お前の人生を買ったから、もう俺のもの(〆)

ンッ…朝っぱらから元気な奴。
(相手が触れる度にゾワリと肌が粟立つも眠気により抵抗する気が起きず、愛情のこもった言葉にも素っ気ない返事を紡ぎ。それでも何だかんだと大切な恋人の催促に応えて唇を開けば、そのまま舌を差し入れ絡め。ゆったりと、口内を愛でるようになぞったかと思えば舌を強く吸ったり。甘いひとときに浸っていたが次第に、息苦しくなってきて名残惜しく感じ最後に触れるだけのキスをして離れ。逃すまいとキッチリ絡められた脚と、腰に回った手の感触にクスッと笑った後「お前いっつもスゴい甘えてくんのに、肝心な時は何も言わないの何でさ。言っとくけどお前が結構甘えたで、寂しがり屋だって事、とっくに知ってるからな？」相手を気遣い具体的な話はしないものの相手にも心当たりがある筈で、昨夜のことを話しているのだと気付くだろう。きっと自分に頼るのは格好悪いと思ってるのであろう相手の心を見透かすように後半の台詞続けて、)

(/ふふ…取り敢えず昨夜の件に関して少しお話ししましょうね？( 笑 )光貴君が暴露してる横で恥ずかしそうに顔覆いながら肘でゲシゲシするでしょうねぇ…( 笑 )おおっ、良いですね！志貴は部活よりバイト派なので帰宅部ですが( 笑 )もし光貴君が部活やってたら部活の先輩でも面白そうですし…( 笑 )そうですね、今度我慢したらお仕置きですかね…( 笑 )
　

っふ、んぅ…(相手の唇が開けば相手の口内も自分が、と思っていたものの、相手から舌を絡められてはビクンと肩が揺れ、相手のされるがままになり。しかし、相手からされるのもまた好きだからこそ、その幸福感に身を委ねつつ相手からの深いキスを受け入れて。そして相手からのキスが終わればその幸福感に惚けていたものの、相手から見透かしてると言わんばかりの口調で言われた言葉に思わずドキッとし。甘えたで寂しがり、それらは今まで誰かに、それこそ相手にすら見せてない筈の自分の本性。何処でそれを知ったのか分からないが、恐らくしらばっくれても無駄かもしれない、そんな感じが相手から伝われば少し恥ずかしげに相手の胸元に顔を埋めて「…べ、別にそんなんじゃ…」と口では強がりの言葉を紡ぎながらも、モジモジと身体を捩りつつ絡めていた脚を解きいつでも逃げれる準備をし始め)

(/図星当てられまくって口と行動が違いますからね、お仕置きもしていただいて構いませんよ(笑)それ見た次男がニヤニヤしながらからかって、光貴はからかいには特に気にせず志貴君にこめかみ辺りにキスして見せたりするのでしょうね(笑)長男が生徒会とかならどうでしょうか！全校集会とか入学式とかでほぼ顔を合わせるのも確定ですし、バイトに関して先生に相談に行った時にたまたま居合わせて、とかで知り合える可能性もありますよ！(笑)いえ、光貴は志貴君の見守り(ややストーカーじみてるが)として帰宅部選んでますよ(笑)ふふ、光貴が志貴君に対してより一層素直になれば良いんですけどね(笑))

…そんなんじゃ無いなら、少しは俺離れしろっての。
(いつも離れろと言ってもお構い無しにくっついてくるのに…まるで説得力の無い台詞に、呆れて無意識下で僅かに顔を顰め。さらに胸に顔を埋め離れたくないのか、それとも逃げたいのか言動がちぐはぐな相手のことをまるで分からない物を見るかのような眼差しで見下ろす…相手の気持ちを察してるからこそ力になりたくて手を伸ばすが、その度に振り払われることが続けば、自分もどうしていいか分からなくなる。枷となっていた足の拘束が外れ自分から相手のことをグイッと引き離し「…俺はお前じゃないんだからちゃんと言ってくれなきゃ分からないよ。」ポツリ、悲痛な声で一言告げベッドから出て、)

