司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>ALL
(生徒が訪れない閑散とした授業中から図書館に閉じ篭り、休み時間にかけてちらほらとやってくる生徒…や、オンボロ寮の監督生の帰り方を調べに来たと思われるが小説を手に取る学園長をぼんやりと受付椅子に腰掛け眺める昼下がり。いつにも増して暇な今日、本を読む気にもなれずパラパラと捲りながら“何か面白いこと”が起きるのを待っていて、)
(/トピ主からの絡み文になります。絡みにくいなど多々ご迷惑をおかけするかと…思いますので、もしスタート場面のご希望などございましたら絡み文を新規でご提出いただけますと幸いです!絡みにすっとんで行きます!)
>ノア
(午後の始業時間までは未だいくらか余裕が残されたこの時間。伽藍堂という程では無いにせよ、生徒たちの姿も疎らな図書館に踏み入る長躯の男が一人。一体何を探しているのやら、広い館内を一通りぐるりと歩いて回ったかと思えば、やがて行き着いたカウンター前で足を止め)
……おや、ノアさん。読書中ですか?
("私語厳禁"の貼り紙が目に入っているのか居ないのか。ぼんやりとした様子で本の頁を捲るの少女へ目を止めるなり、配慮や遠慮とは無縁といった様子で声を掛けて)
(/keep並びに参加のご快諾有難うございます。海寮推しのため3章配信は心待ちにしておりましたが、何とは言わないものの、実際にプレイしてみて予想を上回る悪どさに驚きました……笑
さて、素敵なご息女には早速絡ませていただきました。どうぞ宜しくお願い致します。)
>ジェイド
(ぺらりぺらりと本を捲る音と廊下から聞こえる話し声を割くように頭上から降ってきた声に、本を捲る指先を止め。ゆっくりと視線を前方へ…きっちりとした制服、無遠慮でどこか嫌な予感すら感じさせる声の主は)
…こんにちは、リーチさん。見ての通りですよ
(確かに面白いことは望んだけれど、少々手に余りそうな来客に僅かに口元が引き攣る。こちらを見下ろす色の違う両目を見上げてから、周りに視線を配れば特に声を気にするような様子も生徒も無い。仕方なく「声、よく通りますね」と嫌味とも忠告ともつかない発言をぽつり)
(/早速絡んでいただきありがとうございます。非常に生意気な娘ではございますが、お気に触る点など御座いましたら仰ってくださいませ。
本当に…まさか契約違反の条件があんなにも重たいとは…と絶句してしまいました。悪どいですね(笑)同志様にお会いできて大変嬉しく思っております、引き続きよろしくお願いいたします!/蹴推奨)
>ノア
(ゆっくりとこちらに向けられた眼差しは、色味からネコザメの卵を彷彿とさせる。捉えたものをすぐに故郷の光景に当て嵌めてしまうのは悪い癖だ、と内心独り言ちれば目を細めて。返された言葉に眉を下げ、「これは失礼致しました」と声を落とすも──)
普段はもっと、調べ物をする生徒で賑わっていますから…つい。今日は静かですね。
(続く言葉は然程悪びれた様子の無いもので。先程館内を巡った時にも、いつにも増して利用者が少なかったような。そう思い返しつつ、「それはそうと」と本題を切り出して)
……フロイドを見ませんでしたか?恐らく此処に居るだろうと当たりをつけて来たのですが。
>ジェイド
(本題は彼の兄弟探しらしい。導入が失礼な気もするが、ここで噛み付いては楽しげに笑われてしまう気がして少し眉間に皺を寄せ本を閉じるだけに留め…一応はボリュームを下げてくれた目の前の生徒を無下には出来ない、)
確かにいらっしゃったと思ったのですが…貴方が探しそびれることは無いでしょうし
