず明日も泊まるか」
(部屋に入るとベッドに座ってそう言って)
わぁ、スゴいですっ!(実際に触ること無く水が出て、食器が次々丸洗いされるその様子に珍しいものを見た子どものようにはしゃいで)
「はい!」(クリストフの近くの床に行儀良く座りつつ頷き返して)
カーディス「慣れればジェイスにもできるようになるかもしれないな。洗い終わった皿を拭いてくれるか?」
(丸洗いされた食器がふわりとジェイスの方へ飛んでいき)
クリストフ「あ、床に座らなくても椅子でもベッドでも好きに……あー、でも汚したらあれだな」
(床に座った相手を見て床に座らなくてもいいと言おうとするも、奴隷として買ってきたままの服を見ればどうするかなと考え込み)
は、はいっ!(相手から頼み事をされれば飛んできた皿を何とかキャッチしては近くにあった食器を拭く用のタオルを使い、一つ一つ水滴の残らぬよう拭いていき)
「…ぼく、床で大丈夫ですよっ……!」(考え込むクリストフのことを見上げながら健気な表情を浮かべつつそう返して)
カーディス「拭き終わった食器は後でまとめて食器棚に持って行こう」
(ついでに料理に使った調理道具なども洗いながら)
クリストフ「いや、うーん……俺が気になる。よし、カーディス用に用意した服を加工するか。着替える前に風呂が先だな。カーディスに風呂を借りれるか聞こう」
(適当に服を取り出すとこれにするかとカノスの前に服をかざしてサイズを確認した後、どうにかなりそうだと思ったのか風呂だな、と言って)
はいっ!(相手の言葉に頷き返しては相手から魔法で投げ渡される拭くものをしっかりキャッチしてから拭いて丁寧に纏めて置いて)
「へ、え、良い、の…?」(クリストフの言葉に目を丸くして思わず敬語が取れた口調で見上げたまま首をかしげて。良いのかというのは風呂に対して、というよりも相手用の服を加工しても良いのか、という事に対してで、クリストフとその手にある服へ交互に視線を移し)
カーディス「私は直接水を触れないからな。これも生活の知恵だ」
(吸血鬼という種族柄、水に触れれば硫酸にでも触れたように肌が溶けてしまうため、どう水に触れずに水を扱うのかということに苦労したことを思い出し)
クリストフ「買われなかった服だから大丈夫だ」
(驚いた様子の相手に小さく笑いながら答えて)
スゴいですっ…俺も、そんな風に自在に操れるようになりたいです…!(生活の知恵だと話す相手に拭く手は止めぬまま目を輝かせつつそう話して)
「そ、うなの…?えと、あり、がとう…」(笑われれば少し恥ずかしげに顔を赤らめるもやや恥ずかしげに赤い笑顔を浮かべながらクリストフを見上げながら感謝の言葉を述べて)
カーディス「練習しよう。私も手伝う。すぐには無理かもしれないが、目標があるのはいいことだ」
(魔法は素質も関わってくるが、無理なら無理で補助する魔道具などを使用するという手もあると考えて)
クリストフ「あぁ。さて、そういうわけだからちょっと待っててくれ。風呂を使っていいか確認してくる」
(微笑みカノスの頭を撫でるとそう言って部屋を出て行こうとして)
「うんっ……!」(クリストフに頭を撫でられれば嬉しげな笑顔を見せながら頷き返して部屋で待つ事を選択し)
はいっ!(相手からの心強い言葉に嬉しげに尻尾を振りながらそう返して。そして少しして全ての洗い物を拭き終わり、種類別に纏め終えれば足音が聴こえてきて「この足音…クリストフ、って人の…こっちにきます」と相手に伝え)
カーディス「分かった。ありがとう」
(食器類を洗い終わると拭いた後にまとめられた食器を棚に戻し。相手からクリストフがこちらへ来ていると伝えられればお礼を言って頭を撫で、出入り口まで相手を迎えに行って)
クリストフ「よ、ちょっと聞きたいことがあるんだが、今大丈夫か?」
(相手がキッチンから出てくると片手を上げ、取込中でないか確認し)
(相手にお礼の言葉と共に頭を撫でて貰えば幸せそうに頬を緩め尻尾もたくさん振って。相手がクリストフの対応に向かえばそちらを横目で見ながらも一応邪魔にならぬよう食器棚の方で待機し)
