司書 2020-03-22 13:34:22 |
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(/仕事が現在多忙なため、顔出しのみで失礼致します。来週以降には通常のペースに戻れると思いますのでご容赦いただけますと幸いです)
>レオナ
( / コメントありがとうございます!どうか私生活の方でもご無理をなさらずにお過ごしくださいませ・・・!熱中症にお気をつけて! )
>>842 ノア
大きく出たわりにもうネタ切れ?…まあ、良いけど。
( 自由に外出が出来ず退屈しているのはなにも司書だけではない。魔法士じゃないなりに次はどんな手段で噛みついてくるのか──期待していた分、あっさりと身を引かれれば拍子抜けしたような表情を浮かべ。張り合いがねえの、と悪態をついたものの当初の目的を思い出すと夜目を活かして彼女よりも先にフタを見つけ、アドマイザーに被せて。それからダンボールから湿布を1パック持ってくると「どーせ保健室、行く気ないんでしょう?」と差し出し。受け取ってもらえるかは不明だが、その後は彼女を図書室まで送り届けて…今日の雑用は、終わりだろうか。 )
>ラギー
・・・お気遣いなく。固定してくれたからか、かなり楽に歩けるようになっているのでね
( この生徒は優しいのか冷たいのかよく分からない。その目の通りに灰色と空色を映したような、綺麗とも怖いとも言えない生徒だ・・・ぺたぺたと床を触っていたものの一向に手に触れない蓋に眉を寄せてみれば、後から手を伸ばした生徒の方が意図も簡単にとりあげたソレ。かちっと音をしてはめられたアドマイザーをポケットへと戻し差し出された手土産は断る・・・第一、体育会系の生徒が多いこの寮には必需品だろうソレを受け取るのはしのびない。制服のシワを伸ばすようにぶかぶかのズボンの裾を払えば )
さあ、帰り道はどちら?
(
>レオナ
…こ、購買部で買い物して寮に帰る途中だよ
(悪くないと言う言葉に自分が怖がらせたからと言いかけ不服そうに唸る声にこれ以上卑屈な事を言うのはやめようと口を噤んだ。ネガティブになってしまうのは悪い癖だと分かっているがこればかりはどうしようも出来ないと考えつつ距離を詰められオドオドと身を強ばらせて。早く帰りたいのに面倒な事になってしまった。なんて不運だと感じつつ抱えたままの袋を握りしめ問いかけに返して)
>ノア
別に良いですよ、騒がしくしなさそうですし…うちの寮生や弟が色々と世話になってるからそのお返しだと思ってください
(何処か嬉しそうな様子に何笑ってるのと首を傾げた後問われた言葉に優しく返した。別に相手を不気味だとは思っておらず逆に自分の寮に泊めて大丈夫かと考えつつ特別だからと寮に泊まるのを承諾して)
>ラギー
それはそうだけど…びっくりさせたお詫びは必要でしょ
(相手が何やら壁の方を気にしている様子を横目に確認の言葉に目を伏せた。落としかけたとはいえ衝突しかけたのは事実で弁償の必要はなくとも何かしらお詫びをするべきだと眉を顰めちょうど手伝って欲しい事があったからそれで見逃すと告げて)
>ミシェル
そうそう、だから直ぐ使うものとかはネットで頼んだら予定より遅くなって困るんだよ
(納得した様子の彼女に自分の失敗談を交えながら頷いた。こちらの様子に笑みを浮かべている相手に変なやつと僅かに口角を上げた後「…そこまで言うなら見せてあげる。と言ってもただのエナドリ…炭酸飲料しか入ってないけど」と目を伏せ袋の口を少し広げ青と黒のパッケージのエナドリの缶を見せて)
(/お待たせしました!暑いですが体調に気をつけてください…!)
>>846 ノア
───こっち、アンタは前歩いてください。
( 返答を聞けばそれ以上勧めることはせず、服のポケットに湿布を丸めて突っ込んで。言われるがまま先導──して二度も神隠しに遭うのは、ゴメン。そこで後ろに下がり対策を取ると、強制的に前を歩かせ。───サバンナを抜け、鏡の間に戻ってきたところでパッと思いついた。あまり慌てる姿は想像できない、なんだったら己が消えた事に気づいても、へこたれず1人で帰りそうだが、悪戯しちゃおうと。音を立てず司書から離れれば、近くの棺桶の裏にまわり。大事な耳をしっかり隠しつつ、彼女の様子をうかがい。)
>>847 イデア
はぁい、先輩をビックリさせちまった罪、しっかり償わせて頂きマ~ス…!
