司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>ALL
( / 参加許可ありがとうございます!絡み文を投下させていただきます。お手の空いている方がいらっしゃいましたらお喋りして下さると、嬉しいです。記憶があやふやな為、似非ブッチだとは思いますが、お手柔らかにお願いします~ )
( 飢餓感に負け温室で栽培されているマンドラゴラを無断栽培したのが全てのことの始まり。まさか近くに生産者がいるとは思わず、一目散にその場から離れたものの相手も諦めが悪いようでかれこれ10分ほど鬼ごっこを繰り広げている最中だ。長年スラムの狭く、ろくに整備されていない路を駆け回ってきた賜物か、生徒と生徒の間を上手くすり抜けながら無事、人通りの少なくないストリートを脱出して。目の前に立ち塞がる高い、高い塀も収穫物を抱きながら力ずくでよじ登り、颯爽と垣根を越えようとした──その時。視界に飛び込んできた人影、想定外の障害の正体にたどりつくその前に叫び。 )
───ちょっとそこの人どいて!
「 うふふ、知らないの?愛嬌がある女でも美しい女でもなく、最後は泣く演技が上手い女が生き残るのよ。どんな世界でもね。 」
「 ……元の世界に帰りたいか?そうね…戻れるようになったらその時に考えたらいいんじゃないかしら。だって私、この世界がとても好きなんですもの。魔法とおとぎ話だなんてとっても素敵、だからその時が来るまでこの素敵な悪夢を楽しもうと思って。 」
氏名/ ミシェル
性別/ 女
性格/ 一見大人びたしっかり者に見られがちだが楽しいことが大好きな快楽主義のいたずらっ子。おっとりしてそうに見えて抜け目のない強かなちゃっかり者で、尚且つ頑固なので1度決めたことはなかなか曲げない厄介な性格。本人もそれを自覚をしてはいるもののそれも個性だと受け入れてしまっている為直す気はサラサラない。だが元の世界では家柄上社交マナーを叩き込まれているため面の皮が厚く、どこの世界の金持ちも似たようなもので笑顔と口で相手を負かせるのは得意な強かな女。オクタヴィネルの皆さんにも負けませんよ、とは彼女自身の言葉。
容姿/ ふわふわと緩やかにウェーブした色素の薄いヘーゼル色の髪で長さは胸元あたりまであり普段はサイドを編み込んだハーフアップにしている。男子生徒が多くいるこの学園でスカートの女子制服は危なくないかという言葉に「 ま!ふふ、自分の性的欲求すら満足に支配できないという自己紹介かしら。 」と言ってのけた為着用している制服はふわりとしたパニエを履いていることもあり可愛らしいふんわりミニスカート。胸元はリボンとネクタイを気分で日によって変えている。両耳に1つずつ真珠のピアスをしており素身長は162センチほどだが8cmのあストラップヒール履いている為普段は170cm。体つきは凹凸がなく華奢でスレンダーな体型で顔立ちは可愛らしい少女というよりは華美な絵画のような顔立ち。
備考/ 一人称は「私」。元の世界では貴族だったらしく所作やテーブルマナーは身についているが性格が至ってフランクな為そこまで高貴さを感じさせない。故にオンボロ寮に住むことになった際も「素敵だわ!私のお城を1から作れるのね!」と1人だけきゃっきゃしていた。好きな授業は錬金術と占星術、それから体力育成。魔力がなくとも材料の組み合わせや勉強等で頑張った分だけ結果が目に見えるのが好きらしい。趣味は裁縫、乗馬、それから剣技。裁縫は主に可愛い可愛いグリムに身につけさせる装飾品を作っている。乗馬や剣技は元の世界で習っていたことから趣味に転じた。女の細腕なのでパワー負けこそするものの、相手の一瞬の隙を突くのが得意な厭な戦い方をする。料理や掃除は元の世界にいた頃は全て使用人にさせていた為、最初のうちはキッチンを爆破させたり炭を作成したりしていたが今ではすっかり得意になった。
( / 大変失礼致しました、pfの名前部分の変更をスッカリ忘れておりましたので其方のみ変えて再提出させていただきます…!!
レス消費申し訳ございません…! )
>>738
>>ノアさん
まあ。
……うふふ、嬉しい。早起きしてブローを頑張った甲斐があったわ。
( 彼女の細い指からころん、カウンターの上に転がった可愛らしいキャンディーにぱちりと長いまつ毛に囲われた瞳を丸くさせてはすぐににこにこと嬉しそうに微笑んでは両手でそっと口元を隠しながら女の子の可愛いには時間との戦いということを裏に含んだ言葉を零しながらころころと笑って。自分よりも少し幼く見え、そして可愛らしい身長の彼女は見た目こそ自分よりも年下に見えるがその言葉使いや雰囲気はこの学園たちの教師のようにシッカリとした基盤のある大人のようで、そのちぐはぐ具合が不思議でミシェルは好きらしく。「 あのね、今回はナッツとココアとプレーンなんです。ほんとうはレーズンもあったんだけれど、グリムに食べられちゃって。 」彼女に渡した小袋を指さしながら中に入っているクッキーの種類を説明したものの、自分でもお気に入りだったレーズンは悪食な大食漢にすべて平らげられてしまったのだとさくらんぼ色の唇をつん、と尖らせて。 )
( / 名前の件大変失礼いたしました…!