カーディス「大丈夫だ」
(相手の言葉に問題ないと返し)
クリストフ「俺が引き取ったカノスについてなんだが、風呂に入れて着替えさせたいと思っててな。風呂を借りても大丈夫か?」
(大丈夫だとは思うが、確認しないわけにもいかないため相手に尋ねて)
(特になにかその話に関わる訳ではなかったが、相手が何処かへ行ってしまっては寂しいと感じたのか、何か口を挟むわけではないからこそ口をつぐんだまま相手の側に歩み寄り)
カーディス「あぁ、何も問題はない。風呂は自由に使ってくれていいぞ」
クリストフ「ありがとう。せっかくだから俺も入って、入り終わったらまた知らせにくる」
(ジェイスのことにはまるで目もくれずそう言うと、部屋に戻っていこうとして)
次は何をすれば良いですか、カーディス様!(自分に目もくれず立ち去ろうとするクリストフに特に言葉を掛けるつもりもなく立ち去るのを見送ればパッと相手の方へ笑顔で見上げては問い掛けて)
(部屋の床に座ったままの姿勢でクリストフが戻ってくるのを待っており)
カーディス「そうだな、食堂のテーブルを拭いてきてくれるか? それが終わったら片付けは終了だ」
(少し考えた後、もう一つやることがあったなと相手にやることを伝えて)
クリストフ「ただいま。風呂オッケーだって。先に服の準備をするからちょっと待っててくれ。そうだ、どの服がいい?」
(部屋に戻ってくると微笑み相手から了承をもらえたと言って。鞄から裁縫道具を取り出すとカーディス用に持ってきた服の取り出して相手に見せて)
はいっ!(相手から指示を貰えばそれに頷き返してはテーブル拭き用の布巾を取りに行き、それを濡らして固く絞り、それでテーブルを拭き始め)
「わぁ、色んな服、あるんですね…!」(クリストフの取り出した服はどれも自分の着たことの無い質の良いものばかりでついつい目移りしてしまい。しかし、今まで衣服に拘りを持ってなかった、というより親からすらも質の悪い物しか着させて貰えなかったこともあり、これが良い、なんてのは決めきれず「…クリストフ、さん、僕に、合ってるの、選んで貰え、ます…?」と少し恥ずかしさと申し訳なさの入り交じってる口調で眉を下げながら問い掛けて)
カーディス(冷蔵出来る魔道具の中を覗き、夕食や明日の献立を考えて)
クリストフ「色々あるが、全部カーディスの好みの範囲ではある。ん? 分かった、そうだなぁ……これとかどうだ?」
(カノスの髪や目の色などから考えて一着の服を選ぶと相手に差し出して)
カーディス様、終わりましたっ!(テーブルをしっかり拭き終えれば、テーブル拭きに使った布巾を邪魔にならない位置に置いてから相手の傍に駆け寄り笑顔を浮かべつつ終わりの報告を伝え)
「はいっ、これが良いです!」(クリストフに選んで貰ったそれは自分でも上手く表現出来ないが自分に似合ってるような、そんな気がしてパアッと表情を明るくさせ差し出されたそれがいい、と嬉しげに話して)
カーディス「あぁ、ありがとう。ジェイスのおかげで片付けが楽だった。この後はどうするか。部屋でのんびりするか、魔法の練習をするというのもいいな」
(微笑むと相手の頭を撫でて)
クリストフ「おぅ、気に入ってくれて良かった。じゃあちょっと調整するから待っててくれ」
(机の上に裁縫道具を準備するとズボンのウエスト部分にゴムを入れたり裾の長さを調整したりと服を直していって)
魔法、頑張りたいです!(相手に頭を撫でて貰えれば嬉しそうにしながら魔法の練習がしたいのだと話して)
「は、はいっ!」(クリストフの言葉に頷き返してはクリストフの作業の様子を物珍しげに見ており)
カーディス「分かった。では中庭で魔法の練習をしよう」
(そう言うと中庭へ向かって)
クリストフ「よし、完成だ。じゃあ風呂へ向かおうか」
(しばらく作業をしていたが服の調整が終わり、着替える前に風呂へ向かおうと言って)
はいっ!(相手の言葉に笑顔で頷きテテッと駆け足で相手の後をついていき中庭へ向かい)
「あ、分かりました!」(服の完成を目を輝かせながら見ていれば、クリストフの言葉に気付きそれに同意して自分も立ち上がり)
