文ストなりきり

え、と…
お腹空いてお亡くなり、、？
僕だったら、、、無人島にある食べられそうなもの食べましょうか、、
(自分の過去と重ねる)

【お久しぶりです！忙しかったのが解消されて暇になったので戻ってきましたー、】

う、む、、
ん、あれ、話題変わっとる、、
(ぼーっとしていたらウミガメのスープの話になっていて)

おぉ如月くん　起きたかーい？何か考え事でもしてたのかな? まあ僕には全部お見通しだけどね！　
そうだね。もちろん何も持っていない無人島ならそれこそ敦のように餓死してしまうだろう？

この話は、そんな状況下でも生き残ったホラー系の御伽話さ

たくさんの仲間たちと遭難し、それでも生き残った理由はなんなのか？それは、一人の友人が作る「ウミガメのスープ」によって生き残ったんだ。

友人は、山で何も取れない自分に対して、海でいつもいつも「ウミガメ」を釣ってスープにし、それを与えてくれた。味も申し分なく、鉄分や塩分といったものが調味料なしでもとれているとわかるほどにそれはそれは美味しいスープだったそうだ。

そして友人の作る「ウミガメのスープ」でなんとか命を食い繋ぎ、救出された。仲間はほとんどが餓死してしまい、残ったのは自分とうスープを作ってくれた友人のみ。

救出されしばらく経ってから友人と再会し、もういちど「ウミガメのスープ」を飲みに行こうと話したが、友人は行かなかった。仕方がなく一人で料理店へ入り、「ウミガメのスープ」を注文した。

運ばれてきた「ウミガメのスープ」を一口、二口、また一口としているうちに飲み終わり、勘定をしてから友人へ感想を話に行った。そしてその後友人諸共自ら命を投げたという。

と、いう話さ！御伽話というよりかは謎々に近い感じかな　さあ敦と如月桜くん！君たちにはこの理由がわかるかな…？

うーん…それはウミガメじゃなかった、釣ったのがゴミとかですかね?
(あんまり過ぎますかね、と苦笑いして)

お、敦にしては鋭いじゃあないか！唯ね、「それがウミガメじゃなかった」だけで、なぜ身を投げてしまったのか、命を捨ててしまうほどのショッキングだった、というわけだ。大分惜しいなあ

……仲間を食べさせた?
罪悪感から亡くなってしもたんとちゃう？
(首を傾げながら話の内容から推理)

惜しいですか、
うーん…もう少し考えます…

桜ちゃん怖いこと言うなぁ…
(それがあってたらホラーなのも納得だけど、と思いつつ)

ふふふ　如月桜くん、見事だねえ　そうさ餓死してしまった仲間の死体は遺棄のしようがない。何があるかわかんないからねえ…大切な仲間をなんとかして生き延びさせるためにも、「ウミガメ」という希少なものを出すことによって、誤魔化そうとしたんだろうねえ… 身を投げた理由も、いくら生き延びるためでも自分の仲間を畜生に例え、食べてしまったのが、命を捨ててしまう理由だったんだねえ。　如月桜くん、いくら僕のヒントがあったとて大正解だ　今度僕の調査に連れて行ってやろう！　

ウミガメなんて毎日釣れることないもんなぁ、
やったね、乱歩はんの推理が見れるのは光栄だね、かんにんな
(嬉しそうにする)
まぁ、ちょっと怖いことを考えてしまってね。
(すまんね、と敦くんに向けて笑いながら謝る)

はは、敦はホラーは苦手だもんなあ　そんなんじゃいつまで経ってもやってけないぞ～？

う、五月蝿いですよ…
頑張ります…
(桜ちゃん謝る必要ないよ、と微笑む)

たまには御伽もいいものだねえ

まぁ、そうですね。
暇つぶしにもなりますし。
(にこ、と笑い)