改めて名前部分のみ変えてpfを提出させていただきましたのでご確認お願いいたします…!! )
>>741
>>レオナ先輩
─── ごきげんよう、レオナ先輩。起きてくださいな。
( 暖かかな陽の光が柔らかく降り注ぐ温室。何やら分厚い夕焼けの草原の歴史書を何冊か胸に抱えた状態でコツコツと真っ直ぐ昼寝をしているであろう彼の元へ近づき、恐れることなく話しかけてはそのまま隣にちょこん!としゃがみこんで挨拶もそこそこに用があるので起きろと百獣の王の眠りを妨げて。まるで絵画のように整った顔立ちの眠り姫…というには些か治安の悪い彼の隣でぱらぱらと歴史書を捲りながら「 夕焼けの草原の永住権についてお聞きしたくて。王族の方ならお詳しいでしょう?異世界人の永住権については歴史書に乗ってなくて……。」と悩ましげにため息を吐いては、もうスッカリこの地から出られなくなってもどうにかなるようにカラスの手を借りることなく自分で調べているらしくちらり、と彼の方を見つめて。 )
( / なんと!覚えててくださっていて幸いです…!!ヴィル様の美しさに日々感謝し生きているオタクでございます…!!
早速ですが絡み文を書かせて頂きました、シーンなど勝手に捏造してしまいましたのでもっと別のシーン等がよろしければ遠慮なく仰ってください…!! )
>>743
>>ラギー先輩
っ、───
…嗚呼、吃驚した。ごきげんようラギー先輩。
( 今日のご飯は何しようかしら、そういえばグリムがレポートでいい評価を取っていたみたいだからご褒美にツナを使った料理にしようかな、なんて思考の海に肩までどっぷりと使っていた頃。ふと自身の耳に届いた声にパッと視線を上げれば逆光で見えないが宙から何かが降ってくる様子に思わず呼吸が止まりながら後ろへ飛び退いて。だがしかし8cmヒールに石畳の地面は相性が悪く足を取られてしまったのかそのまま尻もちを着き。ぱちぱちと何度か瞬きをしながら降ってきた人物…獣人の彼に取り敢えずそのままの状態で呑気に挨拶をしては「 パルクール、って言うんだったかしら。お上手ね。 」と彼が誰かに追いかけられているという考えするもないのかふわふわと笑って。 )
( / こんにちは!創作監督生のミシェルと言います…!!
早速ですが絡ませていただきました、もし絡めるキャパシティや相性の不一致等ございましたら遠慮なくスルーしていただいて構いませんので、宜しければお話させてください……!)
>ノア
今更知ったのか?クク、俺の頭を撫でるなんざ草食動物には100年早い。
(司書からポロリと出てきた言葉に、まさかそんな素直に褒められるとは思わず睫毛を揺らす。もう一度睫毛が目元に影を作った時にはエメラルドグリーンの目を細め、ニヒルに牙を見せた。引き上げられた口から出てきたのはやはり小生意気な言葉。プライドがエベレストのように高く、実力もこの学園ではずば抜けている自分としては〝当たり前〟のことであったが、どうにも彼女は甘え下手らしい。いつもの目の光がない笑みとは違う、穏やかな笑みを物珍しげに見つめていた。そんな彼女は掴みどころがない口調で、あの高慢ちきな教師の口癖を言い笑っている。この俺に、あの司書が、まるで友人のように他愛もないからかいをするとは。喉の奥で押し殺すような笑いが思わず漏れる。頭を撫でたいようだからと、頭一つ分小さい彼女のたっぷりとミルクを入れた紅茶のような髪をクシャリと撫でた。それはもう〝友人〟のように)
>ラギー
あ?――ガルルル。誰に命令している?
