雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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髭生やせば悠チャンが喜んでくれるし、剃ったらココが喜ぶしどっちも役得だわ。…へぇ、埋め合わせしてくれんの?んじゃなぁにしてもらおっかな。じっくり考えとかねぇと。(悪戯っぽい笑みを浮かべながら肩を揺らし、膝を崩しては回された腕に応える様に相手の背中に腕を伸ばし。頬への戯れを享受し、柔らかな髪に頬擦りをしながら腕に一際力を込めてから1度身体を離すとTシャツを脱いでから再び抱擁して)褒められてんのか貶されてんのか…つってもそれに関しちゃ俺も同意見だわぁ。──お安い御用だわ。…でーも、人肌ってんならこっちのが伝わりやすいっしょ。…だぁってお前この冬だけで何回風邪引いたと思ってんだよ。まぁ夜更かしさせまくってるから俺が悪ぃんだけどさぁ。その代わり体調崩した時はベッタベタに甘やかしてやんよ。
俺はどっちのコウくんも好きですよ。キスした時のざらざら感が少し恋しい気もしますけど、無けりゃ無いでもっと集中できますし。…まあ埋め合わせって言ってみたくて使いましたけど、俺っち常にサービス精神旺盛なんで特別感皆無っすよね。──そりゃ悪いイメージ背負って格好良いって褒め言葉に決まってるじゃないですか。俺含め凡人が悪くなったら只々嫌われるだけですし。…あは、出血大サービスだ。人肌も感じれますけど、俺が自家発熱しちゃいますわ。ご存知の通りコウくんの体にメロメロなんで。(相手の愛情を堪能する様に暫し瞼を伏せているも、身体が離れれば見開き名残惜しげに口唇を立て。直ぐにネタばらしとばかりに整った肉体が露出されれば、口元を手で覆い隠しながら上擦った笑いを溢し。直に触れる温もりに胸を高鳴らせつつ抱擁を享受しては、僅かに肌の色を染め)冬の体調不良は風邪を治す暇なくバイト先の課題やってたからっすよ。ネタバラシすると商品提案しろって内容だったもんで、無駄な緊張で弱ってたんすわ。断じて夜更かしのせいじゃないっす。…でもちゃっかり甘やかしては貰いますよ。次熱出したらアイス食べさせてくださいね。
ハハ、髭生やしてる側からしたらあんまり変わんないんだけど…でもキスに集中してくれんなら無い方が良いかもなぁ。…まぁ悠チャンが俺の頼みならほぼほぼ聞いてくれんのなんか知ってるけど、それでもやっぱ、断れねぇ状況っつーのは最高じゃん?苛めっ子としちゃあお前が嫌がる事したくなっちゃう訳よ。──お前だって結構イイ性格してるクセに。そんなクリーンなイメージってキャラでもねぇだろ。…ふ、そりゃ効率的な事で。可愛い顔してスケベだよなぁ…ヤラシー目で見られるから困るわぁ。(今となっては物珍しくもない自分の素肌に、それでも尚気恥ずかし気な笑みを溢す相手の姿に満更でもなく口角を上げれば揶揄い染みた口調で。先程よりは幾分血の気の戻った頬を窺い見ると更に紅潮させるべく幾度となく首筋へと口付けて)…うーわ、そーゆーの言えよなぁ。悠チャンの考える時間奪ってたろ、俺。その気遣いがお前の優しさだとか愛情だとかってのも分かってるけど、恋人が気ぃ張ってる時に脳天気にしてたくねぇわ。…ん、アイスでもお粥でもなぁんでも食べさせてやって、寝付けるまで手ぇ握って側に居てやるよ。
俺の嫌がることを探すなんて、なかなか難易度が高いっすよ。俺自身ですら殆ど心当たりがないんで、コウくんがどんな事を捻り出してくれるのか楽しみにしてますわ。──はは、確かに。でも俺がここまで素敵な性格を見せるのは、コウくんの前だけなんですけどね。…スケベなのは果たして俺のせいなんすかね。コウくんが良い身体してるのが悪いんじゃないですか?──…っ……ほら、困るって言いながら煽って来るし。もう、コウくんのお休みの時間なんでそろそろベッドに行きますよ。(告げられた揶揄の句は的を得たものなだけに些かな恥じらいを覚え、小生意気な口調で言い訳をし。次いで弱点へと幾度も口付けを落とされれば、身体は容易く反応し燻る熱を自覚しつつ更に肌を上気させ。欲が増す前にと逃れれば、相手の手を握り立ち上がり)本社採用になったんで言いましたけど、落ちる可能性もある中で実力の無さを露呈しちゃう様な内容は言わないっすわ。それにアイディアなんて考えた時間に比例するもんじゃないですし、コウくんが癒してくれなきゃ続いてなかったです。恋人の時間が俺にとっては何より大事なんですから。…ふ、本当に優しい彼氏だ。そんな魅力的なことを聞いてしまったら、わざと風邪ひいちゃいますよ。さーて、時間も時間なんで、蹴って休んじゃってくださいね。
