お前の人生を買ったから、もう俺のもの(〆)

あー…はは、せっかくだし出来れば贈って欲しいんだけどな。
(両親のことより自分とのお揃いを重視してるように見える相手を、やや複雑に思うも彼が心底から両親を嫌ってない事が分かったので、それで良しとすることに。クッキーの箱を大事そうに抱え直しお互いの両親へのお土産も選び終えたので、食品コーナーから雑貨コーナーへと移動しながら「お揃いって何がいいんだ？ス、ストラップ？とかかな。」とあまり誰かとお揃いの物を買ったことがない為よく分からず自分のなかでのお揃いと聞いて連想した物を挙げ、)

(/ｳｯ…最近ドタバタしてたので本体様のお優しい言葉が身にしみます( 泣 )
ああ～美味しいネタが…腐女子さんにおかれましては志貴の目が光ってない時に光貴君に突撃して貰いたいものです( 笑 )そしてそのままイチャイチャして仲直りと…( 笑 )ふふふ、お揃いの物もあんまり高いの選ぶと却下されちゃいますよー( 笑 )
　

んー、俺としては何でもお揃いで揃えてぇしなぁ…あ、こういうのとかどうだ？ぜってー、志貴に似合うと思うぞ！(相手と共に雑貨コーナーへ向かえば悩んでる様子の相手にサラリと本音を漏らしては軽く見渡してれば、近くにあったアクセサリー類のあるコーナーにあるものを見付け、それを手に取ればすぐ相手の側に歩み寄り相手の腕に当てるようにしてメタルと綺麗に加工されたレザーの組み合わせのカッコいいタイプのバングルを相手に見せて)

(/ゆっくりで大丈夫ですし、背後様と共に紡いで行きたいので！(笑)
ふふ、一度邪魔をされたら腐女子たちは光貴が一人の時を狙うようになるでしょうし、志貴君は(いつバラされるかと)ヒヤヒヤでしょうね(笑)ですです。まぁ、背後から抱き締めて耳弄りしながらとかあるかもですが(笑)でしょうねぇ……まぁ、残念ながら光貴が見付けたのは高価な部類に入るものですな……(笑))

光貴にしては普通だな…。
(嬉しそうな声に何を持ってきたのやらなんて思い振り返れば、少し予想外の物で驚き。普段の行いからこういう時も平然とリングなどを選びそうなイメージがあった為、腕に当てがわれたソレを見ながら意外そうに上記を。自分に似合うかはともかく、確かにデザインはカッコいいしこれも良いかもな、なんて思いかけたところでチラッと値札が見え。思ってたより遥かに高い金額に「え、たかっ！」と店内であることを忘れて口に手を当てながら声を上げ、)

(/お互い無理しないペースで進めていきましょう！お揃い選ぶの終わったら観覧車で合ってましたか？
光貴君が志貴から離れてる時の想像があまりつきません…ふふふ、どうしてでしょう( 笑 )体勢がえっち！← 最初は抵抗してても結局流されますから！だって弱いところですし( 笑 )お財布のなかに入ってるお金だけじゃ足りないかもですね…さて、どうするのやら…( 笑 )
　

そりゃ、指輪でも良いんだけど…志貴とのお揃いの指輪は婚約指輪と結婚指輪って、決めてんだよ(意外そうに普通だと言われる言葉に心外そうに呟くもサラリとさも当然のことのように言い切ってみせ。そして値段に驚く様子にチラと自分でも見てみるも自分であれば2つ分購入には当然余裕で出せる値段であり「だからあの金使って良かったってのに…俺からのプレゼントってことで俺が買うのでも良いけど…出したいなら足りない分俺が出してやるし」ともうすっかり今持っているバングルを買うつもりでいるようで相手に提案を持ち掛けてはどうする？と言わんばかりに相手の方を覗き込み)

(/ですね！そうですね、お揃いを購入したら幾つか回った体で夕方位に観覧車へ……な展開になるかと！
確かにそれはそうですね、志貴君だけが呼ばれた時位ですかね……一体どうしてでしょうかねぇ(笑)ふふっ、何だかんだ光貴が志貴君の弱いところ知ってるからこそなのですよね(笑)光貴は買う気満々ですがねぇ、志貴君はどうするのでしょうか(笑))