( 驚かされる毎にお詫びをもらっていたら彼の場合、すぐに富豪になれそう──なんて減らず口は控えておこう。何故なら彼は名門シュラウド家のご子息様、ゴマをすっておいたら今後何かしらの時に、コネが役立つかもしれない。──逡巡すれば不満顔の先輩にへらっと笑いかけ、タダ働きを嫌うハイエナにしては妙に物分かりのいい返事を贈り。仕事が決まれば次に気になるのは依頼内容、謎が多い彼からの頼み事となると余計に気になり。たんぽぽ色の瞳を不思議そうに見上げながら。 )
でも手伝いって…?言っときますけどオレ、機械とかアニメゲームは全然詳しくないッスよ?
>イデア
すぐ、すぐ話して、着替えとか持って戻ってくるから少し待っていてくれますか?
( ぱああ!と効果音がつきそうな程に、顔を輝かせたなら向かう先はカラスの巣。今回は寮長直々の許可で、しかもお礼を兼ねて・・・ということにできるし、何より相手はシュラウド家の長男なのだから流石に許可も降りるだろう。許可をもぎ取って、パジャマを持って戻ってくるのに15分もあればどうにかできるはず。だから、まるで子犬にステイを教えるように手を振ったならその場から駆け出して )
( / お疲れ様でございます!本体様もご無理はなさらずにお過ごしくださいませ )
>ラギー
──え
( 後ろに誰かがいるというのはどうにもこうにも落ち着かないが仕方ない。道を聞きつつ足を進めれば辿り着いたその場所はやっぱり気持ちが悪いが、帰るか・・・と、そこで違和感を覚えたのだった。近くで視線を感じない、気配がない。身の毛がよだつような感覚に振り向けば、生徒の姿が無い。さぁ、と顔から血の気が引くのが先か、冷や汗が床に落ちるのが先か、小さく震える手を白くなるほど握りしめて )
──ら、ラギーさ、ん、どこ
>>849 ノア
───
( 信用ならない世界の住人に対して、迷子の子のような反応をしてみせた司書に内心、『 なんつー顔してるんスかねぇ。 』と。呆れ…?ともつかない感情が芽生えると同時に、ドーナツ2個分ほどの嗜虐心が湧いてきて。懐からマジカルペンを静かに取りだし、ペン先をとある1つの棺に向けると魔力を送り。───するとカタカタ。新入生が入学してくる時期はもう何ヶ月も前に終わったというのに、まるで中に誰かがいて、外の世界に出たがるように音を奏でて。 )
>ラギー
──ら、
( 何も居ないはずの棺が鳴った、まるで己がこの世界に来た時のように。逃げないことを選択したはいいものの、立っているのもそろそろ限界が近い。その場に蹲るように座り込んだなら消えそうな声で、らぎいさん、なんて情けない声のまま名前を呼んで、その後──睨むように顔を上げて棺を見据えたなら口を開き・・・もし・・・もし誰も止めに入らなかったなら、魔法の使えない司書は迷わずこの魔法に満ち溢れた誰が聞いているかも分からない空間で、最高難度の古代呪文、禁術を口にすることだろう )
>>851 ノア
( 校舎にはイタズラ好きのゴーストや自我を持つ絵画がいる、そんな学校に長いこと身を置きながら司書の反応はやはりあどけなく、初々しい。驚かせ甲斐があるゆえに、ハロウィーンの季節になったら他の奴らから大人気なんだろうな、と思いながら足音を殺し、後ろから忍び寄り。狩りをする要領でそぅっと、一歩また一歩と着実に両者の距離を詰めてゆき。──そうして、彼女が呪文を唱えるより早く野生が牙を剥く。喉から絞り出された低音はせせら笑うような音を以って、子ネズミの鼓膜をくすぐるだろう。 )
────にゃーお、
(/遅くなって申し訳ございません!残りはまた後ほど返させていただきます)
>>828 ノア
全くだ、俺はお優しいからな。