(彼そっくりな青い髪が目の前を通過したのを記憶の片隅に覚えている。出ていったところは見ていないが…神出鬼没な兄弟のことだ、今此処に居なくても不思議ではない。受付の椅子から立ち上がり、自分よりだいぶ身長の高い彼の隣をすり抜ける様に図書館の奥の棚へと足を向け)
閲覧禁止の棚におられても困るので、見てきます…リーチさんはくれぐれも大人しくしていてください。
>ノア
ああ、やっぱり。フロイドのことですから、既に別の場所へ移っているかも知れませんが……。
(午前の合同授業でうつらうつらと舟を漕いでいた兄弟の横顔が頭を過る。大方昼食後には静かな図書館を午睡の場に選ぶだろうと目星を付けていたが、どうやら間違ってはいなかったようだ。存外素直にこちらの要望を聞き入れた彼女を目で追い、「助かります」と謝意を述べ)
もちろん、大人しくお待ちしていますよ。
(本来なら一般の生徒は立ち入れないであろう閲覧禁止の書架へと赴く彼女の背を見送ると、なんとなしに周囲をぐるりと見回す。受付前に棒立ちしている訳にも行くまいと手近な本棚へ歩み寄り、請け負った依頼の参考になりそうな書籍は無いものかと視線を巡らせて)
>ジェイド
(別の場所へ移っている…実際のところその通りだった。埃っぽいその場所に青い髪は無く、受け取った謝礼に見合う結果は手元に残念ながら無い。まあ無いものは仕方がない…と踵を返せば、本棚を眺める依頼主の後ろ姿。じっとその様子を眺め、閲覧禁止の棚から一冊…“何かしらの”役に立ちそうな本を抜き取り持つと彼の元へ)
フロイドさんではございませんが…お探しの物なら此処に“置いて”ございますよ
(後ろから見上げて声を掛ける。彼も、彼の所属する寮の長も中々イイ性格をしていることは有名だ。交渉ごとで戦えるとは思っていないけれど…手に持っていた本をテーブルへ置き)
誰かが“置きっぱなし”にした、読んではならない本を君はたまたま目にしてしまう…私はそれを黙っている代わりに甘いお菓子を所望します
>ノア
(背後からの呼び掛けに振り返れば、案の定片割れは既に図書館を後にしていたようで。代わりにぽんと机上へ置かれた本へ目を向けると、「これは…」とさも興味深いといった様子で手を伸ばし)
…ああ、こんなところに探していた本が"置いて"あるなんて全く気付きませんでした。教えて下さって有難うございます、司書さん。
(にっこり、という擬音がよく似合う笑みはいっそ態とらしく映るかも知れない。しかし口にした感謝の言葉は紛れもない真意から来るものであり、対価となるかは分かりませんが、と制服のポケットから小さな棒付きキャンディをふたつ取り出して)
本当はフロイドに渡す予定でしたが、居ないのなら仕方ありません。どうせまた午後の授業後に顔を合わせるでしょうし、その時までにまた購買へ行けば良いだけですから。
>ジェイド
(振り返った海の住人が本を捉え手を伸ばす、それはもう良い笑顔で。相手の望む本を差し出せたこと、司書としては最高の褒美なのではないか…それが例え禁じられた行為だとしても。簡素な契約は成立し、取り出されたキャンディに手を伸ばせば、)
どういたしまして…司書として放置された本をしまう義務があるので、万が一にも長時間置きっぱなしの本を見かけたら声を掛けてください
(キャンディ2つ分の価値を鑑み、長時間の読書を許可しては本を置いたテーブルに近い椅子に腰掛けて。どうにも彼は身長が高くて困る、見上げて疲れた首を休めるようにテーブルに肘をつき頬杖…と、思い出した)
リーチさん、後で取って欲しい本があります。椅子を使っても届かなくて…魔法は使えないし、頼まれてくれませんか
>ノア
ええ、もちろん。勝手に持ち去られては困ってしまいますからね。