(/志貴も戸惑ってますしねぇ…白状しないならイチャイチャは終わりです( 笑 )そんなことしたら暫く光貴君の嫌いな苗字呼びが続きますよ？( 笑 )生徒会いいですね～。真面目じゃないので先生に相談しにいったりとかはしなさそうですが( ← )世話焼きではあるので何かの手伝いしてる時に遭遇したり…わりと節操なくあちこちに顔出してるので長男君からは、アイツ何者程度に思われてるのはどうでしょう( 笑 )せっかくの楽しい放課後をそんな…もっと有意義に使ったほうが…( 笑 )日頃の光貴君の行いから甘えん坊で寂しがりなのは、とっくに知ってるんですけどねぇ…？( 笑 )
　

っ…！(志貴離れなんてしたくない、そんな思いを伝えようと胸元に顔をグリグリしようとするも引き離されてしまえばさらに続けられた言葉にグッと言葉に詰まり。ちゃんと言ってくれ、そんな悲痛な声色で紡がれた相手の言葉に自分の事見透かしてるくせに、そんな言葉が一緒出掛かるもそれより何より今朝は特に相手が自分から離れることがこれまで以上に寂しくて。まるで両親が仕事を理由にあまり接してくれない時のような、そんな寂しさが一気に脳内を支配してくれば思わずすがるようにベッドを降りようとする相手の身体に横から再び抱き付き離れないでと言わんばかりにギュウッとやや強めに抱き締めれば「やだ…俺、一人になるの寂しい…行かないで…ちゃんと、話すから…だからっ…！」と自分が寂しがりであることをポツリと寂しげな声色で自白しては目に涙を浮かべつつ相手の顔を見上げ、もし聞かれたらなんでも話す事を暗に約束し)

(/ふふ、嫌われると思ったのか早くにオちましたね(笑)あはは、苗字呼びされたら分かりやすくションボリしちゃうでしょうね(笑)あー、良いですね！長男は、あの子何処所属なんだろうか？みたいな感じになりそうです(笑)光貴的には十分有意義なことでしょうし、なにも問題はないかと(笑)ふふ、いらない見栄を張って気丈に振る舞うのが男らしいとでも思ってるのでしょう。きっと(笑))

…ったく、泣き虫め。
(立ち上がろうとした直後グンッと体を引っ張られるがままにそちらを見遣り、瞳を潤ませている相手の頭をいつも通り撫でようとした手をシーツを握りしめることで抑える。…しかし、放っておくことも出来ず空いたほうの手でティッシュをそっと差し出しながら、一瞬何か言いたげな、不満そうな表情を見せた相手の顔を覗き「あのなぁ俺は超能力者でも万能なロボットでも無いから一から十までお前のこと察して分かってはやれないよ。さっきも言ったけど俺とお前は別の人間なんだから…それは、分かるだろう？」と。少し厳しく言ってしまったかもしれない。それでも自分の考え、言いたいことがあるのならちゃんと伝えて欲しい。歳の離れた弟に語りかけるような、穏やかな口調で確認して、)

(/ふふふ、光貴君が甘えん坊なので志貴のオカン化が止まりません…！( 笑 )人前での過度なスキンシップ(当社比)はNGなのです( 笑 )次男君は過去編で登場させられそうですし、長男君のほうも場面が学校に変わったら是非ともお会いしたいです！( 笑 )強がってても最終的には、弱っちゃうの志貴共々知ってますよ( 笑 )
　

…うん(相手から泣き虫だと言われ、弱い自分を完全に晒してしまってる事実を突き付けられるも、それを否定してしまえばまた離れてしまう、そんな予感がしてしまい無言で居続ければ差し出されたティッシュを一枚受け取れば潤む視界に相手の不満げな表情に思わずビクッと肩を揺らし。そこから優しくも窘めるような口調で言われた言葉、それはすっと胸の奥に音もなく突き刺さり、ただ静かに頷きを返しては貰っていたティッシュでクシクシと涙を拭って)

