胡桃 2020-03-23 12:19:49 |
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よかっ 、た …( 相手の答えにふんわりと表情を綻ばせるも、ふいに落とされた口付けにきょとン / 何が起こったのかを理解した時にはもう体が離れていたけれど、好き、をこれでもかと込めて相手の胸に頬をくっつけ / ゆっくりと顔を離し、一度照れたように相手に笑いかけてから、同じように正面に向き直り )
そろそろ出る ?( 肩と手、肌と肌でお互いの体温を伝え合いながら、2人だけの世界の中で景色を眺め / ずっとこのまま甘い心地に浸っていたかったけれど、夜風が少し冷たくなってきたことに気がつき相手を見上げて尋ね )
そうですね。…出ましょうか。( 相手の方へ顔を向け、視線を合わせて微笑し )
───…カクテルも、まだ飲み終えてませんし。( 階段の方へと歩き出しつつ、相手の手を取り、指を絡めて繋ぎ )
… カクテル 、忘れてた( 相手の言葉にはっとした瞬間、微かに指先から力が抜けて / ぽつと呟きながら、再びしっかりと繋ぎ直し、底から一段目の階段に足をかけ )
…せっかく美味しいカクテルなので、残すのは勿体ないかと。( 微笑。手を繋いだまま元のビーチチェアへ )
─────、寒かったら着てください。( 持ってきておいたタオルで簡単に体を拭き。それから、相手へ自分が着ていたTシャツを差し出しつつ、ビーチチェアに座り )
そうだね 、ちゃんと飲まないと( 仲良く2つ並んだグラスを視界に入れながら、こくこくと頷いて )
ありがとう …… あと 、タオルも借りていい ?( 優しさに溶かされたような柔らかい笑みでお礼を言うと、相手の前に立ったまま両手でTシャツを受け取って / ふと、自分が体を拭けるものを持っていないことに思い至り、申し訳なさそうに眉を下げつつ首を傾げ )
あ、……どうぞ。( タオルが無いことに気付かずにいてしまい、手早く自分のタオルを取っては差し出し )
……先に使ってしまって、すみません。( 濡れたタオルを渡すことは不本意で。眉尻を下げて )
ありがとう( 相手を気に病ませてしまったことには少しも気がつかないまま、ほんわかと笑ってタオルを受け取り )
悠之丞さんのタオルだもん 、謝ることなんてなんにも無いよ( 背中から体を包むようにして濡れた肌にタオルを当てていると、想像もしていなかった謝罪の言葉が / 首を横に振りつつ思いを口にし、ぎゅうと抱きしめる代わりに、タオルをふわりと相手の肩に羽織らせて )
ありがとうございます。( 優しい言葉を掛けてくれたことと、タオルを掛けてくれたこと、両方に微笑して感謝を )
──────……胡桃さんは、写真を撮らなくても大丈夫ですか?( タオルを肩から羽織ったままビーチチェアに座り、カクテルを飲みつつ、先程から幾度と無く見ている自撮りをする人達を思い起こしては、何の気なしに聞いてみて )
こちらこそ 、タオルもTシャツもほんとうにありがとう( 笑顔を返しつつ、そっとシャツを胸に抱いて )
… ううン 、一緒に撮ってもいい ?( 相手にほんの少しだけ背を向けてシャツの袖に腕を通そうとしていたけれど、投げかけられた言葉に動きを止め / 着るのは一旦保留に / もうすぐに肌が触れそうな距離で相手の隣に座ると、首から下げていた防水ケースからスマホを取り出しつつ、愛嬌のある笑みで見つめながら首を傾げて )
もちろん。一緒に撮りましょう。( 隣に座り可愛らしく首を傾げられ、断る理由など無く、にこりと笑んで快諾し。ぴったりとくっ付くように体を寄せて )
わあい 、…… じゃあ 、撮ります( 2人の間に少しの隙間も無くなったことも嬉しくて / カメラを起動させ腕を伸ばし、背景も気にしつつ2人がしっかりとおさまる位置を探して / 納得のいく角度を見つければ、自然なけれどとても幸福そうな笑顔で頬を相手の肩に寄せ、合図を )
見て 、とってもよく撮れてる( 自分で写真を確認したあと、にっこりと相手にスマホを手渡して )
