【創作有】本当のハッピーエンドを【ﾂｲｽﾃ】

>エース
…お、や。珍しいこと、
（放課後、夜の帳が降りるまではまだ少し時間がある…となれば、暇潰しに散歩でも…と廊下を曲がった時。ふらふらと独りで歩く一年生を見つけ、咄嗟に壁の影に隠れ。普段、件の監督生や同寮、他寮生と共にいることが多い彼と話す機会は数少ない…生徒の弱味を掴む趣味はないけれど、一年生の生態観察は毎年の楽しみなのだから仕方ない。こっそりと後を追うように、壁、柱と影から彼の後を追い）

（/絡み文ありがとうございます！早速絡みに…というよりは、追いかけに向かわせていただきました。デュースとシルバー…！早くディアソムニアのカードも出て欲しいものですね…！
絡みにくいなどございましたら、何なりと…引き続きよろしくお願いいたします！/蹴推奨）

>ノア

いやー、俺ちょっと遅刻しかけてばかりだからサボってるかもって誤解されがちなんで…何か反射で？
(安心して多少気が抜けたのか軽い口調で、少しでもないがさらりとちょっとだけと言ってのけつつ首を軽く傾げながら楽しげに語り。相手が告げてきた言葉に思わず想像してしまうと「うわ、やばそう」と呟き想像遮ろうと手で目を覆い)
わー…そこでクルーウェル先生をチョイスしないでくださいよ…！

>エース

んー…あれ、エース？
(いつの間にか懐中時計を落としてしまい、いつものことなので焦らず適当に学園内を散策していて。途中一旦昼寝でもしようかと違うことを考えていると、ふと見ると誰かいると思い視線を向け。よくみると同じ寮生だと気付き、一人でいるのが珍しいなと思いつい確認するように名前を呼んでいて)


(/此方も参加し始めたばかりですが…絡ませていただきました！
分かりにくい等ありましたらお伝えください、これからどうぞ宜しくお願いいたします！)

>ノア

そんなに貢いでも得しない…そうだ、図書室のお手伝いしに行ってもいーい？
( 美味しい話に犬のようにむやみに飛びつかないのは育った環境から学んだ教訓が頭に刻まれてるから。なにを考えてるのか分からない相手を、ジロジロ見つめるうちにいい考えが浮かび頭の上にはピコン！と豆電球のエフェクトが。目をつけたのは彼女の仕事場。広く、膨大な資料が所蔵してあるソコを1人で管理するのは大変だろう。故に「女の人1人じゃ大変でしょ？掃除は得意だし力仕事も慣れてるから“相談”によっては手伝ってやってもいいッスよ」きっと手の回ってない所もある、と踏み。あわよくばバイト先の1つに加えたい。なんて魂胆は隠して )

>リク

( 日向ぼっこの最中、遠くの方からした誰かの話し声に微睡んでいた意識が引っ張られ目を覚まし。よく聞こえる耳はどんな微かな音すら拾い上げてしまうから時に便利であり、不便でもある。起き上がりくあ、と牙見せ欠伸してから「…誰ッスか？オレの縄張りに踏み込んだのは」寝てたところを起こされ低い声でボヤいては、自分とは対照的に日陰にいる相手に気まぐれに )
1年坊のくせにサボりッスか…いい度胸してるッスねぇ

(/はじめまして！早速絡ませていただきました…が初回から攻撃的な態度でスイマセン。宜しければ仲良くしていただけますと幸いです！)

>ALL

(/時間の関係で残りの返答はまた後ほど致しますね…！)

>リク

嫌な反射ですね…クルーウェルがお嫌なら、私は喜んで彼にある事無い事告げ口いたしますよ
（心底嫌だとでも言いたげに目元を隠す動作を見て喉の奥でくつくつと笑っては手近に置いた本を手に取り。それにしても遅刻しかけてばかりとは、本当に白兎ではないか…木の影にこれで穴でもあれば、ワンダーランドへ行けたのだけれど。ココも帰り道のないワンダーランドに違いは無いのだけれど。思考に終止符を打つようにごろりとうつ伏せに体勢を変え「まあ、クルーウェルよりも君のハートの女王に告げ口をした方が効果がありそうですがね」と意地悪を積み重ねてはパラパラと本のページを捲りつつ、再度隣りの彼を見遣り）

