引きこもりがちな吸血鬼 2020-03-25 19:31:32 |
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カーディス「さて、そろそろ昼食にしよう」
(ジェイスを抱きしめ、時に頭を撫でたりしながらのんびりと過ごした後、離れがたいがそろそろ動くかと相手を離しベッドから降りようとして)
カーディス「身体は辛くないか? 辛かったり眠かったらここでのんびりしていても構わないが」
(一人で何でもしているため、料理なども問題なく相手にどうするかと尋ねて)
いえ、大丈夫です。カーディス様がお側に居てくれたので良くなりました(相手から昼食にしよう、と提案を受ければ頷き相手の身体が離れるのを少し惜しみながらも相手が立ち上がる様子を見届けては自分も手伝おうと身体を動かそうとしたタイミングでノンビリしてても構わない、と言われるもフルフルと首を横に振りもうこれ以上休む必要がないと告げつつその理由を少し頬を赤らめながら伝えて。勿論、2度の吸血もあって普通であれば貧血になりかねない状況だが、吸血鬼ハンターだった頃によく攻撃を食らう事から普段から鉄分の多い食事メインにさせられていた事もあってその為かは不明だが、他者より貧血になる可能性はかなり低く、それを証明するかのように自分で難なく立ち上がり相手の傍に駆け寄って)
カーディス「そうか。では行こう。料理は作れるのか?」
(無理はしていないだろうかと様子を見ていたが、ふらつくこともなく立ち上がった相手を見て大丈夫そうだと判断し。扉を開けたまま相手が来るのを待ち。手伝ってもらうのであればと相手の料理の腕を聞いて。相手が部屋を出たらキッチンへと向かって歩き始めて)
え、っと…小さい頃に親の手伝いをしてたのと、ギルドの寮でたまに手伝い、した程度で…(相手から料理の腕を問われれば少し申し訳なさげにポツポツと経歴を話して。勿論親の手伝いの時は包丁を握ることはなく、ギルドの寮での手伝い…といっても仕事で失敗をしがちだからこそその穴埋めにもならないが、ギルドマスターから仕事の代わりにと命令され寮のキッチンで手伝いを強制された程度しか料理の経験はないし、これらすらも料理の経験にカウントして良いのか分からない。だからこそ無意識に「カーディス様の手を煩わせないよう努めますので…俺に、料理、教えて頂けますか?」と問い掛け)
カーディス「そうか。わかった。私の知っている料理なら教えよう」
(ジェイスが料理をしていたのであれば、何を得意料理としているかで献立も決めようと考えていたためそれはどうするかなと考えて。昨夜はステーキだったが、続けての肉料理は飽きるのではないかということを危惧していて別の料理にすることを考えており)
カーディス「そうだな。野菜の下処理の方法は知っているか?」
(料理は出来なくとも野菜の皮を向いたりは出来るのかどうかということを確認しようと尋ねて)
はいっ!(相手の知る料理、ともなれば相手のよく食べたりする料理でもしかしたら好きなのだろう。そういった思考になるのはもはや恋情を抱いた者として至極自然な思考であり、相手に手料理をいつか振る舞いたい、そう思い始め)
はい、食材の下処理なら(相手からの次なる問いは野菜の下処理について。これに関しては明確にYESと答える事ができ、頷きながら問題ないと返して)
カーディス「では野菜の処理は任せよう。ここがキッチンだ」
(そうしている間にもキッチンへたどり着き。広めのキッチンだが、他の部屋と同様に暗い。暗いがランタンはあるためランタンを使用して。魔石を使用した冷蔵庫からジャガイモや人参などを取り出して)
カーディス「肉じゃがを作ろうと思う。野菜の皮むきを任せられるか?」
(食材などを用意しながら相手に言って)
はいっ!(相手から任せる、と言われれば嬉しげに頷き返して。そして到着したキッチンはやはり暗いものの、すっかり気にすることもなく、相手からの指示を受ければ頷き返して)
カーディス「そうだな。これらの下処理をしてもらおう」
(いくつかの野菜を冷蔵庫から取り出すと自分も準備を始めて)
【やりたいイベントなどなければサクッと作ってしまったことにしようと思うのですがいかがでしょうか?】
はいっ!…っ、…(相手の準備する作業を見ては自分もやらねばと野菜の皮むきを始め。しかし、経験あるとは言えどランタンの明かりだけでまだ暗く、吸血鬼ハンター時代に訓練で多少暗闇に慣れるようにはしていたものの、それでも油断していたのか皮むきの最中に指先を小さく怪我してしまい、そこから血が多少出て。しかし、相手の手を煩わせたくないとそのまま何も言わずに作業を続行して)
(/そうですね……イベント、というよりプチイベみたいな感じですが、こんなのどうでしょうか!血に気付くか、またどうするかはお任せします!)
カーディス「? ジェイス、少し手を見せてくれないか?」
(準備をしている時、ふと香ってくる血の匂いに気付くとジェイスが指など切っていまったのではないかと思ってそう尋ね)
(/おぉ、いいですね! 乗っかります!)
え、あっ…す、すみません…(相手からの問い掛けの声が聴こえてくればピクリと肩が揺れ、何でもない、そう言いたくてつい手を背に回そうとしかけるも申し訳なさげな声と表情で恐る恐る相手の方に怪我をした人差し指を差し出して)
(/暗闇作業になれてしまっては出来なそうでしたので、今かなと思っちゃいました(笑))
カーディス「指を切ったのか。……そこまで深くは無さそうだな。細菌が入らないよう消毒をしよう。少し待っていてくれ」
(ジェイスの手を取りその傷を確認した後、救急箱を取りに行こうとし)
(/ですね。今のうちだからこそです)
っ…は、はい…その、お手を煩わせて、申し訳ありません…(相手が取りに行こうとするのを見て申し訳なさげに頷いては相手に謝罪の言葉を述べて)
カーディス「気にするな」
(微笑みジェイスの頭を撫でると救急箱を取りに行き、やがて戻ってきて)
カーディス「もったいないな」
(消毒する前にとジェイスが怪我をした指を銜えようとして)
っ(戻ってきた相手に浅く怪我した指を咥えられればピクリと身体が相手の口内の温かさに跳ねて。しかしすぐにその温かさに思わず脱力しそうになり)
カーディス「ん。ほら、これで大丈夫だろう」
(指を銜えた後そのまま指を吸って、少ししてから口から出すと消毒し、簡単な手当を行って)
ぅんっ…あ、ありがとうございますっ(相手に指を吸われるとその刺激で甘い声が漏れ出そうになったものの、相手にそれを知られて厭らしい身体になったのだと思われ棄てられるのを恐れて必死に耐えようとするも僅かに出てしまい。そのまま相手からの手当てが終われば、先程の声を追及されたくなくてやや慌てたように感謝の言葉を述べ)
カーディス「また切ってしまったら言うといい」
(軽くジェイスの頭を撫でると料理の準備に戻って)
(/問題なければ完成までカットしようかと思います)
はい…!(相手に頭を撫でられては嬉しげに眼を細めて相手の調理の補佐をしつつ料理の仕方を教わっていき)
(/そうですね、特に問題ないかと)
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