司書 2020-03-22 13:34:22 |
通報 |
( / 私情にて長く不在にしてしまい大変申し訳ございませんでした。
マスカレードがきましたね、イベントを見る度にこの場を愛しく思い出していたものの中々顔を出せずに気がつけば4ヶ月ほどが経過してしまいました。
図書館もさぞホコリをかぶってしまったことでしょう。
もしこんな司書のいる図書館へ、この学園へ通ってくださる方がまだいらっしゃるのであればどうか物語の続きを共に紡いでいただけましたら幸いにございます)
> All
( ホコリを被った本を一冊一冊指先で叩き、きらりと光を反射して舞う白い粉を見上げる。時刻は放課後、寮に生徒たちが戻るかあるいは部活に精を出す時間帯。故に静かなこの図書館には生徒の姿もまばらで教師の姿も廊下越しにしか見かけていない。定位置である簡素な椅子に腰掛けていつも通りぱらぱらと捲る本は禁書。歩く武器庫、この学園の司書であり、学園から出られないラプンツェル──はプリンセスだから似合わないか。誰の声が聞こえるまで視線は本に落ちたままで )
>ALL
_ふひひッ、この時期がやって来ましたな
(寮長会議が終わり寮の自室で作業をする。毎年恒例のハロウィンのイベントの準備で生徒達が大忙しの中普段は部屋に篭っている自分はオタクとして好きな仮装をして楽しもうと考えつついつもよりテンション高めで衣装の試作品を作成した。早速外で着心地を試そうと衣装を身に纏い鏡の間を通って廊下に出て)
(/お久しぶりです。マスカレードのインスパイア元が自分の好きな作品で歓喜しています。イデアのSSRガチャを楽しみに待ちながら授業回します。そして、せっかくなので去年のハロウィンイベント仕様の絡み文を出しましたのでよければ絡んでいただければと思います。また主様や他の参加者様と物語を紡ぎたいです!)
>イデア
──かぼちゃ?( 本の整理はまだまだ続く、高い棚は梯子を使い、低い棚は本が逃げないように押さえつけて、と、窓の外で動いたのは明らかに生徒の様相では無いナニカ。じっとその姿を眺めた後で思ったことはただ一つ。ああこれはきっと楽しいことが起こるに違いない。そそくさと図書館の施錠をして、扉に【CLOSE】の札を掛ければかぼちゃ頭を追いかけて廊下を進み )
( / お久しぶりです!本体様も体調お変わりなくお過ごしでしょうか?お返事お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。引き続き低浮上なこともあるかと存じますがどうぞ宜しくお願いします! )
>ノア
着心地は良し…後は視界の改良をしなきゃ
(衣装に取り付けた小型スピーカーで歩く度に金属音がなる。傍から見ればかぼちゃ頭の不思議な格好は目立つだろうと考えつつなるべく人のいないところを探しながら廊下を歩き中庭に出て。後をつけられている事に気づかず誰もいない事を確認した後かぼちゃ頭の兜を脱ぎベンチに座って)
(/主様、お久しぶりです!私は変わりなく過ごしています。そして低浮上については把握しました。主様も体調に気をつけてください。また宜しくお願いします)
>イデア
( / お返事遅くなり申し訳ございません…!)
(ガッチャガッチャと音を立て廊下を闊歩していく南瓜頭。ゆぅらりと覗く青い炎のような光を追ってコソコソと司書は後を追う。辿り着いたベンチに南瓜が腰掛ける姿は何ともシュールだが、その顔が見えれば…ああ!と合点がいったようにススッと背後へ。顔が見えない仮装とは、この生徒らしいじゃないかとどこか大人じみた目線になりながらもサムの店では買えないその鎧もこだわりが詰まっているのだろう)
____畑から逃げてでも来たんですか?
>ノア
(/大丈夫ですよ!リアルを優先してください)
…畑から逃げて来たんじゃなくてこういう仮装…って、ピャ!?ノア氏…いつの間に
(しばらく休憩してから自室に戻ろうと考えつつスピーカーの動作確認をしていて背後の気配に気づくのが遅れた。不意に声をかけられ目を見開きながら振り向き南瓜の兜を抱え顔を隠すように俯いて)
>イデア
(/ありがとうございます……引き続きお待たせしてしまうことが多いかと存じますが、ご容赦くださいませ……)
んふふ、いやなに、図書館から見えたものでね?随分と可愛らしいカボチャが居るじゃないかと思って追いかけてきてしまったのですよ
(ぴゃっ!と青く揺らめく髪が跳ね上がると続いて見開かれた目が姿を映し、生徒で魔法使いで明らかに司書よりも強く背も高い存在がカボチャを盾のように構えている姿はどうにもおかしくニマニマと緩む口元。それにしても、何年と見てきたこの学園のハロウィンはそれはもう楽しそうだこと。「司書も仮装をしてみたいものです。キミの寮はそういうテーマなんですね?」とずいぶんと凝った作りの装飾をついと指さし)
(/いえいえ、ゆっくりで大丈夫です…!ご自愛ください)
>ノア
可愛らしいって…これでも怖くなるように作ったつもりなんですけど
(口元を緩めている様子の相手に眉を顰めながら言葉を返した。基本的に賑やかなイベントは好きでは無いがハロウィンだけは別で毎年他の生徒達の仮装を影から見ていた。今年は実行委員として自分も仮装をする事に決まり奮発して3Dプリンターを買って作った為可愛い等と言われたくないと考えつつ問われた言葉に「司書殿の仮装も見てみたいかも…。はい、僕の好きな首無し騎士のホラー映画の世界をテーマにしたんです」と内心テンションが上がっているのを抑えながら話して)
>イデア
大きなカボチャがトコトコと歩いていく姿はなかなか可愛らしいものですよ。司書には墓守なんかぴったりだろうけれど、どうかな…きっと一生守ってあげられる、司書がこの学園にいる限りはね?
(随分と饒舌なこの生徒は好きになった物に向ける熱量が大きいのだと思うのだ。広く浅く好む生徒とは反対の深く狭く何かを探求する者、イグニハイドの寮長らしい生徒。不服そうな目を横目に見上げ、すっと視線を逸らしたあと「シュラウドさんは好きな物が多くて実に良い。そのまま大人になりなさいね」などセンセイらしく口にしたところで自分の見た目が他の生徒と同じくらいで止まっていることは自覚している。指先でつんつんと大きく固いカボチャの被り物に触れてはその精巧な作りに感心したように目を輝かせ)
>ノア
墓守…確かにハーツラビュル寮とは違う意味で似合いそうですな。頼もしい司書殿は嫌いじゃない
(一通り衣装のこだわりを語った後相手の話を聞いた。自分は他の生徒と違って根暗な方だが好きなものに関しては誰よりも愛が強いと自覚している為相手のセンセイらしい言葉を素直に受け入れ「言われなくてもこのままでいます」と返しかぶりものに触れる様子に目を細めて)
ご無沙汰しております、以前ハイエナの生徒で参加していた者です。長らく顔出しが出来ず誠に申し訳ございませんでした。容量の都合上、ゲームは卒業してしまったのですが、衝撃的な7章に学校生活が懐かしくなってしまい…。再入学させて頂きたく、支援上げとあわせて書き込み失礼します!どなたかとお会いできれば良いのですが…!
ご参加いただいた皆様宛
お久しぶりです。司書ことトピ主です。
馳せ参じるのが大変遅くなりまして申し訳ございませんでした。
(私事ではありますが)スマホの機種変に失敗し、ツイステくんのデータ引き継ぎが上手くできずデータが吹き飛びました。
あまりログインも出来ずにいたもので、ユーザー情報が手元になく復元ができず、そのまま足が遠のいてしまいました・・・
どうしても心の整理がつかず、ちらちらとこのトピを覗きに来ては悲しくなることを繰り返しておりましたが、某イラストサイトで久しぶりに作品に触れ、ついあの頃の学園生活が懐かしくなり再浮上して参りました。
とはいえ、アプリは再ダウンロードする勇気が出ず、今後もネタバレあるいはイグニ回までの記憶しかないトピ主でございます。
ご迷惑をおかけすることも多いと思います。
こんなにも皆様をお待たせしてしまう不束者なトピ主ではございますがまたこのトピで、学園で、もし生活をしてくださる方に再びお会いできたなら嬉しく思います。
この世界から帰れなくなった司書と遊んでくださる方はぜひ、図書館にお越しいただけますと幸いでございます。
ノア
(/かなりお久しぶりです、以前イデアで参加していた者です。事情は把握しました。無事に帰ってきて安心しました、良ければまたイデアで参加したいです…!)
>724 様
( / お久しぶりでございます!ハロウィン以来顔も見せずに大変申し訳ございませんでした、せっかくお返事をいただいていたというのに?ご迷惑をおかけするかと思いますが、ぜひご参加ください! )
>All
( その司書にとって、図書館は本が傷まないように温度管理された監獄だ。受付カウンターに顔を突っ伏したまま授業が終わるまで仮眠を取っていたが、騒がしくなり始めた廊下に気が付けばゆっくりと瞼を持ち上げ──視界に広がるのは浮かびこちらを見下ろす本たち、隣に積まれた数冊の本、眠る前と何も変わらない景色に欠伸を飲み込みつつ伸びをして目を擦る。生徒が来る前に、いつものように飄々とした司書に戻るための証拠隠滅行為──眠って起きて元の世界だなんて夢はとうの昔に諦めた、が、それでもまあ視界が滲むくらいには夢に故郷を見る度に胸は痛む。ぱらぱらとひとりでに捲れた本を閉じたなら、禁書の棚に戻そうと立ち上がり)
(/感動的な再会?中に、失礼致します。皆様が顔出しされていて、ほっこりさせていただきました。
差し支えなければ、サバナクロー寮のレオナ・キングスカラーでスレの盛り上がりをお手伝いさせてください。
この板は初めて参加する為不慣れな点があるかと思います。いやちょっと初心者はなぁ……ということでしたら、ROMに戻りますのでおっしゃっていただければと存じます。
ご検討のほどよろしくお願いします)
>726 様
( / 完全に身内話からスタートしてしまい恐れ入ります。閲覧いただきありがとうございます!
ぜひお力添えをいただけましたら嬉しいです。
>>1と>>2に少々長いのですがトピ説明と必要事項のお願いを記載しておりますので、ご一読いただけますでしょうか!情報など当時のもので古いのですがご了承ください)
>>727
(/お返事ありがとうございます。
お手数おかけしてしまい、申し訳ございません。3レス目に追記があるのを見逃しておりました。
デュースとクルーウェル推し(最推しは自分でRP出来なくて…すみません)、ストーリーは5章まで見ております。
他に何か問題がある場合は、ご指摘いただけますと幸いです)
>728 様
( / 滅相もございません、あまりにも古い情報だったため3レス目を端折ってしまったのですが合わせてご確認いただいたとのことで感謝申し上げます!お手数をおかけいたしました。
最推しがRP出来ないは物凄く分かりみが深いです。わかります。ありがとうございます!
初回の絡み文なのですが、司書発の絡み文は>>725になります。
こちらに絡んでいただく形でも、今後他の参加者様が現れてくださった際に絡みやすいよう、>ALLとして新規に初回絡み文を出していただく形でも大丈夫です。725の物に絡んでいただいても、新規に提出いただいても、司書がお返事にお伺いします。
また、新規にご投稿いただく際にはスタートする場面も昼夜問わず、場所も学園内であればどこでも大丈夫です。お手隙の際にご対応いただけますと幸いです!
またご不明なことなどございましたらご連絡ください!)
>729
(/丁寧なご説明まで、お心遣い痛み入ります。
絡み文投下するの苦手なので、お言葉に甘えて話し掛けに参ります。よろしくお願い致します)
>ノア
本に水は厳禁じゃねぇのか?
(面倒な時に来ちまった。と、長い尻尾がタシンッと振られた。人が来ない内にと図書館を訪ねてみれば、年齢不詳の女性が一人机に突っ伏して寝ていた。ので、勝手知ったる場所と寝ている司書を通り過ぎ、お綺麗に並ぶ背表紙を見ていた。人間より良い耳がピクリと動く。向いた方向は、先程夢の国へと導かれていた女性。目をやれば案の定起き上がっている上に、目を潤ませているではないか。欠伸ついでに出る生理的な現象とは違う、その憂いの表情に思わず眉間にシワが寄る。――そして冒頭に戻る。肩で風を切る堂々とした歩みで、ゆっくりと本棚の影から姿を表す。そして、母親のようにギャースカうるさいラギーがポケットに忍ばせたハンカチに、小言が役に立つこともあるもんだ。と思いつつも、彼女に差し出した。行動は立派な王子様なのだが、皮肉屋の自分の口から出た言葉はあいも変わらぬ憎まれ口であった)
>レオナ
キミは──生意気な。オトナを揶揄うもんじゃあないですよ
( 目覚めても図書館だ、静まり返ったそこで聞こえるのは司書の衣擦れの音くらいだと思っていたのは数秒前のこと。聞こえた足音に目を擦る手を止め、音のした方向を見据えたのはけして威嚇するためでも怯えたからでもないが・・・そう見えてもいたし方ないかもしれない。焦るでもなく、大股で、かと言って下品に歩幅を得る訳でも無く優雅に本棚の影から姿を現したのは不屈の精神に基づく寮の長。呆れたような声とは裏腹に慣れた手つきで差し出された布に思わず目を丸くして──大人しく受け取る。濡れた指先と目元に当て、本の大敵を言われた通りに無くしてみせたなら、司書よりいくらか高い位置にあるエメラルドグリーンを見上げ )
洗って返します。あと、お礼にデラックスメンチカツサンドも付けましょう
( / 絡んでいただきありがとうございます!生意気な娘ではありますが、仲良くしていただけたら嬉しいです。行きたい場所、使いたい場面などございましたらお気軽にお声がけ下さい。引き続きよろしくお願いいたします!/蹴 )
(/参加許可ありがとうございます。主様も事情があったようなのでお気になさらず…!改めてALL宛に絡み文を出しますので絡んでいただければと思います。そして他の参加者様、改めてイデアで参加させていただいている者です。絡みにくい文などあるかも知れませんが仲良くしていただければと思います、よろしくお願いします!)
>ALL
もうこんな時間か…エナドリ補充したし早く寮に帰ろ
(日が沈み月が出始める夜、購買部で買い物をした。先程まで自室でゲームをしていていつも飲んでいるエナジードリンクが無くなったのに気づいた頃には日が沈みきっていて教師に見つかる前に帰ろうと考えながらパーカーのフードを被り暗闇で青白く光る炎の髪を揺らしながら校舎に向かっていて)
>イデア
( 図書館を出てみると外はもう暗かった。手の中にあるのは1冊のノート、名前は何度か貸出リストで見たことがある生徒のもので所属寮も何処か分かっている。届けてあげるのが仮にも学校の職員的な立場からすると妥当なことも分かっている・・・が、正直な話、薄暗いこの廊下を一人で進み、苦手な魔法の塊のような鏡を抜け、知らない生徒ばかりの場所へ向かうというのは些か不安と言うか──運良く誰か、知り合いかつ頼める相手に出会えれば。青白く揺れる髪、高い背、見覚えのある黄色い瞳・・・つい大きな声が )
イデアさん、いいところに!コレなのだけれどね、キミの寮生が誤って置いていってしまったようで・・・届けてもらえます?
( / お優しいお言葉と新規の絡み文ありがとうございます!ご迷惑をおかけしました、イベントなどはもう追うことが出来ずお手数をおかけするかと思いますがご希望のシチュエーションや場面などございましたら何なりとお申し付けくださいませ!/蹴 )
「 うふふ、知らないの?愛嬌がある女でも美しい女でもなく、最後は泣く演技が上手い女が生き残るのよ。どんな世界でもね。 」
「 ……元の世界に帰りたいか?そうね…戻れるようになったらその時に考えたらいいんじゃないかしら。だって私、この世界がとても好きなんですもの。魔法とおとぎ話だなんてとっても素敵、だからその時が来るまでこの素敵な悪夢を楽しもうと思って。 」???
氏名/ マリア
性別/ 女
性格/ 一見大人びたしっかり者に見られがちだが楽しいことが大好きな快楽主義のいたずらっ子。おっとりしてそうに見えて抜け目のない強かなちゃっかり者で、尚且つ頑固なので1度決めたことはなかなか曲げない厄介な性格。本人もそれを自覚をしてはいるもののそれも個性だと受け入れてしまっている為直す気はサラサラない。だが元の世界では家柄上社交マナーを叩き込まれているため面の皮が厚く、どこの世界の金持ちも似たようなもので笑顔と口で相手を負かせるのは得意な強かな女。オクタヴィネルの皆さんにも負けませんよ、とは彼女自身の言葉。 ?
容姿/ ふわふわと緩やかにウェーブした色素の薄いヘーゼル色の髪で長さは胸元あたりまであり普段はサイドを編み込んだハーフアップにしている。男子生徒が多くいるこの学園でスカートの女子制服は危なくないかという言葉に「 ま!ふふ、自分の性的欲求すら満足に支配できないという自己紹介かしら。 」と言ってのけた為着用している制服はふわりとしたパニエを履いていることもあり可愛らしいふんわりミニスカート。胸元はリボンとネクタイを気分で日によって変えている。両耳に1つずつ真珠のピアスをしており素身長は162センチほどだが8cmのあストラップヒール履いている為普段は170cm。体つきは凹凸がなく華奢でスレンダーな体型で顔立ちは可愛らしい少女というよりは華美な絵画のような顔立ち。?
備考/ 一人称は「私」。元の世界では貴族だったらしく所作やテーブルマナーは身についているが性格が至ってフランクな為そこまで高貴さを感じさせない。故にオンボロ寮に住むことになった際も「素敵だわ!私のお城を1から作れるのね!」と1人だけきゃっきゃしていた。好きな授業は錬金術と占星術、それから体力育成。魔力がなくとも材料の組み合わせや勉強等で頑張った分だけ結果が目に見えるのが好きらしい。趣味は裁縫、乗馬、それから剣技。裁縫は主に可愛い可愛いグリムに身につけさせる装飾品を作っている。乗馬や剣技は元の世界で習っていたことから趣味に転じた。女の細腕なのでパワー負けこそするものの、相手の一瞬の隙を突くのが得意な厭な戦い方をする。料理や掃除は元の世界にいた頃は全て使用人にさせていた為、最初のうちはキッチンを爆破させたり炭を作成したりしていたが今ではすっかり得意になった。
( / こんばんは。以前創作監督生にて参加させていただいていた者です…!無事に!7章を読み進めているので!またやってきてしまいました…!
名前や容姿、備考など多少変更点が御座いますがもし宜しければまた参加させていただければ幸いですので、不備等ご確認をお願いいたします…!!)
>734 様
( / !?!?お越しいただきありがとうございます!また新しくプロフィールもご提出いただきありがとうございます。内容の方確認し、ぜひこちらで受理させてくださいませ。
お願いごとばかりで恐れ入りますが、参加人数も鑑み>ALLへ絡み文をお願いしてもよろしいでしょうか・・・? )
(/ひとまず先にノアさんのを返させていただきます。
イデア君絡み文ありがとうございます!助かります!!後ほど話しかけさせていただきます。
監督生さんもお帰りなさいませ。お話出来る日を楽しみにしております)
>ノア
ハッ。女性の憂い一つ取り除けない奴なんざ男じゃねぇ。ハンカチはお前にやる。気遣いも不要だ
(受け取られたハンカチに目もくれず、水分を減らした目に安堵する。そんなことおくびにも出さないが。女性に重きを置く種族の自分にとって、女性に泣かれないことはそもそも大前提だ。それを裏付けるように、声色はさも当然とばかりの力強さで言い切った。軽口を返す司書に、俺も成人しているんだが。と見上げてくる丸い瞳を見返す。彼女の手に握られたその布切れは、実際大卒の初任給くらいの価値があるのだが、王族の自分にとっては端金であるし、わざわざ手間を掛けさせることもないだろう。それから、プライド的にもこの程度で礼など考えてもいなかった。だがよく回る頭がとりあえず保険だと答えを弾き出したので、相手が寝こけている間に手に取った本を差し出す)
どうせなら、コイツの貸出許可を寄越せ。
>>725
>>ノアさん
ノアさん─── 、まぁ。うふふ。おはようございます。
( 荘厳でズッシリとした重圧すら感じる静かな図書館。そこの主である女性に用があるんだと授業も終わり可愛らしくラッピングされた袋を片手に図書館へと軽やかなヒールの音を鳴らしながら目当ての彼女がいる受付カウンターを覗き込めば、丁度其の彼女が眠たそうに目を擦っている姿をばっちり目撃してしまいくすくすと笑みを漏らし。いつものらりくらりと不思議な雰囲気を持つ彼女のなにだか人間らしい一面をみれたのようで自然と上がってしまう口角はそのままにミシェルはスカートの両端を持ってまずは挨拶を。「 あのね、クッキーを作ったんです。トレイ先輩のお菓子には負けるけれど、可愛い子にだけお配りしているのよ。 」と白魚のような人差し指を唇の前に立てながら彼女の目の前へラッピングされた小さな紙袋を置いて。こそこそとベッドで恋人に囁くような小さな声は、別にここが図書館だからとかそういう配慮的なものではなく周りの屈強な生徒……贔屓目に見ても可愛いとは評せない男たちへのちょっとしたイタズラ心から来るもので。 )
( / 参加許可ありがとうございます、お久しぶりでございます…!
お言葉に甘えて早速ALL文に絡ませていただきました、改めてとはなりますがどうぞよろしくお願い致します…!!!)
>>732
>>イデア先輩
あら。
─── こんばんは、イデア先輩。今からお帰りですか?
( なにだか月がとても綺麗な夜。せっかくだから月明かりの下をお散歩でもしようと歩いていると何やら優しく揺れる青い炎が見えて思わずそちらの方へ歩み寄りながら顔見知りへ挨拶を。昼間でも充分美しいが、夜の暗闇と月や青い炎に照らされた彼の宝石のような美貌にミシェルはにこにこと機嫌良さそうに微笑んで。なんだか歩いてる途中に普段は滅多に拝むことのできない美しい猫を見つけたような、そんな気分だった。「 うふふ、普段あまりお外で会えないから、何だかとってもラッキーだわ。お散歩してよかった。 」 学年も違ければ授業もタブレットで出ている彼だ。彼の弟とはよく話すし、彼の話もよく聞くのだがその渦中の人とはやはり会えることも少ないためかその表情はにこにこと嬉しそうで。 )
( / はじめまして!創作監督生のミシェルの背後でございます…!原作や漫画の小エビちゃん伊勢エビさんたちとはだいぶ毛食の違うエビですが、もし絡みのキャパシティに余裕があればお話していただければ幸いです! )
>>736
>>レオナさん
( / レオナおじさま…!!こんばんは、創作監督生の背後でございます。
個人的にレオナさんとっても大好きなので、もしも背後様の絡みのキャパシティに余裕があればぜひぜひお話させて頂きたいです…!!もしも必要であればこちらから絡み文を投下させてくださいませ…!
これからよろしくお願い致しますね…!)
>レオナ
憂いてなんて──キミ、この本が読めるの?
( 上から降ってくる声はつっけんどんだし、皮肉っぽい、その上紳士らしい行動を取った上で当然のことだと言ってのける王者たる気質──この学園で長く司書を務めているが、ここまでサバナクローの寮長たるべき生徒もいなかったように思う。故に食い下がることはせずに大人しく受け取ったハンカチをたたみ直し、その肌触りの良さに、明らかに一介の生徒が持っていて良い質のものだと思えないと──改めてこの生徒の背負った重たいものを覚えながら。エメラルドグリーンから視線を落とし、差し出された本の表題を見て目を瞬く。これが貸し出されるのは何年ぶりだろう?司書でも読み解くのが難解な内容が書かれたこれは、生徒が暇潰しに読むには難解だと思うのだが )
この本の183ページの4行目の1節、ずっと読み方と訳し方がわからなくて──キミはわかる?
( / 本体様、お返事ありがとうございます!もし他の参加者様とお話される際に司書との会話がご負担になりました際には置いておいて頂いても大丈夫ですのでご無理のない範囲で引き続き絡んでいただけますと幸いです・・・! /蹴 )
>ミシェル
──おや、見られてしまったみたい。ごきげんよう、ミシェルさん
( 眠たい目を雑に擦り、少しだけ滲んだ世界の中でふわりと陽だまりのような色が揺れて、ガラス細工のような声が小さく少し埃っぽい本だらけの空間に響く。焦点を合わせるように数度まばたきをすれば西洋人形よりも大人びていて、絵画と呼ぶには生きた花に似た生徒の姿が影を結び、目の前に置かれたその小さな袋にはこの生徒なりの努力と言うやつが詰まっていることが見て取れた。ほんの少しだけ顔を寄せて、小さな声を拾うように首を傾けて──聞こえた言葉にくっくっと笑えば、司書は近くの小さな──私用として勝手に使っている棚からキャンディーをいくつか手に取り、2人を隔てるカウンターの上に転がして )
ありがとうございます、でも私は可愛いと評してもらえるような生き物ではないから──これは、私から可愛いキミにプレゼント
( / 早速絡み文をありがとうございます・・・!念の為、念の為の確認となり恐縮なのですが拝受したプロフィールは>>734のものでお間違いございませんでしょうか・・・!お名前をどちらでお呼びさせていただこうかと迷ってしまいまして・・・! )
少し目を離した隙に学内がとても賑やかになっていますね…!?勝手に上げてしまい戦々恐々としていましたが、安心しました。
5章までの知識しかなく、記憶も虫食いだらけですが差し支えなければ再びラギー君で参加させていただきたいです!
>739 様
( / 本体様が上げてくださったお陰で気持ちの整理とここへ戻ってくる決心がつきました・・・このご恩は一生忘れません。参加希望ありがとうございます、引き続きよろしくお願いいたします!
参加者様のご都合も相俟って恐縮ですが、絡み文の方お願いしてもよろしいでしょうか・・・? )
>イデア
ほら見ろ。ただのカイワレ大根じゃねぇか。
(盛大な舌打ちが響く。なにせ悠々自適に寮に帰ろうとしたら、寮生がゴーストがいるだのと騒ぎ出したのだ。ゴーストなんざその辺にいるだろうが。と言ったのだが、キャンキャンとやかましい犬猫共にしがみつかれ、こうして仲良く下校する羽目になった。というわけだ。カイワレ大根――基、イデアの特徴的な青色が見えた瞬間、絶対コイツだ。と思ったのだが、恐怖で視野が狭くなっている寮生達は聞く耳を持っているはずもなく。こうして完全にお互いが認識出来るレベルの近さになってしまった。自分の後ろに隠れていたサバナクロー寮の生徒達は、突然喋った自分の唸るような声にビビって脱兎のごとく走って行き、それを見てまた舌打ちをした。なんとも言い難い空気の出来上がりであった)
(/絡み文ありがとうございます。今話題のイデア君とお話出来てとっても嬉しいです。3年寮長同士、仲良くしていただければ嬉しいです。これから宜しくお願い致します)
>737
(/ご挨拶までありがとうございます。レオナ好きで嬉しいです。ご期待に添えられるように尽力致します!
確かPL様がヴィル様がお好きな方ですよね?(間違っていたらすみません)過去ログを拝見して覚えておりました。是非是非お話してくださると嬉しいです。絡み文生み出すの苦手なので助かります!お言葉に甘えさせていただきお待ちしております)
>ノア
フン。オトナだろうが、辛いものは辛いだろ。……は?少し待て。
(司書の目が雄弁に語る。自分をそれなりに評価しているらしい。それに嫌な気などせず、見る目はあるらしいとまっすぐ目を見据えた。泣きたくなるほどの夢など、早々見るものではない。彼女の経歴は風の噂で少しばかり知っている。何しろこの世界で魔法が使えないのだから、目につくのは当然のこと。同情や憐憫の情が浮かんだわけではないが、誤魔化すような彼女の言葉が気に入らず、鼻を鳴らした。珍しくマイナスの言葉を吐いた直後、水を得た魚のように矢継ぎ早に話し始めた彼女に目を瞬かせる。舐めてんのか?と思うより先に質問の勢いに圧倒され、思わず声がまろび出た。それから、彼女と同じように本に視線を落とし、言われたページを開く。確かに難解だが、王宮で手取り足取り教え込まれた経歴があるのだ。めんどくさい。という言葉を孕んだため息をついてから、カウンターに置いてあった紙を勝手に拝借してペンを走らせた。ウンザリするほど教え込まれた整った文字をスラスラと紙の上に並べてゆく。手早く一節丸々と訳をし終えると、彼女に押し付けるように紙を突き出した。決して善意ではなく、単純にこの本を持っていかれると面倒だから。というなんともらしい理由ではあるが)
ほらよ。この本は俺が借りるからお前はこのメモで学べ。
(/お話出来るの嬉しいので大丈夫です。お気遣いありがとうございます)
>レオナ
──キミは、凄い
( 大人だろうが辛いものは辛い──こちらの世界に来て、当然のように受け入れてきた出来事の全てを甘やかすかのような一言に唇を一瞬だけ噛んで何か言おうとした言葉を飲み込む。生徒に無条件で心を開くなんて冗談じゃないが・・・でも、長い指が優しく古びた本のページを捲り、伝えた通りの場所を視線が撫でる、ほんの一瞬も眉を顰めることなく手近な紙に書かれたそれは司書が・・・この図書館から出られない人間が、何年もいつか誰かが教えてくれることを楽しみに待っていた1文なのだから、少しくらい親しみを持ってもいいだろうか。読みやすく整理され、噛み砕かれ、並べられた綺麗な文字を指先で撫でたなら心底嬉しそうに表情を溶かし )
貸し出し処理しておきますね。本当はキミの頭を撫でてGoodboyと褒めたいところなのですが、キミは望まないでしょう?
( / ありがとうございます!ご負担にならない範囲で引き続きよろしくお願いいたします・・・!/蹴 )
>>ALL
( / 参加許可ありがとうございます!絡み文を投下させていただきます。お手の空いている方がいらっしゃいましたらお喋りして下さると、嬉しいです。記憶があやふやな為、似非ブッチだとは思いますが、お手柔らかにお願いします~ )
( 飢餓感に負け温室で栽培されているマンドラゴラを無断栽培したのが全てのことの始まり。まさか近くに生産者がいるとは思わず、一目散にその場から離れたものの相手も諦めが悪いようでかれこれ10分ほど鬼ごっこを繰り広げている最中だ。長年スラムの狭く、ろくに整備されていない路を駆け回ってきた賜物か、生徒と生徒の間を上手くすり抜けながら無事、人通りの少なくないストリートを脱出して。目の前に立ち塞がる高い、高い塀も収穫物を抱きながら力ずくでよじ登り、颯爽と垣根を越えようとした──その時。視界に飛び込んできた人影、想定外の障害の正体にたどりつくその前に叫び。 )
───ちょっとそこの人どいて!
「 うふふ、知らないの?愛嬌がある女でも美しい女でもなく、最後は泣く演技が上手い女が生き残るのよ。どんな世界でもね。 」
「 ……元の世界に帰りたいか?そうね…戻れるようになったらその時に考えたらいいんじゃないかしら。だって私、この世界がとても好きなんですもの。魔法とおとぎ話だなんてとっても素敵、だからその時が来るまでこの素敵な悪夢を楽しもうと思って。 」
氏名/ ミシェル
性別/ 女
性格/ 一見大人びたしっかり者に見られがちだが楽しいことが大好きな快楽主義のいたずらっ子。おっとりしてそうに見えて抜け目のない強かなちゃっかり者で、尚且つ頑固なので1度決めたことはなかなか曲げない厄介な性格。本人もそれを自覚をしてはいるもののそれも個性だと受け入れてしまっている為直す気はサラサラない。だが元の世界では家柄上社交マナーを叩き込まれているため面の皮が厚く、どこの世界の金持ちも似たようなもので笑顔と口で相手を負かせるのは得意な強かな女。オクタヴィネルの皆さんにも負けませんよ、とは彼女自身の言葉。
容姿/ ふわふわと緩やかにウェーブした色素の薄いヘーゼル色の髪で長さは胸元あたりまであり普段はサイドを編み込んだハーフアップにしている。男子生徒が多くいるこの学園でスカートの女子制服は危なくないかという言葉に「 ま!ふふ、自分の性的欲求すら満足に支配できないという自己紹介かしら。 」と言ってのけた為着用している制服はふわりとしたパニエを履いていることもあり可愛らしいふんわりミニスカート。胸元はリボンとネクタイを気分で日によって変えている。両耳に1つずつ真珠のピアスをしており素身長は162センチほどだが8cmのあストラップヒール履いている為普段は170cm。体つきは凹凸がなく華奢でスレンダーな体型で顔立ちは可愛らしい少女というよりは華美な絵画のような顔立ち。
備考/ 一人称は「私」。元の世界では貴族だったらしく所作やテーブルマナーは身についているが性格が至ってフランクな為そこまで高貴さを感じさせない。故にオンボロ寮に住むことになった際も「素敵だわ!私のお城を1から作れるのね!」と1人だけきゃっきゃしていた。好きな授業は錬金術と占星術、それから体力育成。魔力がなくとも材料の組み合わせや勉強等で頑張った分だけ結果が目に見えるのが好きらしい。趣味は裁縫、乗馬、それから剣技。裁縫は主に可愛い可愛いグリムに身につけさせる装飾品を作っている。乗馬や剣技は元の世界で習っていたことから趣味に転じた。女の細腕なのでパワー負けこそするものの、相手の一瞬の隙を突くのが得意な厭な戦い方をする。料理や掃除は元の世界にいた頃は全て使用人にさせていた為、最初のうちはキッチンを爆破させたり炭を作成したりしていたが今ではすっかり得意になった。
( / 大変失礼致しました、pfの名前部分の変更をスッカリ忘れておりましたので其方のみ変えて再提出させていただきます…!!
レス消費申し訳ございません…! )
>>738
>>ノアさん
まあ。
……うふふ、嬉しい。早起きしてブローを頑張った甲斐があったわ。
( 彼女の細い指からころん、カウンターの上に転がった可愛らしいキャンディーにぱちりと長いまつ毛に囲われた瞳を丸くさせてはすぐににこにこと嬉しそうに微笑んでは両手でそっと口元を隠しながら女の子の可愛いには時間との戦いということを裏に含んだ言葉を零しながらころころと笑って。自分よりも少し幼く見え、そして可愛らしい身長の彼女は見た目こそ自分よりも年下に見えるがその言葉使いや雰囲気はこの学園たちの教師のようにシッカリとした基盤のある大人のようで、そのちぐはぐ具合が不思議でミシェルは好きらしく。「 あのね、今回はナッツとココアとプレーンなんです。ほんとうはレーズンもあったんだけれど、グリムに食べられちゃって。 」彼女に渡した小袋を指さしながら中に入っているクッキーの種類を説明したものの、自分でもお気に入りだったレーズンは悪食な大食漢にすべて平らげられてしまったのだとさくらんぼ色の唇をつん、と尖らせて。 )
( / 名前の件大変失礼いたしました…!
改めて名前部分のみ変えてpfを提出させていただきましたのでご確認お願いいたします…!! )
>>741
>>レオナ先輩
─── ごきげんよう、レオナ先輩。起きてくださいな。
( 暖かかな陽の光が柔らかく降り注ぐ温室。何やら分厚い夕焼けの草原の歴史書を何冊か胸に抱えた状態でコツコツと真っ直ぐ昼寝をしているであろう彼の元へ近づき、恐れることなく話しかけてはそのまま隣にちょこん!としゃがみこんで挨拶もそこそこに用があるので起きろと百獣の王の眠りを妨げて。まるで絵画のように整った顔立ちの眠り姫…というには些か治安の悪い彼の隣でぱらぱらと歴史書を捲りながら「 夕焼けの草原の永住権についてお聞きしたくて。王族の方ならお詳しいでしょう?異世界人の永住権については歴史書に乗ってなくて……。」と悩ましげにため息を吐いては、もうスッカリこの地から出られなくなってもどうにかなるようにカラスの手を借りることなく自分で調べているらしくちらり、と彼の方を見つめて。 )
( / なんと!覚えててくださっていて幸いです…!!ヴィル様の美しさに日々感謝し生きているオタクでございます…!!
早速ですが絡み文を書かせて頂きました、シーンなど勝手に捏造してしまいましたのでもっと別のシーン等がよろしければ遠慮なく仰ってください…!! )
>>743
>>ラギー先輩
っ、───
…嗚呼、吃驚した。ごきげんようラギー先輩。
( 今日のご飯は何しようかしら、そういえばグリムがレポートでいい評価を取っていたみたいだからご褒美にツナを使った料理にしようかな、なんて思考の海に肩までどっぷりと使っていた頃。ふと自身の耳に届いた声にパッと視線を上げれば逆光で見えないが宙から何かが降ってくる様子に思わず呼吸が止まりながら後ろへ飛び退いて。だがしかし8cmヒールに石畳の地面は相性が悪く足を取られてしまったのかそのまま尻もちを着き。ぱちぱちと何度か瞬きをしながら降ってきた人物…獣人の彼に取り敢えずそのままの状態で呑気に挨拶をしては「 パルクール、って言うんだったかしら。お上手ね。 」と彼が誰かに追いかけられているという考えするもないのかふわふわと笑って。 )
( / こんにちは!創作監督生のミシェルと言います…!!
早速ですが絡ませていただきました、もし絡めるキャパシティや相性の不一致等ございましたら遠慮なくスルーしていただいて構いませんので、宜しければお話させてください……!)
>ノア
今更知ったのか?クク、俺の頭を撫でるなんざ草食動物には100年早い。
(司書からポロリと出てきた言葉に、まさかそんな素直に褒められるとは思わず睫毛を揺らす。もう一度睫毛が目元に影を作った時にはエメラルドグリーンの目を細め、ニヒルに牙を見せた。引き上げられた口から出てきたのはやはり小生意気な言葉。プライドがエベレストのように高く、実力もこの学園ではずば抜けている自分としては〝当たり前〟のことであったが、どうにも彼女は甘え下手らしい。いつもの目の光がない笑みとは違う、穏やかな笑みを物珍しげに見つめていた。そんな彼女は掴みどころがない口調で、あの高慢ちきな教師の口癖を言い笑っている。この俺に、あの司書が、まるで友人のように他愛もないからかいをするとは。喉の奥で押し殺すような笑いが思わず漏れる。頭を撫でたいようだからと、頭一つ分小さい彼女のたっぷりとミルクを入れた紅茶のような髪をクシャリと撫でた。それはもう〝友人〟のように)
>ラギー
あ?――ガルルル。誰に命令している?
(突然影が差した。と思えば、よぉく知ったハイエナが一匹。こちらに落っこちてくる。咄嗟に風魔法で相手をふっ飛ばした。宙を再び舞う相手とは反対に、自分は五体満足傷ひとつないが、そんなことは問題ではない。何せ温室を含む植物園は自分の縄張りだ。授業も相変わらず出ず寝ていれば、バカでかい声が響きドタバタと慌ただしい足音で叩き起こされた。その時点で砂にしてやろうかと思ったが、それ以上に巻き込まれるのも御免だととっとと次の昼寝スポットに移動する……筈だった。再び喧騒の中に巻き込まれたら誰だって気に障るだろう。マジカルペンをクルリと回す優雅な動作とは反対に、地獄の底から漏れるような唸り声が喉を振るわせた)
(/ラギー君~!お話出来て大変光栄です。初っ端からぶっ飛ばしてしまい、大変申し訳ございません。何様俺様レオナ様でございますが、仲良くしていただけますと幸いです)
>ミシェル
うるせぇな……ああ?俺の眠りを妨げた理由がそれか。
(お綺麗な言葉遣いとは裏腹に、叩き起こされ不機嫌丸出しの唸り声をあげる。サバナクロー寮生であれば、ヒエッと身震いしそうな獰猛な声だったが、平和**した草食動物に意味などない。まだ半分まどろみの中にいながらも、九官鳥のように喋り続ける女性に、片方の眉を器用につり上げた。欠伸を一つ噛み殺し、目をしばたたかせるとやはりこの声はヘーゼル色の髪の少女のものだった。起きた自分にこれ幸いと喋リ掛けてくる女性をジロリと睨みつけながら、ようやくエンジンの掛かった頭で言葉を理解する。ハングリー精神が旺盛なことは、弱肉強食の世界には必要なことだ。その点は草食動物でありながらも見上げた根性だろう。どうやらお転婆らしい女に、ゴロリと寝転んでいた上体を起こした。彼女の手から本を掻っ攫うと、記憶していた文面しかやはり載っていなかった。そりゃあ異世界から来たらしい彼女の取得方法など記載があるわけがない。彼女の根性に応えてやるべく思考回路を巡らせた結果、出てきた答えは他力本願な意見だった。だが、実際永住権RTAでは有効な手段であることも確かだ。冷めた答えと一緒に、攫った本を彼女の膝に置いた)
俺より、カリムあたりに言えば良い。永住権、どころか家まで用意してくれんだろ。
(/お手数おかけいたしました。ありがとうございます!めちゃくちゃ他力本願寺の答えですみません泣)
>ラギー
──キミねえ、
( そこそこいい天気の今日、腕に抱えた数冊の本の装丁を確認しながら図書館へ戻る道中──これらの本は可哀想にも延滞されてしまい、その主犯である某錬金術の先生から引き取ったものだが──聞こえた声と視界で光ったほんの一瞬の何かと、視界にかかった影に顔を上げ、そのまま・・・咄嗟の判断は、本を抱えたまま後ろに飛び退くこと。抱えた本を守るべく姿勢を低くして何とか体勢が崩れるのを防いだとはいえ、空から人が降ってくるというのはいただけない。睨むように視線を上げたところで、相手も腕に抱えているものがあると視認すれば──高いその柵の向こうを見通すように目を向け、再び目の前の生徒へ。まあ、つまりは )
──盗みは良くないと思うのだけれどね
( / 絡み文ありがとうございます!引き続き生意気な司書ですが仲良くしていただけますと幸いです! /蹴 )
>ミシェル
ブロー・・・いつか、キミに髪の手入れの仕方を教えてもらおうかな。どうにも本以外に興味が持てない性分のようで──
( 朝、もし早起きをしたなら──多分そのまま読書に時間を費やしてしまうだろうし、早くに図書館を閉めたならそれも同じ結末を辿る、そういう性分であるからこそ、こんな風に美しく手入れをして己の時間で生み出した素敵なお菓子を誰かに提供するこの生徒が可愛らしく見える。ナッツとココア、それからプレーン・・・どれも紅茶には合うだろう。レーズンは残念ながら相棒たるモンスターに取られてしまったようだけれどきっとそれも美味しかったはずだ。飲食厳禁のこの場で封を開けることが出来ないのが歯痒いが、それならば食べられる場所へ移れば良いだけの事。そっと袋を手に取ったなら、図書館の扉を指し )
廊下なら、図書館の外だから食べてもお咎め無しですよね?
( / ご確認いただきありがとうございました!そして再提出もありがとうございます・・・!お手数をおかけしました、助かりました・・・!! / 蹴 )
>レオナ
──肉食動物が私の頭を撫でるのも二百年は早いはずなのですが
( 人が珍しくも素直に喜び褒めたというのだから、大人しく素直に受け取っておけばいいものを──と大人びた仮にも司書らしい思考回路に終止符を打ったのは、思えばこの生徒は一国の王子であって、色々なことを出来て当たり前のことだと言われて来たのかもしれないと思ったが故に。実際、運動能力は文句なしと聞いている、勉強だって授業に出ないことがあるだけで出来ないわけじゃないだろう、何よりこの司書が読めなかった文章を平然と訳す知識量・・・有能なのは非常に悔しいが疑いようがない。神様というやつはとことん不平等だと心の中で悪態を吐いたところで不意に視界に影が過ぎり、大きな大きな・・・手が無遠慮に頭に乗る。想定外の行動に目を丸くして、ぽかんと口を半開きにして、手慣れた悪戯をする子供のように無邪気な戯れを享受──したいところだが、司書にも司書の意地がある )
言っておくけれどね、百年なんてあっという間で直ぐに司書だってキミをもみくちゃにする権利を手にするのだから──その時はその耳ももふもふしてやりますからね、覚悟しておくように
>ノア
はっ、そりゃあ楽しみだぜ。何せ王族の頭を撫でるっていうんだからな。
(オトナの見栄というヤツか。話題の耳をピクリと90度に動かし、煽って見せる。この学園から一歩出れば、自分と眼の前の女性では天と地ほどの立場の差がある。 嫌味っぽく意地の悪い微笑みを口元に浮かべ、乱れた彼女の頭から手を離した。 特権階級の者らしく胸を張り堂々とした立ち姿で、顎を上げて更に見下ろす。つむじが見えそうな乱れ髪の彼女に、ふと。思い立ち、懐からマジカルペンを取り出す。マジカルペンを振れば麗らかな日の薫風ような空気の流れが、ミルクティ色の髪を撫でつけ美しいキューティクルが水面に反射する光のように煌めいた。贅沢な魔法の使い方だと思うが、こちらは王家の優秀な男だ。レディの髪にキスの一つでも落とすくらい造作もない。整った髪に満足すると、再びマジカルペンをポケットに突っ込んだ)
>レオナ
キミこそ、この司書様の頭を気安く撫でるだなんて良い度胸というものですよ──
( ぴこっと頭の上で揺れる獣耳が心底憎らしい、可愛らしい見た目とは裏腹に性能が確かなその耳はさぞ音をよく拾うのだろう──童話にその耳の大きさと性能をたずねて食べられた少女がいるくらいなのだ、だからこそ先程私に気がついたのは物音が聞こえたからかと確認はしない。ただ、この生徒は自身の立場もこの司書の立場も理解しているのだろう。片や一国の王子として将来は手の届かない存在になり、片や得てしまった知識に縛られて最悪は命尽きるまでこの図書館から出られない出自不明の司書──ある意味、仮にこの生徒がいつか自分の国を奪おうと考えたなら、この歩く禁書のような司書の存在でも思い出してくれたならと思うが、そんなこともしないだろうし。離れた手に、乱された髪を直そうと手を持ち上げかけて・・・少し強く、どこからが吹いた風にぎゅっと目を閉じ、落ち着いた頃にそうっと持ち上げる。カウンターに反射した自分の影の髪が綺麗に整えられているのを見下ろして、何度目かのぽかんとした表情をしてから満足気な目の前の──王様に視線を戻し、喜色が滲まないように、意識して鼻で笑うように目を細め )
触り心地がいいモノでもなかっただろうに、ご丁寧にありがとうございます・・・どうやらサバナクローの王様は施しを与えるのが上手いらしい
( / まとめての返答で大変恐縮ですが、皆様絡んでくださりありがとうございます!生意気なハイエナですが、ご不快でしたら蹴っていただいて構いません。どうぞこれからよろしくお願い致します/蹴可 )
>745 ミシェル
───っと、ミシェルさんの方こそナイス回避!ってお喋りしてる場合じゃねえや、
( 小さな障害物の正体は、監督生の女子生徒だった。驚きに満ち溢れた顔をその目に映すかたわら、豪快に飛び出してきたわりにトン──と、一応ネコ科の端くれとして音もなく静かに着地してみせ。意図的じゃないにせよ彼女がしゃがんでくれなければ今頃、大事故になっていた。グッと親指を突き立てたのも束の間、壁を隔てた向こうから己を探す怒号が鼓膜を揺らし、今ハイエナがどういう状況に置かれているのか理解いただけたはず。煩わしそうに眉を寄せた一方で「派手に尻もちついてたけど、平気?」と。男性だったらこのまま立ち去るところだがお国柄上、女性となると足を止めざるを得ない、逸る気持ちを抑え訊ね。 )
>>746 レオナ
──いっててて…。受け止めろ、なんて贅沢言わないからせめてもう少し優しくして欲しいッス
( 厄介な障害物だと思った人影はまさかの寮長でヤバい、なんて思う頃には時すでに遅し。ペン先から放たれた強い風によって再び宙を舞い、なす術なくべしゃっと地面に落っこちる。せめて避けてくれれば、と思うもこの傍若無人が服を着て歩いているような人相手に、譲歩を望むだけ無駄なのだろう。ズキズキと痛む体を起こし、制服についた汚れを叩き落としながら“人使いが荒いんだから…”なんて文句をぽつり。他の生徒だったら尻尾を丸めて萎縮していそうだが、腹の居所が悪い相手なんて2年もそばにいれば見慣れてくる。神経が図太いこともあってか大して動じずまったくもう、と腰に手をあて。 )
オレが使いものにならなくなったら1番困るのはアンタでしょー?夜食作りに部屋の掃除、昼飯のパシリに…その他諸々。アンタはオレ達のボスだけど、それでもオレみたいに面倒くせえ雑用ぜーんぶ引き受けてくれる都合のいい駒なんて、なかなか捕まりませんよ?
>>747 ノア
…初っ端から心外ッスねぇ。このマンドラゴラはオレの私物で、レアな品種だから狙われてるって可能性は考えないんスか?
( パッと振り向いた顔はよく見覚えのある顔で、真っ昼間から図書館以外の場所で遭遇するのは珍しい気が。彼女が立っていた場所に軽やかに着地すると、会って早々、己を盗人だと断定してくる彼女にやや不服そうに小首を傾け。塀を隔てた向こう側からは、やれ返せやら何やら罵詈雑言が聞こえるが、奪われた私物を奪い返したという可能性もあるじゃないか。会話から追っ手が壁をまわって迫ってきていることを知ると「──そういう事なんで雑用ならまた今度に…またね女王様。」と非難の眼差しを笑顔で揉み消し、オンボロ寮に向かおうとして。 )
>ラギー
( 仮に目の前の生徒が栽培者だとして、わざわざ土から引っこ抜いてまで持ち出して守る必要性があるだろうか──生徒を頭ごなしに疑ったことを謝罪するより先に聞こえた声に、やはり犯人はキミなんじゃないかとじっとりとした視線を向けつつ本を抱え直すように姿勢を正し。しかしながらここでこの目の前の生徒を引き止めたとして後が面倒そうだ、それから追いかけてきている生徒との間に挟まれるのも困る、が、ここで見て見ぬふりをしたというのも立場上面倒なことになりそうで困る。ほんの少しだけ逡巡し、仕方ないから引き止めるか・・・と1歩を踏み出したところで右足首の嫌な痛みに眉を寄せ・・・再び思考。諦めたように首を振り )
──キミ、悪いのだけれど“ソレを私に持ってくるように頼まれた”ことにしていいから、返してきてください。必要数が足りたらしいと言えば分かってもらえるでしょう?・・・で、その後、図書館まで肩を貸してほしい。ソレと同じだけのマドルに少しのボーナス分も添えて渡しますよ
>ノア
もっと広い世界を見たらどうだ?空を見るのは飽きただろ。
(この狭い箱庭の大層な肩書きに一笑に付した。例えるなら相手は井の中の蛙。ただし賢い蛙だ。まさか自分と相手の立場の差がわからない訳はないだろう。それでも妙に司書に固執しているように見えた眼下の女性にゆるりと頭を傾けた。彼女の複雑な事情など知らないからこそ、ズケズケと提案出来るのだ。流れる雲を見るのは飽き飽きだろうと、遠くから聞こえてくる生徒達の声を聞き取りながら。鼻で笑う相手に、目は口ほどに物を言うとはこのことだなと、長い睫毛が目元に影を落としているのを見やる。というかまぁ。こういう皮肉っぽい言い回しに覚えがある。このあたりは王族よりも女性を大事にするお国柄と言う方が正しいが、彼女が感情を隠しているのと同様に暴くような野暮なことはすまい。ただ、自分を卑下する行動だけは気に食わず、薄くなった瞼の中の水晶を覗き込むように告げた)
気になるなら、ポムフィオーレにでも赴いたら良い。手厚い歓迎をしてくれるだろうぜ。――上に立つ者は常に他の奴らのことを考えているもんだ。
>ラギー
そりゃ受け身をとれなかったお前の落ち度だ。俺は魔法まで使って衝突するのを防いでやったんだ。むしろ感謝してほしいくらいだ。
(相手が空から不時着したところで、ようやくしっかりと視認する。ハイエナの姿はなんだか薄汚れている。自分が魔法でふっ飛ばして地面に転がったせいなのだが。ハイエナがすっくと立ち上がりいつもの小言を並べ始めたので、まぁ大丈夫だろ。と1ミリほどあった気遣いは藁の家のように吹き飛んだ。適当に右から左へと聞き流しながら、やれやれと肩を竦める。さながら舞台俳優のような大袈裟な素振りは、ラギーの抗議を顔面にぶつけ返す予備動作である。傍若無人にお前が悪い。と責任を全て相手にぶん投げた。フォローやサービスなど存在しない。上に立つ者は下の者に気を配るが、顔色は窺わないものだ。肩を引き、腕組みをし、尊大な態度のまま、牙を剥き出しにして嘲笑う)
飼い犬に手を噛まれる趣味はねぇな。
>>752 ノア
同じ額?ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ…で、ボーナスがついて…。シシシ、やっぱり持つべき物は羽振りの良いパトロン…じゃなくて優しい先生ッスね!
( 何を隠そう、このマンドラゴラ達は次の給料日までの繋ぎになってもらうのだ。生活が掛かっている以上、そう易々と取引を中止をする気は毛頭ない。─そう思っていた、マドルとボーナスの響きを聞くまでは。二つ返事で女王様との取引に応じれば、ご機嫌な尻尾を揺らしながら盗品を本来の持ち主に返却しに行き。それが終わればすぐに司書の元へ、本来なら腕を回した方が歩きやすいが、警戒心が強く馴れ合いを好まない司書は過度な接触は好まないだろう。ハイエナ相手なら尚更に。ひとまず言われた通り肩をそっと近づけて。 )
はい、ドーゾ。図書室より近いし、ひとまずうちの寮に行きましょう。包帯とか湿布も山ほどあるし、
>レオナ
そういう時は、“気にするほど触り心地は悪くなかった”と嘘でも言うものですよ──まだまだ子供ですね
( もっと広い世界を・・・一瞬だけ心臓が嫌な音を立てて軋んだ気がした。目の前の生徒のことは知っている──第二王子で兄には息子がいて、優先されるべき継承権はなく、ユニーク魔法さえ破壊的──国を出てやってきた学び場である此処は、この生徒にとって広い世界なのだろうか。ふと視界に入った窓から空の青さを視認して・・・図書館の外は、学園の敷地内しかまだ外出許可を得られたことは無いけれど──いつか街に行ける日も来るのだろうか。そうだったなら、色々な本屋を巡ってみたい──ぱちんと泡が弾けるように思考が止まり、揺れた2つのエメラルドグリーンを見上げたなら再び鼻で笑うように言葉を紡ぐ。明らかに見た目は司書の方が幼いに違いないが・・・ここが学園であり、この王子様が生徒である以上、司書はこの生徒よりも大人だ )
まあ──また遊びに来てくれる時までに、ヘアオイルくらい手に入れておきます。口の減らない・・・失礼、生意気な王様からの御言葉ですからね
>ラギー
──まったく都合がいい
( 損得判断が上手いと言うと聞こえはいいが、マドルに釣られすぎだろうとお小言をいいたくなるほどにこの生徒はわかりやすく、そういった意味では使い勝手がいい──どちらかというと短くふかふかに見える尾を嬉々として振り回しながらいなくなる背中を見据えつつ、1歩を試しに進んでみたもののやはり──これは明日からの業務の見直しが必要になりそうだ。戻ってきた生徒が無遠慮にこちらに手を伸ばさないことを知っていて、安堵したように少しだけ身体から力が抜けた。片手をその肩に預け、申し訳ないと思わない訳では無いが少し体重を預けつつ・・・確かに図書館に戻ったところで手当てできる道具はないし、保健室に行ったところで怪我した理由の説明も面倒だ。何より好き勝手外を出歩いていたことを咎められた方が厄介に違いない、選択肢はいくつもあるようで実質1つ )
キミの寮、ね。・・・縄張りに部外者が踏み込んでも許されるのであれば、お言葉に甘えましょうか
>>746
>>レオナ先輩
ま。厭だわレオナ先輩ったら。
カードの手札は幾つあっても困らないでしょう?
( 彼の最もな意見にぱちぱちと何度か瞬きを繰り返した後に思わずと言ったようにくすくすと笑顔を零せば、膝の上に返された本をそっと白魚のような手で撫でてはもう既に砂漠の寮の彼には声を掛けたと告げながらふわりと花のように微笑んで。恐らく何かの対価を渡せば深海にだってパイプを作ってもらえるだろうし、茨の国にいたっては子どものように指切りげんまんだってした。あと思いつくのは輝石の国と夕焼けの草原とそれから薔薇の王国と……。兎に角この在学中になんとしてもそれぞれの国に移住できるような環境の地盤を整えておきたいのだ。〝何があってもいいように〟。あとカラスが働いてくれないので自分で働くしかない。ミシェルはにっこりと微笑みながらはらはらと適当に本のページを捲りながら「 賢いレオナおじたまなら分かってくださるでしょう? 」とからかい混じりにさくらんぼ色の唇を釣り上げてはニコ!と音が着くような分かりやすい笑顔をうかべて。 )
>>747
>>ノアさん
あら!じゃあ今度お泊まり女子会をしましょう、グリムはエース達のところでお留守番してもらって。
( 彼女からの思ってもいない提案にぱっと星空のような瞳を輝かせてはぱちん!と手を鳴らしてはナイスアイデアだと言わんばかりにひとつ提案をし返して。男の園の中の数少ない同性同士、せっかくならばこの際今まで機会がなく話せなかったこともたくさんお話をしたいと年相応ににこにこふわふわ微笑んで。グリムはヒトではないが、マァおしゃべりな子なので今回は除外。女のお喋りには秘密事が付き物なので。と、袋片手に可愛らしい言い訳を並べてみた彼女に思わずふは、と淑女らしからぬ笑いを零してしまえばそっと口元を片手で隠しながら 「 図書館の女王様はノアさんですもの。誰も咎めやしませんよ。 」とちいちゃな彼女の手をするりと取ればそのまま紳士が淑女にそうするように廊下へとエスコートを。生まれてこの方エスコートをする側の練習はしたことがないったが、ずうっと傍でエスコートをされていたせいが案外其れも体に馴染んで違和感がなく、ミシェルは何だか楽しそうにうふうふわらって。 )
>>751
>>ラギー先輩
あら。心配をしてくださるほどの余裕があるなんて紳士ですのね。
─── こちらに。
( 塀の向こうから絶え間なく聞こえてくる怒号やらに何となく彼が置かれている状況を察すれば、追われている身で尚こちらを心配してくれている言葉ににっこりと美しく笑えば音もなく静かに立ち上がりそのまま彼の手をそっと捕まえては自分の住処であるオンボロ寮の方へと走り出して。床に打ち付けた尻やら少し捻ったらしい足は確かに多少なりとも痛むがこの程度でへたっていたら社交界のドレスと高いヒールで何時間もダンスやら立ちっぱなしの談笑なんて耐えられない。社交界の華は筋力と忍耐力がなければ成り立たないのだ。あと演技力も。そうこうしているうちにあっという間にオンボロ寮に辿りつけばふぅ、と一息吐いたあとにぱっと彼の手を離して「 引っ張ってしまってごめんなさい、痛くありませんでしたか? 」とにこりと微笑みながらこてりと首を傾げて。 )
>ミシェル
私がオンボロ寮に?──とっても素敵なお誘いですね
( それは流れ星でも降ってきたかのような嬉しそうな声色は鈴の音よりも綺麗で、告げられた提案は砂糖菓子より甘いものだった。得体の知れない司書を自身のテリトリーに招くとは、と思う反面年甲斐もなく喜んでしまったのも事実であり──あるいは、一人でこの図書館で眠らなくても良いのではという期待か、お泊まりの許可が得られるかの不安か、色々な理由があったにせよ──それは長く司書を勤めていた身にも初めてのこと。差し出された手におしゃまさんだと揶揄う様に手を乗せたなら、2人でこっそり廊下へ──人が少ない図書館だ、数分席を外したところで司書を探し回る生徒もいないだろう。頬を撫でる風が少しだけ冷たく、図書館とは違う空気に小さく深呼吸をしてから可愛らしい包みに手をかけて )
女王様だからこそ、ルールは守るものですよ──ハートの女王の規律より厳しくはないにせよ、ね。クッキー、いただいても?
>>753 レオナ
ええ、もう、すっげー感謝してるッス!お礼に今夜の夜食は、お野菜た~っぷりのスープとサラダでも作りましょうか。
( この怠惰な王子様の生活は自分なしでは成り立たない、という事実を指摘してやれば少しは余裕も崩せるかと思ったが、結果は失敗。むしろライオンの加虐心をくすぐってしまったようで、わざとらしい仕草と共に意地悪く歪んだ唇にじとりとした眼差しを向け。───故郷に彼の玉座は無くとも、自分達の王様は彼だ。異論は無いし、ましてや反旗を翻してやる、などとは思わない。ただ少しくらいその余裕を崩してみたい、とは思い少しの怒気が見え隠れした笑みを貼り付ければ彼の天敵を口にし。飼い犬と言ったが残念ながら己はハイエナだ、犬とやらも恐らく別の獣人を指しているんだろうとあえて曲解し。 )
レオナさん普段、肉ばっかで全然野菜食べないでしょう?いくら肉食性だって言ってもそれじゃあ体に悪いから、ね?
>>755 ノア
それはネズミちゃん次第ッス。ノアさんも知っての通り…うちの寮は喧嘩っ早い奴が多いから。下手に煽らず、お行儀よぉくしてれば獲物になることはないッスよ。
( 以前抱き上げた時は軽い、という感想しか浮かばなかったが、今回はそこから更に新たな発見があった。魔法の有無と関係なしに、不便そうで脆弱な人間という種族、その中でも女性という生き物はいっとう脆いんだな、と。自国の女性達はみな心身共に強く、逞しい者が多いため赤く腫れた足首を見てなおのことそう思い。少しの間、不思議そうな眼差しを向けていたがやがてポツリと落とされた心配事にいつもの調子を取り戻し。歪につり上がった唇に“ しーっ ”と人差し指を当てがったのなら早速、彼女を連れて無理のないペースで鏡の間へ。道中、荷台を見つけたが行き先を思えば本当に猛獣達の檻に運ばれる餌に見えかねないなぁ、なんて司書をちらり。 )
>>756 ミシェル
このくらいヘーキヘーキ。…にしてもS.T.Y.Xの事件以降、立て直したって聞いてたけど、めちゃくちゃ豪華になってんじゃないスか。
( 情報を提供してもらえればそれで御の字だったのに、案内までしてくれるなんて。手を引かれるがまま連れて来られた場所は自分もよぉく知っている場所で。オンボロ寮と名がつく建物ではあるが、監督生がやって来て以降、ホーンテッドハウスと呼ぶに相応しい不気味な雰囲気はすっかり取り払われ、来客も増えているらしい。さらに整理整頓された室内はそのままに豪華さまでプラスされた部屋を見て、驚いてしまいつい周りをキョロキョロ。「…おや、今日はグリム君居ないんスね?」─といつもだったらソファにふんぞり返ってそうな灰色の毛玉が今日は、どこにも見当たらず。彼が言うには子分らしい彼女に居場所を訊ねるように振り返り。)
>ノア
言ってほしかったとは、それは悪いことをしたなァ?可愛いところもあるんだな、お嬢さん。
(顔色が変わった相手の視線を辿れば、アーチ状の大きな窓から青空が見える。嗚呼そうか。司書は空の青さも満足に見られていないのかもしれない。再び目を向ければ、パチリと目が合う。どうやら思考から帰って来たらしい。からかい混じりに掛けられた言葉に、唇の端の浮かんだ笑みが嘲るような陰りを浮かべた。と思えば、今度はどこぞの熱砂の国の付き人のように愛想のいい笑みを貼り付ける。恐ろしく薄っぺらい言葉のようだが、普段飄々とした相手のこの反応はジョークといえど面白いと思えるので一応は本心だ。しかもヘアオイルくらいはつけてくれるらしい。現国王である兄と血を感じさせる撫でるような微笑みは、正しく生意気な王様にふさわしいだろう。それから、珍しく、本当に珍しく誘いの言葉を掛けた)
――大海、見に行くか?