(先程笑った彼女の言葉をそっくりそのまま口にする。到底優しそうに見えないニヤリと歪んだ笑みを浮かべると、ヒエ!と寮の獣人達はブルルと身を震わせて足早に降りて行った。王の威厳がある。といえば畏怖の象徴だろうが、この対応について不満など到底ない。ニヤニヤと人の悪い笑みのままバスを降りると、なんてことない街並みが眼前に広がっている。耳が良い自分にとって人の声や雑踏などは雑音としか思えないが、隣で目を輝かせている少女に野暮なことは言うまいと口を噤んだ。――その時、タッタッタと軽快な足音と共に横にいた彼女の髪が揺れる。は?と一拍子目を見開いている内に、彼女は数メートル先に走って行ってしまっている。思わずため息をつく。どこに一国の王子を置いて駆け出すヤツがいるのだろうか。お転婆なお姫様の背中に思わず声を出して)
おい待て、走るんじゃねぇ。
(/お気遣いありがとうございます!大変遅くなりました)
>>830
ミシェル
……グルル。お転婆なヒメサマには丁度いいだろ。
(ピンと立てた耳が教師の足音がうろちょろしているのを聞き取った。全くしつこい教師だ。とっとと別の場所へと行けば良いものを。不服そうに唸り声を小さくあげた。腕の中の彼女の抗議に、か弱い草食動物を彷彿としてハン、と片眉を器用に上げながら茶化すように耳元で囁き)
>>835 ラギー
一度しか言わねぇ。耳の穴かっぽじって良く聞けよ。
(ため息混じりの苦言をスルーするのは最早見慣れた光景だ。部員達もあ、来ないなと憐れみの目をハイエナに向けている。何処吹く風でテーブルの上のチェス盤に駒を手際良く並べだす。カンッと軽い音がし、駒達が盤上にズラリ。相手が得意とする陣形だ。その頃にはキビキビと動いたラギーの眼がこちらを向くと、レオナは一瞥もしないで口を開いた。ツル……ではなくサバンナの王者の一声に、部員達の耳がピンとこちらを向いているのを確認しながら、駒を一つ一つ指して動き方を叩き込ませ始めて)
コイツが司令塔だ。で、コイツがルーキー様、とりあえずそれだけ覚えておけ。――。
>>847 イデア
へぇ。食い物、の匂いじゃねぇな。
(スンと鼻を効かせるも、草木の香りと彼自身の香り、紙の僅かな匂いくらいしかしない。帰りたそうな相手の様子にスルーを決め込む。まるで狩りをするように相手の背後へと軽やかに回れば、彼はもと来た道を戻る他ないだろう。袋の中身を覗き込もうと更に距離を詰めようとして)
>イデア
( / 最近暑い日々が続いておりますし、くれぐれもご自愛くださいませ・・・ご連絡ありがとうございます!承知いたしました! )
>ラギー
( すぅっと息を吸い込んだところで耳元に響いた声は猫と呼ぶにはあまりに歪で獣と呼ぶには情の乗ったもの。悲鳴こそ上げなかったが身体の力が抜けてしまってその場に尻餅をつく。本当に悪戯が過ぎる生徒だ、まったく。後ろに視線を向ければ見覚えのある耳と目があることだろうが、なんとはなしに今の己の目が混乱と怒りと安堵と、ついでに少しだけの恐怖でぐちゃぐちゃな自覚がある・・・ため、本を抱え込むようにして膝に顔を埋めることに。泣いてはいないが拗ねてはいる )
>レオナ
( 行き交う人々はとても綺麗で、流行りの服やメイクをして、ただの日常がこの司書にとっては特別なのだと言ったところで信じてはくれないに違いない。嬉々として辺りを見回す己こそ多少なり異質に見えるのか、ちらちらと視線は浴びるものの校内の好奇心の目に比べれば些事。聞こえた声に振り向いて立ち止まり、振り向けば呆れたようなエメラルドの瞳──大人気なかったことは認めよう。来た道を、走るなと言われたので早足で戻ったなら今度こそちゃんと隣りに並んで・・・それはもう悪戯心と揶揄いたっぷりに口を開き )
──時間が有限だと教えてくれたのは、キミだよ。エスコートよろしく、王子様?
( / お返事ありがとうございます!お疲れ様です、ご無理はなさらないようにしてくださいね・・・!)