いいよ、友達にこんな高いのプレゼントされてたまるか馬鹿。
(自分とは対照的に彼にとっては本当に些細な出費であることは、その表情からもよく分かり改めて生きる世界が違うことを見せられたというか…彼が遠い存在に感じたことは胸に秘めておくことにして。…確かに高いがなんとかギリギリ手持ちの所持金でも足りる額ではあり。少し肩を竦めつつ、やんわりと提案を断ればポケットから財布を取り出しつつ「お前みたいにカッコ良くプレゼントとかは出来ないけど、自分の分は自分で払うから…、」と言ってバングルを掴もうとして、)

(/分かりました～それでは次はいよいよ観覧車ということで！
志貴の目が黒いうちはそう簡単に…まあ本体としては惚けてくれるのとっても嬉しいんですけどね！( 笑 )やられてばかりは性に合わないので、いつか光貴君の弱点見つけ隊やりますね( にっこり )数ヶ月分の給料を召喚するみたいです( 笑 )
　

馬鹿ってなんだよ、俺と志貴の仲だろぉ…？(やんわりと断られれば少し残念そうに呟きながらも、何だかんだお揃いをそれぞれ自分で買う、という事に何だか関係の進歩が感じれて悪い気はしておらず、バングルを掴もうとする相手に特に意地悪をするつもりもなく相手にバングルの1つを手渡しては「んじゃ、とりあえずこれでそれぞれ会計済ませて他に何かアトラクション行くか？」と問い掛けて)

(/ですねー！高いところの苦手な光貴を上手く連れ込んでやってくださいまし(笑)
ふふ、腐女子たちからの不意の質問に光貴が惚け無いよう、ですね！まぁ光貴は何だかんだアッサリ惚気るでしょうが(笑)良いですねぇ、志貴君に触られるだけでヘロヘロになってしまう光貴ですが特に弱いところもありますから(笑)そして志貴君の気持ちをちゃんと汲めるようになりつつある光貴にちゃんと成長を感じてきました(笑))

はいはい、気持ちだけ貰っておくよ。
(不満そうにしてる相手をいつも通り軽くあしらいながらも、プレゼントしようとしてくれたことは少し嬉しかったので、その気持ちはちゃんと受け取り。そして自分の分のバングルを持ちお会計に行こうとしたらこの後の予定を聞かれ1度立ち止まって。振り向きざまに壁の時計を見つつ「帰るにはまだ早いだろ。せっかく貸し切りなんだしまだ遊びたい。」と子供の頃から滅多に来たことがない遊園地をまだまだ堪能したくて頷くとレジへ向かい、)

(/志貴はいまだに絶叫系が苦手だと勘違いしてるので誘ってしまうかと思います…( 汗 )腐女子さん達は美味しい話が聞けるし、光貴君も聞き手が出来るしまさにwin-winの関係ですね！( 笑 )いつもやられてばかりですしね、張り切って探しますよ～( 笑 )ですね！これは貸し切り癖が治る日がくるのもそう遠くないかも…？ですね( 笑 )
　

おう、それじゃ目一杯楽しもうぜ！(相手からの反応にやっぱり楽しみだったんだな、なんて嬉しく思いながら言葉を返しては相手の後にレジで会計を済ませては相手と共に土産物店を後にしては相手と共に地図を見ながらどんなアトラクションに行くか相談しながら歩き)

(/ふふ、そんな恐怖も志貴君からのキスで頑張れるのが光貴ですからね(笑)ですです。唯一win-winに関われてないのが志貴君な訳ですが……まぁ、志貴君におねだりされたら案外それに応じるかもですね(笑)光貴の弱いところ見付けた時の志貴君、きっとこれでもかとそこを責めるのでしょうね(笑)ふふ、そうだと本当に良いですねぇ……これからが楽しみです(笑))

(その後もいくつかアトラクションを楽しむと気付けば空は、灼けるような茜色に染まっておりそれが少しだけ寂しくて。1日だけの恋人関係だが今日は楽しかった。彼のほうはどうだろう…？と不安で視線動かせば今日の最後を飾るにふさわしい物、観覧車が目に入り微かに息を呑み。ドキドキとした自分の鼓動の音を聞きながら意を決して「み、光貴あれ乗らないか…？」と自ら手を繋いで。空の色より赤く染まった顔で相手を見上げつつ「デート、なんだろ…？」と緊張からか掴んだ手をぎゅっといつもよりしっかり握り、)