>ミッシェル
その呼び方はやめろ。あー、一理あるが……まぁいい。俺の国か。手っ取り早いのは現地の男と結婚することだな。
(聞いたことがある呼称に思わず眉を顰める。一瞬脳裏に丸い耳のチビが出てきたが、振り払うように頭を緩慢に振る。傷ひとつない手を見てありとあらゆる手段を欲する相手の歪さを感じ、顔を顰めたままで。と、なれば。おおよそ手当たり次第に声を掛けているであろう少女に、それってもしやとんでもなく面倒なことに巻き込まれる可能性があるのでは?と、口を一度閉ざす。なんたって欲しいものは欲しいとアピールタイプばかりなのだ。ハッキリ言えば面倒くさい人間の集まりであるここで、自分の祖国に永住したいと言われたら……考えるだけで身震いする。ドン引きした目で見ながらも、わざわざ忠告だなんて砂を掛けて虎の尾を踏む必要はないので考えることをやめた。まぁ……頑張れよ。と、他人事として片付け、相手の求める答えを述べる。これもまたかなり強引なRTAのようなものではあるが)
>ラギー
( 曇り空のような目をした生徒は相変わらず生意気で、ただ──引き摺る度に鈍い痛みがやってくる足を可能な限り庇いながら進む道は長く面倒だろうに文句を言わないこの生徒に今噛み付くのはお門違いというやつなのだろう。内緒話をするように、あるいは口枷を着けるように、立てられた人差し指に倣うように・・・ネズミだなんて失礼なハイエナだと思いこそすれ、実際小生意気な司書を快く思わない生徒も多くいるだろうし、数だけ見れば海底の寮長より少ないに違いないが報復という名の元で危険な目に遭う可能性は十分にあるのだからいただけない。仕方がないから大人しくしているしかないか、と別の意味で冷や汗が滲みそうなことを思いながらの道中、ほんの一瞬生徒の瞳が資材運搬用の機材に向けられたことには気が付いたものの、なんてことは無いように不満を )
嫌ですよ、歩けますし──見世物じゃないんですから
>レオナ
( 生意気な──そう噛み付きたくなるのは性質的な問題で、もはや相手が王族だとか寮長だとか生徒だとか・・・己が司書であることすら些細なこと。青筋を立てるわけではないが、むすっと──それはもう、私一応怒っているのですが、納得いっていないのですが?と傍目からもわかるような真っ黒な気配を纏いながらも目だけは吸い込まれるようにエメラルドグリーンを見据えたまま。いつもの偉そうで高慢で、自信に満ち溢れた若者らしい煌めきを放つ笑みとは別の・・・どこか習ったものを複製したような笑みは似合わない。そう言おうとして、言葉が消えてしまった。差し出された言葉が、あまりにも、現実離れしていて、何よりもその提案に縋ろうとした己に一瞬でも気が付いて、驚いて──司書になった日のことを思い出した。目の前の王様の浮かべたやわらかい笑みを真似るように微笑みを作ったなら首を振り )
司書は泳げないし、空も飛べないんですよ王様──鴉が許してくれない、ので
>>760 ノア
なぁんも言ってないじゃないッスか。
( 4つ足でポジティブに考えれば馬車っぽいのに、荷台車は女王の好みではないらしい。ハイエナが言葉を発する前に、ボソッと──小さいながらも強固な意志が感じられる声が何だか可笑しくて、くつくつと喉を鳴らして笑い。───そうこうしているうちに鏡の間に到着して。相手を連れて闇の鏡を潜り抜けた先には、小さなサバンナが広がっていて。寒さとは無縁で、かといって暑すぎないカラッとした陽射しを受けつつ「さてと…ノアさんこっち向いて下さい」とここまで連れてきた責任もあり、一応軽く健康診断を。彼女の場合は急にゴキゲンになったら魔力酔いしている証っぽいがさてはて──。 )
>ラギー
( 何が面白いのか、言っておくがキミの考えていることくらい多少なり簡単に読み取れるのだから──などと、言ってやりたいことは山ほどあるけれど運んで貰っている身としては捨て置かれる方が余程困る。痛みに時折眉間に皺を寄せつつも辿り着いた鏡の間は、いつ来ても好きにはなれない気配が漂っていた。ポケットにしまわれたままの鍵が時折ぱちりと音を立てる。アルコールにでも酔ったかのように視界がぐにゃりと歪む感覚が平衡感覚を狂わせて自然と生徒の肩に掛けた手に力が籠る──久しぶりのサバナクローは初めて来た時から何も変わらない気候と目眩。座り込むことはしないものの、歩き出すには少しだけ時間が欲しい )
──お水、飲みたい
>ラギー
へぇ。じゃあ温室で育てたどっかの誰かさんの植物でも使うか?
(この光景を見れば多くの獣人が尻尾を巻いて逃げ出すだろう。邪悪な笑みを浮かべたライオン相手に、負けじと威勢よく突っかかってくる胆力があるハイエナ。その気概を買って傍に置いているところもある。が、所詮はライオンとハイエナ。レンガの家を吹き飛ばそうとする狼のように無意味なことだと示すようにフンと顎を上げる。ブルーグレーの目がジトッと見てくるのを、射抜くように見つめた。動物において目を見るというのは多くの場合威嚇行為に該当する。人間で言えば睨みつけている。に近いか。自分に歯向かう健気なハイエナに、受けて立ってやるよと犬歯を見せた。さも善意だという声色で、素晴らしく口が回るハイエナに目を細め彼の顔から地面に転がった袋に視線を移す。袋に押し込まれているマンドラゴラという、叫び声を聞くと最悪命を落とす危険な植物をちゃっかり手に入れている要領の良さ。その手腕を逆に利用してやろうと、袋の方に手を伸ばそうとして)
>ノア
お利口さん過ぎるのも鼻につくぜ。許可ならもぎ取っちまえば良い。
(相手の抗議などどこ吹く風。そんな可愛らしい反抗態度など、草原では生まれたての赤ん坊の威嚇程度だろう。喧嘩慣れもしていない、柔らかそうな白い肌を視界に捉えながら、見ないようにあえて借し出された本をペラペラと捲って見せた。相手の言葉を半分聞き流していれば、珍しく弱気な声が聞こえてきて捲る手を止めしっかりと相手の顔をエメラルドの瞳に映し込んで。どこかぎこちない仮面のような笑顔に、やはり慣れないことなんざやるもんじゃねぇなと、水面の波紋が収まってゆくように、引き上げた口元の筋肉が緩みもとの造形に戻す。しおらしいのは美徳でもあるが、荒くれ者達を束ねている自分からすれば大人しすぎる。言いなりになっているその様も気に食わない。そうして、悪魔の囁きのように、獰猛な肉食獣の唸り声のように、低い声で誘惑の言葉を口にした)
(/突然すみません。外に出そうとするかなと思いお話させていただいているのですが、司書さんの設定的に少し疑問がありまして。このスレの募集要項に話題の学園長もいらっしゃるので、学園長がやりたい方が出てきたらその方の一存で変わりそうだなと思い……。もし外に行くことが可能なのでしたら、一緒にお出かけなんかも素敵だなぁと思うのですが、現状どういう感じ?が理想なのかお教えくださると助かります)
>レオナ
良いのでしょうか──外に出ても
( 不意に本に注がれていた視線が鋭くこちらを捉えるものだから小さく肩が揺れる、けして生徒が怖いわけではないけれど──あるいは拒絶をしているわけでもない、ただ知らない陽の下に出て美しいものに仮に触れられたとしたなら、それはどんなに嬉しいだろうと──当然の事だと言ってのける王子様は多分きっとこれから先もそうして生きていくのだ。広くて狭い王宮の中で、己の規律で誰かをこっそりと救いながら・・・冷えきった指先が期待と不安で少しだけ震える。空を飛んでみたい、あと学園を空から見下ろしてみたいし、屋根の上にも登りたい、もし街に行けたなら本屋さんで新刊を手に取りたいし、甘いお菓子を買いに行きたい、美味しい紅茶屋さんがあるとも風の噂で聞いた。ゆっくりと伸ばして、本を捲るその手に触れ )
( / わー!ご質問ありがとうございます!結論から申しますと、バンバン連れ出していただけると非常に喜びます!この司書、一度読んだ本の内容は忘れないため禁書の中身を話せますし書けますし読めちゃう残念な娘です。魔法が使えないので禁書を読むことは容認されていますが、もし誰かが禁忌を犯そうと滅びた言語の禁書を読ませ内容を教えろと言えば、一国は滅ぼせそうです。そのため学園から出るには誰か一緒に出歩いてくれる人が必要・・・しかし今までそんな気前のいい人はおらず、といったところ。司書からしてみれば、己と仲良く学外へ行こうなんて物好きを見つけて許可を得て、万が一その相手の身に何かあったら申し訳ない──と思っており、叶わない願いだと思っているため、その言い訳に学園長を出すことで己の精神を守っていたりします。その実、原因は全て司書にあるため、今後参加希望をいただいた際にはケロッと・・・普通に外に出られるようになった司書として絡む形になるかと存じます )
>>762 ノア
───2つ、選択肢をやります。このままここで休むかオレに担がれるか…どっちがいい?
( 水、と聞いてマジカルペンを取り出すも自分の魔力が入ったソレは返って司書には毒か。この場で魔力の含んでいない水となると、すぐそこの水浴び場の水しかなく、使い物にならない。─少しの逡巡を得た後、指を2本立て口を開く。知らない匂いを嗅ぎつけてか、四方八方には好奇心を含んだ見張りの目がチラホラと見え隠れしており。他の獣人達にとって司書はよそ者で、人によっては憎き報復相手。ハイエナにとっての司書は人を食ったような態度を除けば良き取引相手のうちの1人。だから約束を反故にしない限り、彼女は大切なお客サマでセンセイ。丁寧にもてなすのは当然として、あまり血色の良くない顔を覗いて。 )
>>762 レオナ
ぜぇぇったいダメ!悪戯に人から物を搾取するのは良くないッスよ。
( 大きな褐色の手が不意に戦利品が入った袋に伸びると唸りはしないものの自然、尻尾がピーンと姿勢良く逆立ち。慌てて袋を腕の中へ避難させ。盗みを行ったことに対しての弁明よりも、物の守護を優先するあたり反省のはの字もないことは明白だろう。実際、悪いとは思っていないし。絶対に盗られまいと、明日あたりにはハイエナの手によって、ピカピカのマドルに変えられているであろうマンドラゴラをまるで大切な我が子のようにぎゅうっと抱きしめつつ、相手の近くに腰をおろし。「まあ、そんなに食いたいって言うなら500マドルでなら譲ってやってもいいけど…。」と相手が王族とあって、平然と詐欺価格で品物を売りつけようとして。 )
>ラギー
( 乗り物酔いの後のような、あるいは連続的に空から落ちる時の浮遊感のような──いくつか丁度いい比喩を探してみたところで納得のいく物に出会えることはなく、生徒に預けたままの手に力が籠る。短く息を吐くように視線を持ち上げたなら、灰色がかった瞳をその意図ごと読み解こうとするように見つめて──今危害を加えるつもりは最初からない、と判断。疑ってかかってしまうことを許して欲しい、生存本能というやつなのだと言い訳をしながら立てられた指に倣いこちらも2本指を立て──ここで倒れたら本が汚れる )
──キミに司書の身を預けます。重たい荷物でしょうが、お願いできますか
>ノア
ハッ、誰もお前を留めておく権限なんざねぇよ。
(ひやりとした指先が手の甲に伸ばされ、ピクリと耳が動く。男のそれとは違う、絹のような柔肌に相手が随分長いことこの箱庭に閉じこもってきたのだと想像した。ここから飛び出そうとする彼女が顔を上げ、光のない目が窓から差し込む光が反射しチョートゥー石のように輝いている。あの淀んだ目よりよほど良いと、僅かに震える手をしっかりと握る。まるでダンスパーティーにでも誘っているかのような紳士的な手付きで、彼女の手を自分の手のひらに乗せると、その動作とは反対にやや強引に手を引いた)
そうと決まれば早速許可取りに行くぞ。お前が やっぱりやめます。だなんて尻尾を巻いて逃げ出しちゃ面倒なんでな。
(/ご説明ありがとうございます!なるほど、ノアちゃんはそんな特殊技能があるんですね。学園長実装前後でコロッと変わっているノアちゃんも愛らしいですね。ではちょっと強引ですが、外の空気吸っていただこうかなと存じます)
>ラギー
お前が言える立場か?――不要だ。そして野菜の話もなしだ。
(でかい拒否の声に耳を後ろに向ける。元よりぶん取る演技だったので、ヒョイとかわされた袋に伸ばされた手をすんなりと引っ込め、顔を上げた。そうすれば大切に抱え込んだハイエナの姿に、呆れた目を向ける。法より何より明日自分が腹いっぱいになれることを大事とする目の前の男に、どの口が言ってんだ。とハッと息を吐いて。隣に移動した相手が、急にしおらしくなりやがったと思えば。どうやら心臓に冬毛が生えているらしい。側溝に落ちればハイエナがすぐさま飛び込みそうな500マドルなど、己にとっては端金。しかしやはりそれはそれ。実験に必要であれば温室で簡単に採れるそれをわざわざ買うほど、金を持て余していない。ピシャリと断れば、このハイエナあってこのボスあり。と要望をぬけぬけと捩じ込んだ)
>>766 ノア
…ん、オレの部屋になっちまうけどいい?
( 背に腹は変えられない、というヤツなのだろう。まるで腹の中を探るようにこちらを凝視していた司書からヘルプを受けると、コクンと小さく頭を振り。その場で腰を落とし、おんぶの姿勢を取れば『乗ってください。』と無言で目配せ。建物内は広しといえど、どこも住居者がおり、司書に提供出来る部屋はそう多くない。その中でも生徒がおらず、落ち着いて休憩が出来るであろう自室をまずは候補の1つとして提案してみることに。 )
>レオナ
──逃げやしませんよ。キミこそ途中で飽きたと捨てないでくださいね、そんなことをしたらサバナクローにマタタビを撒きますから
( 挑発的で自己中心的なようでいて、その実性根は性懲りも無く面倒見がいい王様なのかもしれない、そうでなければあの個性豊かな寮生たちから信頼を得ることも難しいだろう──社交界の経験は疎くドレスだって1着しか持っていないような司書だ、エスコートには値しないに違いないがさも当然のように取られた手に引かれるままにカウンターを抜け出す。ポケットの中に入れたままの鍵が抗議するように音を立てるが小さなこと。遠い昔に読んだ童話の中でお城を飛び出したお姫様はこんな気持ちだったのだろうか──もっとも、大体はそういうストーリーは悲劇になってしまうが、別に救いなんて端から求めていない。が、本当は少しだけ心の準備がしたいと、そんな時間はどうやら用意して貰えないらしい王子様を見上げ、不安で逃げ出したいのを堪えて重ねた手に喧嘩を売るように爪を立てる。図書館には他に生徒はいないらしい、鍵を閉めてCLOSEDの看板を出してしまえば、司書一人いなくなったところで誰も気が付かない )
( / ありがとうございます!ぜひ陽の光を浴びさせて健康的な生活(?)に導いてやってください・・・引き続きよろしくお願いします / 蹴 )
>ラギー
──はい、
( こちらがあまり言葉を発さないのもあるかもしれないが背中を向ける生徒に多少なり申し訳なさを覚えながら身体を預ける。己より身長は高いし種族も違う相手とはいえどちらかというと小柄な生徒だと思っていたものの──いつかも思ったことかもしれないが、こうしてみるとけして弱々しいわけではないのだと。体格も能力も、魔法すら対等に並べる物は何もない・・・強いて言えば口達者なことくらいだ。色々な選択肢を考えての提案だと理解しているからこそ大人しく頷いて、本だけはしっかりと持ち直し瞼を落とす。何年経っても魔法には憧れるばかりだ )
するかよ。言っておくが、マタタビ撒いたらお前らが面倒になるんだからな。
(嗚呼本当に仔猫だ。爪を立てられた手のひらは、しっかりとした皮膚に守られ薄ら痕を残すだけだ。――仔猫の方がまだ威力があるかもしれねぇな。そう心の中で小馬鹿にするようにはんっと吐息を漏らした。司書が扉にCLOSEの文字を彩ったところで、もう用は他にないだろうと未だに震える手をギュッと握り込む。何を怖がる必要があるのか。隣にいるのはこの俺だというのに。ほとほと理解できないが、女性を無下にする訳にもいかず。爪を剥き出しにした仔猫の手から手の甲が僅かに剥がれたところで、そのままズカズカと廊下を闊歩する。肩で風を切り、堂々とど真ん中を歩くライオンに連れられる司書はさながら誘拐か連行しているようにしか見えないだろう。その方が都合がいいと、普段より小さな歩幅で地を蹴った)
>>767 レオナ
でもレオナさぁんこの前、間食で出したハンバーグ、なかなか悪くなかったでしょう…?
( 買い物をする時ろくに商品の値札を見ない王子様でも無意味な出費は、避けたいらしい。──まあ予想の範囲内の返答だった為、そこまでガッカリ思わず肩をすくめる程度でその話は終わり。そして盗られないと分かった以上、戦利品はあぐらをかいた足の間にしまい。基本、気難しい人ではあるがこと野菜に関しては、いっとうこの王様は頑固になることも知っている。悪意を込めたお礼をピシャリと蹴り返されれば濁った空色の瞳を弓形に歪め、唐突に上記。──それは先日のお昼下がりの話。お城で出される物に味は劣れど、素人が作ったにしては美味しかったでしょう?と、嫌に甘さが含んだ猫撫で声で感想を問うて。 )
>>769 ノア
素直ッスね、いつもだったらこんな司書を部屋に招いて~みたいなこと言いそうなのに、
( 時間を追うごとに弱っている、ような気がする司書にそんなに気分が悪いのかな、なんて柄にもない事を思う反面、口から出てくるのは大人しくおぶられている彼女を揶揄う言葉。石と木で出来た扉を開けると、イボイノシシの貯金箱が自分達を出迎えてくれる。いつぶっ倒れても大丈夫なようにベッドに──とその前に、布団に乗った分厚い本の山を雑に片手で薙ぎ払い。司書からしたらいただけない行いだろうが、今回は大目に見て欲しい。出来たスペースに彼女を座らせると慣れたように。 )
水取ってくるけど、ついでに必要な物とかあります?
>レオナ
──他の寮生を巻き込むワケにもいきませんからね。朝6時にドラの音が鳴り響く目覚まし時計をキミのベッドの下に仕掛けるくらいにしてあげましょう、喜びたまえ
( 何の爪痕も残さないというのは文字通りこういうことを言うのかもしれない、嫌がらせを兼ねて強めに爪を立てたはずだと言うのにこうも易々と鼻で笑われてしまっては司書としても納得がいかない部分がある。閉館を示して、鍵をかけ──乗せていただけの手に、己より高い体温が重なったことに目を丸くしたのなら早足で引かれるままに背中を追う。時折擦れ違う生徒が戸惑った表情を浮かべ──何をしたんだあの司書は、とでも言いたげなそれに己は無実だと公言するほど余裕は無い。いくらかペースは配慮してくれているのだと理解していてもこちらは小走りだ。息切れも程々に、軽口とも恨み節とも取れる声色で嫌がらせの方向転換を告げながら長いズボンの裾で転ばないように足元に視線を落とし )
>ラギー
──お黙りなさいな、この体調で招待を無下にする程恩知らずではないつもりなのだけれど
( 扉が開く音に閉じていた瞼を持ち上げる、今の寮長の代になってからは初めてのサバナクロー──寮の中はある意味生徒の天下だから、己のような仮にも学園関係者が易々と足を踏み入れることの方が少ない訳だが。書物の落とされる音に僅かに肩を揺らし反応をしたものの、注意はせずに──後で本を綺麗にしてあげようと心に誓いつつベッドの上に大人しく下ろされるままに。己の持っている数冊の本も己の隣へ置き、問いかけに小さく首を振れば )
いえ──水だけで。お気遣いありがとうございます
>>772 ノア
( キッチンから飲料水を1つ持つと、廊下を進み。マドルに執着があるタイプではないし、たくさんの本も長年この世界にいる司書からしてみればきっと、役に立たない文字の集合体。自室に彼女の食指を動かすモノは無い、と断言出来るからこそ100%じゃないにせよ、それなりに安心して留守を任せられる。再び扉を開け戻ってくると無意識のうちにチラ──と貯金箱の位置を確認してしまったのは、守銭奴のクセ。冷えたペットボトルを布団に転がし。机の引き出しから救急箱を引っ張ってくれば。 )
…んで捻ったのどっちの足ッスか。そもそも捻挫?
>>771 ラギー
おいラギー。テメェまさか……。
(こういう媚びた声を出す時は、碌なことじゃないと相場は決まっている。相手の猫なで声に、嫌な予感が過ぎる。動物の勘というのは時に天災を察知出来るほど鋭いものだ。昼時に腹が減った。と相手をパシ……料理をするように命じたのは自分だ。ジャンキーなもの、安価なものを王宮で出るものと比べるほど無粋ではない。そのまま皿を受け取ったのを思い出す。確かに悪くはなかった。というか、不味かったらそもそも食べない。味を尋ねることが出来る、ということはつまり――。もう既に無駄によく回る頭が答えを出しているものの、言葉にはしたくなく。ニヤリとしたハイエナを睨みつけた)
>>772 ノア
喜ぶわけねぇだろ。そもそも獣人属っつーのは人間よりよっぽど耳が良い。俺の部屋は別荘でもねぇんだから、結局多くの奴らが飛び起きて迷惑するに変わりねぇよ。
(不服そうな司書も、ズンズンと前を行く己は気づくことなく。弾むような足音と、ハァハァとスパンの短い呼吸音を聞きながら、もう少しペースを落とす。あの手この手でどうにか自分に一矢報いようとする姿も相まって、なんとも健気ではないか。やれやれ。と、子どもに言い聞かせる親のような呆れた声色で、スパンと否定する。想像するだけでもやかましいと、口をへの字にしながら相手の案に却下を出した。そもそも許可を出す気は毛頭ないのだが。――そんな話をしていれば、お目当ての大きな扉の前に辿り着く。形式上のノックをして、返事がするかしないかのタイミングでとっとと開け放つ。優れた聴覚により、目当ての人物がいることは理解っていた。椅子に腰掛けたこの学園の長の小言もなんのその。怯むこと無く「コイツに外出許可を出せ」と交渉のテーブルにつくのだった)
>>774 レオナ
さあ…?レオナさんが何を考えてるのかオレにはさ~っぱりッスけど…シシシ、口に合ったのなら何よりッス!
( 先ほどまでの飄々とした佇まいはどこへら。ここにきて初めてニヤけ顔を崩し、こちらに鋭い眼光を寄越してくる王様の姿にハイエナは甘露、甘露と。胸がすく、とはこういう気分の事を指すのだろう──なぁんて1匹愉悦に浸る。短い尻尾も今の感情を示すようにゆぅらりと揺れており。相手が明言するのを避けているのを逆手に取り、自分は自分で察しの悪いハイエナのフリを。──ただ料理の感想を言うとしたら玉ねぎ以外にも隠し味を少々、その隠し味を隠蔽するために何時もより少しだけ手間がかかった。とだけ言っておこうか。食え食わないの押し問答を繰り広げずに済むのなら一工夫も惜しくない。今後もこの作戦は使えそうだ、なんて青く澄み渡った空を見上げるのだった。 )
>>775 ラギー
はぁ……セコイ真似が得意なことだ。そもそも玉ねぎも要らねぇんだが。
(意趣返しと、ライオンをおちょくってくるハイエナの図太いこと。ここでそうネタバラシをすれば、今後苦労するのは相手なんだが――ただただ目の前のごちそうに飛びつくのはなんともこのハイエナらしい。本日何度目かのため息をついて、髪を揺らす。他人なのだからそこまでして甲斐甲斐しく嫌いなものを食わせようとしなくて良いだろう。と思うのだが、そんな善意100%ではない。と、愉悦に歪むハイエナを見て再び顔を顰めさせ。どうせなら牛肉100%のほうが良い。と、最後の砦の玉ねぎまで拒否の意を示しながら、この攻防は自分が卒業するまで続くのだろうと辟易としたところで、ふと相手がよじ登ってきた塀を見上げた。そのだらしねぇ顔をとっととやめろという苦情も込めて、清々しく空を見上げている相手につっけんどんな言葉を掛けて)
お前、そういえば追われてるんじゃないのか?
>ラギー
──右足、少し捻っただけなので冷やして固定すれば歩けます
( 一人取り残された部屋の中をまじまじと見るのは不躾な気がして足先を見下ろす、靴に覆われた足先はいいとして長いズボンの裾から時折覗く足首が少なからずいつもより赤くなっているのを視認して──見なかったことにしようと視線を上げたなら、大人しく部屋の主の帰りを待つ。戻ってきた生徒はまずこちらの様子を見て、それからどうやら貯金箱らしい置物を見て・・・疑われたことを不快に思うことはないが、友人を部屋に呼ぶのも一苦労しそうな生徒だこと。転がされたペットボトルに手を伸ばし、キャップを捻りつつ聞かれた問いに答えたなら )
・・・水、ありがとうございます。先程も気を遣わせてしまいましたね
>レオナ
リズミカルなサンバにでもしましょうか──
( 少しだけ歩く速度を落としてくれた生徒にお礼こそ言わないが、息を整えるようにしながら置いていかれないように掴んだままの手に少し力を入れた。言われてみれば獣の耳を持っていようがいまいが、サバナクローの生徒は気配や音に敏感な生徒が多い印象がある・・・匂いも音にも敏感では生きにくそうにも思うが彼らは鈍感なこちらに対して同じことをきっと思うのだろう。背中から滲み出る不満感に何となしに満足感を覚えつつも、何の心の準備も結局出来ないまま──大きな手が叩いた扉は己が滅多に近付かない場所、返事も待たずに引かれて入ったそこは己がこの世界にやってきたその日から変わらない部屋。平然と己が言えなかった言葉を放つ生徒の背中側に少しだけ隠れたまま・・・様子を伺うように仮面の奥の月のような目を見上げ )
>>776 レオナ
玉ねぎ抜いちゃうとパッサパッサになって返って不味くなりますよ。
( 野菜嫌いな子供、と言うには可愛げに欠ける。それでも微塵切りにした玉ねぎにまで敵意を向ける彼はまるで世話の焼ける小さな子供のよう。やれやれと思う反面、気にかけてしまう要因でもあったりする。結論から言うと玉ねぎが無くても代用品があれば美味しくいただけてしまう───が、我らが王様にはこれからも健やかに学園生活を送ってもらいたいので、彼がこの嘘に気づくまで秘密にしておこう。険しい目と視線が合うとブンブンと、余計に尻尾の揺れが大きくなり。次なる問いには、相手がしてみせたようにやれやれと大袈裟に肩を竦めてみせ「どこかの誰かさんが後輩いじめにお熱な間に皆逃げちまったッスよ。」と。己の部下を問答無用で吹っ飛ばす姿を見たら、そりゃあ誰だって逃げたくもなる。そもそもここがライオンの縄張りである事は周知の事実なのだから近付く猛者は、そういない。 )
>>777 ノア
右足ね───っていっけね、湿布切らしてんの忘れてた。
( ベッドをソファー代わりにする相手の御前でスッと立て膝をついたのなら、怪我の具合を伺い。その流れで彼女が嫌じゃなければ手当ても請け負おうかと、革靴の先に軽く触れることで意思を確認し。もう片方の手で救急箱を漁り──?いくら手を動かしてもお目当ての物が掴めなかった為、不思議に思い目を動かしたところで漸く思い出した。今から倉庫に行くのは面倒だ。少しだけ思考を巡らせた後、手近にあった袋を手繰り寄せ。「少しだけお水わけて下さい。」と袋を向け。冷やす物が無いなら自作してしまえば良い。 )
>>757
>>ノアさん
うふふ、でしょう?
……あ、大丈夫ですよ。カラスの王様は私が説得しちゃいますからね。
( こちらの提案に快い返事をしてくれる彼女にぱっと嬉しそうに表情を綻ばせては、ふと思い出したかのようにこそこそと声のトーンを落としながら彼女や自分の王様…もとい保護者のような立ち位置のカラスの説得は任せろと言わんばかりに唇の前で人差し指を立てて。廊下に出ればやはりふわりと頬を撫でる風が少し冷ややかになったのがとても心地よい。早速とクッキーを開けようと此方に伺いを立てる彼女に「 もちろん、召し上がれ。 」とふわりと微笑めば自分も彼女から貰ったキャンディを1つ小さな口に入れて。じわりと口に広がる心地よいチープな甘味と口内を転がるキャンディのころんとした感触がなんとも楽しい。元の世界では食べた事ののなかったもののひとつであるキャンディに舌鼓を打ちながらミシェルは機嫌良さそうに笑って。)
>>758
>>ラギー先輩
ええ。なんてったってウルトラゴージャス寮ですもの。
( 彼の言葉にはた、と自分も改めて室内を見回しては彼の言うとおり確かに自分がこの学園にやってきた当初…ここがオンボロ寮の名に相応しいオンボロ具合だったのだが、VDCやS.T.Y.Xの1件で朽ち果てた廃墟のようだった客間や今迄突然温水が冷水になるようななんともアトラクションちっくなシャワー、雨の日は雨漏り用に設置したバケツたちだけで合唱会が行われていたようなこの寮もだいぶ見られるようになった。やはり最終的に物事を解決するのは金と魔法の力なのだ、自分がどんなに修繕を頑張っても結局はそれがいちばん手っ取り早買ったのでら今度からは遠慮そちらを頼ろうと心に決めたのは記憶に新しい。グリムが居ないと言う彼の問いに嗚呼、と思い出したかのようにふと声を出せば「 今日はエースたちのところにお泊まりみたいです。夜通しトランプするんですって、女王様に知れたら大変。 」と実に高校生らしい寮生活を楽しみに行った相棒のことを思ってはくすくすと笑って。残念ながら自分は女なので1人でお留守番なのだが、マァそれは彼らが自分のことを思ってくれているが故のことなので気にならないらしく。 )
>>759
>>レオナ先輩
結婚……。
( マァ確かに最も手っ取り早く確実な方法ではあるのだが、まさか彼からそんな意見を聞けると思わなかったのかきょとん、と不思議そうに瞳を丸めて。続けて告げられたやる気のない応援に嗚呼彼らしいと思わずくすくす笑ってしまえば、なんやかんや言って面倒見が良いのよねと決しては口に出さないもののぽつりと心の中で呟いて。エメラルドグリーンの射抜かれそうな瞳が閉じているのを無理やり起こしても結局は何かしらの意見(たとえ投げやりだとしても)をくれるのだから。ミシェルはふむ、と満足そうに笑えば「 お婿さん探しをしなきゃですわね。幸い此処は名門校ですもの。 」と考えうる中で彼が1番面倒だと思うであろう答えをサラリと口にしては先生にサバナクローの方の名簿でも戴こうかしらとまるで悪戯の作戦を立てている子供みたいに笑って。 )
>ラギー
──私、自分で、
( 道具を取りに歩かせたり水を持って来てもらったり、サバナクローまで運んでもらった上に部屋までお借りしておいて手当てまで頼むつもりは無かったが故に目の前で膝を折った生徒に多少なり慌てたようにペットボトルの中身を傾けようとしていた手を止めて制止の声を上げる。何よりこの部屋に入る姿を他の寮生にも見られている以上、殊更この生徒をこき使っている印象を持たれるのも立場上どうかと思うのだ──向けられた袋に開けたままのペットボトルを傾けて冷たい水を注ぎながら、そっと右足をハイエナから遠ざけるように引き )
道具も水も、貰った分は現物にマドルを上乗せして返しますから
>ミシェル
頼りがいがありますこと──あ、美味しい。これはナッツかな
( 悪戯好きな妖精のようにふわふわと笑いながら存外遠慮のない言葉を吐くこの生徒、淑女なのか乙女なのかあるいは少女なのか無邪気な様からはどれにも当てはまるようで釣られて笑みをこぼしつつ──開けた封の中から無作為に取り出した1枚を口に放り込めば、さくほろっと食べやすい味と食感。満足気に目元を緩ませ、吹き抜ける風に髪を揺らしながら同じく機嫌が良さそうな生徒を見遣り。良くも悪くも強かなこの生徒は目立つ、共にいると己まで目立ってしまうのが玉に瑕だが廊下であるならば些細な問題だ。次は何味にしようかと袋の中に再び指先を差し込み )
>>777 ノア
(相手の新たな提案を聞かなかったことにして、握った手を離す。後ろで扉が閉まる音がしたからだ。今手を話してもウサギのように逃げ出す心配はないだろう。ライオンの影に隠れている草食動物に特に言及せず、表情の読めない男と何度か言葉を交わした。――結論から言えば、交渉は成立した。まさかこの俺が、何の策なしに飛び込む訳もない。面倒事は御免だと言いたげに渋る学園長を、成人女性が外に出たことがないという話が触れ回れば、お前の立場が悪く言われるぞ。だのなんだの半ば脅しまがいなことを混ぜつつと口八丁手八丁で丸め込んだあと、自分が一緒に行くと言えば仲良しと全身の毛が逆立ちそうなことを言われ、気色悪い事言うな。と、口元を歪めた。自分という最後のカードを投げれば、案外簡単に交渉は終わる。も、ただの善意100%でこのレオナ・キングスカラーが動く訳もない。――さて、この俺が同行してやるんだ。当然見返りが必要だろ?と鋭い牙を剥き出しにして笑った。その笑顔の邪悪さたるや。司書の外出許可よりも本腰入れてない?と言われそうなほど達者な口ぶりで、自分の待遇の改善の条件を相手に呑ませる。その様は広大な草原で狩りをする食物連鎖の頂点に位置するまさしくライオンであった。後ろに控えている司書が口を挟むのを躊躇っているのを良いことに、交渉が終わればもうここには用はない。と部屋を出ようとし)
――交渉成立だ。行くぞ、草食動物。
>>778 ラギー
ああ?玉ねぎに粘性があるわけねぇだろ。チーズでも入れておけよ。
(王族の自分には到底クッキングのクの字も知らないが、植物の特性形状くらいは知っている。甲斐甲斐しい相手の気遣いも容赦なくぶん投げ、動物性に動物性を掛け合わせた提案と共に不満そうに顎をしゃくった。耳を動かせば、遠ざかる足音。相手の返答はまさしく尤もな言い分だった。しかし何度もこんな目に遭っては堪らない。相手も砂にされたくはないだろう。何より自分のテリトリーである温室は昼寝に最適な場所なのだ。ブルーグレーの大きな目を岩壁を貫くような目で見下げた。ブッキングする読みの甘さ、利用する場所、聞きかじった情報だけで改善点は山のようにある。が、このハイエナのボスというだけあって違法行為についての言及はせず、淡々と相手のダメ出しを行い)
そもそもテメェはいつもいつも詰めが甘いんだよ。
>>789 ミシェル
――……精々群れを引っ掻き回すようなことはするなよ。
(各寮長に“お約束”をして回っているらしいこの少女ならば、適当な獣人属をたらし込むくらい訳もないだろう。が、どうせそんな浅慮なすることをこの少女がする訳もない。わざわざ男のケツを追いかけるなんざするくらいならば、熱砂の国の大富豪なり、お人好しの薔薇の国のお友達共なり何なりに声を掛けたほうがよっぽど効率的なのはスラムのガキでもわかること。冗談めかして言う女の意図を無視して、そのまま適当に放り投げた。自分の取り巻く環境が変わらなければ良い。が己のスタンスだ。面倒事に首を突っ込むのだけは御免だ。と、言い聞かせるような視線を飛ばした後、再び眠りにつこうと瞼を伏せて)
>レオナ
( リボンの結び目が解ける様に手が離れて、咄嗟に部屋の扉に視線を移すがここまでしてもらっておきながら逃げ出すことは仮にも司書のプライドが許さなかった。大きな背中に隠れたまま事の成り行きを眺めていれば、個人的に最大の問題であった共に出掛けてくれる相手を易々とクリアして見せたライオンに目が丸くなる──ついでにのませた無理難題の数々、己と出掛ける対価を己に要求しないところが計算高いと思うが実際司書がこの王子様に渡せるものなど何も無いのだ。外出許可証代わりに渡されたのは監督生の相棒モンスターが着けているような宝石とリボン、首輪かと問うことはしないものの何かあっても追跡できるようにはなっているに違いない。堂々と身を翻して部屋を出ていく生徒に、慌てて学園長に頭を下げれば後を追うように元来た廊下に戻り・・・背後でしまった扉の気配にそれを握りしめたまま脚の力が抜けたのか座り込む )
レオナさん──安心したら嬉しくて力が抜けました。少しだけ待って、
>>779 ミシェル
シシシ、3人とも明日はハートの首輪をつけて登校してきそうッスね。───それにしてもグリムくん、元気になったみたいで良かったッス
( 夜通しトランプ大会だなんて明日の授業がしんどくなりそうなワードを聞けばなるほど、なんて再度室内に目をやり。いつもより部屋が寂しく、そして綺麗なのはトラブルメーカーの相棒が不在だからか。『元気』なんて言葉が口からこぼれたのは、ここ最近の彼の様子にある。腰に手をあて、記憶を思い返すように1度瞬きをして。───それは先日のお昼休みのこと、1匹で学内を彷徨く彼を見かけたが、その様子はいつもと違っていて。ブツブツと独り言を呟きながら何かに取り憑かれたように、植木鉢やら石をひっくり返してまわっていた。いつもの悪戯と言うにはあまりにも必死な形相で一瞬、声を掛けるのを躊躇ってしまった───しかし、元気に出かけたと言うのなら『探し物』はもう見つかったのかもしれない。思考顔からへらりと表情を崩せば彼の相棒である彼女には良かったと。 )
>>780 ノア
ノアさん司書の仕事だけじゃ飽き足らずついに教員の資格まで…?
( 自分としてはただバイト代の範囲内での仕事をやっているだけ。故に慌てて足を引っ込められると不思議そうにこて、と珍しく無垢な仕草を見せ。ただ悪趣味な生徒が多く在籍するこの学園、ハイエナも例に漏れずしおらしい司書を見るといつも通りハイライトの消えた瞳を弓形に歪め。──それは魔法を恐れ、しかし誰よりもソレに焦がれている彼女からしてみれば最大級の皮肉と言っていいだろう。己から仕事を取り上げた彼女に、手本を見せてくれるのだろうと曲解し。水が程よく溜まったビニール袋を白い手に握らせてやれば。 )
──記念すべき最初の授業は、水を氷に変える魔法を教えて欲しいな、
>>781 レオナ
はあ…レオナさんのお家のコックさんは、大変そうッスねぇ。
( 玉ねぎを無くせと言った次はチーズを入れろと──今度、次期国王様に相談してみようか。お宅のおじたんがなかなか野菜を食べてくれないって──などと、呆れ顔の向こう側で密かに計画を練っていたら仕返しとばかりに受けた手厳しい指摘に、あっけない天下は終わりを告げ。丸い耳をぺたりと力なく寝かせ、先までのお喋りな口はどこへやらへの字に唇を曲げる。己がそこまで優れているとは思わないけど、それでも「毎回って…そりゃあ失敗することはあるけど、そこまで大きなヘマはやらかした事ないッスよ!」タコの商人から契約書を盗んできた時然り、妖精女王から魔法石を奪い返した時然り、大事な仕事ではそこそこの戦果をあげていると自負している。 )
>>782 ノア
あ?……おいおい。これくらいでへたりこんでたら、街に下りた時が思いやられるな。
(呼び止められて振り返れば、視界に相手の姿は見えず。は?と思わず顎を引けば、床にへたりこんでいるではないか。思わずギョッと目を見開き、先に行こうとした足を引っ込める。相手の顔を覗き込もうとして、手に持っている首輪を見て眉をつり上げる。素晴らしいご趣味をお持ちのようだ。自分がする訳でもないので、何も言うこともないが。相手を待とうとして、廊下奥から微かに聞こえる賑やかな声。このまま放っておけば、どう見てもこの司書をボコボコにしただの泣かせただの自分が言われる始末になるだろう。そういう立場はカラスだけで十分だ。軽口を叩きながら、無音のため息をつく。その小さな体を俵担ぎにしようとして、一瞬手が止まる。相手はブッカブカの男子制服を着用しているものの、女性だ。仕方なく膝裏に腕を回し、背中に手を添える。所謂お姫様抱っことやらの形で、軽々と司書を持ち上げようとし)
>>783 ラギー
コックも王族に料理が作れて光栄だろうよ。
(呆れ眼の相手の言葉に、ゴマをするだけの人々を思い出す。王宮に関われるということは名誉だ。継承権から遠い自分にすら形だけは取り繕う輩を思い出して、フンと唇の片端を弓なりに曲げて蔑むように笑う。実際苦労しているだろうが自分にはどうでも良いこと。注文に応えることがコックの仕事だし、それ相応の給与だって貰っているのだから。皮肉たっぷりの言葉を舌に乗せたまま、相手の抗議を聞いて一瞥。ラギーは働き者だが、自分の利益重視だ。そこが長所であり、短所でもある。仮に相手が重大なミスを犯している場合、自分は速攻彼に見切りをつけているだろう。当然のことを言うな。と、片手の平をひらりと空に向けた)
随分と初歩的なことを言う。お前がもし大きなヘマをしているなら、とっくにこの場にいないだろうな。
>ラギー
──キミってイイ性格してる
( こちらを見上げる目が歪んで、これは意地悪なことを言う前フリだと分かっていて──渡された袋の中の水を氷に変えることなどできやしない、そんなことが出来たなら夏場はアイスティーに困らないに違いないのだ。袋は押し返すように生徒へ差し出したまま革靴に片手を伸ばし、紐を解く。柔軟性のある素材では無いから踵から抜く時に少々患部が痛んだものの、脱いだ靴を床に置いたならそれはもうこの世界の不平不満を凝縮したかのような苦い表情で生徒のことを見下ろして遠ざけていた脚を少しだけ生徒側へと寄せる。じんじんと熱を持ったそこは人より少しばかり冷たい肌の中で唯一熱を持っているようで幽霊のような司書が生きている証にもなるだろうが )
・・・仕方が無いので任せて差し上げますよ。後学のために感謝してください
>レオナ
( 緊張していたのかもしれないし一気に気が抜けたのかもしれないし、何にせよ緑色の2つの光が近付いて見上げていた司書の目に反射する。遊びの延長線上かもしれないが、この獅子が自由をくれたのだと思えばこそ嫌味は飲み込んだ。いつかの未来で自国という檻に帰るはずの王子様が、気紛れに手にかけた小さな魔力を持たない存在は──広い世界を知って、今の図書館を狭く思いながら次の外出を待ち焦がれるようになるのだろう。いつまでもここで座り込んでいるわけにもいかないと脚に力を入れようとしたところで、伸びてきた腕に日頃の癖か咄嗟に身を固くするが・・・少し悩むように揺れた手が何てことは無いようにこの身を持ち上げると流石に慌てた )
キミ!?少し待ってくれたなら歩けるから、あるいは手を引いてくれるだけで十二分に動けるから──
>>786 ノア
人が来る。情けねぇ姿を見られたくねぇなら、大人しくするんだな。
(腕の中で身を捩る相手に、再びピクリと耳を動かした。人がすぐそこまで来ている。それを聞き取り、相手の制止を無視してつかつかと歩き始めた。丁度持ち上げて角を曲がるところで、後ろから来た生徒達の姿がチラリと見えた。幸い、腕に抱えた司書の姿を認識されなかったらしく、不快な音を聞くことはなかった。人のいない道を選びながら進んだ廊下の先でようやく相手を下ろす。その際、ブカブカの制服に、ああそうだ。と声を掛けながら、廊下の先にある施設を見た。相手が本来いる筈だった図書館まではすぐだ)
出かける時は、俺の隣に立てる服で来いよ。
>レオナ
( 病院を嫌がる猫を窘めるような態度と強引さ、移り始めた周りの景色にこのまま下手に暴れて落とされでもしたら怪我をすると不平不満を飲み込むようにして生徒の腕の中で頬を膨らませて抗議をするだけに留めた。第一、へそを曲げられてお出かけがおじゃんになってしまったらそれはそれで嫌なのだ。誰も何もいないらしい廊下には悠々と闊歩するこの生徒1人分の足音だけが響いていて、図書館の影が見え始めた頃でそっと足先が地面へと着く──硬質な革靴の音が1人分、思い出したかのように響いてようやく現実味が増した・・・ついでに、降ってきた言葉に余計な現実を思い出させられた。王族の隣に並べる服で来い?この一介の司書に何て無理難題を言うのかと──思ったが、どうしたって目立つ相手だ、迷惑はかけられない。結果的にチープなヴィランの捨て台詞のようなものを吐いて小走りに図書館へ )
──・・・司書がエスコートに見合うレディだと証明してやりますから、尻尾でも毛繕いして待っていてください!
>>788 ノア
そりゃあ楽しみだな。
(三下のセリフを吠えながら走り去っていく司書に、空っぽになった腕を見る。その姿は野生に帰る保護動物のように見えて、フッと堪えきれない空気が肺から溢れ出した。仔猫の後ろ姿を見ながら、吐き捨てられた言葉を思い返す。そもそもあの司書のプライベートの服を見たことがない自分にとって、楽しい余興程度にはなりそうだ。恐らく聞こえていないであろう司書に、悪魔的とも言えるかもしれない笑みを浮かべた)
>>780 ノアさん
ナッツはね、小さなものではなく大きなものを割って入れているから食感や香りが強いんです。
( ころん、とキャンディを器用に口の中で転がしつつ─── お行儀が悪いのはさておき─── 彼女の言葉にぱっと微笑めば言わなければきっと他の人には分からないであろう自分なりの拘りを彼女へと伝えながら、彼女のその表情で味が彼女好みだったかどうかは十二分に伝わっているらしく上機嫌そうにほわほわと雰囲気をやわらげて。ふわりと頬を撫でる涼やかな風と、それから生徒たちの楽しそうな声にふと其方へ目線を向ければまるで夏の太陽のように眩しい笑顔を散らしながら廊下でじゃれている生徒たち。自分の元の世界ではこういった学園こそあったものの、上流階級の出である自分たちのクラスの男子生徒はここまで年相応にはしゃいでいることは無かったなと思い返せば「 ね、ノアさんは学生時代どんな子だったの? 」と、特に深い意味の無い雑談として隣でクッキーを楽しんでいた彼女に話を振って。なんとなく今と変わらないようなイメージがあるけれど、意外とやんちゃだったのかしら。なんて考えながらも宝石のような双眸は好奇心が抑えられないと言わんばかりに輝いていて。 )
>>781 レオナ先輩
うふふ、王様のしっぽを踏むような真似は致しませんわ。
( 巻き込むなよ、というような意味がたっぷり込められたエメラルドグリーンの視線を受けてなおにっこりいけしゃあしゃあと上記を返しては、そのまま瞼を伏せてしまった美丈夫にこれ以上追求してはそれこそ喉仏に噛み付かれかねないと引き際を見極めては、マァ聞きたいことは聞けたからいいかと自身も立ち上がろうとして─── それから「あ。」とぽつりと思い出したかのようにぴたりと動きを止めて。再び船を漕ぎだそうとしている彼に改めて向き直れば「 そういえばレオナ先輩、クルーウェル先生が血眼でレオナ先輩を探していらっしゃいましたよ。もうすぐ此方にいらっしゃるんじゃないかしら。 」と彼を探していたもうひとつの理由をやっと思い出したそうで、自身の頬にそっと手を添えながら教室から部室、それから此処を探すと息を巻いていたモデル然とした教師の浮き出た額の血管を思い出しつつも此処に居たら捕まるのでは?とにっこり微笑み。 )
>>783 ラギー先輩
、……元気になって、?
( 折角のお客人に紅茶でも…とキッチンに向かっていたさ中、彼の口からふと気になる単語が出たことにぴたりとその足を止めては怪訝そうに眉を顰めながらその単語をぽつりとオウム返しして。〝元気になってよかった〟という単語は世間一般的には〝普段と違う行動を取っていた者が普段通りに戻った〟ときに使われる単語である。グリムはミシェルが見ていた限り一緒にいる時は特段いつもと違う様子は無かったのだが、彼はグリムの普段と違う一面を見たのだろうか。自分のもやりと広がった霧とは裏腹に、良かったと表情を崩す彼になるべく違和感を持たせないようにいつも通りにっこりと淑女の面を被れば「 グリムの元気が無かった時があったんです? 」と彼にソファへ座るように勧めたあとに改めてキッチンで紅茶を淹れつつ、それから昨日作ったカップケーキとクッキーを皿に乗せて簡易なお茶菓子にすればこてりと艶やかなブロンドを揺らしながら首を傾げて。 )
>>784 レオナ
確かにアンタには超助けられてますけど───それはこの学園での話?それとも故郷での話ッスか?
( 部下の仕事を褒めるどころか相変わらず手厳しい鞭ばかり。もう少し飴をくれても──なんて思っていたところで淡々と告げられた言葉に、ぐにゃりと困ったように、或いは皮肉を謳うように顔が歪む。確かに一歩学園の外を出れば己の死亡確率は一気に跳ね上がる、餓死に病死、あるいは違法行為を働けば最悪殺されるだろうし、己の人生は常に死と隣り合わせにある。そんなことは子供の頃から骨身に染みている──対して学園はどうだろう?一文無しでも飯を分けてくれる友達はいるし、果物や畑もあるから食にはあまり困らなそうだ。働き先も然り。もし仮に王様から役立たずの烙印を押されても何も彼だけが頼みの綱ではない。この学園にはスラムの仕事よりも時給の良い働き口が他にも沢山ある。綺麗な緑色の目はお高い宝石のようで己とは大違い。)
───オレはレオナさんに捨てられたくらいじゃくたばりませんよ。
>>785 ノア
お口にチャックした方が身の為ッスよ。じゃないとうっかり手が滑って氷像を作っちまいそう
( 随分とふてぶてしいシンデレラも居たものだ。上から目線の物言いと裏腹に、おず、と控えめに差し出された足を一瞥した後、彼女の手ごと袋を包み自身の魔力を通す。すると霜が散ったかと思えば、瞬きの間に液体はヒンヤリとした個体へとその姿を変え、擬似的でも魔法を行使する感覚を味わえたことだろう。とはいえ出来た氷はそこそこ大きく、小さなサイコロ型にはならなかった。こういう辺りはまだまだ2年の下っ端で、技術と想像力不足と言えるだろう。やや不満気に袋の中を見ながら、ちゃっかり司書に責任転換し。)
あーあ…ノアさんがちょっかい掛けるから失敗しちゃったじゃないスかぁ。
>レオナ
( 図書館に駆け戻り、扉はCLOSEの看板を掛けたまま受け付けの前を素通りし奥の方へと早足で進んでいく──慣れた手つきで鍵を開けた場所は己の為の言わば職員室でありプライベートスペースだ。服は・・・レディと言っても女性らしい服はワンピースくらいしかと思い止めたのは一国の王子と粧した学園関係者なんて見る人が見たら気分のいいものでは無いかもしれないと考えたからで──女性らしい格好は避けよう、と過去に卒業した生徒から貰った細身の黒いパンツに大きなサイズのパーカーを着る。鞄だけは肩掛けにしたが、足元は厚底のスニーカーにして・・・髪の毛は適当に括ってしまえば性別も年齢も身分もそこまでは気にならないはずだ。財布を持ち、首に渡されたリボンを巻けば・・・ボーイッシュな女の子、あるいは女の子みたいな男の子、NRCから出てきたとなれば後者に見えるはず。誰もいない図書館の鍵を再度しめ、元来た道を駆け戻り── )
──お、お待たせしました!
>ミシェル
なるほど──学生時代?
( もぐ、と次のクッキーはプレーンだった──甘さは控えめなものの素材の味のいきたソレは食べていてそこまで罪悪感と言うやつがないのだから精神的な面でも健康にいいに違いない。もそもそとクッキーを食べ進めていれば、宝石のような目が何か眩しいものを見るように廊下のあちらこちらへと注がれていることに気が付き自然と己の目もそちらへ──青春といえばそれまでの、一時だけのモラトリアム、大人が子供に贈る唯一の贅沢品である学びと自由な時間──謳歌する姿を、同じ学生であるはずのこの生徒が眩しそうに見る理由を少なからず生徒の情報をある程度は把握している司書は知っている。その好奇心に濡れた瞳がこちらに注がれてしまえば肩を竦めてみせて )
さあ?随分と昔のことだからもう忘れてしまいましたよ──でも、本ばかり読んでいたから今と変わらないかも
>ラギー
( 氷像って──差し出した袋ごと己の手を包んだ体温が手の甲の方を温めて一方で掌に触れたままの水が一際冷たく感じる。指先を緩めるより先に、何かが手の中を通るように・・・いうならば、無理矢理身体の中に異物を通された時のような感覚が走り抜けていき、袋の中からより一層の冷気が立つ。ごろ、と袋の中で冷えきったその水は己1人では用意ができず何てことはないようにやってのけたこの生徒はどんなに生意気な子供だろうと魔法士のタマゴであることに変わりない。減らず口を咎めるよりも先に口をついてでた言葉は随分と間抜けな響きすら伴っていたが )
──失敗?これが?こんなことも出来てしまうならアイスを溶かさずに最後まで食べ切ることだって訳ないだろうし・・・キミは凄いね
>>790 ミシェル
元気じゃないっつうか──グリムくんにしては、近づきづらい空気を放ってたから。
( ふかふかで座り心地の良いソファーにゆったり腰掛け。獣人は人間が思っている以上に勘が鋭い、キッチンから戻ってきた監督生はいつもと何ら変わらない。フワフワとした───されど、その中に隠しきれないほど極小の不安が肌を刺せば、カメラのレンズのようにきゅっと瞳孔が細くなる。彼女の様子から雲行きが怪しくなってきたことと、己の持つ情報の有用性を感じて。自分には持っていても仕方のない情報、だからあげる代わりにコレを下さいと、カップケーキに手を伸ばしチラリと目配せ。それから彼が弱っているように評したのは語弊だった。あの時彼から感じたのは、焦燥感と──殺意にも近い苛立ちの感情。しかしキッチンでの独り言から察するに彼女は、相棒の異変に心当たりが無さそうだ。 )
>>792 ノア
金持ちなんだから、冷房ガンガンつけた部屋で食べればいいじゃない
( これが実践魔法のテストだったら100点満点にはほど遠い。そんな出来の氷にもこの司書は、生徒をベタ褒めする。でも彼女が凄いと目を輝かす技だって、なにも実現不可能な御業ではない。冷凍庫には全く同じ機能がついているし、火だってコンロを使えば簡単につく。箒なんぞ使わなくたって化学が発達した今の時代、空を飛ぶことだって不可能ではない。どれも魔力を消費せず魔法士の身には優しいという点は、大きな利点だ。氷袋はそのまま持っててもらうことにして、包帯を取り出したのなら異世界からやって来た先生に言ってみる。 )
───オレ、前に監督生くんから故郷の話を聞いたことあるんスけど、そこまで不便そうには思わなかったんスよね、
>ラギー
暑っつい陽の下で食べるから気持ちいいんでしょ──
( 不便かどうかと問われれば不便ではなかった世界のことを思うように少しだけ遠い目をしてから、今の生活と向き直る──冷暖房を妖精が管理してくれる今も空を飛ぶのに鉄の塊を使う元の世界も生活に関わる利便性を思えば大差はないかもしれないが・・・必要な時に必要なものが手に入りにくかったのは明らかに元の世界だ、たとえば雨に降られたあとで乾かすには時間がかかるわけだし。預けられた氷を患部に当てながら、少し考えるように首を傾けたのはお互いに無い物ねだりなのかもしれないと漠然な感想すら抱いたからだが )
まあ──元の世界の便利な道具たちは魔法が使えない人間が必死に生み出したものだから、学ぶことで道具無しで使えるという魔法に憧れるのは道理ですよ
>>794 ノア
手ぶらでは流石に魔法は使えないって。その為のマジカルペンッス。
( この司書の場合は、魔法の利便性に加えてファンタジックな力そのものに憧れていそうだ、と密かに思い。わざわざ手で包帯を巻いているのもブロッドの排出を抑えているからこそで、勉強さえすればぽこじゃか使える最強の能力と思われるのは、魔法士にとって顔を顰めてしまう案件───と、彼女の発言から偶然にもとある1つの魔法分野の存在を思い出した。──それを身につければ彼女は彼女の長年の願いを簡単に叶えられるのに、思えばどうして実行しないのか。教科書に使える資料も図書館にたくさんあるだろうに。包帯にパチンと留め具を止め、解けないかを確認したのなら顔を上げて。 )
ノアさんの中での魔法の定義ってどうなってんのか分かんないスけど、一応『魔力を使わずに使える魔法』はありますよ。
>ラギー
マジカルペンは道具というか──ああ、存在くらいは読んだことがありますよ
( 司書になって何年経ったかは最早覚えていないが、少なからず宝石のようなそれを真っ黒に汚した魔法士を見てきた──対価交換と言うと聞こえはいいが、元の世界でお金を払って得ていたそれがこちらでは別のものに置き換わる道理ということだ。丁寧に巻かれた包帯から曇りの日の空のような目がこちらを見据えたのなら、己の足を引き寄せるように持ち上げて細く息を吐く。魔法には憧れる、使えたら便利だろうと思うし羨ましいと思うが──わかっている、これは無い物ねだりとテセウスの船理論の延長線上であって生徒にも己にも正解は無い )
魔法はこちらの世界に一生いると決まれば手を出すが、今はまだ元の世界に帰るつもりでいるから──不便なことは多いけれど、このままでいいとも思うのですよ
>>792 ノアさん
まあ。勉学に勤しんでいたのね。すてき。
( 本ばかり読んでいた、という彼女の言葉に実にそれが想像しやすくてくすくすと笑ってしまえば肩を竦めてみせる彼女を見てそれだからこんなにも一癖も二癖もある生徒しかいない学園で司書を務めあげられているのだな、と改めて実感し。知識というものは時に魔法よりも強力な武器になる。……あとこの場に慣れる年月だって。もしも、元の世界に帰れる方法が分からずにこの世界で生きていくとなったら。厭、今のところそれが一番可能性としては高いのだろう。ミシェルはにこり、と微笑めば「 私も帰れなくなってしまったらこの学園で雇って頂こうかしら。異世界人に他の世界への永住権が下りるかどうか、調べても出てこないもの。 」と若干呆れ気味に肩を竦めて苦笑いを漏らせば、もう二度と元の世界でのように豪華絢爛生活をすることは出来ないけれどここでの慎ましやかな暮らしも悪くない、と。 )
>>793 ラギー先輩
お気に召したのならいくらでも。
─── そうね。そういえばドーナツを作る材料もございますわ。
( 何かを得るには対価を支払わなければならない。オクタヴィネルでなくともそんなことはこの学園に居るものならば痛いほど心身に染み付いているはずだ。こちらに目配せをおくる彼の空色の視線を受けてにこりと微笑めば、さらに交渉材料になりうるカードを切って。そういえば最近夜中にグリムがガサゴソと階段を降りる音がしていたが、てっきり食物を漁っているのだと思っていたがもしや違うのかもしれない。1番近くにいる相棒のはずなのにその事実を知らなかったことに半ば呆れ怒りすらも湧いてきてしまうが、ここで感情的に突っ走ってしまったら淑女の名折れだ。ミシェルはあくまで平面上はなんとも思ってないふりを続けながら「 詳しくお聞きしても? 」とさらに彼のその情報を深堀しようと問いかけて。 )
>>790 ミシェル
――……用事が出来た。
(分かればいいと鼻を鳴らし、いよいよ入眠しようとしたところで相手からとんでもない情報が飛び出してくる。クルリと相手の方に向けた耳がピンと張り、タシンと尻尾が不満げに地面を叩いた。ゆるゆると開いたグリーンの瞳が、再び日差しを映すと地面に手をついて上体を起こした。先程までの眠気も引っ込み、あのうるさい教師の顔を思い出してゲンナリとした。嘘っぱちの有りもしない予定がある方向へと視線を向け、少女を置いて立ち去ろうとし)
>>792 ラギー
おいおい、この優しい俺がくたばる、なんて話するわけないだろ。言葉のままだ、ラギー。
(顔を顰めた相手が、飛躍した話をして一度目をパチクリとさせる。ただただ、このポジションが無くなる。というだけの話のつもりが、随分と深刻に捉えられたものだ。それだけこのハイエナは飢えが恐ろしいらしい。相手がこんなに噛みつくなど、想像もしておらず、ただその思考にほんの少しの興味と、加虐心が夏の入道雲のように膨らんで。優しい。だなんて一ミリも思えないような、唇を少し横に広げただけの笑みを浮かべながら、肩を竦めひらりと手の平を振った。熱心に見つめてくる相手の目を一瞥して、立ち上がる。日光がギラギラと黒褐色の髪を反射させていた。隣に座っていた相手からは表情は影で見えなくなり、熱心に見られたエメラルドグリーンの目だけが爛々とさせていて)
ククク、俺の隣が嫌ならどこにでも行ったって良いんだぜ?何せこの場はスラムよりよっぽど安全だからなァ?
>>792 ノア
――……はぁ。まずは服屋からだな。
(珍しく張りのある司書の声に、借りた本から顔を上げた。廊下をパタパタと走る相手は、イメージと離れていなかった。いや、言い方を変えよう。全くもって変わり映えしなかった。体のシルエットを極限まで見せない服は、ゆとりがあって自分も着るが……。見た目が若い女性がよく着るかといえば、この男連中しかいない生徒たちも首を横に振るだろう。というかがっかりまでしそうだ。騒がしいサバナクローの男共を脳の隅に追いやり、頭のてっぺんから爪先まで見てこめかみに手を当てる。大体相手の考えていることなどわかる。ようは俺の言ったことを絶妙に斜め下の解釈をしたのだろう。やれやれと言わんばかりの露骨な表情を浮かべながら「貸せ」と、相手の肩からカバンをひったくるように持つと、学園の門までスタスタと歩いて行き)
>>796 ノア
シシ、そんな大層な物じゃないッスよ。物を浮かせたり空を飛ぶ、なんてことは出来ないし…実質、科学に近いッス
( ひと仕事終えた為、勉強机の椅子を引っ張ってくると座り。───それにしても一体どんな魔法を思い浮かべているのやら。まるで太古に失われた禁術に触れるかのような物言いだが、自分が指している魔法分野を勉強しても例えば元の世界に帰る方法だとか─彼女が本当に欲しい力は得られない。諦念気味の司書を軽く笑い飛ばし。個の魔力よりも知識を必要とし、決められた材料を決められた手順に沿って調合、物を生成する魔法は普通学校でいうところの理科実験。担当教師の所にはよくパシ─お遣いに行っているのだから名前は聞いた事があるはず、)
────魔法薬学って言うんスけど、
>>797 ミシェル
う~ん──その材料を使って、美味しいドーナツを食わせてくれたら情報吐いちゃうかも。…勿論、今すぐに、なんて暴君みたいなことは言わないッス。
( スラム街で育ったが故に染みついてしまった、食べれる時に食べる精神でお皿から2個もカップケーキを分取っていき。彼女の手料理は初めて口にしたがプレーンとチョコ味、どちらもとても美味しい。この学園は地味に料理上手な生徒が身近に多く、食い意地の張ったハイエナとしては嬉しい誤算だ。短い尻尾を揺らしながら、追加の品には少し考える素振りを。こう毎日キッチンに立っているとふと、座ってても勝手に料理が出てくるシチュに憧れる。し、自寮でドーナツなんか揚げたら他の獣人に食べられてしまう恐れがある。お上品に笑う彼女を真似て、形の良い笑みを作ってみせれば図々しくドーナツを揚げて欲しいと強請り。)
>>798 レオナ
うん、だから言ってるでしょう…?アンタが仮にオレを見限ってもオレはタダじゃ転びませんよって。
( どうやら言葉選びが物々しかったらしい。話が飛躍し過ぎだ、なんて言われれば小首を傾げ。相手の言わんとしていることは理解しているからこそ、もう一度チャンスをくれてやるとばかりに問い直されたソレには再び困ったような──ハイエナにしては、曖昧な笑みを浮かべてみせ。質問の答えも言葉こそ変えたものの、大体のニュアンスは変わらない。もし百獣の王に切り捨てられたのなら、赤の女王の元へ、その次は深海の商人───そうやってハイエナは自分の能力を買ってくれる場を転々と彷徨いながら甘い蜜を吸い続けるのだろう。…まあ、それはさておき自分と同様、話が飛躍したと思ったら急に距離を取った王様に穏やかに口元を弛ませ。 )
レオナさんこそオレ、嫌だなんて一言も言ってないじゃないスか。見限るって言ったから答えだけ───それともこの返答は、お気に召しませんでしたか?
>ミシェル
キミは変わっているね──ここでなくとも色々な場所があるよ。永住権や後ろ盾は得られなくても、生活には困らないだけの未来はどこにでもある
( 勉学に精を出していたといえば嘘だろうが、どうしたって見た本は内容が頭に入ってくるしなんの努力をせずとも得意な科目は確かにあったと思う──その生活はある日なくなってしまって、気がついたらこの学園にいたが。クッキーを食べながら、現実を見据えるように濁った瞳で宙を見て思うのだ──いつかきっと元の世界に戻れるよ、だなんて甘いお菓子のような言葉を言わなかったのは現に目の前の己がここにいることからも明らかだろう。帰りたいと思って帰るには元の世界は遠く、不確定だ・・・また手に取ったクッキーはナッツだった )
──ただ、もちろんキミは元の世界に帰れる可能性も覚えておかなくてはね
>レオナ
( 待たせないようにと大慌てで出てきてみれば慣れた様子で本を読み待つ獅子がそこにはいた、何と言うかうまい言葉は出てこないがこういう絵画が美術館に並んでいても不思議ではないと思うくらいには美しい。故に──まじまじとエメラルドグリーンに見下ろされると萎縮したように両手で服の裾を掴んでいたが、慣れたように取られた鞄に目を丸くしたまま後を追うように小走りに・・・服に頓着がない事実は事実だがあそこまで呆れ顔をされる理由もない。不満を吠える小型犬のように先を歩く背中に声をかけながら外の空気を吸い込めば、あるいはその声は置いていかないでくれと震えているようにも取れるかもしれないが )
──一応はキミの後輩かと問われても違和感ない見た目にしたつもりだが
>ラギー
──まあ苦手ではなかったですよ、魔法薬学。あと錬金術も苦手ではなかったし
( 靴を履いて早くこの寮を出てマドルと借りた備品を返さなければと思っていたのだが、慣れたように椅子を持ってきて腰掛けた生徒に視線を向けながら──まだ時間はあるはずだと会話を続行する。空は飛べないし攻撃はできない、多くの知識が必要でもしも魔法が必要になるとしたら仕上げ程度のもの・・・告げれた科目は確かに己が学生時代の時は得意だったものに違いないのだが少しだけ問題があるのだ。もちろんそれをこの生徒が忘れたとは思えないが・・・ベッドを借りたついでだと、そのまま背中から倒れ込んでは足先だけをベッドの外に置き去りにしたまま見慣れない天井を見上げ )
──嫌いでなくとも、魔法薬学は使用するモノと相性が悪いことがあるのでね。ついでに魔法史も好きだが
>>801 ノア
苦手じゃないなら極めればいいのに。アンタのその体質も、一応医療の範囲内でしょうし、ひょっとしたら酔い止めとか作れるかも。
( まるでこっちが客人であっちが部屋の主かと錯覚するほどの寛ぎっぷり。センセイ良いんですか、と無言のお小言を向けつつ、会話から魔法薬学は経験済みと知る。さらに薬学以上に魔法に触れる錬金術も経験済みときて───それでも学ぶことに、あまり乗り気じゃなさそうな姿を見れば、そこまで彼女の興味を惹く科目ではなかったのかなと。指先で手招きし、本棚から付箋が沢山ついた書物を呼び出すとしばしの間睨めっこ。あったあったと生徒のベッドで寛いでいる司書の眼前にふよふよとページを開いてみせ。 そこからは本で得た知識や考察を交えながら自分なりにプレゼンし。)
例えばその薬草には、めまいや吐き気を緩和する効果があるみたいッス。でもきっとそれだけじゃ足りないから他に何が───、
>ラギー
──これは?この・・・43ページの薬草と、172ページの──これは根っこ?かな。あと54ページの・・・
( 珍しいことをいう生徒もいたものだ、と他人事のように思いながら向けた視線の先で曇ったような目が存外真剣に光っていて笑ってしまった。生徒に将来を案じられているのかもしれないと思えば喉を鳴らして笑いながら目の前で広げられた教科書のページを眺める──知識はあるが、使ってみようと思ったことは無かった。教科書に書かれた情報をざっと見たあと、ちらりとその裏を見て版を確認したなら少しだけ遠くを見るように目を天井に移して──もちろん副作用や加熱時間、そういった調合はあの見た目は派手だが意外と真面目な教員に聞くしかないだろうが )
キミ、君の王様だけでなく司書の面倒まで見始めたらキリがないと思いますよ
>>802 ノア
──や、やっぱりアンタは見ちゃダメ。今見たことは全部忘れろ
( のそっとすぐ隣にやって来ては一緒に教科書を覗き。世話だなんて─ハイエナが純粋な善意だけで動いていないことは気付いているはず──そう、新薬を開発してがっぽり稼ごうという魂胆だが、売りつけようと思っていた相手にうっかり情報を共有してしまった事に気が付けば、手遅れと分かっていてなお慌ててページを手で隠し。彼女は確か記憶力が異常にいい、記憶を抹消する薬を編み出せない未熟な己を悔しく思いつつパタンと本を閉じ。己の醜態を見て、きっとニヤついているに違いない司書にキッと視線を向け宣言した。 )
材料集めも調合も全部1人でやるんで、ノアさんは手を出さないで欲しいッス!!
