蛇柱 2020-02-26 19:46:51 |
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ホワイトデーだってこと私もすっかり忘れていたわ!でも、私が貰ってしまっていいの?来年のバレンタインは奮発するわね!
(彼にプレゼントを渡されるまでホワイトデーの存在を忘れていたのか、チョコレートを渡していないのもあって受け取るのを躊躇うが、笑顔で受け取り中身に感動して)
うさぎさんのキーホルダー可愛いわ! 小芭内さんの分のキーホルダーもあったらお揃いになるのだけどさすがにないわよね……残念。
…、無粋な質問だったな…。こんな言い方をしてしまった方が君を不安にさせてしまう。
(過去が関与してしまうと途端に彼女を手放そうとしてしまい、弱々しくなってしまう自身に呆れて吐息零し。改めて向き合えばもし其れで彼女を傷付けてしまうような事があれば生涯掛けてでも支えようと真剣な眼差しに頷き。出来れば此の可憐な笑顔を何時までも見詰めて居たいと思っていれば、支度に足を翻してしまう彼女を腰掛け乍部屋に行くまでの後ろ姿眺め。
特に自身はすべき事も無い為、今日製作して居た資料再度目を通し確認していると準備が出来たと声が掛かり。足音から後ろに居る事気付くと腕を引き寄せ片手絡ませ柔らかに眦細め微笑んでみせ。自身も立ち上がり手は握ったまま)
疲れて大変だろうに…蜜璃がそうして俺の為、に…綺麗であろうとしてくれる事が嬉しい。なんて、少し自惚れ過ぎてしまっただろうか。
俺もそうだ、桜の様な艶やかさに瞳を奪われたが蜜璃を知れば知る程に俺に無い部分に強く憧れを抱いて行った。大袈裟と思われるかもしれないが…其の小さな幸せが何より俺が生きていたいと強く思う糧になっていた。
ポニーテールも似合っている…普段の三つ編みも愛いが、色んな君を沢山見たい。
今年の事は気にしなくていい、俺がそうしたかっただけなんだ。結果として来年に貰う事を催促してしまっただろうか…少しばかり期待してしまっている、が、蜜璃の無理の無い範囲で頼む。
(指輪、なんて流石に重た過ぎると思いキーホルダーにしてみたが逆に子供扱いしているのではと再び言われてしまうのでは…なんて不安になっていたが。軽く身に付けられる物等其の程度ぐらいしか思い付かず、笑顔で受け取ってくれた姿に思わず安堵。お揃い、と言われ隣にパンダが居たのを思い出し)
…確か、其の兎の隣にパンダが居た様な…。
自惚れではないわ!好きな人の為にいつまでも美しくありたいというのは、女性として当たり前だと思うの。料理とかに比べたらメイクは簡単だから気にしないでね?
(繋いだ手は指を絡ませる様に繋ぎ直すとそのまま玄関目指して歩きながら会話は続かれて。自惚れ過ぎてという発言には首横に振って否定し、気持ちを伝えて。改めて彼の本当の気持ちが知れると嬉しくて頬は緩み、ポニーテールにした長い髪を揺らして)
小芭内さんは私にはとても優しかったよね?今もだけど。だからその……自惚れかと思った時が何度かあったり。ヘアアレンジも好きだからデートの時とかアレンジ頑張って、メイクも何時も違う感じにしてみようと思うのだけど、彼氏の小芭内さんはどう思う?
私は催促と思わなかったから大丈夫よ?来年は手作りチョコ頑張るわね!
(お菓子の箱方も開けてマカロンを頬張って美味しそうに食べながら来年のバレンタインに向け気合い入れて。隣にパンダがいたという発言に瞳を輝かせて嬉しそうにうさぎのキーホルダーを眺めて)
パンダさんが隣にいたの!? それならうさぎさん悲しくないわね。良かった!