>>856 ノア
(茶目っ気たっぷりなお嬢様に大袈裟に肩を竦めた。まぁこんなのただの子どもの言い訳と大差ないレベルなのだが、浮足立っている相手の様子を一瞥して何度目かのため息をついた。この学園で己をそう堂々と呼称する人間はほんの一握りだ。キラキラとした笑顔の相手に、「すっ転んで歩けなくなったら余計に時間の無駄だろう」という苦言を飲み込む。どれだけ楽しみ……いや、すでに楽しんでいるのだろう相手の踊る手首を掴めば、スルリとそのまま手の平へと指を滑らせた。そのまま押し上げるように相手の手の甲を太陽に向け、もうそれはそれは恭しく“王子様らしく”手をとって。流石に“許可”がないので、白馬の王子なんてサムイヤツのマネなどしないが、薄桃色の指先と自分の鼻先が触れ合うほどの距離まで持ち上げると、エメラルドグリーンが睫毛の影で縁取られる。顔を上げた表情は、柔和な笑み、かと思えばまぁサバナクローの寮長らしい肉食めいたニヒルなもので)
――わかったわかった。まぁそう慌てんなよ、お転婆なオヒメサマ。
>>855 レオナ
( ノートとチェス盤との間で慌ただしく視線を行き来させる一方で、ビデオカメラを持ってこなかったことを軽く後悔する。とは思ってもあらかじめ二度目はない、と釘を刺されてしまった以上、今は聴覚と視覚を研ぎ澄まし、記録漏れがないように黙々とペンを走らせ続けるしかない。──やがて駒を動かしていた指が卓盤から離れればペンを置き。ザッと書いたものを確認した後、「メモしましたけど…どうッスか?」と言って見せたノートには、ミミズがのたくったような字がずらり。一応、作戦の要点はしっかり書き記した。それにコート図も添えた為、脳筋な連中にも伝わる…か不明なため書き漏らしが無いかを確認してもらうついでに、分かります?と王様からの感想を待ち。 )
>>856 ノア
な、泣いてる…?
( 耳元でにゃあごと鳴いた途端、へたり込む司書。その後、一言も発さず無言で体育座りされるとやっちまった感がじわじわと押し寄せてきて、恐る恐る腰を落とし。顔は見えないけれど、もし女性を泣かせたことが故郷にいる祖母の耳に入ったら…祖母を悲しませてしまう。それは避けたいと自分なりに考えた結果、財布から紙きれをだして。他人に譲るのは少々惜しいがこれも必要経費、そう割りきっても目をキツくつむり名残惜しそうな声は隠せないが。 )
ッ…ぐぅ…分かりました!麓の街のパン屋さんの割引券あげますんで!オレの気が変わらないうちに早く…!!
>レオナ
( 呆れたような溜め息も慣れてきた・・・それでも、憐れむような目をしないこの生徒に少なからず救われている己がいることにも気がついていた。痕がつかないような力加減で流れるように指先に添えられる穏やかな他人の温度に目を丸くする間も無く、その所作をつい目が追う。エメラルドに落ちる影も、街中だというのに周りの音が消えたような一瞬も、そんな所作とは裏腹に浮かべている生意気な表情さえも絵画のようで驚きと恥ずかしさと恐れ多さで鯉のように口をぱくぱくさせることしかできない。本当に悔しい──と一瞬だけ思ってしまった。己の見た目も立場も、この与えられた礼節に見合うものでは無いのだと思い知る。苦虫でも噛み潰したかのような表情を浮かべながら、取られた手の指先に少しだけ力を入れ。大人ぶったこの生徒に一泡吹かせてやりたいが、そんな宣戦布告すら子猫の戯れだと鼻で笑いそうな御人だ。そんな獅子の子を困らせるための行動なんて、一生懸命慣れない我儘を言うことくらい )
チョコレート!早く買いに連れて行ってください。あと動いたら喉が渇いたので紅茶も飲みたい。それから本も見に行って、ええと──
>ラギー
──ふ、あは
( じっと感情が落ち着くまで膝に顔を埋めているつもりがいつまで経っても嘲るような声が聞こえてこない。てっきり悪戯が成功したとあの生意気な顔を破顔させてゲラゲラ笑い転げるかと思っていたというのに、思ったより近くで気配がおずおずと揺れて困惑したようなセリフに顔を埋めたまままばたきをした。何かを考えるような間、それからこの生徒らしい泣き止ませ方に顔を上げて──困った生徒だと笑う。ゆるゆると首を振りながらその券は生徒の手に持たせたまま、ゆっくりと足が痛まないように立ち上がれば大きな耳には触れないよう気を付けつつ褒めるように生徒の頭に手を伸ばす )
泣いてませんよ──ただ、次はないと思うように。麓まで司書は中々行けません、が、そこのパン屋さんはいつか行ってみたいと思っていたので今度メロンパンでも買ってきて・・・あ、お代は払いますから
>>858 ラギー
(ザカザカとペンが走る音を聞き取りながら、器用に駒を動かす。一度しか言わないと言った手前、何人かのお利口さんはメモを取っているようだった。特に狼の尊敬しています!と言わんばかりのしゃらくさい視線がザクザクと突き刺さって居心地が悪かったが、いちいち取り合うのも時間の無駄だ。ハイエナ共々の紙を擦るペンの音がさもオーケストラのようになり、いつの間にやら見様見真似で筆を執る者が増えてゆく。これで、後ろで必死こいてメモをとるハイエナに万が一不足があっても、パッチワークのごとく誰かしらカバ―出来るだろう。ペンの勢いはデクレシェンドでも見えているのだろうかと思うほど衰えてゆく頃、最後の忠告を終えた。周りを確認すれば、ようやく息が出来るとばかりに「はぁ」と誰かのため息が漏れる。流石に拍手喝采など有るわけもないが、代わりにラギーが立ち上がりズイ、と出来上がった楽譜――ではなくメモを広げる。目玉商品を探す血相で書いていただけあって、図まできちんと記載されていることに「へぇ」と感心の吐息を漏らした。まぁミミズが這ったような字ではあったが、傍に置いているだけあって自分的には可読資料になっている)
よく出来てるじゃねぇか。あとで清書しとけよ。
>>859 ノア
おい、増えてねぇか?
