雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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コウくんが絆されてくれなかったら、俺があの曲の状態に陥ってましたわな。もう喫煙所には行かねえ…ってなってたんじゃないかしら。まあ意志薄弱なんでどうせすぐ諦めて通ってたんでしょうけど。──だってこんなに恋人と過ごせるなんて、今と老後くらいしかないんじゃないっすかね。俺元々そんなに欲ないんで、一緒に居れる事以上の幸せはないっすよ。…やっぱ薬しかないっすよねー。じゃあちょっと試してみますわ。明日俺が寝言ほざいてたら、アイツ薬やったって笑ってやってください。(揶揄う言葉に一笑しては、首を横に振り相手と少し距離を取り。態とらしく両手を頭の高さまで上げて見せては)まさか。でもそう誤解されてもしゃーない自覚はあるんで、ちょいお触りは自重しますわ。制限時間は俺の気紛れ次第ですけど。
フハ、そりゃみんな悲しむからそうならなくて何よりだわ。悠チャンは居るだけでみんな元気貰うだろーし、癒される…勿論俺を筆頭にな。つかそう思うとマジで奇跡的だよなぁ、あのタイミングであの状況じゃなきゃ俺らがくっつく事なんか無かったのかも知れねぇな。──可愛い事言っちゃって。でもこれから先、幾らでも一緒に過ごせるよ。夏祭りにハロウィンにクリスマスだろ、年越しだって一緒に出来るしまたバレンタインだとか…思い出がどんどん増やせる。幸せなんかどんだけ積み重ねても良いんだから。…まぁ、薬のせいでおねんねモードだったらそれはそれで一緒にダラダラしてやるから別にいーよ。俺も薬と酒とエナドリ一緒にキメたらもーダメだし、おあいこっつー事で。(戯けた様な所作をする相手に破顔しながらも、冗談だと理解すればそれに倣い。ヘッドボードへと預けた背を離し寝具の上に胡座で座り直して)…お。我慢大会?いーよ、1ヶ月耐えたのに比べりゃ屁でもねぇわ。
この喧しさを癒しなんて言ってくれんのはコウくんくらいっすよ。パリピだから騒音慣れしてるんだと思いますわ。…ね、幾らコウくんの事が好きでも本当に付き合えるなんて思ってなかったし、何なら友達として末長く安定した関係で居れるならそれで良いやって感じだったんで。ポロっと口を滑らせてなかったら…あーでも、やっぱ懲りずに絡みまくって、結局告ってたかもしれないっすわ。──あはっ、確かにまだまだ色んなイベントがありますね。そっか、じゃあ確かに幸せはこれからも増していきそうですね。楽しみっすわ。…ウケる、薬と酒とエナドリなんていかにも混ぜるな危険って感じじゃないっすか。命張ってますなぁー。(徐に手を下ろすと、便乗した様子の相手に思わず吹き出し。我慢すると胸に決めるなり無性に触れたくなる感情を抑えるべく腕を組んでは、視線を僅かに逸らし)お、コウくんも参戦します?じゃあ勝負だ。因みに1ヶ月禁欲生活でもしてたんですか?