カーディス「ジェイスはどういう魔法を学んでいきたい? 私のように日常的に使えるようなもの、攻撃のために使うもの、守るために使うもの。魔法とは言っても様々な用途がある」
(相手がどういった魔法を使いたいか理解しておけば、どういう魔法を中心に教えればいいかも分かるため尋ねて)
クリストフ「せっかくだから一緒に入るか。俺も入りたかったしな」
(風呂にゆっくりつかれるというのは贅沢なことであり、それが基準になれば困るが、そういう楽しみを知るのも大切だと思いながら言って)
えと…カーディス様を御護りする為の力として使いたいです!カーディス様がご購入してくださったあの剣でカーディス様の事を御護りしたいんです!(相手の問いに少しだけ悩みかけたが、すぐに相手の方を見上げながらそう返し。そして少しだけ照れたように「後、日常で使えるものも…あったら便利だなとは、思います…」と結局色んな魔法が使いたい旨を伝え)
「はいっ!」(幼い頃、まだ能力に目覚めてなかった頃は親との風呂に行ったりしていたが、能力の発現後はまともに行かせてもらえず、稀に水を浴びせかけられる事だけで済まされていたことを思い返せば今の現状がどれ程スゴいことか改めて思い知りつつ笑って頷き返し)
カーディス「ありがとう。ではあの剣を使った練習をしていこうか。私は先に中庭へ向かっているから剣を持ってきなさい。分かった。ジェイスが訓練している間に考えておこう」
(物を浮かせる魔法は便利だから少しずつ練習していければいいのではと思い、どうやって練習するのがいいだろうかと考えて)
クリストフ「んじゃ、行くか」
(タオルや着替えなどを準備して入浴場へと向かって)
分かりました、カーディス様っ!(自分の願いを叶えてくれる相手からの指示に笑顔で頷いてはよほど楽しみなのか尻尾をバタバタ振りながら屋敷の中へ戻り、自分の愛用していた魔法剣を取りにいき、中庭にいる相手の元へ戻り)
「はい!」(クリストフの言葉に頷いてはその後ろをトテトテついていきながら入浴場に向かい)
カーディス「さ、では練習をしていこう。まずは昨日の続きだ。魔力の練習をしてからその魔法剣に魔力を込めてみよう」
(魔法剣を持ってやってきたジェイスに近づくと指示を出して)
クリストフ「到着っと」
(入浴場に着くと荷物を置き服を脱いでいって)
はい!(一度剣を地面に置き、魔力を上手く集める練習を始め。まだ荒い部分はあるが、少しずつ魔力を集めれており)
(カノスは風呂場に到着すれば今身に付けているワンピース風のボロ布の服を少し脱ぐのを躊躇ったが、クリストフの脱ぐ様子を見てオズオズとその服を脱いで。下着を身に付けてないその身体は腹部や背中には殴打されたりしたものと思われる痣が数ヵ所あり)
カーディス「良い調子だな。慣れてきたら魔法剣に魔力を込めてみよう」
(魔力を集められている様子を見て要領が掴めてきているなと思って)
クリストフ「酷いな。染みるかもしれないから風呂にはゆっくり入った方が良さそうだな」
(相手の身体にある痣を見つければ痛ましそうに)
はいっ…わ、わっ!?(褒められたのが嬉しかったのかついつい張り切ってしまい、自分の身体にある魔力は元々多くなかったが、その魔力が少し暴走しかけそれに慌てた様子で)
「…もう身体の痛み、慣れてるんで…」(クリストフの表情に思わず申し訳なさそうに笑いながらクリストフの事を見上げつつそう話しては片手で急所を隠すように下げつつ、もう片方の手で自分の腕を緩く掴み)
カーディス「む、落ち着けジェイス。ゆっくり呼吸をして力を抜け」
(相手の魔力が暴走しかけているのを見ると相手の傍に駆け寄り何か起きても対処できるようにしつつ、声をかけて)
クリストフ「……そうか。風呂から上がったら軟膏を塗ろう。行くか」
(腕を掴まれても気にすることなく入浴場へ入って。大きな浴槽があり、お湯もたっぷり入っていて)
は、はい、っ…(相手の声に必死になって魔力の制御を行おうとするも焦る気持ちの方が強まっており、ゆっくり呼吸をして力を抜いてという指示を忘れてしまってて)