(暗に示された読書の許可に笑みを深めて首肯する。買ったら払う、借りは返す、等価交換と取引の原則をよく理解している相手の物分かりの良さは嫌いではない。早速備え付けられた椅子に腰を下ろす…かと思えば、)
…おや、それならすぐにでも。調べ物もそう時間は掛からないと思いますし、先にそちらを済ませてしまいましょう。
(思わぬ頼みといえど、本来なら閲覧することのできない書物に目を通す権利に比べればいっそ安過ぎるくらいの御用だ。しれっと机上に置かれた本を小脇に抱えると、「それで、件の書籍というのは?」と問い掛けて)
>ジェイド
その棚の奥の…あれです、あの赤い背表紙の、
(視界から消えた本は声の主の大きな手の中へ、薄い唇がこちらの要望を叶えると紡げば椅子を軋ませて立ち上がり…手前の棚へ。1番上の列、1番右奥の本を指さし、少し背伸びをするも指先すら掠らないのだから気に食わない)
…アズールさんとの契約で、浮遊魔法だけでも使えるような薬いただけませんかね。その本、フロイドさんがしまったんです
(小さな声で呟いた言葉は本音だが、実際契約で対価に渡せるような高価で素敵なものは手元にない。溜息混じりに背伸びをやめると、肩越しに自分よりも身長のある彼を見上げ…少し妬ましいような視線を寄越してしまったのは申し訳ない)
>ノア
ああ、これですか…どうぞ、ノアさん。
(相手に続いてついと視線を上げれば、目当ての本は簡単に見つかり。確かに高い場所にあるものの、自分が届かない場所ではない。赤色の背表紙が目立つその書籍に手を伸ばし、ひょいと本棚から取り出せば彼女へと受け渡し)
ああ、フロイドが…恐らく、この装丁が気になったんでしょう。
…浮遊魔法ですか?ふふ、造作も無いでしょうね。アズールならどんな悩みでも解決してくれますよ。
(彼女に手渡した書籍に再び目を移せば、鮮やかな表紙に対する双子の片割れの反応を思い描いてまた笑みを零し。続いて流れるような営業、もとい宣伝文句をさらりと一つ。嘘はついていないのだから責められる謂れは無いだろう。内心、"対価次第で"と加えることを忘れずに)
…魔法が使えないことが、やはり気になりますか?
>ジェイド
(差し出された本は確かに自分の望んだものだ。しかしながらいとも簡単に抜き取られた本に、歯が立たなかった己のどうしようもなさも少しつのる。と、続けられた言葉に本を受け取りつつ)
気にならないと言えば嘘になりますが、不便かと聞かれればそうでも無いです…とはいえ、
(本棚に背中を預けるよう身体を寄せて、ぺらぺらと捲った本は世界中の童話の大全集だ。この中には勿論、毒林檎を作った女王様も、人魚を人間に変えた魔女もいる…声を渡した人魚のように、魔法を得るのと引き換えに慈悲深い彼の寮長が望む対価はきっと自分の手に負えない…予めそれが狙いになる可能性もあるが)
本、ありがとうございます、ジェイドさん。アズールさんに対価を払えるような身分では無いのでね、この願望はまたいつか
>ノア
おや、それは残念です。
もし…本当に彼の力を頼りたくなったら、いつでも声を掛けてくださいね。僕たち、困っている方を放っておけないたちでして。
(幾分厚みのある童話集に目を落とす相手の返答はつれないもので。とはいえ、相応の対価を払えないと自覚しているだけ彼女は賢明だろう。深追いすべきではないと素直に引き下がるも、未来の顧客候補へ念を押すことは忘れずに)
……さて。それでは、僕は"誰かが置き忘れてしまった"本を読まなければならないので。
(相手に断りを入れてから手近な席に着くと、"誰かが置き忘れた"、もとい相手の善意で自分の手に渡った件の書籍を開いて。目次からそれらしき情報の入手できそうな項目を選べば、ぱらぱらと頁を捲って目を通し)
