長男 1人寂しく煙草を咥えて、ポケットに手を突っ込みただ慣れた道を歩く ホ モでもないのに、汚れたおっ さんに抱 かれて何が楽しいんだ、と他人事のように心の中で呟く 「カラ松に知れたらきっとまた怒るだろうな」 そんな言葉とは裏腹に足の向く先はもう見慣れたホテル街だ