梨花 2020-03-07 16:50:18 |
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シンタロー『あ、あぁ…!』
鈴華「そんなの…必要ない…!沙月っ!!早くあんたの権限使ってこいつを引き剥がして!!」
沙月「で、でも…!」
鈴華「出し惜しみすんなっ!!こっちは体張ってこいつ抑えてんの!!いいから使え!!!」
沙月「わ、わかった!神王!!(髪が金髪に伸び、目が青く光り、右手の甲に神王の紋章が現れる)神格権限、無垢なる救済ーアインヒーラーー!!!(冴えるに触れると、体が光り出す)」
鈴華(冴える)「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(鈴華の体と冴えるが分離し、体は元に戻る)」
鈴華「っ…(前のめりに倒れる)」
鈴華「(握り潰した腕を抑える)くっ…!」
マリー「鈴華ちゃん!!(鈴華に駆け寄る)」
鈴華「なんでそんな泣きそうな顔してんの…そもそも、私達初対面でしょうが…」
マリー「ううん、違うよ。初対面だけど、初対面じゃないよ。あの時は冴えるが取り憑いてたけど、でも確かに私達はあの時出会ったんだよ」
鈴華「…あっそ。まぁ、それならそれでいい。そんな事より、まだ終わってないよ」
冴える「(黒い靄がその場にある)何故だ…俺の作戦は完璧だったはずだ….!」
冴える「愚かな生命どもに…この俺がやられると言うのか…ふざけるな、俺はまだこんなとこで終わるわけには…!」
遥「(奥から歩いてくる)いや、もう終わりだよ。冴える蛇」
ユウ「!えっ…何で…遥先輩…!?」
貴音「はぁ…来るならさっさと来なさいよ、遥」
遥「ごめん、遅くなっちゃった」
冴える「醒ます…何故だ、どうやって元の姿に戻った…!」
遥「貴音と希美さん…それに、コノハのお陰だよ。コノハに言われたんだ、「僕の友達を守ってあげて」って。だから、僕はみんなを守る為に戻ってきた」
シンタロー『冴える、お前の悪行ももうここまでだぜ。今回も、俺達の勝ちだ』
冴える「黙れ…黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!俺はまだ、消えるわけには行かない!!!消えてなるものかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!(遥に向かっていく)」
貴音「遥っ!!!」
イチカ?「静まれ、悪しき黒蛇よ(目が赤くなると、冴えるの動きが止まる)」
冴える「っ…!?」
ヒヨリ「!その声…まさか、アテナ…!?」
イチカ(アテナ)「みなの者、巻き込んでしまって申し訳ない。私こそが女神アテナ、この世に特異点を作り出した者。汝等の絆、とくと見させてもらった。イチカを守護してくれた事、心から感謝しよう」
冴える「女神か…あの小娘以上に利用価値はありそうだ…!その力、もらったぁ!!!(アテナに襲いかかる)」
イチカ(アテナ)「下賤な蛇が…女神の力を、侮るなよ(目が緑色に光ると、黒い境目が現れ、全員カゲロウデイズに飲み込まれる)」
シンタロー「なっ…ここは…!」
冴える「終わらない、世界…!」
え、何!?by桔梗
うぅ・・・・・気味悪い空間・・・・by莉央
空間転移か・・・・さすがは神格だなby希美
おぉ・・・・by優里菜
鈴華「ここが…カゲロウデイズ…」
冴える「蛇を集めないと開かないはずじゃ…!」
イチカ(アテナ)「空間干渉こそが私の女神としての力。歪んでいた世界を開くことなど容易いこと。それに…この者達の命を贄に使わずとも、もう一人の女王の力さえあれば、開くことは出来る。ここにいる者達は私達の恩人だ、貴様の様な下賤な存在が手を伸ばして良い者達ではない」
冴える「っ…!」
イチカ(アテナ)「そうだな…後は、ここの主に任せるとしよう。頼んだぞ、アザミよ」
アザミ「(冴えるの後ろから歩いてくる)全く…突然この世界を開いたかと思えば…貴様も中々豪快な事をするな、アテナ」
冴える「貴方…は…!」
ユウ「アザミさん!」
アザミ「ここまでよく頑張ってくれたな、お前達。後は私に任せておけ」
マリー「おばあちゃん…!?」
沙月「おばあちゃんって…え!?あの人が!?」
鈴華「じゃああの人が…純血のメデューサ…」
アザミ「久しいな、お前ら。どうやら負傷者も居るようだな…随分と暴れたようではないか、冴える」
冴える「お待ち下さい、私はただ…!」
アザミ「黙れ、貴様に発言権なんぞ無い(目が赤くなると冴えるの身体が止まる)」
冴える「っ…!」
銀次「それは言ったらダメな奴…!」
アザミ「何だ貴様ら、その反応は。外見なんぞどうでも良いだろう。さて…冴える、お前の凶行は見させてもらった。一度に限らず二度まで…しかも、異界の者達を巻き込むとはな…いや、お前の悪知恵は昔からなのだから、そうなるのは仕方ないか…」
冴える「主人よ、私は消えたく無いのです!!どうか、どうかお許しを…!」
アザミ「許す?何故私に許しを乞うのだ?許すか許さないかは…此奴らが決める事だ」
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