(突然影が差した。と思えば、よぉく知ったハイエナが一匹。こちらに落っこちてくる。咄嗟に風魔法で相手をふっ飛ばした。宙を再び舞う相手とは反対に、自分は五体満足傷ひとつないが、そんなことは問題ではない。何せ温室を含む植物園は自分の縄張りだ。授業も相変わらず出ず寝ていれば、バカでかい声が響きドタバタと慌ただしい足音で叩き起こされた。その時点で砂にしてやろうかと思ったが、それ以上に巻き込まれるのも御免だととっとと次の昼寝スポットに移動する……筈だった。再び喧騒の中に巻き込まれたら誰だって気に障るだろう。マジカルペンをクルリと回す優雅な動作とは反対に、地獄の底から漏れるような唸り声が喉を振るわせた)
(/ラギー君~!お話出来て大変光栄です。初っ端からぶっ飛ばしてしまい、大変申し訳ございません。何様俺様レオナ様でございますが、仲良くしていただけますと幸いです)
>ミシェル
うるせぇな……ああ?俺の眠りを妨げた理由がそれか。
(お綺麗な言葉遣いとは裏腹に、叩き起こされ不機嫌丸出しの唸り声をあげる。サバナクロー寮生であれば、ヒエッと身震いしそうな獰猛な声だったが、平和**した草食動物に意味などない。まだ半分まどろみの中にいながらも、九官鳥のように喋り続ける女性に、片方の眉を器用につり上げた。欠伸を一つ噛み殺し、目をしばたたかせるとやはりこの声はヘーゼル色の髪の少女のものだった。起きた自分にこれ幸いと喋リ掛けてくる女性をジロリと睨みつけながら、ようやくエンジンの掛かった頭で言葉を理解する。ハングリー精神が旺盛なことは、弱肉強食の世界には必要なことだ。その点は草食動物でありながらも見上げた根性だろう。どうやらお転婆らしい女に、ゴロリと寝転んでいた上体を起こした。彼女の手から本を掻っ攫うと、記憶していた文面しかやはり載っていなかった。そりゃあ異世界から来たらしい彼女の取得方法など記載があるわけがない。彼女の根性に応えてやるべく思考回路を巡らせた結果、出てきた答えは他力本願な意見だった。だが、実際永住権RTAでは有効な手段であることも確かだ。冷めた答えと一緒に、攫った本を彼女の膝に置いた)
俺より、カリムあたりに言えば良い。永住権、どころか家まで用意してくれんだろ。
(/お手数おかけいたしました。ありがとうございます!めちゃくちゃ他力本願寺の答えですみません泣)
>ラギー
──キミねえ、
( そこそこいい天気の今日、腕に抱えた数冊の本の装丁を確認しながら図書館へ戻る道中──これらの本は可哀想にも延滞されてしまい、その主犯である某錬金術の先生から引き取ったものだが──聞こえた声と視界で光ったほんの一瞬の何かと、視界にかかった影に顔を上げ、そのまま・・・咄嗟の判断は、本を抱えたまま後ろに飛び退くこと。抱えた本を守るべく姿勢を低くして何とか体勢が崩れるのを防いだとはいえ、空から人が降ってくるというのはいただけない。睨むように視線を上げたところで、相手も腕に抱えているものがあると視認すれば──高いその柵の向こうを見通すように目を向け、再び目の前の生徒へ。まあ、つまりは )
──盗みは良くないと思うのだけれどね
( / 絡み文ありがとうございます!引き続き生意気な司書ですが仲良くしていただけますと幸いです! /蹴 )
>ミシェル
ブロー・・・いつか、キミに髪の手入れの仕方を教えてもらおうかな。どうにも本以外に興味が持てない性分のようで──
( 朝、もし早起きをしたなら──多分そのまま読書に時間を費やしてしまうだろうし、早くに図書館を閉めたならそれも同じ結末を辿る、そういう性分であるからこそ、こんな風に美しく手入れをして己の時間で生み出した素敵なお菓子を誰かに提供するこの生徒が可愛らしく見える。ナッツとココア、それからプレーン・・・どれも紅茶には合うだろう。レーズンは残念ながら相棒たるモンスターに取られてしまったようだけれどきっとそれも美味しかったはずだ。飲食厳禁のこの場で封を開けることが出来ないのが歯痒いが、それならば食べられる場所へ移れば良いだけの事。そっと袋を手に取ったなら、図書館の扉を指し )
廊下なら、図書館の外だから食べてもお咎め無しですよね?
( / ご確認いただきありがとうございました!そして再提出もありがとうございます・・・!お手数をおかけしました、助かりました・・・!! / 蹴 )
>レオナ
──肉食動物が私の頭を撫でるのも二百年は早いはずなのですが
( 人が珍しくも素直に喜び褒めたというのだから、大人しく素直に受け取っておけばいいものを──と大人びた仮にも司書らしい思考回路に終止符を打ったのは、思えばこの生徒は一国の王子であって、色々なことを出来て当たり前のことだと言われて来たのかもしれないと思ったが故に。実際、運動能力は文句なしと聞いている、勉強だって授業に出ないことがあるだけで出来ないわけじゃないだろう、何よりこの司書が読めなかった文章を平然と訳す知識量・・・有能なのは非常に悔しいが疑いようがない。神様というやつはとことん不平等だと心の中で悪態を吐いたところで不意に視界に影が過ぎり、大きな大きな・・・手が無遠慮に頭に乗る。想定外の行動に目を丸くして、ぽかんと口を半開きにして、手慣れた悪戯をする子供のように無邪気な戯れを享受──したいところだが、司書にも司書の意地がある )