(/ふふん、恐怖を吹き飛ばしたくて息子にしては結構甘々に誘ってみました、如何でしょう？( 笑 )言うとしたら、恥ずかしいから2人だけの秘密にしたいとかでしょうか？( 笑 )弱点探ってる最中もいちいち「ここ？」とか聞いて煽るので、光貴君からしたら勘弁してくれって感じなのでは？( 笑 )今後に期待しましょう( 笑 )
　

っ…お、おう…！(相手と共に幾つかのアトラクションを楽しんでいればすっかり空は赤く染まり、楽しい時間の終わりを告げようとしていて。これが終われば期間限定な恋人関係が終わってしまう、その寂しさはあれども志貴に自分のことを好きになってほしい、そう強く思ってて。そうしてれば、相手から不意に手を握られピクリと肩が揺れまたやや甘い声が一瞬出そうになって。そして相手の指差す方を見れば観覧車がそこにあり。しかし、かなり大きく高さもあるそれに一瞬言葉を失うも、相手の赤く染まった顔、相手からのデートなんだろという破壊力満点の言葉、ギュッと握られた手、とそのどれもが自分の恐怖心よりも愛おしさが勝って、これで逃げたくない、そんな思いから自然に頷きながら言葉を返し、僅かな恐怖心から相手の手を握り返しつつ相手と共に観覧車の方へと歩いていき)

(/最高です！光貴もアッサリ乗ること決意しちゃってます。まぁ乗って上に上がるにつれ恐怖心からソワソワするでしょうが(笑)あー、良いですね。それ間違いなく秘密にしたいっての応じてそうです……まぁ、秘密にするならとか適当に理由並べてイチャイチャ始めそうですが(笑)恥ずかしい気持ちでいっぱいでしょうねぇ……まぁ、弱いところ見付けられたら身体は正直なので恥ずかしさなんて吹き飛んで一際喘ぐのでしょうが(笑)ですね(笑))

(相手に喜んでもらいたくて誘ってみたが観覧車を見上げたまま沈黙されてしまえば独り善がりな行動だったかもしれない、断られるかもとだんだんと不安と後悔が募っていき。拒否される前に先の発言を取り消してしまおうか…そう思った矢先、手を握り返され引かれればあっけに取られつつそのままついて行くしかなく。乗り場に着き「本当にいいのか…？別に無理しなくてもいいぞ。」と口にはしないものの高所恐怖症なんだろうとは察していて覗き込むように顔を近づけ、)

(/ではでは、外の景色とか気にならなくなるくらいデレデレ甘々に翻弄すればいいんですねっ！( ← )お土産選んでるときも思いましたが光貴君わりと志貴に手綱握られてますよね…上手い言葉で乗せられてるって気付いて！( 笑 )もしかして光貴君の弱いところって手だったりしますかね…？( 笑 )
　

大丈夫に決まってんだろ？(乗り場に着き、いざゴンドラへと思ったタイミングで相手が自分の顔を覗き込みながら問われた事にドキッとしては頬を僅かに赤らめて。しかし、相手に心配をされたくない、と考えてはすぐにニッと微笑みながらそう返しては自分の弱いところをあまり見せたくない、と無意識に考えてしまえば「それとも志貴、もしかしてここにきて怖じ気づいたのか？」なんて自分の弱さを隠すために楽しげな笑みを何とか浮かべながら問い返し)

(/えぇ。デレデレ甘々に翻弄すれば外は気にならなくなるでしょうし、告白も入れば恋人になれた嬉しさからイチャイチャタイム入るかと(笑)まぁ、志貴君にはかなり甘々ですからねぇ、光貴は(笑)ふふ、志貴君が弱点ですからねぇ……まぁ、手も弱いですけど、一番弱いところは違いますねぇ(笑))

そう、だな…怖いというかドキドキしてる。
(ジェットコースターの時と同様、空元気で挑発してくる相手。それが強がりからくるものだと分かっているから当然怒りも湧き上がらずへにゃりと、やや困ったようなはにかみを見せ。そうしてごく自然に口から溢れ出た言葉は紛れない本心で顔だけと言わず、繋いだ手さえも熱い。相手の不安を少しでも取り除いてあげたくてするり、指を絡ませてから観覧車に乗り込んで。無事に動きはじめたものの、緊張と照れから話題が浮かばず隣にいる相手の顔もまっすぐ見れないのでフイッと窓に目を向けて、)