(/志貴お母さん…！光貴は色々好き勝手してもそれを窘める人物あまりいませんでしたからね、志貴君がキチンとストッパーになってますね(笑)それで次男の去った後に光貴が志貴君に「機嫌直してくれよぉ」と泣きすがるのでしょうね(笑)ですね、いずれは家の庭でのBBQパーティーをして長男次男2人揃って登場、とかも良さそうですねぇ……あ、ちなみに生徒会会計を長男は務めており次男も別の高校で勉強頑張ってます(笑)ふふ、光貴は志貴君にとことん弱いですからねぇ……志貴君の尻に敷かれる事は間違いないでしょう(笑))

だから言いたいことがあるなら、ちゃんと言ってくれ。面と向かって言いづらいならLINEでも紙に書くでも良いし…うん。
(頭を縦に振るのをしっかり見届けてから低血圧で頭が働かないながらも彼にとってどれが1番伝えやすい最善の手段なのか。大切な人だからこそ色々考え、いくつか選択肢を出してあげて。それから独りぼっちは嫌だと叫んだ相手に「寂しい時は俺の部屋来いよ、夜以外なら基本カギ掛けてないしさ。…まあ、漫画とかゲームは無いけど2人で居れば楽しいだろ。」そう言ってへにゃり、と楽しげに笑い。…さて、これだけ色々手回ししたのだし後のことは彼自身に任せるとしよう、)

(/志貴お母さん…( 笑 )光貴君いろいろとお世話し甲斐があるので、ついついって感じです( 笑 )見えない尻尾が下がってるのが見える！泣き虫だ何だと言いながら頭ワシワシするでしょうねぇ…( 笑 ) BBQパーティーとはまた食いしん坊な志貴が喜びそうなワードが……おおぅ、お二人とも真面目そうな予感が…！( 笑 )すっ、すでに結構敷いてしまってるような気が…( 笑 )
　

ん、分かった…(相手から与えられた選択肢、そのどれもが相手を頼るというもの。柔らかく笑い自分の事を慮ってくれる相手を見れば頼らなくてもやっていける、なんて思っていたのは既に以前の自分であり、もう相手に頼らないと自分はやってけないのかも、なんて思うようになり素直にそれにも頷き返し。そして今まで誰も言わなかった(と思い込んでいる)両親の事、それを話した方が良いのか、なんて思い至れば相手の身体に抱き付いたまま視線を下に向け「…俺、今まで家族と寝る、とかした記憶無くて…物事ついた時から、いるのは通いの使用人さんたちだけだし…両親と会う事なんて、年に1,2回あれば多い方だしさ…だから、中学の時から、もし誰かと付き合うって時は…その相手は俺の傍に居てくれる優しい人、って決めてたんだよ」ポツリと寂しげに溢して)

(/彼氏兼お母さんになりそうですね(笑)光貴は良くも悪くもお金の使い方荒いですし、思い込みもやや激しいですからね……(笑)そうして二人きりになれるお互いの部屋の片方に一緒に入っていっぱい甘えるのでしょうね(笑)勿論シェフの人が調理をしてくれるので食べることとかに専念できちゃいますよ！まぁ、真面目というか2人とも大学を出て仕事の幅を広げて母親を助けたいって感じですから(笑)まぁ、光貴は敷かれてる位がちょうど良いのですよ。見栄張って上になろうと失敗してるのが多いので(笑))

え、んんと、俺優しい…か？特別扱いしてるつもりは無かったんだが、よく分からん。
(皐月さんから幼少期のことは色々と聞かされていたが直接本人の口から聞くのは、ほぼ初めてのような…。相手が自分のことを話すのは珍しく不謹慎ながらそれが少し嬉しくて黙って耳を傾けていて…すると、前から誰かと付き合うなら優しい人と決めていたと言う相手にキョトンと瞠目、普段の生活を振り返る。好きと言ってくれたからには、自分は相手の言う” 傍に居てくれる優しい人 ”とやらに当て嵌まるのだろう…多分。しかし自信も無ければ心当たりも無い為、しどろもどろに言葉を紡いで、)

