司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>776 レオナ
玉ねぎ抜いちゃうとパッサパッサになって返って不味くなりますよ。
( 野菜嫌いな子供、と言うには可愛げに欠ける。それでも微塵切りにした玉ねぎにまで敵意を向ける彼はまるで世話の焼ける小さな子供のよう。やれやれと思う反面、気にかけてしまう要因でもあったりする。結論から言うと玉ねぎが無くても代用品があれば美味しくいただけてしまう───が、我らが王様にはこれからも健やかに学園生活を送ってもらいたいので、彼がこの嘘に気づくまで秘密にしておこう。険しい目と視線が合うとブンブンと、余計に尻尾の揺れが大きくなり。次なる問いには、相手がしてみせたようにやれやれと大袈裟に肩を竦めてみせ「どこかの誰かさんが後輩いじめにお熱な間に皆逃げちまったッスよ。」と。己の部下を問答無用で吹っ飛ばす姿を見たら、そりゃあ誰だって逃げたくもなる。そもそもここがライオンの縄張りである事は周知の事実なのだから近付く猛者は、そういない。 )
>>777 ノア
右足ね───っていっけね、湿布切らしてんの忘れてた。
( ベッドをソファー代わりにする相手の御前でスッと立て膝をついたのなら、怪我の具合を伺い。その流れで彼女が嫌じゃなければ手当ても請け負おうかと、革靴の先に軽く触れることで意思を確認し。もう片方の手で救急箱を漁り──?いくら手を動かしてもお目当ての物が掴めなかった為、不思議に思い目を動かしたところで漸く思い出した。今から倉庫に行くのは面倒だ。少しだけ思考を巡らせた後、手近にあった袋を手繰り寄せ。「少しだけお水わけて下さい。」と袋を向け。冷やす物が無いなら自作してしまえば良い。 )
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