奏歌翔音 2020-03-03 18:33:56 ID:5762b1903 |
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>紅さんたち
「紅葉ちゃん!!私は迷惑なんて感じてないから!……大丈夫、そばにいるから!」
紅葉を抱きしめて、はっきりとした声で言う。吸った息に何の匂いも感じない空虚さを、紅葉の体温で埋めていた。大丈夫、大丈夫、と頭を撫でる。
そのまま魔力を奪われた烏丸さんたちに語りかける。
「……大丈夫ではないとは思いますが、耐えてください。あなたたちの魔力量、減ったとはいえ軽くアルマゲドン起こせるくらいはあるんですから」
軽く笑いかけながら、大したことないように言う。少しでも空気をやわらげるように、おどけた調子で。
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