梨花 2020-03-07 16:50:18 |
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ユウ「………」
美琴「ユーウー!(ユウに飛びつく)」
ユウ「うわっ、美琴!?」
美琴「貴音見つからないよぉぉぉ…どうしよぉぉぉ…(泣きじゃくる)」
ユウ「お、落ち着いて美琴。きっと見つか──(そこでハッと何かに気づく)…そうか、足りなかった最後のピースはこれか」
美琴「うぇ…?」
美琴「うん…ずっと探してるんだけど見つからなくて…(すると、ユウが急に駆け出してアジトの扉を開く)えっ、ユウ!?」
ユウ「大丈夫、貴音は絶対に見つかるよ。わかったんだ、あのシステムに足りなかった最後の物が!」
美琴「えっ…?」
ユウ「しばらく時間を頂戴!!絶対に完成させてみせるから!!(アジトの中に駆け込む)」
美琴「…どうしたんだろ、ユウ。でも、何だか凄く清々しい感じだったな。希美、ありがとね」
美琴「うん…ずっと探してるんだけど見つからなくて…(すると、ユウが急に駆け出してアジトの扉を開く)えっ、ユウ!?」
ユウ「大丈夫、貴音は絶対に見つかるよ。わかったんだ、あのシステムに足りなかった最後の物が!」
美琴「えっ…?」
ユウ「しばらく時間を頂戴!!絶対に完成させてみせるから!!(アジトの中に駆け込む)」
美琴「…どうしたんだろ、ユウ。でも、何だか凄く清々しい感じだったな。希美、ありがとね」
ユウ「(隈が前よりも凄くなっている)さっき…完成しました…」
シンタロー「(ソファに倒れ込んでいる)やっとだな…まさか、俺ら二人がかりででもこんなに徹夜する事になるとはな…それにしても、まさか最後のピースが俺達の持つ蛇の力だったなんてな…」
ユウ「前にケンジロウ先生の研究所に潜り込んだ時見つけたんだ。あっちの世界にも蛇の力があるって聞いたからもしかしてって思ったけど…当たりだったみたいだよ」
カノ「ユウ兄ちゃんもシンタロー君も、よく頑張ったもんだよねー。とりあえず、まずは寝たらどう?」
ユウ「うん…そうさせてもらうよ…」
カノ「でも、それは二人の体力が戻ってからだよ。僕達はあいつがどれ程恐ろしい奴か知ってる。だからこそ万全の状態でいかないと」
シンタロー「そういや…モモの奴は?」
カノ「テレビの収録に行ってるよ。ちゃんとキドもついて行ってる。アイドルって大変だよねー、世界の危機だって時も仕事はあるんだからさ」
シンタロー「そうだな…でも、キドが付いてってるんなら安心だ」
ユウ「でも…それ以前に問題は山積みさ。貴音の失踪にコノハと遥先輩の入れ替わり問題…これで貴音は見つかるとしても、コノハをどうするかだよ…」
シンタロー「元々あの身体は遥先輩のだからな。その上にコノハの醒ますの力で体を再構築しただけであって、その体の元の主は遥先輩だ。遥先輩と精神を入れ替える事になれば、コノハはもう…」
シンタロー「…そうなるな」
カノ「でも、仕方ないっちゃ仕方ないんじゃないのかな?リオンちゃんだって本来の姿に戻ったんだ。コノハ君だって、いつ元に戻ってもおかしくないんだよ。ユウ兄ちゃんも、カゲロウデイズの事をずっと調べてたんならわかってるんでしょ?」
ユウ「あぁ…そうだね…」
シンタロー「実際、コノハは遥先輩と入れ替わる事を望んでる。最善策っちゃ最善策だが、それはコノハがただの醒ます蛇に戻るって事でもある。榎本の奴が飛び出すのもわかるぜ。遥先輩に戻って欲しいっつっても、コノハも俺らの仲間だ。そう簡単に踏ん切りを付けれるわけねぇよ」
カノ「…ならさ、実際に一回聞きに行ったらいいじゃん。その人にさ。壱理ちゃんは人の精神世界っていうのに入れる力を持ってるんでしょ?それなら、精神世界に行って直接話をした方が早いと思うよ」
ユウ「け、けど…」
カノ「ユウ兄ちゃんは深く考えすぎだって。ただ話を聞きに行くだけ、直ぐに入れ替わってもらうとかじゃないからさ。どうかな?」
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