言っておくけれどね、百年なんてあっという間で直ぐに司書だってキミをもみくちゃにする権利を手にするのだから──その時はその耳ももふもふしてやりますからね、覚悟しておくように
>ノア
はっ、そりゃあ楽しみだぜ。何せ王族の頭を撫でるっていうんだからな。
(オトナの見栄というヤツか。話題の耳をピクリと90度に動かし、煽って見せる。この学園から一歩出れば、自分と眼の前の女性では天と地ほどの立場の差がある。 嫌味っぽく意地の悪い微笑みを口元に浮かべ、乱れた彼女の頭から手を離した。 特権階級の者らしく胸を張り堂々とした立ち姿で、顎を上げて更に見下ろす。つむじが見えそうな乱れ髪の彼女に、ふと。思い立ち、懐からマジカルペンを取り出す。マジカルペンを振れば麗らかな日の薫風ような空気の流れが、ミルクティ色の髪を撫でつけ美しいキューティクルが水面に反射する光のように煌めいた。贅沢な魔法の使い方だと思うが、こちらは王家の優秀な男だ。レディの髪にキスの一つでも落とすくらい造作もない。整った髪に満足すると、再びマジカルペンをポケットに突っ込んだ)
>レオナ
キミこそ、この司書様の頭を気安く撫でるだなんて良い度胸というものですよ──
( ぴこっと頭の上で揺れる獣耳が心底憎らしい、可愛らしい見た目とは裏腹に性能が確かなその耳はさぞ音をよく拾うのだろう──童話にその耳の大きさと性能をたずねて食べられた少女がいるくらいなのだ、だからこそ先程私に気がついたのは物音が聞こえたからかと確認はしない。ただ、この生徒は自身の立場もこの司書の立場も理解しているのだろう。片や一国の王子として将来は手の届かない存在になり、片や得てしまった知識に縛られて最悪は命尽きるまでこの図書館から出られない出自不明の司書──ある意味、仮にこの生徒がいつか自分の国を奪おうと考えたなら、この歩く禁書のような司書の存在でも思い出してくれたならと思うが、そんなこともしないだろうし。離れた手に、乱された髪を直そうと手を持ち上げかけて・・・少し強く、どこからが吹いた風にぎゅっと目を閉じ、落ち着いた頃にそうっと持ち上げる。カウンターに反射した自分の影の髪が綺麗に整えられているのを見下ろして、何度目かのぽかんとした表情をしてから満足気な目の前の──王様に視線を戻し、喜色が滲まないように、意識して鼻で笑うように目を細め )
触り心地がいいモノでもなかっただろうに、ご丁寧にありがとうございます・・・どうやらサバナクローの王様は施しを与えるのが上手いらしい
( / まとめての返答で大変恐縮ですが、皆様絡んでくださりありがとうございます!生意気なハイエナですが、ご不快でしたら蹴っていただいて構いません。どうぞこれからよろしくお願い致します/蹴可 )
>745 ミシェル
───っと、ミシェルさんの方こそナイス回避!ってお喋りしてる場合じゃねえや、
( 小さな障害物の正体は、監督生の女子生徒だった。驚きに満ち溢れた顔をその目に映すかたわら、豪快に飛び出してきたわりにトン──と、一応ネコ科の端くれとして音もなく静かに着地してみせ。意図的じゃないにせよ彼女がしゃがんでくれなければ今頃、大事故になっていた。グッと親指を突き立てたのも束の間、壁を隔てた向こうから己を探す怒号が鼓膜を揺らし、今ハイエナがどういう状況に置かれているのか理解いただけたはず。煩わしそうに眉を寄せた一方で「派手に尻もちついてたけど、平気?」と。男性だったらこのまま立ち去るところだがお国柄上、女性となると足を止めざるを得ない、逸る気持ちを抑え訊ね。 )
>>746 レオナ
──いっててて…。受け止めろ、なんて贅沢言わないからせめてもう少し優しくして欲しいッス
( 厄介な障害物だと思った人影はまさかの寮長でヤバい、なんて思う頃には時すでに遅し。ペン先から放たれた強い風によって再び宙を舞い、なす術なくべしゃっと地面に落っこちる。せめて避けてくれれば、と思うもこの傍若無人が服を着て歩いているような人相手に、譲歩を望むだけ無駄なのだろう。ズキズキと痛む体を起こし、制服についた汚れを叩き落としながら“人使いが荒いんだから…”なんて文句をぽつり。他の生徒だったら尻尾を丸めて萎縮していそうだが、腹の居所が悪い相手なんて2年もそばにいれば見慣れてくる。神経が図太いこともあってか大して動じずまったくもう、と腰に手をあて。 )
オレが使いものにならなくなったら1番困るのはアンタでしょー?夜食作りに部屋の掃除、昼飯のパシリに…その他諸々。アンタはオレ達のボスだけど、それでもオレみたいに面倒くせえ雑用ぜーんぶ引き受けてくれる都合のいい駒なんて、なかなか捕まりませんよ?
>>747 ノア
…初っ端から心外ッスねぇ。このマンドラゴラはオレの私物で、レアな品種だから狙われてるって可能性は考えないんスか?