(/光貴君からしたら念願ですもんねぇ。恋人になれた嬉しさで、数日間浮かれてくれたら嬉しいです( 笑 )素直な光貴君も良いですが、ツンツンしてる所も見たいので早くご両親に会っていただかないと( 笑 )ありゃハズれた！1番はどこでしょう…ふふ、楽しみにしてます( 笑 )
　

んっ…(怖いよりもドキドキしている、その言葉にまさか自分に、そんな一縷の望みを抱いてその言葉の真意を問おうとするもスルリと絡められた指の感覚にまた甘い声が少し漏れ、心臓がバクバクと大きく鳴り響く感覚に気付かれないかと不安になりつつゴンドラへ乗り込んで。動き始めたゴンドラの中を静寂が包み込み、どうしよう、とふと外の景色へと視線を移し。少しずつ登り行く景色にふと幼い頃、高いところが怖くなった原因の記憶が甦ってくれば相手との二人きりの空間だという幸せな認識はある筈なのに、それを上回る恐怖感から表情はやや固くなり自分の両膝をすり合わせつつ、無意識に相手と絡めた手をギュッとやや力を込め)

(/ですです。えぇ、間違いなく浮かれることでしょうね。浮かれすぎてイチャイチャ求めまくりそうですが(笑)ふふ、その時が楽しみですねぇ……それに光貴は志貴君のご両親とも会わないとですからね(笑)これからイチャイチャする時にでも探して見てくださいませ(笑))

(ほぼ初めてと言っていい観覧車。少しずつ高くなっていくにつれ遠ざかっていく地上の景色が綺麗で、窓に張りつき普段は見れない空からの眺めを夢中になって楽しんでいたがやはりというか。そわそわと隣で落ち着きなく動く気配がどうしても気掛かりで体を軽く捻り相手と向き合い。ここで自分が大丈夫かと聞いたところで、素直に本音が返ってくるとは思えない。従って不安そうに手を握ってる相手の恐怖が少しでも和らぐように「相変わらず甘えたな奴だな、そんなに握らなくても逃げたりしないって。」と頭に手を伸ばし優しく撫でて、)

(/そんでもって照れた息子にフシャーッとされると( 笑 )志貴はわりと冷めた奴なので恋人同士になったからこそ光貴君にモヤモヤさせてしまう場面もあるかもしれません；恥ずかしがって面会拒否りますわぁ…( 笑 )そうですねえ、色々と探してみます！)
　

っ…志、貴ぃ…俺、高いとこ怖い…(より高くなっていく景色に視界を外から逸らそうとすれば相手から優しく頭を撫でられつつ心配する言葉よりもまるで自分を安心させようとする言葉を言われては、ジィンと胸の奥が温かくなってきては相手の方を向き相手の名を呟けばポツ、と本音を溢して抱き付いて。カッコ良くデートをリードしたい、苦手な部分を隠しきりたい…そんな思いはあったものの、一度本音を溢してしまえば自分の気持ちに身体はすっかり正直になってしまい、抱き付いて相手の背に回した方の手は高所にいる恐怖で震え、恐怖に怯える色を瞳に浮かべながら「志貴ぃ…助けて…」と怯える声色で助けを求め)

(/勿論家の中だけなんでしょうけど、背後から抱き付いて志貴君の耳ハミハミしながら腹部撫で撫でして甘え声で懲りずにイチャイチャ誘いしそうです(笑)まぁ、光貴が好き好きと言いまくるタイプですからねぇ……多分その時はスキンシップで突破図りそうですね(笑)恋人に本当になっちゃいましたものね(笑)ふふ、何処なのかお楽しみに(笑))

ん、大丈夫…ちゃんとそばに居るから。
(もしかして自分が頼りないから弱音を吐いてくれないのかと思っていた為、彼には悪いがようやく聞けた本音が嬉しくて微かに表情が弛んでしまう。引き続き相手を安心させようと大丈夫、と声を掛けながら背中に腕を回して体温を分け与え。怖い気持ちを我慢して一緒に乗ってくれたことが嬉しくて、だからこそ相手のなかに巣くう恐怖心を何とかしてやりたい。そんな一心で顔を近づけると鼻先同士をすり合わせてそのまま唇に触れるだけの軽いキスを贈り。「怖いなら俺だけを見てればいい。」そう言って相手が余所見をしないように後頭部に手を持っていけばコツンと優しく額を合わせて、)