そうかぁ?…俺以外にも居ると思うけどなぁ。別に穏やかで刺激が全く無いのが癒しの全てでは無いだろーし。まぁでも俺が静かなのより喧しい位のが落ち着くのはあるけどなぁ。…ハハ、随分嬉しい事言ってくれんじゃねぇの。でも俺がバリタチなの知っててよく好きになったよなぁ、悠チャンもタチ寄りだったのに。──思い出と幸せは比例すると思ってんよ、俺は。今までそーゆーイベント事はダチとか家族優先だったしなぁ、恋人と過ごすっつーのはレアだし。…だぁって俺が薬を理由に酒もエナドリも辞めると思う?ぜってぇ無理だろ。しかも良い感じにキマると相乗効果でめちゃくちゃ楽し──…いや、マジでジャンキー一歩手前だと思われるからやめとこ。(視線を逸らす相手を尻目にへらへらと笑みを浮かべながら顔を覗き込めば巫山戯て投げキッスを贈ってはやも可笑しそうに笑い声を上げ)よっしゃ、受けて立つわ。因みに飛び道具はアリ?…お前と付き合った当初は1ヶ月禁欲生活だったよ。後にも先にもあん時ぐらいだわ、あんなに我慢したの。
癒し系っつーのは志摩くんとか浅木さんとか匡さんみたいなタイプじゃないっすかね。俺に癒しを感じたなら、只単にコウくんが俺の事が好きだからだと思いますよん。──それな。最初っからノリが合ったから、別にタチネコ考えずに好きなったんすよ。でも初めてキスした時は正直自分がキモくてしゃーなかったっすわ。やっぱ俺がネコになるとキメーなって、コウくんにも申し訳なかったですし。その辺の葛藤もありましたけど、やっぱ好きな気持ちは抑えれなかったんすわ。──成る程、それで言ったら俺達の幸せはまだまだっすね。…じゃあ気合いを入れて、俺と過ごしたイベントも悪くないって思って貰える様にしなくちゃ。…ははっ、楽しい事優先な感じはコウくんらしいっすね。俺も薬飲むと割と飛びますけど──…ってトコまで被ってるのが恐いなぁ。(相手の姿が視界に入ればそちらへと視線を向けるも、次ぐ所作に愉快げに笑いお返しとばかりにウィンクを投げ)飛び道具…って、ふっ、投げキッスですか。勿論OKですけど、流石に童貞じゃないんでまだ大丈夫っすわ。…あー、それか。コウくんが手を出してくれなかったんですもーん。大事にしてくれたんですもんね?
まぁ確かにあの人らは正統派の癒し系なのは分かるけど、雨月さんとか悠晴さんとか春クンらと話してるのも癒されるじゃん?その感覚の延長線っつーか。まぁ勿論悠チャンが唯一無二なのは変わんないんだけど。──…正直俺はバリネコあんま興味ねぇしなぁ…。そんなら女抱いた方が楽しいし、男に手ぇ出すならタチとかノンケのがクソ生意気で楽しくね?ま、でも自分がネコやってんのキメェっつーのは今になっちゃ理解出来るわ。…こーやって考えるとお前の事色々悩ませちまってたんだなぁ、ごめんな。──どんだけしんどくなってもイベント事にしろ日常の思い出にしろ思い返せるモンがあるってだけで変わるしなぁ。少なくとも悠チャンと過ごす毎日は悪くない…つか、最高だなぁと思ってんよ。…そりゃ楽しくなくっちゃ意味ねぇからな。今が楽しけりゃ後先なんか考えらんねぇわ。フハ…ほんっと、似なくて良い所似てるよなぁ。(飛んできたウィンクに小さく笑声を溢すも、ふとスマホで時間を確認してはTシャツとボトムを脱ぎ寝具に寝転がり)ハハ、残念。色気足りなかったぁ?…そりゃお前が手ぇ出してくれって言えばいつでも出す気で居たけど言わねぇんだもん。まぁ、そーね…俺が我慢してケジメになるんなら別にそれでも良いかなって思ってたし。…っと、そろそろ悠チャンはおねんねの時間だ。クレームは明日幾らでも聞くから今日は寝よ。ちゃあんと寝てた方が鼻炎薬しんどくねぇだろーし。蹴って良いから少しでもちゃんと寝て。