「わ、ぁ…!」(クリストフの言葉にコクリと頷ついていき。入浴場に入れば初めて見たと言わんばかりに目を輝かせ)
カーディス「大丈夫だ。落ち着け」
(ジェイスを抱きしめ、リラックスできるよう優しく声をかけて)
クリストフ「いやー、でかい風呂はいいよな。楽しいしリラックスできる。入る時にはまずはかけ湯をして湯に入るんだぞ。まぁ俺は先に身体を洗ってのんびり入りたい派だからそうするけどな」
(楽し気にいいながら、備え付けられた備品を使って体や髪を洗い始めて)
んっ…(相手に抱き締められ優しい声が耳に届けばピクリと肩が緩く跳ね僅かに息が漏れ。それでも相手が傍にいることが強く感じられ、自然と身体の力が抜けていき魔力の暴走も落ち着きを取り戻していき)
「は、はい…」(クリストフの言葉に頷きながらも物事着いた頃に能力の発現がありそこから家族から嫌われ続けた為どうすれば良いのかと戸惑いながらキョロ、と周囲を見渡し)
カーディス「……落ち着いたか?」
(魔力の暴走が落ち着いてきたことを感じつつも声をかけて確認して)
クリストフ「ん? あぁ、分からないか? 身体っていうのはこうやって洗うんだ」
(戸惑った様子で辺りを見回している相手を見れば実践してみせて)
はい、ありがとうございます…(相手の声に恥ずかしげに顔を赤らめながら相手を見上げつつ感謝の言葉を述べ)
「あ、す…すみません…」(クリストフに気付かれないよう、と思ってたがアッサリ理由もろとも見抜かれてしまい恥ずかしげに頬を赤らめ、クリストフの傍にしゃがみこみ、見よう見まねで身体を洗い始め)
カーディス「もう少しこのままでいるか? 練習に戻るか?」
(魔力が暴走しかけて驚いただろうと思い、もう少しこのままが良いかどうかと尋ねて)
クリストフ「気にするな。別に知らないことは悪いことじゃない」
(相手が真似しやすいように相手の様子も見ながらゆっくりとした動作で身体を洗って)
大丈夫、です…!1人でも出来るようにしたい、ので…(相手からの提案はとても魅力的ではあったが、相手を護る為には1人でもこれを出来なけりゃ護れない、それではダメだと思えばそう願い出て)
(クリストフの行動を真似しながら無事に身体を泡々に出来れば何だか不思議そうに泡に包まれた自分の身体を見ていて)
カーディス「分かった。大丈夫、ジェイスなら出来る」
(微笑み相手の頭を撫でた後、相手を離し、離れて)
クリストフ「お、上手だ。身体を洗った後は泡をお湯で流すんだ」
(お湯を出す魔道具の使い方を説明しながら実際に水を流して自分にかけて)
ありがとうございますっ…!(相手から撫でられながら大丈夫だと言われれば嬉しさから頬をゆるゆる緩めながら再び1人で魔力集めや魔力操作の練習を再開し。すっかり落ち着きを取り戻したのかまだ精度は荒削りなものの魔力の暴走は起きておらず)
「わぶっ…!」(クリストフの行動に倣って恐る恐る自分でもやってみれば、慣れない操作でかなりの勢いで出るように操作してしまったが故に思った以上に湯の勢いがよく出て、顔に被ってしまい)
カーディス「いい調子だ。その調子で続けよう」
(魔力操作で魔力暴走が起きていないのを見て頷き、声をかけて)
クリストフ「おっと、大丈夫か? もう少し弱めに……」
(勢いよく出た湯を見れば相手の持っている魔道具に触れ調整しようとして)
はいっ!(相手からの期待に応えたい、でも張り切りすぎて二の舞になりたくない、と真剣な表情で続けていけば、自身の魔力量の少なさも相まって量こそ少ないものの多少だが安定して魔力を維持出来るようになり)
「す、すみません…」(クリストフにより調整され、多少勢いが落ちたこともあり胸元に適量のお湯が掛かる程度になればプルプルと顔についた水滴を振るっては少し申し訳なさそうに呟いて)
カーディス「ん、安定してきたな。その感じを忘れないように」
(相手の魔力が安定してきたのを見れば、いい感じだと声をかけて)
クリストフ「大丈夫だ。で、泡を洗い落とす」
(自分の身体と頭の泡を流して)