( パッと振り向いた顔はよく見覚えのある顔で、真っ昼間から図書館以外の場所で遭遇するのは珍しい気が。彼女が立っていた場所に軽やかに着地すると、会って早々、己を盗人だと断定してくる彼女にやや不服そうに小首を傾け。塀を隔てた向こう側からは、やれ返せやら何やら罵詈雑言が聞こえるが、奪われた私物を奪い返したという可能性もあるじゃないか。会話から追っ手が壁をまわって迫ってきていることを知ると「──そういう事なんで雑用ならまた今度に…またね女王様。」と非難の眼差しを笑顔で揉み消し、オンボロ寮に向かおうとして。 )
>ラギー
( 仮に目の前の生徒が栽培者だとして、わざわざ土から引っこ抜いてまで持ち出して守る必要性があるだろうか──生徒を頭ごなしに疑ったことを謝罪するより先に聞こえた声に、やはり犯人はキミなんじゃないかとじっとりとした視線を向けつつ本を抱え直すように姿勢を正し。しかしながらここでこの目の前の生徒を引き止めたとして後が面倒そうだ、それから追いかけてきている生徒との間に挟まれるのも困る、が、ここで見て見ぬふりをしたというのも立場上面倒なことになりそうで困る。ほんの少しだけ逡巡し、仕方ないから引き止めるか・・・と1歩を踏み出したところで右足首の嫌な痛みに眉を寄せ・・・再び思考。諦めたように首を振り )
──キミ、悪いのだけれど“ソレを私に持ってくるように頼まれた”ことにしていいから、返してきてください。必要数が足りたらしいと言えば分かってもらえるでしょう?・・・で、その後、図書館まで肩を貸してほしい。ソレと同じだけのマドルに少しのボーナス分も添えて渡しますよ
>ノア
もっと広い世界を見たらどうだ?空を見るのは飽きただろ。
(この狭い箱庭の大層な肩書きに一笑に付した。例えるなら相手は井の中の蛙。ただし賢い蛙だ。まさか自分と相手の立場の差がわからない訳はないだろう。それでも妙に司書に固執しているように見えた眼下の女性にゆるりと頭を傾けた。彼女の複雑な事情など知らないからこそ、ズケズケと提案出来るのだ。流れる雲を見るのは飽き飽きだろうと、遠くから聞こえてくる生徒達の声を聞き取りながら。鼻で笑う相手に、目は口ほどに物を言うとはこのことだなと、長い睫毛が目元に影を落としているのを見やる。というかまぁ。こういう皮肉っぽい言い回しに覚えがある。このあたりは王族よりも女性を大事にするお国柄と言う方が正しいが、彼女が感情を隠しているのと同様に暴くような野暮なことはすまい。ただ、自分を卑下する行動だけは気に食わず、薄くなった瞼の中の水晶を覗き込むように告げた)
気になるなら、ポムフィオーレにでも赴いたら良い。手厚い歓迎をしてくれるだろうぜ。――上に立つ者は常に他の奴らのことを考えているもんだ。
>ラギー
そりゃ受け身をとれなかったお前の落ち度だ。俺は魔法まで使って衝突するのを防いでやったんだ。むしろ感謝してほしいくらいだ。
(相手が空から不時着したところで、ようやくしっかりと視認する。ハイエナの姿はなんだか薄汚れている。自分が魔法でふっ飛ばして地面に転がったせいなのだが。ハイエナがすっくと立ち上がりいつもの小言を並べ始めたので、まぁ大丈夫だろ。と1ミリほどあった気遣いは藁の家のように吹き飛んだ。適当に右から左へと聞き流しながら、やれやれと肩を竦める。さながら舞台俳優のような大袈裟な素振りは、ラギーの抗議を顔面にぶつけ返す予備動作である。傍若無人にお前が悪い。と責任を全て相手にぶん投げた。フォローやサービスなど存在しない。上に立つ者は下の者に気を配るが、顔色は窺わないものだ。肩を引き、腕組みをし、尊大な態度のまま、牙を剥き出しにして嘲笑う)
飼い犬に手を噛まれる趣味はねぇな。
>>752 ノア
同じ額?ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ…で、ボーナスがついて…。シシシ、やっぱり持つべき物は羽振りの良いパトロン…じゃなくて優しい先生ッスね!