>ラギー

へえ…美味しいお話ですね、
（美味しいものをチラつかせて、飛び付く生徒も多いものだと思っていたのだけれど…随分と慎重で用心深い生徒もいたものだ。袋の中から視線を上げれば、こちらを見る視線は無遠慮で暴くようなソレから逃げてしまいたいが…差し出された提案は悪くない。実際、生徒の踏み込める本棚だけで膨大な量。閲覧禁止の棚まで掃除の手が行き届いていないのは事実。「それで、君は対価に何をお望みですか？私が渡せるものは、オクタヴィネルの寮長とは違って…君の空腹を満たす物か、君の生活を潤す物しかないのだけれど」と姿勢を戻し、自身の腹部を手で撫でて僅かに口角を上げる。食べ物か、お金か…それ以外に望むものがあるのなら、働きぶりによっては手に入れてあげないこともない）

>ノア
……？…、気のせいか。
(少し歩みを進めたところでふと誰かの視線を感じ後ろを振り返ってみるもそれらしき人物の姿は見当たらず。怪訝そうに廊下の先を見据えた後呟けば前を向いて再び歩き出すも矢張り何かが引っ掛かるのか次の角を曲がったところで誰かに着けられてるのであれば恐らく姿が見えないであろう位置にて足を止め)

>リク
ん？…おー、リクじゃん。こんなとこで何してんの？サボり？
(声がする方を向き視界に相手の姿を捉えれば軽く手を上げ歩み寄り。時間にルーズな彼故今日も時間ぎりぎりの行動をしているのではないかと揶揄うように声を掛け)

(/絡んでいただきありがとうございます！此方こそよろしくお願いいたします！)

>ラギー

っ！びっ、くりした…ラギー先輩どうも
(既に誰か居るとは思わず聞こえた低い声に驚いて肩跳ねさせ、声の主を確認すると誰か分かったことに安堵し肩の力抜いて。一応挨拶はしておこうと挨拶して、相手の呟きに首と手を横にぶんぶんと振り。ふと相手は何をしていたのか気になり聞いて)
ちょっ、サボってないですよー…！休憩です、休憩。
ちなみにラギー先輩は何してたんですか？

(/絡んでいただきありがとうございます！大丈夫ですよー楽しいのでどんと来てください！此方こそ宜しくおねがいします！)

>ノア

う…い、嫌ではないですよ…怖いだけで…。え、ダメですからね！？確実に先生信じるだろうし
(笑われると唸りながらも目元から手を離して横目でちらりと本を読んでる相手を見て。寮長の話が出るとギクリと体跳ねさせ、無意識に首元をさすり。相手をみるともしかしてと思い拗ねた口調で聞きながら木に背中預けもたれかかり)
あー！リドル寮長には何が何でも言っちゃダメですよ！…って、ノアさんもしかしてからかってます…？

>エース
　
ちょっと散策的なこと…って何でサボりが前提で出てくるんだよー…遅刻しそうなことはあるけど。
(此方も手を軽く上げ返し立ち止まり。何をしてるか話そうとしていたが、ふと考えてからツッコミするように聞いていて。威張れるような内容でもないが自信ありげに話し、「サボるように見えるか？」と自分を指差して首傾げ聞いていて)

>エース
次の角、を…？
（ふいに振り向いた彼に再び物陰に隠れ、歩き出した姿を追う。さて、次はどこだろう…と彼が曲がったはずの角を同様に曲がれば見えたのは後ろ姿ではなく、人影すらも無く。廊下の隅で一瞬立ち止まり、首を傾ける。どこへ消えたのだろう…隠す必要が無くなった靴音を響かせて、廊下を心底不思議そうに進み…まるで神隠しだ、魔法の使えない自分には少々…というより、かなり気持ちが悪いというか…夕暮れ時、暗くなり始めた廊下に独りということも原因か、少し怖い）

>リク
うん、からかってる。それもだいぶ前からね、からかっているのですよ
（首元を撫でる指先を眺めながら、かの寮長のユニーク魔法を思い浮かべて微かに笑う。魔法が使える人からすれば、確かに封じ込まれる魔法は厄介そのものだろう…自分には関係がないから、その恐怖は分からないけれど、もちろん彼が恐れられる理由はそれだけでは無いだろうけど。とはいえ「君が随分といい反応をしてくれるから、つい悪戯をしてみたくなってしまいまして…お詫びに何か甘いものを差し上げましょう」とこちらに寄越された視線に目元を緩め、本をぱらぱらと手持ち無沙汰に捲り）