其れを当たり前と努力を怠らないのは蜜璃が其れだけ何事にも前向きに取り組もうとするからだ、早々簡単に出来るものでもあるまい。
(片手はコートの中に入れた鍵を空いている片手で探り、玄関前にて取り出し施錠。彼女歩道の内側招き手を繋ぎ変えると暗い夜道二人でゆっくり歩き乍会話続け、少し白くなる息に手を絡めて繋ぐ互いの手を備え付けの衣嚢の中に引き入れ冷えてしまわぬ様に。
嗚呼もわかり易く特別扱いしていれば、さぞ自分の一目惚れ等他人にも本人にも察されて居たのだろうと視線を外し素直に頷き。ふわりと歩く度に揺れる髪が明るい色をしている為か街灯に当るだけでも柔らかな光を帯び彼女の優しい雰囲気により魅力を引き立て。愛らしい姿瞳に焼き付け筒、彼女の言葉に想像して自分の恋人だと確認する様に手を強く握り)
いや。御推察の通りだ。…大人気も無く炭治郎との話を蜜璃から聞く度にやきもきとしていた。君の伴侶となる相手は鬼殺隊では無い相手を、と思っていたからな。
其れは二人で出かける度に楽しみが増えると同時に、他の男の視線が気になりそう、だ。気が早いかもしれないが想像するだけで嫉妬する…。
有難う。
…来年が楽しみだ。
(表情に出さない様答えるものの、視線逸らし緩む口元意識してしまいマスク越しに抑え。嬉々とした表情でマカロン頬張る姿、口に合ったようで良かったと此方も満足気に。また通り掛けに寄った際に見上げとして持ち帰ろうと思い筒。
揃いが良いと言ってくれるのなら自分も自室のデスクにでも置いておこうかと頷き、彼女の頬撫で)
そうだな、兎は寂しいと死んでしまうらしいからな。
自惚れではなくてほっとしたわ。私……小芭内さんがいなかったらひとりだったかもしれないわね。前世でも無理だったからきっと誰からも受け入れてもらえないような……って、こんな悲しい想像はやめやめ!
私の事を見るのは小芭内さんだけよ?他の異性の視線は私気にならないのだけど……小芭内さんがとても心配だったら、ヘアアレンジしないでゆる三つ編みのままにした方がいいかしら?
(まだまだ夜中は冷えて寒さを感じながらも繋ぐ手は暖かく、ポケットの中に手を入れている為身体は密着しつつコンビニまでゆっくりと歩いて。彼がいなかったらと想像しようとしたが怖くなり、何となく結婚できずに一人でいそうな気がして。そんな悲しい事よりも、彼との明るい未来を想像しながら会話は続けられて。ヘアアレンジやメイクを変えるのは気持ちも明るくなり楽しいのだが、彼が気になるのならデートに限らず三つ編みのまま変えないでいた方が良いかなど疑問に思った事を質問して)
───…案外君が気付かないだけ、だったが。俺以外にも気を惹きたいと思う輩は居たんだ、ただ、その塵屑…そんな輩は君が気付く前に排除していた。俺より弱い奴に任せる積もり等無かったからな。
蜜璃が気にしなくても相手から声が掛かるかもしれない、生徒からも話を聞いたりする事がある。…悩み所ではあるが、やはり蜜璃の好きな髪型が一番だ。俺が傍にいよう。
(白い吐息吐き出し乍、今だからこそ他の隊士達の憧れの的であった事告。恋に生きる彼女だがそう言った視線には昔から疎い部分あった事今も変わらず、彼女眺め。其れが彼女の幸せに繋がるか否か、迷う部分は何度もあったが花が咲く様な笑顔をこれからも守っていける事に幸せ感じ筒。
少し手を離したばかりにナンパや誘拐、連れ攫われたりしてしまうんじゃないかと昔から過保護な部分変わらない事呟き。もう少し危機感を持ってもらいたいと思うも、其の一方で好きな髪型で居て欲しいと思う気持ちもあり。悩み乍も一人にしないよう、傍にいようと頷き)
裏でそんな事があったなんて知らなかったわ!……小芭内さんがいつも隣に居てくれていたから、下駄箱に手紙が入っていたことはあっても告白とかはしのぶちゃんがされていたのは見たことがあったけど、私は考えられなかったから小芭内さんのおかげなのね!ありがとう!
もしもの時は小芭内さんが助けてくれるはずだから、デートの時はめいっぱいお洒落して可愛くなるわね!
(彼女を想って裏で彼が行っていた事に対して驚くも、愛情の深さに嬉しくなり思った事や素直な気持ちを伝えて。過保護過ぎるほどの彼が愛しく、それだけ愛されていると実感しながらコンビニへ到着し。中に入ると真っ先にデザートコーナーへとワクワクしながら手を引いて)
食べたいデザートがたくさんあって困るわ!……ねぇ、小芭内さん。温泉旅行いつにする?