(はくはくと空気を出すだけの相手に、酸欠の金魚……。と一瞬ド失礼なことを重ねつつ、ポンポンとアレソレと行きたい場所を投げられる。きっと言葉に形があるならば自分の頭の上を飛んでいっているのだろう。悔しそうな、まだ蝋燭の炎程度には対抗心を燃やしているらしい目に、白い牙を見せた。相手は良くて毛糸に絡まる仔猫のよう。勝負はついた。とばかりに余裕綽々で鼻で笑い飛ばしながら、甥を尻尾であやすごとく、せいぜい相手をしてやるような言葉を吐いて。柔らかで、小さな指の腹が、自分の硬い皮膚に押し戻されている。やはり中性的な格好をしようが、高い厚底を履こうが女性は女性なのだと一瞬だけスンと口端が下がった。――やっぱ連れて行くか。と、バスで片隅に思案していたことをやると決めて、手に力が込められたことを良いことにそのまま言われた通り――いや、彼女が望む場所ではないのだが、エスコートをして)
それは連れて行ってやるが、その前に寄るところがある。
(/前回書き逃しましたが、お気遣い痛み入ります!)
>レオナ
( 生徒同士が見せる無邪気な青い春を孕んだ笑顔ではなく、慈愛に満ちた愛しい人を見るような微笑みでもなく、勝ち誇ったような──一方で年相応な意地の悪い笑みに仕方なく言葉を呑む。まったく、司書を小馬鹿にしている・・・と不平不満はあるものの、街に連れ出してくれたことを鑑みれば許さざるを得ない程度のものだ。あと我儘放題のオーダーにも連れて行ってやると返事をくれたし。緩く歩調を合わせるように、先を歩き出した生徒に促されるまま進めば、鼓膜を揺らした言葉にぽかんと効果音がつきそうな表情をしてみせて。生徒の用事であれば席を外そうと考えたが引かれている手からしてついて来いと言う意味なのだろうし、しつこく行き先を問うのも気が引ける )
──確かにエスコートとは言った、言った、でも冗談というか・・・些か恥ずかしさが勝つのだけれど、キミ
( / 滅相もございません!ありがとうございます、引き続きよろしくお願いいたします・・・どうかご無理はなさらず! /蹴 )
>>859 ノア
…ぅ、そーゆうの良いから…触るなら金もらいますよ。
( 吹き出すように聞こえた笑い声にそろ、と片目を開け、頭を撫でられそうになると反射で数歩たたらを踏み。耳ほど繊細じゃないにせよ頭も一応パーソナルスペースの一部、親しい人以外に触られるのは嫌じゃないけど、少しばかり抵抗感が。あとここ公共の場だし、まかり間違って司書に懐柔されたなんて勘違いされるのはまっぴらゴメンだ。複数の通りがかりの目に若干、居心地悪そうに耳を伏せたのなら、割引券をポケットにつっこみ。セーターの袖を指先でつまめば早く図書室にと訴えるようにクン、と引っ張り。 )
お、お遊びはもう終わり。早く行きましょ?
>>860 レオナ
こ、これは元からッス!!…てかオレがメモする必要なかったんじゃないッスかあ?
( ムチが多い王様からの珍しいアメにおや?と耳をピクつかせたのも束の間。ミミズがのたくった字はゴミ溜め育ちの弊害からで、新しく書き直したところで大して見栄えは変わらないだろう。ゆえに清書しておけと言われれば多少恥じらいが混じった様子でギャン!と上記を吠えて。その勢いで周囲に目を向けてみればさっきはメモ取りに必死で気がつかなかったが、他の奴らもしっかり作戦を記録していたらしい。てっきり己だけの仕事だと思って、必死に食らいついた自分がバカみたいじゃないか?むっと唇を尖らせると、近くにいた先輩に『お前だけに任せると後で金を取られそうだ』とトンデモナイ評価を受けたため。 )
はあ~?そんなことするわけ───これコピーして売ったらワンチャンあるか…?
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