(/あらあら、それは凄いくすぐったいですねぇ( 笑 )横腹とか以外にもうなじ刺激されたら、更に脱力してヘロヘロになるでしょう…( 笑 )ふふ、周りの人達かからには完全に飼い主に懐くワンコに見られてそうですね～( 笑 )もう光貴君がどんな恥ずかしいこと暴露しないか志貴はヒヤヒヤです( 笑 )
　

ん…志、貴ぃ…(相手の安心させようとしてくれる声がとても心地よく、相手の腕が背に回ることでピクリと快感を拾ってしまい。そこで更に触れるだけと言えど鼻先をすり寄せてからのキスにトロンとやや瞳を蕩けさせ、やや上擦った声で相手の名を呟き。そして他に視線が向かぬようと言葉と共に相手の方を見詰め続けさせられるとバクバクと心臓が大きく高鳴り、相手に聴こえてしまうんじゃないか、なんて感じてしまい、それでいて相手の男らしいその態度に腹の奥がズクンと重くなり「志貴ぃ…もっと…ちょおだい…俺が、怖いの、感じなくなるまで…」とすっかり蕩けたような瞳と声色でおねだりをしつつ相手の唇に己のそれを合わせ、その先を欲するように唇の間から舌を出して相手の唇をツンツンとし)

(/ふふ、志貴君がトロトロになってましたからね、腹部は(笑)おやおや、うなじも弱いのですね……これは後程光貴に確かめさせちゃいますか(笑)ホントそうですねぇ……まぁ、それを制そうとする志貴君の対応も相まってるのでしょうが(笑)まぁ、光貴も志貴君との暗転時の様子までは喋らないとは思います、が……それ以外なら訊かれたら喋ってしまいそうですね、志貴君の弱いところとか家の中での志貴君の様子とか(笑))

…ッ…そのわりに結構善さそうに見えるんだけど？
(湿った舌が這う感触にゾクゾクとした感覚が背筋を走り抜け、息を詰めながら反射的に相手と少し距離を置く。怯えた言葉とは裏腹に、その表情はすでに欲に濡れ甘く溶けた瞳と目が合えば上記を…端的に言うと「舐めるな。」と言外で威嚇をして。煽情的な表情と仕草に目の前がクラクラとして今すぐにでも唇を塞いでしまいたくなるが、同時に己のなかで仄かに嗜虐的な欲望が宿ったのを感じて。傾いた天秤に従い相手のおねだりには応じず「ふふ、どうしようかな。お前いっつも止めろって言ってるのに耳触ってくるし…、」と迷う素振りを見せ。おあずけさせつつ顔は至近距離は保ったままで、)

(/そうですねぇ…ただ今、日頃の逆襲も兼ねて調子に乗ってるので後で仕返しするのも良いかもしれません！( 笑 )飼い主とワンコみたいだから学校でくっついていても案外恋人同士ってバレないかもしれませんね…腐女子さん以外には( 笑 )情事以外はですか…ドキドキです。ですが、志貴の両親は息子の話を嬉しそうにしてくれる光貴君のことを微笑ましく思うに違いないでしょう！)
　

っ…お、ねがい…志貴ぃ…(相手の顔が離れながら威嚇をされれば少しだらしない表情になりながらもの寂しげな気持ちを抱き。そして顔は近いままなのに迷う相手に切ない気持ちを抱いては自分の膝同士をすり合わせながら甘い声でねだる言葉を口にし。距離はあともう少しなのに届かない、そんなもどかしい感覚に思考はどんどん熱を帯び蕩けた声色で「志貴ぃ…俺、志貴の、おねだり…聞いたじゃぁん…」とすっかり蕩けた瞳と声色で今日公衆トイレに連れ込んだときの事を引き合いに出して)

(/ふふ、きっと仕返しは自宅での日常であの暗転前のを突然する感じでしょうね。ちなみに使用人たちはその現場目撃してもちゃんと見て見ぬふりします(笑)ですねぇ、腐女子たちはそこら辺のセンサー鋭いでしょうし(笑)まぁ、家での事とか学校での事とか……後はデートしたこととかはご両親に話すでしょうね(笑))