司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>レオナ
憂いてなんて──キミ、この本が読めるの?
( 上から降ってくる声はつっけんどんだし、皮肉っぽい、その上紳士らしい行動を取った上で当然のことだと言ってのける王者たる気質──この学園で長く司書を務めているが、ここまでサバナクローの寮長たるべき生徒もいなかったように思う。故に食い下がることはせずに大人しく受け取ったハンカチをたたみ直し、その肌触りの良さに、明らかに一介の生徒が持っていて良い質のものだと思えないと──改めてこの生徒の背負った重たいものを覚えながら。エメラルドグリーンから視線を落とし、差し出された本の表題を見て目を瞬く。これが貸し出されるのは何年ぶりだろう?司書でも読み解くのが難解な内容が書かれたこれは、生徒が暇潰しに読むには難解だと思うのだが )
この本の183ページの4行目の1節、ずっと読み方と訳し方がわからなくて──キミはわかる?
( / 本体様、お返事ありがとうございます!もし他の参加者様とお話される際に司書との会話がご負担になりました際には置いておいて頂いても大丈夫ですのでご無理のない範囲で引き続き絡んでいただけますと幸いです・・・! /蹴 )
>ミシェル
──おや、見られてしまったみたい。ごきげんよう、ミシェルさん
( 眠たい目を雑に擦り、少しだけ滲んだ世界の中でふわりと陽だまりのような色が揺れて、ガラス細工のような声が小さく少し埃っぽい本だらけの空間に響く。焦点を合わせるように数度まばたきをすれば西洋人形よりも大人びていて、絵画と呼ぶには生きた花に似た生徒の姿が影を結び、目の前に置かれたその小さな袋にはこの生徒なりの努力と言うやつが詰まっていることが見て取れた。ほんの少しだけ顔を寄せて、小さな声を拾うように首を傾けて──聞こえた言葉にくっくっと笑えば、司書は近くの小さな──私用として勝手に使っている棚からキャンディーをいくつか手に取り、2人を隔てるカウンターの上に転がして )
ありがとうございます、でも私は可愛いと評してもらえるような生き物ではないから──これは、私から可愛いキミにプレゼント
( / 早速絡み文をありがとうございます・・・!念の為、念の為の確認となり恐縮なのですが拝受したプロフィールは>>734のものでお間違いございませんでしょうか・・・!お名前をどちらでお呼びさせていただこうかと迷ってしまいまして・・・! )
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