>>800 ラギー
お前が……いや、いい。時間の無駄だ。
(言葉が全て外に出る前に、鋭いカミソリのような怜悧な頭がストップを掛け、空気だけを吐き出した。中途半端に開けられた口をゆっくりと閉じると、不意に食べ物が喉に詰まったように顔を顰める。今から出る言葉を先程自分が言った通り“言葉通り”に受け止められると、困るのだ。珍しくしょげているのでは。と柄にもないことを思った。などと。そんなこと、口が裂けても言う訳もない。クシャリと前髪をかきあげる。太陽にようやく照らされて露わになる表情は、いつもの気だるげなライオンだった。相手の追加の質問に生返事をすると、立ち上がったそのままの足で再び自分の昼寝スポットに足を向けようとして)
どうでもいい。俺は寝る。
>>801 ノア
俺はお前の好きな格好をしろ。と言った筈なんだが。
(言い分を聞けば案の定であった。知ってた。と憎らしいほど晴れた空を見て、眩さに鬱陶しげ目元に手で影を作りながら口を歪ませた。どっかの青い炎が揺らめく陰気な寮長よりも外に出ていないこの司書が、無事街までたどり着けるかは些か不安だと心中ごちる。カルガモのように自分の後を追う相手の、ウサギが跳ねるような足音を聞き取りながら、はぁ。とため息を吐いて。自分の取り巻くもの全てに警戒必須な熱砂の国の御曹司サマならまだしも、第二王子の自分を脅かすような輩は比べれば少ない。つまらない噂を立てようとする卑小な小物は、睨むだけで口を噤むし、そもそも私服を実家に置きっぱなしレベルの自分が直接街に何か買いに行くことがまず稀だ。賢者の島なんて辺鄙なところまでわざわざ来て一挙手一投足見張っている輩がいるとは思えない。大層なご配慮は痛み入るが不要だと、キャンキャンと背中を追う殊勝な草食動物の言葉をバッサリと切り捨てた)
>ラギー
( 慣れたようにそばに来た生徒を横目に思うことといえば・・・とはいえ教科書に乗るくらいメジャーな薬草であれば使われないのにも理由があるのだろうというお察しくらい、たとえば量産するには単価が高いだとかそういう事情がなきにしもあらずなのだろう。ぱたんと目の前で閉じられてしまった本に視線を曇り空ふたつに向けてみれば何かを警戒するような声と言葉──振っておいて、と思う反面、人のやりたいことを横取りする性分でもないと不満げに眉を寄せたなら寝返りを打って生徒に背を向ける。不満は不満だが傷ついてはいない )
──キミから言っておいて迷惑がるのは些か失礼だろう、私は傷ついたのだけれど?
>レオナ
──ですが、・・・まあキミが不要だと言うのなら不要か。司書の服は卒業した人達のお古がほとんどだから、もちろんこの格好が嫌いでは無いけれど
( 好きな服を、と言われても普段から貰い物の制服しか着ないような司書だからクローゼットの中にある唯一己が選んで買ったのは夜会のドレス程度のものなのだ。ワンピースを着たところで王子様の横に立てる見た目になるわけもなく、ならむしろこれくらい振り切った方が・・・なんて浅い考えもきっと知られているのだろう。息を整えるように一度立ち止まり、下を見たとき地面に伸びる影が室内よりも長くて吸い込んだ空気も室内よりも少し温度を持っているようで思わず上を向く──広くて、青くて、キラキラした空だ。学園内の柵や塀が写る空じゃない。広い道の真ん中でぽかんと口を開けて空を見上げ、夕焼けも朝焼けも夜空も見てみたくなってしまったなと贅沢なことを考えながら──本当に外にいるのだと )
>>805 レオナ
え、なんスか、めっちゃ気になる…、
( 苦虫を噛み潰したような顔を見て大きな瞳をぱちり、いつ如何なる時でも我が道を行くライオンにしては、珍しい表情だと思った。一緒にいることが多いとはいえ結局は他人同士、少ない情報の中で彼の考えを全て読み取るのは難しく。同じく焦ったそうな表情を浮かべたものの、止めたところで止まるような人じゃないことも知っている。長くしなやかな尾を緩く揺らしながら、これまた緩慢な足取りで遠ざかる彼を見送り。──嗚呼、でもここで会ったのも何かの縁、恐らく彼の頭からはすっぽり抜け落ちているであろう用事は伝えなくては。 )
───レオナさん、今日の部活はミーティングはぜ~ったい出て下さいね!!
>>806 ノア
共同開発しちまったら買い手がつかないじゃない。もう少し自分が特異体質だってこと自覚して欲しいッス。
( 生憎か不貞寝は某気難しい王様もしてくる為、ちょっとやそっとの事で情は動かない、シーツに頬をつけ。胸中にあるのはよくもまあ他獣の、それも男のベッドでここまで寛げるもんだという感心のみ。材料に関してはどれも高価な一品というわけではなく、採取が難しい物でもない。なんだったら学内の畑やドワーフ鉱山に行けば簡単に入手できる為、外出許可をもぎ取って採りに行くつもり。1人で作ることに拘る理由は──薬を量産したところで需要が少ない、この一点に限る。特に魔法士の卵が集まるこの学園での需要は皆無に等しい、それでもきっと司書にとっては喉から手が出るほど必要な代物だと考えた為、こうして張り切っているのだ。)
>ノア
…し、司書殿…わざわざどうも
(誰もいない事を祈りながらメインストリートを通り校舎の中に入った。薄暗い廊下を早歩きで歩いていて不意に聞こえた声に目を見開き声の主に安堵して。用事の内容に寮生の一人がノートを無くしたと喚いていたのを思い出し「すみませんねホント…しっかり渡しておきますんで」と肩を竦めノートを受け取ろうと片手を伸ばして)
>ミシェル
ひぃっ、だ、誰…?って監督生氏か…ども
(中庭を通り校舎に向かいながら後でオルトのメンテナンスをしなければと考えていてふと人影が見え驚いたように肩を跳ねさせた。月明かりと自分の髪の炎の光を頼りに相手を確認すればオンボロ寮の監督生で少し落ち着きつつ挨拶を返して。知り合いとはいえ面と向かって話した事は無いため緊張しつつタブレットも部屋に置いてきた為「こ、購買部で買い物したからその帰りだよ…ほんと奇遇ですな」と小声ながらも自分なりに頑張って話して)
(/遅ればせながら絡んでいただきありがとうございます。強かで落ち着いた貴族監督生さん素敵ですね。絡みにくい文などあるかも知れませんがよろしくお願いします!)
>ALL背後様
(/とりあえず返せる分だけ返しました。残りの返信は後ほど返しますのでお待ちください…!)
>ラギー
特異体質って──それ言い方変えたら『実験台(モルモット)』って言いません?
( そっぽを向き頬をシーツでむにと変形させながら己のことを特異体質だと言った生徒のこと
を考えてみた。確かに己はいくらか監督生とも違うのかもしれないが、それはそれ──ただの人間であることには変わりないしそれ以上でも以下でもない。しかしながらこの生徒が己の為に多少なり快適に過ごせるであろう魔法薬を用意してくれて、その見返りに己がマドルを渡すというのは悪い契約では無い──生徒たちより幾らか歳上だろうに明らかに見た目が学生時代から止まったままの稀有な魔力のない人間だなんて一歩間違えればバケモノかモンスターとも言えるが、そんな司書に施しを与えようなんざ余程特異なのはこの生徒だと思うが )
まあその魔法薬が一定の質を保てるなら、有難く購入しますからその際は言ってくださいな
>イデア
助かったよ──キミの寮に行きたくないわけじゃなかったんだけどね、この時間帯に私が行くとどうにも萎縮させてしまいそうだったので
( 声をかけた一瞬、青い髪がふわりと揺れて綺麗だと思った──もちろんそんなことを言えばこの生徒は隠してしまうとわかっていたから伝えはしないけれど、振り向いた目は案の定驚いたように揺れていたが己の姿を視界に入れると安堵したように緊張が僅かに緩む・・・悔しいが、こういうところがこの生徒の可愛いところだ。ノートを手渡し、その手渡したままの手でついっと袋を指差したなら意地悪な表情で続け )
ところで随分と不健康なものを購入していらっしゃるようですね、キミ
>>809 ノア
ノアさんが利用されるだけの実験台だなんて…鏡をよく見て欲しいッス。
( 狭い檻の中で他人の為だけに利用され散っていく存在に対して、この司書は──与えられた檻の中にちゃっかり自分の部屋をこさえただけでなく、周囲の環境を強かに利用し、鎧にしているのだから実験台(モルモット)だなんてとんでもない。どちらかと言うと図書館の女主人(ネズミ)───とでも称した方がしっくりくる気がする。高くはない背丈とカヤネズミの毛色にまま近い、ミルクティー色の髪を見てもそう思い。ずり落ちた氷を適当に足首に乗せなおしたのならベッドの端に腰掛け。助けは不要と言ったものの、魔法薬学は特別自信のある科目ではない、確約は返ってリスクになると考え人差し指を立てれば。 )
でもあの組み合わせで本当に作れるか分からないし、とりあえず納品の期限は卒業するまで、でどうスか?
>>806 ノア
フン。そういう気遣いは別の王子様にでもしてやるんだな。
(繁華街に行く為の最寄りまで向かう為に足を動かしていたが、振り返ると司書が空を見上げてキョロキョロと生まれたての仔猫のような様子に呼吸を1つおき、歩くスピードを再び落とした。厚底スニーカーの彼女は、到底しっかりとした足取りとは言えまい。子守は嫌いなんだが。と思いながら、肩に引っ掛けたカバンの持ち手を握り直した。
前を見る。そしてまた歩きながら見上げる。という動作を繰り返す彼女に呆れながらも、バス停まで辿り着き丁度来たバスに乗り込む。彼女の前をズンズンと歩いていたくせに、バスステップで彼女に手を差し出すのも忘れない。外に出たことがないらしい彼女の代わりに自分が運賃もシレッと全て払い「座れ」と顎で座席を示した。きっとこの姿を見ればハイエナを筆頭に自分を知る人物は皆、目をひん剥くに違いない。実際何名か学園の生徒が乗り込んでおり、ギョッとした姿で自分のことを見ていた。それから傍にいる司書に物珍しそうな視線を向けて……――。生徒を睨みつければすぐに尻尾を丸めて目を逸らすなり、世間話を上ずった声でし始める。鼻を鳴らし、司書を押し込めるように横に乗れば、体格の大きい自分でほぼ司書が見えることはないだろう。背もたれにどっかりと体重を預けると、くあ、と1つ欠伸をして)
>>798 レオナ先輩
左様でございますの。
……嗚呼、お待ちになってくださいな。
( 明らかに見え透いた嘘にも特に言及はすることなく柔らかな笑顔で答えては、ふと自身の手に持っている本の存在を思い出してはぱたぱたと彼の元に駆け寄り。そのまま彼の方へ笑顔を崩すことなく本を差し出しては「 これを持っていってくださいな。私がこの場所でこの本を持ってたらレオナ先輩とお話してたことがバレちゃうもの。 」と、流石に自分も連れて行けとは言わずに本だけを持って行って欲しいと、口調こそ穏やかなまま…されど彼の部屋の前でグリムと大演奏会をした時のような強かさと押しの強さをちらりと見せながらズズイ!と彼に本を押し付けては助かります、とにっこり微笑んで。 )
>>799 ラギー先輩
仰せのままに。
お味のリクエストはございまして?
( そこら辺の女ならばきっところりと恋に落ちてしまうハイエナの笑顔と、此方も好感触な答えが得られたことに安堵し仰々しくスカートの両端を持って慣れたように彼からの腰を落として彼からのお強請りに応えては、折角一から作るのならばプレーン以外の味も作ってみたいという単純な好奇心からリクエストを募って。作るのは構わないが、食欲魔神(食欲魔獣?)のグリムが居ない時に作らねばいけないのがネックなところだ。だったらさっさと今日中にカタをつけてしまわなければと自分の中でスケジュールを組み立てては、そういえば先日作ったジャムが数種類余ってるな…と冷蔵庫へと視線を送れば、彼のリクエストになくともなにかあればアレンジして追加してしまおう、なんて考えて。売る恩は多ければ多いほど、以降の自分の為になる。 )
>>801 ノアさん
……ふふ。
私、ここで無責任に大丈夫だなんて言わないノアさんのことが好きよ。
( 〝帰れる可能性〟。確かにそれは、一番最初に捨てようとしたけれど結局心の奥底では捨てきれていない項目で。大人というのは無責任に優しい嘘をつく生き物だと思ってずっと生きていたが、ここの教師(一部のカラスを除いて)やこの司書の彼女は無責任に甘やかすということはせず、静かに現実的な逃げ道を用意してくれるのだ。ミシェルは思わずふわりと花のように微笑んでは、小気味よい音を立てながら変わらずクッキーを小さな口へと運ぶ彼女をちらりと見てそんな言葉をさらりと零して。また彼女に甘いものを作ってこよう、それか次は彼女も一緒に。だって折角お泊まりの約束をしたんだもの。と、帰れない不安よりも、もっとずっとこの場所で楽しむという高揚感がさっきよりもずっと増えた心でわくわくと考えて。 )
>>808 >>イデア先輩
まあ。先輩もご自身でお買い物なさるんですね。
( 買い物、と聞いて意外そうに彼の髪色と同じブルーの瞳をぱっと丸くさせては、嫌味等は1ミクロンも混じってはいない純粋な驚きを口にして。魔導工学の申し子である彼ならばきっと何か…最新鋭の技術を使って買い物程度なら簡単にこなしてしまうAIロボットでも作れそうなのに。それともなにか自身の目で見て買いたい何かがあったのかしら、なんて普段は滅多に見かけることの出来ないレアな人物との遭遇に自分でも気付かないうちにわくわくと浮き足立っているのか胸中の考えは留まることなく。「 こんな時間だから…お夜食ですか? 」とこてりと首を傾げた後に、人の買ったものに興味を持つなんてはしたないかしらとハッと我に返ってはそっと口元を両手で隠して「 ごめんさい、私ったら失礼を。 」とへらりと気の抜けた笑顔を浮かべながら謝罪して。 )
>ラギー
──悪くない契約ですね
( そっと足の痛い位置にヒヤリとした塊を乗せ直されれば一瞬身を固くしたもののちらりと視線を向け、それからお礼を言うように小さくまばたきをして再び目を前に戻す。何か面白いものがあった訳でもないが、この生徒が言う──もちろん利用されるだけの居候で居るつもりもなくそのことを意識して周りを食って生きてはきたものの──卒業まで、というリミットは、まるでこの生徒が卒業するまでは確実にこの学園に居るだろうという確約のようで諦めたように笑った。根拠はないが、きっとそうなるのだと思う。残念なことに・・・きっとそうなるのだ。上体を反動をつけて起こせば、靴を履き直そうと手を伸ばし )
楽しみにしておいてあげますよ、私優しいのでね
>レオナ
( 荷物がない分身軽──とは首に巻かれたリボンがそうともいかないものの、見慣れないものを見て回るように目まぐるしく辺りを見回していたが同行人がいた事を思い出した。慌てて距離を詰めては間が空いての繰り返し、それでも一定間隔でペースを落としてくれるこの生徒はきっと己が思っていた以上に優しい人なのだろう──たとえそれが学園長に待遇の等価交換を得たからであったとしても、だ。バスなんてこちらの世界で乗るのは初めてで、差し出された手を迷うことなく取って乗り込めば──こちらを見た数々の目に一瞬臆するものの横暴な獅子の言うがままに窓際に座り・・・己を隠してくれたのだと、隣りで欠伸をこぼす生徒の影で外の景色しか見えなくなっていることに気がついた。意地を張る訳でも無く、ただこれは言わなくてはならないなあと困ったように笑いながら少し首を伸ばして──届かないから、きっと声が拾えるであろうくらいの距離まで生徒の耳に顔を寄せ小さく一言だけ )
──ありがとう
>ミシェル
──無責任に大丈夫って言える大人の方がカッコイイのだけれどね
( モグ、と何枚目かのクッキーを食べながら生徒の言葉に笑った。長いことこの図書館にいて、おそらくは同じ世界からやってきたのだろうこの監督生のことを救いたいと思う反面で──この監督生だけが、元の世界に戻ったのなら、救われたのなら、その時はきっと己は狂ってしまうのだろうなとも思う。だから、今の己がここに残っていることで・・・絶望もしないでほしいし、期待も抱かないでいてほしい、我儘な大人のずるさを無責任ではないと言う。数枚残ったクッキーは今度のお楽しみということにして、ちらりと廊下に再度視線を戻したなら監督生に向き直り )
そろそろ閉館の準備をする時間だけれど──また、次来た時はお泊まり会の予定でも立てようか?
>>812 ミシェル
うーん…花の街で見たドーナツはどれも美味しそうだったな~。──ほら、これ。全く同じ物は作れないかもしれないけど、こーいう豪華なドーナツを口いっぱいに頬張ってみたいッスねぇ。
( そつなくカーテシーしてみせた監督生と対照的に恭しく扱われることに不慣れなハイエナは、肩を竦めて応えるのが精一杯。ドーナツだったらどんな味でもウェルカムだが、こういう時、具体的な案を出してくれた方が作り手が助かることもよく覚えがあるため、制服のポケットからスマホを取り出して。画面をタップし彼女の前にとある1枚の画像を見せる、それはノーブルベルカレッジとの交流会に際して花の街を訪れた時に撮った写真。美しい古都は食べ物まで洒落ているようで、たっぷりのイチゴジャムとホワイチョコソースがかかった生地のうえにはドライフルーツが散りばめられており、上品で可愛いドーナツ。何か足りない物があればサムさんの店に行くし─どう?とでも問うように小首を傾けて。 )
>>813 ノア
───おや、女王様もうお帰りッスか?それじゃあ図書室まで送るッスよ。
( もしも…もしも、本当に酔い止めを完成させることが出来たのならその時、この司書はどんな顔をするんだろう。しおらしい様子はすっかりなりを潜め、保護者の真似をする彼女の事をぼんやりと横目に捉えながらそんなことを思った。制服のままゴロゴロするから立った彼女のブレザーにはところどころシワがついていて。それに───スンと軽く鼻を鳴らし。ここは優れた嗅覚を兼ね備えた獣たちの巣穴、一歩部屋から出ればきっとあらぬ誤解が瞬く間に広がること間違いなしだが──自分もよそ者の名残りに、落ち着かぬ夜を過ごさなければならないのだからおあいこだ。靴を履き終えた彼女を見ると自分も立ち上がり、魂胆がバレていないのならこのまま楽しい楽しい物見遊山に出掛けようか。バイト代もまだもらってないし、とそれっぽいことを付け加えつつ率先して部屋の扉を開けて。 )
>ラギー
──助かるよ。キミにご褒美を渡さなくてはなりませんからね
( 氷の入った袋を手の中で弄びながら足の感覚を確かめるように数度その場で足踏みをする、痛みはあるが固定されている分歩けないわけではないだろう──図書館に戻るまで、あるいは戻って数時間は酷い痛みに苦しまなくても済むはずだ。軽くベッドを整えるように手で叩き、持ってきていた数冊の本を抱ればゆっくりとした動作で生徒の部屋を出て・・・来た時は気分が悪かったからあまりまじまじと眺められなかったが、まるで異国のようなこの寮の風景は想像より美しい。折角なら少し遠回りをして辺りを見せてもらいたい・・・咄嗟に生徒の服の裾を掴んだなら、いつもの気怠げな瞳を好奇心に輝かせ )
キミ!折角来たのだからこの寮を少しでいいから案内して欲しいのだけれど
>>807 ラギー
(大きなハイエナの声を聞き、思わず後ろに向いた耳を再びピンと前に向ける。そういえばそんなような予定があったような。と、既に霞レベルに薄れている記憶を辿り、欠伸を噛みころして唇を真一文字にする。返事の代わりに、尻尾を一度大きく揺らした。
――その数時間後。人気のない部屋の一角で、パチリと目を覚ます。今日のこの日、この時間帯は使用されておらず、大きなソファは昼寝として大いに役に立っている。柔らかなクッションから身を起こして壁に掛かった時計を見れば、丁度言われた時刻の少し前で。サボってやろうかと思っていたが、珍しく眠気はない。その上、大会も近いということで、冬眠明けのクマのようにのっそりと足を地面につけて。何度も欠伸を噛みころしながらのそのそとミーティングへと赴けば、思いっきり扉を開け放った)
おい、揃ってんだろうな?
>>812 ミシェル
あ?知らぬ存ぜぬを通せば……――。
(押し付けられた本は自分の故郷についての本だ。それを一瞥した後、面倒そうに瞼を持ち上げる。どうやら己のことを教師から隠し通したいようで。相変わらず自分から面倒事に首を突っ込む性質なのだと、呆れて半眼で見据えた。手の甲に表紙をズズイと当てられたのを、掴んで相手の手の中に戻そうと差し出した。自分は少女の手を取るまでもない。そう言いかけたところで、人間の何倍もある聴覚が自分の名前を呼ぶ声をキャッチする。声的に今話題の人物だろう。自分の昼寝スポットにこの少女を置いてけぼりにすれば、近くにいることを勘付かれる。舌打ちを1つして、目の前に要る少女の腕を掴んで建物の影へと引きずり込んだ)
静かにしてろ。
>>813 ノア
……報酬分はカバーする。
(コソコソと近づいてきたと思えば、たった一言。耳元で囁かれただけ。細やかな彼女の吐息に、振りほどくように耳ピクリと動かし、肘当てについていた腕を離して目を向ける。学園長からもぎ取った得の分だけ、相手がたとえ草食動物だろうと見返りを与える。それが己の流儀だ。それに則っただけ。大袈裟な。と、スンと澄まし顔で面倒そうに通路の方に向けて足を組んだ。相手の背後から見える窓からは、空だけではなく街並みも映っていることに気が付いて)
それより、行きたい場所を決めておけよ。時間は有限なんだ。
>レオナ
──本を買いに連れてってください。あとはチョコレートを・・・買えたら嬉しいのですが
( それはそれは不服そうに耳が動いて宝石のような目がこちらを見下ろした。身長差もある、いつも遠くで光っているだけのそれを近くで見る機会など今後もないだろうと堪能するように見据えたあと、生徒の言葉をこの生徒らしいと肩を竦めて窓の方へ向き直る。時間は有限だから、自由時間は遠足のようなもので幽霊のように行き場のない己でも帰る場所は決まっている──本は買いに行きたい、己の手で新刊を選んで手に取ってみたい。甘いものも食べたい、図書館でこっそり食べるチョコレートも今日を思い出せるようなものなら嬉しいだろう。目まぐるしく変わる外の景色に窓に齧り付いて、時折バスの揺れで窓に額を打ちつつもリストアップした行きたい場所は何てことは無い場所に違いないが )
あとは・・・キミみたいな今時の子どもは何処で遊ぶのか興味がありますかね
>>814 ノア
良いけどうちの寮、見てて楽しい観光スポットはありませんからね?
( 鏡の間へ戻ろうとしたところで軽く服を引っ張られる感覚に、後ろに振り返り。のんきに寮の探検をしたいと頼んできた事から察するに、恐らく自身の身に纏わりついている異変には気付いていないのだろう。──幸い、日中のうちにやるべきタスクは全て終わらせ時間は余っている。これ幸いと頷くと、まずはこの寮1番の名物である滝つきの談話室に連れて行くことに。その途中先輩とでくわし、司書を見るなり案の定ギョッとした後、文句言いたげに詰め寄られたためヘラッと笑い。 )
やだなぁ怖い顔して…オレが群れの調和を乱すようなことするワケないでしょう?ね、センセ。
>>816 レオナ
───レオナさん!丁度よかった、こちら今年のトーナメント表ッス。対戦相手は、例年通りあのキザったらしいお坊ちゃま学校の奴らッスよ。
( 部活が始まるまであと少し、といった時間で相手を迎えに行こうと部員との談笑を切り上げて。ドアノブを掴むより先に勢いよく開いた扉、ふらりと中に入ってきた幽霊部長ならぬ部長を見た瞬間、碧眼を大きく見開き思わず一歩後退してしまう。いつも引きずるように連れて行くことがほとんどな為、こうして自主的に部活動に参加してくれるのはかなり珍しい。眠そうな顔ながらも足を運んだのは、ただの気まぐれか──はたまた対戦相手があのロイヤルソードアカデミーという点が関係しているのか。公式のトーナメント表を相手にも手渡すと、どかっと腹立たしそうにイスに座って。)
>ラギー
──?
( どうやらワガママを聞いて貰えるらしいとわかれば満足気に手を離し後へ続く、ずっと聞こえていた水の音、時々外を走る乾いた風──図書館にはないものに心が踊るのは、気分的にテーマパークへ来たも同然だからだ。あたりを見回しながら歩いていれば通りすがりにこちらを見下ろした生徒と目が合って──詰め寄られる理由もわからないまま、慌てて目の前のハイエナの後ろに隠れて様子を見る。群れの調和・・・と怪訝そうに首を傾けたあと、よくわかりはしないが一先ず首を縦に振って同意を。それから、とりあえず何も悪いことを・・・たとえば寮生のあれやこれやを詮索しにきたわけではないと表すようにおずおずと口を開き )
・・・サバナクロー寮がどのようなところか、見たくて
>>819 ノア
オレの部屋で手当てしただけ、先輩が想像してるような事はなぁんにもしてませんよ。
( 大きな獣人に迫られピャッと後ろに隠れた司書を一瞥した後、再び妬みでピリピリしている先輩へ向き直り。周りに同性しかいないと男女間の話題に敏感になりやすいのは、別学校の悲しき宿命なのかもしれない。とはいえ彼女にも勘違いさせる要因があるため先輩ばかりを責められない、そして何もかも見越していて黙っているハイエナはただの趣味の悪い愉快犯。何もやましいことはしていないと断言出来る為、スラックスの隙間から覗く包帯を指差しながら学園長に報告にしたいならどーぞ、と言ってやると舌打ちしながら去っていき。先輩が見えなくなると猫っ毛な髪をかきながら。 )
こんな真っ昼間から自室で逢引きするワケないじゃない。そもそも生徒と教師って得よりリスクの方がデカいと思うんスけど───そう思いません?
>>813 ノアさん
大人の綺麗な嘘は社交界で聞き飽きたわ。
( 彼女のダークチョコレートのようなどろりとした深いブラウンの瞳は、過去を見ているのか、それとも未来を見ているのか。そんなことはミシェルには分からなかったが、宝石のように煌びやかな社交界の蜘蛛の巣のように張り巡らされた嘘の糸たちよりも彼女のさっぱりとしたサイダーのような言葉の方がよほど喉の通りがいい。ミシェルは困ったように眉を下げて笑いながら肩を竦めれば、此方に向き直った彼女の言葉にぱっと花が咲くように笑顔になり「 ええ、ええ!もちろん!私はいつでも歓迎するわ。約束よ。 」と自分よりも華奢で小さな可愛らしい彼女の手をとれば、そのままするりと小指を絡ませて。どこか遠くの東の方の国では、約束事をする時にこうして小指を絡ませるのだと聞いたことがある。元の世界だったか、こちらの世界だったかは生憎思い出せないけれど。博識な彼女ならきっと知っているかしらなんて思いながら、絡めた小指にきゅ、と力を入れては約束。と微笑んで。 )
>>814 ラギー先輩
まぁ─── …とっても素敵!
丁度ね、この間作ったジャムが沢山あるんです。いちごに、オレンジに、それから林檎も!せっかくだもの、色んな種類のものを作りましょ。
( 彼から見せられた画面に映っていたのは、彩りの可愛らしい上品でありながらもフォトジェニックなドーナツたち。きらきらと瞳を輝かせながら実に年相応にそのドーナツたちに関心を寄せれば、タイミングが良いと思わずぱちんと両手を鳴らして。元々は情報提供料だったはずが、いつの間にかミシェルの意識はただただ美味しいドーナツを作りたいという方向へシフトチェンジして。マァ確かに折角作るのであれば楽しく作る方が良いし、結果オーライではあるのだが。「 上に載せるのもドライフルーツの他にナッツやクッキーを砕いたものでもきっと美味しいわ。うふふ、ラギー先輩が食べきれないくらい作ってしまいそう。 」うふうふと口元を手で隠しながら楽しそうに笑っては、いくらハイエナの獣人の彼でも食べきれないほど作ってしまいそうだと。こちらの世界に来てからスッカリ料理が趣味になってしまった元貴族のお嬢様は楽しみにしていてね、と微笑んで。 )
>>816 レオナ先輩
、─── 。
( 美しい唇から舌打ちをひとつ、と思えば決してエスコートとは言えぬ仕草で腕を引かれ建物の影へと。声を上げる暇もなくあっという間に変わった視界に〝拐われるってこのくらい一瞬なのかしら…〟と驚く間もなかったためか、実にマイペースに考えれば彼の言葉にちらりと視線を向けてはこくん、と素直に頷く。ただの人間である自分の耳には件の人の足音は愚か声すら聞こえないが、獣人である彼の耳にはきっと其れが届いたのであろう。ミシェルはちらり、といつもよりもずっと近い距離にいる彼を見上げれば思わずその絵画や彫刻のように完成されきった美しい顔をまじまじと見てしまい。成程、ヴィル先輩が顔だけはと言っていたはずだ。ミシェルは1人妙に納得してしまえば、〝 かくれんぼしてるみたいね。 〟と彼に緊張するわけでも怯えるわけでもなくマイペースに口をパクパクと動かして。 )
>ラギー
──逢い引き!?
( 通りすがりの生徒が思わず足を止めてしまうような出来事であり、群れの調和を乱す行為である何か。少なくとも己は何の盗みも働いていないし汚してもいないし散らかしてもいないわけで──犯罪行為は行っていないのだからそんな刺々しい目で見下ろさないでいただきたいのだが。立ち去る背中を見送ったあと、何てことは無いように言ってのけた生徒に視線を戻し・・・そこでようやく、ようやく!あの生徒の疑うような暴くような居心地の悪い視線の意味に合点がいった。かっと赤くなった顔もわなわなと震える身体も、なにより己が生徒相手にと思われたことも気に食わないが今はそれよりも先に問うことがある )
キミ、わかっていて黙っていましたね?
>ミシェル
──ゆーびきり、
( 社交界というものは己には無縁の場だが・・・少なくともわかるのは、この生徒は見た目も育ちも話口調もきっと元いた世界においてはある程度不自由なく高貴な家柄の生まれだったのだろうということだ。もちろんそれを今どうこう思うには己はこの世界に慣れすぎてしまっていて、この強かな監督生を好ましいと思う。ふわっと取られた手にきょと、と目を丸くしてそのまま何かの真似事をするように絡められた指に少しだけ首を傾けたあと思い至ったように目を細めて笑う。のんびりとした口調で歌いながら小さく手を揺らし、切ったのタイミングで話した小指は傷一つない綺麗なものだ )
明日の午後6時に、図書館まで迎えに来ていただいても?・・・オンボロ寮まで連れて行ってほしいな、お泊まりは許可次第だけど夕飯くらいなら明日もご一緒できるだろうから
>>821 ミシェル
オレの腹を舐めないで欲しッスね、ドーナツならいくらで入っちゃう。──と、何か手伝うことあるッスか?
( 鼻歌でも聞こえてきそうなほど上機嫌な様子でメニューを考える監督生は、パッと見は無垢なプリンセスっぽい。まあ彼女がか弱いだけのヒロインだったら今頃「猛獣使い」なんてあだ名は、ついていないと思うが。レースやフリルがたっぷり蓄えられた特注の制服をうきうきとなびかせながらキッチンに引っ込んだ彼女のことを目で追い。たまには楽を味わってみたいと思ったものの、せっかちな性格ゆえにただ待っているだけ、というのもそれはそれで退屈で。座ったばかりだが、のそのそと彼女の後について行けば自分にも何か出来ることはないか。水回りをキョロキョロ。 )
>>822 ノア
シシシ!記憶力がいい先生のことだから獣人の生態を分かった上での確信犯かと…、
( 己の言葉によって頭上に?マークを浮かべていた司書もようやっと事態を把握したらしい。彼女からしてみればただのガキの悪ふざけ、いつも通り毅然と対応するだろうと予想していただけに白い肌をじんわりと赤く染め、羞恥か怒りかに戦慄いている姿は見目相応で、くくっと笑い。思えば身体は脆弱で意外と世話が焼けるし、ハイエナのトラップには結構簡単に引っかかるしで───彼女は他の生徒が噂するよりも人間味があって、少々抜けていると思う。ボーナスを引かれない為にもそんな感想は心の中で思うだけに留め、頭の後ろで手を組み。)
でもま、良い教訓になったでしょ?生徒でもみだりに男のベッドに転がるべからず、ってね。
>>817 ノア
本とチョコレートは連れて行ってやる。だが3番目は他のやつらにでも頼むんだな。
(たったすぐそこの街だというのに遠出するようなテンションの相手。その後ろ姿は、靴でも脱いで膝立ちでもしそうな年齢の少女のようにしか見えない。こんなことで喜ぶとはお安い草食動物だなと思いつつ、少しだけ口元が緩むのを感じたがそれもすぐに引っ込んだ。相手のご要望に、片眉を上げる。何せ自分はわざわざこの街まで降りてこない。適当な奴らを使いっ走りにすればいいのだから。何処で遊ぶか。など到底知っている筈もなく。頭の中で浮かんだのは、ある意味情報通のハイエナや、別の寮の生徒ともつるんでいる狼の姿。その辺りに頼めば良いだろう。特に後者ならお人好しだから、彼女の境遇を不憫に思って案内してくれるだろう。ふん。と鼻を鳴らす)
>>818 ラギー
ハッ!上等じゃねぇか。吠え面をかかせてやるには丁度いい。
(不貞腐れたラギーを一瞥した後、部員がモーゼの海割りのように開いた道を悠々と歩き椅子に腰を下ろした。手に持っているトーナメント表をチラリと見ながら必要な情報だけど脳にインプットすれば、もう用済みだとテーブルに放る。毛並みの揃ったお坊ちゃん達の学校と、統制のとれた獣の群れ。どちらが上か、わからせてやろうではないか。ニヤリと口角を上げれば、それに呼応するように隣からギリッという歯ぎしりの音。周りの連中もどうやら対戦相手が気に食わないらしい。その感情の由縁がどこかなどはどうだっていい。大切なのは相手の喉元を噛みちぎってやる競争心だ。勝利への渇望だ。勝利は当然我が手の中だと言わんばかりに、片手を上げ握りしめる。ギュッとグローブの擦れる音と、部員のやる気十分な雄叫びが部屋に響いた)
>>821 ミシェル
(穴があくほど見つめられ、居心地の悪さを体感しながらも、ただ黙って微かに聞こえる足音を聞き分けていれば、はくはくと金魚のように口を動かしている少女が視界に入りピクンと耳をわずかに動かした。そのお気楽なところに、どこか自分の腹に乗るふてぶてしい獅子の子を思い出し、唇をへの字に曲げながらもゆっくりと彼女の言葉を待てば。――どうやらガキの遊びのように感じているらしい。図太さはあのハイエナをも超えるのではないだろうか。呆れ眼で吠える代わりに、彼女の艶のある唇にグローブ越しに指を押し付けた)
>ラギー
──教科書にだって書いてあるわけないでしょう?『総じてイイ性格をしている』だなんて
( 満足気に笑いながら頭の後ろで手を組んで見せるこの生徒、腹立たしいったらありゃしないわけで本当にこの生徒をどう料理してやろうかと・・・と考えてはみるものの、それなら早いところ図書館に戻ってシャワーを浴びるしか選択肢は無い。ふいっと顔を逸らし、そのまま多少覚束無い足取りで来た道を戻るように寮の出口──鏡を目指すことにする。慣れない場所に慣れない匂いで知らない気配を纏って、その上でいたずらに生徒を刺激するだなんて平穏にことを終えたい司書からしてみれば論外も甚だしいのだから )
>レオナ
──二つも叶えてくれるの?お優しい王様だこと
( 窓の外で光る太陽が綺麗だった。空も青くて、きっとこの窓の外はどんなに風が気持ちいのだろうかと・・・背後で聞こえた言葉に顔を窓からその主へと向ければ揶揄うような、あるいは子供のような悪戯が成功したかのような、有り体に言えば生意気な表情を浮かべて小さな声で言葉を口にする。てっきり、街に着いたら置いていかれると思っていた。それか一緒に、案内してくれると言っても1箇所くらいだろうと──外に司書を出す約束はしたけれど、捨ておいてもバチは当たらないだけのことはもうしてくれた。しっかりと椅子に座るように前を向いたなら、冗談のような口ぶりで )
帰ったらご褒美にキミの毛並みを沢山ブラシで整えてあげますよ。こう見えて他人をブラッシングするのは得意なんです
>レオナ
誰もいない…よし、ミッション続行…ファ…!?
(メインストリートまで辿り着き誰もいない事を確認した後急ぎ足で校舎の中に入ろうとし不意に聞こえてきた声に目を見開き足を止めた。暗闇の中から出てきたのはサバナクロー寮の寮長と寮生らしき獣人で少しビビってしまいつつ深呼吸をして。会話の内容と逃げていく様子から恐らくいつぞやの悪霊騒ぎの時のように自分の姿に怯えてしまったのだろうかと考えつつ気まずい空気に「…な、なんかスミマセン…」と尻すぼみな声になりながら謝罪して)
(/遅ればせながら絡んでいただきありがとうございます!話題の陰キャオタクことイデアの背後です。絡みにくい文などあるかも知れませんが仲良くしていただければと思います。よろしくお願いします!)
>ラギー
なんで魔法薬学の課題で外に出なきゃなんないの…つら…
(某白黒のコートの教師に頼まれ薬草を取りに温室に向かった。その帰りにブツブツと文句を呟きながら早く課題を終わらせて自室に帰ろうと考え歩いていてふと慌てたような声が上の方から聞こえてきて目を見開いた後咄嗟に薬草の入った籠を抱えながら1歩後ろに移動して)
ら、ラギー氏!?な、何やってるの…
(/遅ればせながら絡ませていただきました。絡みにくい文などあるかも知れませんがよろしくお願いします!)
>ノア
な、何買おうが勝手でしょ…
(相手の言葉に確かにこの時間に教師が寮に言ったらうちの寮生達は間違いなくビビってしまうだろう。そう考えつつノートを大事そうに受け取った。やけに視線が自分に注がれている事を気にしつつ告げられた言葉に眉を顰めながら返し用は終わったかと首を傾げて)
>>825 ノア
要らねぇよ。御伽話みたいに家に帰れなくなっちゃ、俺の問題になるからな。
(冗談に包まれた感心の意に、これだから温室育ちのお姫様は。と肩を竦めた。お生憎様。そんなお優しい王様は自分の兄で。弟の自分は、ただ見返りを渡しているだけだ。無事に司書を学園まで帰すことが条件なのだ。どこかの童話のようにウサギを追いかけておかしな場所に迷い込まれても困る。家まで繋がる道にパンも落としていないのだから。軽い調子でブラッシングをすると言ってのける司書に、この世界に来た異邦人はみんなこうやって図太いのだろうか。と、ギョッとしたあと、呆れた目で首を横に振る。まるで娘が結婚にでも行くようにハンカチを出して心配のフリをしていたやかましいカラスを思い出して、こんな逞しい奴にああも過保護にならなくても良いんじゃないだろうか。と、本日何度目かのため息をついた。
そうして、街に到着したことをアナウンスが知らせる。「行くぞ」と声を掛けると、サバナクローの制服の何匹かの声がして思わず喉を鳴らした。「お前らじゃねぇよ」と珍しくからから笑いながら、ぞろぞろと生徒達が降りたあとのっそりとバスの出入り口まで向かう)
>>824 レオナ
このままチームの士気維持したいし、レオナさん大会までは毎日部活来て下さいよ?アンタからしてみればまだまだ改善点あるでしょうし…、
( 部長代理ではきっとこうも上手くみんなを鼓舞することは出来ないから──たった一声でチームを纏め、士気を高めてしまった彼はやはり生まれながらにしての王様だ。それだけに、この人が座れる玉座が故郷に無いことが惜しい。心の中で密かに敵わないなぁ、なんて思いながら盛り上がる部員達を眺めていたが、やがて周囲の熱気が落ち着くと部長兼、チームの司令塔を担っている相手に『逃しませんよ。』という意味も込めてニッコリ笑いかけて。 )
>>825 ノア
…??どこ行くんスか、そっちには何もありませんよ。
( 水が跳ねる音と仲間たちの楽しそうな喋り声が鼓膜を打ち、談話室まであともうちょっと。──といった距離まで歩いてきたところで、急にクルッと方向転換した司書に不思議そうに小首を傾けて。確かにイイ性格をしているのは事実だが、だからと言って好き勝手寮をうろついていい理由にはならない。案内役を買って出た以上、使命感からついて行くことにして。歩きにくそうにしている彼女の歩幅に合わせ、のんびりとした足取りで歩を進め。 )
>>826 イデア
うおおイデアさん…ビックリした。あはは、それがポム寮の奴らとちょ~っと鬼ごっこしてる最中なんスよ。
( 高い塀を飛び越えた先にいたのは、意外な人物で。タブレット越しからではなく生身の姿を見るのは、だいぶ久しぶりなような気が。まるで意思のある生き物のようにざわめく青い炎を横目に、そっと草原に足をつけて。他寮の──それも先輩に、己のしでかしたことを話すのは少々抵抗感がある。ゆえに大雑把な事情説明で済ませると、まるで被害者のように塀を見上げて。)
(/絡んで下さりありがとうございます!引き続きよろしくお願いします!/蹴可)
>イデア
──まあ用は済んだからキミの食生活まで咎めるつもりはないけれど
( 受け取って貰えたノートに視線をやり、確かにこの生徒の言う通り何かしら不満を言うこともないわけだ。軽い謝罪をするようにひらひらと手を振ったなら、己の巣である図書館へと視線を向け──こうして生徒の誰かの為なのだと言い訳をすれば多少なり何の弊害もなく外に出られるのなら、悪用さえしなければ夜の外出も不可能では無いのだと甘い蜜を吸った悪戯好きの妖精のように笑って )
どうせならキミの寮まで届けに行って、夜道が怖いと駄々を捏ねて泊めてもらえばよかったかな
>レオナ
──随分慕われているじゃないですか。可愛らしい、あんなに毛並みを逆立てて反応しなくてもキミだって噛みつきやしないでしょうに
( 視界の端の端でエメラルドグリーンの瞳が驚いたようにキュッと瞳孔を動かし、それから拒否だと分かりやすく首を振った。おやおやブラッシングはお嫌いらしい、ルチウスは喜んで背中を差し出したというのに。他に何が渡せるだろうか──と、聞こえた声に視線を向ければ己より先に何人かの生徒が立ち上がっているのが見えた。キョトンとした後、堰を切ったように笑う・・・なんだ、生徒はやはり生徒、獅子の子に従おうだなんて可愛いところもあるじゃないか。大きな背中を追ってバスを降りたなら、頬を撫でる風に気持ち良さそうに目を細め──街の煌びやかさに今度は目を見開く。本で見た事がある、写真も、ポストカードも、雑誌も──外で、己が自分の足で立っている。順繰りに風景を見て、その後己の足元を見て・・・厚底とはいえ走ろうと思えば走れる。好奇心のまま、興味の向くまま、近くの可愛らしいお店から暗い路地裏まで見て回ろうと、ぱっとその場から駆け出して )
>ラギー
帰るんですよ!キミの匂いを撒き散らして誤解されるくらいなら図書館に閉じ籠っていた方が100倍マシです
( 分かっていて言わなかったこの意地悪なハイエナを撒いて逃げられるほど今の己は万全では無い、が、大人しく玩具になる未来が見えている以上さっさと図書館に帰ってしまいたい。可能な限り早足で歩いていたものの──どこもかしこも似た雰囲気の部屋が続くせいで正解なんて分からない。ムスッとした顔は歩けば歩くほど悪化して・・・もし己に獣の尻尾があったなら、それはもう不機嫌そうに揺れていたことだろう )
>>822 ノアさん
!
……うふふ、もちろんですわ。女王様の仰せのままに。
( 彼女からの可愛らしいオネダリにぱちり、と大きな瞳を丸くさせた後にすぐにふにゃりと微笑めばフリルやレースのあしらわれた特注の制服のスカートの両端を指先で摘んで恭しくお辞儀を。もし鴉の許可が降りずとも、図書室の女王様とこうして食事を共にできることが嬉しい。だって久しぶりの女子会なのだ。女よりもよほど可愛らしく美しい男はゴロゴロいるがそれはそれで違うのだ、─── ヴィルは別なのかもしれないけれど。「 ノアさんのお好きなものを腕によりをかけて作るわ。何か好きな物はございまして? 」と華奢な手をぱちん!と鳴らしては折角ならば彼女の好きな物を作ろうと。最も彼女の世界の料理と自分の世界の料理が違っていたり、時代が違ったら自分も知らないものもあるかもしれないけれど。その時は彼女から教えて貰いながら作ろうと楽しそうに微笑んで。 )
>>823 ラギー先輩
まあ。うふふ、じゃあ洗い物をしてくださいますか?
( さて!と息巻いてキッチンに来たのも束の間、何やら手伝いをしてくれるような彼の言葉にきょとんとしたあとに思わずくすくすと笑ってしまいながらその心遣いに大人しく甘えることとして。きっと普段から働き者の彼の事だから、ただソファで待っているというのも落ち着かないのであろう。前の世界での自分ならいざ知らず、この世界に来てからというもの自分もすっかりそういう性分になってしまったから彼の気持ちが分かる。「 そうね、それから…味見係も。 」と悪戯っぽく一言を付け足せば、しっかりと手を洗った後に冷蔵庫やら戸棚からドーナツのタネとなる材料たちや道具たちをそれぞれ手際よく取り出していき。 )
>>824 レオナ先輩
むぐ、
( 面倒くさいとその瞳が語っている割にはしっかりと此方が何を言っているか理解しようとしてくれる彼になにだか嬉しくなっては更に口を開こうとしたが、残念ながら其れは彼の革手袋に包まれた大きな手に阻まれて。ぱち!と驚いたように宝石のような瞳を開いたものの、煩くしすぎたかしら、喋ってないのに。と自分の唇に押し付けられた指に視線を落とせば不満そうにちらりと彼を見上げたあとにぺしぺしと彼の腕を叩いて。最も大して力の入っていない子猫のような力ではあるがその瞳は「 (レディに失礼ですわよオウジサマ。) 」と雄弁に語っており、目は口ほどに物を言うとはまさにこの事で。 )
>ミシェル
──それじゃあ、ハンバーグが食べたいです。あっ、でもピーマンは嫌いなので抜きで
( この図書館の司書のことを時折生徒は女王だと呼ぶ。確かにこの図書館にしまわれた本全てを覚え、その内容すらも諳んじることができる司書のことだからハーツラビュルの王様と似たようなものかも分からないが。目の前でふわりと上品に頭を下げたその生徒はまるでそうお辞儀することが当然だとでもいうようで、演技のような素振りのないその動きが美しい一枚の絵画のようで、その後の無邪気な笑みと相俟って可愛らしく見える。少し背伸びをするように手を伸ばし、整えられた髪を軽く褒めるように撫でられたなら悪戯っぽく微笑みながら希望のメニューを述べ )
スープはコンソメが好きです
>ミシェル
限定品とか今使うやつは自分で買いに行く派なんで…
(意外そうにする彼女に少し早口で自分のこだわりを話して。大体のものはネット通販で買っているが届くまで時間が掛かる為こうして頑張って購買部まで買いに行っていると告げて。ふと買ったものについて訊かれ「別に教えてもいいけど君が好きそうなものは買ってないよ」と告げそれでも大丈夫かと確認するように視線を向けて)
>ラギー
マンドラゴラ抱えて鬼ごっこか…それは大変ですな。…こちとら驚いた拍子に課題で使う薬草落としかけたんですけど
(驚いたのはこっちのセリフだと肩を竦めながら告げ相手の話を聞いた。塀の向こうで何がおきているのかは分からないが彼が大事そうに抱えているものと鬼ごっこと言う言い訳じみた言葉に本当かと疑いつついつものように自称愛の狩人に追われているのだろうと考え話を合わせる事にして)
>ノア
あんな陰気臭い所に泊まるなんて物好きですな…別に泊まっても問題ないけど
(食生活について咎めないと言う言葉に安堵しつつバランスの良い食事とれるように努力しているつもりだと目を伏せた。つられるように図書館の方に視線を向けた後告げられた言葉にいつもの自虐を交えながら話して。普段は何を考えているのか分からない司書だがこうして話してみると案外話しやすいと感じつつ少し口角を上げて)
>>826 イデア
あ?……お前が悪い訳じゃねぇが。テメェはお散歩か?
(素直に謝られてしまえば、怒るものも怒れないというもの。というかそもそもこれくらいでビビるなど、我が寮生ながら悲しみを通り越して呆れてくるのだが……目の前の相手に侮られるのも癪だと口を噤み、不服そうにグルルと喉を鳴らした。ドがつくほどネガティブな相手らしく、速攻謝罪があったことにだからカイワレ大根なのだと冷めた目で見ながら、ズイッと距離を詰めた。何故なら相手の反応が飛び出すオモチャみたいに面白いからだ。時間潰しにはちょうどいいだろう。と、ニヒルに片方の口端を持ち上げて)
>>828 ラギー
はぁ……気が乗ったらな。
(圧を感じる笑みに、スッと目を逸らす。やれやれと見せつけるように大袈裟にため息をついたあと、相変わらずのマイペースな発言をサイコロを振るうように言う。ラギーの猛攻にあう前に。と、盛り上がっている部員共に「おい聞け」と号令を出す。お利口さん達の過去のデータを洗いざらい割り出し、相手の脆い場所、死角、苦手なプレイなどを炙り出していく。どうせ口で言ってもわからない者が多い為、テーブルにチェスのような盤を引っ張り出させると、ようやくラギーの方を向いた)
ラギー、俺が言った通りに駒を動かして、メモしろ。良いな。
>イデア
・・・いいの?泊まって?司書が?
( 駄菓子を買っている姿も見た事があるし、炭酸飲料だってきっと好きなのだろう・・・とはいえ時たま食堂に弟君といる姿だって見たから、まあ細い身体とはいえご飯は食べている、はず。ほんの少しだけ持ち上がった口角に、おや笑った、と嬉しそうに僅かに目を細めたあと聞こえた言葉に目を見張る。てっきり司書が不気味だからと足すら踏み入れることを拒否されると思っていた・・・ぱっと花が開くように顔を輝かせたなら )
じ、じゃあ、じゃあ!クロウリーから許可を貰ってくるから、キミの寮に泊まりたい
>>829 ノア
シー。てか人をクサい物みたいに…ひでーや。
( 他人に見つかることを恐れるわりに、感情的な声で叫ばれると、繊細な耳がピクッと小さく震える。仮にも教員職に就く人間がそのような身も蓋もない言葉を、生徒にぶつけるのはいかがなものかと思う反面、他の獣人同様よく利く鼻を持つからこそ彼女の選択が最善であることは分かる。己としても約束通り報酬──と借りが作れればそれで良し、ジーパンのポケットに手を突っ込めば出口とは真逆の方向に歩いていく司書に。 )
本当にどこ行くんスか…帰るんでしょう?
>>830 ミシェル
洗い物ッスか…?なんかチビのお手伝いみたいッスねえ。
( 調理の分担でも任されるのかと思いきや簡単な仕事に少しだけ拍子抜けしたように笑い。とはいえ監督生は料理が好きなようだし、ここで手伝っても返ってお節介かと判断し。シャツの袖をまくればシンクに立ち、使い終わった食器や調理器具を綺麗に洗っていく。時々彼女のドーナツ作りを見学させてもらいながら。その間「…生地できたら一緒に輪っかにしてもいッスか?」とドーナツ作りで1番楽しい工程だと思う作業に、チャレンジしてみたいと思い泡のついた指で己指差し。 )
>>832 イデア
あらら…それは申し訳ないッス。でもあくまで落としかけた、でしょう?実際に落としてないならセーフってことで!
( 人間では登れない壁に諦めたのか複数の恨みがましい声が遠ざかっていく、ホッと息をはいて。落ち度はこちらにあると認めている為、クレームには多少肩を竦めたものの、細い腕にしっかりと抱かれた薬草を確認すればすぐにケロッとした笑みを見せて。たとえ相手が歳上であろうと「弁償代を払う必要は、ないですよね?」なんて良く言えば恐れ知らず、悪く言えば図太く確認をとり。 )
>>833 レオナ
もーそれ絶対来ないフラグじゃないスかぁ…。
( 見るからに参加したくないオーラを漂わせながら、信用ならない言葉をはかれても不安しかない、きっと明日は自分が嫌がる彼を引きずって行くことになるんだろうなぁ、と未来予想し。王様からの突然のご指名には「はいはい。」なんて慣れたように返事をし。頭脳派より肉体派の者が圧倒的に多いためか、仲間達はジロジロと物珍しげにチェス盤を眺めている。バックから小さめのノートとシャーペンを取り出すとどうぞ、と彼に指示を出すよう目配せして。 )
>ラギー
──ハイエナが1匹、司書に食い潰されても日の目を浴びなければそれは無かったことと同じかな
( 右を見ても左を見ても似たような部屋ばかり。後ろから気が抜けたように投げかけられた声は死肉に群がるハゲワシみたいに上から目線で噛み締めた唇から血の味がして嫌になる。ぴたっと足を止めたなら、振り向きざまにこのいつまでも小生意気な生徒の腕を掴もうと・・・叶うならそのまま、目に付いた真っ暗な倉庫にでも引き摺り込んでしまって、持ち得る知識の泉を持って噛み付いたとしても弱肉強食の世界だと言うならお咎め無しだろう )
>>831 ノアさん
─── ふふっ、仰せのままに。
( ぽすり、と自分の頭に乗せられた小さくて暖かい手に思わず頬が緩む。髪を優しく撫でる手つきが母のようで、少しだけセンチメンタルな気持ちになる少女の心をグッと堪えて彼女の言葉に微笑めばノアさんはピーマンが嫌い、と脳内のメモ帳に新たな情報を書き込んで。それからスープの味の好みについて教えてくれた彼女の言葉にぱっと表情を輝かせては「 私と同じ!私もね、コンソメスープが一番好きなんです。だからとっても自信があるのよ。 」とにこにこぺかぺか笑って見せて。元の世界にいた時からコンソメスープが1番好きだったせいか、此方の世界に来てからも自分が納得が行くまでひたすらコンソメスープ作りに励んでいた時期があった。そのおかげでグリムには苦い顔をされたがその後ツナ週間を開催したのでその件については許しを得ている。ミシェルは好きな物が一緒で嬉しい、と笑えば頑張って作ろうと改めて決意し。 )
>>832 イデア先輩
確かに、ネット通販って届くまでに少し時間がかかりますものね。
( 彼の言葉にふむ、と納得したようにひとつ頷けば確かにそういった商品は自分で買いに行った方が早いだろうと。段々と早口になっていく彼の口調に何だか素を見せてもらっているようでほんわかとした気持ちになればにこにこ微笑みながら「 あら、ただの好奇心ですもの。ふしぎの多いイデア先輩のことを知りたいって。 」とにこ!と人懐っこく微笑んで見てはひょい、と彼の持っている袋の中を覗き込んで。 )
>>835 ラギー先輩
!……うふふ、じゃあ輪っかづくりはラギー先輩にお願いします。
( 慣れたように材料を測ってはボウルに入れて、混ぜて、捏ねて。また材料を入れて。それを繰り返していれば、此方をちらりと観察していたブルーグレーの瞳と目があい、それからもうひと工程手伝ってくれるという彼の申し出にパチリ、と瞳を丸くした後にすぐにふにゃりと笑えばそれを受け入れて。なにだかやりたがりな弟と一緒に料理作りをしているようで─── 彼が先輩なのはもちろん承知の上だが ── ミシェルはぽかぽかとした気持ちで頬を緩め。 「 ラギー先輩は働き者ですのね。普段から王様のお傍にいるからかしら。 」と粗方混ざりあった生地に満足気に頷きつつそんな事をぽろりと零せば、ボウルにラップをかけて冷蔵庫へ。大体1時間ほど冷やせばあとは彼にお願いする仕事だ。 )
>>836 ノア
そのハイエナ1匹にムキになっちゃってぇ…カワイイセンセ、
( 引きずり込まれたのは子ネズミが好みそうな暗くて狭い備品庫、扉に背を押し付けられたまま視線を下へ。薄暗闇のなかでもハッキリと見えた司書の顔は、今にも噛みついてきそうな表情をしていて。負けん気が強すぎるのも難儀だな、と思いつつあまりにも悔しそうな様子に、言動の矛盾を指摘する気も失せ。パタッと揺れた短い尻尾が壁を撫でて───司書は食い潰す、と言うが、何だかんだと肩書きに縛られている以上、本気で生徒を淘汰すことはしたくても出来ないはず。そんな彼女が“ちゅう”と鳴いたところで、小動物の必死の攻防にしか見えない。両手で顔を固定しては、嗜虐と嫌味がこもった甘ったるい声で。 )
噛みついた後は、魔力にあてられてオレに運ばれるってオチでしょう?シシシ、自分から娯楽を提供してくれるなんて…ノアさんは本当に生徒想いの先生だな~。
>>838 ミシェル
働き者…ってかせっかちなんスよねオレ。ぼーっと過ごすのとか苦手だし…、そんな暇あるならバイト入れたり、勉強にあてた方がお得って思うんスよ。
( 輪っかを作り隊に任命されればドーナツ生地を冷蔵庫にしまう監督生に向かって、“ あとで一緒に作ろう ”、なんて嬉しそうに声を掛けて。──泡をすべて洗い流し、綺麗になった食器をふきんで拭いては元の場所に戻し、拭いては元の場所に戻し──そんな作業を繰り返しながら、彼女の言葉に己を客観視してみて。明日を少しでも良いものに出来ると思えば、学生の大敵である勉強や労働は苦ではない、むしろ己のような貧民街育ちが学校に通えるなんて奇跡に等しい。ぼふんとソファーにダイブするように座れば、ぽすと隣を叩き彼女に休憩するよう促して。 )
ここじゃ知らねえ事たくさん知れるから惰眠を貪るのが惜しい…異世界からきたミシェルさんならこの気持ち、分かるっしょ?
>イデア
( / コメントありがとうございます!どうか私生活のご負担にならないようにしていただけましたら幸いですので・・・!ご無理はなさらず! )
>ミシェル
──それは楽しみ。それじゃあまた今夜、司書は美味しい紅茶を用意しておくから
( 指通りのいい髪を指ですくように、時折指先に絡ませながら己よりも少しばかり・・・そう、少しばかり高い位置に目のある少女の頭から手を離し、それはもう花が咲き誇るように笑うその表情と向き合う。どうやら今日の夕飯はそれはそれは楽しみなことになりそうだ、部屋にバゲットもあったし、クラッカーもあったはずだから・・・せっかくなら持参しようか。うんうんと数度満足気に頷けば、時間を確認するように図書館の中に目を向けて・・・再び目を少女へと戻す。まだもう少しだけ夜には時間がある、お互いに準備をして落ち合うのは数時間後になることだろう )
楽しみに待ってるね
>ラギー
──キミの部屋からここまでは多少なり距離があって、この部屋の近くには談話室がある
( 見下ろす目はいつだって得意では無い・・・この生徒が苦手だというわけではなく、単純に何度も生徒たちの卒業を見送って何度も危険な目に合う内に少しずつ小馬鹿にしたような、同情したような目を嫌うようになっただけ。ほんの少しだけ身体が震えるのも足が痛いせい・・・逃げずに曇り空のような瞳を暗い部屋の中で捉えながら、ポケットから取り出したのはいつかのアドマイザーで外れた蓋が床に跳ねる。この生徒に望むものなんて、司書小馬鹿にしたようなその態度を改めろ程度のものだけれど、司書にだって噛み付く牙があることは学んでもらおう )
群れの規律を破るのは不本意なのでしょう・・・司書がぐったりしてキミに運ばれても、ここで倒れていても勘繰られますよ?
>>840 ノア
それは…お生憎様、その匂いにはもう慣れた。アンタの部屋行くとちょくちょくするんだもん。
( ポケットから取り出された物を見て、必然的に嫌な思い出が蘇り言葉に詰まる。──が、ポムの副寮長に比べたら拗ねて仕返しに走る司書の方がまだやりようがあるというか、可愛い脅威。それに対してあの狩人は、混じり気のない探究心で、人の苦手なところを執着に弄りたおしてくるのだから本当に厄介だ。目の前に突き付けられた銃口にではなく、ここには居ない天敵が原因で眉間にシワが寄り。とはいえその匂いも好んで嗅ぎたいとは思わないため、親指でアドマイザーの噴射口を塞いで。──それから此方はまだ何もしていないのに、小さく震えている彼女に。 )
…アンタ前に言いましたよね、オレのこと動物園から脱走したハイエナみたいだって。あんな苦労もしらねえ温室育ちと同等だって言うなら、ビビることないでしょう…?
>ラギー
──温室育ちでも、司書にとって獣は獣ですよ
( 嫌そうな顔をしながら慣れた手つきでアドマイザーの口を塞いだ目の前の生徒。司書の部屋に出入りしている生徒など限られているのだから余程問題になりそうな発言だと咎めるより先に、心底不思議そうな言葉への返事が口をつく。動物園から逃げ出した獣に人間が大騒ぎするように、噛み切る牙を持つ生き物ならどこで育とうと驚異で──魔法を使えない人間が魔法を使える者に少なからず怯えることにも似ているような。落としたアドマイザーの蓋を探すように膝を折ったなら暗い床に手を伸ばし )
イタズラが過ぎましたね、図書館に戻りましょう
(/仕事が現在多忙なため、顔出しのみで失礼致します。来週以降には通常のペースに戻れると思いますのでご容赦いただけますと幸いです)
>レオナ
( / コメントありがとうございます!どうか私生活の方でもご無理をなさらずにお過ごしくださいませ・・・!熱中症にお気をつけて! )
>>842 ノア
大きく出たわりにもうネタ切れ?…まあ、良いけど。
( 自由に外出が出来ず退屈しているのはなにも司書だけではない。魔法士じゃないなりに次はどんな手段で噛みついてくるのか──期待していた分、あっさりと身を引かれれば拍子抜けしたような表情を浮かべ。張り合いがねえの、と悪態をついたものの当初の目的を思い出すと夜目を活かして彼女よりも先にフタを見つけ、アドマイザーに被せて。それからダンボールから湿布を1パック持ってくると「どーせ保健室、行く気ないんでしょう?」と差し出し。受け取ってもらえるかは不明だが、その後は彼女を図書室まで送り届けて…今日の雑用は、終わりだろうか。 )
>ラギー
・・・お気遣いなく。固定してくれたからか、かなり楽に歩けるようになっているのでね
( この生徒は優しいのか冷たいのかよく分からない。その目の通りに灰色と空色を映したような、綺麗とも怖いとも言えない生徒だ・・・ぺたぺたと床を触っていたものの一向に手に触れない蓋に眉を寄せてみれば、後から手を伸ばした生徒の方が意図も簡単にとりあげたソレ。かちっと音をしてはめられたアドマイザーをポケットへと戻し差し出された手土産は断る・・・第一、体育会系の生徒が多いこの寮には必需品だろうソレを受け取るのはしのびない。制服のシワを伸ばすようにぶかぶかのズボンの裾を払えば )
さあ、帰り道はどちら?