( 何を隠そう、このマンドラゴラ達は次の給料日までの繋ぎになってもらうのだ。生活が掛かっている以上、そう易々と取引を中止をする気は毛頭ない。─そう思っていた、マドルとボーナスの響きを聞くまでは。二つ返事で女王様との取引に応じれば、ご機嫌な尻尾を揺らしながら盗品を本来の持ち主に返却しに行き。それが終わればすぐに司書の元へ、本来なら腕を回した方が歩きやすいが、警戒心が強く馴れ合いを好まない司書は過度な接触は好まないだろう。ハイエナ相手なら尚更に。ひとまず言われた通り肩をそっと近づけて。 )
はい、ドーゾ。図書室より近いし、ひとまずうちの寮に行きましょう。包帯とか湿布も山ほどあるし、
>レオナ
そういう時は、“気にするほど触り心地は悪くなかった”と嘘でも言うものですよ──まだまだ子供ですね
( もっと広い世界を・・・一瞬だけ心臓が嫌な音を立てて軋んだ気がした。目の前の生徒のことは知っている──第二王子で兄には息子がいて、優先されるべき継承権はなく、ユニーク魔法さえ破壊的──国を出てやってきた学び場である此処は、この生徒にとって広い世界なのだろうか。ふと視界に入った窓から空の青さを視認して・・・図書館の外は、学園の敷地内しかまだ外出許可を得られたことは無いけれど──いつか街に行ける日も来るのだろうか。そうだったなら、色々な本屋を巡ってみたい──ぱちんと泡が弾けるように思考が止まり、揺れた2つのエメラルドグリーンを見上げたなら再び鼻で笑うように言葉を紡ぐ。明らかに見た目は司書の方が幼いに違いないが・・・ここが学園であり、この王子様が生徒である以上、司書はこの生徒よりも大人だ )
まあ──また遊びに来てくれる時までに、ヘアオイルくらい手に入れておきます。口の減らない・・・失礼、生意気な王様からの御言葉ですからね
>ラギー
──まったく都合がいい
( 損得判断が上手いと言うと聞こえはいいが、マドルに釣られすぎだろうとお小言をいいたくなるほどにこの生徒はわかりやすく、そういった意味では使い勝手がいい──どちらかというと短くふかふかに見える尾を嬉々として振り回しながらいなくなる背中を見据えつつ、1歩を試しに進んでみたもののやはり──これは明日からの業務の見直しが必要になりそうだ。戻ってきた生徒が無遠慮にこちらに手を伸ばさないことを知っていて、安堵したように少しだけ身体から力が抜けた。片手をその肩に預け、申し訳ないと思わない訳では無いが少し体重を預けつつ・・・確かに図書館に戻ったところで手当てできる道具はないし、保健室に行ったところで怪我した理由の説明も面倒だ。何より好き勝手外を出歩いていたことを咎められた方が厄介に違いない、選択肢はいくつもあるようで実質1つ )
キミの寮、ね。・・・縄張りに部外者が踏み込んでも許されるのであれば、お言葉に甘えましょうか
>>746
>>レオナ先輩
ま。厭だわレオナ先輩ったら。
カードの手札は幾つあっても困らないでしょう?
( 彼の最もな意見にぱちぱちと何度か瞬きを繰り返した後に思わずと言ったようにくすくすと笑顔を零せば、膝の上に返された本をそっと白魚のような手で撫でてはもう既に砂漠の寮の彼には声を掛けたと告げながらふわりと花のように微笑んで。恐らく何かの対価を渡せば深海にだってパイプを作ってもらえるだろうし、茨の国にいたっては子どものように指切りげんまんだってした。あと思いつくのは輝石の国と夕焼けの草原とそれから薔薇の王国と……。兎に角この在学中になんとしてもそれぞれの国に移住できるような環境の地盤を整えておきたいのだ。〝何があってもいいように〟。あとカラスが働いてくれないので自分で働くしかない。ミシェルはにっこりと微笑みながらはらはらと適当に本のページを捲りながら「 賢いレオナおじたまなら分かってくださるでしょう? 」とからかい混じりにさくらんぼ色の唇を釣り上げてはニコ!と音が着くような分かりやすい笑顔をうかべて。 )
>>747
>>ノアさん
あら!じゃあ今度お泊まり女子会をしましょう、グリムはエース達のところでお留守番してもらって。
( 彼女からの思ってもいない提案にぱっと星空のような瞳を輝かせてはぱちん!と手を鳴らしてはナイスアイデアだと言わんばかりにひとつ提案をし返して。男の園の中の数少ない同性同士、せっかくならばこの際今まで機会がなく話せなかったこともたくさんお話をしたいと年相応ににこにこふわふわ微笑んで。グリムはヒトではないが、マァおしゃべりな子なので今回は除外。女のお喋りには秘密事が付き物なので。と、袋片手に可愛らしい言い訳を並べてみた彼女に思わずふは、と淑女らしからぬ笑いを零してしまえばそっと口元を片手で隠しながら 「 図書館の女王様はノアさんですもの。誰も咎めやしませんよ。 」とちいちゃな彼女の手をするりと取ればそのまま紳士が淑女にそうするように廊下へとエスコートを。生まれてこの方エスコートをする側の練習はしたことがないったが、ずうっと傍でエスコートをされていたせいが案外其れも体に馴染んで違和感がなく、ミシェルは何だか楽しそうにうふうふわらって。 )
>>751
>>ラギー先輩
あら。心配をしてくださるほどの余裕があるなんて紳士ですのね。
─── こちらに。
( 塀の向こうから絶え間なく聞こえてくる怒号やらに何となく彼が置かれている状況を察すれば、追われている身で尚こちらを心配してくれている言葉ににっこりと美しく笑えば音もなく静かに立ち上がりそのまま彼の手をそっと捕まえては自分の住処であるオンボロ寮の方へと走り出して。床に打ち付けた尻やら少し捻ったらしい足は確かに多少なりとも痛むがこの程度でへたっていたら社交界のドレスと高いヒールで何時間もダンスやら立ちっぱなしの談笑なんて耐えられない。社交界の華は筋力と忍耐力がなければ成り立たないのだ。あと演技力も。そうこうしているうちにあっという間にオンボロ寮に辿りつけばふぅ、と一息吐いたあとにぱっと彼の手を離して「 引っ張ってしまってごめんなさい、痛くありませんでしたか? 」とにこりと微笑みながらこてりと首を傾げて。 )
>ミシェル
私がオンボロ寮に?──とっても素敵なお誘いですね
( それは流れ星でも降ってきたかのような嬉しそうな声色は鈴の音よりも綺麗で、告げられた提案は砂糖菓子より甘いものだった。得体の知れない司書を自身のテリトリーに招くとは、と思う反面年甲斐もなく喜んでしまったのも事実であり──あるいは、一人でこの図書館で眠らなくても良いのではという期待か、お泊まりの許可が得られるかの不安か、色々な理由があったにせよ──それは長く司書を勤めていた身にも初めてのこと。差し出された手におしゃまさんだと揶揄う様に手を乗せたなら、2人でこっそり廊下へ──人が少ない図書館だ、数分席を外したところで司書を探し回る生徒もいないだろう。頬を撫でる風が少しだけ冷たく、図書館とは違う空気に小さく深呼吸をしてから可愛らしい包みに手をかけて )
女王様だからこそ、ルールは守るものですよ──ハートの女王の規律より厳しくはないにせよ、ね。クッキー、いただいても?