確かに…いつの間にか変態になっちまって大抵の事喜ぶ様になっちまってるし。2日間でじっくり考えて意地でも面白い事探すわ。──…確かに、向こうとかで話聞くとお前の評価は専ら素直だとか良い子だとかだもんなぁ。最初他の人から聞いた時は吃驚した、なぁに言ってんだろって。…あら、人のせいにすんの?悪ぃ子だなぁ。──フハ、そりゃもう昨日お預けされて盛りのついた犬宛らなもんで。俺だけ待てされんのは癪だから毎日こーやってお前に意地悪すんの。(愉快気に低い笑いを声に滲ませながら肌から直に伝わる相手の反応を楽しんでいれば離れた体温に悪びれもせずに笑みを浮かべ。握られた手をその儘に寝室へと進むとボトムを脱ぎ捨て、大きく伸びをしてから寝具に潜り込むと腕を広げつつ次第に重くなる瞼に抵抗せずに微睡み)…あー、まぁ…そーね。その考え方は俺も同じだからあんま口出し出来ねぇわ。んじゃ、お互いにそーゆー時は思う存分癒してくれって主張しようぜ。Win-Winだろ?…風邪引くと心細くなるっつーの前に言ってたじゃん、だから寂しくない様に。つっても態と無理して風邪引いたら叱るけど。…ん、悠チャンも蹴って寝ちゃってな。2日連続でバイトとか久々だろーから疲れてんだろ。遅くまであんがとな。愛してるよ、おやすみ。
コウくんの本気、楽しみにしてますよ。…でも週末はデートにも行きたいですし、髪もそろそろ弄りたいですし、休日が週に2回って事に絶望しちゃいますわ。慣れって恐ろしい。──まあこれでも歳上は敬うタイプなんで。コウくんの事も敬ってましたけど、マジで兄貴感パなくて生意気言っても許してくれるって安心感はありましたわ。だからこそ滅茶苦茶懐いた訳ですし。…悪戯しても良いっすけど、寝てる間に何かされる事だけは覚悟しておいてくださいね。馬鹿犬を免罪符に摘み食いは止めるつもりがないんで。──…ん、じゃあ癒されたい時はそうします。でもコウくんって不思議とタイミングを図ったかの様に与えてくれるんすよ。今日の写真とか。…やべ、今のはきゅんとして寝れなくなりそうっすわ。好きが溢れちゃいました。この分も併せて週末に責任取って貰いますね。俺の方こそ、明日忙しいのに遅くまでありがとうございます。良い子で待ってるんで、頑張ってくださいね。おやすみなさい、愛してますよ。(寝室へと辿り着くと相手のボトムを畳み、己も寝巻きへと着替えて恋人の隣へと横たえて。用意された腕へと頭を載せると、程なくして相手が眠りに就いたところで愛しげに髪を撫で寝顔を堪能し、口付けを贈ってから己も瞼を伏せ)
ココちゃんただいまー。良い子にしてたかニャ?(タクシーを使い自宅から恋人宅へとミシンとキャリーバッグ1つ分の荷物を運び入れると、テーブルに4本のレインボーローズを使用したブーケを置いた後に猫の元へと。愛しげに抱き上げ暫し戯れた後に、一息吐いてから荷物を各所へと収納し)
(弱い霧雨の中、眉間に皺を寄せながら仕事の電話をしながら帰路を進み、自宅へと付けば手元の紙袋と鞄を玄関先へと置いた儘洗面台へ進み。暫くその場で話を続けるも漸く連絡が終われば通話を切ってから手洗いうがいを済ませ、鞄を寝室へと片付けて紙袋を再び手に取るとリビングに進み)ただいまぁ…思ってたより遅くなったわ。
あ、コウくんだ。お帰りなさい、お仕事どうでした?(ソファーに腰掛けてテレビを観ている最中、恋人が帰宅すれば嬉々と表情を輝かせて映像を切り、立ち上がって相手の元へと。肩を緩く抱き締め触れるだけの口付けを贈り)
ん、ただいま悠チャン。…いやぁ、今日はつっかれた。明後日も店舗勤務になっちまったし…気合入れねぇとだわ。(恋人の口付けに僅かに頬を緩め、深い息を吐きながら肩口へと額を預ければその温もりを確かめる様に背中へと腕を回し。一頻り堪能した所で顔を上げ、身体を離せば、薔薇を模したメレンゲ菓子の入った紙袋を手渡しつつネクタイを解いてはテーブルに載ったブーケに視線を送り)これ、お土産。久々に百貨店に顔出したから──…んで、アレなに?