>ジェイド
…どうぞ、置きっぱなしの本を“見つける”までごゆっくり
(彼の寮長に差し出せるものは何だろうか。本は学園のもの、此処は学園のもの、魔法は使えないし普通の生徒よりも役に立たない。困っている方を放っておけないのは事実であって欲しい…が、問題はその“助け方”なのだ。とはいえ、契約に対価は当然のこと…自分から差し出せるものを強いて言えば、)
…その本と似た内容で、自由に閲覧可能な本。手前から2番目の棚の3段目、青い背表紙のやつが253ページ。4番目の棚の1番下、紫の文字のやつは152ページ…
(彼から少しだけ離れた席に腰掛けて、小さな声で辿った記憶を呟く。自分もぱらぱらと手に入れた赤い本を捲りながら、2冊程本を提案しては人魚姫のページで手を止めて。目元をにんまりとチェシャ猫の様に細めては「ちょっとは魔法みたいです?」と彼を横目に見て)
■募集■
三章も始まり、世界観が掴めつつありますね。
現在の募集状況になります。
■ハーツラビュル寮
リドル〇エース〇デュース〇ケイト〇トレイ
■サバナクロー寮
レオナ〇ジャック〇ラギー
■オクタヴィネル寮
アズール〇フロイド
■スカラビア寮
カリム〇ジャミル
■ポムフィオーレ寮
ヴィル〇エペル〇ルーク
■イグニハイド寮
イデア〇オルト
■ディアソムニア寮
マレウス〇リリア〇シルバー〇セベク
■ナイトレイブンカレッジ
クロウリー〇クルーウェル〇トレイン〇バルガス〇サム
■オンボロ寮
監督生(性別問わず/人数制限はトピ主管理)〇グリム
なお、現在は世界観維持の為「完全創作(一般生徒)」の募集を一時中断しております。記載漏れにてご迷惑をお掛けしておりますが、何卒よろしくお願いいたします。
トピ詳細>>1
テンプレートetc.>>2
>ノア
(ひとつひとつの項目を追う中で、この書籍一冊に含まれる情報量に軽い衝撃を受ける。これで今回の、否、今後の取引が有利に進められることはまず間違いないだろう。この広大な図書館の司書というだけあって、流石のレファレンス能力に内心感心すること頻り。そんな中、重ねて資料を提示する声に紙面から顔を上げて)
……、……。ええ、まるで魔法のようですね。
ですが、貴方のそれを魔法に例えてしまうのは惜しいような気がします。
(そこに"置かれていた"書籍をぱたんと閉じると、彼女へと視線を移して薄く微笑み。ひとつの魔法を習得するより、魔力を使わずに同じことができるようになる方が遥かに時間も根気も必要だ。それに、魔法ではどうにもならないことも決して少なくはない。それを実現するために努力に努力を重ねている何処かの寮長のように、彼女も魔法を使えないなりに努力を重ねてこの職務を果たしているのだろう。そう推測すればこそ、「僕にとっては魔法より驚くべきことですから」と言い添えて)
>ジェイド
(魔法のように価値のあるものを差し置いて惜しいと口にした彼を、多分驚いた顔で見たと思う。本の閉じる聞きなれた音と続けられた言葉に敵わないなと視線を外してテーブルに顎を乗せ、腕に顔を埋めて。彼のユニーク魔法は強いと思う、それに学力だって…魔法も使えない自分がそう言って貰えるのは、)
…嬉しい。ありがとう、リーチさん
(怖い人だとは思っている、正直なところ。あの曲者寮長と神出鬼没な兄弟についていけている時点で気を付けるべき相手。それでも、今の言葉はさ素直に嬉しくて小さな声で謝辞を。久しぶりの嬉しいなんて感情に耳が熱い。「…今度、美味しい山菜事典の新刊を取り寄せておきます」と少し顔を上げて)
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