>>753 レオナ
ええ、もう、すっげー感謝してるッス!お礼に今夜の夜食は、お野菜た~っぷりのスープとサラダでも作りましょうか。
( この怠惰な王子様の生活は自分なしでは成り立たない、という事実を指摘してやれば少しは余裕も崩せるかと思ったが、結果は失敗。むしろライオンの加虐心をくすぐってしまったようで、わざとらしい仕草と共に意地悪く歪んだ唇にじとりとした眼差しを向け。───故郷に彼の玉座は無くとも、自分達の王様は彼だ。異論は無いし、ましてや反旗を翻してやる、などとは思わない。ただ少しくらいその余裕を崩してみたい、とは思い少しの怒気が見え隠れした笑みを貼り付ければ彼の天敵を口にし。飼い犬と言ったが残念ながら己はハイエナだ、犬とやらも恐らく別の獣人を指しているんだろうとあえて曲解し。 )
レオナさん普段、肉ばっかで全然野菜食べないでしょう?いくら肉食性だって言ってもそれじゃあ体に悪いから、ね?
>>755 ノア
それはネズミちゃん次第ッス。ノアさんも知っての通り…うちの寮は喧嘩っ早い奴が多いから。下手に煽らず、お行儀よぉくしてれば獲物になることはないッスよ。
( 以前抱き上げた時は軽い、という感想しか浮かばなかったが、今回はそこから更に新たな発見があった。魔法の有無と関係なしに、不便そうで脆弱な人間という種族、その中でも女性という生き物はいっとう脆いんだな、と。自国の女性達はみな心身共に強く、逞しい者が多いため赤く腫れた足首を見てなおのことそう思い。少しの間、不思議そうな眼差しを向けていたがやがてポツリと落とされた心配事にいつもの調子を取り戻し。歪につり上がった唇に“ しーっ ”と人差し指を当てがったのなら早速、彼女を連れて無理のないペースで鏡の間へ。道中、荷台を見つけたが行き先を思えば本当に猛獣達の檻に運ばれる餌に見えかねないなぁ、なんて司書をちらり。 )
>>756 ミシェル
このくらいヘーキヘーキ。…にしてもS.T.Y.Xの事件以降、立て直したって聞いてたけど、めちゃくちゃ豪華になってんじゃないスか。
( 情報を提供してもらえればそれで御の字だったのに、案内までしてくれるなんて。手を引かれるがまま連れて来られた場所は自分もよぉく知っている場所で。オンボロ寮と名がつく建物ではあるが、監督生がやって来て以降、ホーンテッドハウスと呼ぶに相応しい不気味な雰囲気はすっかり取り払われ、来客も増えているらしい。さらに整理整頓された室内はそのままに豪華さまでプラスされた部屋を見て、驚いてしまいつい周りをキョロキョロ。「…おや、今日はグリム君居ないんスね?」─といつもだったらソファにふんぞり返ってそうな灰色の毛玉が今日は、どこにも見当たらず。彼が言うには子分らしい彼女に居場所を訊ねるように振り返り。)
>ノア
言ってほしかったとは、それは悪いことをしたなァ?可愛いところもあるんだな、お嬢さん。
(顔色が変わった相手の視線を辿れば、アーチ状の大きな窓から青空が見える。嗚呼そうか。司書は空の青さも満足に見られていないのかもしれない。再び目を向ければ、パチリと目が合う。どうやら思考から帰って来たらしい。からかい混じりに掛けられた言葉に、唇の端の浮かんだ笑みが嘲るような陰りを浮かべた。と思えば、今度はどこぞの熱砂の国の付き人のように愛想のいい笑みを貼り付ける。恐ろしく薄っぺらい言葉のようだが、普段飄々とした相手のこの反応はジョークといえど面白いと思えるので一応は本心だ。しかもヘアオイルくらいはつけてくれるらしい。現国王である兄と血を感じさせる撫でるような微笑みは、正しく生意気な王様にふさわしいだろう。それから、珍しく、本当に珍しく誘いの言葉を掛けた)
――大海、見に行くか?