可哀想に…疲れた週に6連勤って…しっかも店舗は激務っすね。今日はマジで早く休みましょ。──えー、お土産だー。やったー、ありがとうございます。早速見ちゃおーっと。(恋人を案じて眉を下げては、疲弊した体を労るように柔な手付きでゆったりと背中を撫で抱擁を享受し。不意に紙袋を差し出されれば表情を輝かせながら見開き、嬉しげに受け取り頬に小さく音を立てて口付けを贈り。ご機嫌にソファーへと腰を下ろすと紙袋から菓子を取り出し感嘆の声を上げ、再び嬉々とした表情を相手に向けて)これぜってー美味いパティーンじゃないっすか。やったー、食べるの勿体ねーや。ありがとうございます、嬉しいっすわ。──あ、これはですね…そうだな、じゃあソファーに来て貰おうかしら。
まぁ、責任者だからしゃーないんだけどさぁ…。休日はお前とゆっくりしようと思ってたから、ちゃんと今の内に悠チャン充電しとかねぇとやってらんねぇし、あんま早すぎんのも悩みモンよ。(袋の中身を嬉し気に取り出し笑顔を向けてくる相手の姿に1日の疲労が溶けて消える様な感覚を覚えてはくしゃりと頭を撫でながら、その手元の菓子に一緒に視線を落とし自慢気な表情で笑んで。次ぐ言葉に些か疑問気に片眉を上げつつ恋人の隣へと腰を下ろし、顔を覗き込む様に前のめりに己の膝に体重を掛けて)──インスタ映えしそうだろ?ちとメルヘンだけど悠チャン喜ぶかなって。…なぁんだよ、これで御満足頂けるかしらぁ?
コウくん責任者だったんすね、カッケー。…もー、本当に。週末はコウくんといっぱいやりたい事あったんで、しゃーなしにしても拗ねちゃいます。なんで土曜日はお店行っちゃいますね。帰りに美味しいご飯食べましょ。お寿司かなー、焼肉かなー。迷います。──いやマジ映えますわ。俺の感性がオネェなのは有名な話なんで、めちゃめちゃ嬉しいっす。(にこにことした表情の儘撫で受けては、菓子をテーブルに置き写真を撮影した後に1つ手に取り己の口元へと。口内に広がる甘みに笑みを深めては、もう1つ手に取り今度は相手の口元へ。表情を覗き込まれれば先刻までの表情から一変し緊張した面持ちでブーケを手に取ると、控えめに視線を合わせながらぽつりぽつりと言葉を紡ぎ、その甘ったるい内容に己でも恥じらいを覚え肌の色を朱に染め上げ)…あの…今日4ヶ月目で、前にコウくんにバラ4本は死ぬまで気持ちが変わんない的な意味だよって教えて貰ったじゃないですか。それで…まあ俺もそんな気持ちだって伝えたくてお花プレゼントしたいんですけど、あともう気持ちが変わらないから同棲して欲しいなって、俺の必要な荷物全部家から持って来ちゃいました。月末には退去しようかなって思ってるんですけど…えー、何て言えば良いの?今日から同棲させて貰えませんか?
