司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>レオナ
──『キミ、目立ちすぎ。視線が痛いじゃないか』
( 日差しが少しだけ肌をチリチリと刺して眩しい光が目の奥で弾ける、ガキなんて言われてもおすまし顔が出来るくらいにはこの外の世界に居られる事実が嬉しかった。好きに選べと言うのなら、己の髪色にも似たキャラメルにしようと開かれた扉の中へ足を踏み入れれば・・・煌びやかで華やかで、図書館とは真逆の甘い空気を漂わせる世界。と、こちらに向いた視線に咄嗟に手を繋いだままの生徒の後ろへと下がり──試合もそうだが、仮にも一国の王子であり残念なことに見目の良いことにも定評のある御人だということを忘れていた訳では無いが。苦言を述べるのに現代の言葉を使うのは違う気がして、この生徒なら分かるだろうと踏んで口にしたのは古く現存していない言語。荷物を王族に持たせて、連れ回す正体不明の人間だなんてどう足掻いても心象はよくないに違いない )
( / ご多用の中ありがとうございます!ご無理のない範囲で・・・こちら、お返事を戻させていただきましたが、お手隙の際にお戻しいただけましたらと思います!くれぐれもご自愛くださいませ! )
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