(/もう半分なりかけてるような…ふふ、これからも誠心誠意お世話させていただきますので少しずつ問題点を良い方向に変えていきましょう( 笑 )可愛いですねぇ、ですがそのうち恋人というより弟扱いが酷くなってしまいそうです；( 笑 )幼馴染3人が話してる横でずっとモグモグしてる志貴ェ…( 笑 )お化け屋敷・観覧車も可愛かったですね( ← )ところでこれは、流れて的にどうして自分を好きなったのか聞いて過去の回想に入っても大丈夫ですか？)
　

特別扱いとか、そんなんじゃなくてさ…誰にでも優しいだろ？それを知った時から俺は志貴の事、好きになったんだよ(不思議そうにそれでいてしどろもどろに問う相手の言葉に再び相手の方を見上げれば首をかしげ、グッと顔を相手の顔へ近付けその頬へ触れるだけのキスをすれば、自分だけに優しいのではなく誰にでも優しくそれでいて自分の傍に居てくれる人、という意味なのだと説明しながらそんな相手の事が好きになったのだと頬を赤く染めながら続けては少し恥ずかしいからなのか、少し身体をモジモジさせており)

(/ですね、これからもご迷惑をかけるかも知れませんが志貴君のお世話に期待しちゃいます(笑)まぁ、甘える時は暗転のイチャつきを求めるとは思うので……(笑)そこは3人から志貴君にもお話振ったりするでしょうよ(笑)そう言っていただけて嬉しいです。これからも時折可愛くなると思います(←)あ、大丈夫ですよ！ご心配お掛けして申し訳ありません！(陳謝))

うっ…そっか。お前女子にモテんのに物好き、だな。
(いきなり頬に相手の唇が触れればピクッと体が揺れ、咄嗟に少し離れて。寝起きはただただひたすら眠いが目もすっかり覚めた今、頬のキスさえ自分にとっては刺激的で同時に寝ぼけて相手にキスしてしまった記憶も甦り、二重の羞恥心がじわじわと己を蝕む。手近にあった人の枕を無意識に掴んで、赤らんだ頬を隠すように顔埋め「お前っていつから俺のこと好きなんだ…？」とか細い声で問い掛け、)

(/世話焼きの発揮どころですね…はい、お任せ下さい！( 笑 )あらあらまあまあ…( ← )甘えたなところも良きですがカッコいい光貴君も見たいです( 笑 )そうしてあげて下さい。じゃないとひたすらお肉や野菜にメロメロだと思うので…( 苦笑 )いえいえ、全然大丈夫ですよ！回想の初回ですがどちらから始めましょうか？)
　

俺はお前にだけモテればそれでいーの(恥ずかしげな反応を示す相手に満足感を抱きつつ、他の人からモテている、ということを聞いてもあまり嬉しい気持ちにはならず、まだ赤い顔ながら寧ろ少し拗ねたように頬を膨らませながらそう返し。そして、か細く聞こえた好きになった理由を問う言葉に少しキョトンとしつつもそう言えば言った事無かったか、なんて思い出せばまた照れながら「…中学生の秋口の頃、登校中におばあさんが困っていたのを助けてただろ？その時俺は、車で学校に送って貰ってる時で、たまたま信号待ちしてた車内で志貴の行動見てて…それで一目惚れ、してさ…その時に撮った写真、これなんだけど…」と顔を赤くしながら好きになった経緯本人に惚気つつ、その時に思わず撮ってしまった相手の人助けをしている姿の写真を見せて。それは見ず知らずのおばあさんの手助けをしてる中学生時代の相手の姿で、数枚あるその写真はどれも相手や相手が助けてるおばあさんの顔が鮮明に写っており)

(/ふふ、志貴君のピンチには間違いなくカッコ良くなること請け合いですからねぇ……他にカッコいい光貴なイベント御所望ですか？(笑)あはは、まぁ主に次男が志貴君と元同じ中学ですし、多分懐かしむように色々話しかけてくれると思いますよ？(笑)こちらとしてはどちらでも大丈夫ですよ。ちなみに当時の光貴は運転手付きでロールスロイスに乗って登校中という状況です(笑))