俺の受け持ちのブロックではってレベルだから別に偉くも凄くもねぇけどな。いざって時に走り回るのが俺の役目な訳。…うっわ、来んの?多分この間と一緒であんま構ってやれねぇよ?久々の再開だから客も多いだろーし。まぁでも飯は行ってやれると思う、多分今日と同じ位には終わるはずだし。焼肉でも寿司でも小洒落たフレンチでも強請っておいで。──ハハ、良かった。新卒の子の前でめちゃくちゃ悩んで笑われた甲斐あるわ。(お決まりの様に口元に差し出された菓子に一瞬怯むも咀嚼している内に口の中の甘さがすぐにじわりと溶ければ存外食べ難い物でもなく、くつくつと喉を鳴らし。恋人が予想に反してどこか照れ臭そうな表情を浮かべると込み上げる愛おしさに緩く頷きつつ瞼を伏せながら穏やかに言葉に耳を傾け。プロポーズ一歩手前の様な言葉が途切れれば視線を上げ相手の手中に収まるブーケをするりと抜き取っては気障ったらしい笑みを浮かべて相手を見据え言葉を紡ぐと額に口付けを贈り)……ふ、熱烈じゃねぇの。この4ヶ月長かったわぁ…早々に鍵受け取って、ウチで寝泊りしてるクセになかなかの最後の砦を崩させてくんねぇから。──俺は最初っからそのつもりだったよ。お前の事囲い込みたくてしゃーなかったし、そうじゃなきゃ家にすら入れねぇし。だから、一緒に暮らそう。
いや滅茶苦茶凄いじゃないっすか。ブロックなら受け持ち数も多いでしょうし、大変だー。…ぴえん、うわって言われた。でも閉店間際にちょっと覗くだけですもん。じゃあ、ご飯は焼肉かステーキが良いっす。んで時間あったら例のフラペチーノ飲みましょ。──はは、新卒の方からは彼女思いの良い彼氏って思われたんじゃないっすかね。このおやつ、味も美味くて最高っすわ。後でインスタに上げますね。(恋人が苦手な筈の菓子を食して笑むのを見れば満足げに表情を綻ばせ、口調も自ずと甘ったるいものに。拙い言葉で告げた言葉を真摯に聞いて貰えば気恥ずかしさは増し視線を逸らすも、手中から花束が引き抜かれれば驚き再び視線をそちらへと。想定外にプロポーズの様な言葉で返されれば頭が混乱し暫しフリーズするも、徐々に言葉の意味を理解すれば涙腺が緩むのを感じて両手で顔を覆い隠し)… うえーん…一緒に暮らそうだなんてイケメンな台詞、反則過ぎますわ…。──…嬉し過ぎてほんっとに頭おかしくなりそう…やられた。…俺は繰り返し言ってる通り、全部コウくんのものになりたいんで…これから宜しくお願いします。
…だあって、お前が店に来るってなるとソワソワすんだもん。まぁ、催事もないし前ん時程気ぃ張ってねぇと思うけど。あー、ステーキ良いなぁ…最近全然食ってねぇし。んじゃそれを楽しみに今週ももうひと頑張りしねぇとな。──ふ、それなら良いんだけど。大の男が可愛い菓子並んだショーケースの前で悩むの結構ダサくね?でもお前が喜んでくれたならそれだけで何でも良くなっちまうわ。投稿してたら匂わせでいいね付けといてやろ。(甘ったるく鼓膜を震わせる声に照れ隠しの様に茶化した言葉を返しては子供染みた笑みを浮かべ。ブーケを手にするのとは反対の手で表情を隠す手を緩く掴んでは指を絡めつつそこに収まるリングを軽く撫ぜ、小さく含み笑いを溢し緩く首を傾げ相手の表情を窺い見ては請う様に頬を摺り寄せて)こんなイイ言葉貰っといてYESだけで済ませるのなんか味気ねぇだろ。どうしたって俺の全部で返したくなっちまうから、こーゆー事しか言えねぇのよ。俺こそよろしくな、寂しい思いさせたり苦労掛かるかも知れねぇけど大事にするよ。──…で、可愛い可愛い恋人にキスしたくて堪んないんだけど。そっちの手も外してくんねぇかなぁ。