>ノア
　
え、だいぶ前から？マジか、気付いてなかった…恥ずかし
ゴホン…、まあ怒られることはあまりしないよう努力はしまーす
(相手の話を聞くと瞬きを繰り返し、特に気付いていなかった自分に可笑しくなると何故かクツクツと笑ってしまい。わざとらしい咳払いをひとつした後、ちゃんと守る気があるのか怪しい宣言を笑って相手にして。お詫びと聞くと不思議そうに首を傾げ、相手が言うのなら良いかと思い素直に受け入れ。仕返しになっているのかわからないが、悪戯っぽい笑み見せながら呟き。)
そんな気にしてないけど…でも折角だからお言葉に甘えておきます。

>リク
いやなんで得意げなんだよ、全然すごいことじゃないかんね。…まぁ、お前はサボりそうにないけどさ。
(自信がありそうな発言に透かさずツッコミを入れた後問い掛けには素直に返答し。ふと散策をしにこんな所に来るのかと疑問に思い「俺だったら散策にこんな場所選ばないけど」と口にし疑うような視線で見つめ)

>ノア
司書がこんな所で何してんの？生徒のストーカーってか？
(息を潜め足音が通り過ぎたのを確認すれば隠れる必要がなくなったため死角から現れ、先程の気配の人物が分かればふーん、と愉しそうに悪戯な笑みを浮かべ腕を組み仁王立ちで不安そうな背中に声を掛け)

>リク
…甘い物、何かお好きなものはございますか？基本的に何でも揃っているんです、私の居場所には
（気付いていなかったと笑う彼は随分と素直で、少し拍子抜けしてしまう。ここまで目に見えて素直な人はこの学園には非常に…それはもう非常に少ない。怒られることはしない、という言葉を枠組み通りに受け取ることはせずにニコリと一瞬笑みを作るに留めて、本を閉じ上記を述べて。ゆっくりと身体を起こすとその場に座り直し、）
…君の寮の法律に触れないのであれば、ケーキでも何でも用意出来るのですが

>エース
ぅ…っ、＿散歩ですよ、散歩。たまには遠くまでと思いまして…奇遇ですね、こんな所で
（身体をなるべく小さく強ばらせて廊下を早足で進みきってしまおうとしていた矢先、背後から響いた声に猫の様に飛び退いて…叫び声はギリギリで噛み殺した。彼を視界の正面に捉えるように見据えては、数歩後退りつつ手の内を明かすように両手を広げて…仁王立ちの相手と未だに驚いた衝撃で心臓が痛む自分では凄い差だ）

>エース
　
遅刻しそうでも間に合ってはいるから？…エースが素直なの珍しいな、何か変なものでも食べた…？
(さらりと当たり前のように返していたが、相手から素直に答えられると思っていなかったため驚いたように見て。相手から疑問を投げ掛けられるとびくりと跳ね、視線を感じると相手の視線から逃れるように視線を少しずつそらしながら話して。)
えっと、あー…あれだ、たまには範囲を広げようかなと思いましてですね。

>ノア
　
飴とかチョコレートとかちょっとしたものは結構好きですね…眠気覚めるし。何でもって…ノアさんて甘いもの好きなんですか？
(笑みを見せた相手を不思議そうに見つめた後、質問に答えようと顎に手を添え思い浮かべ答え最後の一言は聞こえない位の声で呟き。何でも揃っていると聞いてどうやって置いてあるのかと不思議に思いつつ相手と話を続け。ハートの女王の法律に触れないものを考えるが、全部は出ず笑いながら話して。)
ハートの女王の法律沢山あるからなぁ…、俺全部覚えてれば良かったんですけど…流石に全部は俺にはまだ無理でした。

>ノア
散歩ねぇ…。俺にはお前がビビってるようにしか見えなかったけど？
(後退り距離を置こうとする相手に構うことなく一気に距離を詰めれば笑みを浮かべたまま僅かに前屈みになり顔を近づけ両手を自身の腰に充てれば逃さないと言わんばかりに瞳の奥を覗くように見つめ)

>リク
そのうちマジで遅刻す…って何でそうなるんだよ！何も食べてねぇわ！ったく…
(驚いたかのような反応に不服そうに反論すれば小さな溜め息溢し。明らかに怪しい相手の反応見ては顎に手を当て視線を外し暫し考えた後何か思いついたように薄ら口元に笑み浮かべ)
偶には範囲を広げて、ねぇ…。んじゃ、俺もその散策に付き合ってやるよ。