(
>レオナ
…こ、購買部で買い物して寮に帰る途中だよ
(悪くないと言う言葉に自分が怖がらせたからと言いかけ不服そうに唸る声にこれ以上卑屈な事を言うのはやめようと口を噤んだ。ネガティブになってしまうのは悪い癖だと分かっているがこればかりはどうしようも出来ないと考えつつ距離を詰められオドオドと身を強ばらせて。早く帰りたいのに面倒な事になってしまった。なんて不運だと感じつつ抱えたままの袋を握りしめ問いかけに返して)
>ノア
別に良いですよ、騒がしくしなさそうですし…うちの寮生や弟が色々と世話になってるからそのお返しだと思ってください
(何処か嬉しそうな様子に何笑ってるのと首を傾げた後問われた言葉に優しく返した。別に相手を不気味だとは思っておらず逆に自分の寮に泊めて大丈夫かと考えつつ特別だからと寮に泊まるのを承諾して)
>ラギー
それはそうだけど…びっくりさせたお詫びは必要でしょ
(相手が何やら壁の方を気にしている様子を横目に確認の言葉に目を伏せた。落としかけたとはいえ衝突しかけたのは事実で弁償の必要はなくとも何かしらお詫びをするべきだと眉を顰めちょうど手伝って欲しい事があったからそれで見逃すと告げて)
>ミシェル
そうそう、だから直ぐ使うものとかはネットで頼んだら予定より遅くなって困るんだよ
(納得した様子の彼女に自分の失敗談を交えながら頷いた。こちらの様子に笑みを浮かべている相手に変なやつと僅かに口角を上げた後「…そこまで言うなら見せてあげる。と言ってもただのエナドリ…炭酸飲料しか入ってないけど」と目を伏せ袋の口を少し広げ青と黒のパッケージのエナドリの缶を見せて)
(/お待たせしました!暑いですが体調に気をつけてください…!)
>>846 ノア
───こっち、アンタは前歩いてください。
( 返答を聞けばそれ以上勧めることはせず、服のポケットに湿布を丸めて突っ込んで。言われるがまま先導──して二度も神隠しに遭うのは、ゴメン。そこで後ろに下がり対策を取ると、強制的に前を歩かせ。───サバンナを抜け、鏡の間に戻ってきたところでパッと思いついた。あまり慌てる姿は想像できない、なんだったら己が消えた事に気づいても、へこたれず1人で帰りそうだが、悪戯しちゃおうと。音を立てず司書から離れれば、近くの棺桶の裏にまわり。大事な耳をしっかり隠しつつ、彼女の様子をうかがい。)
>>847 イデア
はぁい、先輩をビックリさせちまった罪、しっかり償わせて頂きマ~ス…!
( 驚かされる毎にお詫びをもらっていたら彼の場合、すぐに富豪になれそう──なんて減らず口は控えておこう。何故なら彼は名門シュラウド家のご子息様、ゴマをすっておいたら今後何かしらの時に、コネが役立つかもしれない。──逡巡すれば不満顔の先輩にへらっと笑いかけ、タダ働きを嫌うハイエナにしては妙に物分かりのいい返事を贈り。仕事が決まれば次に気になるのは依頼内容、謎が多い彼からの頼み事となると余計に気になり。たんぽぽ色の瞳を不思議そうに見上げながら。 )
でも手伝いって…?言っときますけどオレ、機械とかアニメゲームは全然詳しくないッスよ?
>イデア
すぐ、すぐ話して、着替えとか持って戻ってくるから少し待っていてくれますか?
( ぱああ!と効果音がつきそうな程に、顔を輝かせたなら向かう先はカラスの巣。今回は寮長直々の許可で、しかもお礼を兼ねて・・・ということにできるし、何より相手はシュラウド家の長男なのだから流石に許可も降りるだろう。許可をもぎ取って、パジャマを持って戻ってくるのに15分もあればどうにかできるはず。だから、まるで子犬にステイを教えるように手を振ったならその場から駆け出して )
( / お疲れ様でございます!本体様もご無理はなさらずにお過ごしくださいませ )
>ラギー
──え
( 後ろに誰かがいるというのはどうにもこうにも落ち着かないが仕方ない。道を聞きつつ足を進めれば辿り着いたその場所はやっぱり気持ちが悪いが、帰るか・・・と、そこで違和感を覚えたのだった。近くで視線を感じない、気配がない。身の毛がよだつような感覚に振り向けば、生徒の姿が無い。さぁ、と顔から血の気が引くのが先か、冷や汗が床に落ちるのが先か、小さく震える手を白くなるほど握りしめて )
──ら、ラギーさ、ん、どこ
>>849 ノア
───
( 信用ならない世界の住人に対して、迷子の子のような反応をしてみせた司書に内心、『 なんつー顔してるんスかねぇ。 』と。呆れ…?ともつかない感情が芽生えると同時に、ドーナツ2個分ほどの嗜虐心が湧いてきて。懐からマジカルペンを静かに取りだし、ペン先をとある1つの棺に向けると魔力を送り。───するとカタカタ。新入生が入学してくる時期はもう何ヶ月も前に終わったというのに、まるで中に誰かがいて、外の世界に出たがるように音を奏でて。 )
>ラギー
──ら、
( 何も居ないはずの棺が鳴った、まるで己がこの世界に来た時のように。逃げないことを選択したはいいものの、立っているのもそろそろ限界が近い。その場に蹲るように座り込んだなら消えそうな声で、らぎいさん、なんて情けない声のまま名前を呼んで、その後──睨むように顔を上げて棺を見据えたなら口を開き・・・もし・・・もし誰も止めに入らなかったなら、魔法の使えない司書は迷わずこの魔法に満ち溢れた誰が聞いているかも分からない空間で、最高難度の古代呪文、禁術を口にすることだろう )
>>851 ノア
( 校舎にはイタズラ好きのゴーストや自我を持つ絵画がいる、そんな学校に長いこと身を置きながら司書の反応はやはりあどけなく、初々しい。驚かせ甲斐があるゆえに、ハロウィーンの季節になったら他の奴らから大人気なんだろうな、と思いながら足音を殺し、後ろから忍び寄り。狩りをする要領でそぅっと、一歩また一歩と着実に両者の距離を詰めてゆき。──そうして、彼女が呪文を唱えるより早く野生が牙を剥く。喉から絞り出された低音はせせら笑うような音を以って、子ネズミの鼓膜をくすぐるだろう。 )
────にゃーお、
(/遅くなって申し訳ございません!残りはまた後ほど返させていただきます)
>>828 ノア
全くだ、俺はお優しいからな。
(先程笑った彼女の言葉をそっくりそのまま口にする。到底優しそうに見えないニヤリと歪んだ笑みを浮かべると、ヒエ!と寮の獣人達はブルルと身を震わせて足早に降りて行った。王の威厳がある。といえば畏怖の象徴だろうが、この対応について不満など到底ない。ニヤニヤと人の悪い笑みのままバスを降りると、なんてことない街並みが眼前に広がっている。耳が良い自分にとって人の声や雑踏などは雑音としか思えないが、隣で目を輝かせている少女に野暮なことは言うまいと口を噤んだ。――その時、タッタッタと軽快な足音と共に横にいた彼女の髪が揺れる。は?と一拍子目を見開いている内に、彼女は数メートル先に走って行ってしまっている。思わずため息をつく。どこに一国の王子を置いて駆け出すヤツがいるのだろうか。お転婆なお姫様の背中に思わず声を出して)
おい待て、走るんじゃねぇ。
(/お気遣いありがとうございます!大変遅くなりました)
>>830
ミシェル
……グルル。お転婆なヒメサマには丁度いいだろ。
(ピンと立てた耳が教師の足音がうろちょろしているのを聞き取った。全くしつこい教師だ。とっとと別の場所へと行けば良いものを。不服そうに唸り声を小さくあげた。腕の中の彼女の抗議に、か弱い草食動物を彷彿としてハン、と片眉を器用に上げながら茶化すように耳元で囁き)
>>835 ラギー
一度しか言わねぇ。耳の穴かっぽじって良く聞けよ。
(ため息混じりの苦言をスルーするのは最早見慣れた光景だ。部員達もあ、来ないなと憐れみの目をハイエナに向けている。何処吹く風でテーブルの上のチェス盤に駒を手際良く並べだす。カンッと軽い音がし、駒達が盤上にズラリ。相手が得意とする陣形だ。その頃にはキビキビと動いたラギーの眼がこちらを向くと、レオナは一瞥もしないで口を開いた。ツル……ではなくサバンナの王者の一声に、部員達の耳がピンとこちらを向いているのを確認しながら、駒を一つ一つ指して動き方を叩き込ませ始めて)
コイツが司令塔だ。で、コイツがルーキー様、とりあえずそれだけ覚えておけ。――。
>>847 イデア
へぇ。食い物、の匂いじゃねぇな。
(スンと鼻を効かせるも、草木の香りと彼自身の香り、紙の僅かな匂いくらいしかしない。帰りたそうな相手の様子にスルーを決め込む。まるで狩りをするように相手の背後へと軽やかに回れば、彼はもと来た道を戻る他ないだろう。袋の中身を覗き込もうと更に距離を詰めようとして)
>イデア
( / 最近暑い日々が続いておりますし、くれぐれもご自愛くださいませ・・・ご連絡ありがとうございます!承知いたしました! )
>ラギー
( すぅっと息を吸い込んだところで耳元に響いた声は猫と呼ぶにはあまりに歪で獣と呼ぶには情の乗ったもの。悲鳴こそ上げなかったが身体の力が抜けてしまってその場に尻餅をつく。本当に悪戯が過ぎる生徒だ、まったく。後ろに視線を向ければ見覚えのある耳と目があることだろうが、なんとはなしに今の己の目が混乱と怒りと安堵と、ついでに少しだけの恐怖でぐちゃぐちゃな自覚がある・・・ため、本を抱え込むようにして膝に顔を埋めることに。泣いてはいないが拗ねてはいる )
>レオナ
( 行き交う人々はとても綺麗で、流行りの服やメイクをして、ただの日常がこの司書にとっては特別なのだと言ったところで信じてはくれないに違いない。嬉々として辺りを見回す己こそ多少なり異質に見えるのか、ちらちらと視線は浴びるものの校内の好奇心の目に比べれば些事。聞こえた声に振り向いて立ち止まり、振り向けば呆れたようなエメラルドの瞳──大人気なかったことは認めよう。来た道を、走るなと言われたので早足で戻ったなら今度こそちゃんと隣りに並んで・・・それはもう悪戯心と揶揄いたっぷりに口を開き )
──時間が有限だと教えてくれたのは、キミだよ。エスコートよろしく、王子様?
( / お返事ありがとうございます!お疲れ様です、ご無理はなさらないようにしてくださいね・・・!)
>>856 ノア
(茶目っ気たっぷりなお嬢様に大袈裟に肩を竦めた。まぁこんなのただの子どもの言い訳と大差ないレベルなのだが、浮足立っている相手の様子を一瞥して何度目かのため息をついた。この学園で己をそう堂々と呼称する人間はほんの一握りだ。キラキラとした笑顔の相手に、「すっ転んで歩けなくなったら余計に時間の無駄だろう」という苦言を飲み込む。どれだけ楽しみ……いや、すでに楽しんでいるのだろう相手の踊る手首を掴めば、スルリとそのまま手の平へと指を滑らせた。そのまま押し上げるように相手の手の甲を太陽に向け、もうそれはそれは恭しく“王子様らしく”手をとって。流石に“許可”がないので、白馬の王子なんてサムイヤツのマネなどしないが、薄桃色の指先と自分の鼻先が触れ合うほどの距離まで持ち上げると、エメラルドグリーンが睫毛の影で縁取られる。顔を上げた表情は、柔和な笑み、かと思えばまぁサバナクローの寮長らしい肉食めいたニヒルなもので)
――わかったわかった。まぁそう慌てんなよ、お転婆なオヒメサマ。
>>855 レオナ
( ノートとチェス盤との間で慌ただしく視線を行き来させる一方で、ビデオカメラを持ってこなかったことを軽く後悔する。とは思ってもあらかじめ二度目はない、と釘を刺されてしまった以上、今は聴覚と視覚を研ぎ澄まし、記録漏れがないように黙々とペンを走らせ続けるしかない。──やがて駒を動かしていた指が卓盤から離れればペンを置き。ザッと書いたものを確認した後、「メモしましたけど…どうッスか?」と言って見せたノートには、ミミズがのたくったような字がずらり。一応、作戦の要点はしっかり書き記した。それにコート図も添えた為、脳筋な連中にも伝わる…か不明なため書き漏らしが無いかを確認してもらうついでに、分かります?と王様からの感想を待ち。 )
>>856 ノア
な、泣いてる…?
( 耳元でにゃあごと鳴いた途端、へたり込む司書。その後、一言も発さず無言で体育座りされるとやっちまった感がじわじわと押し寄せてきて、恐る恐る腰を落とし。顔は見えないけれど、もし女性を泣かせたことが故郷にいる祖母の耳に入ったら…祖母を悲しませてしまう。それは避けたいと自分なりに考えた結果、財布から紙きれをだして。他人に譲るのは少々惜しいがこれも必要経費、そう割りきっても目をキツくつむり名残惜しそうな声は隠せないが。 )
ッ…ぐぅ…分かりました!麓の街のパン屋さんの割引券あげますんで!オレの気が変わらないうちに早く…!!
>レオナ
( 呆れたような溜め息も慣れてきた・・・それでも、憐れむような目をしないこの生徒に少なからず救われている己がいることにも気がついていた。痕がつかないような力加減で流れるように指先に添えられる穏やかな他人の温度に目を丸くする間も無く、その所作をつい目が追う。エメラルドに落ちる影も、街中だというのに周りの音が消えたような一瞬も、そんな所作とは裏腹に浮かべている生意気な表情さえも絵画のようで驚きと恥ずかしさと恐れ多さで鯉のように口をぱくぱくさせることしかできない。本当に悔しい──と一瞬だけ思ってしまった。己の見た目も立場も、この与えられた礼節に見合うものでは無いのだと思い知る。苦虫でも噛み潰したかのような表情を浮かべながら、取られた手の指先に少しだけ力を入れ。大人ぶったこの生徒に一泡吹かせてやりたいが、そんな宣戦布告すら子猫の戯れだと鼻で笑いそうな御人だ。そんな獅子の子を困らせるための行動なんて、一生懸命慣れない我儘を言うことくらい )
チョコレート!早く買いに連れて行ってください。あと動いたら喉が渇いたので紅茶も飲みたい。それから本も見に行って、ええと──
>ラギー
──ふ、あは
( じっと感情が落ち着くまで膝に顔を埋めているつもりがいつまで経っても嘲るような声が聞こえてこない。てっきり悪戯が成功したとあの生意気な顔を破顔させてゲラゲラ笑い転げるかと思っていたというのに、思ったより近くで気配がおずおずと揺れて困惑したようなセリフに顔を埋めたまままばたきをした。何かを考えるような間、それからこの生徒らしい泣き止ませ方に顔を上げて──困った生徒だと笑う。ゆるゆると首を振りながらその券は生徒の手に持たせたまま、ゆっくりと足が痛まないように立ち上がれば大きな耳には触れないよう気を付けつつ褒めるように生徒の頭に手を伸ばす )
泣いてませんよ──ただ、次はないと思うように。麓まで司書は中々行けません、が、そこのパン屋さんはいつか行ってみたいと思っていたので今度メロンパンでも買ってきて・・・あ、お代は払いますから
>>858 ラギー
(ザカザカとペンが走る音を聞き取りながら、器用に駒を動かす。一度しか言わないと言った手前、何人かのお利口さんはメモを取っているようだった。特に狼の尊敬しています!と言わんばかりのしゃらくさい視線がザクザクと突き刺さって居心地が悪かったが、いちいち取り合うのも時間の無駄だ。ハイエナ共々の紙を擦るペンの音がさもオーケストラのようになり、いつの間にやら見様見真似で筆を執る者が増えてゆく。これで、後ろで必死こいてメモをとるハイエナに万が一不足があっても、パッチワークのごとく誰かしらカバ―出来るだろう。ペンの勢いはデクレシェンドでも見えているのだろうかと思うほど衰えてゆく頃、最後の忠告を終えた。周りを確認すれば、ようやく息が出来るとばかりに「はぁ」と誰かのため息が漏れる。流石に拍手喝采など有るわけもないが、代わりにラギーが立ち上がりズイ、と出来上がった楽譜――ではなくメモを広げる。目玉商品を探す血相で書いていただけあって、図まできちんと記載されていることに「へぇ」と感心の吐息を漏らした。まぁミミズが這ったような字ではあったが、傍に置いているだけあって自分的には可読資料になっている)
よく出来てるじゃねぇか。あとで清書しとけよ。
>>859 ノア
おい、増えてねぇか?
(はくはくと空気を出すだけの相手に、酸欠の金魚……。と一瞬ド失礼なことを重ねつつ、ポンポンとアレソレと行きたい場所を投げられる。きっと言葉に形があるならば自分の頭の上を飛んでいっているのだろう。悔しそうな、まだ蝋燭の炎程度には対抗心を燃やしているらしい目に、白い牙を見せた。相手は良くて毛糸に絡まる仔猫のよう。勝負はついた。とばかりに余裕綽々で鼻で笑い飛ばしながら、甥を尻尾であやすごとく、せいぜい相手をしてやるような言葉を吐いて。柔らかで、小さな指の腹が、自分の硬い皮膚に押し戻されている。やはり中性的な格好をしようが、高い厚底を履こうが女性は女性なのだと一瞬だけスンと口端が下がった。――やっぱ連れて行くか。と、バスで片隅に思案していたことをやると決めて、手に力が込められたことを良いことにそのまま言われた通り――いや、彼女が望む場所ではないのだが、エスコートをして)
それは連れて行ってやるが、その前に寄るところがある。
(/前回書き逃しましたが、お気遣い痛み入ります!)
>レオナ
( 生徒同士が見せる無邪気な青い春を孕んだ笑顔ではなく、慈愛に満ちた愛しい人を見るような微笑みでもなく、勝ち誇ったような──一方で年相応な意地の悪い笑みに仕方なく言葉を呑む。まったく、司書を小馬鹿にしている・・・と不平不満はあるものの、街に連れ出してくれたことを鑑みれば許さざるを得ない程度のものだ。あと我儘放題のオーダーにも連れて行ってやると返事をくれたし。緩く歩調を合わせるように、先を歩き出した生徒に促されるまま進めば、鼓膜を揺らした言葉にぽかんと効果音がつきそうな表情をしてみせて。生徒の用事であれば席を外そうと考えたが引かれている手からしてついて来いと言う意味なのだろうし、しつこく行き先を問うのも気が引ける )
──確かにエスコートとは言った、言った、でも冗談というか・・・些か恥ずかしさが勝つのだけれど、キミ
( / 滅相もございません!ありがとうございます、引き続きよろしくお願いいたします・・・どうかご無理はなさらず! /蹴 )
>>859 ノア
…ぅ、そーゆうの良いから…触るなら金もらいますよ。
( 吹き出すように聞こえた笑い声にそろ、と片目を開け、頭を撫でられそうになると反射で数歩たたらを踏み。耳ほど繊細じゃないにせよ頭も一応パーソナルスペースの一部、親しい人以外に触られるのは嫌じゃないけど、少しばかり抵抗感が。あとここ公共の場だし、まかり間違って司書に懐柔されたなんて勘違いされるのはまっぴらゴメンだ。複数の通りがかりの目に若干、居心地悪そうに耳を伏せたのなら、割引券をポケットにつっこみ。セーターの袖を指先でつまめば早く図書室にと訴えるようにクン、と引っ張り。 )
お、お遊びはもう終わり。早く行きましょ?
>>860 レオナ
こ、これは元からッス!!…てかオレがメモする必要なかったんじゃないッスかあ?
( ムチが多い王様からの珍しいアメにおや?と耳をピクつかせたのも束の間。ミミズがのたくった字はゴミ溜め育ちの弊害からで、新しく書き直したところで大して見栄えは変わらないだろう。ゆえに清書しておけと言われれば多少恥じらいが混じった様子でギャン!と上記を吠えて。その勢いで周囲に目を向けてみればさっきはメモ取りに必死で気がつかなかったが、他の奴らもしっかり作戦を記録していたらしい。てっきり己だけの仕事だと思って、必死に食らいついた自分がバカみたいじゃないか?むっと唇を尖らせると、近くにいた先輩に『お前だけに任せると後で金を取られそうだ』とトンデモナイ評価を受けたため。 )
はあ~?そんなことするわけ───これコピーして売ったらワンチャンあるか…?
>ラギー
あー…手伝ってほしいと言っても少し料理を教えてほしいって位なんで機械とかアニメの知識無くても大丈夫だよ。
(何か利益が欲しいのか妙に物分かりのいい返事に駄菓子ぐらいしか報酬はあげられないと一言告げつつ助かると礼を伝えて。今回は衝突しかけたから詫びを請求したが驚いたくらいで相手に何かしてもらおうというのは考えない。そう主張した後頼み事の内容を目を伏せながら告げて)
>ノア
なるはやでお願いします…
(よほどお泊まりが出来るのが嬉しいのか顔を輝かせる司書に陰気臭い所に泊まって喜ぶなんて物好きだと考えつつ大人しく戻って来るのを待った。幸い他の生徒や教師が来ることは無くホッとしつつも外は落ち着かず青白い光を放つ炎の髪を片手で握りしめながら目を閉じていて)
(/お気遣いありがとうございます。暑い日が続きますが体調は大丈夫です!)
>レオナ
た、炭酸飲料を買っただけだから食べ物は無いよ…確認するならどうぞ
(逃げ道を塞がれ完全に諦めたようにため息をついた。ただでさえ弟や仲のいい相手以外と話すのが苦手なのに距離を詰められては恐怖しかない。そう考えつつ視線を逸らし大人しく袋の中身を見せて)
>>861 ノア
自分の言った言葉に責任を保つんだな、言葉の重みはよぉくご存知だろ?司書様。
(言いづらそうに口ごもった声。自分の掴んだ手が、戸惑いを示すようにピクリと動いたのを無視して構わずその手を引いた。困惑を示す相手だが、ちゃんと自分にはついて来るらしい。反対に引っ張られない手に、そのまま自分より幾分も小さな相手の歩幅に合わせるように進む距離を調整する。その時、向かいから来た人とぶつかりそうになった。想定よりも行き交う人が多いらしい。手を引っ張っていて正解だったな。とノアをチラリと見やれば、彼女の顔にはやはり不満そうな色がのっている。心配しないように優しい言葉を――御伽の国の王子様ならするのだろうが、生憎第二王子の自分にはそのような慈悲もなく。意地の悪い言葉を並べれていれば、やがてお目当ての看板が見えてきた。洒落た単語が並べられた店名。店先には煌びやかな洋装をまとったマネキンが並べられている。端的に言えば服屋だ)
>>862 ラギー
それじゃ俺くらいしか読めねぇだろ。――ああ?自主性があって何よりじゃねぇか。
(子犬のようにキャンキャンと吠えているラギーの言葉を右から左へとハイハイと聞き流す。どうやら清書という概念すら存在しないらしい、踊っている文字に嘆く教師達の顔を見た。まぁ、自分は読めるのでどうでもいいが。ご不満そうなハイエナとは対称的に「げー!出た!」「ラギー先輩金にがめついからな」と嘆く声が聞こえてくる。別に自分はラギー以外にメモしろとは言っていない。強いて言うならば、母親かと言いたくなるようなハイエナの日頃の行いではなかろうか。立派な息子になって良かったな。とまた噛みつかれそうなことを述べたあと、再び周りからゲーッ!?と非難の声があがる。ラギーがここで一儲けしよう、自分及びこの部活内で害がなければそれでいい。その辺は鼻が利く相手に言う必要もないかもしれないが。一応。と、懐から金貨を取り出しピンッと指で跳ねた。弧を描いた金貨は再び自分の手元に戻ってくる。これが熱砂の王子様の宝物庫には山程あるらしい。廊下で一方的に喋りかけてきたソイツが無理矢理握らせてきた金貨を、再び宙へと弾かせた)
どうでもいいが、外部にだけは漏らすんじゃねぇぞ。
>>863 イデア
クソ不味いエナジードリンクか。そんなもんばっか飲んでるからモヤシなんだよ。
(相手が紙袋をこちらに向けるように、傾けてくる。まるで絵面がカツアゲそのものだが、それで痛むようなデリケートな良心は持ち合わせていない。こちらに近づけば、ヒエと震える相手の体を無遠慮に突っつけば、予想以上に体が薄い。パーカーにぽすんと刺さった指に、思わず顔を歪ませた。何せマジフト部を筆頭に、自分の寮生はガタイが良い。余計にヒョロく見えるのだろう。味も不味けりゃ臭いも人間の手で作りましたと言わんばかりのケミカルな臭い。思い出すだけで口の中が不味くなる――と、口をひん曲げたところで、相手の部屋に転がったこの缶と一緒に置いてあったパソコンを思い出す。やかましい自分の甥っ子が襲来した際、たまたま相手に勧められとりあえずと買った薄っぺらい端末で遊びだし、勝手にゲームを入れ「おじたん、次遊ぶ時はラスボスを倒そうね!」などとのたまってくれたのだ。一体何日甥と液晶画面を見続けなければならないのか。考えるだけで身震いする。――ということで、自分が寝ている間勝手にレベル上げをさせてくれるように様々なMODを入れたのだ。そして端末はあまりの重労働に音を上げ……――)
そういやこの間テメェが勧めた端末だが、容量が足りねぇ。〇〇ってゲームなんだが、自動的に経験値が入るようにしたら動作が遅ぇ。金払うからテメェの方でレベ上げしてラスボスワンパン出来るくらいにまでしておいてくれよ。
>all
( / 週1程度の浮上で申し訳ございません・・・台風が近付いておりますのでくれぐれもお気を付けくださいね! )
>ラギー
あら、残念──
( 驚いたように後ろに下がる姿にきょとんとしてから、ふはっと気が抜けたように笑う。あーあ本当に、生徒というものはどうにも可愛らしいのだ・・・たとえ多少なり生意気だったにせよ、それも愛嬌ということにして。引かれた袖に促される様に本を持ち直し立ち上がる。行きよりもまだ体調も安定していることを思えば、やはり魔法慣れというのはある程度必要なのかもしれない──いや慣れたくなんてないけれど。図書館に戻ったなら、とりあえず紅茶と今回分の報酬を渡さなくてはと思考を巡らしながら )
そういえば、マドルはいくら必要でしたか?マンドラゴラ分と、ボーナスと、手当てもしていただいたし・・・ぼったくって構いませんよ
>イデア
ッ、お待たせ、しました!
( もう夕暮れも良い時間だ。駆け込むように向かった部屋の先で「女性が云々」「仮にも司書が云々」と散々言われたものの「お泊まり会したことないし・・・」と珍しくしおらしくゴネてみた・・・しおらしい女性はゴネないのかもしれないが──一泊だけなら、と許可を得た後は簡単で、図書館を経由し荷物を手に取って、鍵を閉めて・・・そのまま冥界の寮長の元へと走り戻る。そうして声をかけた数秒後、ハッとした顔をしたなら )
宿泊費とか、菓子折りとか、なにかご用意すべきでしたか・・・?
( / 良かったです・・・!ご無理はなさらずにお過ごしくださいね! /蹴 )
>レオナ
──キングスカラーさん?
( 取られた手は離されることはなく、人混みとまではいかないがある程度の人の波のある中を進むその影を追う。優しい言葉なんてきっと一生お互いには似合わないのだから吐かれた生意気な言葉が丁度いい、とは思うが片眉を持ち上げることで言外に不満ではあることを示しつつ行く先を見据えるように目線を上げ。キラキラした世界だ、明るい外の世界は空が広いし、建物も色とりどりだし、何より音が沢山ある・・・横目に見上げた緑色の目にも青空が僅かに反射していて美術作品のようだと思った、口を開けば生意気だが。飲食店や雑貨店から少しずつ店並みは変化して、あたりが服飾店に染まり出した頃・・・ようやく行き先を理解した己は意図をつかみかねて口を開く、ファミリーネームを呼んだのは戸惑いが先に出たせい )
>>865 ノア
オヒメサマなんだろ?なら相応の格好をしねぇとな。
(彼女の鈴のような声が耳を揺らした。キミと呼称することが大半の相手が、ファミリーネームを困惑の色を乗せて呼ぶ様は大変愉快だ。クツクツと喉を鳴らすものの、振り返るまではしない。なんか色々騒ぎそうなので。そもそも、自分のことをただの生徒ではなく、“王子様”だなんて言ったのは目の前の女性本人。自分が先程述べた通り、言葉の重みというヤツをこれから彼女はその身をもって知るだろう。戸惑う彼女をよそに、一切緩めぬ歩調で目当ての服屋の前に立てば遠慮なくドアノブに手を掛けようとした)
>>ALL
(/季節柄、体調にも気象にもお気をつけてマイペースでお過ごしください~!)
>レオナ
( 獣人族よりも悪いとはいえ耳は確かに楽しげな笑い声を拾う。なんだ、年相応に笑えるじゃない・・・なんて大人ぶった司書が言うより先にそれはもう──その辺の女性なら喜んで頬を染めるであろう言葉に顔を青くする。例えばの話、想い人が居てその相手と背格好が似ているから合わせて見せろだとか、あるいは女性の服を買いに行きたいが独りでは意見も聞けないから付き合えだとか、そういう話ならまだ分かる。が。明らかに、買いに来たのは司書の服。慣れた様にくぐった扉の向こうで頭を下げる店員の様子からするに、少なからず・・・こう、適当は許さないというオーラを覚えてたじろいだなら生徒の背後へ。煌びやかな内装も、もちろんその場に並んだ服もどれもこれも美しいが・・・確かに、この正真正銘の王子様の横に並ぶ者ならば必要かもしれないが!司書はその立場に無いと思うのだが!逃げ出すのは流石に礼儀がないと分かっていて、ぎゅぅと取られたままの手に力を込め )
──キミ、司書が黙ってついてくると分かっていてエスコートなんてものを買って出たね?
( / 本体様もお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか・・・?浮上頻度がまちまちなトピ主で恐縮ですが、引き続きよろしくお願いいたしますー!ご自愛くださいね! / 蹴推奨 )
>>867 ノア
おいおい、それじゃあまるで俺が企んでいたようじゃねぇか。お優しい俺は親切心で買って出てやったんだぜ。
(――金属が手に触れる前に扉がスッと開かれ、中から愛想の良い店員が顔を出した。流石王族の自分でも知っている店だ。客商売というだけあってある程度の人の顔は覚えているらしい。強く手を握られ、振り返ると案の定青ざめる司書の顔に本当に幽閉された姫様のような無防備なヤツだと呆れすら通り越して笑えてくる。パフォーマンスですと言わんばかりにやれやれ。と首をすくめて、相手を見下げた。それ相応の待遇を約束してもらったのだから、ある程度相手のお願いくらいは聞いてやるつもりだったが、天才司令塔と名高い自分がそんなお綺麗な感情のみなわけもないのはわかりきっているだろう。相手の懐疑的な顔を映したグリーンの瞳が細められる。その口元は確かにつり上がっていて。後ろに引っ込んだ相手を丁度強く握られたのを利用して自分の隣に引っ張り出す。要件を聞く為に自分の横に張り付いている店員にいつものダルそうな話し方じゃなく、珍しく朗らかに無情にも注文を飛ばした)
この女性に似合いそうな服を一式、何通りか持ってきてくれ。
(/おかげさまで元気にしております。ご心配ありがとうございます。主様もマイペースで大丈夫ですので、お気になさらず!)
>レオナ
──キミ、!?
( 親切心だなんて身の毛もよだつようなものがあってたまるか!と言うより先に、店員が放った言葉で察する。少なくとも王子様が顔見知りで、あまり大声で喚くような場所ではないということを・・・分かっている、あの鴉に呑ませた条件があるから施しを与えてくれていることは。ただ、それは鴉からの対価であって司書は何も渡せないのだから、少しばかり肩身が狭い。こちらを見下ろしたエメラルドが幼子が玩具を優しい目で見る時のような──いや楽しんでいる気がする、口元が今日一番の弧を描いているもの。突然引かれた手に生徒の前に踊り出たならば、聞こえた声の柔らかさにゾッとした。早々に服選びに動き出した店員から注がれる、容姿や体格を見る視線に耐えきれず・・・縋るものもない己は、己をこの場に押し出した手を両手で掴んで小さく震えるほかないのだけれど )
──司書にどれだけ素敵な服を着せたところで、泥人形にドレスを着せるようなものだと分かっているでしょう!?
( / 私情でバタバタしていましてお返事が遅くなってしまい申し訳ないです!皆様お暑いのでお気をつけを!)
>>863 イデア
ほー…イデアさんが料理、ッスか。でもオレ、一般的な家庭料理しか知りませんよ?
( 工学の類じゃないと聞きホッとしたのも束の間。良いとこのお坊ちゃん───というかエナドリとカップ麺こそ至高!とか思っていそうな相手から『料理』なんて、家庭的なワードが飛び出してくればそれはもう意外そうに、丸めた目で見上げて。しかも言葉のニュアンスから察するにただレシピを欲しているのではなく、調理の仕方を教えろということだろうか。歩いているうちに、ミステリーショップの前までやって来たことに気がつき。失礼ながら彼の寮に食材が完備されてるとは想像出来ない、丁度いいやと思い足を止めれば。 )
場所は食堂の厨房を借りるとして…、必要な材料とかあればここで調達していっちゃいましょう!
>>864 レオナ
お生憎さま。どこぞの第二王子様のお世話で手一杯なんで、他の奴の面倒なんかみてる時間ないッス。
( 黙って聞いていればやれ守銭奴やら何やら…商魂逞しいハイエナを一度矯正した方が良いんじゃないか、と打診する声もあがる始末。多勢に無勢の劣勢でもよく回る舌を活かし、言い返していた最中、涼やかな声が鼓膜を揺らし。どちらの軍にも与することなく、下っ端達の小競り合いを見物している王様、1人対岸の火事といった様子だがオカン扱いしてくる彼にも生意気を保ったまま、牙を食い込ませるように毒を一つプレゼント。自分以外にも記録している者がいるならわざわざ金を払って情報を買い取る者はいないだろう──ったく、と悪態を吐きつつノートをパタンと閉じて。これ見よがしに宙を舞うコインに手癖の悪さがうずくも、それからはあの陽気な大富豪クンの匂いがする。加えて普段、財布の中にお札しか入っていないようなヒトが硬貨を持ち歩いている物珍しさもあり。セレスタイトを思わせるタレ目をパチパチと不思議そうに瞬かせながら。 )
どーしたんスかそれ。王子と大富豪サマの取引にしちゃあ随分カワイイ額ッスね。
>>865 ノア
それじゃあアンタを含めた全財産が欲しい────って言いますけど?
( こちらとしては利点しかない甘言。しかし自ら軽々にいくら大金を叩いても惜しくない、と言外で公言してみせた雇い主に対して少しばかり呆れたように、冷めた目を細める。彼女が幾星霜かけて蓄え続けてきた知識の山、家財道具、食料、金。臓器は質屋へ、金そのものじゃないにせよどれも最終的にはマドルに姿を変えるのだから大差無い───とそこまで思い浮かんで。思い、浮かんでしまって、最後にいいの?と困ったように曖昧に表情を溶かしてみせて。彼女から返事を聞く前に冗談だと言うように隻腕を軽く振ってみせれば、少し先にある図書館を見つめながら先ほどまでの冷たさはどこへやら、満面の笑みで答え。 )
多く貰えるに越したことはないけど…時間と労力に見合った金額ならそれで十分。
>ラギー
──あは。未来明るきキミみたいな無垢な生徒の手を赤く染めるワケにはいかないから、今は駄目だね
( お金はあったに越したことはない、この世界で生きるならば。心身ともに健康がいい、この世界で生きるならば。知識は多い方がいい、この世界で生き残りたいならば。冷めた目が、穏やかな曇り空に戻る様相は雨の一歩手前のようだった。少しだけ引き摺るようにして歩く廊下はいつになくひんやりとしているようで、そんな空気に不釣り合いな明るい声と共に先を見やる。さてあの図書館には残念なことにマドルしかない。渡せるものが少ないというのは時に不甲斐ないものだとやんわり表情を溶かしながら生徒を見上げ )
それじゃあ今はマドルで我慢してくれるかな、あとマドレーヌがあるよ
( / 本体様も体調などお変わりなくお過ごしでしょうか・・・ご無理はなさらず、浮上率まちまちなトピ主で恐れ入りますがどうぞよろしくお願いいたします / 蹴 )
>>869 ノア
泥人形かどうかは、俺が決める。
(どこから出てきたのやら。慌ただしく店員達が店から出てくる。まぁ、第二王子とは言え、王族が言うのだからそりゃそうか。そもそも大体ハイエナにパシ……使ってこの街自体下りてくることの少ない自分が、わざわざここに足を伸ばしたのだ。目の前の司書がおっかなびっくり自分の手に縋るような状態になっても仕方のないことだろう。――にしても、この状況の根源である自分の手を掴んで離さないのだから、本当に箱庭出身なのだな。柔い両手に包まれた手は、グローブ越しでもじんわりと体温が移ってゆく。それにまた楽しげに笑みを浮かべたまま。どうこう言おうがもう注文してしまったのだ。女も男も度胸だろう。非難の言葉を飛ばしてくる相手に、王族らしい言葉を言い放ち反論は聞かぬとばかりに瞬きのない真っ直ぐな目で見下げた)
>>870 ラギー
随分と謙虚なこった。
(ふん。と唇を尖らせて噛み付いてくるハイエナを、“はん”と鼻で笑う。自分の傍にいるという立場と、顔を出す機会の差から、どうしても頼りにされがちな相手の姿を見ている自分としては、十分母親としては立派ではないか。とからかってやりたいのだが、キャンキャン吠え合うつもりもない。周りを見ればすでに何人かは「レオナ先輩すっげ~!」と熱に浮かされて体を動かし始めているヤツも何人か出ている。「お前らグラウンドで軽く走っとけ。走る前にウォーミングアップを忘れんなよ」と声を掛ければ、さっきまでハイエナと吠えあっていたヤツらも「ウッス」と散り始める。キラキラと金色の光を反射させている丸い瞳をこちらに向ける相手に、流石よく鼻が利くな。と唇の端で笑った。手の甲に戻った金貨を摘んで、掲げるように持ち上げた。人差し指と親指で包まれた金貨には、これでもかというほど細かな装飾が施されている。ひと目見て匠の手作りであるとわかるこの精巧な仕上がり。サイズはその辺の金貨とそう大差ないが、ある程度の値は張りそうだ。流石湯水のように金を遣う家は違うぜ。と自分を棚に上げてしげしげと見れば、あ。と言葉を漏らした)
曰く、店の創立記念だかなんだかに作ったメダルらしい。――コレ、純金か。
(/ご心配痛み入ります。本体様もお気をつけてお過ごしください~!)
>レオナ
( 縋るように掴んだ手は少なくとも藁よりは頼りがいがあるが救いあげてくれるものではない。こちらを見下ろす宝石のような目、は、それはそれは楽しそうだ。離されないのをいいことに、ただ周りからの視線に生徒の後ろに隠れる訳にもいかないまま待つこと数分──ずらりと並べられ、あるいはラックに掛けられた服が揃う。パッと見でも質がいいと分かるもの、見ている分には目の保養・・・着るとしても、と思えどこの王様は反論を許さないだろう。頓着のない己では街に来る前と同じ結末だと分かっていて、掴んだままの手を軽く引く )
──キミの好きにしてくれ、
>>873 ノア
(手をクイと引っ張られたから何かと思えば、相変わらず緊張した面持ちの司書の姿があった。なんだか一回りくらいサイズが小さくなったような気もする。匙を投げた……というべきか。自分に一任した相手に信じられないとばかりに眉を顰めた。何せ自分はファッションにはある程度こだわりが有る方なので余計に理解し難い。店員はあらあらまぁまぁと仲睦まじいですね~とばかりに微笑みを浮かべているのも気に食わない。はぁ。と大きなため息を一つ吐いてから、並べられた服たちを見る。全体的に明るい色味が多いようだったが、それに異論はない。明るいほうが華やかだろう。司書のイメージにはないが。そしてパンツルックも微々たるものだが一応あった。が、今日はオヒメサマとやらになっているらしいので却下とする。「下げろ」ととっとと除外させ、とりあえず一番近い服を手に取った。若い女性というだけあって、膝上のワンピースだ。こういう丈の長さは王宮でも時々論争しているのを嫌でも耳に飛び込んで来る為、大事らしい。ということだけは知っている。そういや年齢は非公開だが、見た目は自分より若く見えるな。と同年代の本物のプリンセス達を思い出しながら、相手の体の前まで持ってきてジッと見つめて「イメージに無ぇな」と言って店員に預ける。それを何度か繰り返し、淡い黄色のノースリーブワンピ―スが選ばれたというわけだった)
――ま、こんなもんだろ。試着してこい。
>レオナ
( どの洋服も制服の黒とも違う明るく派手すぎない上品なもの、良い素材で出来ているのであろうそれは触れなくともきめ細かさがよく分かるし少なからず一端のクローゼットにしまっていいものではない。分かっていて・・・こちらと洋服を往復する目が、妥協はしていないことが救い。残されたワンピースは青空の下の菜の花のような、それは己にそぐわない程に可憐なもの・・・この世界に来て、黒い色彩と体型を拾わないものばかりを着ていた己には眩しいけれど。ゆっくりと縋るように掴んでいた手を解いて、両手でその服を受け取る。獣人族の女性は強かで、艶っぽい方も多いけれど・・・選ばれたこの服が、そういう色っぽさを過分に含んだものでないことが嬉しかった。ぱっと瞳に喜色の光を散らしたなら、小さく頷いて試着室へと向かい )
>>875 ノア
(嬉しそうに試着室へと向かった背中を見送った後、はぁ。とまたため息をついた。どこに王族に服を選ばせるヤツがいるのだろうか。大したヤツだと皮肉交じりの称賛をあげながら、店員に勧められた椅子に腰掛ける。出された紅茶を啜りながら、店員からの詮索するような質問を次々といなし、“始めてこの街に来るというゴガクユウと街に遊びに来た”という着地点に到達した。友人ではないが同じ学び舎で過ごし、知識量だけは手放しで称賛出来る為、完全に嘘ではない。人は嘘を吐く時、少し真実を混ぜると信憑性が出てくるというものだ。「嗚呼そうだ」とついでに店員に若いヤツに人気の店を聞けば、喜んで場所を教えてくれた。駄賃として並んでいたアクセサリーも買っておいてやろうと、細身のブレスレットを手に取って)
>レオナ
( するすると腕を通したワンピースは丈感や着心地まで丁度いいものだった。膝より下でふわりと広がる裾も、多少なり華奢なウエストに合わせて絞るようなデザインも、多少ノースリーブから伸びた腕が陽の光を知らない白さであったり・・・緩くとはいえ結っていた髪に少しだけ跡があるのが少しだけ残念でも、手櫛で許されるレベルだ。流石に履いてきた厚底に合わせるのは気が引けて、試着室に合わせて置かれていた踵の低いバレエシューズを借り小さな部屋を出る──首元で揺れる過保護な迷子鈴もまぁ、そういうものだと思えば。店内で慣れたように華奢なアクセサリーへ目を落とす横顔を見て、声をかけるのを躊躇したのは・・・まあ、あまりにもその姿が様になっていて悔しいというのもあるが、もっと退屈な顔をして待っていると思っていたからというのが大きい )
──お待たせしました、いかがでしょうか
>>877 ノア
なかなか似合ってるじゃねぇか。ま、俺が選んだから当然だが
(恐る恐るといった調子の声が後ろから掛かる。振り返れば、おずおずと試着室から顔を覗かせる少女の姿があって。瞬きを一つし、ふ。と柔らかな笑みを浮かべた。フレアスカートがひらりと揺れ、雪のような肌が晒されていた。普段カーディガンなど体のシルエットが隠れる洋装の相手だから余計に華奢に見える。女性らしいと言うのだろう、なかなかどうして様になっている。流石俺が選んだだけはある。と自負しながら、「オヒメサマらしいぜ」と手首を持ち上げ、見ていたブレスレットを繋ぐ。後ろからコバンザメのように群がる店員達が口々に司書を褒めているのをそのままに、服と一緒に置かれた箱の上に乗った靴達を横目で見て。本来ならヒールの高いパンプスなんかが良いのだろうが、どうせ履いた機会などそうないだろう。隣で盛大にすっ転ばれても面倒だ。隣に飛んできた店員に、歩きやすいヤツと注文をつければ、足首にストラップのある接地面積も大きいものを勧められる。適当な返事をしながら、該当する条件のものを手に取り。お客様とってもお似合いですよ!と称賛しまくっている店員をかき分け、「履け」とサンダルを相手の足元に置いた)
>レオナ
( 馬子にも衣装だと言われるつもりで立ったというのに、満足気に向けられた瞳には少しの濁りも謙遜もなくて逆に参ってしまった。オヒメサマなんて、先の己の発言への意趣返しだと理解していて取られた手に──それはもうご丁寧にエスコートされた記憶が過ぎるもので居た堪れない。繊細な、けして派手では無いけれど明らかに良い物だと分かるアクセサリーが手首に回されて、流石に動揺したように目が泳ぐ。勿体無いと言っても、この御人は「任せると言っただろう」と一蹴しそうだ。どうしたものかと思案するより先に、口々に飛ばされる褒め言葉に身を小さくしていたが・・・足元に置かれた靴を見て、言葉を飲み込んだまま足先を伸ばす。来た時よりも目線は幾らか低くとも、ああこれは──己のことを思って選ばれた品達なのだと嫌でも実感してしまって困る。赤くなった顔を隠すように両手で覆って、指の隙間から喜色と困惑と、少しの悔しさを滲ませた目を覗かせながらエメラルドを睨み )
──キャパオーバー気味なのだけれど、オウジサマ
>>879 ノア
(選んだブレスレットは、ゴールドの細いチェーンとバングルが2連っぽくなっており、小さいがダイヤモンドが一粒飾られたシンプルなデザインだ。折れそうなほど細い手首に巻かれると、華奢なものを選んで良かったな。と自分で自分の手腕に感心する。その手がサンダルのストラップに伸び、血管が透けるような薄い皮膚の足が通される。すんなりと履いた相手に、少々肩透かしを食らう。も、仔猫の牙をすっかりと抜いてしまったらしい。と、血の巡りが大変良い相手の顔を見て察して、ククと喉を鳴らした。その表情は当然世間一般的に見る王子様らしい見守るような生ぬるいものではない。口ではオヒメサマだのなんだの言ってはいるが、完全に羞恥心的な意味でサンドバックにしている)
オヒメサマにはガラスの靴が必要だろ。
>レオナ
──あは。キミは片一方だけのガラスの靴で人探しなんて非効率的なこと、しないでしょう?オウジサマ
( 足首を縛るように回したサンダルのストラップ、手首に揺れるのは上質過ぎる装飾品、脚に擦れるワンピースの裾、隠すものがなく落ち着かない腕・・・と指の隙間から見える意地が悪い歪んだ緑は気に食わない。己の頬を両手で一度ぱちんと叩いたならいつも通りに小生意気な光を瞳に宿し戻して、目の前の正真正銘肩書きオウジサマに片手を伸ばす。ナチュラルに取られたものだから忘れかけていたが、己の財布はこの生徒が鞄ごと持っているわけで支払うにしたって・・・生憎と図書館から一歩も出ない身故にお金はある方なので構わないが財布が無ければそもそも困る。ガラスの靴を与えてくれる魔法使いには会えないし、眠って知らない王子様に求婚されるなんてもってのほか、知らない人に与えられた林檎を食べる気もない・・・塔から連れ出してくれた血統書付きの王子様は存在したが。オヒメサマなんてはなからガラじゃないのだ。じんじんと痛む頬のお陰で顔の赤さを誤魔化して、引き結んだ唇もいつも通り大人ぶってみせる )
でも、ありがとう。それはもう可愛い可愛い生徒が、その時間を己のために使ってくれた事が嬉しいよ
>>881 ノア
これから落とすんだろ、ガラスの靴。
(乾いた音が聞こえ、ギョッと目を見開く。眼下にいる司書が突然自分の頬をひっぱたいたものだから、訝しげに眉を顰めた。なんという脳筋的な調子の取り戻し方だ。と、呆れてジト目で見下ろす。案の定周りの店員もポカンとしている。これだからお転婆なオヒメサマは……とカバンに伸ばされた手をカバンを肩に掛け直すことでヒョイと避けた。少なくとも自分に女性に金を出させる趣味はない。煌びやかなサンダルをまとった細い脚から、頬を赤く染めた彼女へと視線を上げる。自分ならきっと似顔絵でも書いて報奨金をつけてまるで指名手配かのように探すだろうと思う。そもそも、王子様がガラスの靴を用意する側ではなく。かと言って善良な魔法使いなど寒気がする。第二王子など、何者にもなれない。彼女の問いかけには答えず、ただ口元に笑みを浮かべたまま返事はしなかった。その代わりにからかいの言葉を投げる。ふふと口元に笑みを浮かべる相手に、気だるそうに瞼を下げた。どこの世界にこんな憎まれ口を叩く王子様がいるのかと、バッサリと切り捨てひらりと彼女のカバンを持ったまま、レジへと向かった)
俺の横をセンスの無ぇ格好で歩かれるのは御免だ。
>レオナ
なっ、ぁ・・・キミに支払いまで世話になるわけにはいかないのだけれど、大人としての責任があるわけで、
( 伸ばした指先に触れるより先に鞄が離れて、穏やかな色を秘めたままのエメラルドが脚先から己の姿を辿っていく。気恥ずかしさに躊躇したのがいけなかった、聞こえた言葉にどんな言葉を放とうと子猫のパンチよろしくあしらわれてしまうだろう。ストラップ付きの靴をどう落とせと!悔しさから地団駄でも踏みたいものだが、ワンピースではそれは出来やしないし。さっさとレジに向かう生徒を慌てて追おうと一歩を踏み出したところで、店員にそれを阻まれ近くの少しばかり豪奢な椅子に連行され・・・結び癖のついた髪を丁寧に整える手、唇に触れるリップブラシに今更な抵抗はやめてされるがままに。仕方ない、何袋になるか分からないが後日マドルを封筒に詰めて渡しに行こう。楽しげに伸ばされたアイシャドウブラシにそんなことを思いながら目を閉じ )
>>883 ノア
オトナなら男を立ててくれよ。
(日頃ぼんやりとした目で図書室に籠もっている相手が、恥じらいだとかムキになるだとか、人間らしい表情をコロコロと見せることに、悪い気はしない。口端先だけで笑ったままひらりとカードを持った手を振った。相手の年齢なんざ知らないが、そもそも自分も二十歳のオトナなんだが。と、いつまでも大人ぶる相手が店員に捕まっていることを良いことに鼻で笑った。キャッシュトレーにカードを乗せようとした時、チラリと目に入ったものに顔を上げる。店主に一声掛ければ、にこやかにカウンターにもう一着、煌びやかな洋服が乗せられた。タグを取られ、袋に丁寧に入れられた商品を提げて戻る。それとなく眉間の皺を伸ばされている相手の姿を眺めながら再び椅子に腰掛けて)
>>871 ノア
今の言葉でそこまで考えちゃうとか…ノアさん覚悟決まりすぎぃ。
( 本当に無垢なら魔法執行官の世話にならないし、今頃はダサい白制服に袖を通してた。口にしたのは『全財産』の3文字だけなのに、嬉しくない以心伝心。それから肝が座っていると言えば聞こえがいい、軽い命───再び呆れたように顔をやや顰め。そんなんだからナイトも王子様も迎えにこないんだ、なんて己としても自覚出来る辛辣な感想を述べた後、女王を彼女の棲家まで連れてゆき。通い慣れてるとはいえズカズカと入るのは家主からの心証がダウンしそう、ここはお行儀よく本の貸出口の前で待っておこう、)
───金取ってくるだけでしょう?オレここで待ってます。
>>872 レオナ
じゅっ純金!?はえー……そんな物をアメ玉ちゃん感覚であげちまうとかやっぱ金持ちは違うッスねぇ…。
( 寮長の号令と同時に他の部員達はゾロゾロと出て行き室内は2人に。部活開始までまだ時間がある、何よりかくれんぼが上手な部長を見張ってなくちゃいけないし、これはサボりには入らないだろう。そう心の中で自分を正当化しつつ、365日お金に困っている身からしてみればなんとも羨ましい話に、やるせなくなる。カリム君オレにもくれねえかなーと、コインに熱い眼差しをおくる一方で、見せびらかすようにお宝を掲げてくる趣味の悪い彼に思わず眉間にシワを寄せて。その魂胆は計り知れないものの、だからこそ、「要らないならソレ、″預かりますよ?〝」と。学友からの贈り物、という問題を除いても相変わらず貴重品の扱いがぞんざいな相手に、要らないのかな?と曲解することに。スッと静かに片手を前に差し出して。 )
>レオナ
──見てないで助けてくださいよ
( 相手は生徒、男の子が妥当でしょうと言いたいのは山々だけれど見た目だけで言えば己もどっこいどっこい・・・寧ろ己の方が年下に見えていることだろう。離れたブラシの感触に瞼をゆっくりと持ち上げたなら、満足気な様子の店員の向こうで椅子に座っている獅子の子に小さく抗議を。しかしながら待っていてくれたことは確かで、支払いも結果的に任せてしまって・・・おふざけとはいえオヒメサマ扱いだってしてもらっておきながら、これ以上の我儘と小言は非礼だろう。椅子から立ち、スカートをやわらかく揺らしながら歩み寄れば少しだけ低い位置にあるエメラルドを見下ろして )
ありがとうございます──お待たせしてしまって申し訳なかったね
>ラギー
──分かりました、少し待っていてください
( まあそりゃ軽々しく口になんてしない、だってこの学園に居るのはヴィランだ。変わらず失礼な・・・まあここまで来ると最早可愛げがあるように見える生徒に連れられて己のテリトリーに帰ってきたなら、どうやら外で待機するらしい生徒に意地悪く目を歪めてニッコリと笑う。自室へと繋がる扉に鍵を差し込み回しながら、くるりと首だけで肩越しに振り返ったなら口角は意地悪く持ち上げたまま )
司書の部屋に行っていた、なんて、寮に戻ってから先程の先輩にとやかく言われても困りますものね
>>886 ノア
構ってちゃんめ…、はぁいはい、こんなに素敵なお部屋でぼっちお茶会は寂しいもんね?
( 煽るような生意気な言葉ではあるが扉の前で活き活きと生徒からの反撃を待っている司書に、既視感を覚える。これはアレだ、主人に構って欲しくてわざと悪戯をするペット。呆れる反面、やれやれと口角を弛めて。お望み通り生温かい眼差しと一緒に、言葉のボールを投げてやるけど今日はこの後、バイトが入っているため遊んでやれる時間は残念ながら無いのだ。近くにいたら絶対に目線だって合わせていた、幼子に話しかけるような優しい口調のまま。 )
でも今日は無理。上手に取ってこい出来たらご褒美あげますから…お給料の袋持ってきて?
>ラギー
──仕方ないですね
( はなから噛みつかれるつもりで言葉を放った・・・つもりはない、煽ってしまうのは性質上仕方の無いことだから。ただ、それはそれは優しく、言い聞かせるように言われてしまえば少し目を見開いたあと・・・拗ねたように頬を膨らませて。そんなつもりは無かったけれど、居もしない神様に誓ってそんなつもりはなかったけれど。顔を戻したなら扉の向こうの電気を手探りでつけて、早足に部屋の奥へと向かう。とりあえず、マンドラゴラの通常価格は分からないけれど・・・多めに入れておこう、ボーナス含め手当てしてもらった分も、あとは一応寮生に誤解をさせてしまった分も。丁寧に封筒の口を閉めたなら、手近にあった廃棄予定の絵本と児童書を紙袋に一緒に詰めて来た道を戻る。あまり待たせるものでもないだろうし )
>>885 ラギー
おねだりか?俺もあげたい気持ちは山々だが、流石に横流しとなると面倒なことになる。
(永遠に。が前につくだろう。と、彼の言葉にハッと乾いた笑いが唇から漏れた。跳ねたコインは彼の日焼けした手の平ではなく、傷一つない自分のグローブの上に落ちた。キラリと反射した光が、自分のグリーンの瞳を明るくさせる。その眩さに、太陽のよう。と言われる送り主の姿を思い浮かべた。相手もデカい家、こちらは王族。彼にとっては他愛もない世間話 (と言っても一方的だったが) の延長線上に落ちたコインとはいえ、立派な贈り物だ。お古の実験着のように彼にあげる訳にもいかない。お行儀よく天井に向ける手の前でコインを懐に仕舞えば、白々しく肩を竦めて見せた)
>>886 ノア
魔法を掛けられてる時に手出しはご法度だろ。
(言いたげな目に一瞥もしないでティーカップに口をつけた。ガチャガチャと大量のブラシにパレットを広げ、司書の顔の前で忙しなく腕を動かしている店員……その間を割って入れる男がどれだけいることか。冷めた笑いが溢れると共に、幼少期から思っていたことを思い出した。ヒーローものによくある、変身シーンだ。アレの最中にぶん殴れば良いと、どれほど思ったことか。だが、世間一般的には敵はお行儀よく変身するまで待っているし、おとぎ話の中で舞踏会に向かう姫は誰かが現れる前に魔法が掛けられているものだ。軽い調子でこれも社会勉強。とソーサーにカップを戻す頃。カーペットを歩く足音が近づいてくる。顔をあげると、視界の端で黄色のスカートが揺れた。メイクのことなど興味ないが、気持ち血色が良くなった気がする。随分と見違えた……オヒメサマらしくなった相手に、数ミリだけ微笑んだ)
俺が連れてきたんだ、気にしねぇよ。
>レオナ
──キミ、オトナならもう少しキミの発言がどのような影響力を持つか鑑みてほしいものだけれど
( 普段は絶対に見えない、背の高い生徒の頭頂部が見えて咄嗟に伸びそうになった手をスカートを握ることで耐える。伏せていた目が持ち上がり、エメラルドがこちらを捉えて・・・それは今日数時間見ていなければ気が付かない程に僅かに柔らかく緩んだのを見て小さく息を呑んだ。不機嫌な顔のひとつでもしたらいいのに、甘やかすような言葉を吐くのはどうかと思う。ほら見た事か、周りの店員が男女問わずソワソワしているだろうに・・・友達ではないし、生憎と王子様の横に並べるような身分では無い、戸籍も魔力無い司書に、学園長との誓約だとしてもここまでする理由もない。全部が嬉しいけれど素直に受け入れられるほど真っ直ぐではないし、持て余した感情をどうしたらいいかが分からない。眉間に僅かに皺を寄せて、いつまでも余裕綽々な獅子の子を見下ろしたまま )
・・・司書はキミに何も渡せないから、御礼も出来ないから、あまり甘やかさないでくれないか
>>888 ノア
( ぷぅと頬を膨らませた後、しょぼしょぼと部屋に引っ込んでいった可愛げある背中に、若干のかませ犬みを感じながらくくっ、と喉を鳴らして笑い。人気のない廊下で暫くマジカメをチェックしていると、聞き慣れた足音が聞こえてきた為、携帯をしまい伏せていた顔をパッと上げ。絶対に適正じゃないとわかる分厚い封筒もさることながら──謎の紙袋に自然と目がいき、体を傾け勝手に中身を見れば、頼んだ覚えのない本達に不思議そうに小首を捻り。そちらに指先を向けながら。 )
おかえりなさーい…って大荷物ッスねぇ。その本どうするんスか…?
>>889 レオナ
あー…うん、それは確かに面倒くさそう…、
( 気前のいい商人からの軽い贈り物かと思えばそのコインには、想像していたよりもずっと重い価値があるらしい。たった一枚のコインで国際問題に巻き込まれるのはゴメンだ、己の手に余る代物だと分かった途端、一気に興味心が薄れてしまい懐からスイッと目線を外して。壁にかかった時計をチラッと一瞥し、時間を確認するとテーブルから飛び降りて。文句や皮肉は受け付ける、ただし逃しはしない。そんな心情がうかがえる圧のある笑みを貼り付けながら。 )
…さてと、指示出しまでして1人で帰る、なんてことしませんよねぇ?見てるだけでいいんで、アンタも来てください部長。
>ラギー
──その、悪気や悪意は全くないから額縁通りに受け取ってもらえると嬉しいのですが・・・キミなら、きっと、この本たちを喜んでくれる人の元に届けてくれるかと思って
( 待たせていた自覚がある分、こちらを見た瞳に軽く頭を下げて待たせた謝罪の意を込める。紙袋の中身を覗き込んだ生徒を見て、あ、旋毛・・・などと呑気な思考回路のまま返事をしようとして一度口を噤んだ。ゴミを渡したい訳じゃない、本を捨てたいわけじゃない、ただ年齢的にこの学園には不要なものであったり少し古くなってしまっていたりしたから──捨てるよりは、愛される方が幸せだと思うから。おずおずと袋を差し出しながら、最後の方は消え入りそうなほど小さな声になってしまったが足の手当てに重ねてお願いを )
・・・もらってもらえないかな、キミが生きてきた街の子にあげて欲しいんだ
>イデア 本体様
( / 顔出しありがとうございます!どうかご無理はなさらず・・・! )
>>890 ノア
(魚の骨でも喉につまったように微妙な顔をする司書は、言いづらそうに言葉を差し出してきて――苦言らしい言葉に、最初は「あ?」とガラ悪く眉をつり上げたが、一拍。次に転がった言葉で真意を理解して、思わず吹き出しそうになった。随分と贅沢な注文なことだ。周りの女性店員はうっとりするように見つめているし、男性店員は微笑ましそうに成り行きを見守っている。男も女も待遇を良くされて嬉しくない訳もない。彼女が戸惑って絨毯に靴底を擦り付ける度に、淡い黄色が花のように揺れる。甘やかさないで。と言いながらも、それを断れず小綺麗になっている辺りが彼女らしいというか。つまらない女だと思ったが、刺激も何もないあの図書室に幽閉されていてはそうなってしまうのかもしれない。境遇に嘆きも憐れみも感じない。別に相手の為に金を遣って心を砕いている訳でもない。何せ女性をテキトーに扱えばとんでもない事になる国の生まれだし、自分の横をブカブカの格好をした女性が歩いている事実が外面的によろしくないだけ。すべてを重く受け取っているのか、真面目でお堅い頭のツムジを押した)
ハッ!これくらい甘やかしの内に入らねぇよ。言っただろ。俺がしたいことをしただけだ。礼も不要だ。どうしてもっていうんなら、五体満足で学園に戻ることだな。
>>891 ラギー
(損得勘定に極振りしている彼の動作は非情に単純明快で分かりやすく、扱いやすい。そういった点を気に入っている。相手がスルリと手を引っ込め何事もなかったように次の話題へと流した事に、フンと澄ました顔で相手に耳を傾けたまま。逃さないと言わんばかりの笑みを一瞥して、はぁ。とため息をつく。わざわざ部員の気合を入れ、説明もして帰るなど、その方が手間だろう。元よりそのつもりだとベストを脱ぎながら更衣室へと足を向けた)
喝入れるためだけに来るわけねぇだろ。着替えてくるからテメェもウォーミングアップしてこい。
>レオナ
キミ、──キミねぇ!
(不機嫌そうに歪んだ表情に一瞬だけ肩を揺らして身を固くする。したいから、という理由だけで、例えそれが己の為になるからだなんて理由で誰かにこうも尽くせるものなのだろうか・・・少なくとも獅子の子の国の常識を知らない己には分からない。伸ばされた指先がぎゅむっと旋毛を押すものだから、うっ、なんて短い悲鳴をあげつつ・・・仕方がないなと眉尻を下げて少しだけ笑い。甘やかされるなんて、擽ったいけれど滅多にある経験ではないから享受しよう。取ってもらえるとは最初から思っていないが、片手を差し出して口を開く──手首のブレスレットが小さく揺れて )
・・・チョコレート、食べたい
>>893 ノア
…何でそんな暗い顔してるんスか?少なくとも、少なくともアンタはちび達にとってヒーローッスよ。
( 彼女にしては歯切れの悪い物言いにクエスチョンマークを浮かべつつ、それでも自信なさげに少しずつ、気持ちを音に乗せる様子を静かに見守る。神妙な顔に何事かと思えば───そういえば以前、要らない本があったら譲って欲しいと彼女に頼んだ覚えがある。いくら記憶力が良いとはいえ、随分昔の、それも他愛もない日常会話を覚えて貰えていた事に上手い言葉が見つからないが、叱られ待ちの子のような司書にはへら、と毒気のない笑みを。ありがたく紙袋を腕に通すと、パッとごく自然に両腕を広げてみせ、軽はずみに大口を叩いたのは何を隠そう気分が良い証。 )
本もらったお礼…とご褒美。ちび達の分も合わせて、今なら無料でお願い聞きますよ。
>>894 レオナ
え、マジ……!?わっ、分かりました、運動場で待ってるんでちゃんと来て下さいよー!
( ともすれば、部活?そんなモンやってられるか、とでも思っていそうな人物がいともあっさりと部活に参加することを了承したのだ、驚かずにはいられない。雲一つない澄んだ青空を一瞥しながら明日は雨でも降るかな、と失礼なことを思いつつ、慌ただしく部室から出て行き。運動場に来ると、部長の言いつけを守りストレッチに励む部員達がおり。部長も参加する旨を伝えると皆口々に驚きと喜びを言葉にしており、気まぐれな幽霊部長に対する印象は皆んな同じのようだ。 )
>>895 ノア
――ふ。ようやくヒメサマらしくなってきたじゃねぇか。
(ゆるりと椅子から立ち上がり、顔を上げる相手と目がかち合った。非難の声は結局それ以上は何も返ってくることもなく。自分の中で消化したらしい彼女の前腕が上がり、自分の前に差し出された。まさかこうも簡単に彼女が腹を見せてくるとは思わなかった為、瞼をゆっくりと上下させ。オヒメサマに“手を取って”と言われれば、取らざるを得ないだろう。その手をすくい上げるように取れば、グローブ越しに僅かに彼女の指が這う。店員が扉を開け深々とお辞儀をしているのを背に、賑やかな街へと再び足を向けて)
>>896 ラギー
ったく、わかってる。うるせぇやつだな。
(ドッタンバッタンと足音を盛大に立てながら走り去っていったハイエナの背中に、絶対失礼なこと考えてるだろ。とジト目をしながらも扉を閉めた。黄色のシャツに袖を通し、ユニフォームに着替えたところで外に出る。自分の姿を見た途端「本当に参加してる!?」と驚嘆している部員達にグルルと不満の喉を鳴らした。アッと口元を抑えた何人かの生徒達が、顔を青ざめさせる。ご期待にお応えしてやろうと、口端を歪につり上げながらハードなトレーニングの内容を脳裏に浮かべて)
随分な歓迎じゃねぇか。やる気があって感激だぜ。
>ラギー
──司書が、ヒーロー?