はいっ(この感覚を、そう言われればコクリと頷きながら必死にそれを続けやり方のコツも何とか理解できてきており)
(クリストフに言われたとおりにしていけば、身体中の泡を流し去るその湯の温かさにカノスの表情は無意識に頬が緩み、そのまま何事もなく身体を綺麗にし終えて)
カーディス「よし。魔法剣に魔力を込めてみよう」
(しばらく練習をしてから、魔法剣にも取り掛かってみようと言って)
クリストフ「ん。そんな感じで頭も洗うんだ」
(自分も頭を洗い、そのやり方を見せながら)
はいっ……ひあっ!?(相手からの指示にコクリと頷き返しては、魔力操作をそのままに地面に置きっぱなしにしていた魔法剣を手にしてしまい。そうすると魔力剣が突如流された魔力に反応しその魔力を吸い尽くさんと溜め込み始め、それに驚いてその場にへたりこんでしまい)
「はい、分かりました!」(見よう見まねでクリストフの仕草を真似ながら頭を洗っていき。しかし次第に泡が目に入りそうになってるからかギュッと目を瞑ってるせいでクリストフの行動が分からず。目を開けたいけど泡が目に入りそうになるから目も開けれず不安な気持ちになりながらその動作は緩慢になり)
カーディス「大丈夫か? 剣が魔力を吸っているんだ」
(へたり込んだ相手に近づき、どういう状況になっているかを説明して落ち着かせようとして)
クリストフ「あー……俺が頭を洗うのを最初に見とくか?」
(顔に泡がかからないように洗っていたが、相手が頭を洗うのに苦戦しているのを見ればそう尋ねて)
そ、そうなん、です、ね…(突然の事で戸惑いしか無かったが、相手から聞かされ納得の言葉を漏らし何とか立ち上がらんとするも突然魔力を抜かれたせいで上手く立ち上がることが出来ず)
「えと、だい、じょうぶ…なん、ですかね…?」(ギュッと目を閉じてるせいかクリストフからの提案も何処かまだ不安げな声色で)
(/明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願いします)
カーディス「ふむ……魔力を吸われ身体が疲労している。今日はもう休もう」
(動けなくなっている相手の様子を見て抱き上げようとして)
クリストフ「そうだ。俺がお前の頭を洗おう。いいか?」
(どうするかなと考えた結果、自分が相手の頭を洗おうと思って提案し)
(/明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします)
で、でも…ぁっ(どこかまだ頑張りたがって居たがアッサリと相手に抱き上げられればその感覚に甘い声が漏れ出て)
「お、お願いします…」(クリストフからの提案に恥ずかしげに顔を赤らめ膝を擦り合わせながら願い出て。その仕草はジェイスが相手に甘く甘えるような仕草に似ていたが、その声色はただ恥ずかしげなものであり)
カーディス「少し休んで体調が戻ったら再開するというのも手だ。今は休んでくれ」
(相手を優しく抱き上げれば部屋へ向かって歩き出して)
クリストフ「あぁ。痒いところがあったら言ってくれ」
(相手に近づき優しく頭を洗い始めて)
は、はぃ…(相手に抱き抱え上げられればすっかり大人しくなり顔を赤らめながら持ってる魔法剣が相手を傷付けないよう上手く胸元に抱きながら大人しく抱き抱えられたまま連れていかれ)
「はい…」(まだ途中だったとはいえクリストフに大人しく頭を洗われていると気持ちいいのか、不安げだった表情はすっかり和らいできており)
カーディス「何か飲みたいものはあるか? 水もお茶も紅茶もあるぞ」
(相手を部屋へ運びベッドに寝かせると相手の頭を撫でて尋ねて)
クリストフ「ん、終わったぞ」
(頭を洗い終え、泡を流してやればそう言って)
…その、俺、カーディス様にいてほしい、です…(魔法剣を抱き抱えたままベッドに寝かされれば頭に感じる相手の手の感触に真っ赤な顔ながら恍惚な笑みを浮かべながらポツリと返して)
「ありがとう…!」(終わったと言われれば顔に付いた水滴を手で拭い、目を開き顔を上げればすっかり綺麗になった(といっても身体の痣や怪我等は消えてるわけもなく)笑顔で感謝の言葉を無意識に敬語を外して伝え)
