司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>フロイド
ちょっと待──今その二人は忙しいだろうに!
( ぱっと笑顔になって、次の瞬間寮長と副寮長の元へ向かおうとする生徒を止めようと制服の裾に手を伸ばす。突然殴り込んで、謎かけを披露して、誰の入れ知恵かと問われてしまえば痛い目を見るのは己だ。無邪気な生徒を見上げて溜息をついて )
>ケイト
多分、キミは知らないよ
( 予想の範疇だった。いつでもどこでもカメラを構えて映えを狙うこの生徒はこの学園一美しい場所を沢山知っているに違いない。でも、司書には特別、生徒には滅多に見せない場所がある。よければどうぞ、と言うように手招きをしてからゆっくりと歩き出し )
>ラギー
──あ゛ーもう、
( 散々司書をからかって満足したのか飽きたのか袋の中身を確認した生徒が心底楽しそうに笑う。腹立たしい、本当に。扉を開けて悠々と外へ向かおうとする背中に向けて、一度べっと舌を出したなら、ずりずりと座り込んで耳に掛かるように髪を梳かし──呻き声にも似た不服はもしかしたら耳のいい生徒には届いているかもしれないが。何はともあれ、暫くは安静にすべき怪我なのだ・・・しばらく図書館は閉館にしようかと、のそのそ部屋へと戻り )
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