なっ…え…お前また勝手に…！！
(情報過多で色々と整理が出来ていないが見せられた写真に映り込む2人の人物のうち1人は、確かに中学生の頃の自分であり絶句。前にもバイト先やら個人情報を知らないうちに調べられていたことを思い出し、悪意のないストーカー行為は恋人ながら頭の痛くなる問題で表情を険しく歪め。…相手はカッコ悪いところを見せたら嫌われると思ってるみたいだが一般的にはストーカーのほうがよっぽど人から嫌がられる行為であり、自分も例外ではない。「勝手に人のこと撮るなよ、盗撮だぞ盗撮。肖像権侵害だ。」一周回って清々しさを感じるくらい堂々と盗撮写真を見せてきた相手のことをジトッと軽く睨み窘めて、)

(/少しバタついており、お返事が空いてしまいすみません！今はちょっと思いつかないのでまた何か浮かんだらご相談させていただこうかと…よろしくお願いします！( 笑 )ふふ、写真だけではなくて実際に中学時代のエピソードが聞けますね( 笑 )それでは初回の絡み文はこちらから…と、以前学校帰りに級友にカツアゲされてる光貴君を志貴が助けるという案も出ていましたがそちらのほうはどうしましょう？)
　

っ…ご、め…俺、志貴に一目惚れ、して…その、志貴の事、知りたくなって…調べて貰うために…あ、でも勿論、志貴の事調べて貰ったあと、調べた情報全部探偵の人からもらった時、バックアップとかも完全に消させたからっ…(相手から睨みながら窘められてはビクッと肩を揺らし申し訳なさそうに目線を落として謝罪の呟きを溢して。勿論当時はそんなこと考えれていなかったのもあるがさっきも相手の事が好きな気持ちが走りすぎていたのだと感じては少し慌てたように特に聞かれてもない事を告げては相手の身体に再び抱き付いて「その、俺、一目惚れした志貴の事知りたかっただけで…他に変なことしようとか、思ってなくて…」と涙声で瞳を潤ませつつ呟いてはハッと思い出したようにクシクシと自分の服の袖で涙を拭えば相手の事を見上げ「それに…俺、それとは、別で…中学の時の志貴に話し掛けて貰った事も、あるんだよ。さっきの写真撮った少し後くらい…放課後にたまたま用事があって大通り歩いてた時にさ、俺がクラスの奴からお金クレクレされた時、志貴がソイツら追っ払って…その後に俺、志貴から断れよとか言われてさ。でも、俺その時志貴と直接あえて感動、ってか好きな人と居れてるんだって思えて、何も言えなくてさ…」と少し恥ずかしそうに微笑みながら付け加え)

(/いえいえ、年末年始ですし、致し方ないかと！はい、その時が来ましたら是非！(笑)ですです！外部の人じゃ知り得ない(探偵でも調べきれなかった)学内での話とかに光貴も興味が湧きそうかな、と(笑)そうですね……折角なので、それも出しちゃいましょう！勝手ながらお婆さんを助けた1,2週間後なイメージです(笑))

え、光貴と…うーん……、
(照れたと思ったら泣いたり慌てたり…短い間にコロコロと表情を変える相手の事を忙しいヤツだと眺めていて。そんな時これまた初耳な情報を聞かされ驚き。事細かにその時の状況を思い出せるという事は、それだけ彼にとっては心に残った出来事なのだろう。少し嬉しい…けれどお婆さんを助けた時と同様、相手との出会いも何気ない日常の一端でありパッとは思い出せず記憶を手繰り寄せようと目を瞑り──、)

＊＊

(─とある日の登校中のこと。季節は秋になったばかりでも、朝は少し肌寒く先輩から貰ったおさがりの大きい制服のポケットに手を突っ込みながらのんびりと通学路を歩いていて。今日はお弁当を作っていない為昼食を買うべく行きつけのコンビニまでやって来ると、すぐ近くにある長い階段付近にて。大きな荷物を抱えたお婆さんが立ち往生してることに気がつき。人通りは多いとはいえ忙しい朝の時間、他人に構ってる余裕など無いのか誰も彼もお婆さんの真横を通り過ぎて行き。自分はと言うとホームルームが始まるまでまだ少し時間がある。…何よりこのまま見て見ぬフリをするのは寝覚めが悪く重たそうにしてるお婆さんの元にとつとつと歩み寄れば、)
あの、すいません。良ければ持ちましょうか…？