( 本は宝物だと思う、沢山の知識と教養と、夢を見せてくれるもの・・・一時の快楽を、一時の休息を、興奮を、純粋に感じ得てくれるだろう人たちに、どうか。優しく受け取られた紙袋にパッと目線を上げれば年相応の優しい笑みがあって、今度はこちらが少しだけ笑みを返す番だ。多分彼は彼の街でもこうして生きてきたのだろう、小さな子達の兄のように、世話焼きで優しいハイエナの男の子。まあ、たまにオイタがすぎる事はあるけれど。広げられた両腕に、ご褒美と言われても──生徒の耳を触るだとか、尻尾を触るだとかは一応獣人相手に申し訳ないし・・・彼はこの後用事があるようだったし。思い付くものがなくて、視線をさ迷わせた後、広げられた腕の片方を掴み )
・・・それじゃあ、頭撫でて。司書がキミに触れるより、問題が少なそうだから
>レオナ
( 立ち上がると来た時よりも高い位置にあるエメラルドが光る。綺麗な目だ、本当に・・・徐に差し出したはずの手を丁寧に取られて、慣れたようにエスコートする姿こそ王子様だとして、この人は一生徒なのだけれど。着てきたものは袋に詰めてもらい腕に掛け、お店を出る前に小さくお辞儀をして外へ──風が柔らかくワンピースの裾を撫でて、スカートを履くなんていつぶりだろうと目を伏せる。いや、こう、服に着られていないか多少なり不安というのもあるけれど。隣に並ぶのは何をしても目立つ獅子で、その横の己たるや・・・解せない、と僅かに頬をふくらませたものの、言葉だけはいつも通りに )
──司書をオヒメサマにしたのはキミでしょう。しかも、とびっきり我儘なね!ねえキミ、アイスも食べたいのだけど
>>899 ノア
荷物、貸せ。
(店員から手渡されたショップの袋を肩に提げた相手に目敏く気付けば、ショップバッグの紐を肩からスルリと落とした。何やら不満気なヒメサマに疑問がヒラリとしたが、彼女の視線が自分と行き来しているのを見て察する。天才司令塔は伊達ではないのだ。生意気な彼女の言葉に耳をそっぽ向けながら、うるせぇうるせぇと生返事をし。ワガママの追加に、顔の片側だけ器用に歪める。も、店の外を出ればジワリとした熱気と太陽に、熱い吐息を吐いた。丁度少し先で“アイス”“美味しいね”という人の話し声が聞こえてくる。買い与えてやれば少しは口も閉じるだろう。赤いテント看板がひらめいた店まで手を引いて)
お前が俺が王子だのどうこう言うからだろ。――は?……しょうがねぇな。
>レオナ
っあ──あは。やった、イチゴ味が良いな。それかキャラメル
( 流れるように外された袋に小さく声を漏らす。生徒の手にはもう既に別の袋と、己の鞄があるわけで・・・ただここでゴネても衆人の目に晒されるだけだ。だってキミは本当に王子様じゃないか、という文句ごともごもごと言葉を飲み込みつつ、降ってきた言葉にパッと顔を明るくして。引かれる手の指先に少しだけ力を入れたなら、踵の低い靴の分足取り軽くついて行く・・・外でアイスを食べるなんて経験は人生で初めてで、本当に、初めてばかりをくれるこんな生徒は珍しい。知らず、観察するようにじっとその表情を見上げて )
>>898 レオナ
( ストレッチしながら談笑していると、己の背後を見た部員達の顔が次々に青ざめてゆく。…と思ったら次の瞬間には、愉悦のこもった低い声が鼓膜を揺らした為、パッと顔を向け。見るとそこには『コイツらをどう料理してやろうか。』とでも考えていそうな笑みを浮かべた部長が静かに佇んでおり思わず「わ、わぁレオナさん……、」なんて若干引きつった高い声が出る。今までの経験則上、ああいう顔をしている時は絶対によからぬ事を考えている時。他の部員がどんなトレーニングがくるのか、戦々恐々とするなか率先して立ち上がり。にへらと苦笑いを作りながら部長に進言を。 )
まあまあレオナさん。大会前で気合い入んのは分かるけど、あんまハード過ぎて体壊したりでもしたら元も子もないッスよ?
>>899 ノア
おや可愛いお願い、それじゃあこれは2人だけのヒミツにしましょうか。
( 彼女の言う通り少ないというだけで、外野から見ればこの状況は見ていてヨロシイ光景ではない。悪戯っぽく人差し指を唇にあてがいシーっとすれば掴まれた手を引き、秘め事を行うにはうってつけな司書のプライベート空間へと移動して。いきなり女性の頭に触れるのは憚かれる為、一応「…触りますよ。」と一言添えて頭をぽふぽふ、その後はミルクティー色の髪を流れに沿って優しく透き。髪質がふわふわしているからか、なんだか子犬でも撫でている気分。つむじから頭の輪郭に沿って手を滑らせていると小ぶりな耳に触れ。以前は触るのをお断りされたが、どさくさに紛れて己の願望を叶えてしまおうと、耳たぶをふにふに弄りながら興味深そうに。 )
…シシ!やっぱり変な形。それにツルツルでこぼこしてる。
>ラギー
( 内緒話を宣言する指、掴んだ手を引かれて驚いたように目を見開いた。ふよふよ浮いている本は相変わらず生意気で、自室へと繋がる扉が中途半端に閉まるのを横目に不服そうに視線を持ち上げれば同じくらい生意気な曇り空のような瞳。本当ならば・・・頭上に降ってくる手に身構えるべきなのだが、この生徒はもう己を傷つけやしないと勝手に思い込んでいる。目を猫のように細め、大人しくしていれば不意に普段他人に触られることの無い場所に触れた体温。ぴっと身体を固めたあと、少しだけ後退し )
──キミ、くすぐったい
>>903 ノア
ここ、弱いんだ…?
( 何かの本だったかで人間のそこは獣人族よりは刺激に耐性があると目にしていたのだけど──個人差があるのだろうか。触ると驚きとも怯えとも判断がつかないがピクッと一瞬強張った体、それが若いハイエナの無垢なる好奇心にさらに火をつける。セレスタイトの瞳をぱちっと瞬かせた後、顔を覗いてまでハイライトのない瞳と視線を絡めて確認をとり。返事を聞く前に、口角をイタズラにつり上げれば何でそんな物を持っているのか、ポケットからねこじゃらしを取り出し。 )
>ラギー
( ああ、これは弱った──覗き込まれた瞳の中で表面だけが透き通って下は濁ったような互いの色がゆるりと混ざる。恐ろしいとは思わないが厄介だとは思った。言い回しか、あるいは魔力のない人と魔力のある獣人族だからか、それとも・・・この生徒の持つ牙がある程度鋭いことを知っているからか。背中に壁の感触がした。脱兎のごとく逃げ出すには距離がない、抗議できるほど思考が追いついていない、が、咄嗟に両手で同方向にある耳を押さえて・・・少なからず獣の耳よりは感覚だって鋭くないのだ、弱いも何もないと示すように絡んでいた視線を逸らし )
>906 本体様
( / お声がけいただき誠にありがとうございます!ケイトでの参加のご希望承知いたしました。
>>1と>>2に少々長いのですがトピ説明と必要事項のお願いを記載しておりますので、ご一読いただけますでしょうか?
情報など当時のもので古いのですがご了承ください )
>イデア
( / 本体様、コメントありがとうございます!リアルを最優先に、ご無理はなさらず! )
>909 本体様
( / こんにちは、フロイドでの参加希望ありがとうございます!
滅相もございません、楽しんでいただければと思います。
>>1と>>2に少々長いのですがトピ説明と必要事項のお願いを記載しております。ご一読いただけますでしょうか?情報など当時のもので古いのですがご了承ください! )
>910 本体様
( / 早速のご確認ありがとうございます!ご不都合な点などございませんでしたでしょうか?
特にご不明な点などございませんでしたら、All宛に絡み文のご投稿をいただけますでしょうか・・・! )
(/読ませていただきました、了解です、絡み文をおいておきます
>all
「あれぇ~?ジェイドにアズール居ないなぁ、暇なんだけどぉ、、」
廊下を歩きながらぼやいて天井を見る、片割れがいないと寂しいし暇だ、もて余した時間を潰すようゆっくり歩を進める、誰かの人影を見つけると
「あ、ねぇねぇ君ぃ~、ジェイドとアズール見なかったぁ?」
首をかしげながら問いかけて
>フロイド
──生憎と今日は見かけ・・・あ。
( それはどうにも頭が働かない日の出来事。ぼんやりとした歩調と思考で廊下を進み、意味もなくフラフラしていれば問いかけは突然降ってきた。影が誰かを認識するより先に思考が回り出し、淀んでいた目に煌々と光が弾け出す。ジェイド・リーチとアズール・アーシェングロッド、オクタヴィネルの寮長と副寮長・・・今日は見ていない、でも昨日確か・・・。ようやく相手を認識したように身長の高い相手を見上げれば、直ぐにその瞳の中の光は消えてしまったが )
確か今日は寮長会議があったはずです、ジェイドさんは山に行くと昨日食堂で話していた覚えがあります・・・キミ、もう少し屈んで。首が痛い
( / ご確認と早速の絡み文ありがとうございます!どうぞよろしくお願いいたします。お手数ですが、次の投稿時にお名前をキャラクター名にご変更いただけますと幸いです! )
>ノア
「あー、、、そう言えばそうだった、、、つまんなーい!君、かまって?構ってくれるならしゃがんであげる♪」
寮長会議だったらしょうがないし今山にいけばキノコについて語られて逆に憂鬱になる、だったら目の前の子にかまってもらおうとしゃがむことを条件に構えと要求し
(/変え忘れてました、、、すんません、、
あれ~…?確かここに置いたはず…(とハーツラビュル寮から散歩のため外に出たはいいものの昨日教室に置いたはずの教科書がなく首を傾げ)
ALL>
(早速投下させていただきました!)
>フロイド
・・・司書は忙しいのだけれどね、
( どうやら記憶違いではなかったらしい。やはり二人が不在なのは変えようのない事実らしく、生徒ではない己を半ば年下のように扱う無邪気さたるや──ある種の畏怖というか、何と言うか。微々たる不満を込めて頬を膨らませたなら、少しばかりからかってやろうと口を開き )
構え、ねぇ・・・キミみたいな子供は何が好きなのかな、鬼ごっこ?かくれんぼ?
( / 変更いただきありがとうございます!早速ながら生意気な司書で恐縮です。それでは本体は失礼いたしますが、ドッペル推奨トピですので是非他の参加者様ともお話しを楽しんでいただければと思います・・・!また何かございましたらお気軽にお声がけください! /蹴 )
>ケイト
・・・キミ、もしかしてコレをお探し?
( 返却期限の過ぎた本を回収し、図書まで持ち帰る前に手近な空き教室でその状態を確認する。特に汚れもなく問題ない──と教室を出る前に、目に付いたそれは教科書だった。忘れ物か・・・と手に持って、誰かと入れ違いに教室を出ようと──聞こえた声に振り向き口を開く。見覚えのある姿、確か、ハートの女王のところの )
ダイヤモンド──ケイト・ダイヤモンドさん
( / 絡み文を作成いただきありがとうございます!早速絡ませていただきました、生意気な司書ではありますがよろしくお願いいたします。また、ドッペル推奨トピとなっておりますので、ごふたんでないようでしたら他の参加者様ともぜひご交流いただければと思います!どうぞよろしくお願いいたします /蹴 )
あっ!それそれ!ってなんで俺の名前を?もしかして俺有名人だったり?(と教室に入ろうとする前に声を掛けられ首を傾げながら近づき)
ノアさん>
(了解しました!非似ですが…よろしくお願います!)
>ケイト
・・・前に、ハーツラビュルのお茶会にお邪魔した時にそう呼ばれていたから
( 有名人と言えば有名人かもしれないとは思った、が一生徒の噂話を大して知っている訳でもないし・・・強いて言えば、よく写真を撮っているということくらい。近付いてきた生徒に教科書を差し出して真似をするように首を傾ける。むしろ、司書・・・この学園の関係者のような位置に置かれた己が知らない生徒の方が少ないのだが )
──司書は、物覚えが良い方なのですよ。キミが甘いものより、辛いものを食べている時の方が嬉しそうなこととかね
あ~…なるほどね…って甘いもの…もそれなりに食べるからちょっと苦手なだけだし…(自分の寮内のお茶会と言えば大体の話はあるため首を傾げ)
ノアさん>
>916
「えぇ~?俺にはぁ。君の方が子供に見えるけど~?」
クスクスと笑いながら嫌味のようにしゃがんで目線をあわせる、
「そうだなぁ、、なにしよっかな~!」
るんるんと考えており何を言い出すかわからない
>ケイト
・・・“ちょっと”、ね
( 再び首を傾けた生徒を見上げたまま同じように首を傾けてみる。くすくすとからかうように笑いをこぼしながら、本を抱え直したなら──念の為に名乗っておこうかと。図書館の司書なんて物珍しさに覗きに来る生徒以外知っているものでもなかろう )
ダイヤモンドさん、ご存知かも分かりませんが私は司書のノアと申します──もう教科書を置いていかないようにしてくださいね
>フロイド
──キミよりは大人なのだけど
( 少し屈んだ生徒のヘテロクロミアが楽しそうに揺れている・・・のを見て、本能的に危ない予感がした。生徒に時間を割くのは司書の務め、ただしそれは勉学に勤しむ相手に対してだ。1歩、退いたならそのままくるりと背を向けて、上手く行けばそのまま逃げるように図書館へと走り去るつもりで )
う…なんかからかわれてる…って司書さん?(と自分がからかわれていることに気になるも再び首を傾げながら問いかけ)
ノアさん>
>ケイト
はい、見た目こそキミより多少幼いかもしれませんが・・・この学園の図書館司書ですよ
( からかっているのは事実なので否定はしない・・・まま、問い返された言葉に頷く。この学園の司書、知識の泉に溺れたただの人間、歩く禁書録──とまでは言わずに、すっと図書館を指さして )
キミ達が勉強する図書館の、文字通り住人です。古代呪文も読めますよ
>ケイト
「ハナダイく~ん、お探しものはこれぇ?」
にやりといつもの愉快そうな笑顔で問いかけて
「忘れちゃあ駄目じゃない?教科書」
といやみったらしくたのしそうな声をかけ
(/all文に絡ませていただきます、、、呼び方あってるかな、、?
>ノア
「あれぇ?約束守らず逃げちゃうなんて、、、絞めちゃうよ?」
オッドアイのひとみを猫のように細めて去ろうとするノアにいい放ち
「俺達の寮だと約束、、、契約を破ることはどーゆーことか、、わかってるんじゃなぁい?」
愉快犯よろしくな楽しそうな声で問いかけ
あ…フロイド君じゃん!たまたま教科書忘れただけだって~!(考え事をしていたため忘れてしまい苦笑しながら近づき)
フロイド君>
(あってますよ~!)
>ハナダイ君
「授業はきほん毎日あるしぃたまたまでもまずいでしょ~?も~」説教のような言葉だが言い方はいつも通りで明らかからかいを含めているのがわかる、教科書はハナダイ君の前に差し出し
(/あざますっ!それでは主は背後に帰りますー
>ケイト
・・・内容による
( 教えることは可能だ。ただし、授業で受けた範囲で分からないところがあったなら・・・基本的には、本来であるならば、教えた主に聞くのが通りなのだから。己も学園関係者の端くれである以上、悪戯っぽく笑い )
クルーウェルやトレインの授業で分からないところがあったなら、教えてあげますよ
>フロイド
( 爪先に力を入れたところで背後から聞こえた声に動きを止める。オクタヴィネルで契約を交わしたことは未だ嘗てないが・・・その末路は知っている。身を捻って振り向けば楽しそうな生徒を見上げて )
──わかった、わかった、遊んであげる。で、何するか決まりました?
>ノア
「まぁ決めてないけどぉ、、そーだ!謎かけしてよ!ジェイドとかアズールを唸らせられるくらいのさっ!」
にやにやと相手を見る、あの二人を唸らせるのがむずかしいことをわかってこれだ、相変わらず、愉しそうにくちは弧をえがいていて
>ハナダイ君
「だよね~。まぁ素直に渡すなんていってないけどw」
ひょいっと相手の手をよけ笑い言う、明らかに暇だからいたずらをして時間を潰す気で
え~…授業受けなくても補習しなくてもいいかな~…って思ったのに~。(と眉を下げ肩を落としながら落ち込み)
ノアさん>
うっそ…いやいや渡してくんないと俺怒られかねないから…!(と眉を寄せながら見つめ首を傾げ)
フロイド君>
>ハナダイ君、
「だって俺ひまだもぉん、かまってもらわなきゃしんじゃいそ~」
わざとらしく嘘泣きをして教科書は渡さないと暗に伝える、寮の二人がいないと暇をもて余すことが多いのだ
>フロイド
謎かけ・・・
( 愉しそうに笑ったままの色違いの目を綺麗だなぁなんて関係ないことを考えながら見上げていればコレだ。考えるように瞼を下ろして、目を閉じたまま数秒止まる──あの書物はきっと寮長が知っているだろう、この情報も・・・それなら・・・再び目を開いたなら、眠そうな暗色の瞳に煌々とした光をチラチラと灯して )
『朝は一本か八本足、昼は二本足、夜は一本足か二本足か八本足』・・・何でしょう?
>ケイト
学生の本分でしょう?頑張れ頑張れ
( あからさまに嫌な顔をするものだから、つい普段あからさまに笑わないくせに破顔して。眩しいものでも見るように笑ったなら、それこそ先生・・・あるいは先輩か、大人ぶって励ますように背伸びをしつつ手を伸ばして・・・もし髪に触れられたなら、軽く頭を撫でるつもりで )
>ケイト
「やったぁ♪」
嬉しそうに教科書を今度こそ素直に差し出し
「破ったらしょーちしないからぁ、ね?」
と呟き
>ノア
「ん~、、わかんないなぁ、なぁに?それぇ」
首をかしげてノアを見て答えをまち
う~…は~い…(と分かりやすくうなだれながら頷きしゃがみ込み)
ノアさん>
分かってるって~…(と眉を下げながら苦笑し頷き)
フロイド君>
>フロイド
──キミ達のことですよ
( 謎かけの回答を直ぐに渡していいものか・・・と思ったものの、言い渋っていても解放はされないことが目に見えていた。緩く首を傾けて、からさうように目を細めたならヒラヒラと手を振って )
はい、きっとアーシェングロッドさんも分かりませんよ・・・この世界にはない謎かけですからね
>ケイト
なんです、キミらしくもない──綺麗な景色を撮れる場所を教えましょうか?
( 項垂れるようにしゃがみこまれれば低くなった頭をぽすぽすと撫でる。髪型を崩さないようにしながら、見た目は置いておいてもあくまで歳上らしく振舞ったなら・・・写真が好きならと提案を )
>ノア
「俺達、、、成る程ぉ、あの二人も楽しんで聞いてくれそぉ~♪、ありがとっ!」
愉快犯じゃなく純粋に嬉しく笑顔でうなずきながらふたりをさがしにいこうと
「早速話してくる!」
ハナダイ君
「んっふふ、じゃあ何しよっかなぁ~、君は何したい?」
こくびをかしげ伝え、
…映えるところだったら知り尽くしちゃってるし~。(と相手の提案に首を傾げながら悩むもここら辺なら知り尽くしているため首を振り)
ノアさん>
俺は何でもいいよ~?(なるべく早く返してもらおうと首を傾げ)
フロイド君>
>>905 ノア
だんまり?肯定って事にしちまいますけど……、まあ良いッス。
( 貴重な教材も短い感想文が提出出来そうなくらいには感触を堪能し、司書も無言を決め込むならここにはもう、己の興味を惹く物は残っていない。ふむ、と小首を傾げながら一歩後退すれば食べようと思っていたねこじゃらしを服に突っ込み。本と一緒にお給料が入っているのを確認すると「またヨシヨシされたくなったら呼んで…?ペットシッターのバイトで鍛えた手腕で、カワイがってやります。」と悪戯に右手をワキワキさせつつ、お小言が飛んでくる前に立ち去ろうと扉を開け。 )
( / まとめてのお返事で恐縮ですが、早速絡ませていただきました!お二方ともこれからよろしくお願い致します。 )
>>912 フロイド
その声はフロイド君ッスね。うーん、どっちも見てないけど、モストロラウンジに居るとか…?
( 大量の衣装を抱えながら歩いていると頭上から声が聞こえてきて。生憎と荷物に視界を塞がれ、前は見えないが声の主の姿形は脳内に浮かんでいるため名前を呼び。そしてこれまた残念な話だが、彼の探し人である2人とはクラスが違う為、自分も見ていない旨を伝えつつパッと浮かんだ2人の居処を述べ。 )
>>915 ケイト
( 寮長のところへおつかいへ行った帰り道。往来のど真ん中でなにかを探しているのはハーツラビュルの先輩、あまり話したことのない人物だが、彼の友人の先輩が作るケーキはそれはもう絶品だったと記憶している。薄らと瞳を三日月に細めると、獲物に忍び寄るが如くダイヤのトランプ兵にゆぅらりと近付き。愛想の良い笑みを貼り付けながら。 )
せーんぱい、キョロキョロして…なにか探し物ッスか?
>フロイド
ちょっと待──今その二人は忙しいだろうに!
( ぱっと笑顔になって、次の瞬間寮長と副寮長の元へ向かおうとする生徒を止めようと制服の裾に手を伸ばす。突然殴り込んで、謎かけを披露して、誰の入れ知恵かと問われてしまえば痛い目を見るのは己だ。無邪気な生徒を見上げて溜息をついて )
>ケイト
多分、キミは知らないよ
( 予想の範疇だった。いつでもどこでもカメラを構えて映えを狙うこの生徒はこの学園一美しい場所を沢山知っているに違いない。でも、司書には特別、生徒には滅多に見せない場所がある。よければどうぞ、と言うように手招きをしてからゆっくりと歩き出し )
>ラギー
──あ゛ーもう、
( 散々司書をからかって満足したのか飽きたのか袋の中身を確認した生徒が心底楽しそうに笑う。腹立たしい、本当に。扉を開けて悠々と外へ向かおうとする背中に向けて、一度べっと舌を出したなら、ずりずりと座り込んで耳に掛かるように髪を梳かし──呻き声にも似た不服はもしかしたら耳のいい生徒には届いているかもしれないが。何はともあれ、暫くは安静にすべき怪我なのだ・・・しばらく図書館は閉館にしようかと、のそのそ部屋へと戻り )
>>901 ノア
好きなもん頼めば良い。
(口をもにゅと曲げた彼女の手が再びスカートに触れる。それでいいと、彼女の鞄を押し込むように肩に鞄を引っ掛けた。今にもスキップでもしそうな相手に、ガキ。と小さく笑って、こちらの顔色を伺うような目を見た。イチゴでもキャラメルでもどっちでも良い。フレーバーごときでいちいちお伺いを立てるなんざ、ご苦労なこった。とため息を吐いてゆっくりと首を振る。赤いテント看板が作った影が顔に差し掛かる。扉を開けば、ひんやりとした風が足首を撫でる。この暑さだ。店内にはいくらか人が並んでおり、その後ろについた。司書より若い女性が多くおり、きゃらきゃらと笑って楽しそうにどのフレーバーにしようかと花を咲かせていたが、「いらっしゃいませ」と店員がこちらに声を掛けたことで目線が一斉に向く。デカい男に繋がれた華奢な女性に、パッと目が輝いたのを見た)
(/ちょっとずつ返信していきますので、何卒ごゆるりとお待ちください)
>レオナ
──『キミ、目立ちすぎ。視線が痛いじゃないか』
( 日差しが少しだけ肌をチリチリと刺して眩しい光が目の奥で弾ける、ガキなんて言われてもおすまし顔が出来るくらいにはこの外の世界に居られる事実が嬉しかった。好きに選べと言うのなら、己の髪色にも似たキャラメルにしようと開かれた扉の中へ足を踏み入れれば・・・煌びやかで華やかで、図書館とは真逆の甘い空気を漂わせる世界。と、こちらに向いた視線に咄嗟に手を繋いだままの生徒の後ろへと下がり──試合もそうだが、仮にも一国の王子であり残念なことに見目の良いことにも定評のある御人だということを忘れていた訳では無いが。苦言を述べるのに現代の言葉を使うのは違う気がして、この生徒なら分かるだろうと踏んで口にしたのは古く現存していない言語。荷物を王族に持たせて、連れ回す正体不明の人間だなんてどう足掻いても心象はよくないに違いない )
( / ご多用の中ありがとうございます!ご無理のない範囲で・・・こちら、お返事を戻させていただきましたが、お手隙の際にお戻しいただけましたらと思います!くれぐれもご自愛くださいませ! )
>>943 ノア
( ───あれから数週間経ったある日の放課後。ちょっとした用事がある為、中型サイズのダンボールを抱えながら図書室に足を運んで。ちわーッス、と挨拶しながら司書の定位置であるカウンターに顔を出したものの、そこに彼女の姿はなかった。閉館するには早いし、館内にいるだろうと広い室内を適当に探しはじめ。文学、歴史、言語、芸術───…ひとしきり全てのコーナーを見て回ったが、どこにも司書の姿が見当たらない。あと残るは地下書庫のみで、目の前にある階段を見つめ。 )
薄暗い…けど仕方ない、降りてみますか。
>ラギー
( それはそれはほんの数刻前のお話。今日も今日とて人のいない図書館を見詰め・・・何を隠そう明日は休日、きっとこの後も人の出入りはまばらだろう。ならば、と足を向けたのは地下書庫でそこにあるのは生徒達が手に触れないようにしまわれた魔力の強いものであったり、あるいは表に出すかを迷っている本であったりする。ばらばらと気になる本を雑多に手に取り、書庫の端に沢山のそれを積み上げたなら籠るようにその中心で本を開き──本を読む楽しさに煌めいたような、魔法に当てられて淀んだような、そんな瞳を持ち上げ階段へと向けたのは誰かの足音が聞こえた気がしたから )
>ノア
足をピタリと止める、確かにそうかもしれない、だがジェイドはどうだろう?
「ジェイドってぇ、、自分の趣味でやまいったんじゃなぁい?」
笑ってそう答える、そもそも兄弟を歓迎しないわけないのだ、そう考えてにししとわらい
>ラギー
「そっかぁ、、、ところで荷物で顔見えないんだけど、、、だぁれ?」
声である程度予想つく、でも一応確認はしないと間違えたとき嫌だ、それにしても何でこんな大荷物運んでるんだろう、手伝わないけど気になった、
>ハナダイくん
「じゃあ、、、チェスでもどぉ?」
にっこり垂れた目を細める、かったらなにを要求してやろうか、そんなことが頭に浮かぶ、相手が断ってきたらどうしようとはつゆもかんがえず
>>902ラギー
(随分と自分のことをわかっているらしい。尻尾を丸める部員達で唯一、ハイエナが一匹己の前に進言しに来る。後ろで「ラギー先輩!」「便りになる~!」と応援している声に片眉を吊り上げた。相手の言い分には正当性しかないが、まさか大会前で扱きまくって破壊するほど愚かなつもりはない。傍にあるベンチに置かれたドリンクを片手でポンポンと持ち上げながら、牙を剥き出しにし下瞼を引き上げて)
俺がそんなことするかよ。精々水たまりが恋しくなる程度に絞るに留める。
>>912 フロイド
あ?知る訳ねぇだろ。
(後ろからズンズンと大股でやって来る特有の足音に、ピクリと耳を動かした。振り返れば、案の定気分屋のウツボの片割れ。――まさかこの俺に人を尋ねるとは。図太い相手に、知らぬと淡々と返事をすれば、くあ……とあくびを噛み殺した。今頃ハイエナかあのうるさい教師が己のことを探しているであろう。一人のんきに尻尾を揺らすと、幾分か高い目線を睨み上げるように見て)
(/挨拶大変遅くなり失礼いたしました!フロイド君、ご入学(?)おめでとうございます。嬉しいです!絡ませていただきました、よろしくお願いいたします)
>>915 ケイト
……げ。
(いつも通りのんべんだらりと温室で昼寝を済ませ、面倒ながらも教室へと踏み入れた時何かを蹴っ飛ばしてしまった。ハンドスピナーのごとく回転して地面を滑ったその先には、椅子に手をつき何やら探している風のオレンジ頭。よく回る脳が、点と点を繋いだ。どう考えても今しがた蹴っ飛ばした教科書の持ち主である。やれ面倒なことになったと、顔をこれでもかと顰めた)
(/挨拶遅くなり失礼致しました。ケイト君ご参加嬉しいです~!絡ませていただきました、どうぞよろしくお願い致します)
>>946 ノア
『こうして一般人にはわからない言語で喋っているほうが、目立つと思うがな』
(聞き馴染みのない言語が急に耳の奥に飛び込んできて、一瞬エメラルドグリーンを瞬かせる。本当に“完璧な”古代の文法に発音まで。司書の特殊な体質を思い知る。自分も古代の関連――と言っても強い興味は魔法の分野だが。その方面に多少精通しているからわかるものの、こちらに聞き耳を立てている人間は「外から来たのかな」などとコソコソと話している。己の容姿が目立つことは重々承知の上、否定はしないが……と小さなテーブルの前でアイスを口に運ぶ客と目線を合せると、恥じらうようにパッと顔を背けられたのに、フンと鼻で笑った。挑発するようにニィと笑みを浮かべながら、後ろに下がる相手を引きずり出すように手を引いて)
『まさかこの俺に案内させておいて、怖気づいたんじゃねぇだろうな』
(/お気遣いありがとうございます。季節の変わり目ですので、スレ主様もご自愛くださいね)
>>951 匿名様
(/私が触れて良いのかわかりませんが、ご支援に感謝を!どうもありがとうございます)
>フロイド
まあ忙しいとは限らないかもしれないけれど──キミ、ご兄弟が山の何処にいるか分からないのに乗り込むというのは危険では?
( 実際のところ彼等なら平然と気配だけで互いの居場所を察知していてもおかしくなさそうではあるが・・・歪んだ笑みに眉を寄せつつ返事をしたなら、一応この学園の関係者としての矜恃を保つ発言は出来ただろう。軽く肩を竦めて止めていた足を動かし )
>イデア 本体様
( / ご多用の中お知らせいただきありがとうございます!まだまだ残暑厳しい折、くれぐれもご自愛くださいね! )
>951 様
( / ご支援賜りましてありがとうございます! )
>レオナ
『キミってば、流石はナイトレイブンカレッジの生徒だよ──いい性格してる、本当にね』
( 記憶の中にあって身体に染み付いた言語はどうやらしっかりとこの王子様に届いたようだ。たった一瞬でも気高いそのエメラルドを揺らすことが出来たなら満足感は充分だが、目立つことには変わりない。平然と話して返したその言葉の流暢さたるや・・・本当に、腹が立つほど王子様、否王様だ。悪戯に純情な客を弄ぶような真似をしないであげて欲しいと言うより先に、数歩引かれるがまま前に出たなら・・・ほら見た事か、刺さる視線が痛い。視線を逸らして近付いた注文の番に、これ幸いとメニューを覗き込み──縋るように握り締めていた生徒の手を離したなら、曇り硝子のような瞳を輝かせて )
『ええと、あ』・・・キャラメルをください。ねえ、キミは?折角ならキミと食べたいよ
>>954 ノア
(ザクザクと視線が突き刺さっている――自分にとっては日常の一部なのだが、やはり相手は違うらしく背中を丸めていた。言った筈だ、俺をからかうなんざ100年早い。見下げれば、司書は目を輝かせてメニューを覗き込んでいる。繋いでいた手は解かれ、ガラスのショーケースに這わせられていた。古代言語の混じった返答に、落ち着かない様子。外慣れしていないことがバレバレで、クククと喉の奥で押しころしたような笑みが漏れた。こちらにキラキラとした目を向けられるならば、お誘いの言葉に再び喉を鳴らした。誘われるまま彼女の頭の上から覗き込むように背を屈め、眩いピンクを指した)
――随分と可愛らしいお誘いどうも。いちごは良いのかオヒメサマ。
>レオナ
──キミ、キミって本当に
( 聞こえた笑い声は確かにこの生徒のものだ、心底つまらないという顔をして構内を闊歩している姿を見かける獅子が思っていたより年相応に笑うのだと知れただけでも今日は収穫があったというものだろう。バスの中でも思ったが、こうして上から声が降ってくる度にこの影に隠れていられる状況が有難いと感じてしまう──いや、そもそも視線が刺さる原因の大半はこの生徒にあるとも言えるが。指さされたそのピンクは己が悩んでいた味で、ちゃんと聞いて、覚えていたのかなんて訊ねるのは野暮。甘やかすような言葉を吐いたこの生徒のせいで今度は背後ではなく前方から視線が刺さっていたたまれない・・・片手で顔を隠しつつ、消え入りそうな声で追加注文をした己を褒めたい )
──いちごも追加でお願いします
>>955 ノア
よく言えたな。俺はこの――……。
(恥ずかしそうに顔を手で覆う司書は、更に小さくなったような気がする。追加さらたフレーバーに、己の言うことをちゃんと聞けたな?とフッとエメラルドグリーンの瞳を細めた。ミルクティー色の髪からショーウィンドウへと視線を移す。煌びやかな色の容器の中、目についたのもまたミルクティー色で。そういえばこのフレーバーが美味かっただのなんだのと、ヴィルのところの寮生達が騒いでいたのを思い出す。見目がどうのとやかましいヤツらだが、味覚センスは悪くなかった筈だ。ショーウィンドウの明るい茶色を指した)
>レオナ
──き、『キミねぇ!そういうことばかりしていると本当にいつか痛い目を見る』・・・と司書は思う
( よく言えた、なんて子供を褒めるような言葉に失礼だと顔を上げたのがいけない。細められた瞳が思っていたよりも穏やかだとは聞いていない・・・司書を甘やかさないでくれないか、キミよりは大人だというのに!という言葉を飲み込んで、誘いには乗ってくれるらしい生徒の長い指が指したフレーバーに視線を戻す。見覚えのある色だった。無意識に違いない、確かに美味しそうなものだから食べたいのも分かるが──明らかに店員さんが微笑ましいものを見るような、あるいは照れたような表情を浮かべているのを見ておくれ。髪から覗く耳すら熱を持っていて、早くアイスで冷やしてしまいたいと・・・支払おうとして、服屋で言われた台詞を思い出し己の鞄と生徒を視線が行き来 )
>>957
生憎、遭ったことがねぇなぁ。
(古代言語とこちらの言語をパッパと切り替えられるのは流石。と言ったところか。思わずそのままベロッと喋ってもらっても、こちらは構わないが。目の前の店員は織り交ぜられた言語を不可思議そうに生暖かい目で見ているような気がする。なんだか横でやいのやいの言っているが、子犬のように騒ぐのは知っている為「はいはい」と流すように憎まれ口を叩き。お優しくしたほうが寧ろ周りは喜ぶというのに、変な奴だと思いながら視線がかち合う。さっきから忙しない相手の目がより落ち着きがない。肩に掛けられた相手の鞄はそのまま、自分の財布を取り出した。男を立てろと言ったことをどうやら相手はきちんと学習していたらしい。払いたそうだが、当然ここは自分が奢るつもりだ。さっさと会計のトレーにカードを乗せ)
流石に忘れてなかったようだな。
>レオナ
司書は嫌になるほど記憶力がいいのだよ──キミ!キミ、見て、
( 織り交ぜた皮肉すら瞬時に理解して返す生徒の生意気なこと──いや、それ以上に持て余す知識をぶつけても返してくれることが嬉しい。軽くいなすような対応に、これ以上は無駄吠えだと分かりつつ不平不満をぶつけるために頬を膨らませ、当然のように支払いをする生徒から目を逸らした。本当に、王族であるまえにいち生徒に何をさせているんだ司書は。邪魔にならないように横に避け、二人分の出来上がったアイスを受け取る。と、ぱっと瞳に火花を散らし、ミルクティー色のアイスとそれに刺さった透ける緑色のスプーンを王子様へ差し出して。食べにくくなってしまえと嫌味を込めて )
アイスは司書の色だけれど、スプーンはキミの色──ハーツラビュルならば正にEatMeと言ったところだね、素敵な偶然だ
>ノア
「何となく場所わかるしぃ、、、よくなぁい?」
甘ったるいいつもの声で問い掛ける、てをひらひらと揺らしながら笑顔を浮かべ
>レオナ
「えー、、、というか今って寮長会議じゃないのぉ?」
ここであるいてていいの?というのを遠回しに伝える、彼もサボりで人のことは言えないが気になるもんは気になるのだ
>フロイド
・・・キミがいいなら構わないが、一応司書は止めたからね
( ヘテクロミアを見ながら確かにこの生徒なら平然と見つけ出してきそうなものだと客観視した。事実双子の相方も平然と見つけ出しそうなものだ。過分な心配は不要だろうと思いつつも心配するのは仕方の無いこと、軽く肩を竦め )
>>959
ノア
そりゃあ良いな。……へぇ?
(リスのように頬を膨らませている司書を横目に、カードを受け取る。財布にカードを雑に放り込みながら、アイスクリームを受け取る司書の目がキラキラと輝いているのを見た。自分よりも年上らしいが、やはりそうは到底思えないと、その姿を見て改めて思う。くるりとこちらに振り返った彼女が、ふふん。と声でも聞こえるようにどこか得意げな顔で手渡しているところも。アイスの色についての言及で、ああだからか。と目の前の旋毛を見る。案の定オンボロ寮所属らしいが、髪は乙女の最後の武器と呼ばれるだけある。肩へと流れている透き通った髪に指を掬い入れ、ひと束摘んだ。持ち上げた毛先がクルリと丸まり跳ねる)
テメェを想って食ってほしいって?随分と大胆なお誘いなことで。
>>960 フロイド
ああ?どうせラギーあたりが出てんだろ。
(相手の口から飛び出た言葉にようやく思い出す。そういえば今日だったか。だなんて、他人事のように思う。「も~!レオナさ~ん!」とギャンギャンと吠えるハイエナを脳裏に浮かべ、どうせソイツが出ているだろう。と結論付けた。そこでふと、勤勉過ぎるきらいがある寮長の姿を思い出し、相手の顔を見上げる。)
となると、タコ野郎は会議だろ。
>レオナ
──キミ、アイス、溶けるから
( 獅子の子を困らせてやれたら万々歳、一端の人間風情が私を食べてなんてハートマーク付きで渡そうものなら引き切った顔を見せてくれるのではなんて。思っていた己の浅はかさを知る。慣れたように髪に触れる生徒を見上げながら、肩すら揺らさず伸ばされたその手を受け入れ──思えば随分と己に触れてくる生徒もいたものだ。大抵は気味悪がるというのに。相手が生徒であるのが難点だが嬉しい、と脳内で処理をして溶けるように笑った、後が問題だ。断じて!そういう意味では!ない!のだが!食べにくくなってしまえと思っただけなのだが!いざ口に出して正されてしまうと何だか己が悪い子のよう。ずいっとアイスを差し出したなら、真っ赤な顔で半ば吠えるようにして精一杯の礼儀を )
──ご馳走様です。キャラメルもイチゴもありがとう、キミの行きたいところにも付き合えたら良いのだけど
>ケイト
( / 本体様、再掲ありがとうございます!こちらの再掲ですが、現在参加中の皆様に宛て絡み直しをご希望でいらっしゃいますでしょうか?わたくしは特に新規という扱いで不都合ございません、が一点、同様の流れで本体様がご不都合になってしまいますようでしたら、この後の展開を事前にご相談させていたただければと…ご検討いただけますと幸いです )
>ケイト
( / 本体様、承知いたしました!では、ノアからのお返事は一度待機させていただきますね。どのような展開でも、もしお決まりになりましたらその際はお声掛けいただけますと幸いです・・・! )
>>948 ノア
───おっ、いたいた。
( ランタンの灯りを頼りに階段を降りてゆき。階段と比べれば短い通路を進んだ先、予想した通り地下書庫に彼女はいた。書物に囲まれている姿はいかにも“ 図書室の司書 ”といった感じで少し声を掛けるのを躊躇していると、いつもより生き生きとした目が此方を見て。話しかけ…ても地下書庫には防音魔法が掛かっているし、荷物を抱えなおせば分厚い窓をコツコツと叩くことで己の来訪を伝え。あとは司書が来るのを待とう。 )
>>949 フロイド
え?ああ、オレッスよラギー・ブッチッス。
( 声の主はやはりウツボ兄弟の片割れで間違いなかったようで、正体を訊ねられると荷物の山から気持ち程度、顔を覗かせているハイエナの耳をピコピコと自在に動かしてみせ。彼はこのまま兄弟と友人を探しに行くのだろう、と思えば。 )
他に用ないならもう行くけど…いい?
>>952 レオナ
うへぇ…それじゃあせめて、ミニゲーム形式にしましょう!ね…?
( 結局絞るのは確定なんじゃないかとその場にげんなりとした空気が流れる。このどうにも湧かないやる気を引き出す為には、どうすれば良いか、考えた時に思いついたのは模擬試合。何せこの学園にいる奴らはみな揃いも揃って他人を蹴落とすのが好きな連中ばかり。筋トレ、走り込み、出されたディスクを犬のように追いかける───そんな単純なルーチンより、他人と競い合った方がモチベーションが上がる。提案すると各方面から楽しそうとの声が上がり、シシシ!と牙を見せ笑えば。 )
作戦の通し練習にもなるし、良いでしょ?
>>ケイト本体様
( / 絡んでよいものか分からなかった為、当方からのレスも一旦打ち止めとさせていただきますね。もし絡んで大丈夫でしたらお声掛けいただけますと幸いです!)
>ラギー
──ああ、
( 誰かの足音、もし教員の誰かしらだとしたら気にせず踏み込んでくるだろうと思っていたが故に気になどしていなかったが・・・聞こえた控えめなノック音に視線をしっかりと向ければ生徒の1人がこちらを覗いていた。合点がいったように立ち上がれば座りっぱなしで多少痺れた足にふらつきつつ扉へ。少し重たい扉を背で押さえつつ、わざわざ己を探して来てくれたのであろう生徒を見上げ )
すみません、時間があったのでつい没頭してしまって──司書に御用ですか?
>ケイト
( / 本体様、まとめて・・・というお言葉がわたくしとラギー本体様宛のもので不都合ないか不安に思いつつお返事失礼いたします!どのような形で絡みに伺えば良いか悩んでしまっておりまして・・・過日にお伺いした展開の方いかがでしょうか!? )
>>963 ケイト
レーオーナさーん…って、居ねえ。間に合わなかったかー。
( 教師の体調不良により次の授業は自習となり、騒がしい教室を抜け出すと3年棟の廊下までやって来た。お使い品である教科書をヒラヒラ振りながら顔を出すも、1人だけしか居残っていない教室に出遅れたことは明白で。困ったように独りごち。 )
( / 畏まりました、では当方はあまり絡めていなかった為このまま失礼しますね…! )
>>969 ノア
女王様にお届け物がありまして…、とりあえずコレをどーぞ!
( 書庫から出てきた司書に軽く会釈しつつ近付き。何か用かと問われれば、にこやかな笑みを保ったまま、そして何の説明もなしに持っていたダンボールをずいっと!彼女の方へ差し出して。箱には厳重にガムテープが貼られている他、容れ物の強度を補強する魔術が掛けられており。詳細は告げずともただのお届け物ではないことは箱と生徒の様子から感じ取って貰えただろう。 )
>ケイト
( / 承知いたしました!ご検討いただきありがとうございます、娘を向かわせます・・・! )
──おやおや、今は授業中ではないのですか
( 抱えた数冊の本は参考資料として教師陣に貸し出していたものの一部、回収し図書館へと戻る前に散歩でもと歩いていた矢先のことだ。明るい髪色の、否生徒である以上この時間帯に目につくのは確かなのだけれど・・・見えた姿に声をかけて )
>ラギー
ええ、と──ええと?
( にっこー!なんて効果音が付きそうな笑みを見上げて思う、己は何かこの生徒にとって益となることをしただろうか?思い当たらず首を傾げたものの、差し出されたダンボールを受け取って──なんだろう、魔法が掛かっていることは指先に触れた気配から分かるけれどすんなり開けていいものなのかも分からない。目の前の生徒と箱を視線が行き来して、そのまま小さな口を開いたなら )
・・・中身は?いや、開けても差し支えないならこの場で開けるが──
最近忙し~から顔だしだけしておくねぇ、
(/顔だし失礼します!!! 当方からのケイト様への絡みはストップさせていただきますね、
(/多忙のため、また少し間が空きます申し訳ございません。ごゆるりとお待ちいただけましたら幸いです)
>>972 ノア
まあまあ、開けたら爆発するーとかおっかない人形が飛び出してくるーなんてことはないから!とりあえず開けてみて欲しいッス!
( チラチラと戸惑ったように揺れる目。この学園の生徒からの贈り物なんて碌な物じゃない、自分も彼女の立場だったらきっと同じ反応をしていただろう…と共感はしつつも、だからと言ってヒントを与えることはなく。相も変わらず笑ったまま中を見て欲しいと。開けたら中には、ツヤツヤに磨かれたまんまるの小石や、お菓子の箱、折り紙で作られたネズミ───などなど、統一性のないモノが詰め込まれている。 )
>>レオナ ・イデア本体様
( / お疲れ様です!お返事はゆるりと待っているのでどうか無理なさらず…お体に気をつけてください! )
>レオナ
( / 本体様、お声がけありがとうございます。どうぞご無理をなさらずお過ごしくださいませ・・・! )
>イデア
( / 本体様、コメントありがとうございます!ご無理のないようにお過ごしくださいね・・・! )
>ラギー
・・・これって──
( 魔力の気配は周りを保護しているものだけ、つまり中に入っているものは強い魔力を持たないものかあるいは・・・そっとその場に膝を折ると、箱をゆっくりと開けていき──中のものは、きっと見る人が見ればガラクタに過ぎないもの。けれど、これを厳重に魔法で包んでこの生徒が持ってきたことに意味がある。沢山の選択肢から弾き出した答えはあまりにも己には眩しくて、ぱっと顔を上げて生徒の曇り空のような瞳を見上げ )
>>978 ノア
この前チビ達に本くれたでしょ?お礼するよって声掛けたらみーんなお宝持ってきて…シシ、可愛いっしょ?
( パッと驚いた目が此方を見上げたのを合図に、箱の中身の答え合わせといき。しゃがんでは鼻歌まじりに箱を漁り、手に掴んだプレゼントを、司書にお披露目するために嬉々として床に並べていく。子供達に本をくれたヒトはあまり外に出たことがないのだと話したら、夕焼けの草原の風景をクレヨンで描いた子、そこでしか自生していない花を押し花にして栞にアレンジした子。お気に入りのお菓子の包みを紙代わりにお礼の手紙を書いた子、など…貧しいなりに司書に、感謝の気持ちを伝えようと頑張っていた事を思い出す。お宝達から視線を彼女へと戻し、皿洗いのようなジェスチャーをしながら。 )
拾い物もあるけど…洗える物はみんなで一緒に洗濯したし、えーせー面は大丈夫ッスよ!
>>ラギー
──本当に、可愛らしい
( 箱の中身はきっと教養を無駄に身につけた大人なぞが見ればガラクタだと一蹴する物に違いなかったのだ、ただ目の前の生徒が少なからず魔法でこの箱ごと保護をしてわざわざ司書の元にまで運んできたことに意味がある。外の気配のする物たち、拙い文字で伝えようとしてくれる手紙、見たことの無い景色を教えようとしてくれている作品、それから・・・そっと栞を手に取って、薄暗い光に透かすようにかざしたならキラキラと光る瞳にそれを映して嬉しそうに目元を緩める。衛生面なんて些事だ、素敵なもので手を汚すならそれはそれで構わない。一通り大切そうに贈り物を眺めれば、ぱちりと暗く狭いこの場所でも僅かに光る眠たげな瞳を曇り空のような目の前の目に向け )
──司書からの贈り物、届けてくださってありがとうございました
>>980 ノア
オレからの賄賂…ではなく、お礼の気持ちもどーぞ、受け取ってくださいッス!
( 顔いっぱいに喜びの色を浮かべて、子供達からのお礼を1つ1つ確認している司書を見ているとそれこそ故郷にいるちびっこ達を思い出す。彼らも学校で出た不用品を持って帰ってくると、今の彼女と同じように、キラキラした目を向けてくれる。兎にも角にもお届け物を喜んでもらえた事に、此方も柄にもなく嬉しくなりつつ、どーぞ、と言って白い手首に麓の街のパン屋さんの袋を通して。中身はいつかの約束通りメロンパン、と、自分イチオシのチョコスプレードーナツ。 )
>ラギー
・・・ラギーさん、この後のご予定は?よろしければお茶にしませんか
( キラキラとしていて小さくて外の匂いがする贈り物たちへ紙とインクの匂いが染み付いた指先で触れる、陽だまりのような感情を受け取って火傷より柔らかな熱で焦げそうな感覚を覚えながら。追加で掛けられた袋は確かな少しの重量を伝えてきていていい匂いがする、ちらりと上から覗いたそこにあったのは己がついぞ口には出来ないのではないかと思っていた外の食べ物。ぱっと曇り硝子のような瞳に星を散らして、過去に交わした話の内容を思い出す・・・覚えていてくれたのか、ということに驚きながら。箱の中に受け取った宝物達を戻しながらお茶会への誘いを口にしたなら、こんな冷えた埃っぽい場所から出ようと立ち上がり )
──美味しい紅茶が手に入ったからね。いただいたものも半分こして、お茶菓子も追加で出しましょうか
>レオナ
余計なお世話だよ…それにこれでも他のものも食べてるし。カップ麺だけど…
(紙袋の中身に対しての反応に眉を顰めながら人の飲食に一々文句言うのやめてと伝えた。その後パーカー越しに体を突かれ小言を呟きながらも弟に協力してもらいながら食生活を改善しようかと考えて。頼みにはため息をついた後依頼を受けて)
はぁ…容量大きいMOD入れたら重くなるの当たり前だろ…まぁ出来る範囲でやってみるけどクレームは受け付けないからね
>ノア
おかえり…いや一晩だけだし宿泊費とかは良いです
(司書が戻ってくるまでの間誰も通りがかる事も無く安心した後戻ってきた相手に視線を向けた。手に持った荷物に準備万端じゃんと呟いた後ノートと紙袋を抱え忘れ物とか無かったらこのまま行くけど大丈夫です?と確認して)
>ラギー
気にしないで、寧ろ一般的な家庭料理を教えて欲しかったから助かる
(意外そうな様子に「僕だって料理出来るようになりたいですし実習で単位取りたいから…悪い?」と料理を教わりたい理由を告げた。自分の知り合いで頼める相手が少ないのもあるがと考えつつミステリーショップの前まで来てふと抱えたままの薬草の入ったカゴに視線を移して)
…と、ここで買う物もあるけど先に薬草置いて来なきゃ…
(/お待たせしました、返信遅れてすみません…!)
>イデア
お邪魔をする身だから──また今度、新作の駄菓子でも見かけたらキミに届けることにしましょう
( そりゃあ準備万端にもなるというもの。構内から出られないとはいえ、他寮にお泊まりだなんて滅多矢鱈にできるものではないのだから。忘れ物を問う言葉に念の為持ってきた荷物の中を覗き込み、着替えの所在を確認したなら頷いて揺れる青い髪に並ぶように隣へと歩み寄り・・・図書館に似た静かで少しだけ仄暗い魔法の気配のする冥界の寮は足を運ぶ機会こそ少ないが嫌いでは無い )
楽しみです、キミの寮生の皆様が嫌がらなければいいけれど
( / お疲れ様でございます、本体様!今後ともどうかご無理はなさらずに、ご負担のないようにご参加・お過ごしいただけますと幸いです!/蹴 )
>>982 ノア
甘い物!やったー!あ、でもパンはそっちでどうぞ。
( 普段は斜に構えた彼女がこうも素直に気持ちを曝けだすのは珍しい気が、次に故郷に帰ったらチビ達にサプライズは大成功だったと伝えなければ。テストで良い点を取れた時に近い達成感と喜びを噛み締めつつ、タダで甘い物にありつけるイベントには耳をピン!と元気よく立たせて。ただ、パンは食べ盛りの男子高校生からしたら一瞬で無くなってしまうサイズ感な為、片手をゆるく振り大丈夫だと断り。3時のおやつの会場はいつも通り司書の私室だろうか?あの部屋も別に嫌いではないのだが、1階に上がる途中、小窓から見えた気持ちのいい青色に。 )
せっかくだし今日は外でお茶会しないッスか?
>>983 イデア
ああ、マスシェフの為か。あの授業新しいレシピもバイト代も入るから美味しい授業ッスよね~!
( 彼が懸念する授業はゴーストの丁寧な指導の元、料理初心者でも安心な授業構成となっていた筈。予習しようだなんて真面目というか…抜かりないと思いつつじと、とした眼差しには軽く首を横に振り。購買に入る一歩手前で歩を止めた先輩につられ、こちらも一旦足を止め。あの寮に用のない自分が一緒について行っても仕方がない、ここは分担して行動した方が良さそうだと判断すればにこやかに。 )
それじゃあ作るメニュー教えて下さいッス!イデアさんがそれ置いてくる間オレ、買い物しちゃうんで!
( / 此方は大丈夫です!ハロウィンイベ始まりましたね、フェロー様が沼の予感しかしない…楽しみましょうね…(泣)/蹴り可 )
(/長い間顔出しもできず申し訳ございません!仕事も一段落つきましたので、また遊んでいただけましたら幸いです)
>>964 ノア
オヒメサマ色のな?
(感情の起伏のねぇヤツ。と思っていたが、こんな顔もできるのだな。と、蕩けるな笑みを浮かべる相手にエメラルドグリーンの瞳が揺らめいた。相手の評判は決して良いものではない。いつも暗い顔をして暗い場所にこもりっきりなのだから。それゆえに、店のきらびやかなライトに照らされて笑う彼女が別人にさえ思えた。きっと他の生徒が見たら二度見三度見することだろう。彼女の表情を崩せることに悪い気はしない。自分達にチラチラと向けられた視線が刺さり、小さな黄色い声が挙がった。あまり彼女をいじめるのもよろしくない。へそを曲げられると面倒だ。真っ赤な顔に、声を押し殺しながら笑いながら、アイスと同じ色の髪からカラフルな包装紙に包まれたコーンを掴んだ。それでもやっぱり意地悪なことを言いたくなるのは、自分の性質で。
御礼にたかが端金……と値札を見る。王族の金銭感覚は一般人とはかけ離れているのだ。健気な彼女の提案にふんと笑った。脳内でよろしくお願いしますねとハンカチを噛み締めている演技マシマシのカラスがやかましい。こちらはそれ相応の対価を貰ったのだ。相手が気にすることなど毛1本足りともないと、それはそれはバッサリと斬り捨てて)
言っただろう、対価は貰った。今日はテメェの行きたいところに付き合う。
>>967 ラギー
――……しかたねぇな。
(ツルではなく、ハイエナの一声により周りはミニゲームをやる気にすでになっている。タオルやスポーツドリンクをポイと放り、グラウンドに駆けてゆく奴ら共の尻尾がブンブンと振られているのを見てため息をついた。脳より筋肉が発達している者が多いサバナクロー寮だ、元々復習がてら試合させるつもりではあった。脳内でトレーニングの順番を繰り上げし「さっき教えたことは当然覚えてるよなぁ?」と目を細めた)
位置につけ。ラギー、テメェもだ。
>>983 イデア
あぁ、あのクセェ飯か。
(獣人は人間より鼻が良い。あの作られた強烈なニオイを思い出して眉根を寄せた。無論、そういうジャンキーなものが好きなヤツもいるが、こちらはそんなものに縁もゆかりも無い育ち。スパイスの自然由来の香りならまだしも……と口をへの字に曲げた。
ため息をつく相手にグルルと唸り声をあげた。そんなことはわかっているのだ。そも、あの小ライオンのせいで余計な仕事が増えたこちらが予想外だ。と、かなり一方的で傲慢な態度のまま、ふんと鼻を鳴らした)
だから、金は払うって言っただろうが。そりゃテメェの働き次第だ。報酬分はきっちりやってもらう。
( / インフルエンザの民になっておりました・・・反応が遅れまして申し訳ございません!皆様くれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ )
>ラギー
外で?──ああ、良いですね。外でピクニックと洒落こみますか
( ぴっと立った耳に己とは違い随分と分かりやすいことだと客観視する──もっとも、己も最近は随分と感情が前に出るようになったと教師陣に褒められたことは記憶に新しいが。パンはどうやらすべて司書のものになるようで、籠っていたせいか時間感覚の麻痺した思考では今が何時か分かりはしないが外に陽があって、この生徒がこの場にいるのなら数回の食事を抜いているのだろう。有難く頂戴することを決め、箱と合わせて持ったなら誘いに乗るように頷き・・・階段を上がるように顎で緩く指し。 )
上に戻りましょう、紅茶の準備をしなくてはね
>イデア
( / 本体様、お世話になっております!どうかご無理なくお過ごしくださいませ! )
>レオナ
──キミは本当に素敵な人だね
( 髪から離れた手が己の持っていた甘味をそっと奪う。ぱさりと髪が首筋に触れるように戻ってきて、髪の隙間から揺れるエメラルドを見上げて、それと同時に小さな小さな女性たちの喜色の滲んだ声を聞いた。誰が己と目の前の王族を司書と生徒だと思うだろう──浮かべられた表情は意地悪だが冷たく冷酷なそれでは無いことが余計に周りの客たちをピンクに染めているに違いない。お陰様でこちらの頬もピンクを通り越して熱いわけだが。
対価不要の宣言は何回目か、それだけの報酬を某鴉が支払ったことも己を子供扱いしているようで何だか少しだけ苦い思いが心に広がるものだから・・・きゅっと一度唇を引き結んだ後、もうこうなったら刺さる視線ごと巻き込んでしまえと・・・それはもう幸せだとでもいうように、ふわりと笑ってみる。そのまま、少し溶けたアイスをスプーンで掬って己の口へ。周りへの影響など今一時は気にせずに、目の前の生徒に仕掛けた小さな悪戯はネズミ捕りより簡素なものだろうが。 )
──美味しい。この後のデートも楽しみにしていますよ、オウジサマ
( / 本体様、お疲れ様でございました!引き続きご無理のないようにご参加いただけますと幸いです! )
>>988 ノア
今更知ったのか?
(柔らかい毛皮のような笑みに、一瞬まばたきを止めた。次に目を開けた時には霧散してしまった驚きを隠すように牙を剥きだしてニヒルに笑った。自己肯定感は決して低くない。王室育ちでそれはそれは大事に育てられたのだのだから。それでも、そう直球に言ってくる人間は少ない。特に男子校であるナイトイレブンカレッジでは。サバナクローの人間が“素敵な人だね”だなんて言ってくるならば、気色悪さすら感じるだろう。女性である相手だからこそ様になるというモンだ。だからオヒメサマが次々と甘ったるい言葉を投げてきたのも、相手にジトリとした視線を向ける程度で留まった。口の中に入れた紅茶の香りが鼻に抜けて、舌に残ったアイスクリームが甘ったるい。カゴに糸と棒切れを仕掛けただけのバレバレの悪戯に、どうせ自分の表情が変わるのが見たいだとかその辺りだろうと当たりをつけて……掛かってやろうではないかと一歩踏み込んで、口の中に残る砂糖の甘さを無理矢理飲み込んだ。彼女の肉質の柔らかそうな手をとって、恭しく持ち上げ顔を寄せた。流石に触れるまではご法度なのでリップ音のみだが、軽やかで甘い音が店内に響く。顔を上げたライオンは先程までの牙や爪を引っ込め、さも無害といわんばかりの演技のニオイのしない柔和な笑みを貼り付けていた)
――オヒメサマの御意のままに。
(/お心遣い痛み入ります。貴方様もご体調大丈夫でしょうか;どうぞご無理なさらずごゆっくりお過ごしくださいますよう)
>レオナ
( 持ち得る牙を折られる筈もないと見せつけて、その上で己の力を信じてやまない生意気で可愛らしい生徒──であれば、良かったのだけれど。揶揄うつもりで吐いた言葉にもちろん嘘は無い、故にイチゴの風味が少し混ざったキャラメル味のアイスを飲み込むようにそれ以上の文句を飲み込んだ・・・というのに。アイスにスプーンを埋めて、持ち上げるより先に取られたのは己の手、きょとんとすれば響いた甘ったるくて──豪奢な罠。今度こそ恥ずかしさを通り越した感情はじわりと瞳に涙の膜を張る。表面張力で落ちることは無くとも、髪から僅かに覗く耳まで赤くした己とその様子を見ていた観客の黄色い悲鳴で店内は混沌とするに違いない。逃げるように手を引いて、文字通り脱兎のごとく獅子の前から立ち去るほか司書に出来ることなどなく・・・足は自然と早足に店の扉へ向かい、吠えた言葉は仔犬のソレよりも牙は無い )
ッ、え、わっ、あ──大人を揶揄って!キミなんて、明日の飛行術の授業で箒が言うことを聞かなくなって困ってしまえ!
>991 様
( / 初めまして、コメントをいただきありがとうございます!ロロ君!とにこにこのノア本体でございます。
主な舞台をNRC、あるいは近隣の街、または花の街など事前にご相談させていただくことになるかと存じますが、ご不都合ございませんでしょうか・・・?
また、実はわたくしめがスマホ買い替えの際にデータの引き継ぎに失敗し、ゲームを現状プレイいたしておりません。もちろんストーリー等は全て把握できるよう努めてはおりますが、グロリアスマスカレードも未プレイでございます。その点もご不都合ございませんでしょうか・・・ )
>993 様
( / お返事をありがとうございます。設定と、またこちらの状況につきましてもご確認いただきありがとうございました!
トピ発足当初のものとなり、情報が古い箇所がございますが >>1 にトピの詳細(3L可、創作ありなどの注意点のみご確認ください)がございますので御手数ですがご一読いただけますと幸いです。
お手隙の際に、初回絡み文をご提出いただけますでしょうか・・・?現在他参加者様含め、不定期浮上となっておりますためお返事にお時間をいただくこともあるかと存じますがどうぞよろしくお願いいたします! )
all>
ふむ、、職員室は、、あっちか、(留学1日目だが事前に建物の造りは頭に、たたきこんできたのでキョロキョロしつつも廊下を歩き)
(絡み文です!よろしくお願いします)
>ロロ
──お、っと。キミは、
( 片手に文庫本、ぺらりと器用に片手で捲りながらもう一方の手に持っている職員会議の書類を流し読みする──大道芸のような行為をしながら廊下を歩いていたのが悪かった。揺れた影に咄嗟に足を止め、ぶつかることは回避したものの念の為謝罪をしようかと目線を上げ、見覚えのない顔に一度まばたきをした。己が忘れるなんてことはありえない、つまりはこの生徒こそ噂に聞く留学生の──ぼうっとした目を向けたまま、合点がいったように )
キミが、ロロ・フランムさん、ですね
( / 絡み文をありがとうございました!早速突撃させていただきましたが、状況補足も兼ねて文章が長くなり失礼いたしました(基本長いロルを書きがちでして・・・)。少しずつ削ってまいりますね、引き続きよろしくお願いいたします / 蹴 )
ノア>
ああ私としたことが、、申し訳ない(相手を避けたあと謝り)
そうですが、、、何か用が?(真面目な性格なので教師の顔と名前もしっかり暗記していて確認されても特に驚く様子はなく)
>ロロ
司書のノアと申します──資料で把握しているだけでは声までは覚えられないからね、お互いに
( 謝罪にはこちらこそと言うようにゆるく首を振り、案の定こちらの存在は知っていると言いたげな口調に口元に少しだけ弧を描いた。こちらの生徒が伺った際も生徒のことを予め覚えていたのだったか──末恐ろしいというか何と言うか。肩を竦め、言外に“キミの声が聞けて良かったよ”と言うように目を少し細めたなら、不要な心配だと分かっていて・・・生徒がここまで来る用事など職員室に向かう程度のものだろうと )
職員室はこの廊下の先を──まあ、キミには不要な説明だろうけれど、折角なら案内しましょうか?
ノア>
ああ、、、学校のつくりは把握してるから大丈夫、先生こそ大丈夫ですか?