>ミッシェル
その呼び方はやめろ。あー、一理あるが……まぁいい。俺の国か。手っ取り早いのは現地の男と結婚することだな。
(聞いたことがある呼称に思わず眉を顰める。一瞬脳裏に丸い耳のチビが出てきたが、振り払うように頭を緩慢に振る。傷ひとつない手を見てありとあらゆる手段を欲する相手の歪さを感じ、顔を顰めたままで。と、なれば。おおよそ手当たり次第に声を掛けているであろう少女に、それってもしやとんでもなく面倒なことに巻き込まれる可能性があるのでは?と、口を一度閉ざす。なんたって欲しいものは欲しいとアピールタイプばかりなのだ。ハッキリ言えば面倒くさい人間の集まりであるここで、自分の祖国に永住したいと言われたら……考えるだけで身震いする。ドン引きした目で見ながらも、わざわざ忠告だなんて砂を掛けて虎の尾を踏む必要はないので考えることをやめた。まぁ……頑張れよ。と、他人事として片付け、相手の求める答えを述べる。これもまたかなり強引なRTAのようなものではあるが)
>ラギー
( 曇り空のような目をした生徒は相変わらず生意気で、ただ──引き摺る度に鈍い痛みがやってくる足を可能な限り庇いながら進む道は長く面倒だろうに文句を言わないこの生徒に今噛み付くのはお門違いというやつなのだろう。内緒話をするように、あるいは口枷を着けるように、立てられた人差し指に倣うように・・・ネズミだなんて失礼なハイエナだと思いこそすれ、実際小生意気な司書を快く思わない生徒も多くいるだろうし、数だけ見れば海底の寮長より少ないに違いないが報復という名の元で危険な目に遭う可能性は十分にあるのだからいただけない。仕方がないから大人しくしているしかないか、と別の意味で冷や汗が滲みそうなことを思いながらの道中、ほんの一瞬生徒の瞳が資材運搬用の機材に向けられたことには気が付いたものの、なんてことは無いように不満を )
嫌ですよ、歩けますし──見世物じゃないんですから
>レオナ
( 生意気な──そう噛み付きたくなるのは性質的な問題で、もはや相手が王族だとか寮長だとか生徒だとか・・・己が司書であることすら些細なこと。青筋を立てるわけではないが、むすっと──それはもう、私一応怒っているのですが、納得いっていないのですが?と傍目からもわかるような真っ黒な気配を纏いながらも目だけは吸い込まれるようにエメラルドグリーンを見据えたまま。いつもの偉そうで高慢で、自信に満ち溢れた若者らしい煌めきを放つ笑みとは別の・・・どこか習ったものを複製したような笑みは似合わない。そう言おうとして、言葉が消えてしまった。差し出された言葉が、あまりにも、現実離れしていて、何よりもその提案に縋ろうとした己に一瞬でも気が付いて、驚いて──司書になった日のことを思い出した。目の前の王様の浮かべたやわらかい笑みを真似るように微笑みを作ったなら首を振り )
司書は泳げないし、空も飛べないんですよ王様──鴉が許してくれない、ので
>>760 ノア
なぁんも言ってないじゃないッスか。
( 4つ足でポジティブに考えれば馬車っぽいのに、荷台車は女王の好みではないらしい。ハイエナが言葉を発する前に、ボソッと──小さいながらも強固な意志が感じられる声が何だか可笑しくて、くつくつと喉を鳴らして笑い。───そうこうしているうちに鏡の間に到着して。相手を連れて闇の鏡を潜り抜けた先には、小さなサバンナが広がっていて。寒さとは無縁で、かといって暑すぎないカラッとした陽射しを受けつつ「さてと…ノアさんこっち向いて下さい」とここまで連れてきた責任もあり、一応軽く健康診断を。彼女の場合は急にゴキゲンになったら魔力酔いしている証っぽいがさてはて──。 )
>ラギー
( 何が面白いのか、言っておくがキミの考えていることくらい多少なり簡単に読み取れるのだから──などと、言ってやりたいことは山ほどあるけれど運んで貰っている身としては捨て置かれる方が余程困る。痛みに時折眉間に皺を寄せつつも辿り着いた鏡の間は、いつ来ても好きにはなれない気配が漂っていた。ポケットにしまわれたままの鍵が時折ぱちりと音を立てる。アルコールにでも酔ったかのように視界がぐにゃりと歪む感覚が平衡感覚を狂わせて自然と生徒の肩に掛けた手に力が籠る──久しぶりのサバナクローは初めて来た時から何も変わらない気候と目眩。座り込むことはしないものの、歩き出すには少しだけ時間が欲しい )
──お水、飲みたい
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