匿名さん 2020-01-28 22:40:57 |
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静司
っ……早えんだよ尻軽女……
(そう悪態を突きながらも遂に限界が来たようで完全に顔を赤くして目を逸らし,頬擦りされた手をビクッと震わせ,自分は好意に気付いてないフリをして)
紫苑
そう?前々から気になってはいたのよ?自分と真反対の人なんて魅力的でしょ?それに、ほんとは優しいじゃない空宮くん……そういうとこが好きよ
(相手への好意が完全にわかったところで素直な言葉を述べては微笑んでいて相手が赤くなってるのをみてはこちらも少しだけ赤くなり相手を見つめ続けて)
静司
っ!?……お前はっ…
(顔を真っ赤にし一方的だった筈が色々見抜かれ更に顔を赤くし,相手が率直に好意や熱烈な視線を送ってくるとついに限界のようで,一瞬で相手から離れるとソファ越しに顔の熱が治るのを待って)
紫苑
治まった?
(くすっと笑えば資料に目を通し始めていて平常心を装うものの心臓の音がすごいため資料が何も頭に入っておらず相手に問いかけて)
静司
…治んねえ……
ッ!?
(かすれた声でそう言い,ドクドク鳴り続ける心臓に手を置くと更に顔が赤くなり,治るどころか余計酷くなるばかりで,そんなことをしていると廊下から足音が聞こえ,この状況は色々まずいと考え,咄嗟に一瞬だけ羞恥心を忘れ,彼女の手を取ると,相手を壁側に押し付けるような形でロッカーに入って)
紫苑
ちょ……空宮くん
(思いもよらぬ相手との密着に一気に赤くなれば相手の名前を呼びどうしても隠れるのかを聞こうと口を開こうとしていて)
静司
静かにしてろ。
(短くそう伝え、相手の口を手で塞ぐと,更に密着して,そしてそのすぐ後に生徒会室の扉が開き,すぐに閉まったものの,なぜか彼はそのまま密着しっぱなしで)
紫苑
…………空宮くん?
(ずっと密着し続ける相手を疑問に思い自分の手で相手の手をどければ不思議そうに名前を呼び相手を見つめて首を傾げていて)
静司
……!……あ,いや……悪い,すぐ出る。(相手の言葉で我に返ったようで,首を傾げる相手に対し真っ赤な顔のまま,ロッカーから出ようと持ち手に手をかけて)
紫苑
……うん、そうだね
(少しだけ名残惜しそうに言っては相手の空いてる方の手を少しだけ握ってロッカーを開けるのを待っていて)
静司
……じゃあ、俺もう帰るわ。
(相手に手を握られても平常心を装い、ロッカーから出ると手を離して,これ以上居たら理性を保てるか,怪しい,と言う理由で廊下へ出るドアに手をかけて)
紫苑
え、帰るの……?
(寂しそうな声を出して言えば帰るなら仕方ないと思いつつもまだ一緒にいたいという気持ちもあるため素直になれ「気をつけてね」という言葉が言えずにいて)
静司
…これ以上居たら、お前襲われるぞ?
(心の中で相手の寂しげな声に悶絶しつつ冷静を装い振り返って,結局,帰るよ,とは言えず,そう相手に脅しをかけて)
紫苑
学校よ?流石に無理でしょ……それにまだ一緒にいたいから
(襲うという脅しをかける相手に学校だからありえないと思っていて上記を述べれば少しだけ相手に近づき相手の様子を伺っていて)
静司
学校だからできないなんて誰が決めたんだ?
……それならお前も帰ればいいだろ。
(相手の目を決意を込めた目で見据え,このまま行くと本気でやりそうな為,一旦落ち着いて,一緒にいたいなら一緒に帰ればいい、と極論を口にして)
紫苑
一緒に帰っていいの?ありがとう!
(嬉しそうに微笑めば自分の鞄に生徒会の資料をなおしては戸締りの確認をしてから相手の隣に立ち笑顔でお礼を言って)
静司
仕事放ってまで帰りたいのか……それなら早く帰るぞ。
(相手の姿を見て苦笑すると,手を取ってそのままキスをし一瞬で離れ,足早に出口へ向かって)
紫苑
ぇ……今の
(はじめてされたことに再び耳まで赤くなれば相手の後ろについて行き出口に来れば靴を履き替えて外に出れば熱った頬にあたる冷たい風がちょうどいいなどと思っていて)
静司
気に入ったモンは証を付けておきたいタチなんだよ,悪いか?
(外へ出ると少し寒そうにポケットに手を突っ込み,振り返ると顔を赤くしながらもそう言い切り、開き直って)
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