司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>ミシェル
ん──何でしょうね、あまり飲んだことがないから興味があって
( 好きか嫌いかを判断出来るほど好んで飲む訳では無いけれど──ふわふわと揺れる髪とは裏腹に硬質な靴音、こちらに合わせるように少しだけ近付いた目を捉えたまま緩く微笑み直して。瓶の中で揺れる、人工的なカラーリングと、紅茶には存在しない泡ぶくが浮かぶ不思議な飲み物・・・なんと言うか、帰り道を失った少女なら迷いながらも飲んで身長を伸ばしたり縮ませたりしそうなものだし、脚を得た人魚なら泡になる前に飲み込んだそれのようだし。遠くに見えた店の灯りに視線を向け、まだ開いているのであろう様子にゆるゆると伸びをひとつ )
薬室と同じくらい並んでいる時もあるし──いや、あれは発注ミスの可能性があるけれど
>ルイン
そう──これを一息で読むのは疲れたでしょうに。分量もそうだけれど、勉学のために読むには重たいものだ
( まあ差し上げた身だから、そのお菓子の結末がどのようなものであっても構わない。気にしないで良い、と言うようにカウンターに頬杖をついては置かれた本のタイトルを撫でるように視線を落とし。難易度が凄く高い、わけではないけれど、分量と応用と、あとは日常的に関連性のあるものではない内容も多いその本は──サクッと読むには重たい代物だろう。少しだけ遠くを見るように視線をあげ、まばたきを一つ )
奥の棚から三列目、上から五段目の右から四番目・・・と、その一段下の本。貸し出されていないはずなのだけど、この本より分かりやすいと思うよ
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