………( 写り方を気に掛けて試行錯誤している様子が可愛らしく、自然と微笑が漏れて。 合図を受けては、自分も顔を相手の方へ傾けるように寄せ、そのままの微笑で )
────そうですね、胡桃さんがとても可愛らしいです。( 手渡されたスマホの画面を見つめ、その彼女の笑顔に自分もつられるように笑顔になり )
…僕にも送っておいてもらえますか?( スマホを返しつつ )
ありがと 、悠之丞さんもすごくすてき 。会えない時はずっとこの写真を見ていたいくらい( くすぐったそうに表情を綻ばせながら、嬉しさの滲む声で可愛いへのお礼を / 視線を相手からスマホに移し、声音を柔らかくして言葉を続け )
ン 、もちろん …… 写真 、気に入ってもらえてよかった( こくこくと頷きつつスマホを受け取り、すぐに画面に指を滑らせて / 送信までの操作をすませると、ほわと笑顔を零しつつケースの中にしまって )
僕も、会えない時はこれを見ますね。( ふ、と双眸を優しく細め )
……ありがとうございます。( 写真を送ってもらい、にこりと )
─────…、部屋も取れましたし、そろそろ、行きますか?( ビーチチェアに座り直し、カクテルを飲み干して。 少し自分のスマホを操作し、このホテルの宿泊予約を済ませて。 相手の方へ視線を投げ掛け、僅かに首を傾げ )
いいえ 、どういたしまして( ふふ、と幸せそうに )
ありがとう 、うん 、行こっか( しばらくスマホに目を落としたままの相手を大人しく眺めながら、少しずつカクテルを飲み進め / お部屋の予約を取ってくれていたとは思わず、言葉を聞いて驚いたように目をまんまるに / すぐに表情をゆるく崩して笑顔になれば、こくんとひとつ頷いて )
さすが悠之丞さん 、いつも本当にスマートだよね( 空になったグラスをサイドテーブルに置いて、Tシャツを軽く胸に抱いて立ち上がり / 更衣室に向かうまでのプールサイドを、心から惚れ惚れした口調で話しかけながらゆっくりと歩き )
、……そんなことないですよ。 胡桃さんこそ、いつも気が利いて、すごいと思います。( スマートなんて言われては、一瞬キョトンと。そして眉尻を下げて苦笑気味に。 彼女の日頃の振る舞いを思い起こし、にこりと )
────Tシャツ、使いませんでしたね。( 更衣室へと歩きつつ、再び苦笑気味に。手を伸ばし、相手の胸に抱かれたTシャツをそっと抜き取り )
─────では、またあとで。( 男子更衣室へと入っていき )
自分が気がきく人間だなんて考えたこともなかった … あ 、うん 、またね( 軽い驚きと共にぽつと呟くと、腕の中からTシャツが相手の元へ / お礼と謝罪と、まずどちらを口にするべきかを考えているうちに、相手は更衣室へ向かいかけていて / 少し慌てて声をかけてから同じようにこの場を後に )
( 着替えをすませた後、結んでいた髪をほどいてブローと軽いメイク直しを / カクテルのせいか、目元に近い頬がほんわりと赤くなっていたけれど、それはそれで自然な多幸感があって / まだ少し夜のプールの雰囲気に浸りつつ更衣室を出ると、きっともう先に待っているはずの相手を視線の先に探して )
────( ササッと着替えを済ませ、更衣室を後にして。 更衣室を出たところに、ちょうどいいベンチがあり、そこに腰を下ろし、脚を組んでプールの様子を眺めたり。 スマホを取り出すと、先程送ってもらった二人の写真を画面に出して。 それへと視線を落としていて、相手が更衣室から出てきたことに気付いておらず )
悠之丞さん( 相手の姿を視界に捉えた瞬間、甘いときめきが全身を満たして / 駆けてゆきたい気持ちを抑え、ゆっくりと整った足取りで近付けば、柔らかな声で愛しい名前を呼んで )
、……行きましょうか。( 相手の声に視線を上げて、その姿を捉えると微笑んで立ち上がり。相手の方へと近付きつつ )
───────( その手を取って歩き出し、ホテルのフロントへと向かうべく、プールを後にして )
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