胡桃 2020-03-23 12:19:49 |
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お邪魔します。───…スワッグ、素敵ですね。( 玄関に入ると、可愛らしいスワッグが目に留まり。靴を脱いで揃え、用意してもらったスリッパを履きながら )
ありがとう 。近くにすっごく可愛いドライフラワー専門店があってね 、オーダーして作ってもらったの( 一緒に隣でスリッパに履き替えながら / 声音に嬉しさたっぷり滲ませて )
お家でどうやってくつろいでもらおうかなって色々考えて 、結局アフタヌーンティー風に色々とそろえてみたんだけど …( 言いながらリビングへの扉を開けて / ゆったりと過ごせるように、あえてソファ前のローテーブルに準備を / 3段トレイに乗せたプレート、ぽってりとしたティーポット、カップとソーサー、どれも白と淡い水色に統一されていて / 花瓶には深みのある色味の青いアネモネを )どうかな … ?( 気に入ってもらえただろうかと、ほんの少し不安げに相手を見上げ )
───……、すごいですね。( リビングへと入ると、本格的なアフタヌーンティーの支度が出来ていることに驚き、目を見開いて )
……胡桃さんが、全て1人で準備されたんですか?( 信じられないというような表情で相手の方へ視線を )
ううン 、このサンドイッチとスコーンはお取り寄せなの( 肌触りの良いラグに両膝をつき、トレイの1番下、真ん中と順に指し示し / 小さく肩をすくめながら、眉を下げつつはにかんで )でもこれは全部わたしの手作り 。悠之丞さんへ 、バレンタインのチョコレート( 1番上のひとつのプレートに、転写シートでハートやお花の柄をつけたガナッシュ、ミントの葉と生クリームを添えたガトーショコラ、まんまるのブランデートリュフが見た目よろしく乗せてあって / 愛嬌溢れる眼差しで、ほめてほめてと相手を見つめ )
え、…手作りなんですか。すごいです。…ありがとうございます。──…とても嬉しいです。( 一つ一つの話に相槌を打ちつつ、3段トレイに視線を向けていたが、チョコレートの話を聞くと目を丸くして相手へ視線を。お店に並ぶチョコと遜色の無い出来映え、そして自分へのバレンタインチョコとの言葉に、目を細めて笑顔を浮かべ )
────これも、一緒に並べていいですか?( はずかしながら、といった様子で手土産のエッグタルトを掲げてみせて )
喜んでもらえてよかった( 相手の言葉と笑顔が嬉しくって、向ける笑みはとびきりに柔らかで )
うン 、もちろん 。お皿を取ってくるから 、ソファでもラグの上でも 、居心地のいい方でくつろいでいて( 言い終えると、相手の胸に軽く頬をつけ、心を幸せで満たすようにゆっくりと呼吸して / 満足すれば、ほわと笑顔を見せ、その場を離れてキッチンへ )
──────、……はい。ありがとうございます。( 相手の頬が胸に触れると、予想外のことに両眉を僅かに上げ。しかし、すぐにニコリと笑んで、相手を見送り。 スリッパを脱いで、ラグの上に。適当な所に胡座をかいて座り、目の前のティーセットを眺めていて )
ティーセット 、今日のために新調しちゃった( ベビーブルーのお花が散りばめられたデザインのガラスプレートとアンティーク調のケーキサーバーを手に戻りつつ )可愛い ?( 相手のすぐ隣で再び両方の膝をつき、にこやかに首を傾げ )
はい。……とても素敵です。( 戻ってきた相手に問い掛けられ、ニコっと笑んで返し )
───胡桃さんは、こういったセンスがあって、素晴らしいですね。( 持ってきたガラスプレートにも目を遣り、微笑んで。そして、紙袋からエッグタルトが入っている箱を取り出し、箱を開けて。小振りなタルトが何個か並んでいて )
ふふ 、ありがとう( 表情と声音を柔らかく綻ばせ )わ 、美味しそう 、。悠之丞さんのおみやげ選びのセンスもとっても素敵 、ほんとうにありがとう( 箱を覗けば、タルト生地に可愛らしく収まった艶やかなカスタードクリームに一瞬で目を惹かれ / ケーキサーバーを握ったまま、瞳輝かせ感嘆の声を / 緩む目元でまっすぐに相手を見て言葉を続け )
僕のセンスというより、前にお客さんから美味しいエッグタルトがあると聞いたことがありまして。…気になっていたので、この機会に買ってみました。( 頬を人差し指で数回掻きつつ話を。最後には微笑を )
────…お借りしますね。( 相手の手からそっとケーキサーバーを取り。それを使ってタルトを箱の中からガラスプレートの上へ盛り付け。終わるとケーキサーバーをお返しして、箱も紙袋に片付けて )
そうなの 、、じゃあ食べるのが楽しみだね( 一度ぱちりと瞬きをしてから、淡く微笑んで )
ありがとう 。… お湯沸いたみたい 、少し待ってて( 受け取ったケーキサーバーを置き、よりいっそう華やかになったテーブルに柔らかく目を細め / キッチンから沸騰の音が聞こえると、彼が片付けてくれた紙袋とティーポットを手に取り立ち上がって )
────、…僕にお手伝いできることはありますか?( 相手が立ち上がると自分も立ち上がり。 もてなされることに慣れておらず、失礼かもしれないがキッチンまで一緒に行こうと )
ゆっくりしていていいのに( きょとんと相手を振り返れば、愛おしげに笑み零し / 言いつつも、断る気なんて無く、一緒にキッチンへ )じゃあ … 、お湯をいれてもらってもいい ?( 手に持っているものをキッチンのワークトップに置き、IHのスイッチをオフにして / 少し考えてから、すでに茶葉の入っているティーポットを両手で相手の方へ )
────…はい。( にこりと笑んで。沸騰したお湯をティーポットへ注いでいき。広がる茶葉の香りと、キッチンで彼女の隣に並んでいることに、穏やかながらも幸福感を感じつつ )
ありがとう( 両手をワークトップに置いてうんと背伸び / お礼の言葉と一緒に、相手の首に軽く口付けを )… スキンシップ 、多すぎる ?( 顔を離せば、不安げに眉を下げて相手を見つめ / そっと首を傾げて )
───、…いいえ。嬉しいですよ。( お湯を注ぎ終えたところで、首への口付けを受け、少し驚いたように相手の方へ顔を向け。不安げな表情の彼女に、安心させるような暖かな笑顔を )
──────……逆に、僕が少なすぎますか?( 彼女を後ろから抱き締め、耳元で )
よかった …( 優しい笑顔を見て、安堵に表情緩め / でもふいに大好きな声で囁かれては、頭も体も心臓も動きを止めてしまって / 両手でそっと、彼の腕に触れるだけで精一杯 )… ううン 、こうして抱きしめてくれているもの( あたたかな腕の内で、やっと小さく首を横に振り / 前を向いたまま顔を上げ、頬と頬をくっつければ、とても心地よさそうに睫毛を伏せて )
───…それなら、よかったです。( 頬を触れ合わせたまま柔らかな口調で )
────、……冷めないうちに、頂きましょう。( 顔を離し、彼女の頬に口付けてから、腕を解いて )
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