(/ありがとうございます！そのうち会話に花が咲いちゃって次男君と楽しそうに話してる志貴を見て、モヤモヤしてくれたりとかは…( 笑 )了解しました！光貴君は車内から息子を見掛けたということなので、もし差し支えなければお婆さん役もお願いしてしまってもよろしいでしょうか？勿論難しいようでしたら、光貴君だけでも構いません！)
　

「あぁ、ありがとうねぇ…」(つい少し前に娘が2人目の孫を産まれそうとの吉報を受け、娘が入院している産院へ足を運んだは良いものの、前の時は向かう時は旦那が車を出してくれたものの、数日前から旦那は体調を崩し病院に入院しており娘の旦那も娘の方に付きっきり。それで1人で向かうことにしたは良いが娘の入院してる産院への道はやや遠回りになる車通りの多い道か、やや近道になるが長い階段のある目の前の道。前の時と同じように色々必要なものを持ってきたが少々量が嵩張り長い階段を上がるのはやや苦労するもので。そんな長い階段の前で相手に声をかけられた老婆は相手のほうを見上げ優しい笑みを浮かべながら感謝の言葉を伝えては「いやねぇ、娘が2人目を産むって話を聞いたのでね。この上の△□産院に行こうと思ったんだけども、ちょっと物を持ちすぎちゃってねぇ…」と少し苦笑いを浮かべながら色々と出産時に必要なもの、出産後の妊婦のためのもの等が入ったいくつかの紙袋を見下ろして)

(/勿論光貴はモヤモヤしちゃうでしょうね……それで二人きりで部屋に戻り次第ベッドに押し倒しながら「志貴の事で俺の知らない事があるのスゲェ悔しいんだけど…？」と嫉妬心全開で呟くでしょうね(笑)了解です！買い物で買いすぎたお婆さんかどっちにしようか迷ったのですがよくよく考えてみたら朝だしこっちの方が自然だなと思ってこんな感じにしてみました！イメージと違うとかありましたら是非仰ってくださいませ！)

いえ、このくらいどうって事ないです…！
(お礼を言われると首を横に振りこちらもどこか照れ臭そうに笑い返し、娘さんのお見舞いに行くというお婆さんの話を聞き。確かに△□産院に行くならここから行ったほうが近道になる。しかし、この階段は我が校の運動部の外周にも使われるくらい段数があり、加えて階段を登り切ってもそこそこの距離を歩かなければならなかった筈で、お年寄りにはなかなか大変な道のりだろう。無論学校があることは忘れてないが、そこまで真面目な性格ではない故に、遅刻してもまあ何とかなるさ精神で自分のことよりお婆さんのことを優先し「病院まで結構距離あったと思うので、一緒に運びましょうか？」と紙袋を一瞥したあと両手を差し出し、)

(/本体的にはキャーですが志貴のことだから押し倒されながらも「それは仕方なくないか？」で落ち着いて、光貴君のことヨシヨシしますね( 笑 )買い過ぎたお婆さんいるいるですねぇ…いえいえ！細かく設定考えてくださりありがとうございます！
そして年の瀬ですのでご安心をば！今年始まったばかりの物語ですが、沢山お世話になりました！良いお年をお過ごし下さいね…！)
　

「おやおや、ありがとうねぇ…それじゃあ、お願いしちゃっても良いかねぇ…？」(今はまだ朝方、それも通勤ラッシュだったりで近くの車道は車がやや渋滞ぎみ。そんなタイミングだからこそ、相手の姿が制服姿であるからこそ、通学中だったのではなんて思うも手伝って貰った方が1人でえっこらえっこら運ぶよりも多少は早くなる。少し申し訳なさそうにしながらもそう訊ねながら自分の両手に持っている紙袋をゆっくりと相手の方へ差し出して。そんな様子を自分が背を向けている大通りの車道にて赤信号により一時停車中のロールスロイスの車中から眺め、その光景を写真に収めてる姿があることなんて知る由もなく)

