司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>792 ノアさん
まあ。勉学に勤しんでいたのね。すてき。
( 本ばかり読んでいた、という彼女の言葉に実にそれが想像しやすくてくすくすと笑ってしまえば肩を竦めてみせる彼女を見てそれだからこんなにも一癖も二癖もある生徒しかいない学園で司書を務めあげられているのだな、と改めて実感し。知識というものは時に魔法よりも強力な武器になる。……あとこの場に慣れる年月だって。もしも、元の世界に帰れる方法が分からずにこの世界で生きていくとなったら。厭、今のところそれが一番可能性としては高いのだろう。ミシェルはにこり、と微笑めば「 私も帰れなくなってしまったらこの学園で雇って頂こうかしら。異世界人に他の世界への永住権が下りるかどうか、調べても出てこないもの。 」と若干呆れ気味に肩を竦めて苦笑いを漏らせば、もう二度と元の世界でのように豪華絢爛生活をすることは出来ないけれどここでの慎ましやかな暮らしも悪くない、と。 )
>>793 ラギー先輩
お気に召したのならいくらでも。
─── そうね。そういえばドーナツを作る材料もございますわ。
( 何かを得るには対価を支払わなければならない。オクタヴィネルでなくともそんなことはこの学園に居るものならば痛いほど心身に染み付いているはずだ。こちらに目配せをおくる彼の空色の視線を受けてにこりと微笑めば、さらに交渉材料になりうるカードを切って。そういえば最近夜中にグリムがガサゴソと階段を降りる音がしていたが、てっきり食物を漁っているのだと思っていたがもしや違うのかもしれない。1番近くにいる相棒のはずなのにその事実を知らなかったことに半ば呆れ怒りすらも湧いてきてしまうが、ここで感情的に突っ走ってしまったら淑女の名折れだ。ミシェルはあくまで平面上はなんとも思ってないふりを続けながら「 詳しくお聞きしても? 」とさらに彼のその情報を深堀しようと問いかけて。 )
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