(このあと職員会議があると小耳にきいていた、自分の案内をして相手が遅刻してしまったら生徒に示しがつかないだろうと思い断り)
>ロロ
流石と言ったところですね──ああ、司書は資料だけ貰って、あとは事後報告を聞くだけだよ
( 造りを把握している、たった数時間しかこの場にいないはずの生徒が易々と言ってのけたその言葉こそこの生徒の特徴に違いないわけだけれど。ひらひらと片手に持ったままのプリントを振って、不要だと言うのなら手を貸さないのがこちらの世界では当たり前だと分かっているからこそ図書館への道へ一歩踏み出して。 )
大体、司書がその場に居たところで──魔法の話は知識としてはあるけれどね、魔法は使えないのだから力にはなれないわけですよ
ノア>
そうでしょうか?知識は力といいますしそこまで自分をひげする必要はないかと、、、私は思いますが、(教師相手になまいきだったかと思えば咳払いし、それではと軽く頭下げ)
>ロロ
卑下して見えてのなら誤解だよ、キミ──事実は事実、ただ、司書の得意分野が別というだけのことです
( 律儀な生徒だと、誤魔化すように咳払いをして頭を下げた姿に思う・・・と意地悪を言いたくなってしまって、目をほんの少しだけ眇めるようにして言葉を並べたなら──思い出したように付け加え )
ああ、もし時間があればで構わないから図書館へも遊びに来てください──キミの住んでいた街の話を聞きたいと思っていたから
ノア>
それは失礼した、、、(誤解ときけば謝り)
花のまちですか、、、?分かりました、機会があればぜひ、
(自分の故郷の話がききたいと言われれば少し驚きつつ頷いて
>>990 ノア
(すくい上げるように触れた指先がビクリとして、顔を上げた。自分の寮の鈍感な狼ですら、彼女の変化がわかるだろう。ジワジワと赤くなった司書は頬を通り過ぎて首まで真っ赤になっているのではないか。日に焼けていない白磁色の肌はより一層血色の良さを伝えてくれる。白鳥が揺らす湖の水面のように、彼女の瞳が大きく見開かれたのに意地の悪い笑みが皮膚の下から現れる。吐き捨てられたセリフに、もう自分はオトナの歳である上にサボり癖のある獅子への嫌味としては-100点だろう。その売り文句すら買うのも馬鹿馬鹿しくなり薄く開いた言葉を再び閉じる。彼女がパタパタとサンダルの音を響かせて向かう先は外へと通じる扉で……一瞬止めようかと大股で一歩踏み出すも、黄色い悲鳴が挙がった店内ではどうせ同じ結果だろうと彼女が扉を押すのを止めなかった。吐き捨てられたセリフと共に扉が開かれ、薄い体が猫のように隙間を縫うように外へと転がる。こうしたのは自分なのだが、やれやれと肩を竦めた。さて、どうするかと、溶けかけたアイスクリームに視線を落とした後、暑い外へ出る以外に選択肢はないだろう。ガラにもねぇことを今日はたくさんするものだ。と己に苦笑しながら、自分もまた扉を押した)
>>995 ロロ
おい、邪魔だ。草食動物がド真ん中歩いてんじゃねぇよ。
(聞き覚えのない足音に遠くを見ると、如何にも慣れていませんと言わんばかりに頭を忙しなく動かす青みがかった白髪頭が――。見事なまでに己の進行方向を遮っている。ただでさえ面倒なクルーウェル直々のご指名で職員室に行かねばならないというのに。半ば八つ当たりのようにグルルと不満げに喉を震わせた)
(/ご参加ありがとうございます(と新参者の自分が言うのもアレですが!)ロロ君、イベントが忙しくて直接触れられておりませんが、とっても素敵な子だ!と思っておりましたので嬉しいです!絡み方がチンピラ同然で申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願いいたします)
>ロロ
ええ──楽しみにしています、外の話を聞くのは好きだからね
( 視界の中で白とも銀ともつかない綺麗な髪が揺れて、与えられた首肯に少し嬉しそうに目を細めた。勿論留学生である相手に“己は図書館から基本的に出られないのだ”などと言うつもりも“花の街にいつか連れて行ってくれ”と頼むつもりもなく・・・ただ、本で見ただけの景色に人の声で触れてみたい。ひらひらと手を振ったなら )
約束だよ、その時には図書館でお茶にしましょう
>レオナ
( 数分あるいは十数分ぶりに出た外はやはり知らない匂いと音がして、滑り出たのは良いものの数秒は立ち尽くした。さも自然に調えられた緑色の優しい目と表情が、いつもの意地悪く生意気な表情に変わる狭間が夜明け前の一瞬にも似て綺麗なものだったから、図らずも酷く動揺した自覚はある。さて手荷物はアイスだけ、鞄はある意味人質に取られたのでは?と考えたところで、どうしようもない。少しだけ唇を尖らせたものの、駆け出すなんてはしたない真似はせずに・・・少しだけ歩いた先で目に付いた噴水前のベンチに腰を下ろしてアイスを食べることに。緑色のスプーンがちらちらと光るのも、与えられた服と靴も何だかやるせないが、少なくとも顔が熱いのは日が差しているせいだと言い聞かせて )
大体、お子ちゃまのくせに意地悪が過ぎると──とは言え、我儘を聞いてくれてはいる・・・あまり司書が困らせるのも──ん、美味しい
レオナ>
さすがは悪党達があつまる学校、、、期待をうらぎらない傲慢さだ(魔導士と言うだけでいやなのに相手の傍若無人な態度に不愉快そうに、くちをハンカチでおさえて)
私がそのような言葉に従うと思うかね、、、?(校則にそんなルールはなかったため相手を軽く睨み)
(相性があまりよくなさげですがこちらこそ仲良く!お願いします!)
ノア>
ああ、、ここはノーブルベルカレッジではなかった、
さて何をしたものか、、図書館にいってみようか、、
(先生に書類を渡しおわると職員室からでて、いつものくせで生徒会長室に行こうとするがすぐに留学してた事を思い出して。何をするか考えるためにも部屋からでて)
>ロロ
( 図書館に戻った後──職員会議の何とやらな紙は適当に放り、己の定位置である受付の椅子に座りカウンターに突っ伏していた。拗ねている、というと言葉は可愛らしいがその実面白い本の途中で紙切れ一枚のために職員室に呼ばれたと思うと不機嫌にもなる。ムスッとした顔のまま、誰もいない図書館の様子をほんの少しだけ持ち上げた隙間から・・・眺めて、誰もいないことを確認すれば立ち上がる。このまま図書館を閉館にしてしまって、お茶とお菓子と洒落こもう・・・そんなことを思いながら、掛け看板をひっくり返すために廊下へ出て )
>ロロ
──キミ、丁度良いところに
( 軽い音がして看板が【CLOSED】を示す。さあお茶にしようかと伸びをしていれば鼓膜を揺らした声に伸ばした身体のまま視線を向け・・・お茶菓子がやってきたとでも言わんばかりに意地悪く目元を少し歪めて見せたなら、両腕を下ろし図書館の扉に手をかけ )
今からお茶にするのだけれどね、キミも一緒にいかが?
ノア>
ふむ、、、そうですね、いただきましょう
(キミも一緒にいかが?といわれれば少し悩んだあとにせっかくだからとかるく頷いて
>>1005 ノア
(熱気が顔面を直撃し、燦々と輝く太陽は真上よりも低い位置にいる。睨みつけるようにして位置を確認すれば、その下を蠢く人々の群れから揺れるスカートを探し、肩で風をきりながら追いかけてゆく。追いついた先にはベンチで休む司書の姿があった。後ろの噴水から跳ねる水飛沫が多少は涼しげだ。近づくと人間よりよっぽど聴覚が優れた耳が彼女の声を聞き分ける。“お子ちゃま”と王子様を言うとは大したものだと細まった瞳孔を向ける時、自分より彼女寄りの方角から男達の声がする。“あの子一人かな?”“声掛ける?”と何やらヒソヒソと喋っているようで、視線を追うと案の定司書の姿があった。改めて見れば随分と見違えたものだ。まさか先刻まで性別も分からぬほどのダサい格好をしていたとは誰も思うまい。己が手掛けたのだから当然ではあるが――……。男達が動くより早く、司書の顔に影を作った)
――……癇癪はもう治ったか、オヒメサマ。
>>1006 ロロ
はっ!となると新顔のテメェは小悪党ってところか?
(不快さを隠しもしない相手に、牙を剥き出しにして嗤う。売られた喧嘩は買うのがうちの寮の掟のようなものだ。青い目がこちらを睨みつけてくるが、自分よりも身長の低い新顔相手に怯えることなど1ミリもなく。眉をつり上げて相手の反抗の様を見下げた)
迷子は迷子らしく丸まっておいた方が良いんじゃねぇか?
>ロロ
ではこちらに──キミはもっと警戒心が強いかと思っていたのだけれどね、司書の誘いに学校関係者だからと気軽に乗るのは愚策かもしれないよ?
( 平然と頷いた生徒に内心で拍子抜けしてしまったのは、大概この学び舎の生徒は司書を訝しんでかかるべきだと初手を打つからで・・・実際、己もそれがいいと思っている。性格的にも、魔力が使えないくせに歩く禁書録となっている面に関しても。扉の中に招くように先に図書館の中に踏み入ったなら、普段なら勉強に使われるテーブルを指して )
座っていてください、お茶とお菓子を持ってきますから
>レオナ
あ──
( アイスは美味しかった、でも、折角なら獅子の子と食べれば良かった。勢いに任せて半分ほど食べ進めてそんなことを思うくらいには冷静になっていて、それでも尚頬から引かない熱はどうしようも無くて・・・視野が狭くなっていたのだろう、近付いて来る足音に気が付かなかった。影がさして、ぱちりと瞳を持ち上げればこちらを見下ろす目はスプーンと同じ色。言葉が出なかったのはあの時の黄色い声と刺さる視線を思い返したいたたまれなさと、置いて出たことに対する謝罪の念が燻ったからで──そこで初めて、こちらを見ている誰かの声と視線に気が付いて指先が震える。知らない場所で、ひとりぼっちで、この人が探しに来てくれなかったらどうしていたのだろう・・・少しだけ震えた声と共に軽く頭を下げれば、風に揺れるスカートの裾が目に入った )
・・・ごめんなさい、置いていって
レオナ>
いっておくが、、一時的にここにいるだけだ、素行のわるいお前たちと一緒にするんじゃない(小悪党ときくとなに言ってんだ?とばかりに呆れて)
迷子だと?この私がそのようなぶざまな失態を起こすわけないだろう、(本当に校内を観察してただけでスタスタ歩いて)
ノア>
何かわるいことをお考えならなおさら私の目が必要でしょう、、(悪党は大嫌い。相手が悪のみちにおちないようにみはると言いいすに座り)
>ロロ
・・・あっは、もう司書は悪い大人でキミのことを引き摺り込もうとしてるのかもしれないよ
( 椅子に座った生徒を横目に己は自室へと繋がる図書館の奥の扉へと足を向ける。紅茶とお菓子を持ってきて・・・生徒の街の話を聞くつもりでいるが、あるいはその行為・・・図書館での飲食は悪への第一歩だったりして。扉を開ける前に肩越しに振り向いて僅かに目を細めたなら、滑り込むように扉の奥へ )
まあ、そこで少し待っていてくださいな
>主様
( / お久しぶりです、そして1000レス突破おめでとうございます!長くトピに在籍させていただいている身として、とても喜ばしく…これからも末長いトピの繁栄をお祈りしています!
話は変わりまして実は現在、CCを考えているのですがプレイアブル化されていないキャラでの参加はやはり難しいでしょうか…? )
>ラギー本体様
( / 本体様!お祝いをありがとうございます。こちらこそアプリを泣く泣く削除したり中々顔を出せないタイミングがあったりとトピ主として不甲斐ないことも多い中、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。今後とも共に物語を楽しんでいただけますと幸いです!
CCのご提案もありがとうございます!プレイアブル化されていないキャラクターにつきましても、制限などございませんのでお好みの・ご希望のキャラクターでご参加くださいませ。
わたくしめが調べつつの対応となってしまうことがあるかと存じますが差し支えございませんでしょうか? )
ノア>
待ちたまえ、ききずてならない言葉が聞こえたが、、、!(キミのことを引き摺り込もうとしてると聞けば少し顔色悪くなり、帰った方がいいんじゃないかと思い席からたち)
>主様
( / お返事ありがとうございます…!
ご厚意に甘えまして、差し支えなければ巷で話題のフェロー様で再度、参加させていただきたいです。
主様含め、他の参加者様の知識量に関しましては、全然気にしてないので大丈夫です!ただ現在、開催中のイベントという事で中にはお話を楽しみにしていらっしゃる方もいるかと思います。その為、しばらく当方からストーリーの根幹に関わる重要なネタバレは控えさせていただこうと思っています。 )
>ロロ
──お待たせしました
( 紅茶はセイロン、お菓子は適当なビスケット、まるで子供騙しのようなそれはそれでも司書のいつもの気まぐれセットには変わりない。適当な持ち手のついた盆に乗せて運んでみれば慌てた様子の生徒の姿に悪戯が成功した子供のように目を細めて見せる。そのままテーブルへ盆を置いたなら )
司書は図書館でお茶会を開くのが好きなんだ、キミがそれを悪い事だと言うのなら無理強いはしないけれどね・・・どうする?
>ラギー
( / 本体様お返事をありがとうございます!フェロー様ですね!承知いたしました、参加につきまして一切不都合ございませんのでCCを受理させていただきます。
またストーリーと知識量につきましてもご配慮いただきありがとうございます!わたくしめといたしましても逐一ストーリーのネタバレを確認してはおりますが、全てを見聞きしたわけではございませんので適宜情報を確認しつつ絡みに伺わせていただきます・・・
お時間のある時で構いません、舞台などお好みの場所がございましたらその地点からのスタートで差し支えございませんので初回ロルをよろしくお願いいたします! )
ノア>
、、、もし本が汚れたらどうするのですか?図書館の司書が本を雑にあつかうなんて、、許されない
(思わずついてきてしまったが大切な本を汚したくない。そして司書なのにせっきょく的に図書館で飲食をしようとする相手をじとめで見つめて)
>主様
( / 参加許可どうもありがとうございます…!イベント限定キャラということで、操作が苦しくなったらまた別の方とチェンジさせていただくかもしれませんが…改めてお世話になります!)
>>ALL
あの学者に声を掛けてみよう…うん?もし道を教えてもらえなかったらどうするって?大丈夫、あの学者さんは必ず俺達を助けてくれるさ。
( ここは麓の町。ちょっとした仕事をしに訪れたのだが、馴染みのない土地だったからか情けないことに道に迷ってしまった。ああ困った困った、なんて大袈裟に眉を下げ悲哀ただよう表情で、活気に溢れた市街を見渡していれば買い物を楽しむ雑踏の中に、賢者の島きっての名門校、と名高い学園の制服を見かけて。互いに思うことは同じか、隣にいた弟分『 ギデル 』と目を合わせ頷きあったのが合図、早速人混みをすり抜け己の声が届く距離まで近付くことが出来れば紳士然としたノーブルな物腰で相手に声を掛け…それでも気付かれないようなら肩を叩こうか。)
──ちょいとそこ行くお方、道をお尋ねしたいのですが、今お時間よろしいですか?
( / ラギー君の時に絡んで下さった方、レスを蹴ってしまい申し訳御座いません。そしてありがとうございました!気持ち新たに、もしよろしければフェローさんともお喋りして下さると嬉しいです!)
>ロロ
キミ、よく見てもみたまえよ──そもそも汚れる位置に本などないだろうに
( 随分と正しい意見に適当に頷きながらティーセットをテーブルへと並べていく。いい香りの茶葉は蒸らし時間もちょうどいい塩梅に違いない。さて、図書館内での飲食ご法度・・・それは暗黙の了解ではあるものの、本を汚す“危険性がある”からだ。であれば、汚すであろう生徒もおらず、テーブルの上に置きっぱなしの本もなく、何より辺りを気ままに浮かんだままの本を落とす魔法など己には使えやしないのだから──少なくとも司書にとっては当てはまらない法であるし、何より )
閉館後のココは司書のテリトリーだもの。司書が法で、規則なのですよ
>フェロー
──司書はあまり街へ降りないので、正しく案内が出来るかもわかりませんよ
( メモ片手に歩く街は多少なり人騒がしく、それでいて活気のある風情は嫌いでなく。首元で揺れるのは外出許可証とも言えるリボンと宝石、否お使いという名目で外に出された飼い獣の証──と、メモに視線を落として数歩進んだところで聞こえた声に足を止めて振り向いた。二人組、見覚えのない服と声、それから・・・曇りガラスのような瞳にその姿を映したまま面と向かうように見上げた姿は制服姿も相まって少なからず“司書”には見えないだろうが気にはしない。地図はここへ来る前に見せてもらったから、店の名前さえ分かれば案内はできるだろうと )
どちらへ?付近の建物であれば一応はお伝えできるかと
( / 本体様新規の絡み文ありがとうございました!CC等いつでもお気軽にお声掛けいただけますと幸いです。引き続きよろしくお願いいたしますー! / 蹴 )
>>1023 ノア
いえいえいえ、道案内だなんてとんでもない!行き方を教えてくれればそれで十分です。
( 黒を基調としたスタイリッシュな制服、間違いない彼女はあのナイトレイブンカレッジの関係者で生徒じゃなくても出会えたのは、いろんな意味で幸運と言えよう。あきらかに買い物の途中らしき女性に時間を割いてもらうのは心苦しい、そういった理由で丁重に道案内の申し出を断ればロングジャケットの内側からとある1枚のチラシを取り出し女性に見せる。それは賢者の島に住まう者なら知らない人はいない…麓の街の中でも1番有名な観光スポットで。呆れを孕んだ、されど可愛い物を見るような眼差しを弟分へと向ければ。)
こいつがどーしても行きたいって言って聞かなくて…道のりを知っていたら是非、教えていただきたい。
>フェロー
──ここの通りを、こう、で、あっちに
( 知らない人に話しかけられても決して反応をしてはいけませんよ!と、出かける前に散々言われたはずの言葉を思い出したところで己もいい歳なのだから人助けくらい──と言い訳をしてみたりもする、など。差し出されたチラシに視線を落としたあと、その声に釣られるように視線を上げ直したなら・・・弟分なのだろうか、無口ながらに傍から離れないその姿と他人に道を聞いてでも案内をしてやろうと思うこの兄貴分の言葉は微笑ましいものだった。脳内で地図を描きながら、最も距離が最短で道も安全なルートを・・・と指を道の先へと向け )
観光楽しんで・・・この辺りは治安も良いと聞くから、快適だと思いますし
フェロー>
道、、?そのくらいだったら、、どこに行くのですか?
(話しかけられると振りかえり。知らない相手に少し警戒しつつも困ってる人は放っておけないと、うなずき)
(絡ませて貰いました!フェローさん顔と声めちゃいいですよね、、宜しくです!!)
ノア>
生徒が教えみちびく教師がそのようなこと、、、なげかわしい(生徒が生徒なら教師も教師と呆れ)
そちらが勝手に作った、規則ではなく校則にしたがいます
>ロロ
司書はセンセイのようなものだけれど、そのものではないから範囲外ですからねぇ
( 呆れたような表情も何のその、平然とカップに紅茶を注ぎ相手の分もちゃっかり用意をしたなら手近な椅子に腰を下ろし脚を組む。ゆったりとした所作でお茶を楽しむように軽く息を水面に吹きかけたなら思い出したように視線を上げ )
校則ではないかもしれないが、司書の規則外であり図書館の決まりを厳守するというのなら「私語厳禁」の張り紙はどうする?
ノア>
少しの会話も禁止されてるのは不便ですが、、、規則ならばしかたない、今日はお招き頂きありがとうございました
(会話禁止ならふだん相手はどーやって来訪者対応してるんだと気になりつつ、校則に従おうと席を立ち。図書室から出ていこうとして)
>>1026 ロロ
おや?おやおやおや!?その制服…もしやノーブルベルカレッジの生徒さんで!さすがは清廉・清純を信条にしている学校、制服もあなた様も上品でよくお似合いだ!
( 法服を模している制服もさることながら「公明正大な精神」を教育理念に掲げている学校の生徒と出くわすとは──何とは言わないが、運命的かつ皮肉的…なんて。彼が振り向いたと同時に髪と同じキツネ色の双眸をカッ!と見開き、ピカピカに磨かれた革靴の先から帽子のてっぺんまで、まじまじと見つめ──とはいえ有名人に遭遇したファンのような、星を閉じ込めたような眼差しは、そこまで不快感を与えない、はず。兎にも角にも当初の目的を忘れ賛辞に次ぐ賛辞を並び立てて。 )
( / 緑のアイシャドウ似合っちゃうの凄いですよねぇ…ギデル君も可愛くて可愛くて…。此方こそ素敵なロロ君と絡めて光栄です、これからよろしくお願いします!)
>>1027 ノア
なるほど…あなた様に感謝を、親切なお嬢さん。何かお礼が出来たらいいんだが…ああ、そうだ!
( 猫科の抗えぬ性か。道案内に合わせて揺れ動く白魚のような細指を目で追いかけるのに夢中で、話をちっとも聞いちゃいないギデルに代わり、ふむふむと相槌を打ち。やがて見ず知らずの自分達に快く道を教えてくれた女性に感謝を伝え、彼女にどんな返礼の品を贈ろうか──少しの間、思考する素振りを見せた後、「 こちらなど如何でしょう…? 」と思い出したように、内懐からスペードのエースが描かれた白いカードを見せて。52枚揃っているならまだしも1枚のみを静かに彼女の方へ差し出して。)
フェロー>
なんなのだ急に、、、!?
(いきなりほめてくる相手にビクッとしてやや戸惑い)
、、、、おほん!!それより道に迷ったのじゃないのかね?(わざと大きく咳ばらいをし、話を戻そうとして)
(/遅れましたが返信を返します…!)
>ノア
律儀ですな…まあ、そこまで言うなら一応受け取っておきます
(相手の言葉に少し感心するように告げた後目を伏せて。司書は何を考えているか分からないが礼儀はわきまえている為断ったら悪いと考えつつ届ける時は人目の無い時にお願いしますと伝え鏡舎に向けて歩いて。相手がついてきているのを確認しながら廊下を進み「別に嫌がられる心配はないと思いますけど…」と伝え目を伏せて)
>レオナ
はいはい、頼まれた事はしっかりやるから
(カップ麺に対して眉を顰める様子に王子様にはあれの良さは分かりませんよね…手間暇かからないのが良いのにといつもの調子で告げこの話はこれで終わりねと目を伏せて。態度こそ傲慢だが彼も苦労している事は理解している為仕方ないと目を伏せた後とりあえず状態見るから端末見せてもらって良い?と告げて)
>ロロ
…オルトの新しいギアを考えなきゃ…あ
(授業が終わり自分の寮に向かう途中学園では見かけない姿を見つけた。確か花の街からの留学生だったかと考えつつ交流会の事を思い出し目を伏せ軽く会釈をして)
(/ロロ会長…!初めまして、絡ませていただきました。グロマスはクリア済みですがネタバレに配慮しつつ仲良く出来ればと思います。よろしくお願いします!)
>フェロー
ひっ…み、道案内ですか…手短になら教えられます…
(弟のメンテナンスの道具を買いに麓の街まで出た。タブレット端末で道を確認しながら店を探していて不意に声をかけられ肩を跳ねさせて。ここらでは見ない服装の2人に緊張しつつ顔を隠すようにフードを被りながらどちらに行くのかと目的地を訊いて)
(/お久しぶりです。ラギーくんの時に絡ませていただきましたがフェローさんもイベントで素敵だと思っていたので絡ませていただきました。改めてよろしくお願いします!)
>ロロ
まあまあ、そう邪険にしないでくださいな──紅茶が冷めますよ
( 優雅に脚を組んでゆっくりとソーサーを持ち上げ、薄い唇をカップに沿わせて目を閉じた。勝手に出ていく生徒を引き止めるのは少なからず司書の権限には含まれていない・・・のだから多くを語るでもなくいつも通りにティータイムをスタートさせ )
>フェロー
お嬢──まあ良いか。それで、これは?
( 指先を下ろす前に視界に捉えた迷い人の弟分はどうにも──己の指は少なくとも猫じゃらしではないのだけれどね。無粋なことは口にせず、お礼など不要だと言うより先に差し出されたそのカードにその指先を伸ばして・・・トランプの一枚と言うよりはカードが一枚と言った方が正しいそれを不思議そうに・・・それこそ知恵の泉の中に答えがないかを探すように曇りガラスのような光を反射しない瞳で見据えながら首を傾け。 )
司書の中に思い当たる節がなくて。長く生きてはいるけれど、カードを貰ったのは初めてです
>イデア
人目がないとき・・・善処するようにします
( ゆらりゆらりと揺れる光る髪を追って歩く・・・鏡舎の魔力が淀んだような空気も転移魔法のような行為も得意では無い──というより、魔法酔いが不安だが体調が万全な今なら少しは大丈夫なはず。人目のない時、だなんて少なからずこの生徒も己も目立つのだからと苦笑をこぼしつつも、続けられた言葉に嬉しそうに眉尻を少し下げ )
キミの寮生たちは存外知識に貪欲で、司書と相性がいいんだ
イデア>
おや、、、こんなとこで会うとは、今日は電子たんまつは使ってないのだね、(リモートではなく、ちゃんと授業に出たっぽい相手を見ると驚いたあと、正しい授業態度にウンウンうなずき
(グロマス組ー!!イデア先輩好きの1人なんで絡めて嬉しいです、よろしくお願いしますー!)
ノア>
いいえやはり結構です、、、(曲がった事がやはりゆるせず)
、、それより図書館つかっていいでしょうか?(名門魔法学校の図書館、留学前から気になっていて、相手がお茶してるあいだに見てこようと思い)
イデア>
おや、、、こんなとこで会うとは、今日は電子たんまつは使ってないのだね、(リモートではなく、ちゃんと授業に出たっぽい相手を見ると驚いたあと、正しい授業態度にウンウンうなずき
(グロマス組ー!!イデア先輩好きの1人なんで絡めて嬉しいです、よろしくお願いしますー!)
ノア>
いいえやはり結構です、、、(曲がった事がやはりゆるせず)
、、それより図書館つかっていいでしょうか?(名門魔法学校の図書館、留学前から気になっていて、相手がお茶してるあいだに見てこようと思い)
( / 支援あげも兼ねお返事失礼します~、インフルが流行っているようなので皆様もお気をつけを…!)
>1030 ロロ
おっと、この街でノーブルベルカレッジの生徒さんにお会い出来るとは思わず、つい悪癖が…。──もしご存知でしたら此方のお店の行き方を教えていただきたいのですよ。
( 小さく跳ねた肩とごもっともな指摘を受けたことで本来の目的を思い出したようで、曰く感激のあまり前のめりになっていた姿勢を正す。気を取り直し、手に持っていたマップを彼にも見せ、教えてほしいと言って指差したのはこの街で1番大きいと言われるマーケットで。 )
>1031 イデア
驚かせてしまいましたか、我々ただの旅の者です。
( ぎこちない言葉運びと、カーテンをするようにパーカーのフードを目深に被る挙動を見て、直感的に青年の人柄を察して。彼のようなタイプの場合、こちらから過度に距離を詰めるのは返って警戒心を煽り悪手──ならばアプローチの方法を変えようか。にこやかな笑みを絶やさぬまま才気煥発の思考の末、そう判断すればポケットからはみ出た財布。ファスナーの金具部分を飾るパンプキン騎士のストラップに目をつけ、驚きの表情でそれを指差しては。 )
ややっ!?もしやそのお財布についてるストラップ、パンプキン騎士では!?お好きなんですか?
( / ラギー君の時はありがとうございました!お財布の描写が確定ロルっぽくなってしまいましたが、苦手でしたら練り直すことも可能ですのでお申し付けください。引き続きよろしくお願いします~!)
>1032 ノア
カード…?いえいえ、今一度よくご覧になってくださいませ。
( 熟考する女性を微笑ましく思う一方で至近距離から様子をうかがうことで、彼女の視界を奪ってみせようと。それは時間にしてほんの瞬きの間──しかし次に彼女がカードに目を向けたならば、トランプは、青と黄を基調とした1枚のチケットにその姿を変えていることだろう。それから己が次に発する単語を周囲に聞かれた場合、下手すればオークションが始まりかねないからこそ人差し指は唇へ、潜めた声で問うて。 )
──あなた様は、幻の遊園地《 プレイフルランド 》はご存知ですか?ぜひ、そのチケットを受け取っていただきたい!
>ロロ
──キミは司書の行動を尽く否定するけれど、自身の欲には忠実なのだね
( カチャリと音を立ててカップをソーサーに戻して僅かに目を弓なりに。CLOSEDの札をかけた今、この図書館は図書館としての在り方を認められてはいないことなど分かっているはずなのに。ゆったりと頬杖をついたなら、 )
どんな本がお好みで?
>フェロー
──生徒たちの噂話で少しだけ、耳にしたことが、
( 確かに視界に収まっていたのは記憶にないカードであったことに疑いようはなく、ほんの一瞬、瞼を下ろす程度の時間の中で陽を浴びて揺れるのは鮮やかな色を宿した一枚のチケット。何が起きたのかと声を上げる前に静かに話すよう強要されるが如く声のトーンを落として、記憶な中から生徒たちが話していたことを思い出す。
“人気の遊園地、ただし所在地を誰も知らない”──この人はその場所を知っているというのだ。気になる、とても。好奇心のまま頷いてしまえ・・・そんな願望を叱るように、学園トップの鴉が禁書に付けたgps・・・もとい首元のリボンが風に揺れて )
──これ、いつまで使えます?折角なら足を運びたいのだけれど・・・遠出も、遊園地も、司書は知らないもので
( / 全く同じタイミングでのレス上げに変な声が出ました。上げ感謝です、本体様もお体にお気をつけておすごしください! / 蹴推奨 )
フェロー>
んふふ、、、そのお店ならここをまっすぐ行ったらありますよ、
しかし観光なのにスーパーですか、、
(自分の学校をほめられ嬉しくなり、道を教え、町になれてなさそうな相手に観光客かと思いロロ自身は無自覚だがするどい質問して)
ノア>
私はノーブルベルカレッジの生徒会長なのだから、、、だれよりも正しくあらねばならない、(相手をまっすぐ見つめ、その目は冷たいが真剣で言いきり)
モーゼス先生にすすめて頂いた本を借りに、、(と言ってその本がある場所へいき)
>1037 ノア
さすがは名門校の司書さん!知者不惑とはまさにあなたのような方を、指す言葉なのでしょう!
( 彼女と出会う前にも同じ制服を着たグループに声をかけたが、チケットを見た彼らのファーストリアクションは大きな驚愕と喜び、次に突然のビックチャンスに疑い…それでも最後は全員、チケットを受け取ってくれた。それに対して彼女は───遊園地の安全性や素晴らしさ、言葉の魔法を使うまでもなく、気持ちのいい即決即断を見せてくれた為、ヨロコビのあまりベタ褒めしながら2人で拍手を送り。次いでチケットの有効期限を聞かれれば、三角の獣耳が気持ち申し訳なげに、そして残念そうにぺしゃりとお辞儀し。 )
無期限…と言いたい所ですが、賢者の島のお客様を招待するのは明日が最後の日でして。明後日ここを発てば再びこの島を訪れるのは、いつになることやら…、
>1038 ロロ
旅、と言っても船旅ですから適宜物資の調達が必要なのですよぅ。
( 教えてもらった道は、しっかり記憶のフォルダに保存しつつ。街の観光というよりかは物資の調達が主な目的だと答えれば、青年の素朴な疑問も解消されるだろう。…とはいえ眠たそうな顔をキョロキョロと動かし、初めて訪れた街を見渡している弟分を一瞥すれば追加で質問をば。 )
この辺りでこの歳の子供が喜びそうな場所ってご存知です…?
>ロロ
──キミ、彼の薦めた本を読むなら・・・そうですね、その奥の棚の上から三段目の右から四つ目、茶色に金の装丁の本も参考になりますよ
( 正しさ、だなんて不確かなものを信じるこの生徒はある意味正義に潔癖なのかもしれない、だなどと紅茶を飲みながら思った。そのまま棚の奥へと消えた背中に、CLOSEDの図書館で本を手に取るのは正しい行為ではないのでは?と意地悪を投げたくなったものの堪えて・・・勉学に励む学生を無下にするつもりはない。覚えている範囲で、あの先生が薦めそうな本を思い返しつつ司書として助言を。 )
>フェロー
褒められても何も出ない──明日、ですか
( 賞賛の言葉に何とも言えない表情を浮かべつつも少しだけ逡巡、無意識に指先が首元のリボンに触れた。己が外に出ることはあまり好ましくないだろうと想定できる、から、多分正攻法で許可を取っていては間に合わない・・・朝方早くに図書館を出て夕方には帰ってくれば──リボンも置いていってしまえば、一日くらい図書館を締めていても・・・うん、そうしようか。だって、折角の機会だもの。明日しかないのなら、少しくらい──そっとチケットをポケットにしまい、そのままポケットから棒付きの飴を二本取り出し )
明日の朝に伺います、夕方には図書館に戻らなくてはいけないだろうから・・・あとコレ、よかったら召し上がって?──楽しみにしています、遊園地なんて初めてだから
>フェロー
ふむ、、、お気に入りの店はあるがもしかしたらつまらないかもしれない、
(船旅ときけばなるほどと納得して、続いてギデルの方を見る、書店やパン屋さんなどいろんな場所に行ったが子供が好きそうな場所はわからず、自信なさげにそう言う)
>ノア
問題児しかいない学校になぜ留学しなければいけないのか、、、ぎもんだったがモーゼス先生はすばらしい、授業もじつにためになる、
(授業内容だけでなく彼の厳格な性格も評価してるらしく、さりげなく他の生徒や先生をdisってる事に気づかず本をとって)
>1040 ノア
それでは明日、日の出と共にこちらにお越しください。
( 飴はどちらも貧相な身をしているギデルにあげる事に。相も変わらず無口ではあるが眠たげな顔を嬉しそうに弛め、ふにゃっと彼女に笑いかけた弟分に続き、自分からも感謝の意を伝え。それから──所在地不明を謳い、現在もプレイフルランドはその秘匿性を守り続けている。そんな遊園地に自力で赴こうとしている女性にはすぐさま街の地図を広げ、待ち合わせ場所に分かりやすく赤丸をつけたなら、そちらへ差し出して。「そうだ!折角ですし、ぜひ生徒さんも誘って下さい!きっと良い思い出になりますよ。」と淀みなくセールスする様は、ただのお節介な観光客、では片付けられない“ 慣れ ”を感じるだろう。)
>1041 ロロ
ファッハハ、そんなことはありませんよ!旅先で初めて訪れる場所ってだけで心躍るものです。
( 自分たちの場合、仕事の関係上、海上の生活が中心なため尚のこと陸地の街が珍しく感じる。故に自信なさげな青年に、あっけんらんとして上記を答え──ただ気遣い以外の意味もある可能性を考慮し、「勿論、学者さんがよければのお話しですが!」と笑顔で付け加えて。)
>ロロ
──問題児ばかり、ねえ
( まあ確かに。半分ほど残った紅茶をソーサーへ。空いた片手でクッキーを摘み上げ、口に放り込んだあとぼんやりと一言を・・・呟いてから視線を本棚の方へと向けて、手をハンカチで拭いた。椅子を引いて立ち上がれば声のした方へ。 )
彼が薦めた本はどれだった?
>フェロー
助かります──外には疎いので、危うく迷子になるところだったかな
( こちらへ笑いかけた猫・・・に、こちらも生徒を甘やかすときのような表情を浮かべた。どうにも噂程度にしか知らないとはいえ遊園地だからか、てっきり定位置にあるものだとばかり。差し出された地図を見れば想定した場所とは環境の違う位置に座するようでそっと地図もポケットへ。他の生徒・・・呼んだら来てはくれそうなものだが、如何せん問題がある──肩を竦めてみせて。 )
生憎と、これでも司書なのでね。生徒に授業をサボって外へ遊びに行こうと連れ出すのはいただけない・・・司書ですら、首輪を置いて隠れて遊びに出ようとしているのだから
>イデア
( / 本体様、顔出しありがとうございます!どうかご無理はなさらず、寒くなって参りましたので暖かくしてお過ごしくださいませ )
>レオナ
( / 顔出しいただきありがとうございます。ご無理なくお過ごしいただけますと甚だ幸いです!お身体にお気を付けてお過ごしください )
>1043 ノア
おやまあそうですかぁ…。きっと皆様でしたらかの遊園地の“ 看板スター ”になれること間違いなし!と思いましたのに…とても残念です。
( まあ常識的に考えて生徒にサボりを勧める教師はいない。テンプレートのような返答を聞きがっくり肩を落としたものの、彼女の意思を尊重し執拗に迫ることはせず───ただ。未来ある優秀な若人がその素晴らしい才能と個性を世界という名の大舞台で披露することなく、学校という鳥かごのなかで輝きを失ってゆく…。そんな悲しい現実を弟分と共にただただ心の底から嘆き惜しんで。)
>フェロー
看板スターよりも“立派な大人”に育ってもらうのが優先なんですよ・・・まあ司書には関係の無い話だけれど
( 肩を落とす様すら演技のような二人をくもりガラスのような瞳に映しながら学園のことを思った。歳をどうやら重ねていないらしい己と卒業していく生徒たち、はてさてその一日の重さは同等だと言えるだろうか──分からないが、まあ誘ってやれないのは残念だ。少し首を傾げたのはおどけた証拠、事実そろそろお互いに道を進まなければ日も暮れてしまうだろうと )
明日、まあどうにか抜け出して伺います──お二方も、道中お気を付けて。街を楽しんでくださいな
(スイマセンめちゃめちゃ遅れました、、、顔だし失礼します!!
フェロー>
、、、でしたらこことここに行ったほうがいいと思います、とくにここの店のクロワッサンは絶品なので食べてみてください、
(フェローの言葉をきくと気持ちは分かるなと頷き話す勇気がわいて、マップを見せながら子供でも楽しめそうな水族館とパン屋を、2人に紹介してみて).
ノア>
歴史書と、、正しき判事の書籍です、我が学園にも彼を題材にした本はたくさん保管されてますがNRCにもあったとは、、、ンフフ、
(借りた本がなにか聞かれるとくるっとふり返り、トレイン先生と尊敬してる偉人の話でもりあがった時のこと思い出すとめずらしく嬉しそうにしつつ話して)
>1047 ノア
ありがとうございます。それではまた明日、あなた様のお顔が見られることを楽しみにしています。
( 自分は仕事をエスケープし、子供達にだけお利口さんであることを課すのは───いや、得てしてオトナとはそういうもの。せっかく捕まえた客の足が遠くようなバカを見ない為にも、己も野暮な指摘は心の奥にしまい。考え事をしていたことすら微塵も感じさせないにこやかな雰囲気を、最後まで保ったまま女性に別れを告げて。そうして舞台映えしそうな才能、あるいは見目麗しい人物はいないか、再び観光を再開するのだった───〆 )
>1049 ロロ
さすがは花の街の学者さん、チョイスするお店も洒落てらっしゃる…!やっぱり俺の目に狂いはなかっただろう、親切な学者さんと出会えてよかった。
( 海は慣れっことはいえその中を覗ける機会はあまりないし、日頃の食生活を鑑みれば提案されたスポットは子猫の興味心をくすぐるには、十分だった。ちらっと一瞥した先、マップを熱心に見つめているギデルが見えれば───明日は大仕事、その前に息抜きくらいはさせてやるか、とそんな気持ちになり。ここまで親切にしてくれた彼には「何かお礼ができればいいんですが…、」と悩ましげにジャケットのポケットを漁り。)
( / お疲れ様です、この時期はどこも忙しいと思うのでお気になさらず!来年もよろしくお願いします!)
>ノア
うちの寮生は研究熱心ですからな…気になる事は調べたくなる性分なんですわ。だから相性が良いのかも知れませんな
(善処すると言う言葉にそうして貰えると助かると告げ歩みを進めた。寮生の印象に関して告げられ少し目を細めながら何処か自慢げに話して。図書館の本は色々勉強になると感心するように伝えた後鏡の間に着きイグニハイド寮に繋がる鏡に向かいながら体調は大丈夫かと司書の方に視線を向けて)
>ロロ
出席日数足りなくて単位取れないって学園長に言われたから生身で参加したんだよ…
(こちらの授業体制に驚いた様子の彼に肩を竦めながら告げた。本当は対面で授業を受けるのはなるべくやりたくないが留年だけは避けたい故に仕方なく生身で授業に出ていると目を伏せた後君は行くところがあるんじゃないの、僕に構っていて大丈夫?と訊いて)
>フェロー
そ、そう…すみませんね、対面で話すのは得意じゃないんで…
(こちらに謝罪をする相手に少し間を置いた後フードを外した。旅人だと言っているが何か怪しいと内心警戒しつつ視線を向けていてふと財布につけていたストラップについて訊かれ少し目を見開いた後小さく頷いて)
え?好きですがそれが何か…?
(/返信遅れてすみません!描写については問題ありませんよ…!)
( / 皆様あけましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました、本年も昨年同様ご無理なく共に楽しんでいただけますと幸いです )
>ロロ
・・・なるほど、その本であれば
( こちらを振り向いた生徒の表情はいつもよりいくらか紅潮して見える。成程生徒らしい一面をしっかりと持ち得ているらしい・・・トレインについても勤勉な生徒は好ましいに違いない。嬉しそうな様子に緩く頷きつつ、辺りを見回したなら宙に漂う本の中から一冊を白く細い指先で指し )
あの本も、きっとキミは楽しめると思うのだけれど
>フェロー
( 太陽が昇るより先に目を覚ました小鼠は、のそりとベッドから抜け出して適当な服装に着替えていた。生徒でもないのに制服を着て過ごしていたのは単純にスーツのようなものを持っていないからで・・・こっそりと学外へ出ることくらい、普通であれば誰しもがやっていることなのだと言い聞かせて。テーブルの上に置いておいたチケットを持って、代わりにGPSのような役目を果たすリボンを置く。図書館はCLOSEDを指したまま、少し冷えた外の空気を吸い込んだなら指定された場所へと小走りで出掛けていき── )
>イデア
確かに──ありがとう、大丈夫ですよ
( この生徒が言う通りに、確かにこの寮生達は知識欲があり勤勉で・・・まあ、自身の興味のある範囲にという制限はあるものの。緩く頷いたのは司書としてもその点は好ましく思っているからだ。不意にこちらを見下ろした二つの瞳の告げる言葉を漠然と理解したなら、小さく頷いて一瞬だけ唇を引き結ぶ。楽しみな感情が勝っているのは事実だ )
楽しみです、キミの寮に行けることが
( / あけましておめでとうございます…!今年ものんびり楽しく皆様と交流出来たらと思っています、本年度もどうぞよろしくお願いいたします。)
>1051 イデア
あなた様は運がいい…!実はですね、我々が管理を任されている遊園地で今度、パンプキン・ホロウを題材にした舞台をやるんです…興味ありません?
( 旅人というのは嘘じゃない、客船で様々な国を巡ってきたが、彼のような神秘的な髪を持つ人物には初めて会った。好奇心のまま髪の仕組みを訊ねたくなる気持ちを、堪えられたのは鬱々とした瞳が一瞬だがパッと、輝いたのを見逃さなかったが故。やっぱり…!なんて両手を叩けばそこからはいつものセールスモードに入り。)
>1052 ノア
───おはようございます。
( まだ日は昇っていないながらもオトナの目を盗み遊びにきた子供達を、遊園地に送り届け終えると、最後の客人を迎えに行くべくクレーンポートへ急ぎ。先ほどまで若者たちの喧騒に揉まれていたこともあってか、持ち合わせ場所で1人ぽつんと佇む女性に若干の物寂しさを感じつつ、気さくに声を掛け。「まずは、あちらに移動しましょうか。」そう言って手の先で指し示したのは陸地とは反対の方角、遊園地なのになぜか海上へと出る桟橋に向かうようで。)
(/遅れましたが皆さん明けましておめでとうございます。顔出し失礼します。こちらは変わりなく元気です。色々大変ですが今年もよろしくお願いします!そして返信はゆっくり返しますのでもう少しお待ちください)
>ノア
楽しみだなんてほんと物好き…けど好奇心は嫌いじゃ無い
(大丈夫と言う様子に安堵したように目を細めた後視線を鏡に戻した。イグニハイド寮は他の寮と比べて異質な印象を持たれる事が多いが司書なら大丈夫だろうと考えつつしっかり着いてきてと一言告げ鏡に入り寮へと移動して)
>フェロー
パンプキン・ホロウの舞台…そんな情報聞いた事無いけど気になる
(話している間彼の視線が自分の髪に向けられているのに気づき居心地悪そうに視線を逸らした。早く用件を終わらせて欲しいと考えつつ話を聞いてふと気になる話題にネットで調べた記憶を思い返しながら「公演日時はいつからとかあります…?」と詳しい情報を訊いて)
( / 学園長がカードに出たと聞いて震えています。しかしながら今から最初から始める勇気は?頭を抱えながら遅くなりましたお返事を失礼いたします )
>フェロー
おはようございます、まさか司書が海に来ることになるとは──橋?
( 幾人かの子供たちが瞳を輝かせ──否、それは大人が見た幻想なのだろう。悪いことをしている罪悪感と高揚感を滲ませて何処かへ歩いて行く様はハーメルンにでもついて行くかのようで、己がこの場にいることは過ちなのかもしれないと漠然とした焦りが巣食う。が、此方へと姿を見せたその・・・狐は、さも当然のように先を行く。慌ててその後を追いながら、揺れる水面を見下ろしたならそこにはただ闇があるだけだけれど )
初めてだよ、遊園地は・・・楽しみだ
>イデア
──思っていたより涼しいね
( 嫌いじゃないよ、司書も──キミたちのように好奇心旺盛な学生は。とは言わないものの、口角を片側だけ持ち上げるように笑ったなら鏡を潜る。いつまで経っても慣れないこの魔力に包まれるような感覚に少し眉を寄せつつも、青白く輝く生徒の髪を追うように早足で進み・・・頬を撫でる空気が少しひやりとして感じるのも、普段図書館から出ない司書だからそう感じるのかもしれない )
キミ、寝る前にココアを貰うことは可能だったりする?
>イデア
( / 顔出しありがとうございます!二度見三度見しますよね・・・え?授業は・・・?と思いつつ、まだ寒い日々が続きますのでお身体にお気を付けて! )
(/今更ですが、明けましておめでとうございます。本年度もどうぞよろしくお願い致します。それからハッピーバレンタイン!っ【チョコ】)
>>1012 ノア
怒ってねぇよ。
(不安げに揺れた声と共に下がった頭。それを見て、ため息を思わずついた。それは失望や面倒だからではなく、単純にどうしようもなく目の前の女性が鳥籠の中の小鳥のような存在なのだと思い知ったからで。つむじがよく見える頭にポンポンと手を乗せる。ヘアスタイルが崩れぬようすぐに離し、彼女の横に堂々腰掛ける。夏色の眩いスカートがヒラヒラと揺れ、己が統べる寮のカラーにして良かったなと目を細めた。「男連れかぁ」と残念そうな太い声が聞こえてきたことにガルルと喉を低く鳴らせば、慌てた様子で男達は踵を返す。草食動物が鳥に求愛など百年早いというのだ。フン。と鼻を鳴らしたあと、再び斜め下の頭を見た)
>>1022 フェロー
(/イベント未履修のため、ストーリーでの絡みとは些か違いますがご了承くださいませ!また、イベントの話があるとレオナはまともに喋れないのでは!?と思ったので今回はその記憶はない前提で進めさせていただきます。よろしくお願いします)
(声を掛けられたのは狐耳。さっきからチラチラと視界に入っていたのを無視していたので、はぁ。とため息一つ。あれだけ如何にも困っていますよ。というアピールをされれば次に男が言う言葉などわかりきっているのだが。警戒して振り返れば、見るからに胡散臭そうな笑顔が見える。とはいえ、別段こちらに何をしてこようという気もなさそうなので眉間にシワを寄せながら腕組みをし、相手の言葉を聞く。案の定道案内。母国でも学園でも絶対にされねぇな。と人を見る目のなさを嘆くが、事実この辺りを知るのは学園の生徒が安牌であろうという思考回路は悪くない。この手のタイプは断ってもなんだかんだと言ってきてやかましいだろうと見切りをつけ、面倒そうにグルルと喉を鳴らした)
はぁ……どこだ。
>>1031 イデア
あ?端末?寮にあるからついて来い。
(面倒そうな態度に眉を釣り上げるものの、仕事はきっちりとする相手への信用はある。実力主義である己にとっては、やる事をやってくれさえすればいいので口を噤んだのだが、相手の言葉で事態は急変する。主にイデアの嫌な方面で。普段財布くらいしか持ち歩かぬ自分がたまたま会った相手の為に端末など持っている訳もなく。かと言って自分が相手の寮に届ける?そんな面倒なことするものか。つまり導き出される答えは一つで……。人差し指を上に向けチョイチョイと動かし)
>レオナ
( / あけましておめでとうございます、そしてハッピーバレンタインでございました!ペロムシャ・・・本年もどうか日常生活に差し障りのないようお越しいただけますと幸いでございます! /蹴推奨 )
・・・アイス、美味しい。とても。
( 爪先に落ちたままの影をじっと見据えているだけの短くて長い時間が過ぎた。聞こえた溜め息に一瞬だけ指先に力が籠る、が、頭に降ってきた手は無遠慮でいて優しいもの。影が移動すると同時に顔を上げる──男連れも何も、司書にとっては生徒の一人なのだから、けして意図された男連れではないと思うが。威嚇するように唸っては当然のことをしたように振る舞って、何の気もないだろうに所有物である寮の色を分け与えて、こちらの髪色のアイスを平然と選んで──顔を上げればこちらを見下ろすエメラルド、生意気な王様。今日が終われば隣に腰掛けることもないだろう相手を見上げるのも不躾に思えて、視線を前に戻したなら・・・少し逡巡してからアイスを一口分掬い上げ )
──美味しいから、一口どうぞ。
( / 新規参加者様、随時募集いたしております
監督生(男女問わず)をはじめ
創作生徒(こちらは男子校設定に則り男性キャラのみ)
版権生徒(現在の状況はお手数ですがお問い合わせください)
学校関係者(創作の際にはお手数ですがお問い合わせください)
など、お気軽にお声がけ下さい! )
( / 現役監督生の方、元監督生の方、実況視聴勢の方、どのような方でも歓迎いたします。ツイステッドワンダーランドの世界がお好きな方は是非お気軽にご参加くださいませ
オリジナル監督生、オリジナル学校関係者も歓迎しております )
>イデア
( / 生存のご報告ありがとうございます!本体様のご無事が分かるだけでも非常に嬉しく思います・・・どうぞご無理のないようにお過ごしくださいませ )
>>1060 ノア
……そりゃどーも。
(こちらを不安げに見たと思えば瞳を輝かせたり曇らせたりする相手に、片眉をつり上げる。彼女の手の中で形を失いつつあるアイスクリームを名残惜しそうに見つめる彼女は、まるでこの時間を噛みしめているようで――またくだらない対比でも考えているのだろう。あんなジメジメとした薄暗い鳥籠にいるからだと、スイッチを切り替えるようにつむじでも押してやろうと腕を伸ばそうとして、こちらに向かってきたグリーンのプラスチック。まさかこんな大胆なことをするとは思っていなかった。が、恐らく彼女に他意はないのだろう。精々このクソ熱い炎天下の中追いかけてきた褒美程度。伸ばしかけた腕をベンチの背もたれに置いて彼女の方へグッと上体を寄せて口を開けた)
――まぁまぁだな。
>レオナ
それは良かった──
( ふと視界に過ぎった影と共にアイスが綺麗に消えるのを眺める。評価も美味しいの部類なのだろうと勝手に解釈をし──再度、緑の瞳を見上げ、スプーンに目を落とし、ベンチの背に預けられた腕と近付いた距離に思考を巡らせて、獅子の子の言葉に含まれていた間の意味を汲んだ。しまった、と思ったところで、今、距離が近いと焦るのも癪に障る。何にも気付かないふりをしてアイスを口に放り込み、熱いのは日差しのせいだと言い訳をするしか手立てがない。少しだけ距離を取ろうと、ベンチの端に身を寄せてそっぽを向くように顔を背け・・・若干声に動揺が滲んだものの、あくまで司書らしく、いつも通りに )
早く食べて次に行きましょう・・・ここに居ては茹だってしまいそうだからね
>>1066 ノア
ククク、そうだな。熱中症にでもなりそうな姫もいることだし。
(スプーンをジッと見たあと暫しフリーズをした彼女を見て、やはり自分の推測は当たっていたのだと悟る。真っ赤な顔でこちらの腕から逃れようとしている姿は童話の赤ずきんと狼を思わせる。――実際、あの教訓のようにもっと狼という男に危機感を持った方が良いとは思うが。慌ただしくベンチの端に身をスライドさせた彼女の健気な努力の距離は足を一度動かすだけですぐに消えていった。背けられた顔を上から覗き込むように背中を丸めれば、自分より一回りも二回りも小さい彼女は自分の影にスッポリと入っている。スプーンをほぼ溶けたアイスクリームのカップに放り込み、空いている手で頭巾を被らずとも真っ赤な彼女の頬をつっついた)
>レオナ
・・・分かっていて食べましたね?司書を猫じゃらしにするだなんて随分なご身分じゃないか
( 軽くベンチが軋む音、それから噴水の水が跳ねる音。離れたはずだというのに随分と近くに感じた他人の体温に顔を上げれば、見下ろす影に目を丸くしてから驚いた猫のように動きを止める。言いたいことは山ほどあるが、まず司書がすべきことはこの小生意気な王様に仕返しをすることだ。慌てても逃げ出してもきっと愉しげに笑うであろうこの生徒に、何をしてやろう──赤みは引かないものの、つんとすました顔でエメラルドグリーンを見上げたまま、頬をつつく大きな手に擦り寄る。喉は鳴らせないが、吠える口くらいはある )
キミ、撫でるならしっかり触れてごらんよ・・・さて、ゴミを捨てて紅茶を飲みに行きましょう
( / 植物園で花見をする時期では?と気が付きそわそわしている司書でございます。
現役監督生の方、元監督生の方、実況視聴勢の方、どのような方でも歓迎いたします。ツイステッドワンダーランドの世界がお好きな方は是非お気軽にご参加くださいませ!
オリジナル監督生、オリジナル学校関係者も歓迎しております。 )
( / 現役監督生の方、元監督生の方、実況視聴勢の方、コミカライズ勢の方、どのような方でも歓迎いたします!
お気軽にお声がけくださいませ。
オリジナル監督生、オリジナル学校関係者も歓迎しております。 )
>ノア
あー…一応購買部で買ったやつあるから言えば出せます
(鏡を通り寮に移動し相手の様子を確認した。大丈夫そうなのを見た後ひんやりとした空気に目を細め“機械の性能を保つ為に調整をしていますからな…常に快適な室温になっているんですよ”と話し薄暗い廊下を進んで。談話室を通り寮室に移動する途中寝泊まりする部屋に案内するけど確認しておきたい事とかあります…?と訊いて)
>レオナ
いやいや、サバナ寮に行くなんて面倒だし絶対変な噂される…さっさと終わらせたいし行きますけど
(問いかけへの返答に肩を竦めた後小言混じりに告げた。何となく予想はついていたが引き受けた手前今更断る訳にいかないと考え渋々と言うように彼について行く事にして)
(/返信遅れてすみませんでした…!そしてレオナの背後様、明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします)
>イデア
ええと・・・触らない方がいい物があれば事前に教えてもらえたら助かるよ
( 図書館にも似た涼しさは居心地がいい、ココアも後で正式に強請ることにしよう。あたりを見回して繊細な作りであろう機械を横目に捉えつつ視線を前へ、揺れる炎のような髪を本能のまま掴みたくなってしまうけれどそんなことをしては摘み出されるかもしれないので自重しつつ、念の為の確認事項を。触れて壊してしまっては困ると少しだけ眉尻を下げて )
( / 桜の時季ですね!お花見をしながら紅茶を飲んで読書なんてして・・・そんな学園生活を送りたい司書です。
現役監督生の方、元監督生の方、実況視聴勢の方、コミカライズ勢の方、どのような方でも歓迎いたします!
お気軽にお声がけくださいませ。イベント期間中のお休みも可能です!
オリジナル監督生、オリジナル学校関係者も歓迎しております! )
( / 某呟きアプリで阿鼻叫喚の図を見て震えておりました。ビジュがエグイ…皆えぐい…美の暴力…
現役監督生の方、元監督生の方、実況視聴勢の方、コミカライズ勢の方、どのような方でも歓迎です。お気軽にお声がけくださいませ。
オリジナル監督生、オリジナル学校関係者も歓迎しております! )
>イデア
( / 本体様、顔出しありがとうございます!年度始まり、ご多用のことと存じます。ご無理をなさらずお過ごしくださいませ・・・ )
>ノア
あー、廊下の機械と談話室にある緊急用の大きい機械は触っちゃ駄目なヤツだから気をつけてください
(訊かれた言葉に寮の構造を思い出しながら返答した。他の重要な機械類は専用の部屋に纏めてあるから問題ないと伝えた後司書が一瞬だけ自分の髪に視線を向けていた事を思い出し「他に確認したい事とかなければ部屋に案内します…後、僕の髪が気になるのなら別に触っても良いですけど…いや、勘違いでしたら気にしないでください…」と小声で告げ視線を向けて)
>イデア
分かりました──え、あ、いいの?
( 廊下と談話室・・・なるほど、あまり周りのものには手を触れずにいた方がよさそうだ。承知した、と部屋への案内をお願いするように頷いたところで聞こえた言葉にぱちりとまばたきをして。手を伸ばして髪の先を摘もうと──して、手に荷物を持っていたことと、流石に人目につく場所で気安く触るのは如何なものかと思い至り──きゅっと嬉しそうに目を細めてから )
お部屋に案内していただいてから、堪能しても?
( / 現役監督生の方、元監督生の方、実況視聴勢の方、コミカライズ勢の方、そのほかどのような方でも歓迎いたします!
オリジナル監督生、オリジナル学校関係者も歓迎しております! )
>イデア
( / 本体様、お声がけいただきありがとうございます!どうかご無理のないようにお過ごしくださいませ・・・季節も変わり目ですので、ご自愛ください! )
「 うふふ、知らないの?愛嬌がある女でも美しい女でもなく、最後は泣く演技が上手い女が生き残るのよ。どんな世界でもね。 」
「 ……元の世界に帰りたいか?そうね…戻れるようになったらその時に考えたらいいんじゃないかしら。だって私、この世界がとても好きなんですもの。魔法とおとぎ話だなんてとっても素敵、だからその時が来るまでこの素敵な悪夢を楽しもうと思って。 」
「 美しさというのは突き詰めてしまえば、強さだと思うの。だって美しい女にお願いをされたらどんなヒトでもころっとお願いを聞いてしまうでしょう?ふふ、だからね、美への努力ってある意味武装を整えているに近いのよ。だから美しい人がより強いの。 」
氏名/ ミシェル
性別/ 女
性格/ 一見大人びたしっかり者に見られがちだが楽しいことが大好きな快楽主義のいたずらっ子。おっとりしてそうに見えて抜け目のない強かなちゃっかり者で、尚且つ頑固なので1度決めたことはなかなか曲げない厄介な性格。本人もそれを自覚をしてはいるもののそれも個性だと受け入れてしまっている為直す気はサラサラない。だが元の世界では家柄上社交マナーを叩き込まれているため面の皮が厚く、どこの世界の金持ちも似たようなもので笑顔と口で相手を負かせるのは得意な強かな女。口八丁手八丁ならオクタヴィネルの皆さんにも負けませんよ、とは彼女自身の言葉。
容姿/ ふわふわと緩やかにウェーブした色素の薄いホワイトブロンドの髪で長さは胸元あたりまであり普段はサイドを編み込んだハーフアップにしている。長いまつ毛に囲われた瞳は強気なルビーレッド、肌は真白だが血色が良く見えるようにとある程度の化粧は当然施している。男子生徒が多くいるこの学園でスカートの女子制服は危険なのではないかという教師の言葉に「 ま!ふふ、ここの生徒は自分の性的欲求すら満足に支配できないという紹介でしょうか? 」と言ってのけた為着用している制服はパニエを下にしっかりと着用した可愛らしいふんわり広がった可愛らしいミニスカート。胸元はリボンとネクタイを気分で日によって変えている。両耳に1つずつ真珠のピアスをしており素身長は162センチほどだが8cmのストラップヒール履いている為普段は170cm。体つきは華奢なスレンダー体型で顔立ちは可愛らしい少女というよりは華美な絵画のような顔立ち。
備考/ 一人称は「私」。元の世界では貴族だったらしく所作やテーブルマナーは身についているが性格が至ってフランクな為そこまで高貴さを感じさせない。故にオンボロ寮に住むことになった際も「素敵だわ!私のお城を1から作れるのね!」と1人だけきゃっきゃしていた。好きな授業は錬金術と占星術、それから体力育成。魔力がなくとも材料の組み合わせや勉強等で頑張った分だけ結果が目に見えるのが好きらしい。成績は上の下で座学は普通にできる程度、ただどうしても魔力不保持者ということもありグリムに頼ってしまう面も多々。趣味は裁縫や料理、それから剣技と料理。裁縫は愛しの可愛いグリムの首元のリボンだったり部屋の装飾などに主に役立っている。剣技は元の世界で習っていたことから趣味に転じた。女の細腕なのでパワー負けこそするものの、相手の一瞬の隙を突くのが得意な厭な戦い方をする。料理や掃除は元の世界にいた頃は全て使用人にさせていた為、最初のうちはキッチンを爆破させたり炭を作成したりしていたが今ではすっかり得意になった。
( /お久しぶりでございます。以前創作監督生として参加させていただいておりました者です。
スマホのデータ引き継ぎに失敗し全てのゲームデータが飛び、全てに絶望してアプリはもちろんこちらの方にも顔出しが全く出来なくなってしまいましたがこの度めでたく奇跡的にゲームデータが復活できましたのでまたぜひこちらでお話をさせて頂きたく参上致しました。
pfに加筆も致しておりますので、不備のチェックや参加可能かのご確認をお願い致します……!)
>ミシェル
( / 本体様、お元気でしたでしょうか?!ご無事で何よりでございます。
データが飛んでしまうともう・・・ええもう、本当に全てが嫌になりますよね、わかります。戻ってきた奇跡に心から祝福を!
当方のデータは飛んでしまったまま帰って来ずでして、現在の状況は実況やネタバレで追っている状態でございます。ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、気になる点などございましたらお知らせ下さい。
参加の方、不都合ございませんので引き続きよろしくお願いいたします!
お手数ですが、お手隙の際に絡み文をお願いできますでしょうか・・・?シーンはどの場所、どの時間帯からでも問題ございません。
どうぞよろしくお願いいたします! )
>>主様
( /相当長い間参加ができず本当に申し訳御座いませんでした…!
なんと!主様も吹っ飛び難民でしたか……本当に心中お察しいたします…つらいですよね…。私も吹っ飛んでいた時はゲーム実況でなんとかぽろぽろと情報を追っていたのでお互い様でございます!
私も久しぶりの掲示板で不慣れな点等目立つかもしれませんが、どうぞまたよろしくお願い致します…!!! )
>>ALL様
─── はい。失礼致します。
………………フゥ。今日の夜ご飯は鶏肉にでもしてしまおうかしら。
( 部活動が終わり、生徒たちはばらぱらと自寮に帰っていくようなオレンジ色が校舎に射し込む時間。柔らかな笑顔を浮かべたままそろそろと学園長室から出てきて、扉が閉まった途端に鈴のような声で小さく呟いたのは自分と相棒をここぞとばかりにこき使う黒鴉への紛れも無い呪詛。淑女の仮面を脱ぎ捨てることの無いまま思わず出た言葉に咄嗟にさくらんぼ色の唇を片手で蓋をしては誰に聞かれてしまったかしらとルビーレッドの瞳できょろきょろとあたりを見回して。─── マァ鴉には聞かれても良いのだ、聞こえるような声量で言ったので。せいぜい震えて眠るが良い。 )
>ミシェル
──んふふ。ねえ、それご相伴に預かっても?
( 両手に抱えていた本は目的の人物に渡し切り、空っぽになったはずの腕には代わりに返却された本が数冊とチョコレートの箱が乗っていた。返却くらい己の足で来たまえよ、と思ったところでどうにもこうにもならないのだが──図書館への帰路、その道中。聞こえた呟きは曲がり角の向こうから聞こえていて、くすくすと笑いながら司書は角から顔を覗かせて。随分なことだ、鴉の前でディナーの提案などできる生徒は早々いないことだろう・・・故にこの世界にいられると言っても過言では無いだろうけれど )
( / お仲間・・・こんな形でお仲間になってしまうなんて・・・ぐすぐす。滅相もないことです、こちらこそ引き続きよろしくお願いいたします! /蹴 )
>>1086 ノア
ノアさん。
ふふ、やだ。聞こえてました?
( 柔らかな声色とは裏腹に自分の呪詛じみた呟きに賛同する聞きなれた声にぱち!とルビーレッドの瞳を丸くさせては角から顔を覗かせた我が校の司書と同じようにくすくすと言葉の割にはさほど困っていなさそうなさっぱりとした笑顔を浮かべ。ちら、と先ほど出てきたばかりの学園長室を一瞥したあとに彼女の元へと歩み寄れば「 もちろん、前にお泊まり会のお約束もしていましたしぜひいらして。…あ、それと図書館に鴉料理の本はあります?あったらぜひお借りしたいわ。 」とにこにこふわふわ人畜無害に笑いながらいつも通りよく通る鈴の声でちょっぴり意地悪がてら一言を付け加え。 )
(/顔出しのみで失礼致します。近々返信致しますので今暫くお待ちいただけますと幸いです)
>ミシェル
──あったのだけれどね、どれもあまり美味しくないようなのです
( 悪戯な紅い瞳が揺れていて、わざとそんな意地悪を口にしたことを暗に物語っていた。距離が近くなるのに伴って、角から体勢を戻すように少し身体を出して立ったなら快諾に嬉しそうに目元を緩めて笑う──図書館にいくつかあるレシピ本は代々のお茶会が影響か、ハーツラビュルの寮生が希望したお菓子のものが多いけれど──昔、己も意趣返しにといくつか取り寄せた鶏肉の調理本があったことを覚えていて。喉の奥で笑いを噛み殺しながら、美味しくなかったことを告れば少し離れた鴉の部屋からはガタガタと物音が聞こえるはず。気を取り直すように肩を竦め、片手を差し出し )
図書館に寄って、お泊まりの支度をしてから一緒にサムの店に行きませんか?──夜食も買いましょうよ
>レオナ
( / 本体様、生存のご報告ありがとうございます!春先ですしGW明けですからご多用のことと存じます、ご無理はなさらずお過ごしくださいませ! )
>>1089 ノア
!