(/こちら的にも良いぞもっとやれ！状態ですし、そんな大人な対応されれば嫉妬してることがこっ恥ずかしくなってきた光貴が「…じゃ、あの二人が知らない志貴の顔を、俺だけに見せてくれよ」とか言い出して胸元に顔グリグリしながら志貴君の服を脱がそうと手をかけようとするでしょうね……勿論その先は暗転になるでしょうが(笑)そっちなら買いすぎたからとかでお礼に何かお弁当的なもの……とかも思いましたけどね……まぁ、このイベントの後で志貴君が産院近くを通ってお婆さんの2人目のお孫さん連れたご家族がお婆さん助けてくれたお礼と共に赤ちゃん御披露目してくれるかもですし？(笑)
こちらこそ、今年にお声がけしてくださってからここまで続ける事が出来てとても嬉しいです！これからも志貴君と光貴、2人の物語を共に紡いでいけたら良いなと思っております、よいお年を！)

大丈夫ですよ、それじゃあ行きましょう。
(そもそもうちの学校はヤンチャな生徒が多く地元では不良校と呼ばれている中学。生徒同士の喧嘩やイジメ、サボりが絶えない校内で遅刻など可愛いものでホームルームに遅れたとしてもきっと、お咎めすら無いだろう。…まあ滅多に遅刻しないので驚かれる可能性はあるが。申し訳無さそうにしているお婆さんを安心させようと微笑み大丈夫です、と言うと荷物を受け取り。お婆さんとの会話に夢中で渋滞に紛れる高級車を気にすることなく、ましてや撮影されてるなんて知る由もなくその場から離れ。娘さんのこと生まれてくるお孫さんのことなどお婆さんの話を聞きながら病院への道を歩いており、)

(/あらあら…、けれどやっぱり攻められてもカッコいいより微笑ましい気持ちが先立ちますね。そして何だかんだ言いつつ光貴君のヤキモチが可愛いので、志貴も許すことでしょう( 笑 )お礼の品目的ではないとはいえ、嬉しいです…ふふふ、何であれ楽しみにしてます！( ← )
あっという間に三が日も終わってしまいましたが新年あけましておめでとう御座います。昨年は1度切れた縁をもう1度結んで下さり、本当にありがとう御座いました！！遊園地デート出来て楽しかったです。今年も引き続き志貴・本体共々どうぞよろしくお願いします！)
　

「…本当に、ありがとうねぇ。お陰様で無事に着けたよ」(多少の時間こそ掛かったものの、相手に荷物を持って手伝ってもらった事もあり、安全に時間を不必要に掛けずに産院の付近まで到着出来て。ホッと安堵の息を溢しながら微笑んでいれば相手の方へ向き直り改めての感謝の言葉を、頭を下げ腰も軽く曲げながら丁寧に深々とお辞儀をしながら心の底から伝えて。もうすぐとのことだったがもし相手と会わなかったら到着に時間も掛かって出産前に娘の顔を見に行けなかったかもしれないし産まれた後になってしまってたかもしれない、そう考えると相手の手伝いはとても大きな事であり「何かお礼をしないとねぇ、何が良いかねぇ…」と呟きながら少し思考を巡らせ)

(/まぁ、攻めるかもしれないですが……襲い受けかもしれませんよ？暗転明けはどっちにせよ志貴君と濃密な時間を過ごせた事に幸せを感じてるでしょうね、光貴は(笑)ふふ、きっとお婆さんは娘さんの入院してる部屋に到着したら娘夫婦に「今日はとても良い子に出会ってねぇ……」と志貴君に助けてもらった事を話すでしょうから、娘夫婦からもお礼の言葉が伝えられる事でしょう(笑)
此方こそ、改めて光貴と背後共々宜しくお願い致します！)