学内で蜜璃の話をしている輩には告白したければ試験の各項目全て七十は取るよう伝えておいた。今から幸せにする為の努力を怠る御前達が手の届く範囲内に居る等と其れこそ自惚れだ。日々自分への戒めを忘れるなと…否、寧ろ君の幸せをその場で切り離してしまっていたのかもしれないが…。
…わかった。ずっと傍に居る、不安にさせることの無いように。
(少しでも彼女の事に関して呟く事があれば、其の見え透いた下心指摘し事細かく相手を幸せにするのが難儀な事か説き伏せ。伴侶になる相手支える事出来なければ話にならないと青筋立て何度も嫌味ったらしい言葉並べ説教と課題突き付けたこと思い出し。店内踏み入れ自動ドア開く効果音をバックに駆け足で手を引きデザートコーナー眺める彼女に着いていき、片手積まれた籠を一つ手に掛け)
どれにする?、欲しいものを遠慮無く詰めて行ったら良い。
温泉か…今月の三連休でも旅館を確認しておくか?
……私の幸せは小芭内さんの傍にいること。これはずっと変わらないわ。結婚してお互いに老いても、幾つになっても私は小芭内さんを世界で一番愛してる。なんでこの世は浮気とか不倫とか、悲しい事を平気でするのかしら。私からしたら浮気とか考えられないわ!
(デザートを選びながら会話は続けられ、さりげなくさらっと愛の言葉を告げては現在巷で話題になっている浮気や不倫について言及し。帰ればまだタルトが残っているので先程教えて貰ったわらび餅やみたらし団子など和菓子類を何点か申し訳なさそうにしながら籠に入れて)
ちょうど今週連休があって良かったわ!帰宅して、いちゃいちゃする時にでも宿について一緒に調べても良いかしら?
…蜜璃が信用ならない訳では無い。好き合っているともあの頃は気付かずに、ただ…妬ましかったんだ。単純に何の弊害も無く君が気になる、と口に出来る事が。
俺も…愛してる。
全ての者が何事も上手く行くとは限らん。…互いに擦れ違う事もあるのだろう。決して許される様な行いではないがな。
…だから、こんなに好いた相手の隣に居られることがどれだけ幸せな事なのか…。
(何の視線も気にする必要が無く、人目を偲ぶ事も無く彼女への思い告げられる事すら妬ましさ感じ。勿論嫉妬もあったが、心の内に今の様な関係に理想描いていた事も続けて話。
申し訳無さそうに此方向け籠にしまう姿見てはそんな表情しなくても良い事、と頭を軽く撫で柔く笑んで見せ。不倫等を肯定する積もり毛頭無いものの、こんなに愛しい相手を見付けるのも至難の業なんだろうと感じて)
わかった、調べてみよう。宿が取れるかも問題だが、有言実行する為にも早目が良いか。
そっか……小芭内さんからしたら、周りの人が平気で口にできることができなかったり、躊躇ってしまう事だったのよね?今世は教師と生徒だから尚更……逆だったら私も簡単に口にできないわ。好きとか、愛しているとか。
そうよね……全ての人が必ずしも幸せだとは限らないし、幸せになれる訳でもない。本当に、小芭内さんとこうして居られるのも奇跡ということよね。一日一日を大切にするわ。
(彼の返事を聞いて改めて教師と生徒何だとしみじみ実感しては、お互いが逆の立場になって考えると彼女も平気で生徒に気持ちを伝えられないという結論になり。誰しもが幸せだとは限らないこの御時世だからこそ、幸せな日々を大切にし、一日一日を有意義に過ごそうと決めて)
ありがとう小芭内さん!
──あ!鏑丸はさすがに温泉旅行には連れて行けないからお留守番かしら?
