きちがいひつじ 2020-01-31 20:15:52 |
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>70 ユーリケ
( 自分の話す内容が誤りであるとは気付かないまま、それでもこの話は続ける気はないのかあっさりと切り上げて。「本当さ。命令もお仕置きもしやしないよ。お仕置きなんてしてたらエトワールに怒られてしまうよ」不自然なまでの優しさは彼に警戒心を植え付けてしまうだろうか。さすがに初対面で嫌われてしまうのは良くない。たとえ自分が彼の担当でないとしても、苦手意識を向けられることは本能が嫌っている。ゆったりと、少しふざけた調子で口に出したのは以前会った少年の名前。「安心して良いよ。僕は指一本君に触れないから」顔の前で掲げた手を軽く振って、警戒心を解くべく柔らかな声音で続けて )
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