カーディス「分かった。一緒に居よう。剣は持ったままか? 机に置くが」
(相手から居て欲しいと言われれば相手の隣に横になって)
クリストフ「すっきりしただろ? 俺は自分の頭を洗うからちょっと待っててくれ」
(笑顔の相手を見れば自分も微笑み、自分の頭を洗うことを再開して)
お願い、します(抱えるように持っていたのは相手が怪我しないよう。その心配もないと判断しては相手の方に少しグリップを差し向けて置いて貰うよう願い)
「うんっ」(クリストフの言葉に頷き返してはどういう風に洗ってるのだろう、と不思議そうに見ていて)
カーディス「あぁ。ゆっくり休んでくれ」
(剣のグリップと鞘を持つと机の上に丁寧に置いて。剣を置いた後はベッドまで戻り、椅子に座りながら相手の頭を撫でて)
クリストフ「ふー。こんな感じだ」
(まんべんなく頭を洗った後、泡を流し、水をぬぐうと相手の方を見て)
(相手に頭を撫でて貰えれば幸せそうな笑みを浮かべながら相手の撫でてくれている手に自らも頭を擦り寄せにいき)
「初めてだったので、勉強になりました」(クリストフの言葉に楽しげに笑って返して)
カーディス「ジェイス、よく頑張ったな」
(頭を撫でながら優しく言って)
クリストフ「そうか。良かった。さて、この後はいよいよ湯船につかるぞ!」
(相手の言葉に微笑み、立ち上がると湯船に近づき振り返れば手招きして)
ありがとうございますぅ…(相手に頭を撫でられながら幸せそうに頬をユルユル緩め撫で受け)
はいっ(クリストフの方を見ながらワクワクしてる様子でクリストフの傍に歩み寄り)
カーディス「水はいるか? 必要なら持って来よう」
(相手の頭を撫でながら相手を気遣い尋ねて)
クリストフ「飛び込んだりはせず、ゆっくり入るんだぞ」
(見本とばかりにゆっくりと湯船に入り、そのまましゃがんで肩まで湯に浸かって)
ありがとう、ございますぅ…(相手に頭を撫でられるだけで幸せな気分になり、労って貰ってることも幸福なのだと感じれば頬が緩みまくりになりながら感謝の言葉を述べ)
「分かりました…っ…!」(クリストフに倣いゆっくりと足から湯船に浸かり、しゃがんで身体を湯に浸けようとすれば、足こそ大きな傷は無かったが胴には背も腹も関係なく身体に古傷含め傷がある為かその傷に湯が染み、ピクリと痛そうに顔を歪めつつ痛みに耐えるよう身体を縮こまらせながら湯に浸かり)
カーディス「ふむ、少し待っていてくれ」
(相手のお礼に水を持ってこようとキッチンまで行こうとして)
クリストフ「あ……大丈夫か?」
(痛そうに顔を歪める相手に傷に湯が染みたのだろうと理解すれば申し訳なさそうに尋ねて)
…はい、っ…(相手が立ち上がると何処かそれと同時に相手の手が頭から離れ、少しだけ寂しい気持ちになりつつもそれを隠すように微笑んで見せ)
「だい、じょうぶ…今まで、の痛いの…に比べたら、温かくて…」(クリストフの心配そうな声にまだ僅かに痛みに耐えながらもそれ以上に湯の温かさがその痛みを和らげてくれているようで幾分かマシに見える微笑みを浮かべ)
カーディス「戻った。体を起こすぞ?」
(水を持ってくるとサイドテーブルに一旦おいて、相手の身体を優しく起こそうとして)
クリストフ「そうか。傷が治った頃にもう一度入りにくるか。うちの風呂はここまで大きくないからな」
(傷が完治しゆっくり入れるようになってから改めて入りにこようと言って)
はい、っ…(相手の手により優しく抱き起こされるもその手付きにふと、相手に買って貰ってから毎晩のように抱かれた自分の身体は思った以上に相手の手に対して弱くなってるらしく、ピクリと快感に震えてはハフ、と熱の帯びた吐息が漏れ出て)
「うんっ…」(湯が染みる事での痛みも慣れてきたのかクリストフの言葉に頷きながら笑顔を見せながら何処か気持ちよさげで)
カーディス「飲めそうか?」
(相手が小さく身体を震わせたことに気付くと辛いのだろうかと勘違いし、背中を摩って)
クリストフ「身体があったまるだろ? 冬とか寒い時は特に気持ちいいんだぞ」