戸惑いは…今でもある、君を思うからこそ。
伝えられない事にもどかしくもあったが、何よりあの頃と違い伸び伸びと蜜璃が過ごしている様を見るだけで満たされていた。
こうして傍に居る事が叶う今、一日たりとも無駄にしないよう沢山蜜璃との時間を紡いでいきたい。
(教師としてあるまじき関係になってしまったが、ただ同居して傍で見ているだけでも不意な笑顔やクラスメイトと仲睦まじく授業望む姿等其れを眺めているだけでも自分は幸せだったと告げ。レジに向かい支払い済ませると其の儘片手で持ち彼女の手を握り直し、握る温もり確かめ乍同じ様に大切にして行きたい事伝え。鏑丸必然的に留守番になる事言われて気付き、不死川か煉獄…と生き物の面倒が出来そうな相手を思案)
そうか、流石に旅館に連れ立つ訳には行かないからな…同僚に聞いてみる。
愛する人が毎日笑っていて幸せなら、それでいい……って事かしら? その隣に小芭内さんが居なかったら、私は幸せではないわね。
恋愛って全てが上手くいったら出来すぎていて逆に怖いわ。困難があって、それを乗り越えてからやっと結ばれる……そんな物語が私は好きだわ。
(再び手を握られるとその温もりに安心し、強く握り返しては指を絡ませつつゆっくりと心情を吐露し。この物語の行方はどうなるのか内心楽しみにしているのか笑顔を浮かべ、明るい未来へ思いを馳せ。鏑丸の預け先について彼女も考えると友人を思い浮かべては候補の1人として名前を挙げて)
……しのぶちゃんはどうかしら? 鏑丸は蛇だけど、しのぶちゃんなら預けても問題はなさそうだから、候補の一人として。
………蜜璃が傍に居る事を望んでくれている、なんて思って居なかった。正直、今でもそう思ってしまう程だ。俺を慕ってくれているのは幼い頃の父と結婚すると約束する様な成長するにつれ消えていってしまうものなのではないか、と。
だが、君が生涯を共に過ごした先で年老いた時、傍に居たのが俺で良かったと言ってくれるような未来にしたい。例え困難が待ち受けていようと、そう思う心持ちでありたいんだ。
(幸せじゃない、の言葉を素直に受け取って喜ぶ関係性でない事に少し躊躇うも気持ちはやはり喜び混じり。暫し黙ったまま歩き、ゆっくりと口を開いて、?まだ一日目なのだから夢心地に思うのも当たり前かもしれないがぼんやりと言葉続け。頼りになる生徒である事は確かだが生徒に学校で蛇を引き渡す光景なんぞ他の者が見たら其れこそ何か誤解受けるのではと悩み乍自宅目前まで辿り付き、鍵を開け)
胡蝶か…学内で預けるには視線がな…。
連れ立って帰る際に大変だろう…、何か策があれば良いんだが。
私も小芭内さんと似たような感じだったわ。今世では教師と生徒で歳が離れているし、小芭内さんが優しいのはきっと前世で親しかったらその延長かと。一緒に暮らすようになってから存在が大きくなり、前世の時よりも小芭内さんを男としてその……恋愛対象として見る様になってからはどんどん貴方に惹かれていったわ。その気持ちは何時までも、命が尽きるまで変わらない。
(お互いに歩きながらたまに沈黙があるもそれさえ嬉しく、自宅へ到着し部屋に入る前に前世からの色々な気持ちを今なら平気と思い、全て包み隠さず告げては室内へと入り。洗面所で手を洗ってから鏑丸へまだ挨拶していない事に気づけば優しく触りながら声を掛け、白蛇の鏑丸も大好きなので甘える様に頬へ擦り寄り)
──鏑丸~ただいま!元気にしていたかしら? 私は白蛇の鏑丸、あなたも大好きよ!
…そうか。
(慕われているのは同居しているのもあって距離が近いのも彼女が無防備だからだと思っており。自分に思いを寄せての行動だったとは思って居らず改めて口にされると照れ臭く上手く言葉にならずに。室内入りコート掛けると自室の水槽で留守番していた鏑丸に彼女が声を掛ける姿見て頬緩め乍其の姿見ており、)
只今、鏑丸。待たせてしまって済まないな。
(鏑丸へ挨拶した後、彼に入浴してくると告げてから自室へと向かって。タオル類や着替えなど入浴セットを持ち脱衣場へと移動してはゆったりと入浴を楽しみ、長湯なのか今日一日の出来事を思い出しつつぼんやりしながら湯気を眺めて)
今日は忙しい一日だったわね……小芭内さんと両想いになれたのはとても幸せで、この幸せがずっと続きますように。
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