司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>ラギー
( 乗り物酔いの後のような、あるいは連続的に空から落ちる時の浮遊感のような──いくつか丁度いい比喩を探してみたところで納得のいく物に出会えることはなく、生徒に預けたままの手に力が籠る。短く息を吐くように視線を持ち上げたなら、灰色がかった瞳をその意図ごと読み解こうとするように見つめて──今危害を加えるつもりは最初からない、と判断。疑ってかかってしまうことを許して欲しい、生存本能というやつなのだと言い訳をしながら立てられた指に倣いこちらも2本指を立て──ここで倒れたら本が汚れる )
──キミに司書の身を預けます。重たい荷物でしょうが、お願いできますか
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