成る程、あの方々と同じ分類にして貰えるなんて恐れ多いっすけど嬉しいっすわ。ならコウくんも癒し系っすね。取り分け俺に良く効く。──…あー、タチ喰い派っすか。やっぱり生意気な奴が好きなんじゃないですか。なら好かれたいからこそ懐くの止めよ止めよ。俺もタチの端くれ、察するとこ抵抗して蹴飛ばすくらいの活きの良い奴が好きなんじゃないですか?まあやんないですけど。もっとコウくんの好きな男を聞いておくべきでしたわ。…つか、俺が勝手に身分弁えずにコウくんに惚れて悶々しただけなんで、謝られるのは違いますよ。駄目駄目。──色気は十分。けどスタート直後にギブアップしたらヤベー奴じゃないっすか。あれはジャブで、もっと大技が出るのかと思ってました。…あー丁度この感じ、露出的な。じゃあこの勝負は俺の負けで良いです。勿論一緒に寝てくれますよね?(相手が衣服を脱ぐ所作を横目で眺め囃立てる様に口笛を鳴らしては、隣へと横たえ身を寄せ頬へと口付けを贈った後に瞼を伏せ)じゃあお言葉に甘えて明日バッチリクレーム入れておくんで、お詫びの品のご用意をお願いします。…なんてのは欲しがりなんで本当にしますけど、お気遣いありがとうございます。コウくんも蹴って寝ちゃってくださいね。おやすみなさい、愛してますよ。
ハハ、俺に関してはあそこと悠チャンの前とで見せる顔は全然違ぇつもりだから。お前がそう思うんならそりゃ悠チャンだけが知ってる部分じゃねぇの。──だぁから、清楚系も生意気な奴も俺の下で変わってく過程が好きなんだっての。そもそもこんなに俺の事骨抜きにしてるクセにまぁだ好かれようとしてんだから貪欲だよなぁ。…そもそも身分弁えずとか何言ってんだっつー話だけど…まぁでも、俺がもうちょい最初っからまともな奴だったら悩ませる必要も無かっただろ。──…フハ、悠チャン本当に俺の身体好きねぇ。勝者にはなんかご褒美あんのかなぁ。しゃーないから明日期待して今日は一緒に寝てやろ。… Okay-dokey、そんじゃ明日は菓子折でも用意しといてやんよ。それか満足行くまでキスしてやっても良い。お前がちゃんと寝てくれんなら安いモンよ。(贈られた頬への口付けに満足気に頷けば、相手の腰元と頭にそれぞれ腕を回しては緩く撫で摩りながら快活な笑い声を交えてつらつらと冗句を紡ぎ。次第に規則正しい寝息が聞こえてくれば頬と瞼、額へと順に唇を載せてから声のトーンを落として囁きゆっくりと目を閉じて)おやすみ、悠。愛してるよ。
(春らしい温かな日差しを浴びつつアルバイト先へと向かう最中、電車で椅子に腰を降すと『クレームです!昨日無理矢理寝かしつけられたんですけど!』、『お菓子はいつか欲しいですけど、外にでたら危ないんでキスで良いです!』、『行ってきます。愛してますよん。』と送り、残り暫しの乗車時間を心地良さそうに瞼を伏せ過ごし)
(愛猫と一緒にベランダへと出て日向ぼっこをさせている中でスマホを確認しては、その内容に頬を緩めながら暫し思案した後に『今日帰ってきたらたくさんお詫びしてやろうなぁ。』、『気をつけていってらっしゃい。愛してるよ。』と送信しては大きく伸びをし、愛猫を腕に抱くと部屋に戻り)
…いやー、やらかしましたわー。つか天気良いっすね。(教育係と飲食店にて料理を待ちつつ、互いにスマホを操作しながら器用に会話をする最中。恋人へと『ウケる、今日休みだったのに間違って行っちゃいました。そのまま出勤になっちゃいましたわ。』、『お詫びの楽しみがなけりゃ精神崩壊してましたよ。帰ったらよろしくおねげーします。』と絵文字を交ぜ送信ては、窓から差し込む光にふわふわと夢見心地に目を細め)
ハハ…バッカ。(目的の買い物を済ませ家電量販店の駐車場でスマホを見つめ思わず言葉を漏らしながらバイクへと跨り。『やーば。ダラダラし過ぎて日付感覚狂ってんじゃねぇの?』、『和菓子か洋菓子ならどっちが好き?』と唐突な質問を送っては花屋へと向かうべくエンジンをかけ、澄み渡った青空の下再び愛車を走らせて)
…せんぱーい、煙草行きましょー。田崎眠いっす。(暇潰し業務に飽きたところで恋人からの確認をすると、適切なツッコミににやにやと表情を緩めつつ『そうなんすよ。ゆるキャラでしょ?』、『マジで菓子折くれるんすか。やった。洋菓子希望っす。』と送信し、同じくダラけた教育係を誘いデスクを立ち)
