梨花 2020-03-07 16:50:18 |
![]() |
通報 |
・・・・・・・・・俺達は満場一致だぜ?
・・・・・・俺はお前らを、許さないと。命を弄び、散々俺達を弄んだ。許せると思うか?
だが、最終判決は美琴達に任せるby希美
シンタロー「…なぁ、冴える。もう世界を繰り返さず、俺達の大事な奴らを返してくれるって言うなら俺達はお前を許す。どうだ?」
冴える「何で俺がお前らの命令を従わなきゃならない…!言ったはずだ、俺は消えるわけにはいかないと!その為にも、俺は何を犠牲にしても良い!!」
シンタロー「…だ、そうだ。どうするよ、団長」
キド「言われるまでも無い…もうこいつには更生の余地はない、俺達はこいつを絶対に許さない」
冴える「ま、待て!やめてくれよ!醒ます、お前確か願いがあったよな!?俺が叶えてやる、だから俺を助けてくれ!!」
遥「…僕の願いはもう、コノハが叶えてくれた。まだあるとするなら…それは、君がここから居なくなることだ」
冴える「なっ…」
・・・・・・・・・どうやら、この場にいる全員だな。
(目が金色になる)
赤薔薇の暴君の判決を下す─────死をもって償え。冴える蛇by希美
紫炎「クフフ…哀れですねぇ、誰にも同情されずに死にゆくとは……まぁ、自業自得ですがね!!」
黎明「元気だな」
紫炎「私ですので」
冴える「やめろ…やめてくれ…俺は…まだ…!」
鈴華「あんたの苦しみはよくわかった。けど…あんたは人に縋りすぎた。確かにあんたの言う通り、人間なんてみんなカスも同然だよ。だから…そんなカスに頼ったあんたはもっとカスだ。人間は信頼しない方が良い、信頼するから何かを失う。一人で居る事が一番なんだよ。冥土の土産に覚えておきなよ」
沙月「鈴華ちゃん…」
紅魔「(奈緒の肩を借りている)あんたさぁ…こっちは悪性浴びて疲れてるってのに…陰陽師は便利屋じゃないんだよ」
アザミ「そうだな…なら、そこの小娘にやってもらおうか。安心しろ、私の力で動きは止めてある」
紅魔「はいはい…わかりましたよ(冴えるに向かっていく)」
奈緒「紅魔さん…」
冴える「お願いだから…見逃してくれよ…なぁ…!」
紅魔「見逃す?そんな事するわけないでしょ。あんたは私達の仲間に手を出した、それがあんたの罪なんだから。
熾天の如く輝きし燈ーリベルタセラフィムー(髪がオレンジ色に染まり、大きな天使の羽が広がる)その身で償え、邪の蛇。浄化ーホーリースペルー(冴えるの足元に大きな白い魔法陣が現れ、そこから光が放たれる)」
冴える「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!!やめてくれぇぇぇ!!!助けてくれぇぇぇ!!!」
ロベリア「……っせーなぁ、往生際の悪ぃ爬虫類だなぁ……!!うるさい奴は嫌いなんだよ、地獄に落ちろクソ蛇」
紫炎「落ち着きなさい、どうせもうすぐ消えるんですから」
ロベリア「言っとっけど、あいつの断末魔耳元シンバルぐらい耳障りだから、お前にゃわからんだろうけど」
冴える「っ…!俺はただ…生きて…いたかった…だけなのに…(一粒の涙を流すと、完全に消えてしまった)」
アザミ「…さらばだ、冴える蛇」
沙月「っ…(悔しそうにギュッと自分の胸を掴む)」
沙月・・・・・・by希美
おねーちゃん!もう特異点は修復したから、帰還命令が来てるにゃーby優里菜
そうか・・・・・もう、そろそろお別れか・・・・by希美
イチカ「(目の色が元に戻る)…やっと、終わったんだ…」
ヒビヤ「イチカ…」
美琴「そうだったね…特異点はもう解決したから、みんな帰っちゃうんだよね…」
なんか、長かったな・・・・しゃーねぇか、相手は神様レベルの輩だったからな。
・・・・・美琴、俺はお前に出会えて良かったと思ってる。前も言ったが、お前からは勇気を貰った・・・・それだけで充分だよby希美
美琴「私こそありがとね、希美。多分、希美達が居なかったらこんな風にユウ達と再会できる事は無かったと思う。やっぱり希美は、私のヒーローだね!」
美琴「希美には何度も助けられたからね!誰だってヒーローになれる、そう教えてくれたのは希美だよ。いやー、本当はもっとこの世界にいて欲しいんだけどなー。沢山話したい事もあるし、希美と一緒に私の得意なリズムゲームとかもしたい。後々、一緒にヒーローショー見に行ったり、一緒にショッピングとかしたり、勉強とかも教えてもらったり、後ね後ね…(ボロボロと、涙が溢れる)あ…あれ…?どうしたんだろ…おかしいなぁ、なんでこんなに涙が出ちゃうんだろ…これで終わりなのに、次から次へと希美とやりたい事沢山出てきちゃうや」
ったく・・・・・(美琴の頭をわしゃわしゃと撫でる)お前らは俺の事忘れちまうかもしれねぇ・・・けど俺達が、お前らの事をずっと覚えといてやる。
よく言うだろ?離れていても、心は繋がってるってな。
生きている限り、そこに存在している限り、俺達はまたどこかで会えるんだ。
今度俺達の世界に来たらさ、色々案内してやる。約束だby希美
美琴「希美…」
ユウ「…希美さん(システムのUSBメモリーを差し出す)これ、持っていってください。冴えるが居なくなった以上、俺が持ってても仕方ないので。きっと、何かの役に立てると思います。俺も、希美さんに救われましたから。これはお礼です」
トピック検索 |