ふふ、あははっ、ノアさんったらだいすき!
( 美味しくなさそうだった。目の前の大人しそうな人がビターチョコレート色の瞳を楽しげに歪めながら平然と言ってのけた言葉に、きょとん!と一度紅玉を丸めたと思えばミシェルは堰を切ったように笑い出して。きっとこの人が注文したのだ、鶏肉の料理本を。理由は恐らく自分と同じように鴉への嫌がらせで。ガタガタ!とこちらの声が聞こえたのであろう鴉の部屋から騒がしい物音が聞こえることも含めて本当に愉快だ。ミシェルはうふうふと楽しそうに笑いながら改めて彼女がこの学園の人間なんだと実感しては彼女の差し出した自分よりも少しだけちいちゃく可愛らしい女の手をきゅ!と柔らかく握っては先導するように彼女の城である図書室の方向へとヒールの音を柔らかく響かせながら歩き出して。元の世界にいた時は社交界で擦り寄ってくる家柄目当ての取り巻きのような女たちしか話し相手がいなかった為か、いつもよりもずっとずっと楽しげに声が跳ねて。 )
ええ、もちろん!
あのね、トレイ先輩からお手伝いのお礼にって昨日タルトを戴いたの。いちごのタルトよ、それも一緒に食べましょう!
>ミシェル
んふ、光栄です──それじゃあ司書からは紅茶を提供しようか、この間いい茶葉を手に入れたものだから
( 鈴が転がるような、あるいはビー玉がラムネ瓶の中で光るような・・・嬉しそうに笑う姿に今度はこちらがきょとんと目を丸くして、それからくっくっと喉を鳴らしながら握られた手に従うように歩き出す。司書よりもいくらかすらりと高い背に、華奢ながらに女性らしい優美さもたたえたこの生徒、ふわふわと揺れるスカートは長いズボンを擦って歩く己とは違うものだけれど、そのことを好ましく思う。聞こえた言葉に返した声は、もし獣人だったなら嬉しそうに耳を立てて尻尾を振っていたに違いない程気色に塗れていて、軽く繋いだ手を握り返したならきゅっと目を細めて笑って )
>>1091 ノア
うふふ、嬉しい!
真夜中のお茶会って1度やってみたかったんです。
( この学園での数少ない同性の彼女が自分とこうして仲良くしてくれることがなにだか堪らなく嬉しくて、繋がれた手に込められた柔い彼女の力にまたミシェルはにこにこふわふわと笑って。エースやグリムたちがと共にするただただ騒がしく不摂生なだけの、ポムフィオーレ寮生が見たら失神するようなお泊まり会も新鮮で素敵だがそれよりも少しだけ秘密の甘美な香りのする真夜中のお茶会の方が惹かれるのもまた事実。ミシェルはお夕飯何にしようかしら、とすっかり先程の鴉への裏も忘れて図書室への足取り軽く歩いていけば「 ノアさん、なにか食べられないものありますか?それとお好きな食べ物も。 」と隣の彼女へ紅玉を向けながらこてりと首を傾げて。 )
>ミシェル
──食べられないもの、は特にないのですけれどお野菜は好きでは無いかな。好きな食べ物は、甘いものと・・・パスタ全般とか
( 花の様な笑顔、と、柔らかい声。これまで長い間、同性の方と出会うこともあったけれど深く関わり合うことはなかったし──魔法を使えない、というだけで歩み寄るだけの理由になり得るこの場所は特殊なのだろうけれど、外に出て生きていく勇気もない。鼻歌でも歌い出しそうな赤い瞳を見上げながら、こちらも同じく首を傾けたなら思考を巡らせて答えを口にして。思えば、好物を誰かに伝えることはこちらの世界に来てからほとんど無かった。きゅっと一度口を引き結んでから、軽く繋いだ手を振って )
お泊まり会って何を持っていくもの?パジャマと、紅茶と──司書は、キミに何を渡せるかな
>>1093 ノア
ふふ、じゃあ今日の夜ご飯はパスタにしちゃいましょ。
トレイ先輩からのケーキが食べられるように、少し少なめに作って。
( 彼女からの回答にくすくすと笑って見せれば一体野菜を食さずしてどうやってその体型を維持しているのだろうと乙女特有の疑問がまた生まれたがそこについては特に言及することはなく。どんなパスタにしよう、でも折角だからサムさんの店に行ってから2人で決めようかな。そんな未来のことを考えながらふわふわと柔らかなホワイトブロンドを揺らしながら歩けば、ゆらゆらと揺られた繋いだ手と手にふと彼女の方を見れば自分よりも幾分か小さな体から発せられる言葉に2つの紅玉を丸くさせて。少し悩んだような沈黙の後、ふわりと花が咲くように笑えば「 ……では、素敵な恋のお話と、それから鴉にされた嫌なことをいくつか思い出して。女子会と言えば恋のお話と愚痴ですわ、女の子はお砂糖とスパイスできているんだもの。それがあれば充分。 」といつものように鈴のような柔らかい声色で答えて。 )
(/ 初めまして、フロイドにて参加希望です!万が一キャラ埋まっておりましたら他のキャラクターにて改めて参加希望なのですが、宜しければご検討宜しくお願い致します。)
>ミシェル
やった──困ってしまうな、苦い話は用意が容易いかもしれないのだけど・・・甘い話は手持ちがないかも
( もしもこの生徒が、黙って──例えば図書館の端の椅子に腰掛けていたなら、眠っていたなら、それが夕暮れ時か夜だったなら、ビスクドールと見間違えてもおかしくないだろうと揺れる髪を見ながら思う。その精巧な美しさのせいで望まない世界も見てきたに違いないのだけど、そこまで踏み込むつもりは司書には無い。御伽噺のようなオーダーに、ぱちりと一度瞬きをして、それから困ったように少しだけ眉尻を下げて笑いながら見えてきた図書館に少しだけ歩くペースを上げて )
急いで準備をしますから、少しだけ待っていていただけたら嬉しいな
>1095様
( / 初めまして、お声がけいただきありがとうございます!オリジナル生徒でのご参加希望とのこと、承知いたしました。特に記載がなかったため、大変恐縮ではございますが男子校ということもあり創作生徒/寮所属の場合は男の子、監督生の場合は性別不問となっておりますがご不都合ございませんでしょうか・・・?特に不都合ございませんようでしたら、>>2 に記載のプロフィールテンプレートにご記入・ご提出をいただけますと幸いです!そのほかご不明な点などございましたら御手数ですが何なりとお問い合わせください! )
>1096様
( / 初めまして、お声がけいただきありがとうございます!フロイドの枠ですね、空きがございますので是非ご参加いただけますと幸いです!キャラクター設定に大幅な変更や、絡み上留意点などございませんようでしたら、プロフィールの提出は不要でございます。もし、参加者様やわたくし宛にご連絡事項などございましたら >>2 のテンプレートにご記入を、問題などないようでしたら初回絡み文をお願いできますでしょうか・・・?初回のスタート場面は時間・場所など問いませんのでお好きなシーンからスタートいただけますと幸いです! )
>>1097 ノア
あら。ふふ、じゃあ今日は鴉の愚痴大会ですね。
ケーキがありますからお砂糖部分はそれに賄ってもらいましょ。
( 甘い話の手持ちがない、だなんて困ったように笑う彼女の様子にマァこの学園の人ってみんな色々な意味で個性的だものね…と自分の事を棚に上げて1人納得してしまえば少々こじつけがましいけれど、元々の目的であった鴉への恨み辛みは無事に晴らせそうてにこやかな表情はさらに輝き。もうすぐ目の前に迫った図書室に彼女の歩くペースが早まるのを感じとっては彼女も今夜のお泊まりを楽しみにしてくれているのだろうかとなにだかむず痒くもふわふわした暖かな気持ちが胸いっぱいに広がり、するりと繋いだ手を解いてはその手をそのままひらりと彼女に振りながら少しだけいたずらっぽい笑顔を浮かべて。 )
急がなくても平気ですよ、女性の準備は急かしちゃいけないってハートの女王の法律にありますもの。
ゆっくり準備なさって。
>>1097様
(/ ご丁寧な案内説明を有難うございます!なんとも癖が強いキャラクターなので、ご参加者の皆様に迷惑かけてしまう場合も考えて一応念のため仮参加とさせて頂き、その間にフロイド希望の方がいらっしゃれば返上お譲りも大丈夫です。その場合はバスケ部推しなので後二人どちらかで改めて参加させて頂けましたらと思います!万が一三章クリア済みのご参加者様がおられませんでしたら、項目配慮したプロフィール掲載致しますのでお声掛けくださいませ。宜しくお願いします!)
>>all
……はーあ、メンドクセ。
( 今目の前にあるのは、もはや何枚あるか分からない大量の白紙という反省文と破片ヒビ割れたフラスコ。今日の実験中に偶然同じ授業だった兄弟と一緒に実験室を大爆発させてしまい、その結果お怒りのクルーウェルに放課後再び実験室に来るようにとお達しから反省文書く気力もなく。白衣のまま頭を机に項垂れ小言ブツブツと文句垂れながらその表情は機嫌悪く、明らかに不機嫌オーラを放っており )
「僕は人と関わるのがちょっっと苦手なだけで君の言うコミュ障だかなんだかとは違うから。
………違うからね?」
「昔の人ってよく分からないことするよね。
絶対、後のこと考えてないでしょ。」
氏名/ルイン
性別/男
性格/捻くれた性格で凄く諦めが悪く、今まで人との関わりが少なかったため人見知りをする。以外と押しに弱い。
容姿/背中まで伸びる新芽色の髪を上でポニーテールのように結んでいて、毛先が少しゴワゴワしており葉が生えているものがある。目はツリ目で深緑。普通の人間より犬歯が鋭い。肌は白め。服装は男子制服。
備考/サバナクロー寮の2年生。人間。寮分けの際にディアソムニアに選ばれたが、速攻でサバナクローに転寮した。転寮当時は物凄く寮生に絡まれたが全員蹴飛ばしたら何も言われなくなったらしい。1年の終わり頃から図書館で古代呪文やら呪術やらの本を読み漁るようになった。しかし、頭の出来はそんなに良い方では無いので一冊読むのにかなりの時間を要する。怒りなどで感情が高ぶると容姿に変化が起き、ちょっとイラッときたくらいなら瞳に猫のように縦スリットが入ったり、頭から羽角が生える程度だが、ちょっと本気で怒らせると腕から羽のようなものが生えてきたり足が猛禽類のものに変化したりする。
ユニーク魔法は『箱庭の鳥』で、
使用者が決めた範囲の空間が外のものから認識できなくなり、外の影響も受けなくなる魔法。使用者以外の出入りは自由だが、使用者は魔法を解かない限り決めた範囲の空間から出ることが出来ない。
本人はこのユニーク魔法が大嫌いである。
(/1095の者です。プロフィールできました。不備や、参加可能かのご確認をお願いします。)
>ミシェル
おやまあ──キミはまだまだ子供なのだから、もっと大口を開けて我儘を吐いても許されるものですよ
( 鴉の愚痴大会は恐らく今日を機に定期開催にでもなるだろう。緩んだ手をそのまま離して、軽くなった片手のまま小走りに図書館へと向かう道すがら、聞こえた声に肩越しに振り向いたなら数歩後ろ歩きのように──足はとめずに悪戯っぽく笑う。女王の法律はなく、校則にも縛られ切れず、図書館の主として君臨する司書にしてみれば生徒の我儘程度可愛らしいものだというのに、大人びた聞き分けの良さは美徳であれど強欲では無いのだから。「すぐ戻ります!」と付け足したのなら、そのまま身を翻して図書館の扉を潜り )
>フロイド
( / 本体様、ご丁寧なお返事ありがとうございます!またご配慮もいただきありがとうございました。何かしらの形で参加者様、あるいは本体様にご不都合なものが発生した際にはいただいたお言葉を思い出させていただきつつ、対応をご相談させていただければと存じますが、本体様のお気持ちのままにご参加いただけましたらとても嬉しいです!早速絡みに伺います、これからどうぞよろしくお願いいたします / 蹴 )
──クルーウェル、キミって奴は本を・・・おや
( 貸し出していたはずの本が2冊足りない・・・と気が付いたのは、開館少し前のことだった。貸し出し履歴を漠然と思い出すように思考を巡らせれば当てはまるのは毛皮を纏った一人の教師。ああーと額に指を当ててから、回収にと図書館を出たのが数分前のこと。まだ何処かしらにいるだろうと開けた部屋の先にいたのは教師ではなく──一人の生徒、しかも不満気な。おずおずと数歩近寄ったなら夏の海のような髪色を見下ろして・・・寝ているかと思ったがそうではないらしい、転がっている紙は見覚えのあるもので何が起きたかは明白だ。揶揄うように目を細めて )
キミは──リーチさん、ここで何を・・・聞くだけ野暮でしたね
>ルイン
( / 本体様、プロフィールのご提出ありがとうございます!確認をいたしました、不都合等ございませんでしたのでこのままご参加いただけますと幸いです。お手数ですが、絡み文をお願いできますでしょうか・・・?スタートの時間帯や場所、シーンなどは特に決まりがございませんので、お好きな形でご投稿いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします! )
>>1099 フロイド
クルーウェル先生、1-Aの課題を持ってきまし─── …あら?
こんにちはフロイド先輩。さては今日クルーウェル先生が怒ってらしたのはこのせいね?
( 仔犬(自分)たちの主人であるクルーウェルからの頼まれていた雑用をこなすべく、またクラスメイトたちは誰1人〝女の子なんだから重いものは持っちゃダメだよ〟だなんて当たり前に言ってくれないのでクラス人数分の課題を両手で抱えつつ実験室を覗き込めばそこにいたのは自分の目的のモノクロではなく、美しい海色にワンポイントのように黒メッシュの入った髪色が目に入りぱち!と紅玉を丸めて。どうやら分かりやすく機嫌を表に出しているのを見ると恐らく…と当たりをつけつつ声をかけては不機嫌オーラものともせずにこにこふわふわと微笑んで。 )
( /初めまして!創作監督生で参加させていただいているミシェル>>1083 の背後でございます…!
性別が女性、そしてゲーム本編の監督生とはかなり口調の異なる娘ですので、もし相性等問題なさそうであればぜひお話させてください…! )
>>1101 ノア
、…………まだまだ、子ども。
( 悪戯っぽく笑った彼女から発せられた言葉に、思わずぽかんと美しいルージュに彩られた唇を開けば彼女の城である図書室へと入ってしまい姿の見えなくなった彼女へ向けて─── 否、届けるつもりの無い言葉なので廊下に落ちたというのもふさわしい ─── ぽそりと言葉を呟いて。元いた世界では一刻も早く大人に、立派な淑女になるように教育をされて、またこちらの世界では慣れない土地で足掻くのに精一杯で我儘を言う暇なんてなかったし、そんなことを言ってくれる大人なぞ居はしなかった。なにだかむず痒くそわそわとするような不思議な感覚のする胸元にそっと手を添えては、どうしてこんな気持ちになるのかしらと自分自身も理解ができないのか静かにこてりと首を傾げ図書館の女王の帰りを待ち。 )
>>1101 ウミシダちゃん(ノア)
( 相変わらず教師に対する反省の色なく毎回面倒さが勝り今日の午後予定も放棄して仮眠更けていたところに人の気配感じ、体勢そのままに眉寄せて人物見上げるも同じ寮生ではない誰か。基本的に他者を認知しない性格からか少し首傾げ、嗅覚頼りに以前の課題で立ち寄った図書館内と同じ古めかしい書斎のような匂いにぼんやりと脳内で司書の存在が浮き彫りに。自分と少し離れた物置きテーブルから、退室前にクルーウェルの私物らしき筆記具の隣辺り貸出本であろう物が置き忘れていたとある二冊の本をふわり、魔法で浮遊させると肩肘付き悪戯な笑みで問い掛けて )
ねぇねぇ、ウミシダちゃん。もしかしてさぁ~。此処に来たお目当てはコレだったりする?
>>1102 小エビちゃん(ミシェル)
……うるっさ、イシダイせんせぇの取り巻きかよ。小エビちゃん、アザラシちゃんは先帰ったの?
( 要領と表面が良い兄弟双子の片割れに全て責任を押し付けられてしまった理由で今はただ耳障りでしかない某教師の名前の連呼や自分と真逆の表情に不快感をあらわ顔色に舌打ちし、男子寮生ばかりのクラスメイトの雑用を一人で提出課題を受け持っている相手の手元を見て。いつも側にいるグリムの姿を見掛けず何処かに行ったのかと首傾げ )
(/ 初めまして、お声掛け有難うございます!監督生様のアンカーまで有難うございました、本編と異なる監督生様も当方大歓迎でございます…!キャラ性格上何か不都合ございましたらお知らせくださいませ、宜しければ今後とも宜しくお願いします!)
>ミシェル
( 持ち物はあまり多くは無い。パジャマと紅茶と、棚に入っているお菓子も少し、あとは明日の着替えにと適当なサイズの──過去に卒業した生徒から貰ったシャツを手に取って・・・あとは財布と、それから、それから。少しだけ大きめの鞄に詰められたそれは、心做しか軽くすら感じるのだからきっと司書は浮き足立っているのだろう。自室としている図書館の奥の扉に鍵をかけ、足早に戻る元来た道。少し先に見えた生徒の姿に手を振って )
──お待たせしました!
>フロイド
ご名答──まったく、ここに置いておくのなら最初から返しに来いと何度も・・・
( 不機嫌なまま、こちらを見遣ったのは違う色を放つ虹彩。魔力もなければ生徒でもない、口ばかりが達者な司書のことをいい意味で覚えている生徒が多い訳では無いこの場所で、平然と変わった呼び名で認識をするあたり・・・きょうだい揃って食えない生徒だと内心で独り言。気怠げな姿勢のまま、目当ての物を宙に見せた生徒の問いに、弱ったように頷いたなら悪戯な笑みに気が付かないフリをして──己よりいくらか高い位置で浮いたままの本に手を伸ばし。早く回収して図書館に引きこもりたいのだ、少なくともこの場に件の教師が戻ってきて一悶着ある前に )
>>1104 ウミシダちゃん(ノア)
へーえ、やっぱりそうなんだぁ。ウミシダちゃんも大変だねぇ、──……ん?なに、これ。
( まるで自分と同じく気怠げな様子で話すと今回は大方兄弟の身内絡みの失態であるがある意味元凶は同一の白黒教師であるらしい、双子に似て不気味ともいえる相変わらず気味悪い笑顔で相手の表情から抱える事情をよそに身長加味して今より位置を少し高く2冊の本たちを軽く浮遊続行させ…すると、内1冊から本隙間に挟まっていたのか、するりと一枚の色鮮やかな羽栞が飛び出しては目見開き興味深そうに片手に取り見つめて )
>>all
……、……??
…頭痛くなってきた。
(広げた本を閉じ、巡っていた思考を止めるように大きく息を吐く。それは決して大きな音では無いが静かな図書館では誰かに聞こえたことだろう。今日読んでいたのは古代の時代に存在したとされる魔法の一覧のようなもので、そこそこ分厚い。気になるものは大体チェック出来たし1日で終わらせる必要も無いだろうと考え、席を立ち上がり)
(/>1101参加許可ありがとうございます。絡み文書けたので置いておきます。絡みづらい等ありましたら教えてください。)
>>1103 フロイド
グリム?
ええ、今日はエースたちとお泊まりみたいで…それの準備にサムさんのところにお買い物に行きました。
( まるでお手本のような舌打ちにお上手、だなんて思わずくすくす笑ってしまいながら雑用を頼んだ本人がいないのであれば仕方がない、と課題たちを教台に適当にどさりと置いてしまえば可愛らしく首を傾げた彼からの質問には困ったように眉を下げながら答えて。いくら同じクラスでいつもつるんでいるメンツとはいえ、やはり自分があちらに泊まりに行くのは女王様が下りなかったので本日はひとり寂しくオンボロ寮に生者は1人。ふわり、と柔らかな動作で彼の目の前の椅子に座ってはまだまだ白紙の多い反省文用紙を2つの紅玉で見下ろしては苦く笑って。 )
すごい量。
ホリデーの課題みたいですね。これを全部埋めろと?
>>1104 ノア
いいえ、なんにも待ってませんよ。
( 此方に手を振りながら足早に戻ってきてくれている姿はなにだかいつもの物静かで大人然とした彼女よりも少しだけ楽しそうに見えて、きっと彼女も楽しみにしてくれているのだろうと此方もひらりと柔らかく彼女に手を振り返しながらも嬉しい気持ちに心を満たして。何かほかにオンボロ寮で不足していたものを確認していたのであろう、手に持っていたマジカメを制服の胸ポケットに閉まっては彼女がこちらに追いついたのを確認してサムの店へとゆっくりと歩き出し。 )
むしろ、早すぎてちょっとびっくりしちゃったくらい。
忘れ物はありませんか?…とは言っても、同じ敷地内ですから戻ってこれるんですけれどね。
>>1106 ルイン
、─── ?
( なにか料理の本がないかしら、なんて図書館で本を吟味していた時。ふと耳に届いた小さな呟きにこてりと首を傾げれば、そちらの方にふわふわと柔らかい髪を風に靡かせながらヒールの音を奏でて歩きだし。頭が痛いというのであれば保健室に行けばいいしなにか薬草を飲ませれば良いだけなのだが、もしも言葉を発した本人が動けない状態なのであれば運び出すのは自分。もし大きな獣人だったらどうしようと杞憂が浮かんでは宙に霧散するものの、ひょっこりと本棚から顔を出せばどうやら倒れたりはしていないようでほっと息を吐いて。 )
─── …大丈夫ですか?
( / 初めまして!>>1083 創作監督生のミシェルの背後です…!!
ゲーム本編やコミカライズ、どれをとっても口調や見目が完全オリジナルの監督生になってしまつておりますが相性等問題なければぜひお話させていただけたら幸いです…!!
既に知り合い、もしくはここで初対面、一方的に知っている、どれでもとれるような絡み文ですのでお好きな設定にしていただければと思います…!! )
>1107ミシェル
は?って……、
監督生?名前は確か、ミシェルだっけ。
(ヒールの音を響かせてやってきたのは例の監督生。その口から発されたのは今日日聞かない心配の言葉だった。一時何故心配されているのか分からず顔を顰めるが、彼女が自分のため息やらなんやらを聞きつけてやってきたのだと言うことに気づき言葉を続け)
今のは比喩のようなもので、
別に、体調が悪いとかそういうんじゃないよ。
(/始めまして。>1100創作男子生徒ルインの背後です。基本どんどこいって感じなのでそこは大丈夫です。むしろ個性強めで好みです。
一方的に知っている感じで絡ませて頂きます。
今返しやすいロールが分からなくて悩んでいるとこなので返しづらいと感じたらじゃんじゃん言ってください。お願いします(懇願))
>フロイド
ちょっ、と、キミ──っ、と・・・クルーウェルのものかな
( 半ば予想は的中したも同然で、親切心から本を取ってくれたわけではないようだ。その場で背伸びをしたり、あるいは飛び跳ねて本に手を伸ばすものの指先が触れることも無く眉根を寄せて──いたのだけど。落ちてきた栞がするりと生徒の大きな手に拾われて、所在なさげに揺れている。勝手に本を回収して、無くなったと騒がれるよりは今ここでその種を除けただけ飛び跳ねた価値があるかと軽く肩を落としてから、その手元を覗き込んで )
──随分と綺麗なものですね
>ルイン
──キミ・・・ルインさん、ちょっと
( ふらりと図書館にやってきた生徒は稀に見掛ける人だった、小難しい顔で本を眺めては格闘をして、それから帰っていく少し面白い生徒。普段から勉強会や昼寝に使われる図書館で、正しい使い方をしていると言えるものだ。じっと目を凝らした読書が今日も終わりを告げ、ふと司書の耳に入ったものだから──案の定、司書は生徒の名前を殆ど覚えているものだから──図書館のカウンターから手招きをするように呼びかけて )
( / 絡み文のご提出、ありがとうございます!早速絡ませていただきました、これからどうぞよろしくお願いいたします / 蹴 )
>ミシェル
そう?──ええ、多分大丈夫なはず。とは言っても、お泊まりなんてほぼ経験がないものだから過不足の判断は出来ていないのだけど
( 振られた手にほんの少しだけ、ぱっと表情を明るくして隣に並ぶ。少しづつ夜が近付いてくるように、校舎を照らす明かりやら斜めに陰った太陽の光やらで影があちらこちらに長く伸びているのを見下ろしながら歩調を合わせて先を進み──実際、何かあっても帰って来れる距離感な上にどこまで移動しようと学校の中なのだから危険もほぼないのだ。んふふ、と悪戯っぽく笑ったなら足元に転がっていた石を軽く蹴って )
忘れ物があれば、夜に外に散歩に出る理由にもなったかもしれませんね
>1109ノア
どうも、司書さん。
今日は本は返却して帰るけど…。
(/掛けられた声の方を見遣ればそこには案の定図書館の司書が。図書館に来るたびに大体いる為にルインの中でまあ見慣れてる人ぐらいに区分されている。ガタリ、と椅子を押し戻し、カウンターへ歩み寄り挨拶を一つ。そして『他に何か?』とでも言いたげな目で司書を見る。)
(/こちらこそ絡みありがとうございます。よろしくお願いします。
後ロール返しづらかったら教えてください。お願いします。)
>>1106 シイラちゃん(ルイン)
もー、金魚ちゃんてば毎回真面目過ぎて笑う。ほんと面白いなぁ~……
( トレインから今週の提出課題である古代魔法について、提出物の頻度があまり宜しくない理由からほぼ強制的に同伴、というよりかはアズールの策略にまんまと乗せられたことに気付けずも機嫌が良い方で。図書館で相手が参考書を探している間に先ほど偶然に居合わせた赤髪の同級生、煙たがるハーツラビュルの寮長を誂いこの場所で私語は厳禁だと怒られながら後ろ通りかかって )
(/ 初めまして、絡ませて頂きました!万が一話し難いなど御座いましたらおっしゃって下さいませ、宜しくお願い致します。)
>>1107 小エビちゃん(ミシェル)
カニちゃんたちのところに?そっか~、じゃあ小エビちゃん、アザラシちゃんにフラれちゃったんだねぇ。
( いつも相手の傍らにいる相棒グリムがいない理由を聞くと、一年前より緩くなったとはいえ誤差今もほぼ無茶振りに近い寮内の規律やよく分からない法律だらけにお頭が堅い生真面目な相手のことを思えばいくら仲の良い友人クラスメイトとはいっても下されたその判断も有り得るかもと両目を垂れて。目の前に座りやって来た相手をちらりと、再度ぶつぶつと不満項垂れて )
そーそ、ホリデーの課題だったら破って終わりだし。ジェイドがオレを嵌めてさぁ、ヒドくねー?
>>1109 ウミシダちゃん(ノア)
……ふわふーわ、してる。ひらひら、これが羽根…
( 幼稚な言葉でぽつぽつと独り言を、まるで子供が新しい玩具を与えられたように。体格的に無理があるが、それに目を向ける姿は無知との遭遇に近いらしい。何を着目点としたのか、ハッと目をぱちりと。魔法を解除して、ばさりと重力落下する手前の2冊の本を片腕伸ばし空中で重ね取り、小さな羽栞と共に相手へ返却差し出しながら頼み事を一つ吐いて )
ウミシダちゃーん、悪いんだけどさぁ。そこの窓引き戸から、魔獣の牙と白い砂鉄みてーな小瓶取ってくんない?
>ルイン
どうも──ああも眉根を寄せて本を読んでいては、目が疲れてしまうでしょう?
( 別に何か借りていけと言う訳では無い、真面目な教師ではないからまともな推薦図書を出せるような身でもないし。己は座ったまま、カウンター横の引き出しに手を伸ばして上から三段目の・・・引き出しの中から適当に三つほどチョコレートを掴み取り、いくらか高い位置にやってきた頭を見上げて、その小さな三つを差し出して )
よろしければ。キミは本を大切に扱ってくれるから、悪い気はしないんだ
>フロイド
( 耳をかすめて落ちていった言葉は随分と幼くて──ああそういえばこの生徒は人魚だった、とどこか納得感を覚えながら、ばさばさと本が落ちる音に僅かに目を見開いて。しっかりと受け止められていた二冊と、借主の忘れ物を受け取ったなら・・・不思議なお願いごとにぱちぱちと数度まばたきをした後、頷いて。本は一度近くの机に、たったっと軽い足音を響かせて歩み寄った棚、ずらりと並んだ瓶を見上げて迷わず手を伸ばす。手に取った二つを掴んで、依頼主の元へ )
はい、これで大丈夫でしたか?
>>1108 ルイン
あら。ご存知でしたか。
どこかでお会いしてました…?
( なんともマイペース(幾重ものオブラート表現)な生徒が多いこの学校において心からの純粋な心配というものは殆どありえない、恐らくそれがわかっているからであろう深緑の瞳は疑心に満ちており、だがしかしどうやら此方のことを知っている口ぶりの相手にミシェルは不思議そうに首を傾げて。寮章からサバナクローの生徒だということはわかるのだが、如何せんサバナクローの寮生たちにはよく絡まれるので一人一人を覚えていることが出来ず。だがしかしどうやら自分の心配は杞憂に終わったようで、彼の言葉にぱっと柔らかく微笑めば体調不良者は居なかったのだと安心し。 )
ふふ、それなら良かった。
もし本当に体調が悪ければ私が運ばなきゃかしらって思っていたから。
>>1109 ノア
あら。そうしたらつのたろにも会えるかも。
そうしたら3人でアイス食べましょうね。
( 夜にお散歩、という言葉を聞けばよく深夜オンボロ寮付近でコミュニケーションをとる茨の国の次期王であり世界で五つの指に入る魔法士の渾名を口にしてはそんな偉大な相に普段そんな態度をしているのが知れたら声の大きな誰かに怒られそうな提案をひとつ。もう部活動に励んでいた生徒たちも帰りの支度を始めたのかいつもよりも幾分か静かな廊下に硬いヒールの音を響かせては自分より幾分か背の低い彼女ににこ!と微笑んで。 )
今日は私もダイエットお休みの日にしますから、たくさん甘い物食べちゃおうっと。
>>1111 フロイド
ふふ、そうなんです。
カニちゃんにアザラシちゃんをとられちゃったの。だからグリムにあげる予定だったクッキーはフロイド先輩にあげますね。
( ふにゃり、と彼の双眸が下がるのに釣られるようにミシェルも表情を綻ばせれば、普段彼が呼ぶような海洋生物の渾名で親友と相棒の名を呼び。それからふと思い出したかのように制服のポケットから可愛らしい小魚型の手作りクッキーが入った小さな袋を取り出しては彼の前にとん、と其れを置いて。それからきっと暫くの時間手を付けられていないのだろう白紙たちとひび割れたフラスコを紅玉に映しては、まぁ何となくどんな惨状があったのかは想像に容易いのだが彼の言葉にくすくすと笑い。 )
だからフロイド先輩だけ書かされていらっしゃるのね。
一体あと何枚書かなきゃいけないんです?
>>1112 ウミシダちゃん(ノア)
…んふ、ありがと。
( 突然のお願いごとを了承してくれて、早速小走りで薬品棚に向かっている間に。自分はヒビ割れたフラスコの破片パーツをテーブル並べて。沢山あるものから迷わず選び取ってくれた2つのものを受け取り、お礼を言っては実験着の白衣ポケットからマジカルペンをくるり、と一回転させる。小瓶を親指で開封し、一気にそれぞれ空中で降り注いでは。先ほどの羽栞から着目したのは繊細、静なる形成。2つのイメージから自身の魔力を一点集中に注ぎ、白紙の紙類が一斉に舞いながら眩い光放つ。すると、粉々にヒビ割れていたフラスコが元の姿形に戻り、またたく間に変化遂げて )
>>1113 小エビちゃん(ミシェル)
金魚ちゃんの命令なんて無視すりゃいーのに、小エビちゃんは偉いんだねぇ。…んー?それ、もらっていーの?
( 主に人々を海洋生物をつける自分特有の渾名呼びに口元くすくすと笑って、ふと急にお菓子のような甘い匂いがすると思えば目の前に綺麗包まれている可愛らしい小魚型のお手製だと思われる美味しそうなクッキーを見るなり、ぱちりと一度瞬きして。お探しである相棒親分もとい小猫ではないため、不思議そうに首かしげてみせる。相手の問い掛けに眉寄せながら片割れへの文句を吐き出したところで一向に進まない反省文に、白紙の隅に落書きを書き始め )
そーなの、まぁ追々サボれるからいーんだけど。ジェイドのザマァ。うーん…、分かんない。ざっと見た感じ、あと十…かなぁ。
>1111フロイド
「………げ。」
(立ち上がったと同時に頭上を横切った影に振り向いて、後悔した。あのオクタヴィネル寮の双子…、リーチ兄弟の片割れ、フロイド・リーチ。思わず声が漏れるが、聞こえていないことを祈るばかりである。相手に気づかれない内にそそくさとその場を立ち去ろうと足を踏み出し)
(/はじめまして。絡んでくださりありがとうございます。こちらこそ話しづらかったら遠慮なく言ってください。一方的に知ってる(やばい双子の片割れという認識)で絡んでますが問題ないでしょうか。)
>1112ノア
………そういうことなら貰っておくよ。
(差し出されたチョコレートを一度訝しげに見つめる。この学校での貰い物に100%毒が盛られているとは流石に言わないが、100%安全という保証も無い。特にサ部。そこまで考えてから、彼女をその枠に嵌めるのは流石に失礼では?と思い至る。躊躇いながらも受け取り、目を逸らして)
…………………………ありがとう。
>1113ミシェル
会ってはないけど、君結構有名だから…。
(首を傾げる彼女に心のなかで『色んな意味で』と付け足しながら伝える。入学直後からまあ色々巻き込まれているようなので仕方ないとは思うのだが、その上男子校でこの服装をしていれば目立つことこの上ないだろう。そしてどうやら彼女は自分が体調不良者であれば運ぶつもりであったらしい。いや無理だろ。細いし。)
運ぶって僕を?君が?
え、無理でしょ。せめて他の人に頼むとか、
まあ、素直に手伝ってくれるかは疑問だけどさ。
>>1114 フロイド
だってひとりぼっちの相棒を置いて楽しい楽しいお泊まり会に行っちゃうようなひどいアザラシちゃんなんですもの。
フロイド先輩さえよろしかったら召し上がって。
( ぱちりと開かれたゴールドとオリーブに自分の姿を映してにっこりと微笑めば、クッキーを見て不思議そうに首を傾げた彼に何も気にすることなくもらってほしいと伝え。気分の差はあれど、稀に小さな子どものような素振りを見せる彼は見ていてなにだかとても微笑ましく、反省文の隅に落書きを描き始めたのを見てミシェルはさらにくすくすと笑ってしまい。成程、クルーウェルが頭を抱えるわけだ。ミシェルは白紙の1枚を白魚のようなちいちゃな手でぺらりと持ち上げては、ふむ…と首を傾げつつ小さな声でぽそりとつぶやき。 )
他の人の反省文を転写出来る魔法があったら楽なのに…。
>>1115 ルイン
…嗚呼…。
ちょっぴり不本意ですけれど。
( 有名だから。だいたいその言葉の後ろには〝色んな意味で〟 が付属されているものなのだが、目の前の彼はそれをわざわざ口に出すことをしなかったことに優しい人なのかしらと首を傾げ。言葉通り、有名だと言われるのは本当に本当に不本意で決して自分から首を突っ込みに言っている訳では無いことを説明したいがそれも面倒なのかふふ、とかわいた笑い声を漏らして。彼の言葉に軽く肩を竦めては、確かにこの学校では素直に手伝う人間の方が希少(というかほぼ存在しない)だろうし疑うのは無理がないなと苦笑いをして。 )
もちろん1人じゃきっと無理でしょうけれど、頼んだとてこの学園では対価なしに協力してくれる人はほぼ存在しないんですもの。
>1116ミシェル
まぁ、そうか。
(彼女の苦笑いに賛同するように相槌をうつ。確かに良心が欠片も存在していない訳では無いが、いかんせん少数過ぎる。力があるわけでも無く、周りに助けを求めることも無いとなればどう運ぶつもりだったのか。頭に何となく引きづられる図が浮かんで、頭からそれをかき消すように話題を変え)
……で、体調不良者をわざわざひき…、
運んでくれる優しい監督生は図書館に何しにきたの。
(/返信大変遅くなり申し訳ございません。新しく参加された方々もどうぞよろしくお願いします。残りはまた後ほど返します)
>>1068 ノア
女性の誘いを無下にするかよ。だが他の奴にはしない方が良い、本当に食われちまうぞ。
(自分を猫扱いするのも随分なご身分だと思う…という言葉は飲み込んで、ハンと鼻で笑う。この辺はお国柄だろう。特にハーツラビュルのボスあたりは眼の前の彼女同様に真っ赤になって辞退するだろうが。世の中そういった気取ったヤツは多くない。どこまでも世間知らずな司書にやや呆れつつも、彼女の一回り大きい手を開き爪を立てガオと威嚇するように彼女の頭に着地させた。それは幼子にやるような捕食のフリなのだが、しっかり触れと言われたので文句を言われる筋合いはないだろう。と傲慢な曲解をし)
>>1071 イデア
言わせたいヤツには言わせておけばいい。賢いヤツは嫌いじゃないぜ。
(自分とイデアが並んで歩いている現状すらかなりレアショットなのだ。どちらがどちらの寮に行くにせよ噂されるのは間違いない。まぁ、どうせイデアが自分に脅されているだのなんだのとくだらないことを言われるのが関の山。気に掛ける価値もねぇなとフンと鼻を鳴らした。予想に反してかなり早く承諾した相手に片眉をつりあげつつ、わかればいいんだと下瞼を引き上げた)
>>1085 ミシェル
目の前で言ってやったらどうだ?
(マジフトに顔を出した自分が教師にああだこうだと呼び出され練習着で職員室に寄った帰り。パチリと目が合った。トリはトリでも飛べる鳥――学園長の悪口を言う生徒と完全に鉢合わせ。やはり部活に顔出しなど、慣れないことをするものではないのだと思いつつも目の前の生徒の豪胆さは評価しても良いだろう。白い歯を見せ顎を上げ相手を見下げながら尻尾をひとつ揺らした)
(/お久しぶりです。ゲームデータ戻ってきて良かったですね。またお話できる機会に預かれて光栄です!)
>>1099 フロイド
ククク、随分と派手にやったもんだ。クルーウェルの歪んだ顔が目に浮かぶぜ。
(破壊されつくした部屋に口端を上げる。何せこの実験室の管理係の教師の補習に来たのだから。この様子であれば自分のことなど後回しになるだろう。すでに世話役のハイエナはバイトで姿を消し、自分を止める者は誰もいない。今日の功労者に一声掛け、高らかに笑いながら反省文用の白紙を1枚手に取ると、茶色の砂粒になった紙が指の間からサラサラと溢れた。教師は先程1年生に捕まっておりここに来るのは随分と遅くなるだろう。今しがた自分が考えた次の行き先に相手を連れて行っても面白そうだ。故に、オクタヴィネルである彼に、笑いながら救いの手を差し伸べた)
ヤツは暫くここに来ない、逃げるなら今のうちだぜ?
(/フロイド君!初めまして!是非お話させていただけましたら幸いです、よろしくお願いします)
>>1106 ルイン
ったく、集中しすぎだ。何時間飲まず食わずでいた?
(流石に教師の血管が切れそうなので課題の図書を探しに来た。ふとテーブルに自分の寮生を発見したものの、特に気にもとめていなかったが……自分の課題もとっとと終えて帰るかと思った時、チラッと見ればそこには自分が入室した時にすでにいた生徒がいて。開かれたページの厚みから随分とここに長居していることは明白だ。その生徒の頭がふらっとしたと思えば、椅子が引かれる音。足早に駆け寄り、万が一倒れても良いように背中に手を回しながら声を掛けた)
(/ご入学おめでとうございます!サバナクロー生大変嬉しいです。よろしくお願いします)
>ミシェル
つのたろ──そうですね・・・あは、乙女の夜遊びにダイエットは禁止というものです
( 監督生が何度か「つのたろう」と呼んでいる相手、己も人のことは言えないけれど肝が据わってると言われれば恐らくそうなのだろう。きっとこの生徒も、己も、結局はこの世界の住人とは少しばかり違うのだから。テンポよく響く靴の音、鼻歌でも歌い出せそうな程にウキウキ気分の司書を他の生徒が見たら一周まわって不気味がるに違いない・・・とはいえ楽しみなのは疑いようのない事実。甘いものはカロリーだとかいう悪魔が潜んでいるけれど、それはそれ、と言うように鞄を肩にかけ直し )
お店でいっぱい買って行きましょう、余ったら備蓄にすればいいのだから
>フロイド
( 己は魔法が使えない。知識はあっても、どれだけ禁術を覚えていても、使えやしない歩く辞書。生徒が何をしようとしているか、に気が付いて少しだけ後ろに下がれば・・・少しばかり暗くなり始めた教室に光が満ちる。目を細めて、その光の中心を──見据えて、驚いたように目を丸くして、それから記憶にある魔法の中から一致しそうなものを探した。問題児だなんて言うけれど直観的な思考と突飛な行動と、それを扱えるだけのセンスは天性のものなのだと認めざるを得ない。ぱちぱちとまばたきを繰り返し、僅かに目元を緩めて意地悪を )
──今度は材料を勝手に使ったと、怒られなければいいけれど
>ルイン
はい、どういたしまして──もし食べるのが不安であれば捨ておいてもらって構いませんよ
( 疑念の目、というよりは少しばかり困惑した様子に合点がいく。タダより怖いものは無いとも言うし、送り主は司書だし、曰く付きの曰く付きである可能性は否めない。肩を竦めて眉尻を下げたなら、気にしなくて良いとでも言うようにひらひらと手を振って。心配の種は早く摘み取って置くべきだ、この学園においては少なくとも──そう、例えば怪しい薬を入れそうな輩は確かに何人かいるし )
ところで、今日は一体何を読んでいたのです?
>レオナ
──毒だと分かって喰らおうとする犬はもちろんのこと、手でつついてみようとする猫にも出会ったことがなかったのですよ
( 生意気な生徒だ、どこまでも本当に!ぱっと開かれた大きな手がわしっと頭に乗る感覚に、あまり目立ちはしないものの心底拗ねたような──それは揶揄われた事実が気に食わないからであるが、不満気な表情をして。まったく最初から今まで大した生徒だ。ぶんぶんと首を振り、随分と己より大人らしい相手の影から抜け出すように立ち上がればそのまま近くのゴミ箱へと小走りに駆けて・・・断じて逃げ訳では無いけれど、何なら最後の方は最早味すら分からなかったけれど、これは最低限の礼儀 )
ご馳走様でした、美味しかったです!
( / 本体様、お疲れ様です・・・!どうか本体様のご無理のないようにお過ごしくださいませ! / 蹴 )
>>1117 ルイン
お料理の本をね、探していたんです。
鴉料理─── こほん。鶏肉を使ったレシピが見たくて。
( 彼から投げかけられた質問ににこにこふわふわと人畜無害な笑顔を浮かべながら答えていたもののうっかり口を滑らせかけ咳払いの後に本来探していたものを絶妙に誤魔化して。だがしかしお目当てのものはなかったのか呆れたように肩を竦めつつ緩く首を振れば「 でもあんまり美味しそうなレシピは無かったので、大人しくマジカメで探そうと思います。 」 と胸ポケットに入っているマジカメをとん、と白魚のような指で軽く示しては苦笑いを浮かべ。 )
>>1118 レオナ
あら。聞こえちゃいました?
( 聞かれてないかしら、だなんてフラグは見事に回収されて辺りを見回していたうちに美しいエメラルドと目が合えばにこ!と1ミクロンも悪びれなく微笑み。部活動だったのだろうか、あまり見ることの無い練習着の彼は新鮮でミシェルはゆらりと動くしっぽに目を奪われつつルージュで彩られた唇を行儀よく釣り上げて。 )
うふふ、だって目の前で言うとカァカァ煩いんですもの。
煩いのがお嫌いなレオナ先輩ならお分かりでしょう?
( /お久しぶりでございます…!本当に、歯を食いしばりながら集めた推したちが戻ってきて嬉しい限りです……。
私もまたお話できることが本当に嬉しいです…!ぜひまたよろしくお願いいたします! )
>>1120 ノア
そういうのってね、チートデイって言うんですって。
エペルが言ってたわ、チートデイは何を食べてもいい日なんだって。
( にこにこと機嫌良く彼女に覚えたての言葉(意味は若干違っている)を教えれば、ポムフィオーレ寮の姫林檎に教わったのだと自慢げに笑って。最も姫林檎の場合のチートデイは別名:ヴィルサンに見つからないように肉を掻き込む日、であるのだが。マァ食べたらその分動けばいい、だなんて彼女らしからぬ思考になるくらいにははしゃいでいるらしく、お店でたくさん買い込もうという彼女の提案にパッと花が咲くように笑って。 )
賛成!
日持ちするものだったら次回に持ち越せばいいんだもの、いっぱい買っちゃいましょ。
>>1120 ノア
どういたしまして。次は紅茶だったか。
(相変わらず猫扱いという精一杯の抵抗をあしらうように笑みを一つ浮かべて。律儀にお礼を言ってくる相手に、構わないと軽く手を挙げる。自分の分の溶けきったアイスクリームを喉に押し込め、すっかり熱されたベンチから腰を上げて相手を追いかけた。溶けたアイスで口の中は甘ったるく、洗い流すのに丁度いいだろうと店のある通りを指し「行くぞ」と一声掛けて)
>>1221 ミシェル
鳥の鳴き声に風情を感じることはねぇが、飼い犬に手を噛まれて嘆く姿には興味があるな。
(アレは聞かれても良いような声量だった。目下で笑みを浮かべた女生徒にそう確信を得つつも、虎の尾を踏むことはしない。ハンと笑い傷がある方の目を細める。どうせ噛まれようが、わざとらしく悲しがる相手の姿にイラッとするのは重々承知なのだが、一泡吹かせてやりたい反骨精神もある。が、所詮は対岸の火事。巻き込まれる気もサラサラないので、話題をとっとと変えようと提案をひとつ。廊下の窓からは太陽が沈み、すっかり暗くなった景色が見えた)
さて、勇敢なお嬢さん。女の一人歩きは危険だ。送ってやろうか。
>ミシェル
ちぃとでい?──んふ、乗り気な返事でよかった。キミの寮に行く前に買って行きましょうか?
( チート、はズルのことだとして、デー、は日・・・ズルができる日?なんて、少しばかりまばたきをして空中をぽかんと猫のように眺めていたのだけど──花が咲くように浮かべられた笑顔につられるように表情を綻ばせて、この後の計画を練る。荷物は重たいものでは無いから、先にお店に行って、それから寮に向かって・・・ご飯食べて、おやつ食べて・・・この時間帯ならサムのあの店も空いていることだろう。ほんの数歩、生徒の前へと歩み出たなら悪戯っぽく肩越しに振り向き )
あれ飲みたいな、しゅわしゅわするジュース
>レオナ
キミ──司書の我儘を全部聞く必要はないんですよ?別に鴉に告げ口もしませんし
( 出自を思えば、女性に限らず大人の扱いというのに慣れているのだと分かってはいて──交換条件だからとはいえ、相手は仮にも生徒なのだから。示された方へ足を進めながら、おずおずと幾分か高い位置にある目を見上げ・・・対価はもらっているからと言われてしまうのが関の山かもしれない。何度も言わせるなと、思うだろうけれど。もごもごと上手く言葉にならない感情をどうにかこうにか引っ張り出そうと )
・・・ただ、とても嬉しい。から、紅茶を飲んだら、司書はもう十分満足ですよ。今日全部を叶えたら、次のいつかの楽しみがなくなってしまうかもしれないから
>>1122 レオナ
あら。
私、無駄噛みはしないとっても良い子ですよ。クルーウェル先生からもGood Girlと言われてますもの、残念ながらご期待には添いかねちゃいます。
( ころころと鈴が転がるような声で笑っては、彼と同じように紅玉を細めて。そう、無駄にはしないのだ。大事な牙を。─── ただよく研いだ爪でカラスの羽に戯れているだけ。ミシェルはにこ!と音が鳴るように微笑んではちらりと校長室へと目線をやったあとにまた目の前の美しいエメラルドグリーンへと戻して。だがきっとこれ以上は面倒事に介入したがらないであろう獅子から帰り道のエスコートを提案されればぱち、とふたつの紅玉を丸めた後に妙に様になっているカーテシーをひとつ。 )
親切なライオンさんのご厚意、喜んでお受けしますわ。
>>1123 ノア
しゅわゅわ、……。
ふふ、ノアさん炭酸がお好きなの?
( しゅわしゅわするジュース、と普段はあんまり見られない彼女のいたずらっ子のような笑顔と言葉にぱちぱちと面食らったように瞬きをしたものの、すぐに彼女の欲しているものを理解すれば思わずと言ったように笑顔を零しながら自分よりも数歩先にいる司書へと問いかけて。今日はなにだか彼女の新しい一面ばかりが見えていてとても楽しい。ミシェルは弾む音で数歩彼女に近づいては、彼女を覗き込むように体を折り曲げてふわふわニコニコと笑って。 )
男子高校生の血液はそれで出来ているくらいですもの、購買にたくさん種類があるはずですよ。
>1119レオナ
………、寮長?
…飲まず食わず、だなんて大袈裟な。
ちょっと糖分不足なだけです。
(後ろから駆け寄る気配に振り向けばそこには自寮の寮長、レオナ先輩が。何故此処に、と言わんばかりに顔を顰めて。どうやら体調不良か何かと思われているようだが、飲まず食わずぐらいでそうなるほどヤワじゃ無い。
……ヤワじゃ無くなってきている、の方が正しいかもしれないが。嫌になるな。)
というか、何時からいらしたんです?
(/ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。)
>1112ノア
…いや、後で頂くよ。
(流石に顔と態度に出過ぎていただろうか。そんな事を思いながら受け取ったチョコレートを無造作に制服のポケットに突っ込み)
今日はこれだよ。
ええと、なんか、古代の魔法が纏めてあるやつ。
まぁ、時間がかかった割に成果は殆ど無いけど。
(先程まで睨みつけるように読んでいた本をカウンターへ置く。"大体チェック出来た"とはいったものの、その内容はけして多くはなく、取ったメモはほぼ白紙だ。改めて考えたらどっと疲れがきた気がして、軽く溜息をつき)
>1121ミシェル
鴉って……、あぁ。
君も大変だね。
(『料理の本を探しに来た』と言う彼女の返答に絶妙に誤魔化された誤魔化しきれていない恨みを感じて少し同情する。十中八九学園長のことだろう。それにしても、鴉料理か。マジカメで探すと言う彼女に、少し青ざめた顔で口元に手を当てながら続けて)
……少なくとも丸焼きとか、シンプルなのはやめたほうがいいと思う。
鴉は素材の味が良くないから。
>>1125 ルイン
あら。お詳しいのですね。
( 素材が良くない、と鴉を評する彼にぱち!と長いまつ毛に囲われた瞳を丸くして思わず空いてしまった小さな口を隠すように同じくちいちゃな手でお上品に口元を隠し驚きを露わに。食べたことがあるのかしら、サバナクローの方ってもしかして食生活もワイルド…?と若干失礼なことを考えながらこてりと首を傾げては緩くウェーブした髪は重力に伴って肩からさらりとこぼれ落ちていき。 )
味の強い更新履歴を使ったりしたら食べられるのかしら…。
>ミシェル
ん──何でしょうね、あまり飲んだことがないから興味があって
( 好きか嫌いかを判断出来るほど好んで飲む訳では無いけれど──ふわふわと揺れる髪とは裏腹に硬質な靴音、こちらに合わせるように少しだけ近付いた目を捉えたまま緩く微笑み直して。瓶の中で揺れる、人工的なカラーリングと、紅茶には存在しない泡ぶくが浮かぶ不思議な飲み物・・・なんと言うか、帰り道を失った少女なら迷いながらも飲んで身長を伸ばしたり縮ませたりしそうなものだし、脚を得た人魚なら泡になる前に飲み込んだそれのようだし。遠くに見えた店の灯りに視線を向け、まだ開いているのであろう様子にゆるゆると伸びをひとつ )
薬室と同じくらい並んでいる時もあるし──いや、あれは発注ミスの可能性があるけれど
>ルイン
そう──これを一息で読むのは疲れたでしょうに。分量もそうだけれど、勉学のために読むには重たいものだ
( まあ差し上げた身だから、そのお菓子の結末がどのようなものであっても構わない。気にしないで良い、と言うようにカウンターに頬杖をついては置かれた本のタイトルを撫でるように視線を落とし。難易度が凄く高い、わけではないけれど、分量と応用と、あとは日常的に関連性のあるものではない内容も多いその本は──サクッと読むには重たい代物だろう。少しだけ遠くを見るように視線をあげ、まばたきを一つ )
奥の棚から三列目、上から五段目の右から四番目・・・と、その一段下の本。貸し出されていないはずなのだけど、この本より分かりやすいと思うよ
>>1127 ノア
ふふ。
舌がピリピリするのでとても面白いんですよ。舌の上で星が弾けているみたいに。
( 自分が元いた世界になかった炭酸という飲み物は、こちらの世界に飛ばされてきてからエース達に教えてもらったもののひとつ。最初に飲んだ時はすごく驚いたけれど、だんだん慣れていくにつれて夏の暑い日にはとびきり冷たく冷やした炭酸が飲みたくなるようになったものだ。お店の灯りが遠くに見えれば、それに近づくにつれて影が濃くなっていく。隣に歩く彼女に上記を答えながら彼女も好きになってくれたらいいな、なんて柔らかく笑って。 )
たまにおかしなものが沢山並んでいる時ありますよね。
この間は子供用の水鉄砲が沢山並んでましたけれど……あれはなんだったのかしら。
>ミシェル
んふ、それは楽しみ──なぁに、その面白い話。サムったら、時々とびっきりおかしなことをするものだから・・・ふふ
( 弾けるような星が、あるいは甘味と鮮やかな・・・夏の欠片のようなものが、身体の中に収まるのならどんなに素敵だろう。ふと視界に捉えたのは柔らかく優しい笑みで、もしかしたら──もし、自分がもっともっと彼女たちと同じくらいの年齢で、もし一緒にこの場所に通えていたのなら、こんな毎日が続いていたのかもしれないな、と。子供用の水鉄砲があったなら、きっと水風船とかもあったのだろう。広い場所で遊びまくる生徒の姿をぼんやりと想像して笑いながら、サムの店の扉を開けて )
そうだ、せっかくなら水鉄砲の在庫も聞きましょうか。キミの寮の庭で水やりにでも使えばいい
>>1129 ノア
ふふ、とっても素敵!
中に赤いペンキを詰めたら楽しくバラ塗りもできてしまいそう。
( ギィ、と硬い音と共に開いた扉の先はいつもと同じ、雑多で整頓されていないようにも見えるのに不思議と不快感の感じない不思議な灯りの店内。彼女の提案にぱち!と紅玉を丸くさせてはいたずらっ子のように微笑みながら魔力のない自分が薔薇塗りを手伝う際に使っているハケよりも余程楽しく簡単に作業が出来そうだと零して。最初から赤い薔薇を植えれば良い、と呆れ返った入学当初も嘘のように今ではすっかり白薔薇を塗る作業にも手馴れたものだ。どうやら先週は大量に置いてあった水鉄砲たちは今は裏の方にしまわれてしまったのか、今回は様々な種類や味のスナック菓子たちが陳列されており。ミシェルは白魚のような指先でそれらを指刺せば彼女の方へと振り返り。 )
見て、ノアさん。
まるでお泊まり会のためにあるようなお菓子たちじゃない?
( / 返信速度にあまりにもムラがあり、申し訳ございません・・・ )
>ミシェル
見つかったら大目玉ですね──本当に!え、わ、あ、どうしよう、甘いものはある?司書は甘いものがいい、とびっきり甘いもの!
( 扉の向こうは、それこそ禁書やお使い、あとは夕食やらの買い出しくらいにしか訪れないものの店主は勝手知ったるようにヒラヒラと手をカウンターで振っている。軽く片手を挙げて振り返しながら、生徒の無邪気な様子にくつくつと笑って──ああそうだ、と思い出したように肩越しに店主を見やっては片手の指一本、人差し指をそっと己の唇へ当てて。生徒の寮へお泊まりだなんて、一応黙ってもらった方が賢明なものだから。聞こえた声に視線を戻し、白魚のような指先が示すその場へルンルン気分で駆け寄ったなら、隣に寄り添うように立ってきゃっきゃと声を上げ。見るからに美味しそうなそれら、カロリーだとかいうものは生憎気にされるべきなのだろうが、日付を超えればゼロカロリー理論で良いだろう。手近なチョコレートとドライフルーツのスナックのようなものを手に取り )
んふふ──ねえ、どうせなら端から端まで一種類ずつ買って行きましょうか?
>イデア
( / お顔出しありがとうございます!ご無理はなさらずお過ごしくださいね!! )
( / ふと気がつけば、この学園で生活を始めて4年が経過しておりました!
司書として、参加者様との卒業や再会を幾度と繰り返し、はたまた中々図書館に戻れずにいた期間もありつつも
ここまでご参加いただいた皆様に突然ではございますが、改めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございます!
これからも皆様のご負担にならないように
また、古いトピだからと怯えずに新しい参加者様とお会いできましたらとても嬉しいです。
司書 ノア)
(/四周年おめでとうございます!こうして皆様とゆっくりですが交流できてとっても楽しい時間をいただいております。改めて御礼申し上げます。
返信はまた今月末ギリギリか月初めにさせていただきます。お待たせしてすみません。
今後とも獅子共に何卒よろしくお願い致します)
(/4周年おめでとうございます!ゆっくりペースですが主様やみなさんと楽しく交流させていただいています。このトピを作っていただきありがとうございます、これからも宜しくお願いします。
そして返信はもう少しかかりそうです、おまたせしてしまいすみません…!)
( /4周年おめでとうございます!
無理せずゆったりとしたペースでお話ができるこの場所がとても居心地が良く、いつも楽しくお話させていただいております…!
いつもオリジナリティも強ければ我もキャラも強い娘と根気強く接してくださり皆様本当にありがとうございます、どうぞこれからも末長くよろしくお願い致します…!! )
>1132 ノア
、─── …ふふ!
とびきり甘いものね、賛成!
( 普段冷静で大人しいイメージのあった彼女が、今では自分の隣できゃっきゃと楽しげに頬を弛めてくれるのが何だかとても嬉しくて。ミシェルはぱち、と紅玉を丸くした後にゆるゆるとそれを細めてはにこ!と音が鳴るように笑って隣の彼女の言葉に頷いて。元の世界でもこんな風に年相応のはしゃぎ方なんてした事がなくて、これはこの世界に来てから悪友─── もとい1-Aの仲間たちに教わったものである。チョコレートとドライフルーツのスナックを手に取った彼女からの甘美な誘惑にアハ、と思わず吹き出してしまえば「 ノアさんったら悪い方! 」と全くそう思っていないような笑顔と声色で述べつつ、恐らく今の一連の話を聞いていたであろう店主の方へと振り返り。全ての会話を聞いてきた耳聰い店主はお決まりの台詞と共にどうやら商品の用意をしてくれるらしく、これで夜通し語り明かす為の下準備は完璧。あとは夜ご飯の食材と適当なものを買うだけだろう。ミシェルは店内をぐるりと見渡しては端麗な眉を潜めながら苦笑いを浮かべて、様々なものがある故に目移りしてしまう店内へ苦言を漏らし。 )
Mr.のお店は本当に沢山素敵なものがあるから長居すると無駄使いしてしまうから困っちゃいます。……ノアさんは他に何かいるものはある?
>レオナ
( / ありがとうございます!こちらこそ、今後とも司書共々よろしくお願いいたします。引き続きご無理のないように、ご自愛くださいませ! / 蹴 )
>イデア
( / ありがとうございます!こちらこそこれからもよろしくお願いいたします!返信速度はどうかお気になさらず、お身体にお気をつけてお過ごしください! / 蹴 )
>ミシェル
( / ありがとうございます!こちらこそ生意気な司書がお世話になっておりますー!これからもふとした瞬間に思い出していただけるような学校を守って参りますので引き続きよろしくお願いいたします! / 蹴 )
──そうですね、特段お菓子以外で必要なものは・・・
( 少しだけ違う場所かもしれないけれど、魔法が使えない者同士。仲良くしようだとか、可愛がろうとかそういう感情で声をかけたつもりはなかったが、年相応の反応をされるとこちらも嬉しいものがある。くふくふと小さく笑いながら、店主の決め台詞を聞き流し己も店内を見回して──お菓子があれば十分だ、特に今回は取り置いてもらっている本がある訳でもない。時に、司書のお菓子の爆買いには慣れているらしい店主も当然のように持ち帰り用の袋を用意してくれている。せっかくなら冷凍食品のようなものも見ておくかとケースに足を向けて )
あ。帰り道、アイス食べながらとかどうです?
>1137 ノア
!
おうちに帰る時の買い食いはいちばん大事だわ!
( 冷凍食品のケースへと華奢な足を向けた彼女の言葉にハッ!と重要なことを思い出したように深紅の瞳を見開いては直ぐにその表情はパッと咲くような笑顔に早変わり。自身も彼女に続いてぱたぱたとケースの方へと駆け寄れば、色とりどり種類様々の氷菓子たちの誘惑に瞳を輝かせて。「 どれも美味しそうで迷っちゃう…!あ!見てノアさん薔薇の形をしたアイスですって! 」と年相応にきらきらきゃぴきゃぴとはしゃぎながらカラフルな一輪薔薇の花のような色形をしたアイスクリームを手に取ってふわりと笑い。元の世界に居た頃には考えられなかった買い食いという習慣なんてそもそも知らなかったようなレベルだったのに、この学園に来てからというもの悪友たちに色々な学生らしい遊び方を教わったそれもスッカリ手馴れたようなもので。 )
>ミシェル
買い食い──ふ、あは、んふふ。キミには薔薇が似合うもの、それにしたらいいよ
( ケースの中にあるアイスは、よく見てみると少しずつ寮をイメージしたような色味のものが含まれているようで──どれも味も申し分なく、これはあれだろう、きっと、こう、マジカメ映えというやつなのだろう。冷たく美味しい薔薇を手に笑う少女はどうにも歳相応の麗しさを持っていて、己よりも高い位置にある瞳を可愛らしいものでも見るように見上げてから・・・己は適当にクッキーでアイスを挟んだ代物を手に取る。教師陣をイメージしたようなアイスはもちろんないが、ミルクティー味というのは少々心惹かれるものがあったので。買い食いと言う言葉が似合わない生徒も居たものだと僅かに喉を鳴らしながら笑ったまま、レジへと足を向けつつ軽く手招きをして )
ほら、他に買いたいものがあったら持っておいで。
( / ご参加くださっている皆様
いつも素敵な物語を紡いでいただきありがとうございます!
過去ロルを探すことが大変な場合
また、過去にご参加下さった方で長期不在にて参加しにくいと感じているなど
お悩みがございましたら、お気軽にお申し付けください。
ノア背後につきましては、
新規絡み文でご参加いただく形でも
過去のものにお返事をいただく形でも、とても嬉しく思います!
新規絡み文をご投下いただき、背後様同士で過去の物語を続けるか否かをご相談いただく形でも不都合ございませんので
※そのためのレス消費はお気になさらずに・・・!
お気軽にご負担のない形でご参加くださいませ!
※蹴推奨 )
>1139 ノア
!
─── …ふふ、ほんと?でもよく言われるわ。
( 薔薇が似合う、だなんてこの学校の思春期男子たち(一部除く)には決して言えないであろう殺し文句にぱち…と薔薇色の瞳を丸くすればそれをほろほろと溶かすように少し大人びた微笑を浮かべて見せて。もちろん、彼女の戯れということを理解してるのでエースたちがよくしている〝 悪ノリ 〟というやつだ、あと持っているアイスは紛うことなきハーツラビュル寮のものだし。先にレジに向かう彼女の後を高いヒールの音をかつん、と鳴らしながら優雅に追えば特に他に買いたいものもなかったのか制服のポケットから薄い財布を取りだしながら「 今日はもう平気!お夕飯の材料もさっきサムさんに預けたもの。お会計しましょ! 」と、元の世界ではこうして自分で財布に触れる機会も無かったため嬉々として店主へと会計を頼んで。 )
>ノア
少しだけならいいです…色々やること終わってからですけど
(司書の問いかけと伸ばされた手に目を伏せながら返した。普段は呪われているからと髪を触らせることはしないが彼女と監督生は特別だと、それだけ心を許している相手だと伝えるように視線を向けた後部屋の扉を片手で開き「先に入ってて、僕は荷物置いてノート返して来るから」と告げ一度寮長室に移動して)
>レオナ
気にしない方が良いですな…悪く言う奴らは後々痛い目見るのがオチですし…
(噂されるのは慣れてるしと目を伏せつつ告げた。その後「…頼まれた事は遂行する主義なんで。それに断って面倒な事になったら困る」と返し視線を逸らし目的地に向かう事に集中して)
>ミシェル
……監督生氏意外と毒舌…
(部活が終わり自寮に帰る途中。偶然学園長室の方から聞こえてきた声に目を伏せながら思った事を口に出し本人に気づかれる前に足早にその場を去ろうとして)
(/お久しぶりです。また交流出来て良かったです。絡み方がこんな感じになってしまいましたが仲良くしていただければと思います。宜しくお願いします…!)
(/遅れてすみませんでした…!)