──ただいまぁ、ココ。(帰宅を果たせば足元に擦り寄ってくる愛猫を踏まない様に廊下を歩き、一先ずリビングに荷物を置いてから手洗いうがいを済ませ。もののついでに買った紫のカーネーションを基調にしたミニブーケを玄関に生けてから恋人のメッセージを確認して。懲りない様子の文面に一笑しては『おしゅし化が進んでるわな。』、『菓子折っつー程上等なモンじゃねぇけどな。はよ帰っておいで。』と送り、ソファーに腰掛けると膝に飛び乗る愛猫の頭を撫でてやり)
(恋人からの連絡を確認すれば足取りも軽やかに帰路を進み、帰宅を果たし。玄関に飾られたブーケに感嘆の声を揚げてはスマホで写真を撮影した後に、手洗いうがいをしてリビングへと。真っ直ぐ恋人の前へと赴くと、抱擁を求めるべく腕を広げ)ただいまでーす。玄関の花は母の日のですか?綺麗っすねー。
(玄関から物音が聞こえてくれば恋人の帰宅を想像するのは容易で、膝の上の猫を抱き上げると頬擦りしながらくつくつと喉を鳴らし。リビングの扉が開くと漸く愛猫を床に下ろすと腰を上げ、求められる儘に恋人の腰を抱くと額に口付けて)おかえり、慌てん坊。そ、お袋に贈る用の花束手配してきたついで。偶にゃあ花のある生活もいいよなぁ。
いやー、やらかしましたわ。クレーム入れたのが赤っ恥っすよ。でも噂のおやつはちゃっかり頂いちゃいます。(瞼を伏せ口付けを甘受しては、冗談めかす様な口調をしウィンクを1つ。屈んで猫を一撫でしてはソファーへと腰を下ろし、スマホで相手が購入したブーケを表示させ眺めつつ目元を緩め)ちゃんと贈り物して偉いっすね。親孝行な息子さんでママもさぞ嬉しいでしょうなぁ。…ほーんと綺麗。今回のは花言葉を意識して買ったんですか?
ハハ、マジでちゃっかりしてんなぁ。…差し入れでよく買うサブレなんだけど、女子から人気だし多分悠チャンも好きだと思うぜ。(相手を解放すると紙袋からレトロなデザインの缶を取り出しては頭の上に載せて、隣に着座すると視界に入ったスマホの画面に思わず破顔しながら肩口に寄り掛かる様に体重を預け)ふ、まーた撮ってる。まぁ花は添え物程度だからあんま考えてねぇよ、単にいい歳だし落ち着いた色味にしただけ。…つか、そもそもお袋にんな気障ったらしい事しねぇわ。
やっぱコウくんが俺のためにって買って来てくれたものなら、ありがたく頂いた方が良いかなって思いまして。…わあ、お洒落な缶っすねー。やった、じゃあバイトで小物入れに使います。おやつも今食べますね。ありがとうございます。(紙袋から取り出された缶を嬉々と眺めては、頭に載せられたそれを落とさない様にとバランスを取るも、滑り落ちたところをキャッチしては愉快げに笑い丁寧に開封し始め。肩口に相手の体温を感じればスマホを仕舞い、頭を撫でるべく手を伸ばし)添え物って事は、他の物もプレゼントするんですか?…えー、コウくんのママ美人っすから、俺ならぜってーマザコンになるのになー。つか紫のカーネーションって珍しいっすよね。特別感がありますわ。
どーせ今日は出掛けるつもりだったし、ついでに寄って行こうと思ってさ。チョコの味のとプレーンのが入ってて、バターの匂いがめちゃくちゃ良いんだよ。(缶を開ける姿を穏やかな瞳で見つめては中身を指差してはプレーンを1つ摘み相手の口元に差し出し。相手に身を委ねる様に緩く目を瞑るも束の間、直ぐに目を開くと茶化した笑みを浮かべては身体を離し、顔を覗き込むべく重心を前に移し)そ、メインはバルミューダのオーブンレンジ。この時期になると息子達に欲しいものリスト送りつけてくんの怖いよなぁ。…見慣れてっから美人とは思わねぇけどなぁ、見た目が派手なだけだよ。それこそ小学校ん時授業参観とかめちゃくちゃ嫌だったぜ。…な、結構綺麗だったから買っちゃった。
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