でも俺なんてオススメすれば何でも即決で買う優良客だと思うんすけどね。俺からコウくんをとった報復にやっぱりお店に襲来しますわ。楽しみにしててくださいね。──やった、ステーキだ。言葉だけでもう腹が減って来たんすけど。じゃあそれを楽しみに、明日は俺も自宅のお片付け頑張って来ます。──男があんな洒落たとこに居たら誰も自分で食うとは思わないっすよ。とは言え、恥を忍んで買ってくれたコウくんが愛しくてしゃーないです。…はは、是非ともいいね宜しくお願いします。俺、みんなにコウくんの事自慢したいんで。──ううっ…コウくんのそう言うトコに俺はベタ惚れなんです。本当に好き…愛してます。大事にされてるのはマジで解ってるんで…俺もちゃんと良い子にしますね。(顔を隠す手が奪われれば、瞼を伏せ唇を結びつつ涙を流す情け無い顔が半分だけ晒され、思わず照れまじりに一笑し。愛しさを込め手を握り返しては、相手の頼みに刹那躊躇するも、もう一方の手もゆっくりと空の手を己の膝元に下ろして涙が滲む眼を披露し、濡れた睫毛を伏せてから口付けを贈り暫し余韻に浸り。名残惜しさを覚えつつも緩慢に立ち上がっては)──さて、幸せな内に寝ましょうか。結局早く寝かせれなくてすんません。この儘蹴って寝ちゃってくださいね。
ウチなんかで買い物しなくていーよ、物色するだけして欲しいモンあったら言っておいで。…フハ、気が早ぇなぁ。でも頑張った週の終わりに恋人とステーキとか最高だよな。悠チャンの引っ越し祝いも兼ねていい肉食おうぜ。──ま、悠チャンとかならまだしも、俺の見た目ならそりゃそうか。百貨店行くとついついなんか土産買って帰りたくなるんだよ。…そりゃもう喜んで。俺だってお前の事自慢してぇし、実際周りに自慢してるしなぁ。──…可愛い。俺も愛してる、いつだって悠チャンの事で頭ん中いっぱいなんだわ。俺には勿体ねぇ位の出来た恋人だよ。(涙を頬へと伝わせながらも笑みを浮かべる姿を目にしては潤んだ瞳に思わず見惚れ、感嘆混じりの息を吐くも高鳴る胸の鼓動に常時より些かぎこちない口調になり。仄かに塩気の混じった口付けに頬を緩め、軽く啄んでから話すと濡れた目尻にも唇を触れさせ、相手が立ち上がれば手を取って寝室へと進むとスーツを脱いでからベッドに横たわり)──全然。悠チャンしっかりチャージ出来たし、めちゃくちゃ幸せだから明日も頑張れるわ。俺の4ヶ月記念のプレゼントはデートまで待っててな。…おやすみ、悠。愛してるよ、俺のモンになってくれてありがとな。
はは、太っ腹だ。流石立場のある方は違いますね。…マジでお腹減りました。コウくんが寝たら沢山ちゅーしてお腹を満たします。やった、良い肉なんて滅多に食った事ないんでワクワクしますわ。百貨店にも行くし、じゃあその日は気合い入れて行きますね。──何言ってるんすか。コウくんこそ、俺には勿体ないくらいの恋人っすよ。こんなイケメンに一途な愛情を注がれて生きてる事が、今の俺の何よりの誇りなんで。(目元へと口付けを贈られれば再び小さく笑い、鼻を啜ってから服の袖で涙を拭い相手に続いて寝室へと。寝巻きへと着替えて相手の隣へと横たえると、眠りへと就く前の相手ならきっと記憶に残らないだろうと踏み小さな声で想いを溢し。規則正しい寝息が聞こえて来たところで口付けを贈ると、自ら相手の胸元へと収まり、幸せを噛み締めながら瞼を伏せ)4ヶ月なんてキリが良い記念日でもないですし、プレゼントなんて気にしないでください。その代わり半年記念は楽しみにしてます。──レインボーローズの花言葉って、奇跡って事らしいんです。奇跡が起きて付き合えたコウくんに死ぬまで変わらない想いで居たくて…って、らしくもないな。こちらこそ、俺の願いを叶えてくださってありがとうございます。愛してますよ。おやすみなさい。
あー、直帰申請してるし平気。俺営業車で帰るけど送って行こうか?──ん、オッケー。一服して来るから先車乗ってて。(想定外に開店準備が早く終わり、時計を確認しては新卒の女性と会話を交わし、営業車のキーを渡してから喫煙所へと進み。緩んだ頬でタバコを加えながら『仕事早く終わったわ、新卒送ってから帰るよ。』と恋人へとメッセージを送信して)
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