>リク
甘い物は大好きですよ、可能であれば四六時中食べていたいくらいには。
（図書館の奥のそのまた奥、自室として分け与えられた司書室の隣りの倉庫…そこは己の聖域であり、端的に言えばお菓子の倉庫になっている。勿論、図書館の奥へと踏み入ること自体生徒にはほぼ不可能な訳だが…チョコレートなどを多少なり好んで食べるのであれば、そこからオススメをプレゼントしようかと。聞こえた言葉に目を細めて「素直でよろしい」と微かに笑う、女王の法律には気が遠くなるほどの条数があるということは随分と前から知っていて…一年生にして全て覚えている者はいないとみて間違いないだろう。ゆらりと立ち上がると、彼を見下ろし）
時間はたっぷりあるのです、何事もゆっくり覚えていけばいい…さて、君さえ良ければ、放課後に図書館に寄っていただけると助かるのですが…

>エース
え、と…っ、“首をはねろ”！
（この学園の生徒は腹の中が見えない人ばかりで困る。過剰に驚いた理由は、退いた分を平然と詰め、楽しそうに笑う目の前の彼にあるというのに…“君の弱味を握ろうと後を追っていたら姿が消えて、暗い廊下に独りきり、嫌な想像をしていた所に背後から声をかけられたから驚いた”などと言えるはずもない。こちらを覗き込む双眸から逃げるように、魔法が使えない自分が考える彼への精一杯のフェイントを口にして、一瞬の隙をつくべく彼の横を走り抜けようと、）

>エース
　
何だ違ったのか？いやー悪い悪い！
ま…まぁそういう訳だからこの辺で…
(不服そうな様子と反論に思わず楽しげに笑いながらも謝っていて。今ので納得したのかと思い別れの挨拶しようと口を開きつつ移動しようと動きかけたが相手の言葉に驚き止まり、何度か驚いたように瞬きしながら相手の表情を見ると何か考えてるなと気付き。)
…ん？いやいやどうしたんだよ急に。たいした散策する訳でもないから大丈夫だって…
　
>ノア
　
へぇー…覚えておこうっと…
(初めて知ったことに関心したように声をあげて、今後何があるか分からないため記憶に留めておくことにして。聞こえていたのか掛けられた言葉に笑って誤魔化し、相手が立ち上がると必然的に見上げていて。相手の言葉に自然とお礼の言葉告げると笑み見せて、問いかけに大丈夫なことを伝えて)
…ありがとうございます、頑張りますね。放課後？大丈夫ですよ、手伝いに駆り出されない限りは暇してますから。

>ノア
……ぷっ、あははっ！何それ、リドル寮長の真似？最高なんですけど…！
(この状況で相手がどのように出るか愉しげに見つめていた所決して良い思い出とは言えない魔法の名が聞こえ。その声が本来の使用者ではなく目の前の人物だと理解するのには然程時間がかかることはなく驚いた様子で瞬きした後込み上げてくる物を抑える気もなく腹部を押さえて大きな笑い声をあげ)

>リク
いや絶対悪いと思ってないよね。まぁ俺ネチネチしてないし良いけど
(先程の言葉を本気で受け止めていたわけではないため楽しげな相手を見ては釣られるように笑み冗談交じりに口にして。彼は誘いを断ろうとしているのかと思惑すればしっかりと腕を掴み相手が来た方向とは逆の方向へ歩みを進め)
特にすることもねぇし、昼寝したら戻るのが遅くなりそうでお前危なっかしいから。

>エース
　
思ってるって、少しだけ。何か面白いからついな？
あー予定ないのか…、そうか？一応何とかなってるぞ。
(気にせず笑いながら軽く返したあと、腕を掴み歩きだしたため転ばないように足を動かし。さりげなく離れることもできず、特に予定もないなら断る理由も浮かばないので懐中時計を探そうと思っていたが相手は知らないだろうし別に問題なく探せるかと考え。)
…まぁいいか。ってエース、腕掴まなくても歩けるって…

>ジェイド

へえフロイドくんに…
( 近づいて来た相手の動作を目で追っかけつつ相手の口から兄弟の名前が出れば失礼ながら、考えることはおおよそ同じで多少目を丸くしながら話を聞いていて、 )

