執事長 2020-02-25 19:00:33 |
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>グレン(>>1479)
マジか、それ凄いね。そんな話聞いたことないや
(零れ落ちそうなほどぱっちりと開眼することで心底の驚愕を表現するのは、いくら品物を愛でても自身のテリトリーとは一線を引くような印象のあった友人がその最たるものである自室に彼を入れたという事。ハイネ曰く貴方がその第一号、それを裏付けるように親しい友人たる死神も同調して。何を愛情表現と受け取るかなんて千差万別、彼らの関係性が歪んでいるように見えたとしても自分の主観に過ぎないのだと、軽薄なようでいてその辺りを弁える頭のある死神は変わらず肯定的な態度で笑って「 あは、マジでお似合いだね。ふたりの関係が末永く続くことを陰ながらチラチラ見守っとくよ 」ハイネがとある品物に熱を上げ、そうして飽きてしまった場合どうなるかなんて散々見てきた。あまり気持ちの良いものではないその結末をこの麗しい彼も辿るのだろうか、自分に関係のない獲物の末路を気にかけてしまうのは特別な思い出や記憶であればあるほど欲しくなってしまう欠陥持ちの性ゆえか「 そりゃ、君がこれは忘れたくないなーって思う大事なやつだよ。そういう記憶の方が腹持ちが良い気がするんだ 」手放したくないほど思い入れの強い記憶、彼に選べと微笑みかけられて提示するのは些か値の張るものだろうか。しかし当の本人に足元を見ているつもりは皆無であり、ただただ無遠慮に削り取られてゆく記憶の欠如に怯えて次々にストックを増やしたいという純粋な想いから来るもの。彼の意味深な様子を見るともしかして選びきれないのだろうか、そんな風に感じれば彼のためと忠告をするために一本食指を立てて見せて「 ああそれと、記憶は結構具体的に指定してね。じゃないとおれ、割と他んとこもつまみ食いしちゃうよ 」対価として選定されたテーマが抽象的であればあるほどあれもこれもと喰らってしまうのは制御できるのかできないのかも分からない死神の特性によるものだろうか)
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