(温かい湯に浸かりリラックスした様子で言って。風呂上りに酒を飲むのも美味しいんだよなと思いつつ口には出さず)
だい、じょうぶです、っあ…(相手に背中を擦られればその微弱な感覚も快感として感じとり尻を揺らめかせ、ややトロンとした瞳で相手を見上げながら言葉を返すも甘い声が漏れ出てしまい)
「うん。スゴく、ポカポカする…」(クリストフと同じようにリラックスしながらそう呟いて。そしてクリストフと共に風呂の温かさを満喫していたが、身体がポカポカしまくったからなのか少しウトウトと船を漕ぎだして)
カーディス「? どうした?」
(相手が漏らす甘い声を不思議に思いつつ背中を摩っていて)
クリストフ「おっと、眠そうだな。そろそろ上がって休むか? 風呂で寝ると覚えれるからダメだぞ?」
(ウトウトしている相手を見れば様子を見ながら声をかけて)
その、カー、ぁっ…ディス様、に、ぃっ…かわい、がられた、ぁっ…夜の、事っ…思い、出しちゃ、って…(微弱な快楽の感覚も積りゆけばかなり熱が身体を燻るもので、モジモジと自分の足を擦り合わせてはトロンと瞳を蕩けさせながら素直に甘い声も漏れ出ながら理由を述べつつ相手の腕の中に快楽で微かに跳ね続ける身体を預け)
「ん…わ、かっらぁ…」(寝ぼけ眼をクシクシと指で擦りながら立ち上がろうとしながらも眠気は拭えてないようで舌足らずな言葉遣いでクリストフの言葉に返しつつ眠そうにフラフラと立ち上がり)
カーディス「ふむ……辛いか?」
(どうしたものかと考えるも、熱を持った身体のままでは辛いだろうと優しく相手の身体に触れて)
クリストフ「さ、着替えてゆっくり休もうな」
(相手の手を握ると誘導するようゆっくりと手を引きながら)
辛く、無いれす…主様、に抱かれて、幸せで…ぁっ…(相手の言葉にすっかり快楽の波に身体は呑み込まれ、頬は緩みきり視線ももトロリと蕩けているだらしのない表情を浮かべながらそう返しては身体に触れられればまた甘い声を余すこと無く上げては相手の事をそのままの表情と視線で見上げながら「カーディス様、俺…カーディス様に、メチャクチャに抱かれたい、です…」とおねだりをしては「我慢できない俺、嫌、ですか…?」と首をかしげながら問い掛けて)
「ぅ、ん…」(クリストフに手を引かれそれに誘導されながら歩いていき)
(/背後です。カーディスはともかく、背後の私が無理です。この手のジェイスのロルには萎えを感じています。背後様は好みのシチュエーションに持っていきたいがためのロルだと思うのですが、私には合いませんでした。先の展開もまだ特に決まっていませんので、これまでやり取りして頂き、非常に申し訳ないのですが、ロルの相性が合わなかったということでこの辺りで打ち切らせて頂いてもよろしいでしょうか?)
(/そうでしたか、それは大変申し訳ございませんでした。出来る限り萎えに抵触しないよう、そう思っておりましたが、気付かぬうちにご不快な思いをさせてしまい誠に申し訳ありませんでした。
出来ることなら以前決めていた所まで進めておきたいという気持ちはありますが、主様のご不快な思いを助長させる訳にもいきませんし、このままの打ちきりで問題ありません。
ここまでお相手していただき誠に有難う御座いました。主様に新たな良き出会いが有ることを心から願っております。
この発言をもって自分は失礼致します。また、他トピの邪魔にならぬよう下げとさせていただきます。
改めて申し訳ありませんでした。そして今までお相手していただき本当に有難う御座いました。失礼致します)
(/こちらこそ申し訳ありません。そういうロルが苦手であることを始めた当初は自分でも気づいていませんでした
。先の展開もまだ特に決まっていないというのは失言でした。申し訳ありません。
こちらこそ、これまでお相手して頂きありがとうございました。主様にも新たな良き出会いがあることを心から願います。
本当にありがとうございました。失礼致します)
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