そーいうことなら呼んでくれれば良かったのに。ジェイドくんの代わり……はちょっとオレには荷が重いけど、穴埋めぐらいなら出来たのに…
( 今日がお休みだと分かった途端、あからさまに肩を落としたのは折角の小遣い稼ぎのチャンスを逃したことに気付いたから。落胆の気持ち隠せずそのままゴロッと寝転び。言ってしまえば正社員である彼の仕事を、一介のバイトである自分がこなせるとは思ってないが…それでも空いた後釜にちゃっかり収まる気満々だったようでため息落とし )

>エース

( 放課後。退屈な授業がようやく終わり寮に戻るべく鏡舎に続く廊下を歩いていると、前にいたハーツラビュルの1年生が踵を返し戻ってきた。バッチリ目も合ってしまったことだし、挨拶代わりに軽く手を上げ「うぃーッス。監督生くんならさっき1年生の廊下で見かけたッスよ」偶然とはいえ、相手の真後ろをついて歩いていたことで独り言は聞こえており、相手の探し人の目撃情報を提供して )

(/早速絡ませていただきました！返信しにくい等ありましたら直ちにレスを練り直しますのでよろしくお願いします！)

>ノア

そりゃあ金に決まってるっしょ、1時間1000マドルから引き受けるッス
( 閲覧禁止の知識はとんと興味無いし、欲する物はただ1つ。もっとも、己には不要な物でも、百獣の王子様が情報の拝覧を望むのならハイエナはいつも通り……含み笑いを手で隠しつつ設定した時給を伝え。勿論、お昼ご飯もちゃっかりご馳走してもらう腹づもりで「明日、食堂で待ってるんでちゃーんと来てくださいよ。じゃないと大切な“コレ”返してやらないから、アンタにとっては命の次に大切な物でしょう？」立ち上がり握り拳を開き…迷子の人間を司書たらしめている“鍵”を指の隙間から幾つも見せ )

>リク

シシシッそうッスよねーこの時期サボったら後々後悔することになるッスよ、いくら要領が良くても、ね
( 聴覚の鋭いサバナクローの生徒相手じゃなかなか味わえない草食動物じみた反応に、自然と口角が釣り上がり。ピカピカの1年生とあってこの時期の授業は、どれも基礎を学ぶ授業が多い。今後の基盤にもなるので大切なのだが…チラリと相手を流し見れば軽く脅しをかけ。それから何をしてるのかと聞かれれば「君と同じ休憩ッスよ休憩」もっとも、来たばかりの相手と違い自分は1時間ほど前からここに居座っているが )

>リク
…では、放課後は図書館でティーパーティーといたしましょう。甘い物、沢山用意してお待ちしております
（こちらを見上げる双眸を見返すように視線を下げたまま、意地悪な悪戯のお詫びを着飾ったパーティーへの招待を。お詫びの気持ちが五割だとしたら、お菓子を共に食べる仲間が欲しかったという本音が残りの三割を占めている。あとの二割はどうでもいい事。恭しく、それこそ女王へするように手を胸元に、頭を下げては…ふいに顔を上げ、）
それで…君、授業は良いのですか？

>エース
そ…そんなに大笑いしなくても、
（目論見通りに横をすり抜け、明るい廊下へと足を運ぶ。心底おかしいとでも言いたげに背後から聞こえてきた笑い声に振り向けば、今度こそしっかりと退路を確保するように距離をとり。とはいえ、こうして笑われるだけならば…あのまま妖しい笑みに飲み込まれることや、自身の悪癖を暴露することよりは些事だ。しかしながら笑われっぱなしは気に食わないのは事実で「あまり笑わないでくださいな。一年生の…元イソギンチャクのトラッポラくん」と僅かに表情を歪め）

>ラギー
…それ、いつ、なんで
（1時間1000マドルならまだ良心的な方だろう、それに彼が本を傷付けることに魅力を感じるタイプの生徒でないことは分かる…こちらとしても美味しい話と見て構わない。某寮の長ではないけれど契約書を用意して…と手順を脳裏に思い浮かべるように数えていた指先から血の気が引いた。ひゅっと喉がなって、普段鍵をしまっているポケットに手を当てる…いつの間に、どうやって、「…分かりました、約束します」先程とはうってかわって威嚇するように睨んでしまったのは当然のこと…彼はそれが何か分かっていて鍵に触れたのだから）