>ミシェル
──サム、
( 大人びた表情も己より幾分か高い身長も、時折ニヒルに歪む口元も全てがこの生徒を形作るものであり、凡そ子供らしいとは言えないそれも魅力の一つ──だから司書は、大人だから何も言わないのだ。どこか嬉しそうに財布を取り出す姿に、いや生徒に払わせるわけがないだろうと止めようとして楽しそうな横顔に口をつぐみ──その代わり、店主を見上げてたった一声。察しの良い奴だ、勿論だともと言うように明らかに商品料よりも安い価格を口にした彼は“沢山買ってくれたからサービスだ”とでも言うのだろう。勿論足りない分はお礼と合わせて後々司書が渡すが、そもそも持っていても持て余すものだから丁度いい )
今はキミに任せても大丈夫ですか?後で寮で“割り勘”というやつにしましょう
>イデア
──はい、お邪魔しますね
( 良いんだ、とどこかで少しだけ嬉しく思った己がいる。彼は生徒とはいえ、“あの”イデア・シュラウドで、己は司書とはいえ違う世界からぽっとやって来て帰れなくなったまま酷く長い時間が過ぎた謎の人間だもの─司書に触れられる方が怖いだろうに、と他人事のように思ってしまうのも仕方がない。促されるように室内に踏み入ったなら、壁側に荷物を置いて、置かれていたベッドにポスンと頭を預けながら床に座り・・・静かで良い寮だ、と一先ず休憩がてら目を閉じて )
( / 滅相もないことです!どうかご無理だけはなさらず、引き続きよろしくお願いいたします! )
(/顔出し失礼します!暑い日が続いていますので熱中症対策をしっかりしないとですね…そして返信は出来次第返しますのでもう少しお待ちください)
>イデア
( / コメント残しありがとうございます!暑い日々が続いていますね、お身体にお気を付けてお過ごしください! / 蹴 )
>>1143 イデア
─── あら!ごきげんようイデア先輩。
( キラキラ、ぱちぱち。炎の弾ける淡い音は誰がコッソリと通り過ぎようとしているか直ぐに分かってしまう。ひょっこりと角から彼のいる方へと顔を出せば不自然さすら感じさせる完璧な笑顔を浮かべればそのままヒールの冷たい音を響かせながら彼の方へと近付いて。ブルーの炎はグリムの炎とおんなじで不思議と恐怖感や驚きもなく見慣れてきた今ではただただ美しいと思うだけで、無論髪だけではなく彼の冷たい美貌もとても羨ましいのだけれどそれは今歓迎ないので置いておくとして。ミシェルはすい、と彼の耳元にさくらんぼ色の唇寄せては「 今、なにか、聞こえておりまして? 」と一言一言はっきりゆっくり区切りながら問いかければこてりと金糸を揺らしながら首を傾げて。 )
( /お久しぶりです!絡んで頂きありがとうございます…!!
ぜひ!こう見えて弊娘はゲームとか好きなのでぜひ一緒に遊んで貰えたら嬉しいです……!/蹴可 )
>>1144 ノア
ええ、もちろん!
うふふっ、割り勘もね、この世界に来てからお勉強したからわかるわ!
( 彼女の言葉に年相応に表情を綻ばせながら嬉しそうにこくんと頷けば、元の世界では財布をそもそも持つことがなかったので当たり前だけれどこちらに来てから悪友たちに教わった〝割り勘〟を嬉しそに承諾して。流れるようにペラペラと言葉を操る店主から告げられた金額は思っていたよりも存外安いもので、サービスだと言われてしまえば納得する他にはないだろう。ミシェルは店主ににこにこと嬉しそうに礼を告げながらたどたどしい手つきでマドルを数えていけば無事に会計が終わり。さて問題はこの乙女の買い物ハイによって出来た山のような商品たち。ミシェルはあらら、とどこか他人事のように紅玉をぱちりと瞬きさせては彼女の方をくるりと振り返って「 いっぱい買っちゃった。 」とどこか悪戯っぽくうふうふ笑って。 )
( /返信が遅くなってしまい大変申し訳ありません…!!
暑さや自然災害にも負けずなんとか生きております…!!背後様もどうぞ健康にはお気をつけてお過ごしくださいませ…! )
>イデア
( / 本体様がご無事で安堵いたしております!どうかご無理はなさらず、身の安全を第一にお過ごしくださいませ! )
>ミシェル
うんうん、キミのような生徒はそうやって子供らしく笑っていた方がいい──ああ、そうですねぇ
( 割り勘という言葉一つ、あるいは口八丁な店主の可愛らしくて素敵な嘘一つでコロコロと表情を変える少女は傍目から見ても愛らしく年相応だ。たどたどしくマドルを数える指先は傷一つないもので、本来はきっとこんな紙を数えることもなかったのだろうし。と、赤い宝石のような瞳がこちらを見て悪戯っぽく揺れるもので視線を追えば──まあ予想はしていたが、如何せん己も時折こうして山ほど買い込む癖があるものだから対処法は知っている。ただ、一応念の為に、それをこの生徒が望むか否かを確認するように少し高い位置にある赤を見上げたまま )
キミさえ良ければなのだけどね、食べ歩き用のアイス以外はキミの寮に送ってもらおうか?──司書はよくお願いしているんだ、一瞬で届けておいてもらえるけれど
( / こちらこそ遅くなりました!ご無事で何よりでございます、引き続きお気をつけてお過ごしください! / 蹴 )
>1150様
( / お返事遅くなりまして恐れ入ります!エースでのご参加不都合ございません、ありがとうございます!お手隙の際に初回の絡み文をお願いしたいのですが、大丈夫でしょうか?場所、時間はお好きなところからで結構ですのでご検討いただけますと幸いです! )
部活ないのはすこしラッキーだけど暇だな~。他のクラスのやつらまだ残ってるかな(講義がおわり放課後。デュースたちは部活に行ってしまったが自分がはいってるバスケ部は今日休みで。暇してるため他クラスの様子を見にいこうと教室からでて
(/参加受諾ありがとう御座います!似非だと思いますがよろしくお願いします!!)
>エース
( 図書館にCLOSEDの看板を掛け、おやつ兼夜食を買おうとサムの店に向かう道中、時間も時間だからか多くの生徒がすれ違っていく。廊下の端を影のように歩き進め、教室の前を通り抜けようとした最中──普段であれば部活に向かっているはずの姿が目に留まり・・・生徒数も減ってきたこの状況で声もかけないのはどうなのか、と己の中の僅かな善良性が言うものだからと口を開き )
トラッポラさん、本日は部活おやすみですか?
( / 絡み文ありがとうございました!古いもので恐縮ですが、こちらのプロフも置かせていただきます・・・>>2。これからどうぞよろしくお願いいたします! / 蹴 )
ノア先生>
そうなんすよー先生はなんでここに?図書館いなくていいの?(放課後にいきなり先生から話しかけられると少しドキッとするが表情にはださず、聞かれた事に頷いて。図書館司書の相手がどうして1年生の階層にいるのか気になり今度は自分がたずねて
>>ノア
!
なんて便利なの、そんなことが出来るのね…!
この世界に来てからはね、お手伝いさんが居ないから一人で頑張って持って帰っていたの。良い事聞いちゃった!ぜひ使わせていただきましょ!
( 彼女からの甘美な提案にぱぁ、と赤い宝石を輝かせればこちらを見つめる彼女のビターチョコレートのような深い色の瞳を真っ直ぐ見つめ返しながら嬉しそうにぱちぱちと拍手を。自分と、それから人よりも数倍食べる底なし胃袋のグリムがいるお陰で家計は基本的に火の車だし買い物帰りだってとっても重たくて大変なのだ。いつもサムの話もそこそこに急いで寮に帰って夕飯の支度をしていたので全く知らなかった魅力的な制度にぜひ肖りたいと彼女の言葉に頷けば、自分よりも少し位置にある彼女の小粒な耳に唇を寄せてはそのままこっそりと悪戯っぽく囁き。 )
お陰様でちょっぴり腕に筋肉ついちゃったの。学園長ったらそんな便利な魔法があるなんて教えてくれなかったのよ、許せないわ。
>>エース
わっ。びっくりしたあ。
( 何だか今日は朝から気分が悪くて、午後までは頑張ったのだけれど矢張り顔色が悪いとの周囲からの言葉で午後から今までずうっと保健室で寝ていた。結局具合が良くなったのもついさっきだったので午後の授業ぜんぶ無駄にしちゃったな…と眠りすぎたせいでやけにぼんやりする頭を抱えながら廊下を歩いていれば、自分が扉を触る前に勝手に開いた教室の扉にびく!と肩を跳ねさせて。どうやら勝手に開いたわけではなく、いつも気が付いたら隣にいる悪友…もといクラスメイトのエースで。ぱちり、と彼とおんなじ朱色の瞳をまん丸にしながら見知った顔であったことに安堵の息を吐き。 )
( /初めまして、オリジナルの監督生で参加させていただいているものです!
もし宜しければお話させてください~!よろしくお願いします! )
監督生(ミシェル)>
それはこっちのセリフ、体調悪いって言ってたよな?まだ残ってたんだ(ガララとドア開けるとクラスメートの女子が立ってて同じ様にワァッと短く悲鳴あげて、朝からだるそうにしてた相手は昼食の時間がおわってすぐ保健室にいき午後はいなかった。そんなだから深刻で早退したのかと、けっこう心配したぶん居残ってる相手に口をとがらせ
(/声かけありがとうございます!最近はじめたばかりのど新参ですがどうか宜しくお願いします!)
>>エース
えぇ、少し体調が良くなったから鞄を取りに来たの。
……残念ながら午後の授業には間に合わなかったけれど。
( どうやら心配をしてくれていたらしい心優しい〝マブ〟に心がぽかぽかと暖まれば昼食時よりもずっと顔色の良くなった頬に手を当てながら困ったように苦笑して。2人で1人の生徒である自分の相棒であるグリムは『子分の分まで俺様が授業を受けてやるんだゾ!』と鼻息を荒くしていたけれど、今この教室に居ないということは補習かどこかに行っているのだろうか。自身の鞄を手に取れば「 そういえばエース、部活はいいの? 」と普段ならば放課後はバスケ部に勤しんでいるはずの彼にふと目を向ければ不思議そうに首を傾げて。 )
監督生(ミシェル)>
あーー荷物ね、それくらい俺かデュースに言えばそっち行ったのに…(かばんを取りに来たと聞けば小さなグリムでは運ぶのはむずかしいとしても自分たちなららくらく保健室に届けられたのに、と複雑そうな表情を浮かべて。部活の事を聞かれればうきうきを隠しきれず「今日はバスケ部休みー!だから暇してる人いないかなって。そしたらお前が来たわけ、まぁさすがに体調わるいやつは誘わないけど」と放課後になっても教室にのこってた理由を話して
>>エース
あら。どおりでフロイド先輩が中庭で遊んでいると思った。
( バスケ部が休み、と聞けば保健室から教室に来るまでの間にバスケ部の中でもかなりの武闘派(オブラート)な先輩が中庭にて柄の悪いサバナクロー生となんやかんやしていたことを思い出したのか納得したようにルビーの瞳をパチ、と丸めて。だがしかし、彼の気遣いもありがたいのだがせっかくの部活が休みだと言うのに暇を持て余しているマブを1人置いてオンボロ寮に帰るほど自分も薄情にはなれないので、にっこりと微笑んで。「 ね、エース。私今結構元気なの。それからね、午後ずうっと寝ていたから遊びたい気分だわ。 」と午後の授業を全て休んでいたのならば元気になった放課後に遊ぶべきではない、というのが優等生なのだろうけれど自分は残念ながら優等生では無いので悪戯っぽく首を傾げて。 )
( / あまりにも亀返信で申し訳ございません! )
>エース
司書にも気分転換は必要なのですよ──キミ、さては時間が有り余っていたりとか、しますよね?
( なぜここに?と問われても・・・だなんて思考が過ぎったもののよくよく考えてみれば生徒が多く集う場所で放課後までセンセイの顔なんざ見たくは無いものかもしれない。少しの申し訳なさと、己のセンセイらしからぬ見目で許しておいてくれという思いを込めて肩を竦めてから・・・ふと、部活がないのなら、買い物の荷物持ちでもお願いしてはどうかと脳内で損得のそろばんを弾いてみた。ご褒美は勿論与えるとして、手伝って貰えたならサムに預けていた本も受け取れるだろうし、悪くない。少しばかりいたずらっぽい表情を浮かべたなら生徒を見上げ、 )
キミを司書の荷物持ちに任命しようかと思うのだけれど、キミの欲しいものはサムの店にあるかな
>ミシェル
んふ──だって、この魔法をサムに任せたのは司書だもの!キミも使っていいと早くに伝えておいてあげれば良かったね・・・あ、鴉には内緒ですよ。司書の魔法の知識は公的に使ってはいけないことになっているからね
( 元の世界には、彼女の周りには彼女を支える人間が数多くいたのだろう・・・己には、もうそこまで己の元の世界の記憶がないのだけれど、この生徒はこちらに来たばかりなのだから、うん、うん。不平不満は小さく、掘った穴に閉じ込めても出てきてしまうものなのだからと聞こえた言葉にくつくつと笑って、己も背伸びをして少し高い位置にある耳へとイタズラを多分に含んだ言葉を並べて。魔法は使えない、知識はある、それならば、使える相手に使ってもらえばいいのだ・・・まあ、いくらか使ってはいけない魔法を組み合わせた都合で褒められた行為ではないのだけど。視界の端でやれやれと首を振っている店主を捉えたなら、慣れた様子で買った袋の中から2人分のアイスを取り出して )
でも、ふふ、怒ってもいいかもしれないですね。鴉の手羽先と女の子のやわらかい腕じゃ希少性が違うのだから
>>ノア
ふふ!仰せのままに、女王陛下。
( 彼女が背伸びをして艶やかな唇が耳元に近付けば少しでも彼女の負担を減らすように少しだけ体を傾けて話を聞く姿勢をとり。だがしかしどうやら可愛らしい見目に反してこの司書が行った魔法は表沙汰としてはあまり宜しくない魔法のようで、そうなの?と思わず店主の方を振り向けば恐らく共犯であるらしくヤレヤレと諦めモード。ミシェルは思わずくす!と笑ってしまえば彼女から一歩距離を置いて慣れたような仕草でお手本のような美しいカーテシーを。正確には彼女は自分の女王陛下では無いのだけれど、図書室の女王という意味ではマァ間違いでは無いのだろう。彼女が袋の中からアイスを取りだしたのを確認しては、店主へと後のことを頼んで店を出て。もう夕方と言うよりも夜に近い空の色を見上げては煌々とこちらを照らす月に赤い瞳を細めては此方の愚痴に付き合ってくれる優しい彼女へとそうでしょう!と唇を突き出し。 )
その通りよ!
この学園でそれをわかってくれないのは学園長くらいなのよ、クルーウェル先生やトレイン先生はよく分かってくださるのに。
>ミシェル
( 麗しい女王様にはなれやしなくて、かと言ってトレインのように教師然とした態度も似合わず、クルーウェルのように生徒思いでもなければバルガスのように生徒を守れるような強さもない。そんな司書の前に軽く膝を折り頭を垂れる生徒のことを可愛いと思いこそすれ、その礼に返せるものは手に持っているアイスくらいのもの。掴みどころのない笑顔でサムに後のことを任せて、店を出れば少しだけ冷たい風が頬を撫でる。アイスはまだまだ美味しい時期だけれど、夜はそろそろ薄手の毛布を用意してもいいだろう──と、不満気なご令嬢に軽く笑いながらアイスを片方差し出して。向かうはオンボロ寮、夜は長いのだから不平も不満もお好きなだけ聞こうじゃないか )
んは、そこにバルガスが居ないのが本当に!仕方があるまいよ、元々ここは男子校なのだから・・・まあ、司書は断然キミの味方だけれどね
>イデア
( / 涼しくなって参りましたね!お体にお気をつけてお過ごしください、お越しいただきありがとうございます! )
( / これは戯言なのですがハロウィンとんでもなくないですか・・・キャパオーバー気味です・・・皆様も素敵なハロウィンを・・・ )
>ノア
…お待たせ…って、寝てる…?
(用事やらやることを済ませた後寮服の上着の襟を整えながら相手の居る部屋に戻った。彼女を自分の寮に泊める事を承諾したのはそれだけ心を許している相手だと言う事を示していると考えつつ扉を開きベッドに寄りかかりながら目を閉じている司書の姿が見え静かに近づき様子を伺って)
>ミシェル
……ヒィ、か、監督生氏…!
(なるべく気配を消しながら廊下を歩いていて不意に耳元で聞こえた声に肩を跳ねさせ恐る恐る視線を移した。自分の暗闇でもわかる蒼い髪はやはり目立ってしまうのかと考えつつ「…何も言ってナイデス…」と先程の呟きを誤魔化すように返し視線を逸らして)
>エース
アズール氏は相変わらずですな…
(部活で使うボードゲームを抱えながら廊下を歩き部室へと向かって。移動する直前に同じ部活の後輩にマジカルライフゲームをやりたいと言われまた賽子の出目がどうのこうのやるだろうかと目を伏せふと1年の教室から出てきた相手を見かけ部活休みなのかと首を傾げて)
(/絡ませていただきました、イデアで参加させていただいている者です。絡みにくい文などありましたら伝えてください。宜しくお願いします…!)
>イデア
・・・かろうじて起きているよ、キミ
( 静かな寮だから、あるいは図書館にも似て涼しいからか分からないけれど微睡みの中で意識が落ちたり浮上したりを繰り返して。偶然意識が浮上したタイミングで聞こえた声と知った気配に瞼をゆっくりと持ち上げ。ゆらゆらと揺れる青い髪をじっと眠気の残った両目で見上げてから身体を少し起こして床に座ったまま生徒を見上げ )
キミの寮は涼しくて、静かで、キミは司書を怖がらないし居心地がいい。居座りたいくらいですよ
>イデア
( / 本体様ハッピーハロウィン!ご負担にならないようにしていただけましたら嬉しいです! )
>皆様
( / 皆様も、ハッピーハロウィン! )
( / もうすぐハロウィンも終わりですね・・・次はクリスマスですか!皆様にもよきクリスマスが訪れますように。
新しい参加者様も、お気軽に!
既にご参加いただいた皆様も「場面のリスタートしたい」「役柄を変更したい」などございましたら、そちらもお気軽にお声がけ下さい! )
( / 支援も兼ね書き込み失礼します!以前ラギーそしてフェローで参加させていただいた者です。新SSRの眼鏡ラギー君の可愛さに身悶えると共に、この学園で楽しく過ごさせていただいた記憶がふと蘇りまして。もしよろしければラギー役で再参加させて下さいませ…! )
>1172様
( / ご無沙汰いたしております! また支援もありがとうございます、この場を思い出していただき嬉しく思います。
ハロウィンイベントも新規も全部かわいくて・・・ぜひぜひ再参加ください!
お手数ですが新規絡み文をお願いできますでしょうか?場面などはお好みの設定で問題ございませんし、もしご不都合でしたらこちらから投げることも可能でございます。
また学園生活を共に過ごせるのを楽しみにしております! )
>主様
( / ご無沙汰しております。幽霊生徒と言っても過言ではない登校率にも関わらずいつも温かく出迎えて下さり、本当にありがとうございます…!!
絡み文ですが賢者の島の情報が少しずつ明かされてきた為、差し支えなければ学外で皆様と交流させていただきたいと思っているのですが、生徒が街に外出することは規約違反となりますか…? )
>ノア
…お、起きてた…良かった
(起こそうかと迷っているところで司書の声が聞こえ少し目を見開いた後安堵したように目を伏せて。微睡むくらい居心地がいいのかと考えつつ相手の言葉に「居座られたら居座られたで困る…けど居心地がいいのは分かります。故郷の環境に似てるからかも知れないけど」と話し隣に座って。司書の事は未だに分からないがなんとなく自分と似ていると感じつつ思い出したように僕の髪、触る…?と視線を向け忘れているだろうかと視線を逸らして)
(/体調不良で遅れてすみませんでした…!無事回復したので返信を返します)
>ラギー
( / いえいえそんな!? 登校いただけることが嬉しいです。これからもぜひお気軽に登校していただけたらと思います!
もちろん学外での活動も問題ございません! むしろ学生らしくて素敵かと・・・! ぜひともおでかけください! )
>イデア
( まさか子供でもないのだから寝落ちだなんて!とは言えなかった・・・事実寝落ちかけていたわけで。隣に腰を下ろす生徒に倣って身体を起こし──この寮長の故郷といえばあの島か──と思考を巡らしてみたりして。こちらを見据えた暗く光るイエローの瞳を見上げた後、逸らされる視線に導かれるまま嬉しそうに──手を伸ばして触れる直前に動きを止めて、おろおろと手元と髪とを目が行き来 )
あ──キミがお嫌でないのなら、触っても構わない?
( / 体調は大丈夫ですか!? 季節も変わり目、くれぐれもお大事になさってください・・・返信ありがとうございます! )
>all
えーっと次はどこに……ってちょっとちょっと君たちどこ行くんスか!?
( 授業のない長期休暇は絶好の稼ぎ時であり、すでに部活納めもした今年のウィンターホリデーは麓の街で長期バイトに励むと前々から決めていた。得意の動物言語とペットシッターのバイト経験を生かせると思い、業種はドッグカフェのスタッフ。今はオーナーの指示で店の犬達を散歩に連れ出している最中で。人の邪魔にならぬよう道端に寄り、お散歩コースが書かれたメモを確認していると急にリードを引っ張られる感覚が。引きずられるがまま着いて行き、やがて一斉に立ち止まっては尻尾を振って絡もうとしている彼等の目線を追い掛けた先にいたアナタに対して。 )
うわわ、スイマセン!すぐ離れるんで……
( / 主様ご回答感謝致します!絡み文を投下させていただきますが、絡み辛い等ありましたら文を練り直し再投稿致しますね。再三となり恐縮ですが皆様、仲良くしていただけると嬉しいです! )
>ラギー
( 外の空気がしんとしていて、まだ本番とは言い難いもののモフモフのマフラーに鼻先を埋めて手に抱えているのは紙袋・・・鴉のお使いという名目で久方振りに出て来た図書館の外。随分と冬支度が進んでいた街並みを興味深げに歩き、頼まれていた品物を受け取った後の自由時間をどうしようかと手近な店を梯子していた・・・のだが。突然聞こえた声にパッと振り返り、否、足元に視線を落とすととても興味深げにこちらを見上げる存在が。向き合うこと数秒。その紐の先にいたのは見慣れた生徒。流石に驚いたように目を丸くし )
構いませんよ。キミも、この子達も悪気はないのでしょう?──外でお会いするとは思っていなかったから驚いたけれどね
( / 絡み文のご投稿ありがとうございました!ご負担のないように引き続きご参加いただけましたら嬉しく思います!よろしくお願いいたします / 蹴推奨 )
>1178 ノア
誰かと思えば、ついにパパさんから許可が….?なんてね、
( 胸に差した不安も此方に振り向いた顔を見たことで、驚きに上書きされた。外─もっと正確に言うなら学外で目に掛かることはまず無いと思っていた人物とバッタリ出くわしたのだから。多くの客に可愛がられ、大事にされ、野生を失ったモフモフ達は人=優しい遊び相手と認知しているために初対面の司書相手でも臆さず匂いを嗅いだり、靴にまとわりついたり、無邪気にじゃれて。そんな彼らを手綱で軽く制しつつ、抱えられた謎の紙袋を見ては。 )
買い物ッスか。…あ、パン屋さんにはもう行きました?
>ラギー
まだ──でも、帰りしなに買って行くのもいいかも
( 足元でひたすら賑やかなモフモフたち、はいいとして、珍しい驚いた顔をする生徒の変わらず意地の悪い言葉にギュッと眉をしかめて不満を示す。抱えた袋に入っているのは本であり・・・生徒が言うパン屋と言うのは前にもらった美味しい店のことだろう。確かにここから遠くもない、体力に自信の無い己でも行って帰ることくらいは出来るだろう。いい提案をありがとう、とは言わず。生徒を見上げ直しては、 )
キミ、少しだけ時間はある?
>1180 ノア
飲み物一杯…!
( 経験則上、彼女が生徒の時間を欲する時、それすなわち人手を求めている場合が多い。パン屋までの道案内、荷物持ち、その他諸々…己に出来ることなら何でもござれ、その代わり。「オレ今、ドッグカフェでバイトしてるんス。犬平気ならワンドリンク注文して欲しいな~?腹減ってんなら飯頼んでくれていいし…わんちゃんとチェキ撮ったり、おやつあげも出来ますよ!まあ都度『 コレ 』はいただきますけど。」と指で輪っか作り。要はハイエナの手を貸す代わりに店の売上げに貢献して欲しい、それが今回の手伝いのお駄賃。この取引が司書に刺さるかどうか、じっと様子を伺い。 )
(/顔出し失礼します…!イデアのバースデーも近づいてきてバースデーSSRが今から楽しみです…そして返信はもう少しお待ちください!)
>ラギー
──いいね。普段純粋な生き物に触れ合うのはルチウスくらいなものだからね
( どうやら生徒の時間を買うのに今回は別ルートが必要らしい、店への義理というわけでもあるまいに足元でそわそわしている獣たちを見ていれば必然的にカフェとやらが気になって来るわけで。お使いに司書を送り出した当の本人も別に寄り道を一切するなとは言っていないし、生徒が一緒だったと言えば文句もないだろう。快諾するように頷いたなら、メニューでも聞きながら店への案内を所望することに )
ミルクティー、あるいはホットミルクとかがあれば嬉しいのだけれどね
>イデア
( / 寒いですしお身体には本当に!くれぐれもお気をつけて!バースデー来ちゃいましたね! )
>ノア
さっきも言ったけど少しだけなら触ってもいいです
(触りやすいように大人しくしていて躊躇している様子の司書に視線を合わせずに返して。嫌だったら隣に行かないし寮に泊めたりもしないと目を伏せ寝る時間もあるから触るなら早くしてと告げて)
>ラギー
新作駄菓子買いに来たけどやっぱり人多い…ひぃ!?
(麓の街に買い物に足を運んで人通りの多さに物陰に隠れて。買い物を終えたらすぐ帰る予定の為ルームウェアのまま外に出たが目立ってしまうかと目を伏せていて不意に犬の鳴き声が聞こえ目を見開いた後声の方に視線を移し見えた知り合いの姿に休みの日までエンカウントしてしまったと肩を竦めつつ別に気にしないでと告げて)
(/お久しぶりです。絡ませていただきました。またよろしくお願いします!)
(/体調不良から回復したので返信しました。そしてイデアのバースデー無事にゲットしました。今年も1年お疲れ様でした…!来年もよろしくお願いします)
>イデア
・・・キミがいれば、暗闇でも道に迷わずに元の場所へ帰れるのだろうね
( 急かすような言葉にわたわたと再び少しだけ視線を巡らせてから、そっと生徒の背中に流れる髪に指先を一度触れさせ──そっと掬い上げるようにして、手の中で透けるように燃える髪を眺めてから今度は少し多めに掬い上げて掌でぽふぽふと弄んでみたり。他の生徒よりも強く魔法の気配のする髪は想像より柔らかくて、不摂生な生活をしているだろうに随分と質がいい・・・少しばかり不満なので可愛くしておこうと髪半ばから三つ編みにしながら )
キミの目の色は月の色、髪の色は海と空の色。うん、とても綺麗だ
( / 体調は大丈夫でございますか!?年末年始、ご多用の中体調不良とは・・・この世は無常・・・お大事になさってくださいませ。バースデー、おめでとうございます!!!今年も一年お世話になりました、来年もどうぞよろしくお願いいたします!よいお年を!! )
(/明けましておめでとうございます…!旧年中は出戻りの私を温かく迎えて下さり、ありがとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します*)
>1184 ノア
やった…!ホットミルクは無いけど紅茶はあったかな、あとはコーヒーにココアに抹茶ラテ…とか。
( 時給に影響することは無いが、閑古鳥が鳴くよりかは繁盛している方がいい。はじめての客引きが成功し、ルンルン気分でお店のメニューの一部を紹介しながら歩くこと約10分。自分の働くドッグカフェに帰ってきて。階段を登ると「ここッス…!入り口で消毒したらお好きな席にどーぞ。まあ、わんちゃんがやって来てくれるかは、運次第ですけど。」扉を開けば中に入るよう目配せを。 )
>1185 イデア
良かった~、あんたを怪我させちまったら笑えそうにないッスから。それにしてもこんなところで会うなんて珍しッスねぇ、もしかしてお一人様ッスか?
( 鉢合わせた相手はなんと学校の先輩であり、大企業の御曹司サマ。万が一負傷させようものなら、己の人生が瞬く間に詰むこと待ったなし。故にヒヤヒヤがおさまらない中、小さな声で紡がれた返答に、ぎこちなく笑い返せば犬がじゃれつかないように強めにリードを握り。にぎやかな街中で相手と会っただけでも軽く驚きだが、ざっと辺りを見渡した感じ彼とそっくりな髪をした小さな人影が見当たらない。もしや、と思い訊ねて。 )
(/お久しぶりです!またイデア先輩とお話しできて嬉しいです、此方こそよろしくお願いいたします!)
(/ 前回から半年以上顔を出せずに大変申し訳ございませんでした!
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
また、半年以上前の返信のため、蹴っていただいてもかまいません。)
>>1123 ノア
フン。この俺が、女性一人の望みも叶えられず、カラスに怯えていると思っているのか?
(謙虚な子猫にワザと不服そうに眉を釣り上げる。こちらの様子を伺う彼女が口を窄ませて出した言葉を鼻で笑った。王族でなに不自由なく過ごし、ほしいものがあればどんな手段を使ってでも手に入れる――そういう生き方の自分にとって、彼女のなんといじらしいことか。自己主張どころか欲自体がなさ過ぎると、お綺麗な態度に鳥肌を立てていたこともあったが、どうやらこの短い時間で彼女は欲望を手に入れたらしい。鳥かごの中でぼんやりしているだけの彼女より、今の彼女のほうがよほど人間らしい。貴重な少女の願いを人間よりも高い位置に生えた耳が聞き届ければ、自然と口角が上がる。彼女の手を掴み、悪役さながらのとびきりの笑顔で低く囁いた)
随分と欲が出てきたじゃねぇか。魔法のランプの精にでもなった気分だぜ。
>>1143 イデア
人を呪わばってやつか。お前自体が殴り込んでも、それはそれで楽しいが(俺が)。
(お互いよく噂が耐えないのはそれぞれわかっていることで。学園長にそっくりな騒がしいカラスたちを見ながら、ハッキリと言う相手にコイツそういやこういう物言いをするところあったな。と耳をピクリと動かした。あからさまにテンションの下がっている相手に冗談めかしながら「察しが良いな。断られたらどう調理してやろうかと思っていたところだ」とまたニタリと笑った)
>>1124 ミシェル
あの気取った教師の言葉を素直に受け取ってるとは、可愛げがあるな。
(噛むこと自体は否定しない彼女の考えはよく知っている。なにせ狩りは得意分野だからだ。赤子のように腑抜けた生徒が多い中、なかなか面白い人材ではあると興味深そうに下瞼を引き上げる。彼女の口から自分の嫌いな教師の名前が飛び出してきたことは些か不満であはるが。自分には険しい顔でガミガミと言っている反面、彼女にはご機嫌で尻尾を揺らしているのであろうと鳥肌の代わりに薄ら笑いを浮かべた。久方ぶりに見た綺麗な作法に少し目を瞬かせ、尻尾をしならせる。女性が礼を尽くてくれるならば、こちらも相応に返さねば失礼にあたるというもの。普段の粗暴な振る舞いは鳴りを潜め、背中に腕を回してゆったりと頭を下げ指先まで優雅に手を差し出した。おかしそうに肩をすくめながら)
そう畏まられると、ジャージ姿じゃ様にならなくなるんだがお姫様。
>>1125 ルイン
お前がこの辺りを読んでいたくらいだな。
(彼がテーブルに置いた本の3分の2部分を指で示す。彼をここで最初に見かけた時間はほんの一瞬ではあったが寮長になり得る程度には観察眼を備えているということだ。古代の呪文やら歴史やらの表紙に、片眉を上げる。相手が転寮する前があのいけ好かないトカゲ野郎の寮だったおかげで彼は有名人だろう。古い呪文、呪術を調べていて胡散臭いだのどうだのと騒いでいた寮生達の噂は本当だったようだ。相手の体調といい、調べているものといい、どうも面倒だとグルルと喉を鳴らしながらポケットから財布を取り出すと「ジュースでも買ってこい」と投げ渡そうとして)
>>1177 ラギー
ガルル……随分と子分が増えたみたいだな、ラギー。
(自分の買い物も終え、袋を片手に歩いていればこちらに向かってくる複数の軽やかな足音に気づいて目を向ける。遊ぼう!という顔を全面に押し出し舌をはみ出させながら向かってきた動物に大人気なく唸り声をひとつ。途端に尻尾を振っていた犬たちはクゥンと縮こまり可哀想なくらいである。彼らのリードを引いている――否、引きずられている見知った顔に瞬時にこれが彼のバイトであると理解して、からかい混じりの声をかけたあと片手を腰に当ててダラリとした態度にゆるめて)
(/ お久しぶりです!またお話できて光栄です。よろしくお願いいたします)
( / あけましておめでとうございます
一月も下旬の浮上となり恐れ入ります、旧年中は大変お世話になりました。
ゲームデータが飛んでからというもの、非常に凹んだ日々を過ごしておりましたが皆様のお陰でツイステを改めて楽しむことが出来ている日々に感謝しかございません!
本年も引き続き浮上はまちまち、皆様のお手隙のタイミングでご自由にご返信をいただくスタイルのままのんびりと進めていくことができましたら幸いでございます。
纏めてのお返事となり恐縮ではございますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
まだまだ寒い日々が続きますので、くれぐれもご自愛くださいませ! / 蹴)
>ラギー
どれも素敵だこと──綺麗なお店ですね。普通のカフェだと言われても気が付かないくらいに
( 犬を引き連れて歩くハイエナの少年に並ぶ見た目は少女のままの己・・・些かおかしな空間に違いないがその違和感に気が付くのは我々くらいなもの。連ねられた飲み物はどれも美味しそうで、うんうんとゆるく頷きながら辿り着いた店は清潔感のある、若者の流行りもちゃんとおさえているのであろう店構え。開かれた扉に従って店内へ、ちゃんと備え付けられた消毒道具を横に置かれた説明書きを見ながら手に取り・・・空いている席を探すように視線を巡らせながら僅かに眉尻を下げ )
どうですかねぇ、司書は如何せん動物に嫌われがちなので・・・インクの匂いが染み付いているのだろうと思っているのだけど
>レオナ
──願い事を叶える善意ある魔人だなんてとんでもない、司書に欲を出すことはイイコトだと教えたキミはどう足掻いても立派な悪ですよ
( また外に出て来てやろう、なんて傍から見れば小さな望みだろうが司書からすればとんでもない。今でこそ禁書目録のような人間だが、人並みに欲しいものだってあったし、やりたいことだってあった・・・この世界では無い別の場所で。この世界で叶えてしまったら、元の世界に戻ることを諦めてしまいそうで──だというのに、この目の前の王子様は遠慮なく鋭い爪でもって引き摺り込むのだからタチが悪い。己よりも大きい手の甲に、数時間前にも似た所作で爪をやわく立てて悪戯っぽく目の前の生徒を睨めば・・・王子様に何を返せるだろうか、だなんて罪悪感を抱くのは一旦辞めて、思考を切り替えたならあとは単純。悪役の隣に並ぶなら、己も悪役になるくらいで構わない。何をするにも共犯者がいるのは素敵だし、誰にも見付からなければお咎めはなしなのだから )
キミが気紛れで手を貸した相手は存外厄介で強欲だったといつか思い知るといい・・・王子様を待ち望むだけのお姫様には生憎なれないのでね、次は自力で甘味でも食べに出てきてやろうじゃありませんか──バスとメニューの注文に慣れるのは、今日の残り時間では難しいかもしれないけれど
>>1190 ノア
今日を過ごしてお前が欲望に目覚めたってんなら、元々お前の中にそういう芽があったってだけだ。
(司書の目をジッと見下ろしながら、ワザとらしく首を横に振る。その顔はちっとも優しさなどなく、獰猛な捕食者の顔で。ゆっくりと、1つ1つ言葉をねじ込むように、彼女の耳に唇を寄せた。最後にフーッと吐息を吹きかければ、ニンマリと牙を剥き出しにしたあと、彼女の手首に巻かれたブレスレットから、己の手に爪を立てる節もない手に視線を移す。彼女の可愛らしい抵抗にわずかに目を細め、その爪ごと握り込んだ。ただ朽ちるのを待つだけの獲物を狩ることのなんたるつまらないことか!そうでなくては、ここまで来てやった甲斐がない。彼女の瞳に、ブレスレットのダイヤが反射した光がチラリと煌めき、彼女らしくない豪胆なセリフにハッ!と白い歯を見せた。彼女の目が、光の色がコロコロと変わる。そんな不安げな彼女の白い手を引いて、緩い速度で歩き出す。彼女には元々欲望があった。自分はそれに水を掛けただけなのだ。今みたいに)
自分の発言には責任が伴う。俺はお前のエスコートをすると決めた。お前は一人でアイスクリームでもチョコレートでも食いに行くと言ったのなら、今日覚えて実行しろ。古代語が話せて、注文が言えないなんてお笑い種だぜ。
>レオナ
( エメラルド色の瞳が意地悪く歪んで光っていて、弧を描いた口元は絵本で見た意地悪な獣にそっくり。視界からゆっくりと消えたそれらの代わりに低く鼓膜を揺らした声に、枯れかけたその芽に気紛れに水をやったのはキミだろう!という台詞を飲み込む・・・正しくは揶揄うように吹き掛けられた息に首を竦めたせいで声にならなかっただけだけれど。時折大人びたことをするこの生徒の行動が育ち故だというのなら、司書は大人の一人としてこの王子様を可愛らしい生徒扱いしよう。手を引かれて、ぞわぞわと擽ったさが残る片耳を雑にもう一方の手で撫でながら随分高い位置にある横顔を見上げて。手首で光る宝石も、脚を撫でる丈の合った服も、歩きやすい靴も、この生徒の言うエスコートだというのなら・・・司書の役目は最後まで外を満喫して、この生徒を振り回して、獅子の子も鴉も存分に困らせてやること、だろうか)
さっきのあれは急に注文を聞かれたから!──次、司書に意地悪を言ったり、揶揄うようなことをしたなら、キミの部屋にミントを植えた鉢を山程置いてやりますから。嫌なら美味しい紅茶を・・・あとクッキーを買って帰りたいです、明日の読書のお供にしたいから
>>1192 ノア
楽しみはとっておかないといけないんじゃなかったか?
(司書の揺れる焦げ茶色の瞳に視線を落とし、片方の眉を上げて薄く笑う。引かれる手の感触に僅かな力を込め、彼女を意地悪く見下ろしながら相手の一挙手一投足に愉快そうに喉を鳴らした。肩に引っ掛けているカバンとショッパーの紐に指を滑らせると、体を反転させ相手に向き直り、そのまま相手の耳から顔のラインを撫でた。化粧を施した彼女は血色良く見える。夏の日差しのせいもあるだろうが、幾分か健康的に見える。このまま帰ったとしても、きっと彼女の保護者も困るどころか喜びそうだ。自分としてはその結果には不満だが。キャンキャンとやかましい草食動物の威嚇に、わざとらしく溜息を吐いた。ミントを山程買いに行けるのなら、そんなことしている暇もなく今の彼女なら外へと飛び出して行きそうだ。やれるものならやってみろと顎を上げると、挑発的に視線を交わらせて)
部屋に来たいなら素直にそう言えば良い。男の部屋に女性が一人来るだなんてとびきり歓迎しねぇとな?
>レオナ
クッキーは明日のご褒美だから良いんです──生憎と、キミの部屋には1ミリも興味はないよ。キミの部屋に行きたいのではなくて、キミに会いに行きたいだけだから
( 思うに、この生徒は元々存外楽しげに笑うのかもしれないとこの数時間を経て思う・・・いや、愉しげの間違いかもしれない。幾分高い肩に掛けられたままの己の荷物に申し訳なさを覚えるより先に、正面で揺れた影に脚を止めて顔を上げれば降ってきたのはもう一方の手・・・耳元に触れて、輪郭を撫でるような手つきは驚くほどに自然で一瞬反応が遅れた。別に攻撃的でないのなら触れられるのは嫌いじゃない。されるがまま、溜め息を吐きながらも子猫の悪戯を呆れたように見遣るような視線にふいっと目を逸らし・・・司書は目の前の獅子の子を、生徒は司書を、性別的に見てなどいないだろうに、と思っているからこその本心を。そりゃあ意地悪を言った報復の為に会いに行きたいのは勿論のこと、何より無事に街に一人で出掛けられたなら報告も兼ねて古書でも差し入れたいものだし。となれば、古書店の位置も把握しておかないと・・・と思考をめぐらせたまま、思い出したように言葉を続けて )
ああでも、キミの寮には少し滞在してみたい・・・図書館やこの街とは違う、星が綺麗に見えそうな素敵な寮ですから
情熱的なお言葉、光栄だぜお嬢さん。今のお前なら、俺の元に着く頃には骨だけになっていそうだな。
相手の純粋な反応にパチリと瞬きをした。そのあと、すぐに彼女が欲望1年生であったことを再認識して、痛みを耐えるように顔が歪む。先程までの豪胆な彼女はどこへやら。逸らされた視線を追うことはせず、細い顎の骨を辿り、人差し指で顎を支えたなら中指で顎の下を撫で上げる。猫ならば喉を鳴らしそうなその仕草は、傲慢な王にしてはガラス細工でも扱うにように繊細で。平和**したこの子猫をどうしたものかと呆れたように、手に力を込めて彼女のマシュマロよりも柔い頬をモニュッ!と掴んだ。自分の大きな手は相手の頬を人差し指と親指だけで挟むことができる。獅子がじゃれあいで歯を立てるように、彼女の薄い肌に指が這わされた頃には先程の獰猛さは消え。無防備なカモネギ状態の司書に呆れていますと言わんばかりにジト目で見下げた。もはや彼女の化粧崩れなどは二の次で、この夢見がちな少女をどう理解させるのが手っ取り早いのかと、王族の男としてこうも信用されているのは良いのか男として情けないかに考えを巡らせることが先決であった。あれやこれとなにやら野望があるらしい彼女は、悪役というよりも恋に恋する乙女のように夢に胸を膨らませているようでいたたまれなさすら些か感じるくらいだ。星なんてどこでだって見える。何も無い砂漠の地ならばきっと地平線までよく見えるだろうし、バラまみれの庭園で紅茶でも片手に鑑賞だってできるだろう。この街に来たばかりのように足元も覚束ずに周りばかり見てフラフラしていれば、あっという間に寮生たちに狩られるだろう。彼女の生態に興味を持っていない生徒がいないといえば嘘になるからだ。むさ苦しい男共が集まる中に羊を放り込めばどうなるかは考えなくともスラムの子どもだってわかる。わざわざ厳しいサバンナの地を選ばなくったていい。しかし、彼女が言うところの自分がいるという比重が自分が考えるより重たいのだろう。随分と懐かれたようだと平和**した司書様の顎を掴んだまま顔を覗き込んで)
もしお前が挑戦に失敗したとしても、報告に来い。その時は護衛を忘れずにな、オヒメサマ。
>レオナ
( 視界の端で苦いものでも食べたかのように端正な顔が歪むのをぼんやりと眺め、きっとまた何かしら呆れるようなことを己が言ったのだろうなと客観視する。普段なら急所に近い首元など他人に触らせるわけもないが生憎とここは外も外、仮にも王子様が突然牙をむくことはないだろうと好きにさせていれば無遠慮に掴まれた頬・・・不敬だぞ、というように眉を寄せ。仮にも司書だって一人前のレディ・・・人のことをまるで本当の餌のように思うのはいかがなものか。大体、キミも寮生達も司書にとっては生意気で可愛らしい生徒たちの一員なのだから・・・と思ったところでまた呆れたように笑われるのがオチだろう。いや、この認識を改めろと獅子の子は言いたいのかもしれないが。こちらを覗き込む意地悪なエメラルドに、猫避けよろしくミントをベッド周りにたくさん並べてやろうと心に誓い──まるでか弱い羊が何も知らないまま狼の群れに紛れることを止めるように話す王子様に、そういう育ちだから、教育だからであるとはいえ・・・そんなに司書はか弱い羊に見えるだろうかと不服に思いつつも頷く。喋りにくい口をもごもごと動かし、空いている手で頬を掴む手を叩きながら一応の抗議はしておくが )
──キミが思っているより、司書は強いし、キミの寮生たちも、好んで近付きやしないから、要らない心配ですよ。そりゃあ、可愛らしい非力な女の子であったなら、話は別かもしれないけれど、司書は、生徒のキミたちより大人だもの
>>1196 ノア
(喉元を晒しても尚ぼんやりとしている相手に、もはや頭が痛くなってくるような気すらしてきた……。どれだけあの学園長に可愛がられてきたのか。一応不快である範囲までくると抗議するようではあるが、振りほどこうとすらしない子猫にやれやれと肩を竦めてから手を離して、不満です!と隠すことない子どもっぽい相手の顔を見下ろす。魔法を使うところ1つ見たことない世間知らずのお嬢さんが強いとは、彼女が草食動物以前にむしろ我が寮を舐められているのでは?と、頭の中でギャンギャン抗議していそうな寮生たちを振り払うように首を緩く横に振った。繋いだ手を持ち上げる。すっかり太陽に晒された腕は細く、日頃日に当たらなさすぎて青白い。大人で強いという彼女の自己評価に賛同しかねるが、そこまで言うのなら試してみても良いのではないか?彼女が自分を爪から逃れることが出来れば、騎士様をつけて来ずとも、サバンナをふらつこうとも、好きにしたら良い。そうピンッと耳を立てて目を細める。どう見ても獲物を狙う猛獣の目だ。彼女との距離を更に詰めると、背中に腕を回し、膝裏にも手を当てようとして)
そこまで言うなら大人の強い女性だって証明してもらおうか?
>レオナ
──心臓が止まってしまったらキミのせいだよ
( ふいに視界が暗くなって、それが目の前の生徒との距離が縮んだせいだと理解するまでコンマ数秒で・・・膝裏に手が触れても逃げることもせず、されるがままになる司書はきっと獅子の子からしてみれば納得がいかないに違いないけれど。綺麗な宝石のような目を見据えて、必死にこの生徒がここまでして伝えようとしている危険の意味を理解しようと考えを巡らせ・・・学内であれば露見した時点でお咎めがあるだろうし、学外であれば、司書を狙う奴なんて、禁書のことを知りたいロクデナシか、理性のない下等生物か、あるいは人間を捕まえる趣味のある悪い奴くらいなわけで、てっきり──そういう奴等に痛めつけられて、獅子の子や学園の不利益になるようなことを吐かれたら困るだなんて理由だと思っていたから、そんなヘマはしないと反論をしてやろうかと思ったのだけれど。今、この生徒の元から逃れてみろと言われて初めて、その場でやり返す、逃げ出すことも出来るのだと思い至る。逃げれば追われる、魔法には勝てない、黙ったまま無抵抗なら相手は飽きる、もう忘れてしまうくらい長い間図書館にいたのだから我慢強さには定評がある──だから己がサバナクローでどんな目にあったとしても、平気な顔をして獅子の子に会いに行けたに違いない。だというのに、この生徒はそんな全部が終わった後の心配ではなくて、そもそも強者に食べられないようにと気にかけてくれているらしい。気紛れだとしても、こんなにも毒がない心配に触れたのはあまりにも久しぶりで・・・目元の傷痕に触れるように指を這わせながら、歳下の少年を可愛がるように顔の輪郭をなぞって笑い )
キミはその場で司書が傷付くこと自体を心配してくれたんですね・・・そっか、そっか、たしかに司書はキミにしてみたらとても弱いですね──困ってしまうな。キミが言うのなら、護衛をつけて、それから人目がある明るい時間帯にキミに会いに行きましょう
>>1198 ノア
お姫様抱っこが死因とは、大人のレディとして格好がつかないな。
(体の傷はいつか治る。自分の目元の傷のように。だが心の傷は――いつか自分の心に黒いシミが現れたあの日の苦い記憶が過る。口に広がる苦みを無理矢理押し込めるように、膝裏に添えた手に力を込めた。想像通り、軽い彼女の体は、簡単に自分の腕の中に収まった。抵抗するどころか、逆にこちらに手を伸ばしてくる相手。その細い指が自分の目元に触れると、反射的に片目を閉じた。少し冷たい温度がじんわりとこちらの熱を奪ってゆく。彼女の軽口に鼻で笑いながら応じていると、古傷がなぞるように指先が頬から顎へと滑り、そっと寄せられる手のひらにスルリと一度だけ顔を寄せるとすぐに首を逆方向へと傾けた。どこか慈しむような相手の穏やかな表情に、怪訝そうにグルルと低く唸る。相手からは本当の王子様のようにでも見えているのだろうか。どこかくすぐったい居心地の悪さを覚えながら、ため息をひとつ。この街に行くくらいでガミガミとうるさかったカラス――学園長の小言も面倒だったが、顔を真っ赤にしてブチギレて首をはねようと躍起になるであろうガキと、弱みを嗅ぎ回っている胡散臭い眼鏡など……彼女を大事にしてそうな奴らのことを考えたらキリがない。更に頭が痛くなりそうだと考えるのをやめ、彼女を抱えたまま服屋のオーナーに教えてもらったカフェへと歩を進めることにして)
相変わらずおめでたい頭だな。……そうしろ。俺の縄張りで争い事を起こされちゃ、お前の保護者たちにまたガミガミ言われる。
>レオナ
そもそもレディをそう軽々と抱えるのもどうかと思いますがね──服が服だから暴れやしないけれど、些か好奇の目で見られそうなので下ろしてください
( 暴れられたからと言って落とすような生徒ではないと理解しているが、一応大人しくしたのは珍しい服の隙間から覗いた己の脚元が随分心もとないからだった。撫でた手に擦り寄る様は随分横柄な猫といったところだが、それを口にするのは辞めておこう・・・美味しい紅茶が飲みたいので、へそを曲げられるのは困ってしまうので。生徒の腕の中で必要最低限の抗議をしつつ、観察するように苦虫を噛み潰したような顔をしたり、生意気に笑ったりと想像よりも表情豊かな顔を眺め──あの麗しきポムフィオーレの寮長が認めるだけの事はあるのだろう、生憎と己はこの生徒の古代言語で話しても返せるだけの博学さや魔法の腕の良さにしか関心が持てないが。肩に掛けられたままの鞄と、着てきた服の詰まった袋、抱えられたままの司書というのはいくらなんでも仮にも血統書付きの王子様を酷使しすぎではなかろうか?・・・返せるものは何も無い、というのは分かりきっているが、ふと己が今太陽の下にいることを思い出し )
キミ、昼寝をするなら陽の当たる場所か、薄暗い場所か好みはありますか?──ああ、別にキミの昼寝の邪魔をしようと思っているわけではないから、クルーウェルに言いつける訳でもない
>>1200 ノア
許可したのはお前だろ。後で下ろしてやる。――他人からの奇異の目には敏感なくせに、見守ってくれてるヤツには気づかないんだな。
(曇天の雲の隙間から星を見つけたような顔をしていた司書の姿を思い出す。彼女が手を伸ばしたのは、残念ながら一等星ではない。自分は彼女を心から心配するようなお綺麗な性分はしていない。俺のすぐ傍には彼女にとって輝く星がたくさん煌めいているというのに、彼女からは見えていない。きっと彼女がトラブった時、彼女ために怒って首を跳ねようとしてくれるだろうし、雷を落としてくれるだろうし、彼女以上に嘆いてくれる人は、彼女自身が思うよりも大勢いるのだ。それだというのに彼女はふらふらと別のことに目移りして、自分までも歪んで見ている。彼女の危惧したことを確かめるために周りを見た。辺りはせいぜいバカップルの日常の一部くらいにしか思っていないのだろう。子どもは自分もしてほしいともうすでに自身のことに思考を移しているし、微笑ましそうにこちらと線引きして見ている老夫婦もいる。まぁ、司書の境遇と性格を考えれば嫌がるのは目に見えているのだが、目当ての店が見えてきたので抗議全てをスルーして、聞きたくないとばかりに耳をピルピルと小刻みに動かした。彼女が眩しそうにこちらを見上げているので覗き込むように影を作れば、彼女の薄い唇に今度は耳を寄せる)
急になんだ――日当たりがいい場所。それでいて静かな場所。
>レオナ
──そうですか。それなら、司書もキミにお礼ができるかもしれません
( 見守ってくれている人、という言葉に数人・・・それこそ、こんな司書を救って、慕ってくれている生徒たちや教師たちの顔が過ぎるけれど──同時に元の世界の誰かの顔も過ぎって僅かに顔を顰める。こちらの世界の生徒たちは卒業して置いていくし、教師たちも己とは違って歳をとる。キミだって・・・とは口にせずに、下ろして貰えないのならと顔が赤くなる前に肩に顔を少しだけ寄せて影に隠れることを選び。それにしても、人間一人を抱えて平然と歩けるとは──振動も少なくて、正直快適さで言えばこのまま眠れそうなくらい。性別だとか種族だとか、そういうものを抜きにしてもこの生徒は随分と体躯がいいのだろう。声を拾うように近付いた耳に、質問の意図は隠したまま漠然とした返答を戻し・・・そのまま、目の前で揺れた己とは違う形の耳にふーっと息を吹きかけ )
獅子と言えど、無防備に近づいては人間に狩られますよー・・・なんてね、仕返しです
>>1202 ノア
抱え込んで沈んでゆくつもりか?
(顔まで曇り空になった相手の表情に目敏く気付いた。睫毛で目元に影を作る相手が何か言いたげに首をもたげるも、結局口を真一文字に結びこちらに頭を寄せてきて影に隠れてよく見えなくなってしまった。絶ッ対に面倒なことを相手は抱えている。薮蛇……と一瞬過ぎるものの、既に自分がつついて蛇が出たあとなの話かと口を開いた。首を傾げると、彼女の方へと三つ編みが垂れた。耳をぬるい風が撫でる。振りほどくように耳が激しく反応し後ろに向いた代わりに、鋭い視線だけ相手に寄越す。不満気な顔をしてしまった時点で彼女はご満悦なのだろう。陽の光を浴びる容姿相応の彼女の表情を見て、深く息を吸った。熱した空気が肺を焼けば、調子乗るなだとかコイツ後先考えてねぇのか?だとか言いたい文句も共に燃え尽き……丁度目当ての店に辿り着いたため、フンと鼻を鳴らした。ガラス張りの扉に近付けば、手と足でお行儀悪く扉を開ける。涼しい風が頬を撫で、心地良さに目を細めた。お姫様抱っこのまま入ったため、店員や近くの客の視線が一斉に突き刺さる。わざわざ周りに聞こえるような声のトーンで見せつけるように彼女にもう一度顔を寄せて)
着いたぞ。嗚呼……真似するのは好意の表れらしいな?そんなに好かれているとは嬉しい限りだ、可愛くてか弱いお嬢さん。
>レオナ
──最高の性格をしているよキミは、本当にね
( 抱えて沈もうとしていたのはキミも同じだろう、とは言わなかった。あまり気持ちのいい記憶ではないだろうし、生憎と司書はブロットが溜まるような魔法は最初から持ちえていないから。わざわざこちらの泥濘へ脚を伸ばそうとする生徒を止めるように、言葉は飲み込んだものの激しく動いた耳と何とも言えない絶妙な不満を詰め込んだような顔を向けられてしまえば満足気に口角を持ち上げ。見えてきた店は今どきらしく清潔感がありつつも洒落た店構え、そろそろ下ろしてもらえるかと身体を起こしたものの一向に腕が離れることは無くそのまま問答無用で店内に踏み入った生徒に流石に驚いたように身を固くして。いやいや、まず手に抱えた荷物を下ろすのが先だろう!という文句を飲み込んだのは、こちらに向けられた甘ったるい嫌がらせを含んだ言葉を周りの刺さる視線と共に拾い上げたから。なるほど、なるほど・・・嫌がらせにしては大胆すぎないか、という言葉は胸の中に入れたまま再び近付いた顔に少しだけ身を寄せ──音も立てないし、触れもしない、ただ周りから見ればチークキスでもしているかのような影を一瞬だけ。素直に礼を言うつもりはないが、高慢な人間に見られるのも癪に障る、それなら仕返しに見合う行動を司書も取ればいいだけのこと。直ぐに距離を取り直せば、脚を軽く揺らし )
そうだろうとも、キミに好意を抱かない人なんていないと分かっているでしょう?──もっとも、司書のこれは敵意なのだけれどね。かっこよくて強いキミ、絶対にキミの寝室をミントとマタタビだらけにしてやりますからね
>>1204 ノア
……そうかよ。お抱えの騎士様には言っておけよ。
(こちらの問いかけに無言の返事を貰い、話せないではなく話さないのだと理解する。だからといって寂しがったり残念がったりすることもないが、少しの安堵と共に残念に思う気持ちは見なかったことにして。振り切るようにぶっきらぼうに言葉を投げた。司書が更に距離を詰め、彼女の体温まで分かりそうなほど近づく。何がしたいか、瞬時に理解すると1度だけ自分も擦り寄るように彼女の方へと頭を傾けた。視界の端でヒラヒラと黄色のスカートが揺れる。それに急かされるように、店員に案内されて外がよく見える窓際のテーブルへと向かった。きっと自分よりも外のほうが興味があるだろう。新しい玩具を買ってもらった子どものように目を輝かせていた彼女の姿を脳裏に浮かべ、椅子へとようやく下ろし解放してやる。威勢のいい彼女の売り文句にシレッとマタタビまで追加してやがる……と、より鴨が葱を背負っているのでは?と失礼なことを考えつつ適当な返事で流したあと再び黄色が視界に入る。短くないとはいえスカートなのだからと、自分の腰巻きを相手の膝に掛け他が装飾のための腰巻きでは心もとないやもしれず彼女を見下ろして)
そりゃお前も無事では済まないな……膝掛け貰うか?
>レオナ
──大丈夫、お気遣いありがとうございます
( 言ったところで・・・とは言わない、多分随分と昔にこの生徒も同じように悩んだのだろうし。意地悪の報復は案の定察せられてしまって、軽くお互いの距離を近付けただけの挨拶はきっと周りのお客人たちへの牽制になったことだろう・・・単純にあまりジロジロ見ないようにというそれだけれども。下ろされた椅子の上、窓の向こうは未だ陽の光を受けてきらきらとしていて少しだけ窓に身を乗り出すように動いた身体を察していたように脚に布が掛けられる。肌触りの良いそれにまばたきをして、見遣れば当然のようにそれは獅子の子の持ち物なわけで・・・まったくどうして立派な王子様じゃないかと困ったように笑い。首を軽く振って、これ以上の気遣いは大丈夫だと返事をしながら手近の質のいい表紙にまとめられたメニューを手に取り、相手の席に向けるように開いて差し出し・・・ファミリーネームを呼ばなかったのは、これ以上目立つことを避けるため )
司書はダージリンが良いです──レオナさんは?
>>1206 ノア
お前がこうして急に外に出たとして、国単位で騒動になるわけでもない。よっぽど自由だと思うが、勿体ねぇな。
(ずっと何か言いたげで、それでも口にしない彼女にもう一歩と踏み出した。蛇が出ようが虎の尾を踏もうが、こちらは百獣の王なのだから躊躇する理由などない。自分もどっかりと椅子に座れば、相手の視線につられて窓の外を見る。はしゃぐ子ども、楽しそうにおしゃべりして次の店に向かう人々。どういう経路で薄暗いあの場所にいるのかは知らないが、今日の彼女を見ていて彼らに憧れがないわけでもなさそうだと思う。誰と比べてよっぽど自由なのかは敢えて口にしないが、頬杖をついてガラスの向こうを眺め、反射で映る彼女の首にある目立っているチョーカーが目に入る。彼女の手に握られていた時から気に食わなかったのだ。レディに首輪を着けるだなんて悪趣味な上に、自分を信用していないようで腹が立つ。自分の首にトントンと指を当て彼女のチョーカーを示し「砂にしてやろうか?」と笑う。冗談半分、本気半分に。広げられたメニューの向きを彼女の方へと置き直すと、ペラッとページを捲る。わかりやすくイラストでケーキの写真が描かれており、おそらく本の挿絵くらいでしか見たことがない彼女でも選びやすいだろうと彼女の瞳の色と同じチョコレートケーキを指して)
同じものでいい。そういや、最初はチョコレートを食べる予定だったよな。バスの時間があるから、ここでコレを食う手もある。トリュフだとかガナッシュが良いってんなら、また今度だな。
>レオナ
──チョコも砂も、また今度。今日はケーキをいただきましょう
( たしかに、一国の王子でまだ若いこの生徒が幼い頃どれだけ自由に外に出られたのかは・・・想像するに、そうそう年頃の子供たちと同じようにとはいかなかったことだろう。かく言う己だって、こちらにやってくるまでは不自由なく外へ出れていたわけなのだから。言外に含まれた、まだ贅沢を言っても構わないのではないかという進言と、気遣いに少しだけ考えるように目を閉じて、それから示された首元に手を当てる・・・冷たくて、でも帰り道を示すもの。邪魔だけれど、砂にしてしまいたいのは山々だけれどまあ──多分賢いこの生徒は全部飲み込んだ上で提案してくれているのだ。その提案が嬉しかったのか、向けられたメニューに描かれたケーキが嬉しかったのか、嬉々とした声色でチョコレートケーキを指さしたなら、また今度なんて言葉に満足気に笑って。メニューは決まった、あとは強いていえばここまで骨を折ってくれた生徒に司書が少しは図書館にいる理由を伝えても・・・良いのだろうか。美味しいであろう紅茶を前に話すには不釣合いなことだから、と何でもないことのように窓の外に視線を向けて、テーブルに頬杖をつき深呼吸を一度、「司書と共に学園に居た方々は、司書を置いて大人になってしまったのだけれど」と小さな声で前置きをして )
周りが大人になっても司書には行き場もなかったから、長いこと学園の仕事を手伝って、本を読んで・・・その間に沢山の本が消されて──そういう本は大概悪い本だから消えていくわけだけれど。禁書だったり、禁術だったりして。でも、多くの人が忘れ去った、忘れ去るべきだった悪いことを全部司書は覚えている。キミのような有能な者に司書が、その内容を教えてしまったら──ね、そうならないように、司書はあそこにいるんだよ。司書はキミの言うように弱いから、痛みに負けて口にしない確証もないからね
>>1208 ノア
そうだな。なら今度はチョコレートと……それから若者の間で人気のスポットもだったか。
(彼女の手がチョーカーから離れると同時に自分も視線を外し、つまらなさそうにまた頬杖をついたが、ノアが楽しそうにケーキを選ぶ姿を目にして、少しばかり目元を細めた。彼女の反応が思ったよりも良く、悪くない気分だと椅子の下ではゆらゆらと尻尾が緩慢に揺れていた。彼女の吐露に手のひらから顎を離した。椅子の背もたれに体重を預けながら、頷くように目を閉じる。内容は想像していたよりも厄介なものではあったが、同時に興味も湧く。彼女の流暢すぎる古代語にもこれで納得がいった。頭を使うことが好きな自分にとって、まるで最後のパズルピースがハマったときのような感覚だ。静かに一通り聞いたあと、普段の斜に構えた態度を少しだけ崩して。しかし、そこまで深刻に捉えるつもりも相手に思わせたくもなく、あくまで自分らしい軽い調子で話す。彼女が街に行きたいのだと、同じように己に教えてくれた時自分は彼女に外に出る権利があると述べた。その意見は、彼女の背景事情を知った今でも変わらない。その証拠……というほどでもないが、ポケットから折り目がしっかりついたメモ用紙を取り出して彼女の前に広げた。メモは服屋のオーナーがくれた彼女が好きそうな店のリストだ。チョコレート、紅茶、アイスクリーム、有名なカフェやフォトスポットなどが一列に並んでいる。禁書だの呪文だの物騒なものに記憶の容量を割いて陰気なままでいるより、光へと導くものを覚えた方が良い。「覚えたか?」とノアのチョーカーに一瞬目をやり、意味ありげにニンマリと笑みを浮かべる)
――なるほど。お前が制限される理由はわかった。だが、俺はここに来る前に言った言葉を変えるつもりはない。今度俺と街を降りる時は、チョーカーは不要だ。それと、これはカモフラージュの質問じゃないが――……遠出するならどんな国がいい?学園長に言いつける訳でもない。
>レオナ
覚えた。全部、覚えた──
( 司書は司書だ、誰がなんと言おうと司書である──何故なら、あの場に留まらせるためにはそう呼んだ方が都合がいいから。ただの人間には何の影響もない存在で、魔法を使う相手に対しては歩く武器庫になる可能性もある出自不明の学園関係者。この生徒はその実優秀で、ほんの少しの説明でもきっと事の顛末はある程度飲み込んでくれたのだろう。それこそ、禁術なんてものは喉から手が出るほど欲しいであろう、国家転覆を目論む輩の危険性も知っている身分だろうし。それでも・・・目の前に広げられたメモに頬杖を解いて、無意識に文字の羅列を覚え込む。覚えたと頷いて、同時に・・・こんなにも誰かに外に出ることを歓迎して貰えたのは初めてだとも思った。今度俺と、だとか、チョーカーは必要ないとか、生徒一人に己の身を任せるのは荷が重いのではないかとか思うことは山ほどあるのに、今日の続きがあることを当然のように告げるこの獅子の子には敵わない。外の光が目の前の生徒をそれはもう絵画のように照らすさまを眺めながら、降参だとでもいうように背中を背もたれに預け )
──皆の故郷の国々が見てみたい。薔薇の王国も、珊瑚の海も・・・それから、キミの故郷も。もちろん資料も写真も見たことがあるから、地形も文化も理解はしているけど・・・本も甘味も、その国にしか売っていないものだってあるでしょう?
トピック検索 |