紅茶香る昼下がりにて、ミルクティーを。(　半登録　)

御機嫌よう、諸君。昼下がり如何がお過ごしかね？(　来客者見つめればふわりからかうように口角上げて楽しむよう言葉を並べ　)なんてね、こういうかしこまったというか、形式張ったっていうか。そういうの苦手だからさあ、まあ適当にその辺のソファに座ってよ。ミルクティーでよかったかな？まあうちにはそれしかないんだけどね(　手前にティーカップに淹れたミルクティー差し出しけらり　)本日はこんな屋敷に御足労ご苦労さま、ここは人間、動物。それから獣人が住む世界。獣人っていうのは動物がそのまま二足歩行で生活して服を着て物を使って術を習って生きている者のことをここでは指す言葉だよ、だからまあ変な話擬人化や半擬人化とは話は別ってことだね。世界線の雰囲気は近しいものなら中世ヨーロッパ、ってとこかなあ。爵位があるんだ、獣人や人間に(　紅茶をひとくち口に含み一息　)この世界では獣人が五爵に多いのかな、かと言って人間と喧嘩してるわけではないよ。共存し合い、平穏な日々を送っている。どこかで小さな権力争いなんてのはしてるかもしれないけれど、そんなつまらないこと僕の知ったこっちゃないねえ(　あくび一つ　)とまあこの世界については今しゃべった通りなんだけれどご理解いただけるかな？…うん、君が物分りの良い者で良かったよ。まあここにはたくさんの貴族の方々がいらっしゃる、仲良くしていくといいよ(　手ひらり　)